来年のクラシックを占う一戦、新潟2歳Sが行われました。
とはいえ、昨年はハープスター、イスラボニータを輩出したものの、
実際のところ、出世レースとは言い難く(爆)ここで強い勝ち方をした馬が
春になって凡走を繰り返す、といったこともよくある話なわけで・・・
まず内容を確認しておきたいと思います。
結果は・・・
1着ミュゼスルタン 1.33.4 上がり33.4 レコード
2着アヴニールマルシェ ハナ
3着ニシノラッシュ
※全着順は→ココ
カシノハリウッドがレースを引っ張り、グラスエトワール、
コスモピーコックが先頭集団を形成。
少し離れてワキノヒビキ、テイケイラビット、さらに縦長になって
ニシノラッシュ、コメート、トーホウハニーが中段。
ギンバリ、ブリクスト、ヒルノマレット、ゴッドバローズがその後ろ、
後方にラミーロ、ミュゼスルタン。アヴニールマルシェ、ディアコンチェルト、
遅れてハナモモ、最後方にナヴィオンという態勢。
12.5-11.0-11.7-11.9-12.0-11.3-11.0-12.0
前半800m 47.1
後半800m 46.3
レコード決着だけあって、前半800mの通過タイムは
12年の46.9に次いで2番目タイのハイペース。
道中にもまったく緩むことのない流れになっており、
かなり消耗度が高い内容となりました。
新潟2歳Sは道中に大きく緩むスローペースの年と、今年のように
まったく緩まない年の2パターンがあります。
今年と昨年のラップをハイペースの平均(Aパターン)と
スローの平均(Bパターン)と比較してみると・・・
【ラップ比較:新潟2歳S】

昨年はスロー(Bパターン)の典型例。見事に軌跡が一致していました。
スローで前が残りやすい展開を強引に差し切ったハープスターの
豪脚はその後・・・言わずもがなですね(^^;
今年は・・・ハイ(Aパターン)をさらに上回るハイペース。
過去に中間の最遅ラップが12.0という年は02年(ワナ)、
12年(ザラストロ)の2回しかなく、4コーナーからさらに
加速を入れている点で、過去の新潟2歳Sの中でも最も消耗度の高い展開になった、
と考えられます。
そんな厳しい流れに耐え切れず、前の馬の脚がヨレたりしたわけですが
後方から進んで馬場中央に出して行ったミュゼスルタンは馬群を縫うように
スイスイと切り抜ける操作性の高さを見せ、ほぼコースロスなく
馬群を抜け出して前へ。
そのままあっさり押し切り、と思ったところに外を回した
アヴニールマルシェが襲い掛かり、最後は写真判定。
僅かにミュゼスルタンが残して新潟2歳Sを制しました。
上位2頭ともにかなりの能力を感じさせる内容ではありましたが、
ペースを考えると、前崩れを差した形なので昨年のハープスターとは
まったく内容が違います。
★Aパターン(ハイペース)の上位馬
11年 モンストール、ジャスタウェイ
10年 マイネイサベル、マイネルラクリマ
07年 エフティマイア、シャランジュ
03年 ダイワバンディット、ウイングレット
02年 ワナ、ヨシサイバーダイン
★Bパターン(スローペース)の上位馬
13年 ハープスター、イスラボニータ
12年 ノウレッジ、サウンドリアーナ
09年 シンメイフジ、フローライゼ
08年 セイウンワンダー、ツクバホクトオー
06年 ゴールドアグリ、マイネルーチェ
05年 ショウナンタキオン、ニシノフジムスメ
04年 マイネルレコルト、ショウナンパントル
レースレベル、という意味ではAパターンの方が優秀に思えますが、
実際にクラシック路線に繋がった、という例は・・・実はBパターンが優勢。
Aパターンの上位馬ジャスタウェイはクラシック路線では活躍出来ず、
マイネイサベルも微妙な成績。エフティマイアがなんとか頑張りましたが
この年の牝馬戦線は異常なまでに低調だっただけに、そのまま評価はしにくい印象。
ちなみにマイネルラクリマはハイペースの中、前で残るという
非常に高いレベルの内容を示していたわけで、その後の活躍には納得です。
Bパターンからは昨年のハープスター、イスラボニータだけでなく
セイウンワンダーが出ています。
・・・ただし、レベルとしては低調なだけに「強く見える」勝ち方をして
そのまま消えてしまった馬も多数・・・(爆)
今年のミュゼスルタン、アヴニールマルシェが過去の轍を踏んでしまうのか、
それとも本物なのか、今後の動向に注目したいですね。
ちなみに・・・前走で使われたレースによる馬券戦略については
1着のミュゼスルタンは新潟1600mでOKでしたが
アヴニールマルシェが東京1800mということでアウト(爆)
3着のニシノラッシュも福島1200mということでまったくのハズレ(>_<)
うーん、やはり観るレースとしておいた方が無難なのかも・・・
諦めたらそこで試合終了!バキッ!!( -_-)=○☆)>_<)アウッ! アンザイセンセイ・・・
とはいえ、昨年はハープスター、イスラボニータを輩出したものの、
実際のところ、出世レースとは言い難く(爆)ここで強い勝ち方をした馬が
春になって凡走を繰り返す、といったこともよくある話なわけで・・・
まず内容を確認しておきたいと思います。
結果は・・・
1着ミュゼスルタン 1.33.4 上がり33.4 レコード
2着アヴニールマルシェ ハナ
3着ニシノラッシュ
※全着順は→ココ
カシノハリウッドがレースを引っ張り、グラスエトワール、
コスモピーコックが先頭集団を形成。
少し離れてワキノヒビキ、テイケイラビット、さらに縦長になって
ニシノラッシュ、コメート、トーホウハニーが中段。
ギンバリ、ブリクスト、ヒルノマレット、ゴッドバローズがその後ろ、
後方にラミーロ、ミュゼスルタン。アヴニールマルシェ、ディアコンチェルト、
遅れてハナモモ、最後方にナヴィオンという態勢。
12.5-11.0-11.7-11.9-12.0-11.3-11.0-12.0
前半800m 47.1
後半800m 46.3
レコード決着だけあって、前半800mの通過タイムは
12年の46.9に次いで2番目タイのハイペース。
道中にもまったく緩むことのない流れになっており、
かなり消耗度が高い内容となりました。
新潟2歳Sは道中に大きく緩むスローペースの年と、今年のように
まったく緩まない年の2パターンがあります。
今年と昨年のラップをハイペースの平均(Aパターン)と
スローの平均(Bパターン)と比較してみると・・・
【ラップ比較:新潟2歳S】

昨年はスロー(Bパターン)の典型例。見事に軌跡が一致していました。
スローで前が残りやすい展開を強引に差し切ったハープスターの
豪脚はその後・・・言わずもがなですね(^^;
今年は・・・ハイ(Aパターン)をさらに上回るハイペース。
過去に中間の最遅ラップが12.0という年は02年(ワナ)、
12年(ザラストロ)の2回しかなく、4コーナーからさらに
加速を入れている点で、過去の新潟2歳Sの中でも最も消耗度の高い展開になった、
と考えられます。
そんな厳しい流れに耐え切れず、前の馬の脚がヨレたりしたわけですが
後方から進んで馬場中央に出して行ったミュゼスルタンは馬群を縫うように
スイスイと切り抜ける操作性の高さを見せ、ほぼコースロスなく
馬群を抜け出して前へ。
そのままあっさり押し切り、と思ったところに外を回した
アヴニールマルシェが襲い掛かり、最後は写真判定。
僅かにミュゼスルタンが残して新潟2歳Sを制しました。
上位2頭ともにかなりの能力を感じさせる内容ではありましたが、
ペースを考えると、前崩れを差した形なので昨年のハープスターとは
まったく内容が違います。
★Aパターン(ハイペース)の上位馬
11年 モンストール、ジャスタウェイ
10年 マイネイサベル、マイネルラクリマ
07年 エフティマイア、シャランジュ
03年 ダイワバンディット、ウイングレット
02年 ワナ、ヨシサイバーダイン
★Bパターン(スローペース)の上位馬
13年 ハープスター、イスラボニータ
12年 ノウレッジ、サウンドリアーナ
09年 シンメイフジ、フローライゼ
08年 セイウンワンダー、ツクバホクトオー
06年 ゴールドアグリ、マイネルーチェ
05年 ショウナンタキオン、ニシノフジムスメ
04年 マイネルレコルト、ショウナンパントル
レースレベル、という意味ではAパターンの方が優秀に思えますが、
実際にクラシック路線に繋がった、という例は・・・実はBパターンが優勢。
Aパターンの上位馬ジャスタウェイはクラシック路線では活躍出来ず、
マイネイサベルも微妙な成績。エフティマイアがなんとか頑張りましたが
この年の牝馬戦線は異常なまでに低調だっただけに、そのまま評価はしにくい印象。
ちなみにマイネルラクリマはハイペースの中、前で残るという
非常に高いレベルの内容を示していたわけで、その後の活躍には納得です。
Bパターンからは昨年のハープスター、イスラボニータだけでなく
セイウンワンダーが出ています。
・・・ただし、レベルとしては低調なだけに「強く見える」勝ち方をして
そのまま消えてしまった馬も多数・・・(爆)
今年のミュゼスルタン、アヴニールマルシェが過去の轍を踏んでしまうのか、
それとも本物なのか、今後の動向に注目したいですね。
ちなみに・・・前走で使われたレースによる馬券戦略については
1着のミュゼスルタンは新潟1600mでOKでしたが
アヴニールマルシェが東京1800mということでアウト(爆)
3着のニシノラッシュも福島1200mということでまったくのハズレ(>_<)
うーん、やはり観るレースとしておいた方が無難なのかも・・・
諦めたらそこで試合終了!バキッ!!( -_-)=○☆)>_<)アウッ! アンザイセンセイ・・・
スポンサーサイト
Comment*0
