けいけん豊富な毎日

合間にちょっと安保関連についてチラシの裏   担【けん♂】

えーっと・・・土曜の昼からまだ寝ずに仕事中。

回顧記事も書けず、せっかく頂いたコメントの返信も遅れてしまっており、
今週のレースについてもまだふれることも出来ていませんが、
一旦どこかで眠って起きるまで頭がまったく回りません(>_<)

毎度毎度こんな泣き言めいたことを書いていることが
恥ずかしいのですが、なんとか一段落し次第、
立て直してまた頑張っていきたいと思います。

※ボケた頭でつらつらと書いたので、チラシの裏程度ですが
 ちょっと合間に安保関連について↓

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

当たり前の話ではありますが・・・日本は国連に加盟しています。

国連憲章の51条には

「国際連合加盟国に対して武力攻撃が発生した場合には、
安全保障理事会が国際の平和及び安全の維持に必要な措置をとるまでの間、
個別的又は集団的自衛の固有の権利を害するものではない。」


といった文面(抜粋)があり、要は攻め込まれたら個別にしろ
集団(国際協力)にしろ、自衛して良い、ということが
書かれています。

まぁそりゃおかしな宗教に侵されているのでなければ(爆)
攻め込まれたら自国を守る行動を起こすのは当然の話。
右の頬を・・・とか言ってる場合ではありません。

となると・・・今度は振り返って「日本国憲法」。
巷でよく叫ばれている有名な9条とは↓

1.日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、
  国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、
  国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。

2.前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、
  これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。

この2項目に分かれているわけですが・・・一切の戦力を持たずに
自国の防衛なんか出来るわけもなく、ある意味この9条は
国連憲章を否定している内容になっている、と言えます。

で、実際問題、この9条を厳格に守って国として成り立つわけもなく、
成り行き上、作られたのが「自衛隊」。

戦車も戦艦も戦闘機も保持しているわけですから
普通に考えれば・・・完全に憲法違反です(爆)

今回の安保法案が「憲法違反」だと学者が言ってるというのは
ある意味、当たり前の話。
そもそもグレーゾーン扱いされているとはいえ、
自衛隊を保持している時点で学問上では憲法違反である、と
言う学者が多いわけですから、憲法違反の自衛隊の活動なんか
もちろん憲法違反以前の問題ですよね(笑)

なので「学者が安保法案は憲法違反って言ってる!」なんていう
マスコミの報道は、本来は自衛隊自体を失くすべき、という
ところにまで発展してしまうような話なわけで
安保法案に限定して報道するのはちょっとズルい、というか
あえてミスリードしようとしてるというか・・・(^^;

で、今度は今回の安保法案についてですが、
おおまかにポイントを整理してみると

・集団的自衛権の明記
・米軍以外も支援対象とする
・自衛隊が日本周辺以外での活動(船舶検査、海上輸送など)を
 出来るようにする

まぁ・・・こんな感じでしょうか。

先ほどふれたとおり、集団的自衛権は国連憲章で保証されている
権利であるわけで、本質的には問題ないはず。
というか、日本国憲法にも「自国のことのみに専念して
他国を無視してはならない」と書かれているわけで
みんなで協力してお互いの自衛のために行動しましょう、というのは
本来の憲法の精神に基づいている、と言えます。

日本と協力関係にある国は米国以外にも多く存在しているわけで
それらを無視することは出来ません。
結局のところ、そういう国際協力自体がひいては
日本を守ることに繋がるわけで、「自衛のため」という
精神を忘れないことを大前提として、各国と協力できるように
法整備をすることは重要だと思われます。

ということで、もちろん自衛隊の活動出来る範囲も
日本国周辺に限定するわけにはいきません。
モノにしろ、人にしろ、今の時代は地球の裏側だって
遠い世界の話ではなくなっているわけで、
協力体制を取りながら広く平和のために活動できるようにする、
というのはむしろ当然過ぎるくらい当然の話。

ってなわけで・・・安保法案に反対の人は

・日本のことは米国にお任せ!でも現場では一切手伝わないよ。
・もちろん米国以外の国のお手伝いなんてもってのほか!
・地球の裏側で何をしようと知ったこっちゃないよ。
 いざとなったら米軍が助けてくれるんでしょ?

と言っていることになるわけですが、理解しているんでしょうか?

要は・・・自衛権を持つ、ということを「戦争が出来る」と
捻じ曲げて解釈し、日本と同盟、協力関係にある国を手伝うことを
「戦争支援」と呼んでいるに他ならないわけで
さらにどこからともなく、徴兵制なんてものを勝手に持ち出して
デモを起こし、なんとかして、日本が孤立、弱体化するように
仕向ける・・・これって完全に「売国活動」ですよね(爆)

雰囲気に流されて、もしくは無茶苦茶な煽り文句に
乗せられて、反対!と叫んでいる(叫ばされている)人たちは
是非、もう少し自分自身で情報を整理して貰いたいものです。

自分が強盗に襲われているのを警察やガードマンが
助けにきてくれたとして、彼らがピンチに陥ったら何かしら
手伝いますよね?っていうか手伝うことが自分の身を守ることに
繋がることくらいわかると思うんですけど(爆)
それが国と国とのことになると、なんでわからないのか
それこそ本当に疑問です。

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キーンランドC最終予想   担【けん♂】

結局のところ時間切れ。
キーンランドC(札幌1200m)についてまとめていきたいと
思います。

積極的に逃げたい先行馬が不在。
特に内枠に控えるタイプの馬が集まった感じなので、
中ほどからマジンプロスパー、外から被せてオメガヴェンデッタ、
場合によってはペイシャオブロー辺りが前に行く
形になりそうです。

どの馬が前に行くにしろ、ハイペースは考えにくく
ある程度淡々と流れるのであれば消耗度は低く、
基本的には前優勢のレースになりそうです。

人気を背負いそうな馬はかなり差し馬に偏っている感じなので、
ペースの作り方、仕掛けどころ次第でもしかしたら
大荒れがあってもいいかも?!

【これまでの考察】
展開分析→ココ
体重別実績→ココ
年齢別実績→ココ
各馬分析1→ココ
各馬分析2→ココ
各馬分析3→ココ
過去の勝ち馬の馬体→ココ
馬体について→ココ
斤量負担分析→ココ

※すいません。コピペ失敗により、印を打った部分(+α)が抜け落ちて
  しまっていました(>_<)


【今回の予想】
◎オメガヴェンデッタ
〇マジンプロスパー
▲エポワス
×レッドオーヴァル
×ティーハーフ

積極的に行くことが条件になりますがオメガヴェンデッタは
馬体の出来もよく、勢いのある今回はそのまま
押し切ってしまえるチャンスかも。

マジンプロスパーは・・・ちょっと狙い過ぎかもしれませんが
今回は前に行けるなら本来の実力、実績を活かせそう。
現状では控えたら洋ナシの公算が高いので
積極的な競馬を期待。

エポワスは年齢の割に出走回数が少なく、前々で競り合う
形になれば前走のように実力馬相手でも勝負になりそうです。

レッドオーヴァルは馬体の出来を見たら本命でもいい
感じですが、脚質が極端なのでヒモ候補に止めておいた方が
いいかもしれません。

同じくティーハーフもどこまで差し込めるか。
前走の末脚を見たらどこからでも届いてしまいそうですが
人気との兼ね合いを考えるとそこまで信用は出来ない
気がします。

うーん、馬券的には思い切ってもっと絞ってしまうかも(^^;
秋に繋がる内容を期待したいですね。

キーンランドC(斤量負担分析)   担【けん♂】

この辺りからパソコンに向かえる時間が限られてしまい、
なかなか煮詰めることが出来ない歯痒い状態に・・・(>_<)

キーンランドC(札幌1200m)についてもう少し
見ておきたいと思います。

【実質斤量負担】
キーンランド斤量負担

近年、出走馬の大型化が進むにつれ、上位入線馬もある程度
馬格がある馬が占めるようになってきている傾向。

今年の出走馬の平均馬体重(前走ベース)は・・・474kg

04年以前のような460kg台ということはありませんが
近年の中では最も軽い平均馬体重となっています。

昨年のような例外はあるにしろ、牡馬は480kg、
牝馬は460kgは欲しいところ。

1番人気が予想されるティーハーフは馬格の面では
不足があり、前走から斤量も増える今回は
今後を占う試金石となりそうです。
ここであっさりこなせるようなら、斤量負担に対する
耐性が高い馬として例外扱い出来そう。

昨年好走したレッドオーヴァルも相変わらず小柄な馬格。
好走経験があるので侮れませんが過信は禁物かと。

実質斤量負担では12.0%が好走の上限。
勝ち馬に関しては11.5%以下になりがち。
新鋭オメガヴェンデッタ、レンイングランド、
ベテランのマジンプロスパー辺りには注目しておきたい
ところです。

特に前走で勝っているのに斤量が減っている
オメガヴェンデッタは斤量面で最も期待出来そう。
母に負けないスプリンターとして活躍できるか、
楽しみにしたいですね♪

新潟2歳S(対策について)   担【けん♂】

新潟2歳S(新潟1600m)の勝ち馬及び、2着馬のその後の成績を見てみれば
抜きん出た実力で重賞を勝った
という例が少ないことは(残念ながら)明白。
13年のハープスター、イスラボニータのように大出世した例は
かなりのレアパターンで、12年の勝ち馬ザラストロ、2着馬ノウレッジも
その後はかなり厳しい成績になってしまっています(>_<)
昨年のミュゼスルタンはNHKマイルで3着に入り、アヴニールマルシェは
東スポ2歳Sで2着に入りましたが、クラシックには届かず。
今後はどうなっていくのか注目ですね。

まだ不安定な時期に不安定な馬同士が競い合うレースだと考えれば
前走の内容うんぬんを吟味するよりも、「バクチ」だと見切った方が
いかもしれない・・・ということで、ここ3年はかなり無茶な攻略法?を
考えて試してみました。

以前は堅く決まることも多かったレースですが、近年になって
凄まじく荒れるレースが多発。それだけ考察上では考えにくい
穴馬の激走が続いている、という傾向になっています。
直近の9年間のデータを取ってみると・・・

新潟1400mを経験している馬の出走頭数(1600m未経験)
06年 6頭
07年 6頭
08年 5頭
09年 7頭
10年 8頭
11年 6頭
12年 5頭
13年 7頭
14年 4頭

新潟1600mを経験している馬の出走頭数
06年 4頭
07年 6頭
08年 1頭
09年 5頭
10年 3頭
11年 3頭
12年 3頭
13年 1頭
14年 3頭

★上記の馬を馬連BOXで買った場合の投資金額(1点100円として)
06年  4500円
07年  6600円 
08年  1500円
09年  6600円
10年  5500円
11年  3600円
12年  2800円
13年  2800円
14年  2100円

★各年の新潟2歳Sの馬連の配当
06年  7680円
07年 44860円
08年   不的中
09年  7500円
10年 29400円
11年   950円
12年   不的中
13年   不的中
14年   不的中

収支
06年  3180円
07年 36260円
08年 ▲1500円
09年   900円
10年 23900円
11年 ▲2650円
12年 ▲2800円
13年 ▲2800円
14年 ▲2100円

合計  54390円

一応ですが・・・大幅に黒字収支となっています。
11年は堅く決まってしまい、的中しても赤字になっている上に
この方法を試した途端、3年連続で不的中になっている点が
泣けるところですが(爆)基本的には単年で見ても的中さえすればなんとか
黒字になることが多くなっています(^^)

10頭BOXとか12頭BOXだとか・・・かなり無理があり過ぎるわけですが
配当が爆発的になりやすいだけに、こんな無茶な戦略が通用してしまう
というのが恐ろしいところ。

どうも人気馬でも実力の程は怪しいぞ・・・と思われる年は
この戦略を使って大きくバットを振り回す、というのも手かもしれません。

悩ましい点があるとすれば・・・中京1400m組
及び、ここ2年で結果を出している東京からの参戦馬をどうするか?

強い勝ち方をして人気を背負っている場合はあえて
無理に当てにいく必要はない、と考えれば・・・むしろ
来なければ高配当!と外れて元々のホームラン狙い
(というほどのものではありませんが)
バクチと割り切って勝負してみるのも面白いかも?!
適当過ぎるだろ!オラァ(p゚ロ゚)==p)`д)グハッ

新潟2歳S(傾向について)   担【けん♂】

新潟2歳S(新潟1600m) について見てみたいと思います。

まず所属地ですが・・・

★勝ち馬
美浦 9勝
栗東 4勝

★複勝圏入着頭数
美浦 28頭
栗東 11頭

というようにかなり関東馬優勢
ただし・・出走頭数自体に大きな差があるので当然と言えば当然です(爆)

栗東から入着した11頭のうち、6頭は前走が新潟
11年に2着に入ったジャスタウェイも新潟1600mを勝っていましたし、
その前に3着だったレッドセインツも新馬戦は新潟でした。

まったく関係なしに入ったのは02年のワナ、08年のセイウンワンダー、
11年の3着馬サウンドリアーナ、それに13年の勝ち馬ハープスター及び
3着馬のピークトラム。
最初に挙げた2頭には阪神を圧勝していた、という共通点がありました。
※11年に阪神1400mを勝って臨んだニンジャは惨敗していますので
 阪神が良いわけではないと思います(^^;
サウンドリアーナは改装された中京からいきなり出た好走馬となりましたが
直線の長い競馬場、という観点で共通点があったのかもしれません。
ハープスターも中京の新馬戦を勝っており、ピークトラムは
阪神で2戦したあと、中京で勝ち上がっての参戦。
新たな好走ステップと考える必要はありそうです。

関東馬に関しても複勝圏に入着したのは5頭を除いて前走は全て新潟。
09年の3着馬クロフォード(福島)、11年3着のクイーンアルタミラ
(中山)及び昨年3着のニシノラッシュ(福島)はかなりの例外と見て
良さそうですが13年の2着馬イスラボニータ、昨年2着の
アヴニールマルシェといった東京組は近年の好走パターンに
なってくる可能性があるので要注意。

内回り、外回りの違いはあってもコース経験がある、というのは
大きな強味になるようですが、取捨の条件としてではなく
プラス材料として考えた方がいい感じです。
※11年2着のノウレッジは新潟といってもダートからの参戦(爆)。
 こちらは例外と見て良いとは思いますが、ひとまず「前走新潟」に
 加えておきたいと思います。

新潟2歳Sの決着タイムは天候の問題もあって1.33.8~1.35.4と
バラつきがありますが、基本的には1.34秒台辺りで決まりやすいレースです。
内容的には

Aパターン:道中に12.5以上のラップがない締まった消耗戦
 →02年、03年、07年、10年、11年、12年、14年

Bパターン:道中に12.5以上のラップがあるスローの急加速勝負
 →04年、05年、06年、08年、09年、13年

というように大きく2パターンに分かれていますが、
Aパターンの場合は前走でマイル以下を使われた馬が好走しやすく、
Bパターンの場合は逆にマイル以上を走っていた馬も好走出来る、
というように微妙に傾向も変わっています。

いずれにしろ1400mでの実績馬は好走しやすいので
有力視出来ますが・・・問題は走ってみないとペースがわからない、
ということ(爆)

暴走系の短距離の逃げ馬が出てきたらAパターンに決め打っても
いい感じですが、折り合いを考えてペースを落とすこともあるので
特にこの時期にペースの想定は難しいと思われます。
(そもそもとんでもない馬が逃げたりしたり・・・笑)

傾向はあっても、対策の打ちにくいレース。
悩ましいですが、なんとか今年こそ・・・?

キーンランドC(馬体について)   担【けん♂】

久しぶりの連休、といっても月曜の朝に帰ったので
月曜は昼過ぎまで寝て、なんやかんやとたまった作業をしていたら
一日があっという間につぶれ、気が付けば朝の6時。
さて、ちょっと寝て久しぶりにパチンコでも行こうかと
思ったら職場から連絡が入って急遽出勤。

10時前に一段落したのでそのまま徹夜でパチンコに行って←バカ
ひょいっと座ったガロ(絶狼)ですぐに当たって5箱ちょい出た
と思ったら、また職場から連絡があり、急いで職場に逆戻り。

15時くらいにまた手が空いたのでパチンコに戻りましたが
考えてみればすでに24時間以上起きているわけで、
もうフラフラ・・・。ハンドルを握ったままで何度も
意識が飛びつつ、結局閉店近くまで打ち終わって
なんやかんやで収支はプラマイゼロで終了。

まぁ・・・楽しめたといえば楽しめたのでいいんですが、
さすがに体は限界。0時前にぶっ倒れて
朝方に職場から入った連絡にも気がつかず爆睡。

ちょっと寝過ぎて頭痛になりましたが、ここ何週間かの
睡眠不足を少しだけ解消出来たかな、と(^^;

キーンランドC(札幌1200m)出走予定馬の馬体について
見ておきたいと思います。

【ティーハーフ】
(函館SS)
ティーハーフ15函館SS
(キーンランドC)
ティーハーフ15キーンランド
少しクビを上げた姿勢になっていますが
腹回りが重い感じもないので問題はなさそう。
大きな変化はなく、前後の筋肉もそのまま維持
出来ており、引き続き力は出せそうです。
繋ぎが立っており、洋芝で開花したのも頷けます。

【スギノエンデバー】
(シルクロードS)
スギノエンデバー15シルクロード
(函館SS)
スギノエンデバー15函館SS
(キーンランドC)
スギノエンデバー15キーンランド
以前ほどではないものの、相変わらず
力感に溢れた馬体。雄大な下半身は
ハリがあり、腿の引き上げも出来ています。
腹回りを絞ってきたところ、という感じで
シルエットのバランスは微妙。

【エポワス】
エポワス15キーンランド
太いクビ差しの割に上半身の厚みはイマイチ。
全体的にボワッとした感じでまだ
上昇の余地がありそうです。
下半身の出来には問題ないので現時点の
力は出せそう。

【オメガヴェンデッタ】
オメガヴェンデッタ15キーンランド
前後に充実した筋肉のついた力感のある馬体。
ハリがあってバランスも良く、ギュッと
凝縮した感じで短距離でこそ、という印象です。
表情も柔らかく、力は十分に出せる出来だと
思います。

【レッドオーヴァル】
(高松宮記念)
レッドオーヴァル15高松宮
(CBC賞)
レッドオーヴァル15CBC
(キーンランドC)
レッドオーヴァル15キーンランド
春先に比べて筋肉の充実度が大幅にアップ。
クビ差しは牝馬らしく少し細いものの
前後の筋肉は厚み、ハリ、ともに十分。
太目感もなく、出来に関しては抜群の状態で
レースに臨めそう。

【ローブティサージュ】
(高松宮記念)
ローブティサージュ15高松宮
(函館SS)
ローブティサージュ15函館SS
(キーンランドC)
ローブティサージュ15キーンランド
上半身は厚みがあり、メリハリもついて
いますが、下半身はちょっと流れ気味に
見えるのは気になるところ。
それなりの出来だと思いますが
全体的なシルエットのバランスはイマイチ。
素質と能力でどこまで・・・

※写真は全て競馬ブックPHOTOパドックより

キーンランドC(過去の勝ち馬の馬体)  担【けん♂】

キーンランドC(札幌1200m)の過去の勝ち馬の馬体写真を並べてみました。

★14年
【ローブティサージュ】
(14キーンランドC)
ローブティサージュ14キーンランド

※13年は函館開催のため割愛

★12年
【パドトロワ】
(12キーンランドC)
パドトロワ12キーンランド

★11年
【カレンチャン】
(11キーンランドC)
カレンチャン11キーンランド

★10年
【ワンカラット】
(10キーンランドC)
ワンカラット10キーンランド

★09年
【ビービーガルダン】
(09キーンランドC)
ビービーガルダン09キーンランド

★08年
【タニノマティーニ】
(08スプリンターズS)
タニノマティーニ08スプリンターズS

★07年
【クーヴェルチュール】
(07スプリンターズS)
クーヴェルチュール07スプリンターズS

★06年
【チアフルスマイル】
(06スプリンターズS)
チアフルスマイル06スプリンターズS

※写真は全て競馬ブックPHOTOパドックより

重賞になってからの8回中、4回はノーザンダンサー系の馬が勝利。
まぁ・・・ノーザンダンサー系と言っても広く分岐しており、
・デピュティミニスター
・ファリーキング
・ダンチヒ(チーフズクラウン)
・ヌレイエフ

とバラバラの系統の馬が好走しているわけで、
資質、体型に影響があるかと言えば微妙ですが・・・(^^;

上半身が発達しており、力強いクビ差しを支えています。
深みよりは厚みを重視したいところ。
下半身は持続質を示しながら、丸くバネも兼ね備えた作り。

高速馬場仕様の脚ではなく少し立ったつなぎになっているのも
共通点と言えそうです。

06~08年までは競馬ブックに写真が載っていない馬が勝利。
(近い時期の写真を取り上げています)
人気薄でも侮れない、という点も意識しておきたいですね。

おおよそのイメージを頭に置いて、今年の出走予定馬について
見ていきたいと思います(^^)

キーンランドC(各馬分析3)   担【けん♂】

キーンランドC(札幌1200m)出走予定馬の各馬分析、第3弾です。

ペイシャオブロー】牡3 53.0 (美浦) ルールオブロー×(ダンスインザダーク)
2歳時点で札幌で2勝、福島2歳Sで3勝目を達成しましたが
その後に4連続二桁着順と大低迷。札幌に戻した前走では5着と
上昇が見えただけに、コース的には合う印象です。
かといって、重賞でどうこう出来ることを期待するほどの内容は
示しておらず、変わり身は微妙。

マジンプロスパー】牡8 56.0 (栗東) アドマイヤコジーン×(バブルガムフェロー)
高松宮記念18着から臨んだ昨年のキーンランドCで3着と激走。
さすがに上位レースでは厳しくなってきていますが、相手関係次第では
まだまだ侮れないことを示しました。
今年は函館SSで復帰したものの、▲18kgと大幅に馬体を落として6着、
元々太目だったのでそこまでの不安はなさそうですが
年齢的な面もあるので状態には要注意。

レッドオーヴァル】牝5 54.0 (栗東) ディープインパクト×(Smart Strike)
昨年のキーンランドCでは後方から差し込んで2着。
続くスプリンターズSでも3着と健闘しており、状態さえまともなら
短距離路線のトップを争える力はあることを示しました。
その後、立て直しに時間が掛かったものの、前走のUHB賞で最速の
上がりで3着に飛び込み、状態は良化傾向。
脚質的な不安定さはあるものの、能力で今年もどこまで食い込めるか。

レンイングランド】牡3 53.0 (栗東) クロフネ×(サクラバクシンオー)
クリスマスローズSを逃げ切って3勝目を達成しましたが
距離延長で臨んだマイル路線では大低迷。
再び短距離に戻した函館SSで3着に飛び込む好走を見せましたが
アイビスSDでは少し重かったこともあってか8着と
結果を出せませんでした。
洋芝への適性は血統面からも問題ないと思われますが
このところ後方からになりがちなのは気になるところ。
通常通り前々で競馬が出来ればチャンスはあるかも。

ローブティサージュ】牝5 55.0 (栗東) ウォーエンブレム×(Singspiel)
初の短距離挑戦となった函館SSで2着に飛び込み、続くキーンランドCで
復活勝利。その後ゲート問題などのトラブルもあって順調さを欠いて
しまっていますが、洋芝適性の高さと、能力の高さは侮れないところ。
気性的な問題が出やすい血統だけに復活があるかはかなり微妙かもしれませんが
得意の舞台でなんとか・・・

キーンランドC(各馬分析2)   担【けん♂】

キーンランドC(札幌1200m)出走予定馬の各馬分析、第2弾です。

スギノエンデバー】牡7 56.0 (栗東) サクラバクシンオー×(ブライアンズタイム)
後方からの脚質で展開に大きく依存するため、成績は不安定。
札幌ではデビュー当時に2着がありますが、古馬になってから
北海道では3戦して掲示板もなし。
少頭数となった前走では好位からの競馬を試していましたが
結果が出せておらず、極端な展開にならない限り厳しそうです。

タガノアザガル】牡3 54.0 (栗東) バゴ×(アドマイヤベガ)
かなり極端に小柄な馬ですが、春から3戦続けてマイナス体重と
状態にも不安があるかもしれません。血統的に洋芝適性には期待したいところですが
前走の函館SSでは中段から13着に沈んでおり、一気に上昇を期待する
材料には欠けている印象。

ティーハーフ】牡5 57.0 (栗東) ストーミングホーム×(Green Desert)
前走の函館SSでは驚異的な末脚を見せて3連勝達成。
後方からの脚質なので全兄同様、不安定さは否めませんが
血統的な洋芝適性も合わせて、本格化の期待が掛かる一戦になりそうです。
前優勢になりがちなここで結果を出せるようなら秋には大舞台へ。
少し馬体を落としていたので状態に関しても注意。

トーホウアマポーラ】牝6 54.0 (栗東) フジキセキ×(Unbridled’s Song)
昨年のCBC賞を勝って重賞戦線に参入してきましたが
残念ながら結果は出せず、連覇を狙った前走のCBC賞では好位から
伸びずに7着に敗れています。スタミナに問題がないタイプで
以前のように前につけられたらチャンスはあるかもしれませんが
騎手と枠順次第・・・

ネオウィズダム】牡5 56.0 (栗東) ネオユニヴァース×(Grape Tree Road)
この血統にしては長い直線のある競馬場に良績が偏っています。
本来は先行力を活かすタイプですが、1200mに初挑戦となった
前走では中段から何も出来ずに9着に敗れており、まずはペースに
タイプできるかがポイントになりそうです。


続きます。

キーンランドC(各馬分析1)    担【けん♂】

キーンランドC(札幌1200m)出走予定馬について見ていきたいと思います。

ウキヨノカゼ】牝5 54.0 (美浦) オンファイア×(フサイチコンコルド)
マイル戦でデビューし、年明けにクイーンCを勝ったものの、そこから
長期休養を挟み、なかなか立ち直れませんでしたが、距離短縮で臨んだ前走の
函館1200mを後方から差し切って復活勝利。適性的にも短い方が
合いそうですが、脚質を考えると札幌はかなり不安がありそうです。

エポワス】せ7 56.0 (美浦) ファルブラヴ×(サンデーサイレンス)
長期休養を挟んでいるので7歳馬ながらまだ19走と馬体は若い感じ。
洋芝に強い血統だけあって北海道では(2-3-1-1)と好走が多く
前走でもハイペースとなった札幌1200mを好位から踏ん張って勝利。
増えていた馬体を絞って仕上がっていた印象なので、状態の維持が
ポイントになりそうです。

オメガヴェンデッタ】せ4 56.0 (栗東) ゼンノロブロイ×(ホワイトマズル)
ダートを中心に使われていましたが、年明けからは芝に専念。
今春の京王杯SCで逃げて3着に粘り込み、前走では重馬場の函館で
好位から踏ん張って5勝目を達成。展開次第で前につけられるのは
プラス材料ですが、上位馬相手にどこまで出来るか試金石になりそうです。

クールホタルビ】牝3 51.0 (栗東) マツリダゴッホ×(ヘクタープロテクター)
ファンタジーCで穴を空けて以来、6戦して5戦が二桁着順と低迷。
今夏も北海道で7着、11着と振るわず、斤量に恵まれながらも
出口が見えない印象です。前につけて行けていらず、末脚がイマイチ。
まずは以前の脚質に戻すことから・・・

サクラアドニス】牡7 56.0 (栗東) サクラプレジデント×(ウォーニング)
12年~13年にかけて安定した好走を見せましたが、その後低迷。
昨夏に新潟で1勝したものの、あとは掲示板もなく、二桁着順が
大半を占める結果に終わってしまっています。
13年の函館SSでは14着に敗れており、洋芝適性も微妙。
ここで一変を期待するのは厳しそうかと。

サトノタイガー】牡7 56.0(招待)キングカメハメハ×(サンデーサイレンス)

芝のマイル~中距離で好走してきた馬ですが、近年は地方のダートで
短い距離を使われています。芝適性には問題のないことは示していますが
短距離でペースについていけるかはかなり微妙。
昨年末にはダートの重賞で2着があるように衰えはなさそうですが
現状では芝に戻して一変を期待するほどの成績では・・・

続きます。

キーンランドC(年齢別実績)   担【けん♂】

キーンランドC(札幌1200m)について見ていきたいと思います。

【年齢別実績:キーンランドC(04年~14年:13年を除く)】
キーンランド年齢

3歳馬が2勝。
それも06年、11年は出走自体がなかったわけで、
実質8年間と考えるとかなり優秀な成績と言って良さそう。

複勝率では4歳馬がダントツに抜けてトップ、続いて5歳馬になっているように
基本的には若く充実した年齢の馬が優勢。

高齢で馬券圏内に絡んでくる馬の傾向としては
・函館、札幌で好走が多い洋芝巧者(特にリピーター重視、血統面にも注意)
・前走で重賞で好走しているように衰えが少なく充実している

といった共通点があるようです。
昨年は7歳馬のマジンプロスパーが3着に入りましたが
洋芝経験はなかったものの、血統的には期待が持てた馬であり、
春には重賞4着がありました。

6歳以上の馬に関しては上記の条件で少し絞り込んで考えてみたいと思います。

【性別実績】
キーンランド性別

牝馬が6勝とリードしていますが、出走頭数の割合から見れば
数字以上にかなり優勢。
牝馬だから、という理由で狙うのは怖いですが
実績的に期待出来る牝馬がいれば中心視出来そうですね。

【今年の登録馬の年齢と性別】

★8歳
マジンプロスパー

★7歳
エポワス
サクラアドニス
スギノエンデバー

ファントムロード(除外予定)

★6歳
トーホウアマポーラ※

ブランダムール※(除外予定)
ルチャドルアスール(除外予定)

★5歳
ウキヨノカゼ※
ティーハーフ
ネオウィズダム
レッドオーヴァル※
ローブティサージュ※

★4歳
オメガヴェンデッタ

ダンツキャンサー※(除外予定)
ホウライアキコ(除外予定)

★3歳
クールホタルビ※
タガノアザガル
ペイシャオブロー
レンイングランド

※→牝馬

除外予定の馬がいるので過去の傾向的に期待出来る4歳馬が1頭だけ、
という偏った年齢構成になってしまっています。
3歳馬が4頭というのも珍しいですが、若い勢いなのか、
5、6歳馬がベテランの意地を見せるのか、注目したいと思います。

キーンランドC(体重別実績)   担【けん♂】

キーンランドC(札幌1200m)について見ていきたいと思います。

【体重別実績:キーンランドC(04年~14年:13年を除く)】
キーンランド体重

パッと見、大きな偏りが無い感じに見えます。
中では480~500kgのゾーンが優秀な成績。
それなりに出走頭数も多いゾーンですが、複勝率でみると少し
抜けた実績となっています。

キーンランドCは05年までハンデ戦でしたが、06年から別定戦に変更。
変更された06年は平均体重が476kgでしたが、
それ以降は483kg、503kg、487kg、486kg、493kg、
480kg、486kgと増量傾向となっています。
※02~04年は460kg台の平均体重

その影響もあってか、上位馬の体重も近年になるにつれ大型化。
8年間で複勝圏に入った馬(のべ24頭)の中で480kg以上の馬が
17頭と大型馬の好走に拍車が掛かっています。
最低でも470kgは欲しい・・・という感じでしょうか。

とはいえ、昨年は牝馬同士の決着で460kg→442kgと小柄な馬で
決まっているだけに例外もあり得るのが悩ましいところ。

【実質斤量負担別実績】
キーンランド斤量

11.0~11.5%の馬が3勝、11.0%を切る馬が4勝と分け合っています。
明らかに実質斤量負担は軽い方が優勢。

先ほどふれたとおり、キーンランドCは06年から別定戦に
変更されているわけですが、06年以降に絞って見てみると
12.0%を超えて複勝圏に入ったのは06年の勝ち馬チアフルスマイル及び
昨年2着のレッドオーヴァルの2頭だけ。

どうやら現状では12.0%が好走の上限と見て良さそうです。
勝ち馬に関しては11.5%を切る馬が07年以降6年連続で来ており、
その内半分は11.0%を切る馬になっています。
改装を挟んで昨年は11.7%のローブティサージュが勝ちましたが
今後はどういう傾向になっていくのか、その辺りも意識しておきたいですね。

キーンランドC(展開分析)    担【けん♂】

さて、今週はキーンランドC(札幌1200m)と新潟2歳S(新潟1600m)が
行われます。

新潟2歳Sはまだ経験が浅い2歳馬同士のレースなので、
本当の力関係もわかりませんし、状態に関しても成長分なんかも
あったりするので、正直・・・わかりません(笑)

近年は各馬について見るのを諦めて(恥)大雑把な傾向と対策から
馬券戦略なんかを考えたりしているわけですが、今のところ
上手くいっているとは言い難く、今年も頭を悩ませることに
なりそうです。

ひとまず、時間が取れ次第、今年も大枠からボワッとまとめる
BOX買い戦略を考えてみる予定です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・
キーンランドコース
※札幌1200mのコース図及び、キーンランドC(01年~:13年を除く)の平均ラップ

キーンランドCが行われる札幌1200mの構造はスタートから真っ直ぐで
平坦な直線が続き、先行馬が消耗する坂もなく、カーブも平坦で
過大な遠心力の影響も少ないので脚が止まることなく直線に突入。
直線は266mと非常に短く、後方から加速して差しきるのは至難の業、
という構造。

ココであげたデータどおり、札幌1200mはかなり先行有利のレース。
4コーナーで6番手以内の馬で約90%の勝率となっています。

後方からの追い込み馬はよほど馬場状態に問題があるとか
極端な展開にならない限り出番はないと考えられます。

強力な先行脚質の馬がいれば、そのまま押し切ってしまう公算大、
という感じでしょうか。

【4コーナー位置取りと上位馬の関係】
    1着→2着→3着
14年  6  9  2(番手)
12年  1  3  2
11年  2  3  1
10年  2  4  7
09年  2 10  4
08年  4  1  9
07年  2  7 10
06年  8  2 12
05年  1  2  7
04年  2  5  2
03年  2  2  1
02年  1  5  2
01年  1  6  3

先行  10  6  7
好位   2  4  1
中段   1  2  3
後方   0  1  2

01年からのキーンランドCは全て前傾ラップ。
とはいえ、11年ほどの極端な前傾ラップは珍しく、前後半のペースが
あまり変わらない平坦気味なラップ(01年、02年、08年)と
前半に偏ったラップの2パターンに分類されます。

いずれにしろ、1、2着まではとにかく前優勢。
昨年は前に行った馬の能力に疑いがあり、中段からローブティサージュが
差し込んで2着に入りましたが、これはかなり例外的な扱いで良さそうです。
3連系の場合は3着に差し馬を絡める、というのが傾向に沿った
買い方になりそうです(^^)

POG馬出走結果(3連勝!)  担【けん♂】

【わくわくドキドキPOG】

*゚ロ゚)*゚ロ゚)*゚ロ゚)ノ~★祝!サプルマインド新馬勝ち!★~ヽ(゚ロ゚*(゚ロ゚*(゚ロ゚*

いやーやりました!今期で9回目となるPOG参加ですが
夏場にデビューする馬が3頭もいただけでも珍しいのに
なんと3戦3勝!盆・・・は終わったばかりですが(笑)、
正月とクリスマスと誕生日と・・・あれやこれやが
いっぺんにきた感じです(^^;

【サプルマインド:新馬戦(新潟1600m)】


後方からのスタートになったサプルマインドですが
馬群の中で揉まれないよう、デムーロ騎手がスッと外に出しての追走。

そのままゆったりとコーナーリングし、追い出しを開始した頃には
前の馬は遥か彼方・・・(笑)

しかし、馬群に突っ込むように進出し、狭い隙間を割って出ると
馬場中央辺りをグイグイと伸び・・・

あーさすがに厳しいか・・・

あれ、もしかして?

え、え、これって届くの?!

お、お、お、すごいすごい!

前で競い合う2頭をとらえる、というかあっさりかわすと
そのまま突き抜けて気が付けば2馬身半差をつけて圧勝!

上がり3ハロンはレプランシュに続き、32.5という
強烈な数字を叩き出しました。

高速馬場の影響はここまでくるとちょっと怖いですね。
なんとか無事にいってくれたらいいんですが・・・

レース後のコメント
1着 サプルマインド(M.デムーロ騎手)
強かったです。今、いちばん強い牝馬なのではないでしょうか。
スタートもよかったです。距離はこれぐらいがよさそうですが、
延びても大丈夫でしょう


リップサービスもあるにしろ、ここまで褒めて貰えると
嬉しくなってしまいます(^^)g

今回はスローの上がり勝負でレースレベルとしては
評価出来ませんが、前が止まらない流れを差し切った点は
先に繋がる内容、と考えておきたいと思います。

今年は実りの秋を迎えられるかも?!
次走も頑張れ~♪

札幌記念回顧   担【けん♂】

好天に恵まれた札幌競馬場で札幌記念が行われました。

個人的な事情で考察の開始がスレコンデしまい、上っ面を
さらっただけで、まとめる羽目になってしまったわけですが
今後のGⅠ路線で注目される馬も多い中、どんな内容の
レースになるか注目したいところです。

予想は→ココ

結果は・・・

1着▲ディサイファ   1.59.0  上がり36.0
2着 ヒットザターゲット  アタマ
3着 ダービーフィズ

5着◎ラキシス
6着△ラストインパクト
8着〇トーホウジャッカル

※全着順は→ココ

外目の枠に入ったトウケイヘイローが想定通り被せて
先頭に立って引っ張る形へ。

思った以上に勢いがついてしまったのか気持ち良く飛ばし、
後続は少し離れたところで追走。
2番手に内からラキシス、続いて積極的にディサイファ。

トーホウジャッカルも押し上げて追走、ステラウインド、
ハギノハイブリッドが続き、中段にヤマカツエース、
サクラアルディート、控えてダービーフィズ、ハナズリベンジ、
後方にヒットザターゲット、フレージャパン、サイモントルナーレ、
最後方に離れてスワンボート。

12.5-10.9-11.7-11.9-12.0-11.9-12.0-12.1-12.1
前半1000m 58.9
後半1000m 60.1

【ラップ比較】
札幌記念ラップ

前後半がフラットなラップ構成になっていますが、
今年の特徴は・・・フラット過ぎる展開、というところでしょうか(^^;

道中にまったく緩むところがなく、一番遅いところで12.0
というのは00年以降を見ても例がなく、最も厳しい流れに
なったと言って良さそうです。

平坦コースなだけに、ペースの作り方は先行馬、騎手によって
大きく差が出やすいわけですが、柴田善騎手ならば
もう少し落ち着いてゆったり流すかと思いきや、
馬の気に任せてガンガン・・・というかズンズン行ってしまった
感じです。抑えることをしない騎手だけに、たしかに
こうなることは想定しても良かったかも・・・
(トウケイヘイロー自身の体内時計が速くなっている
 と考えて良さそうです)

本来は後半にペースが上がって行って後続が詰め寄りにくくなる
展開になりがちなレースですが、今年はむしろ消耗戦に
なった感じでペースが上がっていません。

直線に入り、苦しくなったトウケイヘイローを競り落として
ディサイファが先頭へ。

ラキシス、ラストインパクトは微妙に伸びず、
ジワジワとした形になったところを、最内に切れ込んだ
ダービーフィズがかわし、外からヤマカツエースが迫ったその外を
さらにヒットザターゲットが急加速で一気に伸びて2着に入線。

ほんの僅かな消耗度、仕掛けどころ、コース取りで
結果がかわってしまうくらいの大接戦となりましたが
上位は基本的に重賞勝ち馬が占めており、
函館記念に続いてヤマカツエースが粘り込んだことは
今後に向けて評価しておきたいところです。

★レース後のコメント
1着 ディサイファ(四位洋文騎手)
「積極的に乗ってくれと言われていて、2番手ぐらいでもいいと思っていました。
行きたがるぐらいの気配だったので、なだめながらいきました。
小牧さんの馬がいい感じで来ていましたが、よくがんばってくれました。
馬は年齢よりも若いし、秋に向けて楽しみです。僕自身、札幌記念は
初めての勝利なので嬉しかったです」

2着 ヒットザターゲット(小牧太騎手)
「もう一完歩、もうワンテンポ辛抱してくれれば勝っていたと思います」

3着 ダービーフィズ(岩田康誠騎手)
「抜け出すタイミングで頭を上げていました。瞬発力はありますが、
もう少し集中力が続いてくれるといいですね」

8着 トーホウジャッカル(酒井学騎手)
「かかっていたわけでもないし、いい流れの中でレースはできました。
最後止まってしまったのは洋芝が原因ですかね......。敗因はよくわかりません」

人気のトーホウジャッカルは積極的な競馬で良い位置取りに
見えましたが、長い距離を走ってきた馬だけに
今回のような極端に締まった流れ(マイル~1800mの延長線上)に
なってしまったのが大きかったのかもしれません。
スペシャルウィーク産駒だけにパワーの要る馬場は問題ないにしても
タフなスピード競馬になってしまうと瞬発力が活かせず、
その意味では少し長い距離で改めて見直したいところです。
京都大賞典辺り・・・で好走出来るかどうかが試金石でしょうか。

逆にディサイファはこういう締まった展開がちょうど
ハマった印象。平坦コースなのも大きかったと思われます。
出来次第で天皇賞秋も、とも思いますが
東京2000mだと1ハロン長い上に瞬発力を競うと
ちょっと微妙かも。

札幌記念上っ面予想   担【けん♂】

仕事の合間を縫って(爆)札幌記念(札幌2000m)について
まとめておきたいと思います。

先行すると考えられるトウケイヘイローが外枠に入ったため
押して被せていく形になりそうですが、鞍上の柴田善騎手は
淡々と引っ張るタイプなので、暴走ペースは考えにくく、
常識に掛かった流れになりそうです。

【これまでの考察】
展開分析→ココ
体重別実績→ココ
年齢別実績→ココ
各馬分析1→ココ
各馬分析2→ココ
過去の勝ち馬の馬体→ココ
馬体について→ココ
斤量負担分析→ココ

うーん、上っ面をさらっただけ(涙)


GⅡの考察をしたときにいつも感じることですが
格の高いレース、といいうことで通常の重賞のとき以上に
馬の格、というか実績を重視した方が良いという印象。

ヒモ荒れはあるにしろ、まずは重賞勝ち以上の
実績のある馬に絞って考えた方がいいと思われます。

【今回の予想】
◎ラキシス
〇トーホウジャッカル
▲ディサイファ
△ラストインパクト

本来は軽い馬場の方が合いそうなラキシスですが
大阪杯の結果を見る限り、パワーの要る馬場も
あっさりこなせそう。最内枠から下げてしまうと
厳しいかもしれませんが、本来の好位からの競馬が
出来れば十分にチャンスがありそうです。

トーホウジャッカルが本物かどうかはひとまず
置いておいて、今回は馬体がしっかりと絞り込めており、
前走よりも良化が望めるのであれば、宝塚記念4着からの
巻き返しの可能性は十分にありそうです。
スペシャルウィーク産駒はパワーのある馬が多く
適性的にも楽しみです。

ディサイファも馬体が良化。
1ハロン長い感じもありますが平坦な札幌ならば
問題なくこなせそうかと。少し下げ気味になると
不安がありそうなので、積極的な競馬を期待。

ラストインパクトはどちらかといえば秋冬に好走が
集まっており、この時期には狙いにくい気もしますが
こういう中堅どころ?の叩きあいにはかなり強い
タイプという印象なので、ここは押さえて
おきたいところかと。

馬券的な妙味は薄い予想になってしまいましたが
まずは実績馬が秋に向けてどんなレースをしてくるのか、
大いに注目したいと思います。

札幌記念(斤量負担分析)  担【けん♂】

例によってバッタバタの週末。
今週はスタートの時点で遅れてしまった上にここにきて
またパソコンの前にいられる時間が不足してしまっており、
まだ予想に辿り着けない始末(涙)

札幌記念(札幌2000m)についてもう少しみておきたいと思います。

【実質斤量負担】
札幌記念斤量負担

基本的に大型馬優勢、小柄な馬で好走しているのは主に牝馬、
というのが過去の傾向。

今回は・・・かなり全体的に小柄な馬が多く
危険水域となる12.5%以上のゾーンに3頭+1頭が
入ってしまっています。

ダービーフィズは馬体を落としていた、という面もありますが
今回は斤量自体も54kg→57kgと上乗せになり
洋芝で好走した、とはいえ斤量負担の面では不安が
大きくなってしまいそうです。

ハギノハイブリッドも馬体写真では充実して見えましたが
成長分がどこまで・・・。
当日の様子に要注目。

※もう少し考察が出来たら重ねたうえで予想は晩遅くになる見込みですm(__)m

札幌記念(馬体について)  担【けん♂】

札幌記念(札幌2000m)出走馬の馬体について見ておきたいと思います。

【ラストインパクト】
(阪神大賞典)
ラストインパクト15阪神大賞典
(天皇賞春)
ラストインパクト15天皇賞春
(札幌記念)
ラストインパクト15札幌記念
少し耳を開いて表情が硬い感じですが
馬体自体は休養明けなりに引き締まっており、
皮膚感も張っていて状態に問題はなさそうです。
筋肉のメリハリ、盛り上がりという面では
微妙に不足感がありますが、バランスがとれており
それなりに力は出せる出来だと思います。

【ディサイファ】
(AJCC)
ディサイファ15AJCC
(エプソムC)
ディサイファ15エプソム
(札幌記念)
ディサイファ15札幌記念
前走を叩いて馬体に柔らか味が出てきて良化。
上半身の厚みは増し、下半身も腿が引き上げられて
充実度アップ。思い感じが解消された点も好感。
かなり良い出来で出走出来そうです。

【ラキシス】
(大阪杯)
ラキシス15大阪杯
(宝塚記念)
ラキシス15宝塚記念
(札幌記念)
ラキシス15札幌記念
撮影の角度もあって、後肢が突っ張ったように
見えるのは気になるところ。
上半身の力感は十分で全体的にはまとまっているので
力は出せそうですが、位置取り次第でポカが
出てしまうかも。

【トーホウジャッカル】
(阪神大賞典)※取り消し
トーホウジャッカル15阪神大賞典
(宝塚記念)
トーホウジャッカル15宝塚記念
(札幌記念)
トーホウジャッカル15札幌記念
かなり重く見えた前走を叩いて一気に
腹回りが絞り込まれ、上半身の厚みもアップ。
やっと本来の姿になった感じなので
本格的な評価はここから、と考えて良さそうです。
この出来でどこまでやれるか注目。

【ダービーフィズ】
(13菊花賞)
ダービーフィズ13菊花賞
(函館記念)
ダービーフィズ15函館記念
(札幌記念)
ダービーフィズ15札幌記念
クビが高いシルエットながらクビ差しは太く
腹回りにも重目感がないので、状態に問題は
ないと思われます。馬体を落としていましたが
消耗した感はなく、引き続き絞り込んだ
状態を維持している印象。馬体全体の活気は
むしろ上昇。

【ヒットザターゲット】
(14天皇賞秋)
ヒットザターゲット14天皇賞秋
(14JC)
ヒットザターゲット14JC
(札幌記念)
ヒットザターゲット15札幌記念
大きな変化はありませんが、いいときの
雄大さは欠けており、小さくまとまった感。
皮膚感は引き締まっており、それなりに
力は出せるとは思われますが、一発の期待感が
あるほどでは・・・

【ハギノハイブリッド】
(日経新春杯)
ハギノハイブリッド15日経新春杯
(京都記念)
ハギノハイブリッド15京都記念
(札幌記念)
ハギノハイブリッド15札幌記念
ようやく皮膚感にハリが出て、毛ツヤも良化。
少し腹回りに余裕が感じられますが
問題のない範囲だと思われます。
状態自体は一変があっても良さそうですが
力関係と適性がどうか・・・

※写真は全て競馬ブックPHOTOパドックより

POG馬出走!(3連勝なるか?!)  担【けん♂】

わくわくドキドキPOG
ワントゥワン、レプランシュとまさかの連続勝ち上がりに
浮かれているけん♂厩舎ですが、今週もまた1頭がデビュー。

・新馬戦(新潟1600m)  サプルマインド  デムーロ

サプルマインド】牝 ディープインパクト×(Mtoto)

母のシリアスアティテュードはスウィンフォードに連なる
系統の馬でGⅠ2勝馬。

欧州牝馬にディープインパクト、という組み合わせは
個人的なPOG馬選びの中心線となっており、
こういうタイプの馬がどういう結果を出してくるかは
今後にも繋がってくるわけで、まずは初戦から大注目!

半兄(ゼンノロブロイ産駒)は期待されながらも
中距離路線で4戦してまだ勝ち上がれておらず、苦戦中ですが
父がディープインパクトに代わり、さらに牝馬ということで
また違った味を見せてくれるのでは、と期待しています。

実は先週、戸崎騎手でデビューの予定だったそうですが、
除外によりズレ込み。
おかげでデムーロ騎手を確保出来た、ということで
(もちろん戸崎騎手でも十分に期待出来ますが)
プラスになった、と楽天的に評価しておきたいところ。

生産側(社台)からは「少し非力」というコメントも
出ているようで、その意味では平坦な新潟コースで
まずは結果を出して貰いたいものですね。


3頭続けて?のデビューのあとは・・・残念ながら
他に入厩している馬がいないだけに、かなりまた
間が空いてしまいそうです。

それでもこの時期に3頭がデビューして(さらに2頭は
勝ち上がっている)となると、今年は秋も楽しめそうですね~
春の開花を予感させるような活躍に期待したいと思います♪

札幌記念(過去の勝ち馬の馬体)   担【けん♂】

過去の札幌記念(札幌2000m)の勝ち馬の馬体写真を並べてみました。
※直前写真がなかった馬については前走、もしくは次走時の写真を選んでいます。
 13年は函館開催のため割愛

【ハープスター】
(14札幌記念)
ハープスター14札幌記念

【フミノイマージン】
(12クイーンS)
フミノイマージン12クイーンS

【トーセンジョーダン】
(11札幌記念)
トーセンジョーダン11札幌記念

【アーネストリー】
(10札幌記念)
アーネストリー10札幌記念

【ヤマニンキングリー】
(09札幌記念)
ヤマニンキングリー09札幌記念

【タスカータソルテ】
(08天皇賞秋)
タスカータソルテ08天皇賞秋

【フサイチパンドラ】
(07クイーンS)
フサイチパンドラ07クイーンS

【アドマイヤムーン】
(06札幌記念)
アドマイヤムーン06札幌記念

【へヴンリーロマンス】
(05クイーンS)
へヴンリーロマンス05クイーンS

【ファインモーション】
(04札幌記念)
ファインモーション04札幌記念

※写真は全て競馬ブックPHOTOパドックより

ディープンパクト、マンハッタンカフェ、ジャングルポケット×2、グラスワンダー、
アグネスデジタル、サンデーサイレンス、エンドスウィープ、デインヒル・・・
血統的には系統も別々の馬たちですが、立ち姿のシルエットはかなり
似通っている印象です。

上半身は厚みがあって力強い作り。
絞り込まれながらも細め感のないゆったりと長い腹回り。
クビは高からず、低からず、毛ツヤの良さが体調に問題がないことを
示しています。
少し平尻気味で、どちからかというと上半身に偏ったシルエット。
後肢は引きつけられて真っ直ぐ立てているのも共通点。
スマートな感じではなく、表現が微妙ですがぶーちゃん気味の雰囲気、
というイメージで良さそうかと。

牝馬の好走も目立っており、性差はあまり意識する必要はなさそう。
ヤマニンキングリーのように夏を越してガラリと馬体が変わってくる馬もいるので
能力だけでなく、パッと見のインパクトにも注意したいところ。

おおよそのイメージを頭に置いて、今回の出走予定馬についても
見ていきたいと思います。

札幌記念(各馬分析2)

札幌記念(札幌2000m)出走予定馬の各馬分析、第2弾です。

トーホウジャッカル】牡4 57.0 (栗東) スペシャルウィーク×(Unbridled’s Song)
実質的に500万下を勝っただけの実績で菊花賞を制覇。
この春はなんだかんで復帰がズレ込み、宝塚記念からの始動になってしまいましたが
中段から伸びて4着とひとまず及第点、という走りを見せました。
菊花賞は道中に緩みがない流れになったところを好位で追走して
脚を伸ばしているので距離短縮に関しては問題なさそうです。

ハギノハイブリッド】牡4 57.0 (栗東) タニノギムレット×(トニービン)
新潟大賞典では中段から伸びず10着に敗れてしまいましたが
函館記念では乗り替わった藤岡康騎手が積極的に前につけて行ったのが
功を奏して、最後は勝ち馬と並んでの2着と惜しい競馬となりました。
洋芝適性の高さを示しており、前につけて行ければ再現もありそうですが
小柄な上にさらに馬体重を落としてしまっているのは気になるところ。
当日の馬体重の変動には要注意。

ハナズリベンジ】牝4 55.0 (栗東) ハーツクライ×(サクラバクシンオー)
ダートを中心に使われてきており、芝では4戦して未勝利どころか
複勝圏なし。道中で位置を押し上げていく機動力がある点は
評価出来ますが、かといって芝の上位レースで通用すると
考える方が難しい感じかと。

ヒットザターゲット】牡7 57.0 (栗東) キングカメハメハ ×(タマモクロス)
12年の年明けから古馬重賞路線に参入し、重賞4勝を含み
6勝を挙げていますが、2、3着はゼロという極端な成績。
脚質がそこまで偏っているわけではないので、展開だけでなく
力を出すかどうかがはっきり分かれているムラのあるタイプだと
考えられます。12年の札幌記念では11着に敗れており、
脚質、血統ともに合う感じはなさそうですが、実績は侮れないので
前が飛ばし過ぎれば・・・

フレージャパン】牡6 57.0 (栗東) ブライアンズタイム×(サンデーサイレンス)
昨秋に1600万下を突破し、この春から重賞戦線に参入していますが
中日新聞杯12着、小倉記念14着を含み、ここ3戦は連続
二桁着順と壁にぶつかってしまっています。
後方からになりがちで、平坦な札幌コースで上位馬と末脚争いに
なってしまうようだとさすがに厳しい状況。

ヤマカツエース】牡3 54.0 (栗東) キングカメハメハ×(グラスワンダー)
ファルコンS3着のあと、NZTを制覇。NHKマイルでは13着に
敗れましたが、一気に距離を延長した函館記念では2番手を追走して
3着に粘り込みました。速いペースで脚を残せた点は評価出来ますが
後方からの馬が仕掛け損なったのも大きかった印象で
再現が出来るかは微妙。本質的には洋芝適性にも疑問。

ラキシス】牝5 55.0 (栗東) ディープインパクト×(Storm Cat)
昨秋のエリザベス女王杯でGⅠ制覇を成し遂げ、この春には
大阪杯で牡馬の上位馬を撃破。宝塚記念でも期待されましたが
2戦連続で馬体を増やして合計+20kgはさすがに重かった感が
ありそうです。位置取りも後方になってしまっており
持ち味が活かせなかった印象。本来の好位からの競馬が出来れば
勝ち負けになりそうですが・・・

ラストインパクト】牡5 57.0 (栗東) ディープインパクト×(ティンバーカントリー)
昨秋に京都大賞典、金鯱賞と連勝。この春は復帰戦の阪神大賞典で3着に入り、
天皇賞春では後方から4着と健闘しました。
このところは下げ気味ですが、本来は好位の前からの脚質なので
脚質を戻せれば十分の上位争いになりそうです。

札幌記念(各馬分析1)   担【けん♂】

札幌記念(札幌2000m)出走予定馬について見ていきたいと思います。
登録の時点で15頭・・・うーん、微妙。

サイモントルナーレ】牡9 57.0 (美浦) ゴールドアリュール×(アフリート)
13年に重馬場のOP(函館2600m)を勝っていますが、基本的には
ダートで活躍してきた馬であり、近年の重賞路線での成績は掲示板もない状態。
9歳と長く活躍してきていますが、ここでの変わり身を期待するのは酷。

サクラアルディート】牡7 57.0 (栗東) ディープインパクト×(マルゼンスキー)
重賞路線では結果が出せず、この春に障害に挑戦しましたが10着に敗れ
平地に戻っていきなりOPを勝利。このところ道中で位置取りが悪くなる傾向が
出ていましたが、好位をキープ出来れば力は出せることを示した印象です。
とはいえ、実績的にも年齢的にもここで急に・・・というのは厳しそう。
余程展開に恵まれないと・・・。

ステラウインド】牡6 57.0 (美浦) ゼンノロブロイ×(スピニングワールド)
昨年の函館記念で3着に入っており、洋芝適性には問題なし。
この春は苦戦が続いていましたが、前走の七夕賞で2着に入り復調傾向。
馬体重を戻した点でも状態に問題はなさそうです。
ある程度位置を取れる馬ですが、このところは控え気味。
詰めの甘さが出てしまうと厳しいので、前につけられるかが
ポイントになるかも。

スワンボート】 牡5 57.0 (美浦) キングヘイロー×(ティッカネン)
ダートを中心に使われてきており、芝では11走して未勝利。
連に絡んだのもデビュー当時だけで、前走も10着と大敗。
位置取りも後方からでコース適性にも期待しにくく
ここで変わり身を期待するのは酷かと。

ダービーフィズ】牡5 57.0 (美浦) ジャングルポケット×(サンデーサイレンス)
クラシック路線では結果が出せず、14年の年明けからの重賞路線で敗れて、
長く下積みをしていましたが、今年に入って調子を上げ、前走の函館記念で
念願の重賞勝利を達成しました。例年よりハイペースになり、後方で実績馬が
牽制し合ったことが大きかった感じで、さらに馬体重を落としたので
状態が維持出来ているかが大きなポイントになりそうです。

ディサイファ】牡6 57.0 (美浦) ディープインパクト×(Dubai Millennium)
この春の中日新聞杯で重賞2勝目を挙げ、前走のエプソムCでも3着と健闘。
落としていた馬体を戻せており、状態は良化傾向になりそうです。
函館で好走をしているので洋芝は問題ないと思われますが、
当時は前目につけていたところから近走は控える形になり気味なので
コース適性に関しては微妙。機動力を活かせる馬ではないので
騎手次第になるかも。

トウケイヘイロー】牡6 57.0 (栗東) ゴールドヘイロー×(ミルジヨージ)
13年には函館記念、札幌記念(函館開催)を連勝。
昨年の札幌記念は海外遠征から帰国初戦となり、11着に沈んでしまい
休養を挟んで復帰したこの春も前で踏ん張り切れず、鳴尾記念10着、
七夕賞7着に敗れています。復調すれば勝ち負けになる力はあるので
侮れませんが、現状では急な良化があるか微妙。

札幌記念(年齢別実績)   担【けん♂】

札幌記念(札幌2000m)の年齢別実績について見ておきたいと思います。

【年齢別実績:札幌記念(04年~14年:13年を除く)】
札幌記念年齢

明らかに若い馬が優勢。出走頭数の割合から考えれば
むしろ若ければ若いほど良い、と言って良さそうです。

3歳馬については、古馬上位馬にあえて挑戦してくるわけですから
実績のある馬が多い、というのも大きいですね。
結果を出している馬については

・クラシックで好走した実績馬
・札幌2歳S、もしくは札幌OPを勝っている

といった条件があると思われます。
昨年のハープスターは実績的には十分でした。

4歳馬は3勝をあげているだけでなく、複勝率でみても優秀な成績。
中心と考えて良い実績となっています。

5歳馬は最多の4勝。直近では11年にトーセンジョーダンが勝っています。
ただし、5歳馬が勝った年は

・11年→消耗度が低く、最後の3ハロンの勝負になった
・10年→平均年齢が6歳と過去10年で最も高かった
・05年→雨によってコース取りの差が極端に出て大荒れ
・04年→4歳以下の馬が出走していない

というように特殊条件が重なっているわけで、数字では4歳馬を
微妙に上回っているものの、内容的には4歳に有力馬がいる場合には
少々割引が必要かも。

6歳以上はガクッと低下してしまっていますが、12年には
牝馬のフミノイマージンが勝利。
この年も若い馬の実績が不足していた影響があった印象です。

【今年の登録馬の年齢】
★9歳
サイモントルナーレ

★7歳
サクラアルディート
ヒットザターゲット

★6歳
ステラウインド
ディサイファ
トウケイヘイロー
フレージャパン

★5歳
スワンボート
ダービーフィズ
ラキシス
ラストインパクト

★4歳
トーホウジャッカル
ハギノハイブリッド
ハナズリベンジ

★3歳
ヤマカツエース

ゴールドシップ、ハープスターの対決となった昨年に比べると
若干・・・という感じもありますが(^^;
ラキシス、ラストインパクトといった実績馬に勢いに乗る
ダービーフィズやヤマカツエースがどう絡んでくるか、
やっとのことで復帰したトーホウジャッカルが叩き2走目でどんな走りをみせるか、
といった点でも面白いレースになりそうです(^^)g

札幌記念(体重別実績)   担【けん♂】

札幌記念(札幌2000m)は秋のGⅠにつながる
格が高い」レースであることを考えると上位争い出来そうな馬は
限られてきそうです。。
順調に使われてきたサマーシリーズ目的の馬が、秋を見据えて叩き台とする
格上の馬を破れるのかどうか、というのも焦点になるかもしれません。

休養明けの馬は出来自体も不安がありますが、先を見据えて6、7割の仕上げに
なりそうなので、その辺りの力関係と仕上げっぷりの見極めが重要になりそうです。

【体重別実績:札幌記念(04年~14年:13年を除く)】
札幌記念体重


広い範囲に好走馬が分布しており、極端な偏りは見られません。

500kg以上、という括りにしてみると合わせて3勝・・・
10年は1~3着を500kg以上の馬が独占しており、
特に520kg以上の大型馬の複勝率は出走頭数の割に非常に高く、
注目したいところです。

460kg周辺で好走しているのは主に牝馬。

牡馬に関しては、少し割引してみる必要があるかもしれません。

460kgを切るゾーンでは08年に450kgのタスカータソルテが
勝っていますが、少頭数だった上に暴走ペースの前崩れという
特殊な展開だっただけに力勝負では・・・微妙かも。

【実質斤量負担別実績】
札幌記念斤量

上記のデータを実質斤量負担別に集計し直してみました。

こちらも極端な偏りにはなっていませんが、11.0%以下の馬の
好走が目立っています。
軽斤量・・・というよりは馬格が大きい馬が好走していることを示しており、
大型の実績馬は信用度が高そうです。

12.1%で勝ったヤマニンキングリーは▲20kgでの出走。
本来は12.0%以下の馬なので身体的なパワーを考えると
勝ち馬の上限は特殊な条件にならない限り、12.0%と考えて良さそう。
12.5%まではヒモ候補・・・

12.5%を超えて勝ったのは上記のタスカータソルテ。

13%を超えて2着に入ったのは07年のアグネスアーク。
天皇賞秋でも2着に入った実力馬であり、例外的な馬だと見て良いと思われます。

札幌記念(展開分析)   担【けん♂】

やっとのことで日常ペースに落ち着くことになりそうですが、水曜以降は
その日常ペース自体が時間的にきつい、という辛い状況。
なんとか週末までに札幌記念についてもまとめていきたいと思いますが
上っ面だけをさらって「えいやー!」ってことになってしまいそうです。
・・・というか最近そんなんばっかり・・・(>_<)

札幌記念コース
※札幌2000mのコース図と札幌記念(00年~14年:13年を除く)のラップ平均
 13年は改修工事のために函館競馬場で開催

札幌記念が行われる札幌2000mのスタートはスタンド前のポケットから。
スタート後の直線は400mほどあるので1800mと違って
先行争いに内外の枠順の差はあまりありません。

最初から行く馬がいる場合には少し最初のペースは速くなりがち、
その後も平坦なコースになっているので、12秒台ギリギリの緩まないペースで
引っ張って行くこともあります。
ただし積極的に行く馬がいなければ最初のカーブからある程度ペースは落ち着き、
12秒台中盤を超えるくらいのラップが続くこともありますので、
どの馬がハナを切っていくのかにも注目ですね。

08年は体内時計が短距離~マイル仕様になっていたコンゴウリキシオーが
過去に例がないほどのペース(前半1000mを58.4)で
ぶっ飛ばして行ったため、前崩れ気味の前傾ラップになってしまいました。
※結果的にレコードというおまけがついたレースになりました。

逆に11年は誰も行こうとしない中を横山典騎手のキングトップガンが
焦れたように行く形になり、3コーナーまでゆったりと脚をためる展開。
最後の3ハロンは例年以上の急流になり、消耗度の低い末脚勝負に
なっています。

平坦コースながら、先行馬によってレースの質が変わってくるので
その辺りには要注意だと思われます。


3コーナーカーブからゴールまでが600m程度ですので
上がり3ハロンとほぼ一致しています。
直線に入ってからでは仕掛けが遅く、3コーナーカーブからいかに押し上げていくか
という騎手の判断、力量なども大いに影響してきそうです。

3コーナー位置取りと着順の関係
    1着→2着→3着
14年  9 12  9(番手)
12年 12  2  4
11年  3  3  9
10年  3  2  6
09年  3 12 12
08年  8  4  6
07年  1  5 11
06年 11  4  4
05年 11 12  1
04年 11  2  1
03年  8  2  3
02年  3 13  5
01年  4  7  5
00年  1  5  8

平均   6  6  6

4コーナー位置取りと着順の関係
    1着→2着→3着
14年  4  4  9(番手)
12年  7  1  4
11年  7  1  6
10年  2  2  4
09年  3  8  8
08年  7  1  4
07年  1  5 10
06年  9  4  5
05年  8 10  1
04年  5  2  1
03年  3  2  3
02年  3 11  5
01年  2  5  3
00年  1  2  5

平均   4  4  5

3コーナーでも微妙に先行有利な傾向が出ていますが極端なものではありません。
好位追走馬の好走も目立ちますし、後方に位置を取っていた馬も
連に絡んできている、という数字になっています。

ここから押し上げて行って・・・4コーナーになると先行、好位からの馬が
圧倒的に有利

平均位置をみても少し前寄りになっています。
この時点で後方にいるようでは厳しいことがよくわかります。

ペースにもよりますが、道中が落ち着くようなら特に前優勢で
考えたいところです。

関屋記念回顧   担【けん♂】

ちょっと寝たところで友人からの電話で起こされて、まだ頭がフラフラしていますが
夕方から出掛ける用事があるので、そろそろ改めて活動を開始したいと思います。

遅くなってしまいましたが、まずは関屋記念について。

予想は→ココ

結果は・・・

1着 レッドアリオン   1.32.6  上がり33.3
2着 マジェスティハーツ   3/4
3着 ヤングマンパワー

5着〇アルバタックス
8着▲サトノギャラント
9着◎エキストラエンド

※全着順は→ココ


内からスマートオリオンが出ましたが、自らハナを切りたい感じはなく
ちょっと周りを伺っているところに、外からレッドアリオンが被せて
先手を取りに行く形。

しかし、こちらも逃げたいわけではなく、前につけて行きたいタイプということで
どちらが前に出るでもなく、ほぼ並んだ状態で最初の直線を通過。

13.2-11.5-11.7-11.5-11.4-11.2-10.7-11.4
前半800m 47.9
後半800m 44.7

ラップ比較
関屋記念結果

最初の1ハロンが13秒台、2ハロン目もペースが上がらず11秒台・・・
まさに譲り合ったかのような、怪しいスローで始まっています(爆)

過去の関屋記念はスローの後傾ラップと緩みのない平坦ラップに
分類されるわけですが、今年は明らかにスローの後傾ラップながら
ちょっと8~10年、12年などとは毛色が違っており、
スタートが遅く、そこからは締まった流れで加速し続ける、という
超ロングスパート的な展開になっています。

結果的に先手を取ったレッドアリオンですが、ここ3戦の成績を
見てみると

      前半  後半
読売MC 47.7 44.9 1着
安田記念 45.9 46.1 8着
中京記念 46.4 47.0 8着
関屋記念 47.9 44.7

明らかにスロー、それも超スローからの後傾ラップで結果を出しており、
今回の関屋記念は・・・好走パターンを再現したようなラップになっている
ことがわかります。

急激な加速(急流)ではなく、ジワジワとペースが上がっていく
展開になったことで、後続の馬も追い上げやすく、
頭数も少な目だったこともあって直線に入ったところで馬群は団子状態。

粘るレッドアリオンにスマートオリオンが競り掛けていきましたが
逆に脚を失って失速・・・この辺りが中京記念と関屋記念との違いでしょうか。

さらに突き放す形でレッドアリオンが抜け、外を回した差し馬が
馬場の外から詰め寄ったところでゴールイン。

レッドアリオンが復活勝利を飾り、クラレントととの兄弟制覇を
成し遂げました。

2着には最速の上がりを使ったマジェスティハーツ、
3着には3歳馬のヤングマンパワーが入りましたが、先頭から最後尾までで
0.6秒差。横並び一線の結果となっており、ほんのちょっとした
位置取り、コース取りが明暗を分けた感じ。
上位入線馬も、下位に沈んだ馬も力の差をそれほど感じる内容では
なかったので、信用もしにくいですし、逆に負けてもそれほど悲観する
必要はなさそうです。

レース後のコメント
1着 レッドアリオン(川須栄彦騎手)
「時計の速いレースが続いていましたし、このレースは少頭数で逃げ馬も不在でした。
ゲートを出て、レッドアリオン本来の行きっぷりだったので、ケンカするよりはいいと思い、
逃げる形になりました。逃げることも頭にありましたが、形を決めつけずに馬の気持ちを
大事にしました。持ち時計のある馬で、少々のことでは止まらないと思っていました。
最後は並ばれましたが、勝負根性を出して、もうひと伸びしてくれました。
強いレースでした。重賞2勝目ですが、まだまだこれからの馬です。
がんばってくれると思いますので、これからも応援して下さい」

2着 マジェスティハーツ(森一馬騎手)
「勝ちたかっただけにすごく悔しいです。冬あたりから調子のよくない時期が
続いていましたが、今日はこの馬がいい馬だと証明できました。
展開をシミュレーションしてはいましたが、馬自身のリズムをいちばんに考えていました。
終いはよく伸びてくれました。いい馬なので、これからもっとよくなっていくと思います。
また乗せてもらいたいです」

3着 ヤングマンパワー(松岡正海騎手)
「力をつけていますし、斤量も軽かったので胸を借りるつもりで正攻法のレースをしました。
体重も増えていて、今後は体力がつけばさらによくなると思います。
古馬のレースに慣れてくればいいでしょう」

4着 アルマディヴァン(藤岡佑介騎手)
「今日は流れが遅くなると思っていたので、ある程度出していきました。
いい位置がとれたかなと思ったのですが、狭くなってしまいました。
あそこで前が開いていれば......。4着で馬券にも絡めず申し訳ないです。
具合はとてもよくなっています」

6着 シャイニープリンス(蛯名正義騎手)
「ペースが遅くなってしまって......」

7着 カフェブリリアント(福永祐一騎手)
「失敗しました。シャイニープリンスの外に出していれば何ということはなかったのですが......。
状態はよかったのですが、自分でレースを難しくしてしまいました。操縦ミスです」

8着 サトノギャラント(柴山雄一騎手)
「返し馬からデキのよさを感じていましたが、直線でなかなか前が開きませんでした。
申し訳ないです」

9着 エキストラエンド(M.デムーロ騎手)
「いい位置でしたが、止まってしまいました」

10着 エールブリーズ(柴田大知騎手)
「躊躇していて入っていかないです。いい位置にいるのに下げても行ってくれませんでした。
あれだけ押しているのですが......」

11着 スマートオリオン(戸崎圭太騎手)
「初騎乗なのでよくわかりませんが、今日は伸びませんでした」

12着 ゴールドベル(小牧太騎手)
「今のところは新潟だと厳しいです。来年ですね」

逃げ馬不在、ということをもう少ししっかり煮詰められたら
前で踏ん張れるレッドアリオンは狙えたと思いますが、
今度は前の馬を中心に考えると、差し馬のマジェスティハーツ以下が
拾えないわけで・・・新潟らしい非常に難解な、というか
決め打ちがしにくい結果となりました。

1、2着の馬については過去の傾向通り、距離実績がありましたが
3着のヤングマンパワーは・・・1800m以上は未出走。
走っていないだけに、スタミナを推しはかるのは難しかったわけですが、
血統からしたら手が出しにくい感じだったかと・・・
スローになったのが幸いした印象です。

またもや消化不良の内容。
考察も回顧もなんかモヤモヤとしていますが、ここらですっきりと
リフレッシュしたいものです(>_<)


※追記:結局、月曜はすぐに外出する羽目になり、徹夜明けでフラフラ状態が
     さらに続いてしまっていますが、火曜の日中も終日外出予定。
     脳がとろけてお湯の中を歩いているような気分です(>_<)
     さすがに今晩は寝れると思われるので、明日の朝から改めて
     考察を始めていきたいと考えています。

ちょっと休憩    担【けん♂】

せっかく頂いたコメントへの返信も、関屋記念の回顧も、今週のレースの考察の準備も
何も出来ていない状態ですが、ちょっと連日の徹夜仕事でフラフラ(T_T)

まったく思考がまとまらない体たらくなので、一眠りしてから
改めて始めていきたいと思います。

FB(フェイスブック)を見たりすると、山や、海や、旅行や、と
何かお盆休みや夏を満喫したような写真や報告なんかが目に入ります。

ずっと仕事やなんやでここ何週間かまともに休んでもいない状態で
そんなものを見せられると・・・私自身、アウトドアなんかに何も興味がないので
羨ましくもなんともないはずなのに、ちょっとイラッときてしまうのは
疲れがたまっているからでしょうか(´・ω・`)

※そんなネガティヴな気分の転換に↓ すでにご覧になった方も
 いらっしゃるかと思いますが、気が付いた人は凄いですね(笑)



私も肩の力を抜いて、と(^^;

POG馬出走結果!(2連勝!)   担【けん♂】

わくわくドキドキPOG

(*゚▽゚)ノ★+☆【祝レプランシュ新馬勝ち!】☆+★ヾ(゚▽゚*)

新馬戦(新潟1800m)に出走したレプランシュが見事に
新馬勝ちをおさめてくれました!



スタートで後手を引いたレプランシュはいきなり最後方で
ウロウロとしながら外を伺う形。

コーナーリングでも機動力も見せず(爆)くっついていくのが
精一杯という感じ・・・。

直線では大外に出して追い出し開始。

ここにきて、やっとのことで自分が何をすればいいのか
なんとなくわかったようで、回転の速い脚を発揮すると
馬群の外を一気に抜き去り、最後は内で粘る馬を競り落として
見事に新馬勝ち!

道中はかなり極端なスローペースになっており、
内容としては「大味」以外何物でもありませんが(爆)
少なくとも末脚があることを確認出来ただけでも
今後に向けての収穫としておきたいと思います。

上がり3ハロンは・・・32.4 \(◎o◎)/!

先日3番手から5馬身差をつけて圧勝して話題になった
イモータルが32.9ですから、ヨーイドン!という競馬なら
もしかしたらいい勝負出来るかもしれません(^^;

まぁ・・・上位レースになってくれば、こんな超絶スローには
なってきませんし、位置取り、コーナーリングその他、
総合力を問われてくるわけで、レプランシュはまだ入り口の
その手前くらい?今後、ちゃんと「競馬」をしたときに
どんなレースが出来るかに注目したいと思います。

このところ高速馬場化が進んでいるようで、
新潟1800mで32秒台の脚を使ったというと・・・
昨年活躍したルージュバックがいるわけで、
レプランシュも続くような、いや、それを超えるような
活躍を期待したいですね。

実際、この設定の新馬戦で速い上がりを繰り出して
新馬勝ちをした、という例でみれば
サトノノブレスやクラリティシチーといった馬もいるわけで
脚を見せた、ことが先々に繋がる可能性はありそうです。

相変わらず、出走回数が極端に少ないけん♂厩舎ですが
これで2戦2勝!勝率100%(笑)

次に出走する馬がどの馬になるかはわかりませんが、
なんとかこの勢いを持続して貰いたいものです♪

レース後のコメント
1着 レプランシュ(内田博騎手)
ゲートで気にするところがあって、ゆっくり出て行く形になり、
中途半端に行くよりはと思い、終いにかけていました。末脚が切れそうな
雰囲気はありましたが、差し切るとは思いませんでした。偉い馬です


(高野友和調教師)
駐立が悪いわけではなかったのですが、ゲートを出る姿勢ではなくて
出遅れてしまいました。さらに挟まれてしまいました。調教では見せなかった
他馬を気にする面を騎手が察知してくれていました。
最後はいい脚を使ってくれました。次走は未定です

関屋記念最終予想    担【けん♂】

お盆の真っ最中ですが・・・私には関係ありません(爆)
むしろ仕事の時間が長引いて睡眠不足気味。
ふらふらした頭でまとめても・・・という感じもありますが
とりあえず、関屋記念(新潟1600m)について見ておきたいと思います。

12頭立てと少頭数。
上位人気はある程度偏りそうですが、毎度のことながら
どの馬も過信は禁物(夏競馬の常、ですが:笑)
ある程度決め打って考えてみたいと思います。

【これまでの考察】
展開分析→ココ
体重別実績→ココ
年齢別実績→ココ
各馬分析1→ココ
各馬分析2→ココ
各馬分析3→ココ
過去の勝ち馬の馬体→ココ
距離実績について→ココ
中京記念との関連→ココ
馬体について→ココ
斤量負担分析→ココ

積極的に逃げたい馬が不在。
基本的にはかなり締まった流れになってタフな展開になりやすい
関屋記念ですが、今年は例年よりはスローで流れるかもしれません。

消耗度が低ければ前も止まりにくいわけで、あまり後方から
ぶん回すようだと届かない危険性がありますが、
今回は少頭数気味になったことで、隊列自体が長くならなければ・・・
という感じでしょうか。

【今回の予想】
◎エキストラエンド
〇アルバタックス
▲サトノギャラント

馬体の出来が良化して見えたエキストラエンドは距離実績に
スタミナには問題なく、実績も上位。
ハマった時の末脚はかなりのモノがあるので、上手く外に出せれば
デムーロ騎手の手腕込で期待出来そうです。

アルバタックスは中京記念で6着に敗れていますが、後方からかなりの
末脚を使えており、ここでの上昇は十分に見込めそうです。
谷川岳Sの結果からするとちょっと狙い過ぎな感もありますが
ここ2戦のようにもう少し脚をためれたら・・・

サトノギャラントは実績どおりの新潟巧者。
今回は最内枠に入ってしまったため、捌きが難しくなる分
ちょっと印を落としましたが、重賞を狙える舞台設定は
ここくらいなので(爆)騎手の腕にも注目。

あとはレッドアリオン辺りでしょうか。
これまでの内容からすると過剰人気気味な気がしますし、
前走の末脚も微妙。積極的なレース運びでなんとか・・・
という感じでです。

今後に繋がる内容に期待!

関屋記念(斤量負担分析)   担【けん♂】

関屋記念(新潟1600m)は開けてみれば12頭立てと
かなり寂しい頭数になってしまいました(>_<)

【実質斤量負担】
関屋記念斤量負担

平坦ながら猛スピードで長い直線を駆け抜けるタフなコース設定、
500kgを超えるような大型馬の好走が目立ち、
小柄な馬に関しては余程の例外を除けば重賞勝ち馬を
条件に考えたいところです。

今回のメンバーではカフェブリリアントは牝馬限定ながら
阪神牝馬Sを制しており、エキストラエンドも
京都金杯の勝ち馬ということで、そこまで割り引く必要は
なさそう。
とはいえ、430kgを切っているカフェブリリアントは
さすがに・・・?

実質斤量負担では12.5%までは好走がありますが
勝ち馬は11.5%以下に絞って考えたい感じ。

その意味では今回は馬格のある馬が揃ったので
極限の力勝負を期待してみたいですね。

斤量面では前走で勝っているのに斤量が増えていない
スマートオリオンが優勢。
あとは同じく据え置きのマジェスティハーツが続いています。

不利な条件も重なっているスマートオリオンが
過去の呪縛を振り払えるか、注目したいと思います。