けいけん豊富な毎日

美しかった?美しくなった?  担【けん♂】

【サモトラケのニケ】
nike.png

某漫画の中で

女神ニケ像は不完全だから美しいのか、不完全なのに美しいのか

という一コマがありました。

不完全だから美しい、ならば頭部や腕をつけたら
美しくなくなる可能性があります。

不完全であることで、失われた部分に想像力を
掻き立てられる、という側面もありそうですね。

もしくは・・・長い歴史の中でパーツが失われて作られた今の姿は
波や風に浸食されて出来た自然の神秘な造形美に近いモノ
感じさせるのかもしれません。


逆に、不完全なのに美しい、となると完全体ならば
もっと美しい像だった、ってことになります。

本来持っていた美はどれほどだったのだろう・・・
という思いがこの像を美しく見せているのかも。

ただし、復元してみたレプリカなんかもありますが
そんなに美しくない気がするんですよね(爆)
・・・ってことはやっぱり不完全なところに美を感じているのか、
それとも復元の仕方が悪いだけで本当にしっかり復元出来れば
もっと美しかったりするんでしょうか。

日本の仏像や寺院も建立当時は金ピカだったり
赤や朱色といった派手なシロモノだったわけで、
おそらくは・・・今のイメージとはまったく違っていたはず。

もちろん、その当時のものを見ても迫力十分で
圧倒的な美しさがあったのかもしれませんが、
歴史の中で失われていった風合い、というものに
美しさを感じるのも日本人らしい感覚なのかもしれません。

結論が出るような話ではありませんが、
たまにはこういうことをボーっと考えるのも楽しいですね♪

私はアンバランスなものが好きなので不完全だから美しい、に一票かなぁ・・

シルクロードS(斤量負担分析)   担【けん♂】

シルクロードS(京都1200m)についてもう少し見ていきたいと
思います。

実質斤量負担
シルクロードS斤量負担

基本的には大型馬優勢、480kg以上ある馬が優位と
なっていますが、460kgあれば一応OK。
実質斤量負担では、12.0%が好走の上限になっています。

13%を超えてしまうプリンセスメモリーはさすがに完全に
危険ゾーン。前走よりも負担が減っているとはいえ
厳しいと見た方が良さそう。

スギノエンデバーは57kgでも好走経験がありますが
北九州記念を勝ったときには55kg・・・重賞でこの負担
というのはマイナス材料。

ストレイトガールは牝馬だけに実質460kgゾーンと
考えれば馬体重の面では大丈夫そうですが、
斤量負担は厳しい状況。これまでの7勝のうち、
4勝は55kgで勝ち取っているので大丈夫だとは思いますが
少し割り引いて考えた方がいいかも。

過去の12%を超えて好走しているのはサニングデール、
ステキシンスケクン。どちらも重賞勝ちがあったことを
考えると・・・スギノエンデバーは及第点にしても
ストレイトガールは微妙。逆にここで好走出来るようなら
今後の評価が高まりそうです。

前走で勝っているのに斤量負担が減っている
・ワキノブレイブ
・レオンビスティー


この2頭は斤量面から推せる馬。
前走4着のサイレントソニック、勝っているのに
負担が変わっていないアフォード、あとは
実質斤量負担で少し厳しいストレイトガールが次点評価。

抜けて重いトップハンデを背負うマジンプロスパーは
馬格があるのでひとまず問題なし、と見て良いと思われます。

シルクロードS(ラップ分析2)   担【けん♂】

シルクロードS(京都1200m)について見ていきたいと思います。

レディオブオペラが逃げる場合のペースはほぼ一定。
600m通過が33秒台と速く、さらに800m通過も44秒台と
鈍らずに引っ張る形。

コース形態に差があるので単純比較は出来ませんが、
今回の出走馬の過去の好走レースの中で、33秒台、44秒台で
中間を通過しているレースを取り上げて目安となる淀短距離Sと
比較してみました。

【適性がある、と考えられるレース】
シルクロードペース1

前半がある程度速く、後半にあまり鈍っておらず、
レディオブオペラの作る展開には合いそう。

京洛S、セプテンバーSと2つのレースで好走している上に
京阪杯でも4着に入っているプレイズエターナルは
適性面では非常に高いモノが感じられますが
前が止まったところを差しているので、前が止まらない
場合にはヒモまで、と考えた方が良さそうです。

京阪杯で3着に入っているスギノエンデバーは
珍しく前につけての好走。対応出来る能力の高さは
評価して良さそうですが、今回はどこにつけてくるかが
問題になりそう。

道頓堀Sは最後に鈍ってしまい差し決着になっていますが
リトルゲルダは前につけて粘り込んでいる点で評価出来そうです。

【前半が速過ぎて後半に鈍っているレース】
シルクロードペース2

サンライズS、HTB2つのレースで好走している
レオンビスティーは評価して良さそうですが
差しての好走だけに位置取りと前の馬次第。

房総特別で後方から差し込んだサイレントソニックは
展開がハマった感。前が止まらない展開では厳しそう。

12年のCBC賞で2番手から押し切ったマジンプロスパーの
能力は高く評価出来ますが、年齢と近走の内容考えると
どこまで維持出来ているかは微妙。

【前半が非常に速くて後半に大きく鈍っているレース】
シルクロードペース3

みちのくS、北九州短距離S、北九州記念、
テレビユー福島、はハイペースの前崩れを後方から
差したレース内容。今回も前が止まるならチャンスが
あるかもしれませんが、前の馬次第なので基本的には
厳しそう。

トリトンSを好位で粘ったリトルゲルダ、函館スポーツ賞を
前で押し切ったストレイトガールは高く評価出来そうです。
12年の札幌日刊で好位から踏ん張ったシュプリームギフトも
適性はありそうです。

シルクロードS(ラップ分析1)  担【けん♂】

過去のシルクロードS(京都1200m)にはおおよそ
3つのラップパターンがあります。

A→スローペースで前半を通過し、後半に末脚勝負
  (10年、11年、13年)
B→ミドルペースで前半を通過し、後半もあまり鈍らない平坦勝負
  (03年、04年、05年、06年、12年)
C→ハイペースで前半を通過し、早い段階から失速する消耗戦勝負
  (01年、02年、07年、08年、09年)

各パターンの平均ラップとレディオブオペラが逃げた
淀短距離Sのラップを比較してみました。

ラップ比較グラフ
シルクロードラップグラフ

淀短距離Sの前半600mの通過タイムは33.8、
自らペースを作った500万下でも33.5で通過しており、
レディオブオペラ(藤田騎手)が作るペースはほぼ一定
過去のシルクロードSと比較してもかなり速いペースで逃げています。
前半のペースはCパターンに近いわけですが、
後半に入るとBパターンに近い軌跡。

芝の状態にも左右されるので単純比較は出来ないにしても
ハイペースで進みつつも脚が鈍らない、という非常に高い
レベルの内容を示しています。

Bパターンで逃げた馬の上がり3ハロンと着順は↓

03年 34.4  2着
04年 34.6  7着
05年 34.3  3着
06年 35.1 12着
12年 34.6  2着

好成績をおさめている馬はいますが、逃げ切った馬は不在。
その意味ではハナを切って行くと怖い面がありますが
レディオブオペラのここ4戦の上がり3ハロンは

500万  33.6
1000万 33.5
醍醐S   33.7
淀短距   33.6

全て33秒台の上がりを記録。
昨秋に行われた3戦は芝状態の違いがあるので単純に参考には
出来ませんが、1月に行われた淀短距離Sでも33秒台、というのは
かなり強烈だと思われます。

ちなみに、12年に淀短距離Sを1.07.5とレディオブオペラに
近いタイムで逃げ切っているエーシンダックマンの上がり3ハロンは
34.0・・・その年のシルクロードSでは34.6と脚が鈍って
2着に敗れているわけですが、レディオブオペラも前走以上に
脚が鈍るとしても・・・34秒台前半で走ることは出来そうです。

シルクロードSの過去の例に当てはめてみれば
逃げて34秒台前半で上がって来れるのであれば複勝圏は堅そう。
勝ち切る可能性も十分にありそうです。

シルクロードS(枠順別実績)   担【けん♂】

シルクロードS(京都1200m)についてもう少し見ていきたいと思います。

枠順別実績
シルクロード枠順

ペースや展開により、有利な位置取りがガラリと変わるレース。
枠順に関してはあまり意識する必要なないのかもしれませんが
ひとまず過去の傾向をまとめてみました。

今週からBコースを使用。
昨年ほど内のグリーンベルトが目立つ芝状態ではありませんでしたが
京都牝馬Sでも内差しが決まっていたわけで、その部分がなくなり、
差し優勢の傾向が高まる可能性があります。

過去の傾向でも僅かながら外目の枠が優勢。
・・・というか4、5、6枠の実績が高く、内枠、外枠はどちらも
比較的成績低下している感じでしょうか。

昨年、実績上位のダッシャーゴーゴーが8枠から2着に入りましたが
それまでは3着止まりの成績。7枠からも勝ち馬は出ていません。

興味深いのは6枠の好成績ぶり
差すにも先手を取るにもいい枠なのかも・・・。

内、もしくは外に偏った傾向が出るのであれば
コース自体にバイアスは発生している可能性が高くなると考えられますが、
今回のように内と外がダメで中ほどの枠が良い、
となるとコースの問題ではなく、素直に有利な位置を選択しやすい
(自在性がききやすい)ということの方が重要
だと思われます。

その意味ではあまり意識し過ぎない方がいいかもしれません。

人気を加味した好走度を見てみると

1枠 2.5
2枠 2.0
3枠 7.3
4枠 3.7
5枠 3.4
6枠 2.9
7枠 3.0
8枠 1.7

やはり内外に偏ったところから好走しているのは実力馬(人気馬)。
特に8枠はかなりの力がないと厳しそうです。

中ほどの枠は枠順の恩恵を受けやすい傾向。
あえて穴枠、と言えば・・・3枠となっています。
人気薄を狙うならちょっと意識してみてもいいかもしれません。

シルクロードS(馬体について)  担【けん♂】

シルクロードS(京都1200m)出走予定馬の馬体について
見ていきたいと思います。

【ストレイトガール】
(13キーンランドC)
ストレイトガール13キーンランド
(シルクロードS)
ストレイトガール14シルクロード
まだ細かった夏場に比べて下半身が大幅に強化されています。
丸みを帯びて腿も引き上げられ、ハリも十分。
背中から腰へのラインも良化。
クビ差しも根本から力強さが増しており、
上半身の出来も負けていません。
牝馬だけに軽さを感じるシルエットですが
この馬なりにかなり良い状態で出走出来そう。

【レディオブオペラ】
レディオブオペラ14シルクロード
洗い立ての写真なので毛ツヤはわかりませんが
発達した下半身に支えられた力強い馬体。
腿から臀部にかけての筋肉は充実しており、
腹回りも太目感なく張っていて体調にも問題なさそう。
上腕部も力感があってクビ差しの力強さも十分。
気が強そうな表情もスプリント向き、
現状の力は出せる出来だと思います。

【マジンプロスパー】
(13CBC賞)
マジンプロスパー13CBC
(13スプリンターズS)
マジンプロスパー13スプリンターズ
(シルクロードS)
マジンプロスパー14シルクロード
ガッチリしたシルエットの馬でしたが
全体的にモッサリ感が増しており、いらないところに
肉がついて厚ぼったい雰囲気になっています。
前後の筋肉量は維持出来ているので
それなりに力は出せそうですが、ハリはもう一歩。
立ち姿のバランスが崩れて見えるだけに
実績通りの期待はしにくい印象。

【スギノエンデバー】
(13アイビスSD)
スギノエンデバー13アイビスSD
(13スプリンターズS)
スギノエンデバー13スプリンターズ
(シルクロードS)
スギノエンデバー14シルクロード
前後に重厚な筋肉がついた力強い馬体。
成績の不安定さの割に、見た目には
ずっと良い状態を維持しています。
今回も充実度は抜群、腹回りも太目感なく
引き締められており、毛ツヤも良好。
あとは展開がハマるかどうか・・・

【アフォード】
(12アイビスSD)
アフォード12アイビスSD
(13シルクロードS)
アフォード13シルクロード
(シルクロードS)
アフォード14シルクロード
胸前に深みがあり心肺機能の高そうな馬体。
大きな変化は感じられませんが
クビ差しの力強さ、上半身の安定感、
下半身の充実度など問題はなく、この馬なりに
良い状態でレースに臨めそうです。
見た目の出来は昨年以上。

【プリンセスメモリー】
(11京都牝馬S)
プリンセスメモリー11京都牝馬
(13アイビスSD)
プリンセスメモリー13アイビスSD
(シルクロードS)
プリンセスメモリー14シルクロード
小柄な馬だけに線の細さを感じるシルエット。
クビ差しが細い割に上半身はそれなりに発達、
下半身は持続質に向いた作りでこの馬にしては
充実した出来になっている印象。
立ち姿のバランスはイマイチでここで強調出来るほどの
状態ではなさそう。

※写真は全て競馬ブックPHOTOパドックより

シルクロードS(中間整理)   担【けん♂】

まだシルクロードS(京都1200m)の出走馬が確定する前ですが
一通りざっと見たとことちょっと頭を整理。

人気の中心になりそうなのは目下4連勝中の新星レディオブオペラ
鞍上の藤田騎手は「ロードカナロアに続きたい」とかなり風呂敷を
広げ気味ですが(笑)たしかに1分07秒台を連発して危なげなく
勝ち続けている近走の内容を見れば、期待するのもわかります。

自分でペースが作れるし、場合によっては番手でもレースが出来、
今回の舞台である京都1200mで結果を出しているのもプラス材料。

まぁ・・・重賞初挑戦で、このレースでは結果があまり出ていない
4歳、さらに牝馬・・・となると過剰人気になる公算が高いわけですが
それでも期待に応えてくれれば今後が非常に楽しみになります。

ラップ内容に関しては改めて考察するつもりですが、
この馬が引っ張るのであれば、前半600mは33秒台中盤
(800m通過は44秒台)になる可能性が高く、
かなりのハイペースが予想されます。

もう1頭の注目馬ストレイトガール・・・こちらも牝馬という点が
少し微妙ですが、この馬の課題は陣営があげているように
速い時計への対応力。
前走は中京で完勝しましたが、時計はそれほど速いわけではなく
主な実績は時計が掛かる洋芝の函館に集中。
こちらもあとから改めて見直しますが、1分07秒台の持ち時計はなくとも、
函館で1.08.1で走れているので基本的には問題なさそうかと。
血統的にも過去にこのレースではタマモホットプレイ、
ファイングレイン、アルティマトゥーレとフジキセキ産駒が3勝。
適性的な後押しになってくれそうです。

注目はこの2頭に偏りそうですが、もう1頭楽しみなのは
新鋭のブレイズエターナル
どうやらアドマイヤムーンはスプリント適性の高い産駒を
出しやすいようです。
ハイペースに強く・・・というか、こちらは前崩れ期待になりそうな分、
ちょっと相手次第の面が強そうですが、レディオブオペラのペースでも
対応は利きそう。
ハクサンムーンが本格化傾向を示したのも4歳春だったわけで
この馬もこれからさらに良化が期待出来るかもしれません。
京阪杯では4着に敗れていましたが、間隔が詰まって
少し緩め気味の状態でこれだけ出来れば十分かと。

実績馬のマジンプロスパーは本質的に1200mよりも
1400mが合うタイプと考えているのでここでは割引。
同じ1200mならスタミナが必要な中京で狙いたい馬かと。
調子を崩している可能性がある点も含めて過剰な期待はしにくいと
考えています。

スギノエンデバーの能力は認めるものの・・・脚質が不安定な馬だけに
こちらも過剰な期待はしにくいですね。
稀に見せる前につける競馬が出来れば面白い1頭ですが、
今回はペースが速くなりそうなので、あえて後方から末脚一本勝負
というのもハマる可能性がありそうです。

もう一段下がって、リトルゲルダ、ワキノブレイブ
現状ではもう一歩足りない感じなので、上位馬の脱落待ちで
ヒモ候補まで。

おおよそ絞れてしまっている感じですが、もう少し煮詰めて
いきたいと思います(^^)g

シルクロードS(過去の勝ち馬の馬体)   担【けん♂】

シルクロードS(京都1200m)の過去の勝ち馬の馬体写真を並べてみました。
開催時期(曜日)の関係で競馬ブックに取り上げられなかった年もあるので
その場合には近い時期に行われたレース前の写真を載せています。

【ドリームバレンチノ】
(13シルクロードS)
ドリームバレンチノ13シルクロード

【ロードカナロア】
(12高松宮記念)
ロードカナロア12高松宮

【ジョーカプチーノ】
(11高松宮記念)
ジョーカプチーノ11高松宮

【アルティマトゥーレ】
(10シルクロードS)
アルティマトゥーレ10シルクロード

【アーバンストリート】
(09函館SS)
アーバンストリート09函館SS

【ファイングレイン】
(08シルクロードS)
ファイングレインシルクロードS

【エムオーウイナー】
(07シルクロードS)
エムオーウイナー07シルクロード

※写真は全て競馬ブックPHOTOパドックより

少しツルクビ気味ですが太く力強いクビ差し。
上半身は深みよりも厚みがあってガッチリとした
力強い作りになっています。

背中から腰のラインは柔らかく特徴的。
下半身は持続質を備えながらも丸みを帯びて
瞬発力も兼ね備えています。
腿がしっかりと引き上げられており、
後肢が後方に流れているような馬はいません。

少し前傾気味ながらスッと真っ直ぐ立てている点にも
注目したいところ。

血統はバラバラながら似たようなシルエットになっており、
適性の高い馬体、というものはイメージ出来そう。

今年の出走予定馬についてもイメージを頭に置きつつ
見ていきたいと思います。

シルクロードS(レディオブオペラについて)  担【けん♂】

シルクロードS(京都1200m)で1番人気が予想される
レディオブオペラの過去のレース映像をまとめてみました。

【淀短距離S】


【醍醐S】


【1000万下】


スタートが速く、二の脚も使えるのであっさりと先手を取りに行けるのが強味。
さらに、どうしてもハナを切りたいわけではなく、2番手で折り合うことも可能。

コーナーリングが上手く、スピードに乗りながらカーブをこなせるので
4コーナーで後続を引き離して直線に入れるのも武器になっています。

クビをあまり使わない走法ですが、蹴り脚が強く、一完歩で稼ぐ距離が
長い感じ。力がしっかりと地面に伝わっており、無駄がない走り方に
なっていると思います。
脚の回転の速さも十分。2番手からでも焦らず前の馬を
とらえて楽にかわしているのが印象的。

かなり余裕をもって勝ち切っているので、まだ余力がありそう。
前半が速い割に、粘り込むタイプではなく、前でさらに脚を伸ばすタイプ。
余程荒れた馬場に突っ込むようなことがなければ
前が止まらない展開になりそうです。
後続の馬はあまり後ろからだと厳しくなってしまいそう。

勝ち切っているレースなので、強く見える、という側面はありますが
ラップ以上に強さを感じる内容。
他のコースでは隙があるかもしれませんが、慣れた京都コースならば
重賞で相手関係が強化されたとしても好勝負は十分に可能だと思います。

シルクロードS(各馬分析2)   担【けん♂】

シルクロードS(京都1200m)出走予定馬の各馬分析、第2弾です。

テイエムオオタカ】牡6 (美浦) ホワイトマズル×(ネヴアーダンス)
先行力を活かすスタイルで11年の函館SSで2着、12年にも
キーンランドC3着、スワンS2着と好走しましたが
年齢を重ねてガンガン行く競馬が出来なくなり、このところは
好位の前辺りに控える形が多くなっています。
今回は距離短縮、平坦コースであることもプラス材料になるので
条件は良化しますが、前に行く強力な馬がいるだけに
持ち味を活かせるかは微妙。

ファリダット】牡9 (栗東) Kingmambo×(Sunday Silence)
根岸Sと重複登録、向こうだと賞金不足になりそうなので
こちらに出ることになりそう。
08年の京阪杯で2着があり、09年には重賞、GⅠ路線でも
好走していましたが、その後ガクッと低迷。
12年にダート路線に転向し、連勝を飾りましたが
このところは3着が精一杯、年齢的にも厳しい状況になっています。
芝では後方からになりがち、末脚のキレがなくなってきている
現状では余程展開がハマっても厳しそうです。※回避

プリンセスメモリー】牝7 (美浦) スウェプトオーヴァーボード×(バブルガムフェロー)
後方からの脚質で前半が速く、前が崩れやすいコースでの好走が
目立ちます。輸送に弱い面があるのか関西圏での好走はなく、
馬格が極端にないのも厳しいところ。血統的には平坦向きなので
展開がハマれば、という感じもありますが、重賞勝ちのない
7歳牝馬となるとさすがに狙いにくい印象。

プレイズエターナル】牡4 (栗東) アドマイヤムーン×(Zafonic)
1200mでは(4-2-3-1)と中2週で少し余裕をもたせて臨んだ
京阪杯の4着以外は複勝圏を外さない安定した好成績。
中段からかなり鋭い脚を使う馬でハイペースの前崩れ気味の展開が合う感じ。
重賞実績はないものの、調整十分で臨めれば上位争いは可能かも。

マジンプロスパー】牡7 (栗東) アドマイヤコジーン×(バブルガムフェロー)
昨年のこのレースでは自己最大体重で余裕がありながらも前で
踏ん張って4着と健闘。CBC賞で連覇を達成し、秋には
スプリンターズSで4着。力のあるところを示しました。
年末の阪神Cでは少し緩めのペースで脚が残せず12着と
大敗してしまった点は気になるところですが、前年も13着から
巻き返しているので問題はなさそうです。
実績は上位ですが、本質的には1400m向きの馬。
スタミナを問う展開になれば強味が活かせそうですが過剰な期待は
しにくい印象。

リトルゲルダ】牝5 (栗東) Closing Argument×(Miss Buddha)
昨年は血統的に合うアイビスSDで3着と健闘。
秋には1600万下を勝ちましたが、京阪杯では前で
踏ん張り切れずに8着に敗れ、尾張S(OP)でも11着に
敗れてしまいました。内容的には3着と横並びだったので
大きく評価を落とす必要はありませんが、現状では頭打ちの印象。

レオンビスティー】牡5 (栗東) サクラバクシンオー×(Tabasco Cat)
昨夏のキーンランドCで10着に敗れたあと、中山1200mの
1000万下で約3年ぶりの勝利。年明けには1600万下で
連勝を飾っています。前々走はスローの前残り、前走は逆に
ハイペースを中段から行けたことが功を奏した印象で
力関係的に上位評価するにはまだ早い感じ。
馬体を充実させてきているので本格化に期待したいところですが・・・

レディオブオペラ】牝4 (栗東) Singspiel×(Kingmambo)
デビュー以来複勝圏を外さない安定した成績で、京都1200mで
4連勝中の新鋭。前半600mを44秒台で先行し、最後に
33秒台の末脚を使う強烈な勝ちっぷり。内容的にも高く
評価出来そうです。4歳、牝馬と過去の傾向的には厳しい面がありますが
ここをすんなり通過するようならモノが違うことを証明出来そうです。

ワキノブレイブ】牡4 (栗東) マイネルラヴ×(ブライアンズタイム)
昨年は一年間で14走と使い詰めになりましたが、そんな中で
秋には馬体を増やし、ここ2戦で連勝を飾るタフネスぶりを発揮。
好位、中段からの脚質で安定して末脚を発揮出来るのが強味ですが、
急坂などで前が止まる展開の方が合いそうです。
相手なりに走って来ていますが力関係的にはまだ不足感。

シルクロードS(各馬分析1)   担【けん♂】

シルクロードS(京都1200m)の出走予定馬について
見ていきたいと思います。

昨年のこのレースで1番人気を背負っていたアイラブリリは・・・
登録はありますが賞金不足で今のところ出られない見込み。
勢いに任せた人気の怖さ、というものを感じます(T_T)

アフォード】牡6 (栗東) サクラバクシンオー×(ゼネラリスト)
昨年は休養明けで少し重かったこともあって中段から失速し13着と大敗。
その後低迷し、夏場に大きく崩れた後、年末の復帰戦で1年ぶりの
勝利を飾っています。これまでのところ重賞では完全に頭打ち。
前が止まってなんぼ、という脚質なので展開に左右されやすく
京都適性は微妙。絞って出てくれば良い状態で出られそうですが・・・

ケイアイアストン】牡9 (美浦) フジキセキ×(Wolfhound)
重賞での好走は10年の秋にまで遡らねばならず、ここ1年半は
馬券圏内から遠ざかっています。それでもOPで4着があるように
力はある馬で、前優位の展開に上手く乗れたらそれなりに
頑張れそう。昨年は自己最大体重とデブで出走し11着に
敗れていますが、状態がまともならもう少しやれそうかと。

サイレントソニック】牝6 (美浦) ディープインパクト×(Unbridled’s Song)
昨秋のオパールS(OP)では好位から進めてエピセアロームに
離されながらも2着と健闘しましたが、続く京阪杯では後方から
まったく届かず15着と大敗。とりあえず出遅れ癖がある点はマイナス材料。
重賞の流れになると厳しい、という見方も出来るわけで
現状では力不足の感。前が止まって・・・展開がハマってどこまで。

ザッハトルテ】牝7 (栗東) クロフネ×(Kingmambo)
昨春に連勝し、重賞路線に参入しましたがヴィクトリアマイルでは
16着と大敗。CBC賞では4着に食い込みましたが
そこから4戦連続二桁着順と崩れてしまっています。
馬格がないので斤量の影響も出やすい感じですが、
適性自体が1400m、という印象。年齢的にスプリントレースでは
厳しくなってきていると思われます。

シュプリームギフト】牝6 (栗東) ディープインパクト×(Souvenir Copy)
京都1200mでは京阪杯3着がありますが、好走が目立つのは
夏の函館。昨年も函館SS2着、キーンランドC3着と健闘しています。
淀短距離Sでは12着、14着と大敗しているように、
基本的に好走は夏から秋にかけてに集中。ある程度スローで
流れないと厳しい面もあり、ここでは厳しそう。

スギノエンデバー】牡6 (栗東) サクラバクシンオー×(ブライアンズタイム)
後方一辺倒の脚質で成績も不安定になっていますが、昨秋の京阪杯では
福永騎手が3番手からレースを進めて3着と好走。新味を出せたのは
今後に繋がるかもしれません。とはいえ、騎手による側面が強いので
鞍上と展開次第。見栄えのする好馬体で状態はずっと良い感じなので
力を出せる形になるかならないか、で結果が分かれそうです。

ストレイトガール】牝5 (栗東) フジキセキ×(タイキシャトル)
昨春に+22kgと大幅に馬体を増やして復帰し、本格化。
函館で4連勝を飾り、キーンランドCでも2着と健闘。
休養を挟んで前走では中京1200mのOPを好位から抜けて
完勝しています。基本的には前半をゆったり行く形が得意パターンですが
ハイペースでも前の馬次第で脚を伸ばせるので大きな問題はなさそう。
馬格がないので斤量の影響も出そうですが、今の出来ならば・・・

続きます。

シルクロードS(年齢別実績)  担【けん♂】

シルクロードS(京都1200m)について見ていきたいと思います。

年齢別実績:シルクロードS(04年~)】
シルクロード年齢

圧倒的に良績なのは5歳馬
5勝、2着4回、3着4回とどの項目でもトップの成績となっています。

続いて頑張っているのが6歳馬
07年及び昨年は1~3着までを6歳馬が独占しており、数の上では
5歳馬と拮抗。出走頭数が多いので割合でみると少し見劣りますが
実力馬に関しては割り引く必要はまったくなさそうです。

7歳以上になるとガクッと成績低下。
11年には2、3着に7歳が入っていましたが、この年は
若い世代の馬が少なく、7歳馬が5頭と最多頭数になっており、
8歳馬が4頭とお達者クラブ的な年齢構成になっていました。

逆に4歳馬は・・・12年にロードカナロアが初勝利。
2、3着を4歳馬が占めた06年は5歳馬が2頭しかおらず、
実質的にはかなり苦戦している状況です。
※表にはありませんが03年も06年と同様の状況で4歳馬が好走。

年歴的な偏りがあるとか、極端に好成績になっている期待馬がいる場合以外は
大きく割り引いて考えて良さそうです。

今回の出走予定馬の年齢
★9歳
ケイアイアストン
ファリダット

★7歳
プリンセスメモリー
ザッハトルテ
マジンプロスパー

★6歳
スギノエンデバー
アフォード
テイエムオオタカ
サイレントソニック
シュプリームギフト

★5歳
ストレイトガール
レオンビスティー
リトルゲルダ

★4歳
プレイズエターナル
レディオブオペラ
ワキノブレイブ

登録馬は31頭、回避などが出たら少し入れ替わりがあるかもしれません。
中心になりそうな5歳馬は数が少ないですが、強力。
4歳の新星がどこまで頑張れるか、という感じでしょうか。
かなりの好レースが期待出来そうです。

性別実績
シルクロード性別

出走頭数に大きな差があるので比較は微妙ではありますが、
圧倒的に牡馬が優勢
後にスプリンターズSを制するアストンマーチャンでも凡走したわけで
牝馬に関しては余程の能力馬以外は見切っても良さそうです。
今回は人気馬が牝馬に偏りそうですが・・・果たしてどうなるでしょうか。

シルクロードS(体重別実績)   担【けん♂】

シルクロードS(京都1200m)について見ていきたいと思います。

体重別実績:シルクロードS(04年~)】
シルクロード体重

短距離のレースだけに比較的大型馬が多く、500kg以上の馬を
合計すると69頭と圧倒的に最多ゾーンになっています。

上から下まで偏ったところが感じられない数字の出方。
基本的には480kg以上の馬が優勢ですが、小柄な馬も
それなりに好走しており、単純な線引きはしにくい感じになっています。

460kgを切るような小型馬になるとサニングデール(3着2回)
タマモホットプレイ(1着、2着)というようなリピーターが
数字を重ねているわけで、ある程度割り引いても良さそうですが、
09年1着のアーバンストリートような突発的な好走もあるので
見切るのは怖いですね。

実質斤量負担別実績
シルクロード斤量

好走の上限は・・・12.0%
特殊な馬以外はここで切っていい感じになていますが、
そもそも12.0%を超える馬はほとんど出走してこないので(笑)
あまり有効な切り口にはならないと思われます(^^;

一応・・・極端に斤量負担が少ない馬(斤量ハンデを貰っている馬
は割り引いても良さそう。
逆にトップハンデを食らっても馬格でカバー出来ている馬
重視する方向で考えたいところ。

11.0~12.0%の間が好走ゾーンと考えて良さそうです。

シルクロードS(展開分析)   担【けん♂】

シルクロードSコース図
※京都1200mのコース図及び、シルクロードS(01年~)の平均ラップ

シルクロードSが行われる京都1200mは向こう正面の中ほどから
スタートする内回りコース。

スタート直後から上り坂に入る構造ですが、一気に加速しつつ上り切り
3コーナーから下りながらカーブ。
外回りに比べるとやや緩やかな坂になっています。
先行馬の質によって坂でのペースには違いがあり
後半の展開にも大きく影響を与えてくるので要注意。

下り終わって4コーナーに突入。直線は328mの平坦コース。
時期的に内外の馬場差も出やすくなっており、
外差しが極端に優勢になる場合もあるので、前日までの
馬場状態にも注意が必要
です。

先週行われた京都牝馬Sでは内を掬ってウリウリが勝ちましたが、
昨年ほどの内伸びの馬場状態ではない印象。
この辺りは土曜日のレースも観て確認したいところです。

シルクロードS:ペースと過去の上位馬の位置取り
シルクロードSペース

基本的には前傾ラップで進みやすいレースですが、10年、11年と
連続して後傾ラップ、12年は平坦ラップになりましたが
13年は再び後傾ラップになっています。
年によってガラリと流れが変わる感じになっています。
先行馬の質によって大きく左右されるレースだと考えられます。

前半が速過ぎれば前が崩れる形になりやすく、逆に遅過ぎると
後方の馬も詰め寄っての決め脚勝負・・・後方からの馬が
届いてしまうこともあるレースですが、淡々と流れて
前の馬が止まらない形になると先行有利な展開になるわけで
・・・非常に難解(>_<)

前後が入り乱れての決着になる場合もあり、展開での決め打ちが
難しいレースだと思われます。
基本的には展開よりも能力重視で良さそうですが・・・

AJCC回顧   担【けん♂】

遅くなってしまいましたがAJCCについて振り返っておきたいと思います。

予想は→ココ

結果は・・・

1着 ヴェルデグリーン   2.14.0  上がり35.5
2着 サクラアルディート   クビ
3着 フェイムゲーム
4着△レッドレイヴン

6着〇マイネオーチャード
10▲ケイアイチョウサン
11◎サダムパテック
14×サトノシュレン

※全着順は→ココ

悪い予感的中・・・(T_T)

ハナを切って行ったのは想定通りサトノシュレン(ブノワ騎手)
2番手にチョイワルグランパがつけ、ダノンバラード、サダムパテックが追走。

その後ろにコスモファントム、トゥザグローリー、サクラアルディート。
中段に控えてレッドレイヴン、ケイアイチョウサン、ヴェルデグリーン。

ダービーフィズ、ヴァーゲンザイル、マイネオーチャードが後方から続き
フェイムゲームは途中で押し上げて中段まで。

フラガラッハ、マックスドリームが最後方から。

12.5-11.1-12.9-12.2-12.4-12.3-11.9-12.3-12.4-11.9-12.1
前半1000m 61.1
後半1000m 60.6

前半の上り坂でグーッとペースを落とし、下りに入って加速。
しかし、直線に向けてまたペースを落として脚をために入っています。

ペース比較グラフ
AJCC比較

前半は例年のAJCCに類似したパターンで通過。
上げ下げが激しい、というのが特徴でしょうか。

下り坂でペースを上げて・・・そこからは昨年のオールカマーに
ほぼ重なる
ような展開。

本来は淡々とペースが上がって行って前が優勢になりやすいレースですが
今年は前の消耗度が高くなって隊列が縮まる特殊なパターン
なっていることがわかります。

後方の馬が外から被せて進出し、4コーナーでは横に広がった隊列。
内の荒れた部分を通った先行勢の脚は止まり、
外を回して馬場の外目を通った馬群がそのまま被せるように前へ。

オールカマーの再現のような展開になったことで
ヴェルデグリーンが競り合いを制して重賞2勝目を達成。

同様に押し上げたサクラアルディートが2着。
前走では届かずの競馬でしたが、タイミングばっちりの仕掛けどころと
位置取り。ベリー騎手の手腕が光りました。

2着と横並びの3着にフェイムゲーム、人気のレッドレイヴン、
さらにフラガラッハも惜しい競馬・・・中京の展開に近かったことが
わかる結果となりました。

機動力を期待したマイネオーチャードは後方待機で届かず、
同様にマックスドリームも動けなかったことで厳しくなりました。

前につけた組はほぼ全滅。
消耗度が激しくなったこと、馬場が悪いところを通ることになった点も
影響が大きかったと思われます。

レース後のコメント

1着 ヴェルデグリーン(田辺騎手)
これまでGIを2回使って負けていましたが、今回は勝てたので馬を褒めてあげたいです。
作戦はありませんでしたが、オールカマーの時よりも勝ちに行こうという思いがあって、
それに馬も反応して、力で勝てました。ペースは流れていないと思いましたが、
自分のリズムを崩さず、前を見ながらレースを進めていました。距離も色々使ってきましたが、
こちらの指示に従って反応してくれる利口な馬です。大分相手が強くなってきている中で、
心も体も強くなっています。また大きなところに挑戦したいです


2着 サクラアルディート(ベリー騎手)
スタートが良く、この馬に向いた展開になり、最後まで頑張りましたが、最後は力負けでした。
距離は2400mでも大丈夫です


3着 フェイムゲーム(北村宏騎手)
惜しかったです。休み明けを1度使ってやる気になっていました。
ペースが上がる前に押し上げて、勝負どころまでにいい形に持っていけましたし、
最後まで伸びてはいます


4着 レッドレイヴン(柴田善騎手)
折り合っては行けましたが、まだいろんなものが足りていないようです。
その中でも良くなっているところもあり、このレースがいい経験になるといいです。
内容のあるレースだったと思います


5着 フラガラッハ(高倉騎手)
ゲートはいつもに比べると出てくれたと思います。前走はハイペースで
引っ掛かっていたので、折り合いだけ気をつけました。
今日は所々ハミを噛む場面がありました。中山のコースは直線での追い込みがきついです。
ヴェルデグリーンの後ろくらいが理想だったのですが、折り合いに気をつけた分が
最後に出ました。
あと1ハロンで止まった感じですが、ゴール前でもうひと伸びしていました。
馬群が密集していたので、展開的には向きました。ひと脚で前につけられました。
折り合いがつけばこの距離でも大丈夫です


6着 マイネオーチャード(柴田大騎手)
スタートから出して行きましたが、中々前に行けず、後方からになってしまいました。
それでも最後まで伸びていて、内容のある結果でした


8着 マックスドリーム(古川騎手)
1ハロン距離を延ばしたので、ギリギリまで我慢しました。距離は長く感じましたが、
展開一つだと思います


9着 ダービーフィズ(蛯名騎手)
良くなっては来てるんですが...

10着 ケイアイチョウサン(横山典騎手)
前回と違い、流れに乗ってレースをしました。よく頑張っています

11着 サダムパテック(戸崎騎手)
ある程度前につけてレースが出来ましたが、最後は少し狭くなりました。
スタートも出ましたし、距離が敗因ではないと思います。今回がきっかけになれば、
能力のある馬ですし、良くなると思います

 
13着 トゥザグローリー(ルメール騎手)
向正面では掛かり気味でした。その後は終盤に向けてリズム良く走れました。
しかし、直線に向いて反応がなくなり、まったく走る気がない感じでした。
どうしたのでしょうか


16着 コスモファントム(松岡騎手)
中山2200mのコース形態が合っていないように感じました。
馬は戻ってきていると思います



オールカマーの回顧でも触れましたが、今回のような展開はレアパターン
中山適性が活きた、というものではないので、今後に関しては要注意。

ブノワ騎手の作る展開、というものが読みにくかったわけですが
悪い方の予感が当たってしまいました。
前半のペースがバラバラになって消耗し、4コーナーまでに脚をためて
隊列を短くしてしまい、さらに外から被せられて内を通るしかなくなる・・・
想定される中でも最悪の裏目を引いた感じです。

(不慣れな)外人騎手がペースを握る場合には、展開の想定が
難しいですね。まぁこれもまた競馬、次に繋げていきたいと思います。

AJCC(最終予想  担【けん♂】

AJCC(中山2200m)についてまとめていきたいと思います。

昨年の勝ち馬、GⅠ馬、GⅠで1番人気を背負った馬・・・
それなりのメンバーが揃ったはずですが、どう見ても混戦模様(爆)
本来中心になるべき5歳馬は登録すらなく、
実績不足の4歳馬VSピークを過ぎた6歳以上の馬
という微妙な構図。
出来れば先に繋がる内容になって貰いたいものですが・・・

これまでの考察
展開分析→ココ
体重別実績→ココ
年齢別実績→ココ
各馬分析1→ココ
各馬分析2→ココ
過去の勝ち馬の馬体→ココ
中間整理→ココ
馬体について→ココ
枠順別実績→ココ
斤量負担分析→ココ
展開想定→ココ

ペースを握ると考えられるブノワ騎手(サトノシュレン)は
そこまで日本の競馬に慣れているとは言えず、
どんなペース、展開になるかは微妙。
位置取り優位の脚質もペース次第で変わってきそうです。

それでも前につける馬はそれなりに強力なメンバーだけに
例年どおり、前優勢の展開になると想定しています。
好位からの差し馬重視、後方からの馬は機動力を活かして
コーナーで前に寄せて行ける馬に注目したいですね。

今回の予想
◎サダムパテック
〇マイネオーチャード
▲ケイアイチョウサン
△レッドレイヴン
×サトノシュレン

サダムパテックは大幅な距離延長になりますが、
元々は弥生賞を制している馬でセントライト記念でも3着に
入った実績があります。距離は違えどGⅠ勝ちの実績は
今回のメンバーの中では抜けて上位。
前々で上手く立ち回れたらあっさり、となるかも。
もちろん課題は多いわけですが、狙ってみたいと思います。

マイネオーチャードの前走の伸び脚は秀逸でした。
機動力が活かせるようになり、枠順、斤量ともに
恵まれた感。牡馬の上位馬相手で厳しいとは思いますが
積極的な騎乗が出来ればチャンスは十分。

ケイアイチョウサンは最後の一押しが足りない感じですが
内を抜けてロスなく立ち回れたらタイミング次第で
上位に食い込むことは可能だと思います。
騎手の力量込みで期待したいところ。

レッドレイヴンは・・・ちょっと過剰人気気味なので
狙いにくい1頭。血統的に距離に壁がありそうな点も
気になります。前につける脚質で、流れに乗れたら
出来の良さでどこまでやれるか・・・

サトノシュレンは後半にロングスパートをかける展開を
作れたら一発のチャンスあり。騎手次第の面がありますが
実績以上に能力は高め。人気を落としている今回は
押さえておきたいところ。ブノワ騎手の穴実績にも期待(笑)

うーん、ダノンバラードにまで印が回せませんでしたが
あとは当日の様子で入れ替えでしょうか。
有馬記念で裏切られた?ことで余計に疑心暗鬼に
なっているのかもしれませんが、内面に故障を抱えていないことを
祈りたいものです。

メンバーのレベル低下で高配当狙いに出た日経新春杯で
カウンターを喰らったというのに、学習効果のない予想をして
しまったような・気がしますが、まぁこれはこれ、
上手くハマってくれたらいいなぁ・・・

※明日は終日外出予定。
 回顧については月曜にずれ込むかもしれません。

AJCC(展開想定)   担【けん♂】

AJCC(中山2200m)の枠順を見ながら展開について
ざっと考えてみたいと思います。

4戦連続で逃げているサトノシュレンはブノワ騎手がテン乗り。
外人騎手だけに、どんなレースをしてくるのか微妙ではありますが
他に行きたい馬がいるわけではないので、外枠からでも先手を
取ることになりそう。
・・・控える可能性も一応考慮した方がいいとは思いますが(爆)

ブノワ騎手はまだ日本での騎乗に慣れている、とまでは
いきませんが、年明けから中山で乗り続けているので
別に大きな問題はなさそうです。
ちなみに成績は↓

    支持率 達成率 穴馬率 複勝率
東京 17.9  28.6  18.8  20.5 (%)
中山 10.3  28.6  19.7  20.6

外人騎手にしては騎乗馬に恵まれているとは言えず、
支持率(人気馬に乗っている率)はかなり低目。
複勝率が高くないのも致し方のないことだと思われます。

さらに・・・人気馬での裏切り方も酷いですね(達成率)。
まったく信用出来ません(爆)

ただし、達成率の低さに対してこの穴馬率の高さは異常。
目安の20%には僅かに届いていませんが、
相当な人気薄でも強引にもってくるレースが目立っています。

過剰な期待はもちろん出来ませんが、サトノシュレンは
まったく人気しないと思われますので(爆)
逆に狙い目になるかもしれません。

2枠に入ったコスモファントムは松岡騎手。
場合によってはこの馬が逃げる可能性もありそう。
その場合は・・・スローからの後傾ラップ、前優勢の展開になりそうです。

ダノンバラードは後藤騎手に乗り替わり。
2、3番手での競馬になりそう。

最内のフェイムゲームは控えて後方へ。

サクラアルディートはベリー騎手。
前走で後方から届いていないことを考えると
中段前くらいで抑えてきそう。

ケイアイチョウサンは内を狙う絶好枠。
後方から内で我慢してショートカット狙い。

フラガラッハは後方待機。

ヴァーゲンザイルは中段から。

マイネオーチャードは引き続き柴田大騎手。
ゆったりと出て外を押し上げていく形。

ダービーフィズも中段から外へ。

ヴェルデグリーンは最後方近くからになりそう。

サダムパテックは少し外目に入ってしまいましたが
内の馬が下げる形になりそうなのですんなり好位に
取りつく競馬が出来そう。

トゥザグローリーは引き続きルメール騎手。
有馬記念よりも少し前に押して中段前くらいへ。

レッドレイヴンは厳しい枠に入ってしまいましたが、
サトノシュレンに合わせて前にスーッと押していく形で
先行勢の一角へ。スタミナに不安がある血統なので
あまり無理はして来ないかも。

チョイワルグランパは後方待機。

マックスドリームもこの枠からなら開き直って
後方からスタート。どこで押し上げていくかがポイントに
なりそうです。イメージは中山金杯の再現。

スタート直後のおおよその位置取り
AJCC展開想定

ブノワ騎手がペースを握るとどんなレースをしてくるか
わかりませんが、少しため気味に進むかも。
松岡騎手、後藤騎手が行くのであればロングスパート気味に
長い隊列を作ることになりそう。

基本的には前優勢。
ダノンバラード、サトノシュレン、レッドレイヴンに
サダムパテックが好位から被せ、トゥザグローリーが追いかけ、
内からケイアイチョウサン。
外を押し上げて機動力を活かすマイネオーチャード、マックスドリーム。
外差し勝負のダービーフィズ、ヴェルデグリーンは
前が止まらない展開になるとどこまで届くか・・・

POG馬出走!(勝って一息・・・)  担【けん♂】

わくわくドキドキPOG
先週、白菊賞に挑戦したローハイドは中段後方の内を追走。
そのまま流れに乗ってコーナーリングすると、直線入り口で上手く
外に出せたこともあって2着と健闘。
勝ち馬には離されましたが、操作性の高さ、スピード能力、
末脚の伸びなど収穫も多く、次走が楽しみになりました。
マイルから中距離まで・・・きさらぎ賞辺りが狙い目でしょうか。
岩田騎手の手腕に助けられた面も大きかったと思いますが、
是非、クラシック路線に乗って貰いたいものです。

京成杯に挑んだディアデルレイは中段からズルッと下がって後方追走。
末脚もまったく使えず・・・というか田辺騎手が無理をさせなかった、
ということらしいですが、まさかの14着大敗(T_T)
デビューから2戦連続で最速の上がりを使えた面影はまるで
感じられない内容となってしまいました。
全姉のディアデラマドレも軽い馬場でキレを活かすタイプだけに
今の中山が合わなかった、という側面もあると思います。
次走は東京、という話なので今度こそ素質を活かすレースを期待!


今週は1頭だけ。

・未勝利戦(京都1800m) ミッキーラブソング  ルメール

コイウタの仔、ミッキーラブソングが4戦目で勝ち抜けに挑みます。
鞍上は4戦連続でルメール騎手、もう完全に手の内に入れていると
思いますので是非ここでなんとか1勝を!

11月末にデビューし、中2週で2戦目・・・▲14kgと
馬体を落としたものの2着と健闘し、次はしっかりと調整して、と思いきや
また中2週で出走。今度は末脚が伸ばせず5着と凡走してしまいました。

で、今回もまた中2週と押せ押せでの出走
正直・・・やり過ぎの感が強く、急な良化を期待するのは酷な気がします。

馬主さんの意向も大きく影響している・・・ような感じですが、
この時期に無理させ過ぎても、先々を考えると良くないと思うわけで、
なんとか勝って一息入れさせてあげたいですね(>_<)

まぁこれだけ使えるというのは体質が強い証拠でもあるので
ちゃんと調整出来ればいずれ大きなところでも・・・と期待したいと思います。


先週出走した2頭、今週の1頭の他には
・ノボリレジェンド
・キミノナハセンター
・スナッチマインド
・トーセンデューク


この4頭が入厩中。

ファンタジーSで期待を裏切ってしまったノボリレジェンドは
今度こそ巻き返して貰いたいところ。

キミノナハセンターは次が正念場。
前走で見せた素質の高さからすればけん♂厩舎のクラシック候補
1番手という印象です。
是非賞金を加算して上の舞台へ!

スナッチマインド、トーセンデュークも素質の高さは示しているので、
まずは1勝!かなりギリギリになってきていますが、クラシックへの
最終便に乗れるよう、頑張ってほしいですね(^^)g

AJCC(斤量負担分析)   担【けん♂】

AJCC(中山2200m)についてもう少し見ていきたいと思います。

【実質斤量負担】
AJCC斤量負担分析

過去の傾向的にはかなりはっきりと大型馬優勢、という
データになっています。

馬体重でいえば・・・最低480kgは欲しいところ。
470kg台でギリギリ、という感じになっています。

斤量負担に強いステイゴールド産駒のケイアイチョウサンには
一応注意したいですが、ヴァーゲンザイル、ダービーフィズ、
フェイムゲームは厳しい状況。
マイネオーチャードは牝馬ということで、一つ上のゾーンで
見るとすると問題なし、としておきたいと思います。

特に好走率が高い11.5~12.0%のゾーンに入っているのは
ヴェルデグリーン、ダノンバラード、あとは上記のマイネオーチャード。

前走で勝っているのに斤量負担が減っている
・マイネオーチャード
・レッドレイヴン


この2頭が斤量負担の面からは推せる馬。
元POG馬のヴァーゲンザイルも条件は良化していますが、
実質的に最も厳しい負担になっているだけに
厳しい状況と言わざるを得ません(>_<)

AJCC(枠順別実績)  担【けん♂】

昨日は昼から会議、そのまま仕事に突入したため、考察が進められず
夜中にずれ込んでしまいました。
・・・とりあえずこのままいくと28時間起きっ放しになるので
AJCC(中山2200m)のまとめまで、ちょっとバタバタに
なってしまいそう・・・(>_<)間に合うか・・・

枠順別実績
AJCC枠順

時期的に内が荒れてくる影響もあって、内<外、という傾向が出ています。

特に1枠はほぼ死に枠2枠も3着までが精一杯となっており、
大きく割り引きが必要。

外枠優勢・・・だったのは06年辺りまで。
このところは3~6枠の中枠優勢、という結果になっているので
注目したいですね。

馬番別実績
AJCC馬番

少頭数になりやすいレースなので、枠順よりも馬番で見た方が
傾向が見えやすいと考えられます。

馬番でも1、2番は厳しく、3番は急に好成績
~7番辺りまでが好走ゾーンと考えられ、それより外になると
逆に割引が必要。
10~13番はヒモ後方まで、14番より外については
最内同様相当厳しい、と見て良さそうです。

14年新種牡馬についてpart2  担【けん♂】

14年夏に新たに種牡馬としてデビューする馬について、今回は
SS系以外の注目種牡馬を見ていきたいと思います。

非SS系新種牡馬

ハービンジャー
211→222→159(頭)

4歳春に開花し、4連勝でキングジョージⅣ&QESを2着に
11馬身差をつけるレコードでの大圧勝。
国際レーティングも跳ね上がり、凱旋門賞でも・・・と期待されましたが
残念ながら骨折引退。
日本での種牡馬入りが発表された時には欧州の競馬ファンの間で
悲鳴が上がったそうです(爆)
・・・ファーディナンドの事件から日本の印象って良くないようですね(>_<)

ハービンジャーの父はダンシリ(その父はデインヒル)。
直仔のファインモーション、エアエミネム、ゼネラリストなどは
日本でも活躍しましたが、後継種牡馬の産駒というと・・・
ロックオブジブラルタル、コマンズ、デザートキングなど
どれも成功したとは言い難い成績。
個人的にはPOGでディラントーマス産駒を指名して撃沈しただけに(涙)
正直、疑いの目で見ざるを得ません(T_T)

産駒の出来は非常に評判が良いようで、2年目に種付け頭数が増えています。
3年目の低下はデビュー前の新種牡馬ではよくある話で、
今後の増減は初年度産駒の活躍次第、ということになると思われます。

ハービンジャー自身が古馬になってから活躍した晩成型の典型例であり、
長距離でこそ、という成績である点も2歳戦での不安は否めないところ。
デインヒルの系統だけにスピードは内包しているにしても
スタミナ形質が強く遺伝してしまうと、厳しくなってしまいそう。
長い目で見れば活躍馬が出てもおかしくないと思いますが、
入れ替えの激しい種牡馬界・・・いきなり大物が出ればいいですが、
あっという間に見切られてしまい大失敗に終わる可能性もあるだけに
初年度産駒には大いに注目したいところです。

とりあえず・・・初年度に種付けされた肌馬の質は超高レベル。
ダイワスカーレット、シーザリオ、ディアデラノビア、
キストゥヘヴン、コイウタ、レジネッタ、ダンスインザムード、
ジョリーダンス
・・・これだけ集めてハズレたらどうなってしまうのか、
と心配になってしまいます(大きなお世話ですが:爆)

チチカステナンゴの初年度産駒が失敗に終わったことで
その年のクラシック戦線は大荒れになったわけで、
さらに激しいハービンジャーショックが起こってしまうのか、
それとも不安を吹き飛ばす活躍をしてくれるのか、大きな分岐点の年に
なるかもしれませんね。

ヴァーミリアン
216→206→166(頭)

父のエルコンドルパサーは短い種牡馬期間に3頭のGⅠ馬を出す大活躍・・・
早世は本当に惜しい出来事だったと思います。
キングマンボ系ではキングカメハメハが素晴らしい成績を残しており、
ヴァーミリアンに対する期待度も高いことが種付け頭数からもわかります。

ヴァーミリアン自身は2歳から頭角を現し、8歳まで7年連続で重賞を勝つ、
という偉業を成し遂げており、産駒にも早い段階での活躍、そして
古馬になってからの長い活躍が期待されるところ。

ただし、母父にサンデーサイレンスの血を内包してしまっていることで
交配される相手が限られる・・・というのがマイナス材料ですが
実際にはかなりきついクロスの馬との交配も行われている模様。
エルコンドルパサー自身がかなり煮詰まった血の持ち主だっただけに
体質に不安がある産駒も多く出てしまうかもしれません。
実験的な配合、という面もあってか肌馬の質がそれほど高くないので
成功できるかどうか・・・うーん。

キングマンボ系でもアルカセットのような失敗例もあるわけで
二の舞にならないことを祈りたいですね。

エンパイアメーカー
204→236→192(頭)

自身はベルモントS1着、フロリダダービー1着、
ケンタッキーダービー2着を含み、(4-3-1-0)と複勝圏を外さない
安定した競走成績。

米国ではパイオニアオブナイル、ロイヤルデルタといったGⅠ馬を出しており、
日本でもフェデラリスト、イジゲンと芝、ダート両方で活躍馬が出ている点が
評価され、初年度から200頭を超える交配となりました。

アンブライドルドの系統というとレッドチリペッパー、ラヴェリータといった
活躍馬が出ていますが、日本で多く走っているわけではないので
本格導入でどういう結果になるのか大いに注目したいところ。

イメージとしては晩成型、基本はダートですが・・・フェデラリストのように
芝でも活躍馬が出そう。フェデラリストの母父がサンデーサイレンスである点にも
注目したいですね。芝適性へのポイントになっているかもしれません。

気になるのは好走期間が短いこと。
偶然かもしれませんがフェデラリストもダイワプリベールも
パタッと走らなくなり、好走期の勢いの見る影もなくなってしまいました。
気性面に課題があるタイプも出るかもしれません。

バトルプラン
64→74→76(頭)

上記のエンパイアメーカーの後継種牡馬。
導入が決まったあとに、エンパイアメーカー自身が輸入されてしまい
注目度がガクッと下がるというスタートから可哀想な状況になってしまいました。

自身の競走実績は故障で6戦しかしていないにしろ、GⅡ勝ちが一度だけと
父のエンパイアメーカーには遠く及ばず、生産者側からしても
あえてこちらを選ぶ理由があるとしたら・・・価格だけ?(爆)

何がどう当たるかわからない世界なので、蓋を開けてみないと
どうなるかは微妙ですが、肌馬の質、量ともにエンパイアメーカーに劣っているだけに
父を上回る成績を残すのは至難の業になりそう。
エンパイアメーカーが大成功すれば、こちらにも陽が当たる、という感じでしょうか。

血統的には父よりもダート適性が強化されている印象。
上手く地方に根付いてくれたら・・・

ローレルゲレイロ
41→48→50(頭)

ダンシングブレーヴの血を引く超良血馬キングヘイローの後継種牡馬として
大いに期待したいところですが、キングヘイロー自身が安定して
活躍馬を出したわけではなく、ローレルゲレイロも春秋スプリントGⅠ制覇
という素晴らしい肩書がある割には31戦で5勝と微妙な成績・・・
二桁着順も9回ある、という不安定ぶり。
生産者側からすると半信半疑な面があるのかもしれません。

東京新聞杯を制しているように、スピードに偏った馬ではないので
産駒の距離適性もある程度融通が利きそう。
早い段階で活躍馬を出せればスプリント系種牡馬として
注目度は高まってくると思います。

父のキングヘイローはまだ100頭近辺の種付けをこなしていますが
19歳と年齢的にも厳しくなってくるわけで、後継種牡馬として
しっかりと地位を確立して貰いたいものですね。

その他の新種牡馬
スーパーホーネットは初年度に17頭、ブレイクランアウトは14頭と
少ない種付け頭数。2年目からは一ケタに落ち込んでおり、
いきなり余程の馬を出すようなことがないとあっさり種牡馬引退、
ということになってしまいそう。
自身の競走能力の高さ、ロドリゴデトリアーノ、スマートストライクという
今の日本の中では希少な血統、という面でももっと注目を集めても
良いと思うわけですが・・・やはり種牡馬選定というのは
生産者側にとっては死活問題、厳しい世界だなぁとつくづく思います。

とはいえ、血統の多様性ということも全体から見れば非常に重要。
海外からの導入に頼る、というのもなんか違う気がするわけで
主流ではない血統こそしっかりと残して育成していく必要はあると思います。

AJCC(馬体について)   担【けん♂】

AJCC(中山2200m)出走予定馬の馬体について見ていきたいと思います。

【サダムパテック】
(13安田記念)
サダムパテック13安田記念
(13マイルCS)
サダムパテック13マイル
(AJCC)
サダムパテック14AJCC
ずんぐりむっくり系でクビ差しが太い馬体。
どちらかといえば上半身に偏っており、
適性には期待出来そうです。
前後の筋肉の実の入りは十分、腿も引き上げられており、
力は出せる状態でレースに臨めそう。
腹がポテッとして見えるのは元々の体型、
太目感もなく、あとは気性面の問題。

【ダノンバラード】
(13天皇賞秋)
ダノンバラード13天皇賞秋
(13有馬記念)
ダノンバラード13有馬
(AJCC)
ダノンバラード14AJCC
充実して見えた有馬記念で大失速。
今回は少し下半身の筋肉が低下していますが、
おおよその状態は維持出来ている印象。
少し厳し目の展開だったとはいえ、この出来で
あの止まり方は違和感MAX。
外的な仕上がりは悪くないにしても内的な問題がある
という不安は否めません。

【ヴェルデグリーン】
(13天皇賞秋)
ヴェルデグリーン13天皇賞秋
(AJCC)
ヴェルデグリーン14AJCC
腰への繋がりが微妙な分、小回りの競馬場で
器用に立ち回れるタイプではなさそう。
上半身、下半身とも筋肉の充実度は十分、
この時期にしては毛ツヤも良好で体調にも
問題なさそうです。
前走の消耗も感じられず、力は十分に出せる出来。

【ケイアイチョウサン】
(13菊花賞)
ケイアイチョウサン13菊花賞
(中山金杯)
ケイアイチョウサン14中山金杯
(AJCC)
ケイアイチョウサン14AJCC
3歳時に比べて下半身の充実度が高くなっており、
全体的な力感も向上。クビ差しにもう少し
力強さが欲しい気もしますが、土台は出来た、
という感じでしょうか。
出来は前走以上、立ち回り次第で好走が期待出来そうです。

【フェイムゲーム】
(13スプリングS)
フェイムゲーム13スプリングS
(13皐月賞)
フェイムゲーム13皐月賞
(AJCC)
フェイムゲーム14AJCC
もっさりしている、という面では過去の好走馬に
繋がる面がありそうですが(爆)これといって
強調点が感じられない馬体。
胸前に深みがあり、心肺機能は高そうですが
春先からの成長度は微妙。前後の実の入りはもう一歩。

【レッドレイヴン】
(ブレイクランアウト:09菊花賞)※参考
ブレイクランアウト09菊花賞
(AJCC)
レッドレイヴン14AJCC
比較写真がないので参考として同父の活躍馬の
写真を並べてみました。
マイル適性が高かったブレイクランアウトよりも
胴が詰まり気味で距離への融通度は微妙。
クビ差しの力強さ、前後の筋肉の充実度は高く、
状態はかなり良さそうです。
少し腹回りがゆったりして見えるので
当日の馬体重には要注意。

※写真は全て競馬ブックPHOTOパドックより

14年新種牡馬についてpart1   担【けん♂】

POG馬のディアデルレイが京成杯で惨敗を喫して落ち込んでいるけん♂です。

少し気が早いですが、来期のPOG指名を考える上でも重要な新種牡馬について、
簡単にまとめておきたいと思います。

SS直仔の大物種牡馬があらかたデビューし終わり、そろそろ種牡馬界も
大きな転機を迎えようとしている印象。
いや、まだ転機の予兆の始まり・・・くらいでしょうか(^^;

現在はディープインパクトなどのSS後継種牡馬の時代
サンデーサイレンスの遺伝力は後継種牡馬に引き継がれ、ひとまずSS系全盛時代
続いていますが、さらに孫種牡馬にも能力が伝わるのかどうかが
大きな分岐点になると思われます。

これから登場してくるSS系「孫」種牡馬がどれだけ活躍出来るのか、
さらにキングカメハメハなどの別系統の後継種牡馬も登場、
海外からは新たな血の導入も進むわけで、種牡馬界も群雄割拠の
戦国時代
に突入しつつある気がします。

血の淘汰はダイナミックにそして急速に進むわけで、衰退するのも
あっという間。活躍馬を出し広がっていく血統、後継馬を出せずに
消えて血統・・・これからの数年間でも大きな変化が出てくると思われます。

SS系新種牡馬

カネヒキリ
168→175→158(頭)

父のフジキセキはすでに種付けから引退。
完全に後継種牡馬の時代に入ることになりました。
過去に種牡馬入りしたダイタクリーヴァはひとまず成功とはいえない
成績のまま尻すぼみになっており、その辺りには不安がありそうですが・・・

カネヒキリは06年の帝王賞後に屈腱炎になったときに種牡馬入りする予定が
あったそうですが、当時は需要が見込めず仕方なく現役続行になったという話。
08年に復帰し、そこからGⅠを3勝、結局そこから引退するまで
複勝圏を外さない好走を続け・・・10年に引退、種牡馬入り。

ここにきての種牡馬入りにはダートで活躍したことが逆に強味になっている印象。
SS系後継種牡馬の中でも一際違う魅力がありそうです。
ただし、ゴールドアリュールやクロフネと違って芝実績が一切ない、というのは
不安材料になるかもしれませんね。芝ダート兼用、というよりは
ダート専門種牡馬になる可能性が高そうです。

種付け頭数は初年度に168頭、そこから大きな変化はなく安定傾向。
馬産地での評価も悪くないと考えられます。
POG・・・としては微妙ですが、中央だけでなく地方の種牡馬界
大きな影響を与えてくるかもしれませんね。

キンシャサノキセキ
154→187→144(頭)

カネヒキリと同じくフジキセキの後継種牡馬。
豪州産、ということでこの馬もちょっと毛色の違うSS系種牡馬になりそうです。

現役時代の実績は結局短距離に大きく偏ったものになりましたが、
元々はマイル適性に期待されていた馬。
スタミナには問題ないものの、気性が強過ぎて短距離で使わざるを得なかった、
・・・ということで、種牡馬としても短距離専門ではない可能性はありそう。
もちろん、スピードのある産駒が出てくると思いますが、肌馬次第で
クラシック路線を意識出来る馬
も出てくるかもしれません。

2年目に大幅に種付け頭数が増加していますが、これは11年に
高松宮記念で連覇を達成した直後に種牡馬入りしたため、
初年度の種付けが4月の途中からにズレ込んだ影響。
要はそれだけ需要が高かった、ということだと思われます。

サクラバクシンオーも亡くなり、新たな内国産のスプリント種牡馬
求められているわけで、その意味でも産駒が活躍してくれることに
期待したいものです。

アドマイヤオーラ
62→51→23(頭)

実は・・・ダイワスカーレットに先着したことがある牡馬って
2頭しかいないんですよね。1頭はマツリダゴッホ、
そしてもう1頭がアドマイヤオーラ(シンザン記念)でした。

弥生賞を快勝したところまでは大物感抜群で皐月賞でも1番人気に
推されたのは当然の話。私も迷いなく◎を打った記憶があります。
しかし、まさかの出遅れで後方からになってしまい4着に敗れ、
ダービーでは3着・・・レース中に骨折していたことが判明し半年の休養。
うーん、運命の歯車が狂った・・・という印象(>_<)

復帰後に京都記念を制し、復活の狼煙を上げましたが
ドバイへの遠征でまたリズムを崩し、その後はOPでの3着が最高と
同じ馬とは思えない尻すぼみな結果に終わってしました。

当初から肌馬をそれほど集められず、受胎率も低いということで
どうやらいきなりから苦しい状況に陥ってしまったようです。
初年度産駒から余程の大物が出てこないとそのまま・・・(涙)

父のアグネスタキオンはすでにこの世になく、後継種牡馬として
期待されたディープスカイの初年度産駒は今のところ大苦戦中。
種付け頭数は多くとも肌馬の質に不安があるのでは、という
悪い予感が的中してしまった感じです。
アドマイヤオーラは種付け頭数自体も少な目ですが、同様に
肌馬の質に不安がありそうなので、二の舞になる可能性もありそう・・・。

アグネスタキオンが早世してしまったことで、このアドマイヤオーラ、
あとはキャプテントゥーレ辺りが頑張らないと
一気に血統が萎んでしまうわけで、ディープスカイの巻き返しを含めて
頑張って貰いたいものです。

マルカシェンク
38→11→6(頭)

デビューからの3連勝でサンデーサイレンス最後の大物、と期待されましたが
怪我で大事な時期を棒に振り、なんとか間に合わせたダービーでも
4着に敗れてしまいました。
その後は結局、関屋記念を制したのみで引退。
古馬GⅠでは馬券圏内どころか掲示板にも届かず、最後はダートに転向して
あがきを見せましたが、適性がないことを示しただけに終わってしまいました。

初年度の頭数も少ないですが、2年目、3年目にさらに激減。
すでに種牡馬引退、といってもいい状況に陥っています(>_<)
初年度産駒が相当な活躍をしないと・・・厳しいですね。

SS直仔の種牡馬は他にも多くいるわけで、その中で個性を発揮出来るかどうかは
正直微妙なところ。自身が怪我もあって中途半端な競走成績に終わってしまっただけに
産駒に無念を晴らして貰いたいところですが・・・

トーセンファントム
27→31→23(頭)

09年の東スポ2歳Sでローズキングダムのアタマ差の2着。
末脚では大幅に上回っていたわけで、無事にいけばクラシックでも
活躍する可能性は十分にあった馬だと思われます。

朝日杯FSで故障を発生、残念ながら引退となりましたが
同期のヴィクトワールピサ、その前の年のクラシックを席巻した
アンライバルド、ロジユニヴァースとネオユニヴァース産駒が予想以上の
成功をおさめた
影響もあってか無事に種牡馬入り。

少ないながらも今のところ安定して肌馬を確保。
中山に強い傾向が出ているネオユニヴァース産駒の中で
この馬は東京で鋭く脚を使えている点が興味深いところ。
父とはまた違った個性の産駒を送り出してくれるかもしれません。

出来れば早い段階で大物を出してくれればこのあとに続く
ヴィクトワールピサなどの同系種牡馬への援護射撃になってくれそうですが・・・

※SS系以外の新種牡馬については稿を改めます。

AJCC(中間整理)   担【けん♂】

AJCC(中山2200m)について、ざっと見たところで一休みして頭を整理。

まずは今後に期待したい4歳馬

中山金杯で2着と横並びの5着だったケイアイチョウサンは
血統的には中山向きですが、外を回して上がって行くような機動力はなく、
内側に潜り込んでショートカットしてなんぼ、というタイプ。
枠順次第、という感じですが徐々に内が荒れてきている今の時期だと
厳しくなってきそうです。

外差し脚質のダービーフィズはその意味では面白い面がありそうですが
フェイムゲームともども位置取りに不安があるのも事実。
古馬上位馬を差し切れるだけの能力があるかは・・・

前に行けるサムソンズプライドは脚質優位ですが・・・能力的にどうか?
レッドレイヴンは前走同様前に行ければチャンスがありそうですが
距離の壁を越えられるかが課題になりそうです。

5歳馬が不在という歪なメンバー構成のため、6歳馬が中心的な
役割を果たすことになりそう。
・・・ただし、過去の傾向的には6歳馬って成績が良くないんですよね。
若いか、逆にさらに高齢馬の方が実績が高かったりするわけで・・・(^^;

昨年の覇者ダノンバラードは適性に問題はないにしても
ここ2走の負け方が・・・気になります。
適性外の天皇賞秋はまだ仕方ないにしても有馬記念でも異常な失速ぶり。
宝塚記念後に鼻出血をしていたわけで、体調に異変を抱えたまま
という可能性が無きにしも非ず・・・のような気がしないでもないような・・・
どっちだよ!バキッ!!( -_-)=○☆)>_<)アウッ!

いずれにしろ、詳しい情報はわからないので無事に走ってくれることを
祈りたいものですが、過信は禁物、と考えておきたいと思います。

オールカマーを制したヴェルデグリーンは本質的に中山向きじゃない
と考えているのでここでは微妙。
外差し優勢の馬場はプラスですが、上がりが掛かる状態も合わないかも。
サクラアルディートも外差しを上手く利用できれば、という感じですが
輸送競馬で結果が出ていないだけに、過剰な期待は出来ません。

逃げる可能性のあるサトノシュレンは騎手次第でチャンスがあるかも。
湾岸Sの内容は高く評価出来ると思います。

マイネオーチャードは本格化傾向。
機動力を使えるステイゴールド産駒は中山への適性に非常に期待出来るので
牡馬相手でも今ならチャンスがあるかも。

実績最上位のサダムパテックは・・・あっさり勝ってもおかしくない
相手関係、という気もします(^^;
近走で結果が出ていないとはいえ、大きな負け方ではないので
衰えた感はなく、積極的な騎乗が出来れば復活の大チャンスかも。

このレースで意外なまでに好走している7歳以上の高齢馬の中では
トゥザグローリーに注目が集まりそうですが、このところの
レース内容を観た限りでは以前の迫力は感じられず・・・。

あえて狙うとしたらマックスドリームでしょうか。
機動力があり、内回り、小回りの競馬場でこそ、というタイプ。
重賞ではあと一歩、という成績ですが、今回のメンバーなら
タイミング次第で届いてもおかしくない気がします。

AJCCの注目馬

・サダムパテック   能力、実績上位
・レッドレイヴン   脚質に幅が出た
・サトノシュレン   上手く逃げれたら穴候補
・マイネオーチャード 期待感あり
・マックスドリーム  期待感あり
・ダノンバラード   体調に問題がなければ・・・

AJCC(過去の勝ち馬の馬体)   担【けん♂】

AJCC(中山2200m)の過去の勝ち馬の馬体写真を並べてみました。

【ダノンバラード】
(13中山記念)
ダノンバラード13中山記念

【ルーラーシップ】
(12AJCC)
ルーラーシップ12AJCC

【トーセンジョーダン】
(11AJCC)
トーセンジョーダン11AJCC

【ネヴァブション】
(10AJCC)
ネヴァブション10AJCC

【ネヴァブション】
(09AJCC)
ネヴァブション09AJCC

【エアシェイディ】
(08AJCC)
エアシェイディ08AJCC

【マツリダゴッホ】
(07AJCC)
マツリダゴッホ07AJCC

【シルクフェイマス】
(06大阪杯)
シルクフェイマス06大阪杯

【クラフトワーク】
(05AJCC)
クラフトワーク05AJCC

【ダンツジャッジ】
(04AJCC)
ダンツジャッジ04AJCC

※写真は全て競馬ブックPHOTOパドックより

全体的なイメージは・・・ずんぐりむっくり系(爆)
カッチリしたシルエットのルーラーシップなどは
どちらかと言えば例外。実力差が適性を上回った感じです。
いずれにしろ、少なくとも細いと感じるようなタイプではありません。

クビの太さ、力強さが目立つシルエットが共通点となっており、
それを支える上半身も発達しています。

どちらかと言えば、上半身に偏った馬体ですが、
下半身も丸味を帯びて筋肉量もそれなりにある馬が多く、
長く脚を使う持続質な競馬に合った形をしています。

おおよそ全体的なイメージは似通っていると思われます。
スマートさよりも鈍重でも力強い馬体を重視したいところ。

今年の出走予定馬についても、中山適性に注目して
見ていきたいと思います。

AJCC(各馬分析2)   担【けん♂】

AJCC(中山2200m)出走予定馬の各馬分析、第2弾です。

チョイワルグランパ】牡8 56.0 (栗東) マンハッタンカフェ×(Private Account)
4歳秋に芝でも一戦していますが、11頭立ての9着。
このところは前で粘れず成績も悪化傾向。昨夏に一旦体重を落としており、
そこから状態が戻らない感じになっています。
登録だけの公算が高そうですが、出てきたとしても今更芝でどうこう
出来る可能性はなさそう。

トゥザグローリー】牡7 56.0 (栗東) キングカメハメハ×(サンデーサイレンス)
冬場の好走が目立つ成績になっています。昨年末の金鯱賞で4着、
有馬記念で8着とこのところの内容からすれば上昇が見られますが
11年、12年当時の強烈な強さは影をひそめている印象。
ある程度前につけての強引なレースが出来ておらず、流れに乗って
追いかけている感じなので、いきなり復活を期待するのは酷かも。

フェイムゲーム】牡4 55.0(美浦) ハーツクライ×(アレミロード)
連勝で京成杯を制し期待されましたが、春は結果が出せず
休養を挟んで年末の復帰戦で+16kgと馬体を戻して6着。
デビュー当時の馬体重とあまり変わらないので大きな上積みには
期待しにくい感じですが、晩成型の血統だけに本格化して
どこまでやれるか試金石。馬格がないので55kgで出れるのも
プラス材料になりそう。このところは後方からの脚質になっているので
展開が合わない可能性も高そうですが・・・

フラガラッハ】牡7 56.0 (栗東) デュランダル×(トニービン)
昨夏に中京記念で連覇達成。年末の金鯱賞でも5着に食い込んでおり、
極端に中京だけ走る馬となっています。
後方からの脚質で中山が合う感じはなく、実績もマイル周辺に
偏っているので距離延長もマイナス材料。
余程の前崩れにならないと出番はないかも。

マイネオーチャード】牝6 54.0 (美浦) ステイゴールド×(ティンバーカントリー)
12年のエリザベス女王杯で15番人気の低評価ながら4着に飛び込む健闘。
重賞で馬券圏内に入った実績はありませんが、ここにきて本格化してきた感があり、
前走では+14kgと馬体を戻して機動力を見せての差し切り勝ち。
スローペースだったとはいえ、強さを感じる内容だっただけに
同条件の今回はチャンスがあるかも。斤量負担に強い血統ではありますが
54kgで出られるのも馬格的にプラス材料。

マックスドリーム】せ7 56.0 (栗東) アドマイヤマックス×(パラダイスクリーク)
マイル周辺を使われていましたが昨春に距離延長で2着に入ると七夕賞で4着、
小倉記念でも5着と健闘。後方から機動力を使って進出出来るので
小回り、内回りコースへの適性が高いタイプだと考えられます。
阪神外、東京で苦戦したあと、年明けには中山金杯で4着と復活傾向。
年齢的にも厳しくなってきていますが、適性には期待出来るので
タイミング次第でヒモ候補まで・・・。

レッドレイヴン 】牡4 55.0 (美浦) Smart Strike×(Silver Hawk)
東スポ2歳S2着のあと、間を空けて臨んだ青葉賞で11着と大敗。
ダービーも12着に敗れ、休養を挟んで馬体を戻して2着。
前走でスローペースを前から鋭く抜けて1600万下を勝ちました。
前につける競馬が出来たことは今後に向けて大きな収穫。
ためればキレるタイプですが、中山でも好走が期待出来そうです。
スマートストライク産駒は2000m以上では2、3着はあるものの
今のところ未勝利戦の1勝のみ。
血統的に距離に壁がある可能性があるので、その辺りにも注目。

ヴェルデグリーン】牡6 57.0(美浦) ジャングルポケット×(スペシャルウィーク)
例年と違い、後半に厳しい流れになったオールカマーを後方から
差し切り勝ち。鮮やかな勝ちっぷりでしたが、展開がハマった感が強く、
有馬記念では後方から動けず10着に敗れているように本質的には
中山が合うタイプではない印象。
速い上がりが使える軽い馬場での好走が目立つ点でも今の時期の
中山は合わないかも。

AJCC(各馬分析1)   担【けん♂】

AJCC(中山2200m)出走予定馬について見ていきたいと思います。

ケイアイチョウサン】牡4 55.0 (美浦) ステイゴールド×(シンボリクリスエス)
馬体を増やして復帰した中山金杯ではラジオN賞の再現を狙うような
内を抜ける積極的なレースで2着と横並びの5着。
長く良い脚が使える馬ではない、と横山典騎手がコメントをしているとおり、
内に潜り込んで一瞬の伸び脚で・・・というタイプ。
騎手の腕とコーナーでの展開、内の馬場状態が大きく作用してきそう。
中山の成績は(0-0-2-3)、機動力がある馬ではないので適性は微妙。

コスモファントム】牡7 56.0 (栗東) Stephen Got Even×( Paris House)
中山金杯では+10kgと馬体増。過去最大体重となっており、
今回は絞り込んでくるのが最低条件。
前につけて脚が残せなくなってきており、好調期(11年)でも
4着止まりだったことを考えれば現状の状態では・・・

サクラアルディート】牡6 56.0 (栗東) ディープインパクト×(マルゼンスキー)
中山金杯では後方から伸び切れず9着。キレに少々不足が感じられる馬だけに
いつも以上に後ろからでは厳しかったと思われます。
本来の好位からの競馬が出来ればもう少しやれそうですが、関東遠征で
まったく結果が出ていないだけに輸送がマイナス材料になっている
可能性もあるかも。

サダムパテック】牡6 57.0 (栗東) フジキセキ×(エリシオ)
元々弥生賞1着、セントライト記念3着と中山の中距離コースでも
好走実績がある馬ですが、菊花賞以降は天皇賞秋に一度出走(8着)した
以外はマイル周辺で使われてきており、前走の阪神Cから4ハロンの
距離延長というのは不安材料。GⅠ勝ちの実績がある馬だけに
実力的には最上位評価、上手く好位辺りで立ち回れたら
折り合い次第で新味を出せるかも。

サトノシュレン】牡6 56.0 (栗東) ステイゴールド×(エルハーブ)
天皇賞春18着に続き、復帰戦の前走も13着と大敗。
幸騎手とはまるで手が合わない印象です(爆)
春には中山2200mで逃げ切っており、今回も先手を取って
後半に締まったペースで引っ張るレースが出来ればチャンスはありそう。
騎手次第の面がありますが、今回はブノワ騎手が想定されており、
穴馬として一考。

サムソンズプライド】牡4 55.0 (美浦) メイショウサムソン×(エルコンドルパサー)
3連勝でプリンシパルSを制しましたが、ダービーでは17着と大敗。
年末の復帰戦で+22kgと大幅に馬体を成長させ、叩いて良化が
期待されましたが、中山金杯では2番手で脚が鈍って7着、ただし
2着とは0.1秒差と横並びだったので着順ほどの負けではありません。
先行力を活かすタイプなので、前優勢の展開になるかどうかが
大きなポイント。ただし、これまでに高いレベルの内容を示している
わけではないので、力関係的にも厳しい面はありそうです。

ダノンバラード】牡6 57.0 (栗東) ディープインパクト×(Unbridled)
昨年のAJCCを勝ち、春には宝塚記念で2着、秋にはオールカマーで3着と
頑張りましたが、天皇賞秋で16着に続き、有馬記念でも15着と連続大敗を
喫してしまいました。条件的には合う有馬記念は逃げ馬の早仕掛けに
巻き込まれた面もありますが、最後の脚の鈍り方は酷かっただけに
肺出血の影響が出ている可能性も考えた方がいいのかも。
力が出せれば上位評価ですが、過信は禁物。

ダービーフィズ】牡4 55.0 (美浦) ジャングルポケット×(サンデーサイレンス)
スローで流れたのに前が崩れるという妙な展開に乗ってセントライト記念で
2着に差し込みましたが、菊花賞では16着と大敗。休養を挟んで
+16kgと馬体を戻し、年末の中山1800mで中段から差し込み
3着と健闘しました。基本的に外で大きく走れることが好走条件の馬なので
外伸びの馬場状態になればチャンスが出てきそう。
ただし、本質的には中山適性には疑問。前が止まる展開にならないと
厳しそうです。

続きます。

京成杯回顧     担【けん♂】

結局、事前の考察が出来なかった京成杯(中山2000m)ですが
内容を振り返っておきたいと思います。

1着プレイアンドリアル  2.01.1  上がり36.2
2着キングズオブザサン   2馬身
3着アデイインザライフ

※全着順は→ココ

ハナを切って行ったのはアグネスドリーム。
ボルボッシュ、マイネグレヴィルが続き、好位にアルバート、
ショウナンラグーン。

中段の前にウインマーレライ、プレイアンドリアル、
続いてツクバアズマオー、エアアンセム、控えてディアデルレイ。
キングズオブザサンが押し上げて中段外。

ラングレー、ピオネロ、ヴォルシェーブは後方に控え、
デリッツァリモーネ、最後方にアデイインザライフ。

12.4-11.0-12.9-11.7-12.6-11.7-12.0-11.9-12.3-12.6
前半1000m 60.6
後半1000m 60.5

前後半がフラットなバランスになっているレース・・・ではありますが
実際には超デコボコな流れ。

3ハロン目の上り坂で極端に緩み、下りに入って急加速
これはアカン!と手綱を抑えて緩めた、と思ったら
平坦部分に入ってまた急加速・・・。

見下したようにスローでじっくり逃げるのが上手い柴田善騎手の作った
ラップとは思えないバタバタぶり(爆)
3歳馬だけに気性が落ち着かなかったのでしょうか。

こういう緩急の激しい流れは消耗が激しくなる展開。

前につけた馬にとってはトータルラップの示すペースよりも
厳しい、というか消耗させられたと考えられます。

直線手前も11秒台と締まったペースで頑張っていますが、
踏ん張りもここまで。
芝状態の影響もあると思いますが、直線入り口で急激に脚が鈍り
最後の1ハロンもガクッと止まるラップ構成になってしまいました。

好位から中段に下げて追走していたプレイアンドリアル、
最後方でゆったりと脚をためていたアデイインザライフ、
同様に後方から差してきたピオネロにとっては絶好のレース展開。
前半は後方近くで知らん顔をして押し上げてきたキングズオブザサンも
前の馬のペースに巻き込まれずにレースが出来ていると思われます。

先に馬場中央を抜け出したキングズオブザサンの外から
回転の速い脚で抜けて行ったプレイアンドリアルが完勝。
外を回して伸びたアデイイインザライフは届かずの3着まで。

上位馬はそれなりに評価出来ますが、内容としては
ドタバタペースの前崩れを差した展開。
高い評価は出来ません。
前がすんなりと引っ張って伸びるペースになったときに
どこまで対応出来るかが本番でのポイントになりそうです。

AJCC(年齢別実績)  担【けん♂】

AJCC(中山2200m)について見ていきたいと思います。

年齢別実績:AJCC(04年~)】
AJCC年齢

5歳馬が5勝、3着4回、4歳馬が1勝、2着5回と若い馬優勢
という傾向が出ていますが、7歳馬が3勝、8歳以上の馬も2着が4回
高齢馬でも侮れない、という相反した結果になっています。

11年は8歳馬が2、3着を占めていただけでなく、
09年~11年までは3年連続で2着は8歳馬となっています。
10年は7歳→8歳→7歳という高齢馬決着・・・
昨年も2着にせん馬ながら8歳馬が飛び込む結果。
ベテランが侮れないレース、という側面はたしかにあると思われます。

AJCC年齢別出走頭数
    4、5歳 6歳以上
13年  4    8(頭)
12年      5
11年  3    8
10年  5    7
09年  5    8
08年  3   13
07年      4
06年  3    7
05年  2   11
04年  5    6
03年  4   10
01年  4    9

各年の年齢別の出走数自体も高齢馬が多く、4、5歳馬の合計数が
多かったのは07年と12年の2回だけ

07年は4歳→4歳→5歳、12年は5歳→4歳→5歳で決着しているわけで
単純に高齢馬の方が良いということではないと思われます。

07年より前も高齢馬が多かったわけですが、5歳馬が2勝、2着1回、
4歳馬が2着3回と若い馬がベテランを圧倒。

お達者クラブ化した08年~11年の4年間はちょっと異常だった、
という見方でもいいかもしれませんが、昨年のように4歳馬がゼロの上に
高齢馬の頭数が多くなった場合には要注意だと考えられます。

今年の登録馬の年齢
★8歳
チョイワルグランパ

ポールアックス※

★7歳
コスモファントム
トゥザグローリー
フラガラッハ
マックスドリーム

★6歳
ヴェルデグリーン
サクラアルディート
サダムパテック
サトノシュレン
ダノンバラード
マイネオーチャード

ヴァーゲンザイル※

★5歳

★4歳
ケイアイチョウサン
サムソンズプライド
ダービーフィズ
フェイムゲーム
レッドレイヴン

※→除外予定

うーん、また微妙というか、珍しい年齢構成。
5歳馬不在という極端な形になりました。

このままで行くと若い馬と高齢馬との比率は5:11(爆)
本来、最も期待出来る充実期の5歳馬がいないことが
結果にどう影響するか、注目したいと思います。


元POG馬のヴァーゲンザイルは現状では除外予定。
よくここまで来たなぁと感慨無量ですが、クラシック直前で
連続2着と足踏みしてしまったことが今でも本当に残念。
皐月賞に出ても厳しかったとは思いますが・・・
あそこが運命の変わり目だったことは間違いないわけで
やっぱり勝つべきレースで精一杯勝ちに行く騎乗を
お願いしたいものです・・・。

AJCC(体重別実績)   担【けん♂】

AJCC(中山2200m)について見ていきたいと思います。

体重別実績:AJCC(04年~)】
AJCC体重

6勝を挙げ、2着5回、3着5回と超好成績となっているのは
480~500kgのゾーン。

08年、09年、11年はこのゾーンの馬が1~3着を独占
出走頭数自体が多いゾーンということもありますが、
要注目ゾーンとして見ておきたいところです。

480kgを切る馬の好走というと06年まで遡る必要があります。
06年は478kgの馬がワンツーフィニッシュ、
05年は472kg→474kg→474kgという馬で決着。
きっちり480kgでラインを引かねばならないわけではないので(爆)
この辺りは誤差の範疇。当日の増減の影響もあり、
前走もしくは近走に480kg以上あった馬も含まれています。

明らかに体の小さい460kg台、及び460kgを切る馬の好走となると
04年と・・・表には入っていませんが01年と03年に3着があるだけ。
04年は480~500kgの馬が1頭しかおらず、
03年、01年は平均体重自体が軽い影響もあったかもしれません。
中山巧者で小型でも重賞で結果を出しているような馬については
例外的に注意をする程度で良さそうです。

500kgを超える馬は割合でみると少し下がりますが
割り引く必要はないくらいに結果を出しています。
07年は1頭だけ、09年も2頭しか出走していなかったことを考慮すると
条件的には逆に頑張っていると見てもいいかもしれませんね。
12年は1着、3着が500kgオーバーの馬、昨年の2着馬は
540kgという巨漢馬となっていました。

07年以降に1~3着に入った馬は、全て480kg以上の馬、
05年まで遡っても470kg以上の馬で複勝圏は満たされており、
03年までだと連対圏は全て470kg以上という線引きが出来ています。

実質斤量負担別実績
AJCC斤量

好走の上限は・・・12.5%
12.5%を超えて好走をしたのは04年以降はゼロ。
(表にはありませんが 01年、03年の3着にオーバーした馬が入っています)
余程の馬以外は大幅に割り引いて良さそうです。

ドリームジャーニー、キャプテントゥーレなどが13%を超えて
人気を背負って・・・惨敗。
実質斤量負担で厳しい馬については実力馬でも割り引いて見る必要がありそうです。

斤量負担は軽ければいい、というわけではなく
11.5~12.0%辺りの馬が好走をしています。
体重と斤量のバランスについては注意したいところだと思われます。