けいけん豊富な毎日

小倉記念(脚質分析)  担【けん♂】

小倉記念(小倉2000m)について考えてみたいと思います。

関西では今朝方少し雨が降りましたが、数時間後には「そんなことあった?」
みたいな好天に変化。
季節柄、天気は非常に変わりやすい状況なので、なんとも言えませんが
ひとまず週末の小倉は好天に恵まれて、良馬場での開催になりそうです。

小倉記念の出走予定馬の個性を探るために、脚質を調べてみました。

これまでに出走した芝レースについて
・複勝圏に入ったときに、上がり3ハロンが3番目以内だった回数(切味率)
・出走したレースの中で、上がり3ハロンが3番目以内だった回数(発揮率)
・芝レースの複勝率
・3番目以内の脚を発揮したのに、複勝圏に入らなかった率(脚余率)


脚質分析:小倉記念登録馬】
小倉記念脚質

まず切味率ですが、この数字が高いと
キレ味を発揮して上位に飛び込んでくるタイプ
ということになります。

この場合重要なのは、発揮率(安定して末脚を発揮出来ているかどうか)と
脚余率(位置取りが悪過ぎて届かないタイプかどうか)

★安定して末脚が使えて、しっかり届いている馬
・エクスペディション
・ダコール

★安定して末脚は使えるので複勝率は高いが、位置取りが不安定な馬
・マックスドリーム
・ナリタクリスタル

★安定して末脚は使えるが、位置取りが悪くて届かない馬
・サトノパンサー
・セイクリッドセブン
・タガノエルシコ

★安定した末脚が使えない馬
・トシザマキ
・メイショウナルト
・オートドラゴン
・ミキノバンジョー
・レッドクラウディア(微妙)
・ラブリーデイ

小回りの小倉では機動力が重要になると考えられます。
位置取りが悪いタイプは大きく割引き。

末脚自体が不安定な馬は一発の可能性を秘めながらも過信は禁物。

逆に、切味率が低い馬(粘り脚タイプ)については
末脚の能力よりも、単純に複勝率の高さを見てみたいところ。

小倉では基本的に粘り脚タイプは微妙で、前から脚を伸ばせるような馬が有力
・・・ってそりゃ当然ですね(^^;

前で踏ん張り切れていない馬が多い中、唯一マイネルラクリマだけ
突出して複勝率が高く、キレはなくとも展開の乗って
前で凌ぎきる能力がある、という評価。


うーん、ますますガチガチの予感・・・(爆)

小倉記念(中間雑感)  担【けん♂】

小倉記念(小倉2000m)・・・適性とかなんとかは置いておいても
ちょっとメンバーが低調過ぎな印象(涙)

回避となる可能性がありますが、ダートを中心に使われている馬が
・グラッツィア
・サンライズモール
・レッドクラウディア


と3頭登録。さすがにいきなり芝の重賞では厳しいと思われます。

このところの内容と年齢から
・オートドラゴン
・トシザマキ
・ラブリーデイ
・メイショウサミット


この4頭もちょっと狙うには材料不足。
メイショウサミットの前走の内容は少し興味深いですが。

重賞が壁になっていそうな
・セイクリッドセブン
・タムロスカイ
・サトノパンサー


この3頭も余程適性が感じられないと拾えない印象。
あえて言えば小倉で好成績があるサトノパンサーが一応当落線上くらい。

・・・残るは8頭。

タムロスカイは小倉向きとは思えませんし、ミキノバンジョーは
昨年7着から上昇があるかと言えば疑問。
ナリタクリスタルは実績馬だけに侮れませんが7歳という年齢、
直近の内容をみると・・・うーん。

なんか消去法である程度予想が決まってしまいそうです(爆)

残った5頭の中も勢いに大きく差が感じられます。
前走で重賞を圧勝したマイネルラクリマ相手に古豪とはいえ
決定力不足のゲシュタルトや重賞実績のないマックスドリーム辺りが
敵うかと言えば・・・やはり疑問。

とりあえず、もう少し条件、適性について見ていきたいと思います。
蓋を開けたらかなりの少頭数になるかもしれませんね(^^;

小倉記念(過去の勝ち馬の馬体)  担【けん♂】

小倉記念(小倉2000m)の過去の勝ち馬の馬体写真を並べてみました。

【エクスペディション】
(12小倉記念)
エクスペディション12小倉記念

【イタリアンレッド】
(11小倉記念)
イタリアンレッド11小倉記念

【ニホンピロレガーロ】
(10小倉記念)
ニホンピロレガーロ10小倉記念

【ダンスアジョイ】
(09新潟記念)
ダンスアジョイ09新潟記念

【ドリームジャーニー】
(08小倉記念)
ドリームジャーニー08小倉記念

【サンレイジャスパー】
(07小倉記念)
サンレイジャスパー07小倉記念

【スウィフトカレント】
(06小倉記念)
スウィフトカレント06小倉記念

【メイショウカイドウ】
(04小倉記念)※05年に連覇達成
メイショウカイドウ04小倉記念

※写真は全て競馬ブックPHOTOパドックより

腹回りは細目感なく絞り込まれており、毛ツヤもよく
体調面もかなり良さそう、というのも共通点となっています。

後肢はしっかりと引きつけられており、下半身は丸味を帯びて
瞬発力を兼ね備えた作り。

クビ差しは太く、少し高い感じの立ち姿。
どちらかといえば胴は寸が詰まっており、
全体的に少しマイラーっぽく見える素軽い雰囲気の馬体
というのも興味深いところ。

おおよそのイメージを頭に置いて今年の出走予定馬について
見ていきたいと思います。

小倉記念(各馬分析3)   担【けん♂】

小倉記念(小倉2000m)出走予定馬の各馬分析、第3弾です。

マイネルラクリマ】牡5 58.0(美浦) チーフベアハート×(サンデーサイレンス)
重めの馬場をものともせず、七夕賞を圧勝。
元々マイル戦を走っていただけに速い時計にも適性があり、
中距離を前で押し切るタイプとして今後の活躍の幅が広がりそうです。
前優勢の展開になればここでも十分に好走の可能性がありそう。
馬格がそれほどないので58kgの斤量をこなせるかどうかが課題。

マックスドリーム】せ6 54.0(栗東) アドマイヤマックス×(パラダイスクリーク)
マイル周辺の距離を使われていましたが、前々走で2000mに距離延長、
2着と結果を出すと、続く七夕賞でも4着と健闘。
後方からの脚質ながら後半に機動力を活かして前に寄せることが出来るので
小回りの競馬場はむしろ得意な印象。
太目になっていた馬体を大きく絞れたのもプラスに働いたと思われます。
小倉は初出走になりますが、ここ2戦と同様のレースが出来れば
上位に食い込めるかも・・・。

ミキノバンジョー】牡6 55.0(栗東) グラスワンダー×(リヴリア)
昨年は七夕賞3着のあとに小倉記念に挑み、7着と敗退。
高松宮記念を使ったことで行き脚は戻り、前走ではハナを切っていますが
最後は脚が鈍って4着となっています。
小倉でも3勝を挙げていますが、重賞で前残りするには現状では
少し足りない感じ。この春に一旦、自己最大体重になったところから
絞ってきているので、もう一絞り出来たら状態は良化が望めそうですが・・・。

メイショウサミット】牡7 53.0(栗東) シンボリクリスエス×(Dixieland Band)
芝、ダート兼用で使われてきましたが、11年辺りから芝に専念。
小倉でも逃げ切り勝利がありますが、脚が鈍ることが多く
成績は非常に不安定になってしまっています。
前走では後半に締まった流れを作って、最後まで脚が止まらない
逃げ脚を見せて押し切っており、長く脚が使える点は評価出来ますが
上位馬の追撃を凌げるほどの脚ではなさそう。

ラブリーデイ】牡3 53.0(栗東) キングカメハメハ×(ダンスインザダーク)
デビューから2連勝、京王杯2歳Sでも2着と頑張りましたが、
その後は大失速。皐月賞では前で粘れず15着と大敗し、
ダービーでは後方から届かず7着に終わっています。
前で粘る形で失速しているので、末脚を活かす形の方が
現状では良さそうですが、古馬相手にいきなり期待出来るほどの
キレではなさそう。

レッドクラウディア】牝4 54.0(栗東) アグネスタキオン×(コマンダーインチーフ)
芝でも新馬戦で3着がありますが、ダートで活躍しており、
このところの交流重要で(1-1-3-0)と安定して結果を出しています。
血統的には芝もこなせそうではありますが、いきなり重賞で
牡馬の上位馬相手となるとさすがに分が悪そう。
出てきたとしても期待はしにくい印象です。

小倉記念(各馬分析2)   担【けん♂】

小倉記念(小倉2000m)出走予定馬の各馬分析、第2弾です。

セイクリッドセブン】牡6 53.0(栗東) フジキセキ×(トニービン)
控える脚質でしたが、このところは前につけるスタイルにシフト。
重賞初挑戦となった前走の中京記念では好位から脚が伸ばせず
8着に敗れており、長く脚を使う展開も速い時計にも適性が足りない印象。

タガノエルシコ】牡8 55.0(栗東) マヤノトップガン×(ダンスインザダーク)
前走の七夕賞は3回目の重賞3着。小柄な体で8歳にしての激走は
さすがマヤノトップガン産駒、という感じでしょうか。
後方から末脚を活かす脚質で、重い馬場や洋芝が合うタイプ。
条件的にはこのレースには合わないと思われます。

タムロスカイ】牡6 56.0(栗東) フジキセキ×(セクレト)
昨年の小倉記念では好位を追走し、脱落して11着と大敗。
完全に前優勢の極端な展開に乗ったメイSで久々に勝利を挙げましたが
実力勝負となるとここ2戦の重賞成績(13着、8着)のように
かなり足りない面がありそうです。
小倉では良績があり、適性的には問題ないと思われますが、
上位馬相手では力関係的に厳しそう。

ダコール】牡5 56.0(栗東) ディープインパクト×(Unbridled)
年明けの小倉大賞典では後方から押し上げて2着。
基本的には好位からのスタイルで安定して好走していましたが、
このところは控える形になって少し成績が不安定になってきています。
七夕賞では重い馬場に脚を取られて進んでいかなかった、ということで
軽い芝状態になれば上昇が見込めそう。騎手による面が強くなりそうなので
小倉が得意な騎手とのコンビになれば・・・

トシザマキ】牝6 50.0(栗東) デュランダル×(デインヒル)
長期休養明けの重賞挑戦では3連続二桁着順と振るわず。
前走は休養を挟んで+22kgと大幅に馬体重増加。
叩いての良化はあるかもしれませんが、6歳牝馬となると
競争馬としての限界を過ぎてしまった感も・・・。

ナリタクリスタル】牡7 58.0(栗東) スペシャルウィーク×(ペンタイア)
昨年の小倉記念では後方から差し込んで3着と健闘。
小倉大賞典での好走もあり、コース適性に関してはかなり
高いモノがあると思われます。
急な復活もある馬なので侮れませんが、この夏は中段で脚が止まっており、
前走で絞れたとはいえ、どこまで上昇があるかは微妙。

続きます。

小倉記念(各馬分析1)   担【けん♂】

小倉記念(小倉2000m)出走予定馬について見ていきたいと思います。

エクスペディション】牡6 57.0(栗東) ステイゴールド×(Lyphard)
昨年は七夕賞で8着に敗れ、調子が戻らないと言いつつ、小倉記念を制覇。
今年も七夕賞では7着に敗れてしまいましたが、復活があるか注目したい
ところです。前走で馬体を落としてしまっており、重賞では今のところ
57kgで好走がない、という点は気になるところ。
速い時計への適性があり、コース適性にも期待出来ますが
昨年に比べると臨戦態勢の面で落ちてしまいそう。

オートドラゴン】牡9 52.0(栗東) キングヘイロー×(ジェネラス)
9歳にしては出走回数が少な目ですが、それでも好走があったのは
09~10年辺り・・・ここ2年以上は複勝圏もない成績となっており
重賞でどうこう出来るとは考えにくい状況。
後方からの脚質で機動力も感じられないのでコース適性も微妙。

グラッツィア】牡5 56.0(栗東) キングカメハメハ×(Sadler’s Wells)
デビュー当時は芝で使われており、未勝利戦を勝っていますが、
その後低迷してダートに転向。芝への適性もないわけではないと
思いますが、現状はどう見てもダート向き。いきなり芝の重賞で
どうこう出来るとは考えにくいかと。

ゲシュタルト】牡6 57.0(栗東) マンハッタンカフェ×(エンドスウィープ)
小倉で行われた10年の中日新聞杯では好位から3着、同じく11年の中日新聞杯では
後方から押し上げて2着。コース適性に関してはかなり高いタイプだと
考えられます。このところは前につけて粘れず、中段から押し上げて足らず、と
掲示板程度の好走しか出来ていませんが、前走でかなり馬体を絞り込めており、
太目が解消できれば上昇があるかもしれません。決め脚に欠けるので
ヒモ候補までですが、上手く流れに乗ってくれたら・・・

サトノパンサー】牡5 53.0(栗東) キングカメハメハ×(サンデーサイレンス)
小倉大賞典では10着に敗れてしまいましたが、それまでは小倉では
2勝、2着1回、4着2回と安定して好走しており、コース適性に関しては
問題がないダイプだと思われます。
これまでのところ、重賞では完全に頭打ち。
間隔が詰まっている割に馬体重は維持出来ているので力は出せそうですが・・・。

サンライズモール】牡6 53.0(栗東) クロフネ×(ダンスインザダーク)
芝でデビューしましたが、勝ち上がれずダートに転向。
前につける脚質で安定した成績となっていましたが、このところは
行き脚がつかず成績悪化。芝に戻したとしても急な良化があるとは
考えにくい状況。

続きます。

小倉記念(体重別実績)  担【けん♂】

小倉記念(小倉2000m)について見ていきたいと思います。

体重別実績:小倉記念(03年~)※06年以降は開催時期変更】
小倉記念体重

明らかに優秀なのは480~520kgの辺り。
合わせて5勝、2着5回、3着6回と半数を占めています。
連対率、複勝率も高く、このレースでは注目すべきゾーンだと言えそう。

460~480kgで勝ち切ったのは07年のサンレイジャスパー及び
11年のイタリアンレッド。
どちらも牝馬ということで斤量が軽く、実質的には一つ上のゾーンと
考えた方がよさそうです。
基本的には480kgで微妙な線引きが出来そうですね。
連対まではあるけれども勝ち切るまでは・・・

460kg以下で勝ち切ったのはロサード(2回)とドリームジャーニー、
そして昨年のエクスペディション。
斤量に対する耐性が高い実績馬&血統だけに例外と見てよさそうです。

05年には2番人気のワンモアチャッターが454kgで2着に入っています。
連勝中でこのレースのあとも朝日CCを勝つなど状態が非常によかった馬でした。
昨年2着のトーセンラーも鳴尾記念3着、七夕賞2着と重賞で連続好走中だったわけで
馬格不足の馬は直近の実績にも注目したいところ。

実質斤量負担別実績
小倉記念斤量

ドリームジャーニー、エクスペディション、ロサードといった極端な例外を除くと
勝ち馬の実質斤量負担は11.5%未満に集中。

ここ2年は少し小柄な馬の好走が目立っており、12.5%までは
ヒモ候補として考えて良さそうな傾向になっていますが、
基本的には斤量負担に関しては厳し目に影響する感じになっているので、
負担の大きい馬に関しては疑って見てみたいと思います。

小倉記念(年齢別実績)   担【けん♂】

小倉記念(小倉2000m)について見ていきたいと思います。

年齢別実績:小倉記念(03年~)※06年から開催時期が変更】
小倉記念年齢

基本的に4~6歳馬で決着しやすい傾向が出ています。
特に充実している5歳馬は10年で5勝をあげており、
最も注目したい年齢だと言えそうです。

ただし、09年は8歳→7歳、10年は7歳→6歳と
高齢決着になることもあるので要注意。
若くて勢いのある馬が出てこなければベテランに絡めとられてしまうかも。
4歳馬で勝ったのは08年のドリームジャーニーのみ。
出走頭数自体が少な目なので微妙ではありますが、余程抜けた馬じゃない限り
ヒモ候補までに止めた方がいいかもしれません。

7歳以上が勝った年、となると・・・
03年にロサードが7歳で勝利。
ロサード自身は01年にもこのレースを勝っており、
適性が高かったことに加えて、少頭数になり4歳馬が不在だった、
といった要因がありました。

そこからしばらく間をあけて、09年に8歳のダンスアジョイが内をすり抜けて勝利。
この年は7歳馬が1番人気に推されるという若い世代に有力馬が不在の年。
消耗度よりも一瞬のキレ味が活きる展開になったことも大きかったと思われます。

10年もニホンピロレガーロが7歳で勝利。
4歳馬が1頭だけで6歳馬が過去最多の6頭・・・
平均年齢でも過去10年で2番目に高かったということで、
高齢馬が活躍しやすい下地があった感じです。

今年の登録馬

★9歳
オートドラゴン

★8歳
タガノエルシコ

★7歳
ナリタクリスタル
メイショウサミット

★6歳
エクスペディション
ゲシュタルト
サンライズモール
セイクリッドセブン
タムロスカイ
トシザマキ
マックスドリーム
ミキノバンジョー

★5歳
グラッツィア
サトノパンサー
ダコール
マイネルラクリマ
メイショウナルト※

★4歳
レッドクラウディア

★3歳
ラブリーデイ

※→除外予定

3歳、4歳馬が1頭ずつ、という登録になっていますが
実質的には5歳馬VS6歳馬、という構図でしょうか。

過去の傾向的には5歳を中心に6歳馬に流す形になりそうですが
昨年の覇者エクスペディションが05年のメイショウカイドウ以来の
6歳馬勝利&連覇達成なるか、という辺りにも注目したいですね。

小倉記念(展開分析)   担【けん♂】


小倉記念コース
※小倉2000mのコース図、及び小倉記念(06年~)の平均ラップ

小倉記念が行われる小倉2000mはスタンド前のポケットからのスタート。

スタート直後は400mほどの平坦な直線になっているため、
先行するのに内外の枠順の差はそれほどなさそうです。
思い切って行く馬がいる場合は前半からペースを上げやすい構造でもあります。

3ハロン目からはカーブしながらの上り坂、カーブの途中で
今度は下り坂になり、向こう正面の直線に突入。
このため3~4ハロン目でどうしても一旦ペースが遅くなりますが
スピードを上げつつ直線に入るため、ここからは息を入れられない
厳しいペース
になりがちです。

コース図を見ても800m通過時点からペースアップが始まっているのが
確認出来ます。
徐々にですがペースを上げながら、締まった流れになっており
かなりの消耗戦になっていると考えられます。

3コーナー入り口からさらに下り坂がスタート。
ペースを上げながらカーブしていくので勢いがついて各馬が
外に膨らむようなことがあると、06年のスウィフトカレントや
09年のダンスアジョイのように最後方からポッカリ空いた内側を突いて
ショートカット
しながら差し切る、ということもあるようです。
この辺りは騎手の性質なども考えたいところかと。

基本的には小倉記念は、長くいい脚を要求されて消耗した先行馬を
好位追走馬が差す、という展開が想定されるわけですが、
11年のようにハイペースになってしまうと、前の馬の消耗が激しくなり過ぎて
ある程度後方からの差しも届くので先行馬の脚質には要注意。

・・・といっても11年も長距離を走ってきたホクトスルタンが
そこまでぶっ飛ばすとは事前にはわからなかったわけで(爆)
なかなか判断が難しいのが実情かもしれません。


★有力だと考えられる脚質
・内を割れる末脚のある馬
・好位からキレ味のある脚を使える馬
・長く良い脚が使える先行馬(末脚が鈍い馬は×)
・ハイペースになった場合は後方からの差し馬に注目

アイビスSD回顧  担【けん♂】

真夏の打ち上げ花火、アイビスSDが行われました。

国内唯一の直線競馬。
何よりもまず走力が問われる力と力のぶつかり合いになるわけですが
コース経験のない馬もいるわけで、非常に難解なレースでもあります。

今回は過去の傾向から条件を満たす馬を絞り込む形でまとめてみた
わけですが・・・

予想は→ココ

結果は・・・

アイビス結果

※全着順は→ココ

スギノエンデバー以外は揃ったスタート。
開幕週ということで内と外に開く形になるかと思いきや、
内枠の馬も徐々に外に寄せて行き、外に固まった形で一団のレース
なりました。

内枠から先に抜け出して先手を取ったのはフォーエバーマーク。
外枠沿いをしっかりとキープしてハクサンムーンが並ぶような形。

59kgを背負った昨年の覇者パドトロワはスタートをしっかりと
決めて前へ。外枠のヤマニンパピオネも好スタート。

11.9-10.4-10.6-10.3-11.0
前半400m 22.3
後半600m 31.9

通常、前半400mは21秒台に突入するのが通例
それに比べると・・・今年は明らかにスローペースとなっています。

ハクサンムーンの昨年の400m通過は21.5だったわけで、
今年はかなり楽に先手を奪えたと思われます。
開幕週で芝状態が良い状態でこのペースはちょっと違和感を感じますね。

楽な流れを利して、フォーエバーマークが一気にスパート。
後続を引き離しに掛かりますが、この辺りは直線競馬に慣れている
村田騎手のならではの感覚だと思われます。

その横で酒井騎手の手はまだ動かず、馬なりであっさりと着いて行った
ハクサンムーン。
昨年よりも充実度を増して本格化し、さらに楽なペースとなれば
まるで違った手応えでレースが出来たと思われます。

2頭が並んでのマッチレース。
最後の200mを切ったくらいで気合を入れたハクサンムーン
フォーエバーマークを振り切って重賞2勝目を達成しました。

前につけて最速の上がりで押し切られたらどうしようもないですね。
まさしく完勝、勢いと実力の差を見せつけた勝利だと思われます。

3着にはリトルゲルダが馬群から抜け出して入線。
条件的には完全に当てはまる馬でしたが、上位馬とはちょっと
力の差を感じる内容になってしまいました。

レース後のコメント
1着 ハクサンムーン 酒井学騎手
2着馬の追い出しのタイミングを見ながら、いい手応えでムキになりすぎず、
しっかりと反応してくれました。ハナにはこだわりませんでしたが、
スピードの差で先頭に立っていました。短距離のスペシャリストとして、
ここ最近しっかりと結果を出しているので、今後も期待できると思います


2着 フォーエバーマーク 村田一誠騎手
普通に勝てるぐらいの馬で、よくがんばっていましたが、相手が強かったです。
楽に遊ばれてしまいました。直線1000mはやってみなければわかりませんでしたが、
適性はありました。今日は仕方がなかったです


3着 リトルゲルダ 柴田大知騎手
最後はしっかりと伸びてくれましたが、前の2頭が強すぎました。
手応え的にはついていける感じだったのですが、どんどん離されてしまいました。
それでもこの馬も力はあります


4着 レオパステル 蛯名正義騎手
前走は最後で止まってしまったので、そのぶん今日は脚をためる形にしました。
がんばったと思います。直線1000mは相性がいいようです


7着 スギノエンデバー 福永祐一騎手
痛恨の出遅れ。それに尽きます。まともなスタートだったら3着はあったと思います

10着 パドトロワ 勝浦正樹騎手
思ったよりも前に行けて、具合もいいと思ったのですが、追走に余裕がありませんでした。
ハクサンムーンの隣を死守できないのですから......。59キロが響いたとしか言えません


11着 プリンセスメモリー 松岡正海騎手
ゲートの出は速いので、無理して行かず、折り合いを重視して行きました。
もう少しやれると思ったのですが、残念です


17着 ヤマニンパピオネ 石橋脩騎手
がんばってついて行ってくれました。しかし、上位2頭は強いです

2頭しかいなかった4歳馬が1着、3着。
2着にも5歳馬が入り、今年も若い馬優勢の傾向が続きました。
昨年に引き続き牡馬が勝ちましたが、牝馬が2、3、4着ということで
牝馬優勢の傾向も続いています。

血統面でもSS系はやはり不調。
昨年のパドトロワに続き、母父SS系のフォーエバーマークが2着に
入ったわけで、母系についてはあまり意識しないで良い感じに
なってきたことは覚えておきたいと思います。
このレースに非常に好相性となっているマッチェム系
リトルゲルダはしっかりと3着をキープ。やはりこの血統は侮れません。

斤量負担で厳しかったプリンセスメモリーなどは沈没。
スローで落ち着いても結果を出せなかったことを考えると
やはりこの条件も重視しておいた方が良さそうです。
59kgを背負ったパドトロワはスタートこそ良かったものの、
最後は思った以上に失速。年齢・・・かもしれませんが、
斤量負担的には馬格があって大丈夫だと思われただけに、
単純に重い斤量はマイナスになるのかもしれません。

今年は異例なスローになったことも大きかったですが
前の馬が優勢、という点にも注意したいところ。
末脚の能力が高くても前半に着いて行けないと厳しいレースだと
思われます。

実績上位のハクサンムーンはひとまず置いておいても
2着のフォーエバーマークの村田騎手はこの条件での経験値が高い騎手、
3着のリトルゲルダの柴田大騎手も直近のデータから
コース適性が高い騎手でした。騎手の能力(経験)という点も
しっかり意識しておきたいところ。

過去の傾向から大枠で絞り込んでいく方法はおおよそ通用する
手応えを感じました(^^)g
来年こそは大輪の花火を打ち上げられますように・・・

キングジョージ六世&クインエリザベスS結果  担【けん♂】

どうやらオルフェーヴルは凱旋門賞に向かう見込み。
ダービー馬キズナも順調に調整されている模様ですね(^^)g

凱旋門賞に向けて欧州のビッグレース、キングジョージ六世&クインエリザベスS
(アスコット2400m)
が行われました。

1番人気はシリュスデゼーグル
10年のJC時に来日した当時(9着)はあまり知られていない馬でしたが、
その後に英チャンピオンS、ドバイシーマクラシックを制し、
昨年のガネー賞では8馬身差のぶっちぎり。
今期初戦のサンクルー大賞典では5着に敗れたものの、
実績からすれば当然の評価だと思われます。

続いて今年の愛ダービーを制した新鋭トレーディングレザーが2番人気。
愛ダービーでは英ダービー馬ルーラーオブザワールドを9馬身以上
千切っており、新勢力の代表として期待されています。

ヒルスターは前走のGⅡで英ダービーで2番人気を背負っていた
バトルオブマレンゴを破った点が評価されて3番人気。

ほとんど並んで独のノヴェリストが4番人気。
昨年の独ダービーで2着、バーデン大賞では4着と敗れたものの、
ジョッキークラブ大賞でGⅠ勝ちをおさめるとそこから3連勝。
前走のサンクルー大賞典ではシリュスデゼーグルやデュナダンといった
上位馬を破っており、古馬になってからの充実度ではNO1かも・・・。

キングジョージ六世&クインエリザベスS


2番手追走から先に出たユニヴァーサルを外からトレーディングレザー、
続いて中段から押し上げたノヴェリストがかわして前へ。
シリュスデゼーグルはさらにワンテンポ遅らせた仕掛け。

手応えに勝るノヴェリストがユニヴァーサルに並びかけ、
間に挟まる感じになったトレーディングレザーは少し苦しい展開。

それを考慮したとしても、ノヴェリストの手応えは凄まじく、
あっさりと後続を突き放して5馬身差の大圧勝
2.26.402.24.60の勝ち時計はレコード、見事に4連勝を達成し、
欧州GⅠ戦線のトップクラスに登り詰めました(^^)g
たけさん、ありがとうございますm(__)m

うーん、この勢いは本物ですね。
ノヴェリストの父モンズンの産駒というと07年に大活躍した
マンデュロが思い出されますが、マンデュロは確実視されていた
凱旋門賞の直前で怪我により無念の引退・・・。
ノヴェリストはマンデュロの分まで本番で頑張ってくれるでしょうか。

日本馬のライバルも続々と名乗りを挙げてきましたね。
本番での大激突が楽しみです♪

アイビスSD最終予想   担【けん♂】

夏の風物詩、アイビスSD(新潟1000m)について
まとめていきたいと思います。

過去の傾向としては
・若い馬優勢(上限6歳)
・牝馬優勢
・血統的な偏りがある(SS系不調)
・騎手の力量重視
・枠順に偏りがあり
・リピーターに注目(通常の直千競馬より時計が速い)
・先行馬優勢
・斤量負担は軽い方が優勢(大型馬優位)
・格はあまり関係がない
・休養明けは×


こんな感じのデータが出てきています。
この舞台で走ったことがない馬も多く、通るコースやタイミングなど
ほんの少しの要因が大きく結果を左右するレースだけに
あまり細かく数字で煮詰めるよりも条件を満たす馬を
拾い上げる形で選んでみたいと思っています。

これまでの考察
考察を始める前に→ココ
体重別実績→ココ
年齢別実績→ココ
各馬分析1→ココ
各馬分析2→ココ
各馬分析3→ココ
過去の勝ち馬の馬体→ココ
血統的な適性について→ココ
馬体について→ココ
枠順別実績→ココ
斤量負担分析→ココ
騎手データ分析→ココ

今年は開幕週での開催。近年はそこまで外枠優勢になっていませんが
今年はさらに内外に分かれた形でのレースになりそうです。
真ん中辺りの枠順の馬はどちらに寄せていくか・・・騎手の慣れと
思い切りも大きく影響してきそうです。

今回の予想
◎リトルゲルダ
〇ハクサンムーン
▲パドトロワ
△ヤマニンパピオネ
×フォーエバーマーク

血統、騎手、枠順、年齢、性別、斤量負担、全ての面で
マイナス材料がないリトルゲルダに◎
重賞実績がないのが玉に疵ですが、得てしてこういう馬が
結果を出しているのがこのレース。
時計もそれなりにあるので、上位馬相手にどこまで出来るか
注目してみたいと思います。

ハクサンムーンは馬体の出来も良く、充実期に入った模様。
昨年4着だった舞台ですが、さらなる上昇が見込めそうです。
速いスタートも切れる馬ですが、このところの内容をみると
少しためて行った方がいい印象。
上手く流れに乗れたら勢いで・・・

パドトロワは昨年の勝ち馬だけに適性は問題なし。
年齢的にギリギリにはなっていますが、
前走の内容を見る限りまったく衰えは感じられず
引き続き好走が期待出来そうです。
サマーシリーズ制覇に向けて、頑張って貰いたいですね。

ここからは迷いどころ。
ヤマニンパピオネは好枠に入り、馬格を活かして外の馬を封じ込めれば
最も優位にレースが運べそう。
直千の持ち時計には少し不足がありますが、芝に戻して
馬券圏内を外しておらず、この春の充実度でどこまで・・・

フォーエバーマークは直千競馬に慣れている村田騎手とのコンビで
この条件に初挑戦。母父にSS系が入っているのが気になりますが
昨年パドトロワが呪縛を破っているので、一応大丈夫かと。
年齢、性別も条件を満たしており、どこまでやれるか
注目したいと思います。

時計面での考察を今年はやっていませんが、
例年、ここで突然パフォーマンスを上げてくる馬がいたりするので
あまり細かく見ても迷い道に入ってしまいそうな予感。
あえて大枠の条件から絞り込んでみました。

上手く花火を打ち上げられるといいんですが・・・(^^;

アイビスSD(騎手データ分析)  担【けん♂】

アイビスSD(新潟1000m)は新潟のみで行われている直線競馬。

コーナーリングだとか、駆け引きだとか、通常の競馬で必要とされる技術よりも
まずは馬のスピードを活かして追えることや、真っ直ぐ走らせること、
スタート技術、追い出すタイミングなどが重要になってくると考えられます。

馬が息を入れずに走れる距離は800mと言われているそうで、
そうなると少しだけ長い距離を走り切らせるために、どこかで緩急を
つけなければなりません。
この辺りの技術も必要だと思われます。

直千競馬への慣れも影響すると考えられますし、騎手によって
得手不得手が分かれてきそうなレースだと考えられます。

ひとまず、アイビスSDに騎乗する騎手について、
ざっと直近の10走の成績を調べてみました。

直千競馬データ:500万下~】
アイビス騎手

騎乗馬の質の違いもあるので、単純な成績ではなく
人気と着順を比較してみています。

強引な見方ではありますが、人気(実力評価)以上の着順
記録しているのは騎手のサポート力の評価になるのではないかと(^^;

極端に人気以上の好走をしているのは・・・
・嘉藤騎手
・柴田大騎手


嘉藤騎手は複勝圏に入る成績はありませんが、ここ10走は全て
二桁人気の馬に騎乗しているだけに仕方がないところ。
それでも掲示板までの好走も記録しており、得意条件だと考えられます。
実力馬に乗れたらチャンスも・・・

柴田大騎手も10鞍中8鞍までが二桁人気でしたが、3着1回の他、
掲示板3回というのは十分な成績だと思われます。
人気以下の走りは一度だけ。

平均着順で見ると上位評価出来るのが
・松岡騎手
・勝浦騎手


松岡騎手は人気を裏切ることもありますが、平均して掲示板辺りと
安定した実力を見せています。二桁人気の馬でもしっかりと
一桁着順にもってきており、実力的に高く評価出来そうです。

勝浦騎手も好成績。
ここ10走で勝ち切れてはいませんが、二桁人気の馬で3着、
5着、6着、というのは騎手の力が大きい印象。
得意条件と考えて良さそうです。

その他では・・・伊藤工騎手も人気より着順を上げていますが、
上位までは厳しい感じ。田辺騎手は基本的に人気通りの好走、
という感じでしょうか。平均着順がガクッと落ちているのは
3番人気で15着と大きく裏切ったレースが影響しています。

福永騎手は明らかに他の騎手と一線を画す人気ぶり(爆)
1番人気が6鞍というのは凄いですね。
とはいえ、(2-1-0-3)と人気に応えたのは半分だけ。
人気薄での好走がないだけに、過剰な期待は出来ません。

上位人気を良く裏切っているのは・・・北村宏騎手
1番人気9着、2番人気5着、3番人気7着と
人気以下の凡走が多く、過剰人気になりがちな傾向が見受けられます。

おそらく今回1番人気を背負う酒井騎手は・・・微妙な成績。
3番人気3着、4番人気4着、4番人気6着など
ほぼ人気通りの結果を出している辺り、苦手ではない印象ですが
凡走もあり、過信は禁物。馬の力に期待・・・という感じでしょうか。

横山典、池添騎手はこの条件では1鞍しか騎乗経験がありません。
横山典騎手は7番人気で5着、池添騎手は5番人気でいきなり2着と
頑張っており、実力を示していますが、少なくとも慣れという面では
他の騎手に比べて不利がありそうです。

POG馬デビュー!    担【けん♂】

わくわくドキドキPOG

日曜新潟6R(芝1400メートル、牝馬限定)にスタンバイするヒーラブズミー
(矢野英、父ディープインパクト)。山崎(レースは吉田豊)を背にWコースで
アイネクライネ(3歳500万)と併せ馬。7馬身先行し、ラストいっぱいに追われて
1F12秒3で1馬身先着した。矢野英師は「動いたね。スケールを感じさせる」と絶賛。
同レースには師が管理するイチオクノホシの全妹ラヴィーネ(安田)も出走を予定しており、
「負かしたいですね」と意識していた。
sponichi

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

先週、とうとう今期の開幕を迎えたけん♂厩舎。
スナッチマインドは2着ながら先に繋がる内容を見せてくれて
ひとまず幸先のよいスタートだったと考えています。

今週も続いてまた1頭がデビュー・

・新馬戦(新潟1400m)  ヒーラブズミー  吉田豊

ヒーラブズミー】牝 ディープインパクト×(Lavirco)

母のロリータは独1000ギニー(GⅡ)の勝ち馬。
POG馬選びの段階の考察で触れたとおり、ディープインパクト産駒の
好成績馬は母父がローマ字表記(外国馬)にかなり偏っており、
非常に大雑把な戦略ですが(爆)今年は母父がローマ字表記されている馬に
絞って指名しています。

ヒーラブズミーの母父の系統は・・・正直まったく見覚えがありません(笑)

遡っていくとスインフォード系なんですね(^^;
かつて欧州で一時代を築いたスタミナ血統。
今は細々としか続いていないようですが、こういう血統から
活躍馬が出るのも欧州競馬の懐の深さである気がします。

一括りに「独血統」とまとめてしまうのも微妙ですが、
ディープインパクトと独血統との相性は良いようで、
近年ではワールドエースが活躍していたのが記憶に新しいところ。

ディープインパクトのスピードと母系のスタミナが上手く融合してくれたら
大物に育ってくれるのではないかと期待しています(^^)g

スポニチの記事(↑)にも取り上げて貰えたわけですが、
そこまで注目されていなかった馬だけに、こういう馬が爆発してくれると
指名した側からするともの凄く嬉しいんですけどね(^^;

スナッチマインドに続く好走を!頑張れヒーラブズミー

アイビスSD(斤量負担分析)   担【けん♂】

アイビスSD(新潟1000m)の出走馬が決まったところで
斤量負担についてまとめておきたいと思います。

実質斤量負担
アイビス斤量負担

基本的にはデカイ馬が優勢
牝馬がよく好走する傾向があるため、460~480kgの馬も
データ的には有力ですが、牡馬の場合は割引きが必要になると
考えられます。

今年は極端に小柄な馬が出てきており、過去10年で1頭しか
いなかった12.5%オーバーの馬が2頭。

出走馬全体の平均体重(前走ベース)は473kg
例年480kg以上、場合によっては490kgを超える場合もあるだけに
今年はかなり特殊な年と見た方がいいかもしれません。
過去10年で2番目に軽い平均体重となっています。

プリンセスメモリーの実質斤量負担はなんと13.0%オーバー・・・
前走でさらに重い斤量を背負って勝っているだけに、扱いが難しい
ところですが、重賞ということを考えるとやはり割り引く必要がありそうです。

ビラゴーティアラも12.5%オーバーと危険水域。
馬体は非常に充実して見えましたが、こちらも割り引く必要があると思われます。

12.0~12.5%までの馬はこれまでのところ勝ちきれていません。
ヒモ候補としては一応結果を出しているので押さえまで。

逆に11.5%を切る馬は非常に好成績。
特に11.0%を切る馬は10年で6勝と有力視すべきデータとなっています。

斤量面で言えば・・・

・前走で勝っているのに斤量が減っている
プリンセスメモリー
リトルゲルダ


・2着なのに斤量が減っている
ハクサンムーン
ヤマニンパピオネ


この辺りが推せる馬。
プリンセスメモリーは危険水域ということで割引きますが、
実績上位で負担が軽くなるハクサンムーン、実質斤量負担自体が軽くて
好走域に入っているリトルゲルダ、ヤマニンパピオネは期待出来そうです。

アイビスSD(枠順別実績)   担【けん♂】

アイビスSD(新潟1000m)はあえて言うまでもなく
国内唯一の直線競馬の重賞です。

新潟は開催が進むと内側が荒れてきて、極端に外伸びの馬場状態
変貌してきます。
関屋記念や新潟2歳Sなどでも大きく外に開いて、外ラチ沿いを通った馬が
とんでもない伸び脚を使って飛び込んでくるのをよく見かけますね(^^;

アイビスSDは元々は8月に行われていたレースだったわけで
05年までは荒れた内側を避ける意味もあって、各馬が外ラチ沿いに殺到。
完全に外枠有利なレースとなっていました。

06年以降は7月(5月末から一ヶ月半の芝養生を挟んでの開催)に
レースが移設されており、芝状態からすれば別に外伸びの馬場には
なっているわけではありません


海外のレースを観てみても、直線競馬の場合はスタート後に
内か外かに極端に馬が寄って行くのが普通。
本来はスタート位置からゴールまで真っ直ぐ走るのが最短距離のはずですが、
(当然ですね^^;)何も頼りにするものがない状態で真っ直ぐ走らせる、
というのは非常に難しいようで、外ラチや内ラチに寄って行って
それを頼りに走らせる、ということになるようです。

アイビスSDでも、どうしても内か外かに馬が寄って行く
という展開になりがち。

7月に移設されたことにより、外だけなく内にも分かれていくかと思いきや、
09年のように全馬が外に殺到することもあったりするわけで、
騎手の間のイメージ自体が「新潟直千は外に寄せた方が良い
ということになっているのかもしれません。
かと思うと11年は扇形に広がった感じになっている点を考えると・・・
今年はどうなるかは騎手のみぞ知る、ということになりそうです(爆)

さらに今回は開幕週ということで内側の馬場もまったく問題なし。
あくまで推測ですが・・・内と外にはっきりと分かれる感じに
なるかもしれません。

ひとまず、過去のアイビスSD上位馬の枠別の実績を
見ておきたいと思います。

アイビスSD上位馬の枠
アイビス枠順

※P計→1着を3点、2着を2点、3着を1点として集計したポイント

結局のところ、開催が移設されてからも外枠は優勢、というデータ。

ただし、微妙に1~3枠から上位に入った馬の合計数は増えており、
内枠だからと言ってダメなわけではありません。
11年にはとうとう01年以来10年ぶりに2枠からの馬が勝利
おさめました(^^)g 昨年も3着は2枠の馬。
今年も騎手次第で思い切って内に寄せることもあるかもしれないので
要注意だと思います。
ただし・・・今のところ1枠は08年に3着があるのみで非常に不調。

移設以降は4枠が死に枠」・・・3枠が一度、5枠は二度しか
来ていないわけで、内目の中ほどの枠は明らかに不調
能力の高い馬は不利を引っくり返すことが出来るかもしれませんが、
少し疑って見ておいた方が良さそうです。

8枠≧7枠、6枠、2枠>>>5枠>>3枠、1枠>4枠

おおよそこんな感じでしょうか。
こだわり過ぎるのも危ないかもしれませんが、実績不足馬が
厳しい枠に入った場合は大きく割引いて考えてみたいと思います。

アイビスSD(馬体について)  担【けん♂】

アイビスSD(新潟1000m)出走予定馬の馬体について見ていきたいと思います。

【ハクサンムーン】
(CBC賞)
ハクサンムーン13CBC
(アイビスSD)
ハクサンムーン13アイビスSD
充実一途、という感じの馬体。
夏場を迎えてさらに前後の筋肉に実が入り、
力強い馬体になってきました。
一旦緩めて巻き直している感じなので
少し腹回りに余裕が感じられますが、
まったく問題ない範囲。
体型的に持続質の競馬は本質的には合わないかも
しれませんが、昨年4着と健闘しているだけに
気にする必要はなさそうです。

【パドトロワ】
(12スプリンターズS)
パドトロワ12スプリンターズS
(函館SS)
パドトロワ13函館SS
(アイビスSD)
パドトロワ13アイビスSD
前走を叩いた効果で上半身の筋肉が充実し、
下半身も腿が引きあがり、状態自体は良化。
幾分、お腹をポッテリさせているのは
輸送への対策でしょうか。
昨年も同様のローテで結果を出しているので
問題ないと思われます。

【スギノエンデバー】
(高松宮記念)
スギノエンデバー13高松宮記念
(函館SS)
スギノエンデバー13函館SS
(アイビスSD)
スギノエンデバー13アイビスSD
非常にバランスよくまとまって前後の筋肉の
充実度も抜群。腹回りも細目感なく絞り込まれ、
状態自体は高いレベルで安定しています。
あとは脚質がハマるかどうかだけ。
前が止まるレースではないだけに・・・

【フォーエバーマーク】
(11NHKマイル)
フォーエバーマーク11NHK
(函館SS)
フォーエバーマーク13函館SS
(アイビスSD)
フォーエバーマーク13アイビスSD
前走以上に前後の筋肉は充実。
後肢も引きつけられて、立ち姿のシルエットも
良化傾向。毛ツヤも良く、体調もかなり
良さそうです。
馬の能力は十分に出せる出来。
あとは力関係がどうか・・・

【ビラゴーティアラ】
ビラゴーティアラ13アイビスSD
パンッと張った皮膚感、毛ツヤもピカピカで
体調に問題はなさそうです。
前後の筋肉の充実度、クビ差しの力強さ、
持続質の競馬が合いそうな下半身と
体型的な条件は満たしており、能力は十分に
出し切れる出来。あとは能力と力関係。

【プリンセスメモリー】
(11京都牝馬S)
プリンセスメモリー11京都牝馬
(アイビスSD)
プリンセスメモリー13アイビスSD
以前に比べると力強さが大幅にアップ。
筋肉のメリハリがまるで違っています。
クビ差しの細さなど、ところどころ
馬体の小ささが出てしまっていますが
全体的なバランスはしっかりと取れており、
力は十分に出せそうです。

※写真は全て競馬ブックPHOTOパドックより

POG馬出走!(今期の開幕戦!)  担【けん♂】

わくわくドキドキPOG
先週の新馬戦(中京1400m)にスナッチマインドが出走。

これがけん♂厩舎の今年の開幕戦、今後を占う・・・
というわけではありませんが、やはり最初は大事(^^;
なんとか先に繋がる走りをして貰いたいと期待を込めて注目しました。

前日オッズではなんと1番人気、発走直前に横並びの2番人気に
なりましたが、結構注目されていた模様です。

【スナッチマインド:デビュー戦】


スタート良く好位に取りついたスナッチマインド
小柄な馬なので、前が少し空いて揉まれない形になったのは助かりました。

コーナーを上手く回りつつ、前の馬群を捌くように外へ。
今の中京は内が荒れているので戸崎騎手の好判断&好騎乗だと思います。

馬場中央外から内の馬をかわしに行きますが、外から一気に
オトコギマサムネが男気溢れる末脚?で抜けて行ってしまいます。

スナッチマインドは一体何が起こったのかわからない表情で
外のオトコギマサムネを見ながら、ボチボチと追走。

どうやらまだレースが良くわかっていない様子・・・
後続に迫れて、やっと本気で走り出した頃には時すでに遅く、
オトコギマサムネには完全に突き放されてしまいました。

それでも1番人気のプロスパーが迫ってきても抜かせず
2着でゴールした点は評価してあげたいところ(^^)g

ちょっとクビが高く上下にガタガタした走りにも見えたので
京都辺りのレースに出てくれたらもっとキレのある脚が観れるかもしれません。

まずは無事にデビュー出来て良かった~♪

勝てなかったのは残念ですが、素質があるところは見せてくれた感じ。
次走はさらに期待したいと思います(^^)/

乳酸菌殺菌飲料?!    担【けん♂】

表メン

セブンイレブンのくじ引きで当たった「乳酸菌ソーダ」byチチヤス

カルピスソーダみたいな感じの懐かしい味で美味しいのですが、
ふと裏面を見てみると・・・

裏面
裏面2

ファカリス菌は、手軽にたくさん摂る事に適した
 球状をしている小さな乳酸菌です


まぁここまでは普通だと思いますが、ちょっと見えにくいですが
その下に妙な一文が・・・↓

本品の乳酸菌は殺菌されています

え?\(◎o◎)/!

乳酸菌が殺菌されていたら乳酸菌を摂る意味ってあるの?

そもそも、それは乳酸菌飲料と呼べるものなの?(爆)

頭の中にハテナマークが渦巻いてしまいました・・・↓

アイビスSD(血統的な適性について)  担【けん♂】

アイビスSD(新潟1000m)は特殊な設定のレースだけに
得意とする血統についても偏りが出てくると考えられます。

過去12年のアイビスSDについて、3着以内に入った血統を調べてみました。

好走回数の多い父系
1位ナスルーラ系 13回 ※グレイソブリン、プリンスリーギフトなど
2位ノーザンダンサー系 10回
3位マッチェム系 5回
3位ネイティブダンサー系 5回  ※ミスプロ

好走回数の多い母系
1位ノーザンダンサー系 17回
2位ネイティブダンサー系 7回 ※ミスプロなど
2位ナスルーラ系 5回

このレースで注目すべきなのはノーザンダンサー系、及びナスルーラ系
スピードの持続力の高い血統というイメージだけにガンガン行く
展開は得意だと考えられます。

09年以前は母系に入ったときに好走があっても父系ではさっぱりだった
ネイティブダンサー系(ミスプロ系)ですが、ここ3年で一気に実績を積み重ねています。
上位に入った5頭が全て違う馬(リピーターではない)という点でも
注目したい血統と言えそうです。

現在の日本競馬の超主流であるサンデーサイレンスの系統
ほとんど好走出来ていないのが、このアイビスSD。
実力上位のアルティマトゥーレが09年に3着に入ったことが一度あるだけです。
近い血統のタイキシャトル産駒のテイエムチュラサンが勝っているだけに
一概に全然ダメ、とは言えませんが・・・少なくとも血統的な適性は
相当低い、と見た方が良さそうです。
たしかにこの血統の持ち味である瞬発力は関係なさそうですね(^^;
母系に入っても全然ダメ。
昨年初めて母父SS系(フジキセキ)のパドトロワが1着に入りましたが、
それまではターントゥ系という括りでイルバチオが好走しているのみでした。

興味深いのはマッチェム系
出現率自体が少ない血統ですが、カルストンライトオだけでなく
近年ではアポロドルチェ、マルブツイースターといった激走馬を出しています。
出てくるようなら注目したい血統だと思われます。

★血統から注目したい馬
・アウトクラトール(ナスルーラ×ノーザンダンサー)
・アフォード(ナスルーラ×ノーザンダンサー)
・スプラッシュエンド(ネイティブダンサー×ノーザンダンサー)
・ティアモプリーオ(ネイティブダンサー×ナスルーラ)
・ハクサンムーン(ネイティブダンサー×ナスルーラ)
・ハッピーカオル(ノーザンダンサー×ノーザンダンサー)
・ビラゴーティアラ(ナスルーラ×ノーザンダンサー)
・リトルゲルダ(マッチェム×ネイティブダンサー)

★血統的には及第点(一応勝ち馬が出たので・・・^^;)
・パドトロワ
・コンフォーコ
・プリンセスメモリー

★血統的には微妙(父系は良くとも母系との組み合わせが微妙)
・インプレスウイナー
・スギノエンデバー
・フォーエバーマーク

★血統的に割り引きたい馬(SS系の産駒)
・アンシェルブルー
・カラフルデイズ
・デュアルスウォード
・ビウイッチアス

※血統の括りについては「血統フェスティバル」様を参考にさせて
 頂いておりますm(__)m

アイビスSD(過去の勝ち馬の馬体)   担【けん♂】

過去のアイビスSD(新潟1000m)の勝ち馬の馬体写真を並べてみました。

【パドトロワ】
(12アイビスSD)
パドトロワ12アイビスSD

【エーシンヴァーゴウ】
(11アイビスSD)
エーシンヴァーゴウ11アイビス

【ケイティラブ】
(10北九州記念)
ケイティラブ10北九州記念

【カノヤザクラ】
(09アイビスSD)
カノヤザクラ09アイビスSD

【カノヤザクラ】
(08アイビスSD)
カノヤザクラ08アイビスSD

【サンアディユ】
(07北九州記念)
サンアディユ07北九州記念

【サチノスイーティー】
(06セントウルS)
サチノスイーティー06セントウルS

※写真は全て競馬ブックPHOTOパドックより

カノヤザクラの連覇も含めて、全体的なシルエット
かなり似ている印象。

微妙に腰高、丸みを帯びつつも平た目のお尻、
前後のバランスが取れた立ち姿、胸前も分厚く、
クビは高からず、低からず・・・

腹回りがスッキリと絞り込まれているのも共通点ですが、
よく見ると上記の7つの写真中、3つまではアイビスSD出走前の
馬体写真ではありません
(爆)
レース時の馬体の出来に関しては確認出来なかった馬が多いんですよね・・・。

競馬ブックPHOTOパドックに掲載されている
アイビスSD出走予定馬の馬体写真リストは
例年微妙に少な目になっていることもありますが、
06年、07年、10年と勝ち馬の写真が抜けています
つまりそれだけ人気薄で注目されていない馬が激走している、
ということになります。
※ちなみに05年も写真がありません(爆)

今回は6頭の馬が掲載されていますが、もちろん今年も
写真がない馬にも注意したいところ。

※11年にはあえて「写真がない馬を狙え!」という御粗末な作戦を
 敢行したことがありましたが、そんなことをしてから2年連続で
 しっかりと掲載馬が来ている辺りがセンスのないところ(^^;

おおよそのシルエットのイメージを頭に置きつつ、
今年の出走予定馬についても見ていきたいと思います。

アイビスSD(各馬分析3)   担【けん♂】

アイビスSD(新潟1000m)出走予定馬の各馬分析、第3弾です。

パドトロワ】牡6 59.0 (栗東) スウェプトオーヴァーボード×(フジキセキ)
昨年はアイビスSD、キーンランドCと連勝。
この春の復帰戦の京王杯SCでは大敗してしまったものの、
あっさり立て直して前走の函館SSを制覇。6歳になりましたが
衰えは感じられません。
馬格があるので59kgの斤量は十分にこなせそう。
適性は証明しているだけに、あとは調子が維持出来ているかどうか。

ビウイッチアス】牝4 54.0 (美浦) ダイワメジャー×(Gulch)
昨年のアイビスSDは3歳牝馬ということもあって1番人気を背負いましたが
10着と大敗。出遅れ気味になることがある点も不安材料ですが
前につけても粘れなくなってきており、昨秋、今春の成績は低迷から
抜け出せなくなってきています。急な良化を期待出来る舞台でもないだけに。

ビラゴーティアラ】牝6 54.0 (美浦) スターオブコジーン×(シンコウキング)
新潟直千の経験は豊富で(3-1-2-4)と好成績。
ただし、前半が極端に速いペースは経験しておらず、勝ち時計も
アイビスSDの標準レベルに達していないので過剰な期待は
しにくい印象。極端に馬格がないので重賞で54kgを背負うのも
マイナス材料になりそうです。

フォーエバーマーク】牝5 54.0 (美浦) ファルブラヴ×(ダンスインザダーク)
クラシック参戦以降、低迷していましたが、この血統らしく
一回り馬体を増やして成長してから短距離で復活。
昨夏に函館で連勝を飾り、前走の函館SSでも逃げて3着に入線。
先行力がありますが、それほど速いペースではなく、
重い馬場で結果を出している点から、最後に開幕週の馬場で
決め脚勝負になると不安もありそう。

プリンセスメモリー】牝6 54.0 (美浦) スウェプトオーヴァーボード×(バブルガムフェロー)
クラシックでは二桁着順を繰り返してしまい、その後もしばらく
低迷が続きましたが、昨秋に短距離路線で復活傾向。
前走では前が残る展開を強引に後方から差し切っており、
展開がハマったときの爆発力には期待出来そうです。
ただし、後方からの脚質はこのレース向きではなく
馬体も成長したとはいえ、極端過ぎるほど小柄なのも
マイナウ材料になりそうです。

リトルゲルダ】牝4 54.0 (栗東) Closing Argument×(Miss Buddha)
新潟直千では(2-1-1-0)と複勝圏を外さない好成績。
インリアリティに繋がる父系はこのレースを制した
カルストンライトオと同じで、血統的な裏付けの面でも期待出来そう。
実質的には1000万下を勝っただけなので、格の上では
不足感がありますが、勢いと適性でどこまで・・・

アイビスSD(各馬分析2)   担【けん♂】

アイビスSD(新潟1000m)出走予定馬の各馬分析、第2弾です。

スギノエンデバー】牡5 56.0 (栗東) サクラバクシンオー×(ブライアンズタイム)
後方から鋭く追い込む脚質で昨年の北九州記念を制覇。
その後も展開がハマる形になれば突き抜けるレースをしていますが
届かない競馬になることも多く、成績は不安定。
前優勢になりがちなアイビスSDは適性的に微妙。
前が鈍るような展開になれば能力は上位ですが・・・

スプラッシュエンド】牡7 56.0 (美浦) プリサイスエンド×(ラムタラ)
ダートを中心に使われてきており、芝での2勝はどちらも湿った馬場。
昨年のアイビスSDで18着に敗れ、その後はパッタリと崩れてしまい
6連続二桁着順と低迷しています。
新潟1000mでも好走経験がありますが、基本的にペースアップは
合わない印象。年齢的にも厳しいと思われます。

ティアモブリーオ】牡6 56.0 (栗東) Empire Make×(Arazi)
芝で結果が出せず、ダートに転向。
先行出来たときには好成績を挙げていますが、出遅れしまうようだとアウト。
昨夏に連勝で1600万下を勝ったものの、復帰戦で馬体を増やしてからは
後方からになってしまっており、連続二桁着順と低迷中。
マイル以下での出走経験がなく、先手を取れそうもない今回は
厳しいと思われます。

デュアルスウォード】牡5 56.0 (美浦) デュランダル×(End Sweep)
芝で使われたのは一走だけ(7着)。ダートの短距離で好位、中段から
末脚を使うスタイルで昨春にOP勝ち。不安定な成績ですが
前半が速いペースで脚を使えているのは適性の面では好印象。
芝に対応して脚が伸ばせたら面白い面がありそうですが
こればかりは走ってみないとわからないだけに・・・

ハクサンムーン】牡4 56.0 (栗東) アドマイヤムーン×(サクラバクシンオー)
先行力を活かすスタイルで高松宮記念3着、CBC賞2着。
前半から思い切って行くタイプではなく、基本的には400m通過は
22秒台後半、今回は一気にペースアップすると考えられるので
実績ほど信用は出来ないかもしれません。
前走で+16kgと大幅に馬体を増やしており、上積みにも期待出来そう。
斤量負担が減る点もプラス材料。

ハッピーカオル】牡6 56.0 (美浦) キングヘイロー×(ラッキーソブリン)
芝では4着、7着。ダートの短距離を前につけるスタイルで年明けに
1600万下を勝ち上がり。前走は久々に芝レースに挑戦しましたが
後方からになってしまっており、根本的に適性的に微妙。
速いペース自体への対応力はあるので上手く前々で進められたら・・・

続きます。

アイビスSD(各馬分析1)   担【けん♂】

アイビスSD(新潟1000m)出走予定馬について見ていきたいと思います。

アウトクラトール】牡8 56.0 (栗東) サクラバクシンオー×(メジロライアン)
ダートでポツポツ好走していたところから芝に転向。
この春の福島で初勝利を挙げました。
前半400m通過が21.8というハイペースを中段から差しており
高速決着への対応力を示した点はプラス材料ですが、8歳と言う年齢が
ネックになってきそう。前走は後方から何も出来ず12着、叩いて
良化があったとしても・・・。

アフォード】牡5 56.0 (栗東) サクラバクシンオー×(ゼネラリスト)
連勝で臨んだ昨年のアイビスSDでは2番人気を裏切って9着。
22秒台の通過なら結果を出していますが、あまりペースが速いと
足りない面が出てしまう模様です。この春は復帰戦で増やした馬体を
絞って来ていますが、さすがに4連続マイナス体重は厳しく
上積みに期待出来ないだけでなく、体調にも不安があるかもしれません。

アンシェルブルー】牝6 54.0 (栗東) マンハッタンカフェ×(Storm Cat)
11年には函館SS3着、12年にもセントウルS3着と好走があった馬ですが
その後の6戦は8着が最高位で4走は二桁着順と一気に落ち込んでしまいました。
ここ2戦はハナを切る競馬をしていますが、最後に脚が止まっており、
気性的にも不安が出てしまっている様子。

インプレスウィナー】牡6 56.0 (美浦) フサイチコンコルド×(ブライアンズタイム)
芝での4勝は全て1400m。距離延長が合う感じもない成績ですが
1200mでの複勝圏までとスピード競馬にも適性があるかは疑問。
中段辺りにつける脚質ですが、今回はさらに後方からになってしまいそう。
切れ味を活かす、というほどのタイプではないだけに・・・

カラフルデイズ】牝5 54.0 (栗東) フジキセキ×(クロフネ)
ダートを中心に使われていましたが、昨秋に芝に戻し、年明けに
1600万下を勝ち上がりました。
前走の復帰戦で大幅に馬体を増やしており、叩いた上積みは
見込めそうですが、基本的に速いペースが合う感じはなく、
通常より後ろからになると出番があるかは疑問。

コンフォーコ】せ8 56.0 (栗東) トワイニング×(フジキセキ)
芝でも1勝していますが、基本的にはダートで使われてきています。
突進力のあるフォーティナイナーの系統なので直線競馬には
適性があるかもしれませんが、ダートでも後方からの脚質だけに
ペースアップがハマる可能性は低そう。年齢もネック。

続きます。

アイビスSD(年齢別実績)  担【けん♂】

アイビスSD(新潟1000m)の過去データ検証、第2弾です。

年齢別実績:アイビスSD(03年~)】
アイビス年齢

勝ち馬の数では2勝ということで微妙ですが3歳馬
出走頭数の割合からすればダントツに好成績。

実際、過去10年のデータの内、3回は出走自体がなかったわけで
実質7年でのデータということを考えれば相当優秀だと
考えて良さそうです。
特に斤量に恵まれる3歳牝馬はこのレースでは好成績を残しやすい
傾向が出ています。

4歳馬も優秀。2勝だけでなく、2着も4回と連対圏まででは
3歳馬を上回る高率となっています。

出走頭数自体が多い5歳、6歳馬もかなり頑張っています。
11年は出走馬の約半数が5歳馬、03年は出走馬の半数以上が6歳馬。
確率的にも好走しやすいのは当然かもしれませんが、
12年は5歳馬が4頭出走し、その内3頭で1~3着を独占しており
割合の問題以上に期待出来そうな印象です。

若い馬が不在、という年もあるので少し割り引いてみるくらいで
良さそうですね。

7歳以上になると出走頭数自体がガクッと減ることもあってか
3着以内はゼロ。
11年は4着、5着に7歳馬が入りましたが、その前は当分掲示板もない
成績となっていました。 昨年も6着に7歳馬が入ったのが最先着。
過去にこのレースで実績のあるリピーターといった特殊な例以外は
見切ってもいいのではないかと考えています。

3歳>4歳>5歳≧6歳

基本的には若い馬優勢、ということで考えて良さそうです。

【性別実績】
アイビス性別

10年間で牝馬が8勝
出走頭数の割合から考えても圧倒的に優秀です。
牡馬で勝ったのはカルストンライトオ(2回)と昨年のパドトロワだけ。
勝率だけでなく、連対率、複勝率でも牡馬より優秀なだけに
牝馬優勢で考えておきたいですね。

今年の出走予定馬
★8歳
アウトクラトール
コンフォーコ

★7歳
スプラッシュエンド

★6歳
パドトロワ
インプレスウィナー
プリンセスメモリー※
ハッピーカオル
ビラゴーティアラ※
ティアモブリーオ
ゴールスキー
アンシェルブルー※

★5歳
スギノエンデバー
カラフルデイズ※
アフォード
フォーエバーマーク※
デュアルスウォード

★4歳
ハクサンムーン
ビウイッチアス※

★3歳

※→牝馬

3歳馬の登録は除外予定の馬を含めてゼロ。
4歳馬が2頭(登録は3頭)というのは寂しいですね。

昨年の覇者パドトロワは6歳になりましたが、
前走で函館SSを制し、勢いは昨年以上。
若い馬の台頭を抑えて連覇なるか注目したいところです。

アイビスSD(体重別実績)  担【けん♂】

アイビスSD(新潟1000m)の過去の条件の見直しを始めたいと思います。

体重別実績:アイビスSD(03年~)】
アイビス体重

480~500kgの馬が3勝、500~520kgの馬が3勝と分け合い、
ある程度馬格のある馬が好走してます。
ただし、2、3着となると460~480kgの馬が多く、
単純にデカイ馬有利、というわけではないようですね。

460kgを切ってしまうと例外的な激走しかなく、
さすがに割り引いて良さそう。
逆に520kgオーバーと言う馬は頭数が少ない割に
好成績を挙げている、と考えられます。

11年はエーシンヴァーゴウが460kgギリギリで勝利しましたが
その前の5年は連続して490kg以上の馬が勝っていました。
デカイ馬→中型馬、みたいな形になりやすいレースだと考えられますが
牝馬が優勢なだけに、あまり大きな馬がいない場合には
意識し過ぎない方がいいかもしれません。

実質斤量負担別実績
アイビス斤量

上記のデータを実質斤量負担別にまとめ直してみました。

12.5%以上の馬というのは11年に久しぶりに1頭いましたが、
やはり厳しいようです。※02年に3頭いましたが結果は出せていません。
基本的には滅多にいないと思われますので、もしいたら割り引く、
という感じで良さそうです。

12.0~12.5%の馬も出走頭数自体少な目ですが・・・
勝ち切れていません。
複勝率で見ると割り引く必要が無い程度ですが、
ヒモまでで考えた方がいいかもしれませんね。

11.0%以下の馬が6勝、11~11.5%までの馬が2勝2着4回3着5回、
明らかに斤量負担は軽い方が有利、という傾向が出ています。

七夕賞や函館記念のようなハンデ戦だと斤量が軽いことが
実力不足も意味する場合があるので、一概に有利とはなりませんが
アイビスSDの場合は単純に

荷物(騎手)は軽い方がいい

という感じですね(^^)
同じくらいの評価の馬がいた場合には実質斤量負担を元に
上下を決めてみてもいいかもしれません。

アイビスSDの考察を始める前に  担【けん♂】

開催メニューの大幅変更があり、クイーンSが函館で行われることになりましたが、
今年も個人的に好きなアイビスSDを中心に考えていきたいと思います。

国内では唯一の直線競馬の重賞
あっという間に決着がつく感じが・・・打ち上げ花火のように思えるのは
私だけでしょうか(^^;
正に夏の風物詩、しっかり楽しんでいきたいですね♪

通常どおり考察に入る前に、大まかにレースの特徴(これまでの傾向)
についてふれておきます。

1)牝馬が絡みやすい
2)決着タイムは53秒台~54秒前半(雨の場合は例外)
3)若い馬に好走が多い(上限6歳)
4)基本的には軽斤量の馬が優位(大型馬優位)
5)先行馬優位(400m通過22秒台が基準)
6)騎手データ重視(調子が良い騎手にも注目)
7)内か外に寄った枠が有利(どちらかと言えば外枠有利)
8)ノーザンダンサーの血が重要(サンデーサイレンスは×)
9)末脚の爆発力のあるレース巧者に注意(リピーターが多い)
10)格はあまり関係ない(繰り上がり馬でも好走可)
11)休養明けは大きく割引


1)について・・・
過去の実績を見てみると毎年必ず3着以内に牝馬が入っています。
過去12年で牝馬が9勝、牡馬で優勝したのはカルストンライトオ(2回)
及び昨年のパドトロワだけという極端な傾向。
06年は1~3着を全て牝馬が独占、昨年も3着は牝馬となっています。

2)について・・・
新潟1000mについて過去の歴代走破タイムを調べてみると
速い方から6番目までをアイビスSDが独占。
この条件の中では最高峰の位置づけであることがわかります。
スピードに特化した馬を狙いたいですね。
ただし、雨が降りやすい時期だけに09年のように重馬場になると
例外的なレースになってきます。

3)について・・・
基本的に3歳~5歳が強いレース。
昨年は3歳馬は3頭いましたが、4歳馬が1頭しかおらず、
比較的若い5歳馬が1~3着を独占。(3歳馬が4着に入線)
11年も3歳馬も4歳馬もそれぞれ1頭しかいない、という中で
しっかりと4歳馬が勝利。2着には5歳馬が入りましたが
若い世代が少ない影響もあってか6歳馬が3着に突っ込みました。
10年は3歳、4歳が不在という特殊なメンバー構成になったため
中では若いことになる5、6歳馬で複勝圏を独占。
09年は4、5歳で決まりましたが、3歳馬は連覇に続いて一昨年もその前も
3着に入っており、活躍が目立ちます。
高齢の馬はかなり割り引いて考える必要がありそうです。
6歳までがギリギリ及第点でしょうか。

4)について・・・
これは1)にも通じることですが軽斤量馬の好走がかなり見受けられます。
特に3歳牝馬の51kgというのはかなり有利な条件と考えて良さそうです。
実質斤量負担に直すと12%を超える馬は危険ゾーン。
つまり大型馬は相対的に優位になります。
当日の増減もあるので難しい面がありますが、通常の重賞よりも
シビアに負担が結果につながるレースだと考えておきたいですね。

5)について・・・
これまでの上位馬の脚質は 

先行 22頭
好位  6頭
中後  4頭
後方  4頭

となっており、極端に先行脚質の馬が優位です。
基準は400m通過タイムが22.9以下のレースで先行して
勝った経験のある馬。
本番では22秒を切ってくるので出来れば22秒台前半の経験があればベスト。
スタートダッシュ能力は重要視したいところです。

6)について・・・
真っ直ぐな競馬場なので腕力重視(笑)というか、慣れも大きく影響するようなので
騎手の新潟1000m実績はちゃんと見ておきたいところだと思います。
調子が良い騎手にも注目。

7)について・・・
07年までは1枠、3枠、08年までは6枠が死に枠でした。
そんな考察をしたら6枠の馬が3年連続で飛び込んできた辺り・・・
センスがないですね(爆)
スタート後に内と外にグーっと寄って行く形になったときには
中ほどの枠は不利になりがち。
※場合によっては全部が外に寄って行くこともあります。
ただし、開催時期が変更になった影響もあってか、
11年は扇形に広がった形のレースになるなど傾向が変わってきている印象です。
騎手の性質、思惑なども関わってきそうですし・・・
あまり意識し過ぎない方がいいかもしれません。
ひとまず、昨年は傾向どおり1、2着が8枠の馬、3、4着が2枠の馬で
決まっていました。

8)について・・・
あくまで参考程度ですがノーザンダンサーが5代血統表の中にいない馬は
過去12年で4頭しか上位に来たことがありません。
まぁ・・・ほとんどの馬に入っている血統なのであまり気にしなくいいかも(爆)
逆にサンデーサイレンスの血が入っている馬は極端に不調です。
実績上位のアルティマトゥーレが09年に3着に入ったことがあるだけ。
それもこのときは重馬場で決着タイムが56秒台と極端に遅い年だったわけで
良馬場で速い決着になりそうなときには大きく割り引いて見て良さそうです。

9)について・・・
後方の馬は非常に買いにくいわけですが、末脚の能力と順位とは
高い相関関係があるので極端にキレる馬については注意が必要だと考えられます。
スタートが遅いアポロドルチェは3着、2着、4着と連続好走しており、
末脚に偏っていながらも好走してくるリピーターには要注意。
11年に最速の上がりで勝ったエーシンヴァーゴウは昨年も3着に
入っています。

10)について・・・
12年、11年とここ2年はそれなりに実績がある馬が上位を占めましたが、
10年の勝ち馬ケイティラブは1600万下で惨敗していた馬。
3着のマルブツイースターは古馬になって一切好走がなかった馬でした。
このレースでのみ好走した、という馬は過去にも多くいるだけに
格や調子はあまり関係ない、と考えた方がいいかもしれません。

11)について・・・
順調に使われてきている、というのはかなり重要なポイント。
適性、能力は十分だと思われたクーヴェルチュールや
サープラスシンガーが間をあけて凡走した、などの例があり、
注意したいと思います。

ひとまず、上記に挙げた条件を検証しつつ、今年のメンバーについて
じっくり見ていきたいと思います(^^)

参院選を終えての雑感   担【けん♂】

参院選は大方の予想通り、与党、自民党側の圧勝。

投票率は下がったようですが、これは単純な政治不信とかではなく、
どうせ投票せんでも自民党が勝つんでしょ、それでいいやん、
という、選挙に関心が薄い層が投票を見送った結果だと考えられます。

こちらも予想通り惨敗となった民主党の細野幹事長は
「アベノミクスで株価が上がったのは良かったと思うが、
 国民の所得アップに繋がらなければ意味がない、ということを
 これからも主張していく」

との弁。

アベノミクスのキモは最終的に国民の所得アップなわけで、
始まったばかりで「出来てない!」と言ったって仕方ないですよね(爆)
というか、そんなにすぐに所得アップが出来たら逆に怖いです(^^;

まだ先のことはわかりませんが、仮にアベノミクスが成功して
国民の所得アップ(→税収アップ)になれば、民主党としては
何を主張するのでしょうか。

まぁ民主党は自民党との対極に立つ姿勢なので、何事にもとりあえず
「反対!」と言わざるを得ないのは仕方がないと思いますが・・・
問題は第3極

維新の会、みんなの党などは民主党と足並みを揃えて
「反対!」と叫んでいても存在感は下がる一方になると思われます。

元々が政治改革を主張して成立した党なわけですから、
自民党がアベノミクスという改革戦略を推し進めている元では
本来、反対する立場ではないはず。

現時点で「アベノミクスはダメだ、俺たちにやらせろ!」
と主張してもちょっと無理があり過ぎです。

アベノミクスをさらに強力、確実なものにするために
もっと良い案がある、という形で自民党に協力、とまでは言いませんが
政治を良くする主張をする方向で存在感を示して貰いたいものです。

よく「是々非々」などという言葉が使われますが
今の野党は基本的に「非々」ばかり。
相手を貶めて、自分達が上に立とうとする姿勢は
結局、お互いの足を引っ張り合うだけで、政治不信を生むだけだと思います。

政治は国民のため、日本のためであり・・・少なくとも政党のためではありません。




とりあえず、日本においては「二大政党制」は大きく後退。
今後、自民党に対する不信が高まるような事があっても
受け皿になれるような「第2党」がなくなってしまった感じです。

うーん、ちゃんとしたリーダーがしっかりと引っ張っていってくれるのであれば、
変に勢力が二分されてダイナミックな動きが出来ない状況よりは
現状ではこの方がいいのかもしれませんね。

改革すべきときには改革を。
政治家がちゃんと政治をしてくれることに期待したいと思います。

函館2歳S簡単回顧  担【けん♂】

世代最初の重賞、函館2歳S(函館1200m)が行われました。

心配された天気の崩れもなく、良馬場での開催。
予想という形ではまとめませんでしたが、ひとまず内容について
ふり返っておきたいと思います。

事前の考察は→ココ

ハナを奪って行ったのはテルミドール。
前走の福島での未勝利戦で逃げて勝っており、今回も思い切って
行く形を選択。

外から1番人気のクリスマスが続き、内のプラチナティアラ、
ビービーブレインがその後ろ。

続いてオールパーパス、中段にファソン、ウインイルソーレ、
その後にキタサンラブコール。

マイネディアベル、トーセンシルエットが続き、
ドラゴンスズラン、ファイトバックは中段後方。

地方からの参戦となったハッピースプリント、ニシケンムートは後方から。

前走では前半3ハロンのペースが速かったヴァイサーリッパーは
後方2番手、最後方からマイネルフォルスが上がって行く形。

12.0-10.4-11.3-11.7-11.8-12.4
前半600m 33.7
後半600m 35.9

事前に考察したとおり、函館2歳Sの前半600mは新馬戦、未勝利戦から
大幅にペースアップになりがち。
基本的には34秒代前半くらいになるパターンが多いわけですが、
今年は08年以来2回目となる33秒台に突入
かなりのハイペースとなりました。

08年は前半を33.6で通過し、後半は37.1と完全に脚が鈍り、
後方からの差し馬で決着する、という特殊な結果になっていましたが、
今年は後半になっても大きく崩れることがなく、そのまま淡々と進む形。

2番手の外からグイッと前をかわして先頭に立ったクリスマス
後続を突き放して、余裕十分の一人旅。
レコード勝ちを飾った新馬戦から芝が悪化していることが
心配されましたが、まるで問題なかったですね。
馬体もしっかりと+8kgと増やし、圧勝で連勝を飾りました。

2着には前走で稍重の馬場を逃げ切ったプラチナティアラ。
3着には東京1400mで勝っていたトーセンシルエットが入線。

どちらも前半は緩いペースで走っていた馬で、大幅なペースアップに
対応出来た点を評価したいところ。
特にトーセンシルエットはハイペースになってスタミナを
問われる形
になったことが大きくプラスに働いた印象です。

クリスマスはこのペースを2番手で追走して
上がり3ハロンは最速タイ・・・これは強烈ですね。
完全に抜けて力量上位、バゴ産駒ということで距離延長にも
ある程度対応出来そうです。
順調にいってくれれば、これからが本当に楽しみです(^^)g

中京記念回顧  担【けん♂】

パンパンの良馬場で中京記念が行われました。

かなりの混戦模様。オッズも大きく割れて1番人気はドナウブルーと
ランリョウオーが4.1倍で分け合う形。

前か後か・・・

予想は→ココ

結果は・・・

1着△フラガラッハ   1.33.5  上がり34.2
2着 ミッキードリーム  1/2
3着▲リルダヴァル
4着◎ドナウブルー

10×ランリョウオー
14〇ファリダット

※全着順は→ココ

キレイに揃ったスタート。
ワイズリー、フレールジャック、ドナウブルーが外からのミッキードリームを
内から掬って並んで1コーナーへ。
ジワジワとフレールジャックが逃げる形になりました。

やはり中京1600mは内の馬が先手を取りやすい構造となっていますね。

外からシャイニーホーク、ミッキードリームが好位に取り付き、
好位の後にリルダヴァル。内にオセアニアボス。
外にセイクリッドセブン、サトノパンサー。

中段の内にランリョウオー、アカンサスを挟んでムクドク。
その後にファリダット、フラガラッハ。

離れてザラストロ、さらに遅れてウインドジャズが最後方。

12.9-11.5-11.3-11.5-11.5-11.3-11.7-11.8
前半800m 47.2
後半800m 46.3

★12年中京記念
12.4-11.2-11.7-11.7-12.1-11.7-11.4-12.9
前半800m 47.0
後半800m 48.1

前半800mのペースは昨年を少し下回っていますが、
スタート直後に少し譲り合いをしたことが影響した感じで
その後は淡々と速いラップを刻んでおり、実質的には昨年よりも
締まった流れ
になっています。

3コーナーからのカーブの途中でフレールジャックが故障発生。
ズルズルと下がってしまいました(T_T)

外から開いてシャイニーホーク、馬場中央をドナウブルー、
ワイズリー、ミッキードリーム。

内ラチ沿いをショートカットしたオセアニアボスが先頭に立ちますが
荒れた馬場に脚が伸ばせず、内を避けた馬群が一気に迫って
かわしていく展開・・・直線半ばでも馬群は大密集、激戦です。

先に抜け出したリルダヴァルを外からミッキードリームさらに外を
後方から伸びたフラガラッハがかわして・・・ゴールイン!

昨年の中京記念以来、低迷していたフラガラッハが得意コースで復活、
連覇を達成しました。

レース後のコメント
1着 フラガラッハ(高倉騎手)
状態は良かったですし、展開一つだと思っていました。いい脚を使ってくれましたね。
少しペースが遅くなりそうだったので前を射程に入れてと考えていましたが、
思った通りでした。ずっと乗せて頂いていたのに結果を出せなかったので、
今日結果を出せて嬉しいです


(松永幹夫調教師)
外枠で流れに乗れたのが良かったですね。ジョッキーも落ち着いて乗ってくれました。
中京コースも、少し時計の掛かる芝も合っているのでしょうね。
今年はサマーマイルシリーズの優勝を狙いたいですし、次は関屋記念を考えています


2着 ミッキードリーム(太宰騎手)
うまく流れに乗る理想的なレース。ただ、今日は相手の決め手にやられましたね

3着 リルダヴァル(福永騎手)
イメージ通り運べましたが、ジリジリという伸びでした。折り合いはつきましたし、
もっとスパッと伸びるかと思いましたが...。渋った馬場が得意ですし、
乾いた馬場が響いたのかもしれません。競馬の形は完璧だっただけに残念です


4着 ドナウブルー(内田博騎手)
スタートも出て、いいポジションにつけて、いい形で前々に行けました。
手応えも良かったのですが、もうひと伸びが足りない感じでした


5着 ワイズリー(松山騎手)
1番枠でしたから、その点に注意して、最後は馬場のいいところに出して
力を示してくれました。昇級初戦でこれだけの内容ですから先々楽しみですね


9着 ムクドク(戸崎騎手)
道中はうまく運べましたが、スローペースでうまく外に出せず、
捌くのに脚を使ってしまいました


10着 ランリョウオー(浜中騎手)
枠が堪えましたね。みんな馬場を意識していますし、外へは出せませんでした。
ただ、重賞初挑戦でしたし、これからまた成長していくと思います


15着 シャイニーホーク(小牧騎手)
前に壁を作れませんでした。道中ハミを噛んでいましたし、
どこかで抜けるようにならないと...


フレールジャックは左第一関節脱臼により予後不良。
 復活を期待された舞台で本当に残念なことになってしまいました。
 ご冥福をお祈りいたします(T_T)

まだデータが揃わない中京記念ですが、終わってみれば
1、2、4着は重賞勝ち経験がある馬、3着馬も重賞好走がある馬。
昨年と同様、実績がものを言った、という結果になりました。

やはりコース設定が厳しくなったことで実力馬優勢、という傾向が
出ている模様です。
フラガラッハは連覇、ミッキードリームは昨年の4着馬で
コース適性があり、リルダヴァル、ドナウブルーは東京、京都外で
好走があった馬。
5着のワイズリーは阪神外、京都外での実績があり、
事前に考察したとおり、コースのリンクは今年も感じられました。

もちろん、メンバーの構成にもよりますし、まだ2回の開催なので
今後はわかりませんが、来年はもっと実績馬重視、コース適性重視
絞り込んでみたいと思います。

いやー今年は迷い道に入り込んだ感触がありましたが(爆)
来年は最後まで地図を手放さないようにしたいですね(^^;