けいけん豊富な毎日

シルクロードS(体重別実績)  担【けん♂】

シルクロードS(京都1200m)について見ていきたいと思います。

体重別実績:シルクロードS(03年~)】
シルクロード体重

短距離のレースだけに比較的大型馬が多く、500kg以上の馬
合計すると72頭と圧倒的に最多ゾーンになっています。

むむむ・・・上から下まで偏ったところが感じられない数字の出方。
基本的には480kg以上の馬が優勢ですが、小柄な馬も
それなりに好走しており、単純な線引きはしにくい感じになっています。

460kgを切るような小型馬になるとサニングデール(3着2回)
タマモホットプレイ(1着、2着)というようなリピーター
数字を重ねているわけで、ある程度割り引いても良さそうですが、
09年1着のアーバンストリートような突発的な好走もあるので
見切るのは怖いですね。

実質斤量負担別実績
シルクロード斤量

好走の上限は・・・12.0%
特殊な馬以外はここで切っていい感じになていますが、
そもそも12.0%を超える馬はほとんど出走してこないので(笑)
あまり有効な切り口にはならないと思われます(^^;

一応・・・極端に斤量負担が少ない馬(斤量ハンデを貰っている馬)
は割り引いても良さそう。

11.0~12.0%の間が好走ゾーンと考えて良さそうです。

シルクロードS(展開分析)  担【けん♂】

雪で順延となったため月曜開催がありますが、ひとまずシルクロードS
(京都1200m)
の考察を始めていきたいと思います。

シルクロードコース
※京都1200mのコース図及び、シルクロードS(01年~)の平均ラップ

シルクロードSが行われる京都1200mは向こう正面の中ほどから
スタートする内回りコース。

スタート直後から上り坂に入る構造ですが、一気に加速しつつ上り切り
3コーナーから下りながらカーブ。
外回りに比べるとやや緩やかな坂になっています。
先行馬の質によって坂でのペースには違いがあり、
後半の展開にも大きく影響を与えてくるので要注意。

下り終わって4コーナーに突入。直線は328mの平坦コース。
時期的に内外の馬場差も出やすくなっており、
外差しが極端に優勢になる場合もあるので、前日までの
馬場状態にも注意が必要です。

ひとまず、先々週の日経新春杯の時点では極端な内伸びの馬場。
先週行われた京都牝馬S(外回り)でも内を抜けたハナズゴールが
圧勝しているので、内の馬場は引き続き問題ないと思われますが、
2着以下は外差しの馬だったわけで、徐々に芝状態は外伸びに
移り変わってきている印象です。

シルクロードS:ペースと過去の上位馬の位置取り】
シルクロードペース

基本的には前傾ラップで進みやすいレースですが、10年、11年と
連続して後傾ラップ・・・昨年は平坦ラップと年によって
ガラリと流れが変わる感じになっています。
先行馬の質によって大きく左右されるレースだと考えられます。

展開比較グラフ
シルクロード展開グラフ

代表的な3つのパターンになった年をグラフにしてみました。

スタートからぶっ飛ばしてしまうと下り坂でもペースが上がらないどころか
落ちてしまう極端な消耗戦。→08年

上り坂で緩めてから下りに入るため、ずっと加速が続く展開になり
長く脚を使えない先行馬が脱落。→11年

上り坂から下りにかけてを平坦な緩まないペースで通過。
下り終わった辺りで消耗が激しくなり、前が止まって
差し勝負になりやすい。→12年

前半が速過ぎれば前が崩れる形になりやすく、逆に遅過ぎると
後方の馬も詰め寄って
の決め脚勝負・・・後方からの馬が
届いてしまうこともあるレースですが、淡々と流れて
前の馬が止まらない形になると先行有利な展開になるわけで
・・・非常に難解(>_<)

前後が入り乱れての決着になる場合もあり、展開での決め打ちが
難しいレースだと思われます。
基本的には展開よりも能力重視で良さそうですが・・・

唐揚げ弁当雑感  担【けん♂】

昨年の11月くらいから職場の近所に「唐揚げ専門店」が
立て続けに3店もオープン。
小さな町を舞台に「唐揚げ戦争」?が勃発しています。

屋台のような形でたこ焼きなどと合わせて「唐揚げ棒」を
売っているタイプのお店はそれまでにもありましたが、
唐揚げ専門店、というスタイルのお店は無かったわけで、
もしかして世間的には「唐揚げブーム」かなんかが来ているのか?
とか思ってしまいましたが、どうやらそんな風潮はなさそうですね。

3店舗とも別の系列で内容はこんな感じ↓

A店
からあげコンクールで金賞を取ったのがウリのチェーン店。
立地は非常に良いものの、店舗の作り(内装)が悪く
入りづらい雰囲気になってしまっているのが難点。

B店
お笑い芸人の母が作ったチェーン店。
駅近ながら人通りの多い通りからは外れてしまっているので
見つかりにくい立地が微妙。

C店
出来たばかりのため、まだ詳しくは未調査。
ひとまず立地は抜群。

唐揚げ弁当の値段はA店が450円、B店が500円。
どちらも唐揚げが3つ入って、ご飯は大盛り無料、となっています。
ライバル店との競合を意識してかなり頑張った価格設定に
なっている感じですね。

まぁ・・・味はそれなりにどっちも美味しくて十分に及第点。

ただし大きなお世話ですが、ご飯のおかずに唐揚げ3つってかなり
少ない気がするわけで、ご飯を大盛りにしてしまったら大変です(笑)

少量のおかずでご飯は何杯でもいける!
という剛の者にはいいのかもしれませんが
・・・というか私もどちらかと言えばそっちのタイプですが(爆)
それでもちょっと物足りない弁当になっている気がします。
唐揚げ専門店なのに唐揚げじゃなくてご飯がメインってどうよ?!
という感じでしょうか(^^;

頑張って値段を安く抑える努力をされているのだと思われますが、
弁当自体が寂しくなってしまっては逆効果

しっかりとボリュームがあって、満足度の高い弁当にした方が
リピート率は上がると思うんですけどね・・・。

先日はA店で砂ずりの唐揚げ(100g200円)を別に頼んで
弁当に追加。
トータル650円ですが、非常に満足のいく弁当に
レベルアップしてくれました(^^)g

まぁそんなトッピングを工夫しなくても、少し価格を上げて
おかずにボリューム感を出せば、初めてのお客さんでも
満足してくれると個人的には思った次第です。

景気が良くない時代。
どこもかしこも安い価格帯で勝負をしているわけで、
マクドや松屋、吉野家といったところと競い合うのは大変だとは思いますが、
少なくとも「安かろう悪かろう」ではダメな時代になっていると思います。

せっかくの専門店、まずは唐揚げで満足して貰うことが大前提。
その上で満足感を損なわずに価格を抑える、という方向性が必要じゃないかと。

私の場合、欲の皮だけじゃなく腹の皮も突っ張っているだけ
かもしれませんが・・・(爆)

少しはデブを反省しろ!(+`・д・)≡○)゚д。)ノオウチ

一年後にはどの店が生き残っているのやら・・・

AJCC回顧(どうかしている・・・)  担【けん♂】

AJCC(中山2200m)が終りました。

予想は→ココ

結果は・・・

1着×ダノンバラード   2.13.1  上がり36.0
2着 トランスワープ    11/4
3着▲アドマイヤラクティ
4着△サトノアポロ

6着○マルカボルト
7着◎ルルーシュ

※全着順は→ココ

何か根本的にアカンですなぁ(T_T)
6頭に絞った上で最後に外したトランスワープが2着。
その上、印をつけた順番はまるで逆向き(爆)
センスのなさも極まれり、という感じになっています。

ハナを奪って行ったのは想定どおりネコパンチ。
後続を離して大逃げの態勢に持ち込みました。

離れた2番手はゲシュタルト、続いてマルカボルト。

トランスワープも今回は下げ過ぎず好位をキープ。
ダノンバラードが中段につけ、その後にルルーシュ。

先行気味に行くことを期待したルルーシュですが、まさかの出遅れ(涙)
私が印を打ったことで呪いが掛かったわけではないと思いますが(爆)
これまで安定して先行出来た馬だけに大誤算です。

スタート直後に馬群に突っ込み、切れ込むように中段の内を
キープしましたが、いつもと違うレースを強いられることに
なってしまいました。

一旦は大きくリードを取ったネコパンチですが、+24kgと
重め残りだったこともあってか、向こう正面で余力をなくし
あっさりと後続集団に捕まってしまいました。

12.3-11.5-12.2-11.6-12.1-12.2-12.4-12.5-12.1-11.5-12.7
前半1000m 59.7
後半1000m 61.2

日経賞では大きく中盤に緩んだところを作ったネコパンチですが、
今回は緩めることも出来なかったわけで、余力を無くしてしまったのも
当然の話。やはり正攻法でどうこうなる感じはない、というのが
実情だと思われます。

後半6ハロン比較
AJCCラップ比較

基本ラインは想定していたとおり、Aパターンに近い軌跡
なっていますが、ネコパンチの脚が止まったことで
今年は例年以上の急流勝負になっています。

一旦落ち着いてスローからの急流勝負、という意味合いで見てみると
・ダノンバラード
・トランスワープ
・サトノアポロ


辺りが過去のレースとのラップ比較で結果を出していたわけで、
逆に瞬発力不足のマルカボルトには厳しい展開・・・。
ルルーシュも脚をためる展開は合わないので、位置取りを
失敗しなかったとしても結果は微妙だったかもしれません。

馬場中央を抜けてダノンバラードが力強く前に進出しますが、
内に切れ込んだところでトランスワープの進路を遮ってしまい、
審議対象に・・・(審議の結果、問題なし)

あっさりと後続を突き放し、ダノンバラードが古馬重賞初制覇。
2着にはトランスワープ、外を回して追いかけたアドマイヤラクティ
3着が精一杯・・・内回り、小回りの重賞では一歩遅れるところを
見せてしまう印象です。

★レース後のコメント

1着 ダノンバラード(ベリー騎手)
日本で重賞レースを勝てて誇りに思います。この1年、怪我などもあり
辛い日々でしたが、重賞を勝つことが出来、嬉しくホッとしています。
池江先生の馬で勝てて良かったです


2着 トランスワープ(大野騎手)
スタートも今日は出ましたし、位置取りも予定通りで、いい競馬でした。
ただ、直線で完全に勢いを止められてしまいました。それでもまた伸びています。
今回は大分レース当日に向けて良くなってきていました。
前に馬を置いた方がモタれる面もないでしょうし、力を出せるかもしれません。
冬の方が馬は元気ですね


3着 アドマイヤラクティ(内田博騎手)
馬がズブくなってきているので、みんなが落ち着いている時に
仕掛けて行きました。動いて勝ち馬にプレッシャーを掛けましたが、
勝ち馬の方が一枚上でした


7着 ルルーシュ(マクドノー騎手)
ゲートで驚いてしまい、突進してぶつけて遅れてしまいました。
ベリー騎手の馬(ダノンバラード)について行って、仕掛けようとしたら
反応がなく、脚が使えませんでした。ゲートで馬のリズムが狂ったのがすべてです


9着 ゲシュタルト(勝浦騎手)
馬はいい感じでした。しかし道中、他の馬に並ばれてしまいました。
もうちょっと楽に行くことが出来れば…と思います


・4歳、5歳が強いレース(4歳馬は今回不在)
・高齢馬が出走頭数の多数を占める場合には高齢馬の紛れ込みに注意
・実質斤量負担は11.5~12.0%が優勢
・1枠(1番、2番)は不利
・位置取りが悪くなりそうな差し馬はヒモまで


・・・考察で出てきた内容を整理すると当たらないほうが
おかしい気がするんですけどね(T_T)

高齢馬(6歳以上)の取捨にしても、以前にマルカボルトが人気を背負って
出走したときには評価を下げて、年齢を重ねて6歳になったときに○を打つとか、
どうかしてるとしか思えません。
ちょっと根本的に頭をリフレッシュしないと・・・

AJCC最終予想  担【けん♂】

すっかり遅くなってしまいました(>_<)

AJCC(中山2200m)についてまとめていきたいと思います。
少頭数となり、1番人気候補だった馬が回避。
上位馬の信用度は高くありませんが、あまり極端な穴は狙いにくい状況。
いかに絞るかが悩ましいレースになりそうです。

これまでの考察
展開分析→ココ
年齢別実績→ココ
体重別実績→ココ
各馬分析1→ココ
各馬分析2→ココ
過去の勝ち馬の馬体→ココ
馬体について→ココ
枠順別実績→ココ
有力馬整理→ココ
展開分析2→ココ
適性分析→ココ
斤量負担分析→ココ
展開想定→ココ

日経賞を逃げ切ったネコパンチはブンブン飛ばすタイプではなく
むしろスローペースに落ち着けたいタイプ。
後半に加速して行く形になると考えています。

かなり前が有利な展開、少頭数なので後方といっても
それほど離れないと思いますが、あまり位置取りが悪くなると
それでも差し損ねる可能性は十分。
騎手の力量も問われるレースになりそうです。

今回の予想
◎ルルーシュ
○マルカボルト
▲アドマイヤラクティ
△サトノアポロ
×ダノンバラード

中山実績がない点に不安がありますが、ルルーシュは脚質的にも
完全にハマりそう。実績上位馬として頑張って貰いたいところです。
今回は馬体も絞れてきそうです。血統、馬体ともに適性は
ありそうなので、上手く抜ければ圧勝も。

マルカボルトは脚質有利ですが、実力には疑問符(爆)
ただし、今回は差し馬の位置取りが悪くなりそうなので、
上手く残ることに期待したいと思います。
年齢構成的にも過去の傾向的には高齢馬の出番があっても良さそうです。

アドマイヤラクティは馬体の出来が良く、力は出し切れそうですが
道中の位置取りが悪くなってしまいそうなのが不安点。
末脚を活かしたいタイプですが、重賞経験も浅く、
どこまでやれるか試金石になりそうです。

サトノアポロの前走は消耗戦となっていましたが、
本質的には急流勝負の方が合いそうなタイプ。
内枠に入ってしまったのは厳しいですが、蛯名騎手が上手く
外に出して脚を活かす競馬をしてくれることに期待。

ダノンバラードは中山未経験ながら、脚質的には合いそうなタイプ。
今回は外から被せられて位置取りが微妙になりそうですが
上手く前につけて行ければチャンスがありそうです。
決め手に不足感があるので、仕掛けどころに注目。

有馬記念で◎を打った馬が出ているわけで(笑)
さすがに相手関係低下で評価を下げられません。
年末の分をここで返して貰いたいものです(^^;

AJCC(展開想定)   担【けん♂】

AJCC(中山2200m)の枠順が出たところで、展開について
考えてみたいと思います。

ハナを切って行くと考えられるのはネコパンチ。
江田照騎手とのコンビで日経賞の再現を狙いたいところ。

マルカボルト、ルルーシュも外枠に入り、この3頭が外から
被せる形で先行する形になりそうです。

最内に入ってしまったサトノアポロは中段に控える形。

吉田隼騎手に乗り代わったマカニビスティーもスタートは
あまり良い方ではないので一旦は下げて中段後方辺りからになりそう。

前走で逃げる形になて失速したダノンバラードは
外から来る馬を行かせて好位に取り付きたいところ。

アドマイヤラクティは内田博騎手に戻りましたが、前回乗ったときは
後方から差す形で勝利。今回も末脚を活かすよう下げてきそうです。

トランスワープは引き続き大野騎手。
以前は前につける競馬をしていた馬なので、今回も行く可能性も
ありますが、昨夏に控えて末脚を使う形でブレイクしているので
今回も中段からになりそう。

ゲシュタルトは好位の後辺り。

トップカミングは前走で好位からズルッと失速。
ある程度前につける形を続けているので今回も好位くらいへ。

シンゲンも基本的には前につけるタイプ。
外から被せられる形になりますが、くっついて好位をキープ。

大外に入ったサンテミリオンも前に行く馬について行く形で
好位の外へ。

スタート直後のおおよその位置取り想定
AJCC展開想定

頭数が少ないので好位、中段と言ってもあまり差はないわけですが(笑)
前に行くタイプが外から被せる形になるので、内の馬は思った以上に
下げられてしまう感じになりそうです。

スローで落ち着いてしまって、後半に加速して行く展開になると
後方から詰め寄るのは難しくなりそう。
能力、適性は重視するとして、位置取りの優位も影響しそうです。

POG馬出走!(夢を見させて・・・)  担【けん♂】

わくわくドキドキPOG
先週デビューしたドリームワンは好位につけてレースが出来ましたが
外を回って何も出来ず、完全に力負けの10着
スローペースだっただけに、これで伸び脚が使えないとなると
正直厳しいものがありそうです(>_<)
半兄にはダートで活躍した馬もいるので、そっちの方面も
試してみてもいいのかも・・・

今週は2頭が出走。先週、先々週に続き新馬デビューが続くのは
嬉しいですね(^^)g

・新馬戦(京都1600m) ドリーミートーツ 小牧
・未勝利(中山2000m) パシャドーラ   杉原


ドリーミートーツ】牝 ジャングルポケット×(サンデーサイレンス)

母は鋭い末脚で活躍したローズバド
半兄には言わずとしれたローズキングダムがいる良血馬です。

ローズバドの仔は過去に4頭とも勝ち上がっており
母としても非常に優秀な成績をおさめています。
それもクロフネ、キングカメハメハ、シンボリクリスエスと
まるで違った系統の種牡馬との配合で全て結果を出している
というのは凄いですね(^^)g

ドリーミートーツの父はジャングルポケット
トニービンの系統との配合はこれが初めてとなりますが、
偏った傾向が出ていないので、おそらく大丈夫かと・・・(^^;

そもそもジャングルポケットは母父サンデーサイレンスとの相性が
非常に良いわけで、その点ではこの馬に掛かる期待は大きいですね。

・・・まぁ気になる点を挙げるとすれば、俗に言う「薔薇一族」の
一員だというのに、なぜかこの馬だけ薔薇の冠が外されていること。
情報の出も異様に遅かったわけで、少し虚弱体質気味なところが
あるのかもしれません。

このタイプは一戦して引退→繁殖入り、なんてことも
過去にあったので、かなり心配していますが是非とも
杞憂に終わってくれることを期待しています(^^)g

パシャドーラ】牝 ハーツクライ×(Candy Stripes)

ペルーサの半妹パシャドーラは新馬戦で4着に敗れてしまいましたが、
さらに距離を延長して2戦目に挑みます。

それなりに末脚を使えていた上に、走破タイム自体は勝ち馬と同タイム
牝馬にしては490kgと大柄な馬ということもあり、
叩いての良化に期待したいところです。

ところで・・・杉原騎手って誰?!(爆)

まだ3年目の若手騎手、芝での勝ち星は通算で9勝だけ。
そのほとんどが1200m以下ということで、
正直言って・・・不安がないとは言えません(>_<)

新馬戦は横山典騎手だったのに・・・(涙)
泣き言を言っても始まらないので、とにかく杉原騎手に10勝目を
プレゼント出来るよう、頑張って貰いたいと思います♪

AJCC(斤量負担分析)  担【けん♂】

元々拘束時間の長い仕事をしている上に休みがあまりないので、
自宅でゆっくりする、という日はほとんどない日々。
まぁ内容的にはのんびりとした仕事なので、パソコンに向かっている間に
競馬の考察を出来たりするんですが・・・このところはバタバタしっ放しで
仕事中も落ち着いてパソコンの前に座っている時間がほとんどなく、
非常にタイトな状態になってしまっています(>_<)

まぁ今までがスチャラカな生活過ぎただけなんですが(爆)
競馬に集中する時間が取りにくいのはしんどいですね。
ちゃんと働けよ!(+`・д・)≡○)゚д。)ノスイマセン

AJCC(中山2200m)について、もう少し見ておきたいと思います。

実質斤量負担
AJCC斤量負担

実質斤量負担の影響がかなり明確に出やすいレース。
過去にはキャプテントゥーレ、ドリームジャーニーなどが
危険水域の斤量を背負って凡走してしまっています。
(他にも理由はあったと思いますが^^;)

480kgを切ってしまうと基本的には厳しいわけで、
・ネコパンチ
・トップカミング


この2頭はひとまずアウト。
まぁもともと人気薄なので、斤量負担がどうのこうのと言う必要は
なさそうです(爆)

馬体重で見ると、最も好成績をおさめているのは480~500kgのゾーン。
・ダノンバラード
・アドマイヤラクティ
・マルカボルト
・マカニビスティー


この4頭が体重面で推せる馬となります。
特に実質斤量負担で11.5~12.0%に入っている
ダノンバラード、アドマイヤラクティは要注目。
過去の傾向的には最も有力視できる馬になりそうです。

500kgを超える馬は例年出走頭数自体が少ないわけですが、
今年は5頭とかなり大型化している印象。

昨年は1、3着が500kg以上の馬で決まっており
こちらも割り引く必要はまったくありません。

ただし・・・実質斤量負担で11.0%を切ってしまうと
今のところ未勝利。
トランスワープは先頭では買いにくい馬という感じでしょうか。
ゲシュタルト、シンゲンも馬体増で出てくるようだと
ヒモまで、という評価にしておいた方が良さそうです。

AJCC(適性分析)   担【けん♂】

前回の考察を元に、AJCC(中山2200m)に出走する有力馬について
適性を探ってみたいと思います。

※2000m以上で好走したレースとの比較

★アドマイヤラクティ
アドマイヤラクティAJCC
前走の金鯱賞(3着)は平坦な消耗戦でしたが、後半に加速していく
展開への適性はしっかりと示していると思われます。
ただし、前が止まってこそという感じもあるので要注意。

★ゲシュタルト
ゲシュタルトAJCC
11年のオールカマーはBパターンに近い消耗戦。
昨年のAJCCでも踏ん張っているだけに適性はありそうですが
スローの決め脚勝負は疑問。

★サトノアポロ
サトノアポロAJCC
同条件のクリスマスCはまるで逆の軌跡。
Bパターンでも対応できることを示していますが、
本質的にはスローからの急流勝負の方が得意なタイプ。
適性に問題はなさそうです。

★ダノンバラード
ダノンバラードAJCC
中山出走経験がない馬ですが、京都内回りで好走した
アンドロメダSのラップはピッタリAパターンに
重なっており、適性に関しては問題なさそう。

★トランスワープ
トランスワープAJCC
極端な急流になった新潟記念は最後に前が止まる展開。
基本的には消耗戦でこそ、というタイプなので
今回想定されるAパターンには合わない可能性大。

★マルカボルト
マルカボルトAJCC
かなりスローで消耗度が低い展開でこそ、というタイプ。
実力的には高く評価出来ないだけに、どこまで
レースレベルが下がるかがポイントになりそう。
ラップ的には後傾ラップに適性が高い馬。

★ルルーシュ
ルルーシュAJCC
中山実績に欠けていますが、後半に急流になる展開は
得意パターン。適性に関してはまったく問題はなさそう。

AJCC(展開分析2)  担【けん♂】

なんとナカヤマナイトが右脚に不安があるということで
AJCC(中山2200m)を回避。
1番人気候補の馬がいなくなってしまいました(>_<)

結局12頭立て、前回すでにある程度絞り込んでいるので
これ以上・・・という感も無きにしも非ずですが(爆)
もう少し考えてみたいと思います。

AJCCの展開にはおよそ2パターンが存在しています。

後半6ハロンの比較

Aパターン:04年、06年、09年、10年、11年】
Aパターン

Bパターン:01年、03年、05年、07年、08年】
Bパターン

※12年は不良馬場のため割愛していますが、内容的にはAパターンに
 近い形になっていました。

Aパターンはスローから後半に急流気味に加速していく形。
前の馬の消耗度が低く、後方の馬が詰め寄る隙がないため、
かなり先行有利な展開だと考えられます。
上位入線馬の4コーナーでの平均位置は3.3番手

Bパターンは中盤に緩みが少ない締まった流れ。
前の馬の消耗度が高く、比較的差しが決まりやすい展開だと考えられます。
上位入線馬の4コーナーでの平均位置は5.1番手

今回逃げると想定されるのは・・・ネコパンチ
陣営からも思い切った逃げを、というコメントが出ており、
昨年の日経賞の再現を狙いたいというところでしょうか。

距離は違いますが、同じ中山コースで鞍上も同じ江田照騎手。

おそらくは似たようなペースで逃げると考えられるわけで、
まずは12年の日経賞の後半6ハロンと先ほど挙げたAJCCの
2パターンの平均と比較をしてみました。

後半6ハロン比較グラフ
AJCCグラフ

重馬場だったこともあって、ラップの数字自体は比較にならないほど
遅くなっていますが(爆)超絶スローペースから加速していく形、
グラフ的にはAパターンに近い軌跡になっていることがわかります。
前半1000mの通過タイムは61.5と過去のAJCCと比較しても
スロー気味・・・決してブンブン飛ばして行ったわけではありませんでした。

日経賞で逃げ切れたのは離れた2番手で後続集団を押さえ込んでしまった
ケイアイドウソジン(三浦騎手)の影響が非常に大きかったわけで、
おそらく今回は離しての逃げは・・・無理っぽいですね(^^;

後続が寄ってくるのを嫌がって日経賞以上にぶっ飛ばして
行ってしまいBパターンになる可能性もありますが、
元々それほどハイペースで行ける馬ではないので、
基本的にはAパターンに落ち着くのでは、と考えています。

次回は有力馬の過去のレースをAパターンと比較して適性を
見てみたいと思います。

AJCC(有力馬整理)  担【けん♂】

AJCC(中山2200m)についてざっと見てきたところで
ちょっと休憩がてら各馬について整理。

頭数が少ない上に、さすがに厳しいだろ?という馬を除くと
かなり絞り込まれてしまいそうです。

無条件で切りたい馬
・トップカミング
・ネコパンチ
・マカニビスティー
・サンテミリオン
・シンゲン

この時点で外れていたらギブアップ(笑)
もちろん可能性はゼロではありませんが、来られたら屁こいて寝ます(^^;

残りは8頭・・・

トランスワープ
良い点
 中山で好成績、血統的にも小回りは良さそう。
 昨夏に重賞連勝。

不安点
 出走回数が少ないとはいえ、8歳馬・・・
 2000mまでしか実績がない。
 中段からの差しだと展開不利があるかも。
 馬体の出来は休養明けでイマイチ。
 
ナカヤマナイト
良い点
 AJCC、オールカマーで好走、中山で好成績。
 重い馬場にも強い。
 馬体の出来も良さそう。

不安点
 負けるときはあっさり。
 近走では位置取りが後ろになりがち。

マルカボルト
良い点
 安定して前につけられる脚質。
 内回り、小回り巧者。
 血統的にハマりやすい条件。

不安点
 重賞では頭打ちの実績。
 決め脚不足で上位馬に見劣る。
 年齢的にも勢いに欠ける。

ルルーシュ
良い点
 安定して前につけられる脚質。
 重賞で強い勝ち方をしている。
 馬体の出来は良さそう。

不安点
 中山で好走なし(適性はありそう)
 太目だとあっさり凡走(マイナス体重が大前提)

アドマイヤラクティ
良い点
 中山では2戦2勝、近走は複勝圏を外さない安定感。
 馬体の出来は良さそう。

不安点
 差し脚は優秀ながら近走では後ろからになりがち。
 重賞では3着があるだけ(経験不足)

ゲシュタルト
良い点
 オールカマー2着、AJCC3着と好走実績あり。

不安点
 直近の成績は不振の上に5ヶ月ぶりの出走。
 位置取りを活かしたいが決め脚は不足。
 あってもヒモまでという実績。

サトノアポロ
良い点
 近走では複勝圏を外さない安定感。
 中山芝では3勝(6着1回)前走で同条件を勝っている。

不安点
 重賞初挑戦
 脚質が不安定で位置取りが後ろになると・・・
 夏場に良績が偏っており、本質的には重い馬場には不安があるかも。

ダノンバラード
良い点
 ほとんど大崩れしない安定感。
 内回りで良績。
 ディープインパクト産駒にしては重い馬場に強く
 キレよりも良い脚を維持するタイプ。

不安点
 重賞では勝ち切れない不足感。
 前走は逃げて大敗。
 中山初出走(適性はありそう)

AJCC(枠順別実績)  担【けん♂】

AJCC(中山2200m)について見ていきたいと思います。

枠順別実績:AJCC(91年~:東京開催を除く)】
AJCC枠順

枠順で見ると・・・明らかに外枠優勢という傾向。
特に勝ち馬に関しては完全に3枠より外に偏っており、
1枠で勝ったのは93年に稍重の中を逃げ切ったホワイトストーンのみ、
2枠からはまだ勝ち馬が出ていません。

05年以降は1枠から複勝圏に入った馬はおらず
最内に入ってしまったら大きく割り引く必要がありそうです。

AJCCは例年かなりの少頭数になりがちで、フルゲートになったのは
86年の初開催以降、1回しかありません。

ここ20年の平均出走頭数は11.7頭
今年も登録の段階で13頭ですから、およそ平均並みの
頭数に落ち着いてしまいそうです。

馬番で見るとほとんど差がない感じになっていますが、
1着=3P、2着=2P、3着=1Pというように
順位Pを取って合計してみると、1番、2番はやはり比較的マイナス。
ヒモ候補まで、という感じで見た方が良さそうです。

外が優勢、というよりは3番より外ならばあまり差がなく、
スッと好位の外辺りにつけられる馬番が優勢という感じでしょうか。

基本的に先行有利なレースではありますが、逃げ馬ではなく
番手、好位の前辺りからの差しが優勢
時期的に最内の馬場が荒れてきている影響もありそうですね。

AJCC(馬体について)   担【けん♂】

AJCC(中山2200m)出走予定馬の馬体について見ていきたいと思います。

【ルルーシュ】
(12アルゼンチン共和国杯)
ルルーシュ12AR
(12有馬記念)
ルルーシュ12有馬
(AJCC)
ルルーシュ13AJCC
緩んでいるとまでは見えなかった有馬記念で
大幅にプラス体重。大きな変化はなさそうですが
今回は若干引き締まった感じかも。
前後の筋肉は落ちておらず、引き続き良好な状態を
保っていると思われます。体型的には中山は良さそう。

【ナカヤマナイト】
(12天皇賞秋)
ナカヤマナイト12天皇賞秋
(12有馬記念)
ナカヤマナイト12有馬
(AJCC)
ナカヤマナイト13AJCC
昨秋に増量しましたが、徐々に引き締まってきており、
シルエットをすっきりさせてきたのは好感。
もう少し下半身に力感が欲しい気もしますが、
この時期にしては毛ツヤも良く、状態は引き続き良好。
クビ差しが力強く、上半身に偏った馬体で
コース適性は高そうです。

【アドマイヤラクティ】
アドマイヤラクティ13AJCC
前後の筋肉が充実しており、クビ差しも太く
力強い馬体。ハリがあって銭型も出ており
体調もかなり良さそうです。
少し腹回りに余裕があり、背中が垂れているのは
気になりますが、力は十分に出せる出来かと。

【トランスワープ】
(12函館記念)
トランスワープ12函館記念
(12新潟記念)
トランスワープ12新潟記念
(AJCC)
トランスワープ13AJCC
元々あまりバランスが良く見えない馬体ですが
時期的に毛ツヤが冴えないこともあって
かなり萎んで見えてしまいます。
大きな出来落ちではなさそうですが、夏場ほどの
力が出せるかは少々疑問。

【ネコパンチ】
ネコパンチ13AJCC
クビ差しが太く、上半身に偏った馬体。
中山適性には期待出来そうですが、
立ち姿のバランスがあまり良く見えないので
上位馬相手の競い合いとなると微妙。
状態は悪くなさそうですが・・・

※写真は全て競馬ブックPHOTOパドックより

AJCC(過去の勝ち馬の馬体)  担【けん♂】

AJCC(中山2200m)の過去の勝ち馬の馬体写真を並べてみました。

【ルーラーシップ】
(12AJCC)
ルーラーシップ12AJCC

【トーセンジョーダン】
(11AJCC)
トーセンジョーダン11AJCC

【ネヴァブション】
(10AJCC)
ネヴァブション10AJCC

【ネヴァブション】
(09AJCC)
ネヴァブション09AJCC

【エアシェイディ】
(08AJCC)
エアシェイディ08AJCC

【マツリダゴッホ】
(07AJCC)
マツリダゴッホ07AJCC

【シルクフェイマス】
(06大阪杯)
シルクフェイマス06大阪杯

【クラフトワーク】
(05AJCC)
クラフトワーク05AJCC

【ダンツジャッジ】
(04AJCC)
ダンツジャッジ04AJCC

※写真は全て競馬ブックPHOTOパドックより

全体的なイメージは・・・ずんぐりむっくり系(爆)
このところはカッチリしたシルエットの実力馬が制していますが
少なくとも細いと感じるようなタイプではありません。

クビの太さ、力強さが目立つシルエットが共通点となっており、
それを支える上半身も発達しています。

どちらかと言えば、上半身に偏った馬体ですが、
下半身も丸味を帯びて筋肉量もそれなりにある馬が多く、
長く脚を使う持続質な競馬に合った形をしています。

おおよそ全体的なイメージは似通っていると思われます。
スマートさよりも鈍重でも力強い馬体を重視したいところ。

今年の出走予定馬についても、中山適性に注目して
見ていきたいと思います。

AJCC(各馬分析2)   担【けん♂】

AJCC(中山2200m)出走予定馬の各馬分析、第2弾です。

トップカミング】せ7 56.0 (美浦) ゴールドアリュール×(サクラバクシンオー)
10年の年明けくらいまで安定して好走していましたが、宝塚記念で負けて
せん馬に。その後は3着が一度あるのみで安定感のかけらもない成績に
落ち込んでしまいました。前走の中山金杯では好位からズルッと下がって
13着と大敗。良化が感じられる内容ではなく、年齢的にも
急な変化を期待するのは酷かと。

トランスワープ】せ8 56.0 (美浦) ファルブラヴ×(リアルシャダイ)
8歳になりましたが、まだこれが22戦目。馬体自体は若い方だと
考えられます。昨年は函館記念、新潟記念と連勝、まったく衰えを
感じさせないどころか充実してきている印象です。
中山芝では(1-2-1-1)と好成績をおさめていますが、
2000mまでは安定しているものの、着外になったレースが
距離延長となっている点は気になるところ。
近走は中段からになっていますが、前からも競馬が出来るので
枠順にも注目したいですね。

ナカヤマナイト】牡5 57.0 (美浦) ステイゴールド×(カコイーシーズ)
昨年のAJCCを勝ちで2着、オールカマーも制覇。ただしどちらも
不良、重と馬場が湿っていた点には要注意。
前走の有馬記念で7着に敗れましたが、それまで中山では連対を
外しておらず、名前の通り?の中山巧者(笑)
基本的には好位辺りにつけたいタイプですが、このところは
後方からになりがちなのは気になるところ。
少頭数になるのは、プラス材料になりそうです。
馬体には余裕があるので少し絞るくらいで出てこれたら
復活好走に期待出来そうです。
※修正:すなやんさん、ありがとうございます(^^)/

ネコパンチ】牡7 57.0 (美浦) ニューイングランド×(ダンシングブレーヴ)
昨年の日経賞では後方で実力馬が牽制し合う隙にあれよあれよの
逃げ切り勝ち。元々中山では良績があった馬ですが、適性というより
展開と馬場が極端にハマった、という見方で良さそうです。
まともにぶつかってしまうと重賞では荷が重く、年齢的にも
上積みには期待しにくい上に、馬体を落として休養に入っているので
状態面でも不安があるかもしれません。

マカニビスティー】牡6 56.0 (栗東) ゼンノロブロイ×(ブライアンズタイム)
極端に京都に好走が偏っている馬。下り坂を使うのが上手いタイプだと
考えられますが、同時に長くいい脚を使える点は中山への適性も
示していると思われます。海外遠征明けで太目だった昨秋の復帰から
一旦は絞れましたが、また年末から増量。今回は少し絞ってこれたら
良化に期待出来そうです。ただし、出走するとしたら中1週、
急な上昇に期待するのは厳しいかも。

マルカボルト】牡6 56.0 (栗東) ネオユニヴァース×(ノーザンテースト)
連勝で11年のAJCCに挑みましたが6着に敗退。
先行力を活かすタイプでポツポツと好走はあるものの、
今のところ重賞では完全に頭打ちになってしまっています。
内回り、小回りを得意にしていますが、キレる脚がないので
他の先行馬の脚質や展開に左右される面が大きく、過信は禁物。
上手くハマれば粘り込みがあるかも、くらいの見方で良さそうかと。

ルルーシュ】牡5 57.0 (美浦) ゼンノロブロイ×(Highest Honor)
後半に加速していく展開となったアルゼンチン共和国杯では
前から抜けて非常に強い勝ち方を見せましたが、反動でまた太目
となった前走の有馬記念では前で脚が止まって初めて掲示板を外し
8着に敗れてしまいました。
先行気味に行きつつ、脚が使えるタイプなので適性的には
ばっちりハマりそうですが、オールカマー、有馬記念と
中山では凡走しているので過信は禁物。
今回は大きく馬体を絞れているかにも注目したいですね。

AJCC(各馬分析1)   担【けん♂】

AJCC(中山2200m)出走予定馬について見ていきたいと思います。

アドマイヤラクティ】牡5 56.0 (栗東) ハーツクライ×(エリシオ)
クラシック前哨戦では後方から届かないレースを続けていましたが
11年の秋から本格化。中段、好位からの脚質に転換し、
それ以降は(4-3-4-0)と複勝圏を外さない好走を続けています。
中山では2戦2勝、内回りコースでの実績も優秀で適性に関しては
高いモノが期待出来そうです。重賞挑戦となった金鯱賞でも3着ながら
上位馬と変わらぬ脚が使えており、位置取り、仕掛けどころ次第でチャンスは
十分にありそう。

ゲシュタルト】牡6 56.0 (栗東) マンハッタンカフェ×(エンドスウィープ)
超ハイペースになったセントライト記念では失速して大敗してしまったものの、
古馬になってからは11年のオールカマー2着、昨年のAJCCでも3着と
健闘しています。太り気味になったところから昨夏に絞り込んでいますが
5か月ぶりになるだけに、状態に関しては微妙。
切れる脚はないので上手く位置取りを活かす騎乗が出来れば
実力、適性的には上位評価出来そうです。

サトノアポロ】牡5 56.0 (美浦) シンボリクリスエス×(Bering)
この血統らしく4歳秋から本格化。中山芝では3勝、6着1回と
好走しており、同条件のクリスマスCでも位置取りを活かして勝利を
おさめています。基本的には切れる脚を活かせる馬場の方が
合っている印象で、夏から秋にかけての方が良さそうですが、
前につける競馬が出来れば・・・。

サンテミリオン】牝6 54.0 (美浦) ゼンノロブロイ×(Last Tycoon)
オークスを制覇(1着同着)して以来、掲示板が1回だけと大低迷。
前で踏ん張れず、後方から伸びず・・・出口が見つからない状況です。
昨年のAJCCでは不良馬場の中を先行気味に行って4着に入りましたが、
3着とは2馬身半差、勝ち馬には8馬身半差と内容的には完敗。
ここでいきなり好走を期待するのは酷。

シンゲン】牡10 56.0 (美浦) ホワイトマズル×(サンデーサイレンス)
+18kgと太目残りで出走した前走の中山金杯では前につけて失速。
絞り込めば良化には期待出来そうですが、これで6戦連続二桁着順と
復活を感じさせるものがまったくないだけに、期待するのは酷かも。
適性的にも広く、直線が長いコースでこそ、という馬だけに
実績上位でもここでは・・・。

ダノンバラード】牡5 56.0 (栗東) ディープインパクト×(Unbridled)
皐月賞で3着と好走して以来、4着を外さない好走を続けてきましたが
前走の金鯱賞では逃げて失速し、8着と人気を裏切ってしまいました。
基本的には内回り、小回り向きの脚質で直線が長いタフなコースでは
スローで流れないと厳しい印象。
それほど切れる脚がないので決め手に欠けており、位置取りを活かす形で
粘り込むタイプ。馬場が湿るのは問題にしないので馬場が悪化するのは
プラス材料になるかも。

続きます。

AJCC(体重別実績)  担【けん♂】

AJCC(中山2200m)について見ていきたいと思います。

体重別実績:AJCC(03年~)】
AJCC体重

5勝を挙げ、2着6回、3着4回と超好成績となっているのは
480~500kgのゾーン。

08年、09年、11年はこのゾーンの馬が1~3着を独占
出走頭数自体が多いゾーンということもありますが、
要注目ゾーンとして見ておきたいところです。

480kgを切る馬の好走というと06年まで遡る必要があります。
06年は478kgの馬がワンツーフィニッシュ、
05年は472kg→474kg→474kgという馬で決着。
きっちり480kgでラインを引かねばならないわけではないので(爆)
この辺りは誤差の範疇。当日の増減の影響もあり、
前走もしくは近走に480kg以上あった馬も含まれています。

明らかに体の小さい460kg台、及び460kgを切る馬の好走となると
04年、03年、表には入っていませんが01年の3着があるだけ。
04年は480~500kgの馬が1頭しかおらず
03年、01年は平均体重自体が軽い影響もあったかも。
中山巧者で小型でも重賞で結果を出しているような馬については
例外的に注意をする程度で良さそうです。

500kgを超える馬は割合でみると少し下がりますが
割り引く必要はないくらいに結果を出しています。
07年は1頭だけ、09年も2頭しか出走していなかったことを考慮すると
条件的には逆に頑張っていると見てもいいかもしれませんね。
昨年は1着、3着が500kgオーバーの馬となっていました。

07年以降に1~3着に入った馬は、全て480kg以上の馬、
05年まで遡っても470kg以上の馬で複勝圏は満たされており、
03年までだと連対圏は全て470kg以上という線引きが出来ています。

実質斤量負担別実績
AJCC斤量

好走の上限は・・・12.5%
12.5%を超えて好走をしたのは03年の3着馬のみ(表にはありませんが
01年も3着にオーバーした馬が入っています)。
ほぼ例外的な扱いで良さそうかと。

ドリームジャーニー、キャプテントゥーレなどが13%を超えて
人気を背負って・・・惨敗。
実質斤量負担で厳しい馬については実力馬でも割り引いて見る必要がありそうです。

斤量負担は軽ければいい、というわけではなく
11.5~12.0%辺りの馬が好走をしています。
体重と斤量のバランスについては注意したいところだと思われます。

AJCC(年齢別実績)  担【けん♂】

AJCC(中山2200m)は登録の段階で13頭(涙)
昨年に引き続き少頭数確定ということで今週も絞込み、買い方で
頭を悩ませそうです(T_T)

年齢別実績:AJCC(03年~)】
AJCC年齢

なんと5歳馬が4勝に対し、7歳馬が4勝と並んでいます。
11年は8歳馬が2、3着を占めていただけでなく、
09年~11年までは3年連続で2着は8歳馬となっています。
10年は7歳→8歳→7歳という高齢馬決着・・・
ベテランが侮れないレースだと言えそうです。

AJCC年齢別出走頭数
    4、5歳 6歳以上
12年  6    5(頭)
11年  3    8
10年  5    7
09年  5    8
08年  3   13
07年  6    4
06年  3    7
05年  2   11
04年  5    6
03年  4   10
01年  4    9

各年の年齢別の出走数自体も高齢馬が多く、4、5歳馬の合計数が
多かったのは07年と昨年の2年だけ。
07年は4歳→4歳→5歳、12年は5歳→4歳→5歳で決着しているわけで
単純に高齢馬の方が良いということではないと思われます。

07年より前も高齢馬が多かったわけですが、5歳馬が2勝、2着1回、
4歳馬が2着3回と若い馬がベテランを圧倒。

お達者クラブ化した08年~11年の4年間はちょっと異常だった、
という見方でもいいかもしれませんが、今後も高齢馬の頭数が
多くなった場合には要注意
だと考えられます。

今年の登録馬の年齢
★10歳
シンゲン

★8歳
トランスワープ

★7歳
トップカミング
ネコパンチ

★6歳
ゲシュタルト
サンテミリオン
マカニビスティー
マルカボルト

★5歳
アドマイヤラクティ
サトノアポロ
ダノンバラード
ナカヤマナイト
ルルーシュ

★4歳

なんと今年は4歳馬の登録がゼロ(涙)
複勝率では5歳馬の並ぶ好成績の年齢ゾーンがポッカリ抜けるというのは
非常に残念です(>_<)
世代の上位馬に故障が続出したこともありますが、ちょっと
全体的に厳しい世代になってしまうのかも・・・。

回避が出なければ4、5歳馬の合計が5頭に対し、6歳以上の馬が8頭
平均年齢は6.2歳と08年~11年のお達者クラブ的な年に近い年齢構成に
なっています。

うーん、パッと見、5歳馬が強力に見えますが高齢馬の紛れ込み
注意したいと思います。

思い出の名馬(アイネスフウジンpart3)  担【temporalis】

アイネスフウジン物語 ~ダービー、そして未来へ~

「気にするな栄治、負けた時に次に勝つ因を作ってるんだ」

加藤調教師は最大のチャンスだと思われた皐月賞を勝利目前で逃しても
中野騎手に温かい言葉をかけました。
実際、ホワイトストーンに騎乗していた柴田政人騎手も、
「俺の馬がぶつからなきゃ栄治の馬が勝っていた」と語っていたように
中野騎手には何の落ち度もなかったのです。
しかし、世間の風は冷たく、「中野を降ろせ」の声が大きくなったのはもちろん、
アイネスフウジンに対しても評論家の多くは「テスコボーイが強く出たマイラー、
ダービーを乗り切るスタミナは無い」と『ダービーでは用無し』の烙印を押しました。
それでも勿論、私のアイネスフウジンに対する信頼は変わりません。
何よりもスポーツ紙で見つけたフウジンの『心臓の強さ』についての記事が
勇気をくれていたのです。
普通、サラブレッドの心拍数は1分間に30くらいだそうですが、フウジンのそれは
およそ23、あの皇帝シンボリルドルフと比べても遜色ないというのですから
2400Mを乗り切れないわけが無いではありませんか。
「ダービーは絶対アイネスフウジンが勝つ」
私は周囲に呆れられながらも、熱く熱く語り続けたのでした。




ダービー当日の早朝、東京競馬場の芝の上を歩く中野栄治騎手の姿がありました。
その日、ダービーまで芝のレースの乗鞍が全く無い中野騎手は自分の足でコースを
一周して、どこを通るのが一番良いか確認していたのです。
これで『ダービーを勝つための作戦』は完成し中野騎手は腹を括りました。

私はと言うと、朝からソワソワ落ち着きません。
「大丈夫だ、勝てる」
そう自分に言い聞かせながらも、ピークに仕上げた皐月賞から回復が遅れ、
直前の追い切りの動きがもう一つだったフウジンの状態が気が気では
ありませんでした。
この日、ダービーの1番人気に推されたのは単勝3.5倍でメジロライアン、
鞍上はもちろん横山典弘騎手です。
『長距離に強い馬』にこだわったメジロ牧場の生産馬、加えて父が有馬記念、
天皇賞(春)に優勝しているアンバーシャダイという事で、
「この距離ならばこの馬」との見方が主流となっていたのです。
続く2番人気は単勝3.9倍で皐月賞馬ハクタイセイ。
驚くべき事に鞍上は皐月賞を勝った南井騎手では無く、
『天才ジョッキー』の名を欲しいままにする若手、武豊騎手へと
乗り替わっていました。
ハクタイセイは父ハイセイコーからライアンとは逆に距離への不安がありましたが、
このスーパージョッキーの起用で「彼なら何とかしてくれる」という追いが
吹いたのでしょう。
アイネスフウジンはというと単勝5.3倍と少し離された3番人気に甘んじていました。
かつて『クラシックの中心』とされた3歳王者も弥生賞、皐月賞と
続けざまの敗戦で人気に影を落としていたのです。
どちらのレースにもはっきりとした敗因があったにもかかわらず・・・
それでも私は、「専門家筋の酷評の割には人気があるなあ」と少し嬉しく
思っていました。
きっと私のようにフウジンの魅力に取り憑かれた人が大勢いたのでしょう。


史上最高の19万人の大歓声の中、運命のファンファーレは鳴り響きました。
私は友人(彼は私の熱弁に洗脳されてかアイネスフウジンから馬券を買っていました)
と二人でテレビの前に座り、緊張は最高潮です。



「無事に出てくれ・・・」

祈るような気持ちでゲートインを見守ります。
そして遂に闘いの火蓋は切って落とされました。

「スタート直後、全馬が見渡せた」

中野騎手が後にそう語ったようにフウジンはやや出負けしました。
が、中野騎手は焦りませんでした。
2番手で折り合った皐月賞の内容からどこからでも競馬が出来る自信があったのです。
騎手の焦りは必ず馬に伝わります、『1コーナーまではシンガリでもいい』
その愛馬への信頼の気持ちに応えてフウジンは加速を始めます。
馬なりであれよあれよという間に全馬をごぼう抜き、1コーナーを颯爽と先頭で
回って行ったのでした。

「よし!いけるぞ!」

私は理想の逃げに持ち込んだフウジンを見て小さくこぶしを握り締めました。
先頭に立った後もフウジンはペースを緩めません、3ハロン目からは
12.0-12.0-12.1と理想の高速平均ラップを刻み向正面では後続に
5馬身近い差をつけています。
何という力強い走りでしょう、かつての腰の甘さは解消し、後脚の強靭な蹴りを
しっかりと前脚で受け止めて走るフウジンの勇姿に胸は高鳴りました。
1000Mの通過は59秒8、1分くらいで通過したいと考えていた中野騎手の思惑通りです。
3コーナーにかかる手前でテレビ画面が馬群を正面から捉えました。
そこでフウジンが内から5頭分くらいを空けて明らかに馬場の良いところを
通っているのがはっきりと分かりました。
中野騎手が早朝のスクーリングで決めた『通り道』がまさにここだったのです。
ピタリと折り合って逃げるフウジンに後続は焦り始めました。
3コーナーを過ぎた辺りからカムイフジ、そしてハクタイセイが一気に
差を詰めて来ます、後方に控えていたメジロライアン横山騎手も早目のゴーサイン。
フウジンの直後に迫ったカムイフジ、ハクタイセイに「あ~」と隣で悲鳴を上げる友人、
逃げ馬が後ろに捉まれば勝ち目は無いと思ったのでしょう。

「いや、フウジンの脚はこっからじゃ」

私は確信を持って言い放ちました。
実はフウジンがペースを少し緩めたのが向正面後半で3コーナーから再び加速しており、
そこを馬場の悪い内側を通って一気に追い上げた2頭は相当な脚を使わされて
いたのです。
3、4コーナー中間を過ぎた辺りで初めてフウジンをインに入れた中野騎手、
先頭のまま直線に向かいます。
必死にムチを入れて食い下がるハクタイセイ武騎手、カムイフジ郷原騎手に対して、
アイネスフウジン中野騎手はまだ手綱を持ったまま、
後方ではメジロライアン横山騎手が早くも4番手まで上がって来ています。
そして坂を上り切ったところで中野騎手は初めてフウジンにムチを入れました。
たちまちハクタイセイ、カムイフジを置き去りにするフウジン、
まさにこの展開は共同通信杯の時と同じではありませんか。
中野騎手は過去のダービーを研究して気付いていたのです、
4歳(現3歳)春の時点での2400M戦ではゴール1ハロン手前で
ほぼ勝負が決まる事に。
後方からメジロライアン、連れてホワイトストーンとツルマルミマタオーも
追い上げて来ますが、最後の力を振り絞って逃げるフウジンに追いつく事は
できません。

「アイネスフウジン、アイネスフウジン、アイネスフウジンが逃げる!」

白熱の実況に興奮も最高潮、そして歓喜の瞬間は訪れました。

「しゃ~!勝った~!!」

先頭でゴール板を駆け抜けたフウジン、ここには本当に多くの感動が
詰まっていました。
騎手としての窮地に追い込まれた中野騎手を信じてフウジンを任せ続けた
加藤調教師、それを快く承諾してくれた小林オーナー、その男気に
見事応えた中野騎手、こんな素晴らしい勝利が他にあるでしょうか。
そして忘れてはならないのが中村牧場の事、あの死の淵から救い出された
テスコパールが生んだ仔がダービー馬の栄冠に輝いたのです。

勝ちタイムは驚愕の2分25秒3、1年前にサクラチヨノオーが出したレコードを
1秒も上回る破格の時計でした。
このレコードは東京競馬場が改修されるまでの13年間(改修1年目は重馬場)も
破られる事はありませんでした、あのトウカイテイオーやナリタブライアンでさえも
フウジンの時計には及ばなかったのです。

ゴール板を過ぎても走りを緩めないフウジン、追い込んできたメジロライアン以下を
再び置き去りにして1、2コーナーを通過して向正面まで走って行きます。
これはシーホーク産駒特有の激しい気性のためで、父から受け継いだものは
豊富なスタミナだけでなく、あれだけのラップを刻みながら最後までへこたれない
強い精神力も大いにあった事を証明するシーンでした。

しかし、その後フウジンと中野騎手はいつまでたってもスタンド前へ戻って来ません。
19万人を超える大観衆は最高のレースを見せてくれたヒーローの凱旋を待ち切れず、
ある一角から
「ナ・カ・ノ! ナ・カ・ノ!」
とそれを促すコールが発生。
するとどうでしょう、それは瞬く間にスタンド全体に広がり、馬券を獲った人も
外した人も一体となった大合唱へと発展したのです。
これがかの有名な『中野コール』、後にビッグレースで定番となる
勝者を讃えるコールが初めて発生した瞬間でした。
大コールに包まれて、中野栄治&アイネスフウジンはゆっくりとスタンド前へと
帰って来ました。
実は、レースで持てる力の全てを出し切ったフウジンは歩くこともままならない程
くたくたに疲れていて、中野騎手はその回復を待ってたのです。
帰りながらしきりにフウジンの左前脚を覗き込む中野騎手、その兆候はすでに
表れていました。


「もうだめかもしんねえなあ」

アイネスフウジン担当の佐川厩務員は寂しそうに呟きました。
秋の目標を天皇賞秋に定め、京都大賞典から始動という胸躍るプランを打ち出していた
陣営でしたが、放牧明け初時計を出した時点でその歩様に異常が見られたのです。
診断結果は左前脚浅屈腱炎、アイネスフウジンの勇姿をターフで見ることは二度となく
なりました。
それでもフウジンが自らの競争生命と引き換えに全身全霊の激走で掴んだものは
とてつもなく大きく、かけがえの無いものでした。
8戦4勝、その生涯成績は決して最強馬論などに登場するものでは無いかも知れません。
しかし敗戦の全てはダービーを勝つための布石であり、彼が3歳、4歳(現2歳、3歳)で
頂点に立ったレースで見せたポテンシャルの高さは歴代のどんな名馬にも劣るものでは
なかったと私は胸を張って言えます。
追いかけた馬は潰れ、後方に控えたとしても差し切るだけの脚を溜める事を許さない、
そんな最強の逃げ馬がアイネスフウジンだったのです。


それから2年後、私は結婚し北海道へ新婚旅行へ旅立ちました。
北海道に着いて真っ先に向かったのは静内町にあるレックススタッド。
もちろんアイネスフウジンに会うためです。
レジェンドテイオー、ニッポーテイオー、スズパレード、ダイナガリバー・・・
名だたる名馬達に挨拶をしながら私達は一番奥にいるフウジンの元へ向かいました。
フウジンは砂場でゴロゴロと転がり泥だらけになっていましたが、私達が柵に近付くと
すぐに側へ寄って来てくれました。
中野騎手が「フウジンはとても人懐っこい馬で馬房では手をペロペロなめて甘えていた」
と語っていた通り、本当に大人しくて首を柵から外に伸ばしてもう手が届くところまで
顔を寄せて来たほどです。
見学のマナーとして『馬にさわってはいけません』というのがありましたので
私は悩みました。
が、辺りをキョロキョロ見回して誰も見ていない事を確認すると辛抱たまらず
フウジンの鼻面を撫でてしまいました。(スタッフの方ごめんなさい)
それから何枚もフウジンとの記念写真を撮り、長らく楽しい時間を過ごしましたが、
さすがに新婚旅行でのわがままにも限度があります。
私は名残惜しい気持ちでフウジンにお別れを告げその場をゆっくり、ゆっくりと
離れて行きました。
遠ざかりながら「フウジ~ン、フウジ~ン」と呼びかけると、その度にまるで
嘶く様に首を高く上げ応えてくれるフウジン、本当に会いに行って良かったです。



種牡馬になったフウジンは元気な産駒を多数送り出してくれました。
フウジンの仔を応援する日々は本当に楽しく、たとえ未勝利戦であってもわが子を
見守るような、そんなドキドキを与えてくれたのです。
結局、後継種牡馬を出せなかったのはとても残念ですが
牝馬の孝行娘ファストフレンドが同一年の帝王賞、東京大賞典のダート頂上決戦を
両方勝つという偉業を成し遂げてくれました。
フウジンはもうこの世にはいませんが、フウジンの血を引く仔が走る限り、
私は精一杯の声援を送り続けたいと思います。


『ありがとうアイネスフウジン、
 あの日、府中の2400Mを絶えず先頭で駆け抜けたお前の勇姿を忘れないよ。』

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

いかがでしたでしょうか?
競馬をギャンブルとして見過ぎてしまうと、競走馬がただの「記号」に
なってしまったりします。
当たった、外れた、で十分楽しいという方もいらっしゃるかと思いますが、
やはり競馬は人の夢やロマンを背景に観た方が私は楽しいと思いますし、
その方が長く競馬と歩んでいけると思います。

多くの人の想いを背負って競走馬たちが走っているからこそ、
胸を打つようなドラマが生まれ、思い出として記憶に残っていくわけで
私も改めて初心に帰った気がしました(^^)g

AJCC(展開分析)  担【けん♂】

月曜開催があるのでまだ気が早いですが、AJCCの考察を
始めておきたいと思います。

AJCCコース
※中山2200mのコース図及びAJCC(01年~)のラップ平均
 (02年は東京開催、12年は不良馬場のため除く)

AJCCが行われる中山2200mについて見ておきたいと思います。

スタンド側からスタートするため、最初の直線に上り坂があって
よほど大きく逃げたい馬がいない限り、それほど速いペースになりにくい構造です。

400mほどでそのまま上り坂のカーブに突入。
最初の直線でスピードが上げにくい分、内枠の方が先行馬にとっては
行きやすいことはたしかです。
外枠から前に行くにはかなりスタート直後に押していかねばなりません。
並んだ形になってもコーナーワークで内の馬が相当有利になってくる
という点にも注意したいですね。

中山2200mは外回りのため、おにぎり型の頂点辺りまで
200mほどゆったりとカーブしていって1000m過ぎから下り坂、
向こう正面の直線に入ります。

前半が緩ければ特にここからは緩まないペースになりやすいようです。
先行馬があえて抑えてゆっくり行くこともありますが
基本的にここからは12秒台前半から11秒台後半のラップが並ぶことに
なりやすいですね。
2200mという距離が一気に駆け抜けられる距離ではないので
必ずある程度緩むポイントが出てくるというのも影響が大きいと考えられます。

コーナーは内回りと違って緩いカーブになりますので
勢いを殺さずに直線に行きやすい感じ。
後から3つ目のラップ、コーナー手前から加速が開始されることが多く、
直線入り口では隊列が長めの構造になりやすいレースとなっています。
後半は特に道中のペースが緩みにくいので、後方からまくって行って
4コーナーまでに前に詰めていくのはかなり厳しい
構造となっています。

直線は310mと短く、後方から一気に突き抜けるのは余程末脚があるか
前が消耗して止まる展開のみ。
かなり先行有利な構造および展開になりやすいと考えられます。

上位馬の4コーナー位置取り:AJCC】
    1着→2着→3着
12年  7  4  4(番手)※不良
11年  3  1  7
10年  2  1  6
09年  2  6  3
08年  5  2  5
07年  2  8  6
06年  1  2  5 ※稍重

先行   5  4  1
好位   1  2  5
中段   1  1  1
後方   0  0  0

構造から推察されるとおり、極端に先行有利なレース
後方の馬はほぼ壊滅状態です。
近年を見ても先行、好位で行った馬が毎年馬券に絡んでおり、
中段からの馬は、道中がかなりのハイペースになった07年に
インテレットが2着に届いた(1着とは5馬身差)ほかは
11年に3連覇を狙ったネヴァブションが3着に届いたくらい。
昨年はルーラーシップが7番手から届いていますが、
能力の違いだけでばく、不良馬場への適性もあったのかも。
基本的には好位よりも前の馬だけで決着をしています。

過去20年(東京開催を除く)を見ても10番手以降から届いたのは
・・・03年に3着に入ったアグネススペシャル1頭だけ。
後方からの脚質の馬は極端に割り引いて良さそうです。

中段からの差し馬が台頭したレースのポイントは「先行馬の末脚」。

★98年
1着メジロブライト(8番手)34.5
4着マウンテンストーン(1番手)36.5

★94年
1着マチカネタンホイザ(9番手)34.9
6着ツインターボ(1番手)36.8

先行した馬よりも2秒程度速い末脚が使える場合は、差し決着もありうる・・
そんな感じでしょうか。
逆に言うと前の馬の脚が鈍らないと差し馬は厳しい、ということ。
09年、10年と連覇しているネヴァブションは
4コーナー2番手から09年は35.4、10年は34.7の末脚を使っています。
11年のミヤビランベリもスローペースから35.2の脚を維持。

こうなると時期的に33秒台に突入する末脚は中山では基本的に無理なので
物理的に届かなくなってしまいます(^^;

昨年は不良馬場のため、あまり参考になりませんが、
先行したトーセンレーヴが37.5、ツクバホクトオーが38.2
であったの対し、中段から差したルーラーシップは35.6。
やはりポイントとなる2秒差を達成していました。

想像以上に前有利なレース、と考えていきたいと思います。
先行出来る脚質と騎手の力量を重要視したいところですね。

日経新春杯回顧  担【けん♂】

遅くなってしまいましたが、日経新春杯について振り返って
おきたいと思います。

本命不在の大混戦。実績上位馬も不安定な成績で
一体何を信用したらいいのか・・・という感じのレースになりました。

予想は→ココ

結果は・・・

1着 カポーティスター   2.25.0  上がり34.7
2着 ムスカテール      3/4
3着 トウカイパラダイス
4着×カルドブレッサ
5着○エキストラエンド
6着▲カフナ

10◎ダコール
14△サトノパンサー

※全着順は→ココ

うぅ若い馬に絞って印を打ってこの始末・・・(爆)

ハナを切って行ったのはホッコーガンバ。
大外からトップゾーンが2番手に寄せ、内からトウカイパラダイス。

カポーティスター、オールザットジャズが続き、
ムスカテールも好位の一角で我慢。その後にエキストラエンド。

メイショウカンパクも下げ過ぎず中段をキープ。
サトノパンサー、カフナが続き、カルドブレッサは中段後方。
メイショウウズシオは先行出来ずに後方から。

ダコールも後方から徐々に押し上げていく形になり、
最後方に出遅れたエナージバイオという態勢。

12.5-11.6-11.8-12.2-12.3-12.3-12.5-12.5-12.1-11.9-11.6-11.7
前半1000m 60.4
中盤 400m 24.8
後半1000m 59.8

過去の日経新春杯(06年~)の平均ラップ
12.6-11.0-11.2-12.6-12.7-12.6-12.7-12.6-11.9-11.7-11.9-12.3
前半1000m 60.0
中盤 400m 25.3
後半1000m 60.4

序盤は例年並みの流になりましたが、今年は中盤に緩みがない
締まった流れのまま上り坂を通過。
かなり消耗度の高い前の馬に厳しい展開となりました。

内から抜け出したカポーティスターがトウカイパラダイスを
競り落として独走態勢。
さらにワンテンポ遅れて最内から追いかけたムスカテール、
外を回して追いかけてきたカルドブレッサが一気に迫りますが、
結局内をスムーズに回った馬が優勢。

見事にカポーティスターが重賞初制覇を達成しました。

レース後のコメント
1着 カポーティスター 高倉稜騎手
内枠で、ハンデも軽く、それらの条件を生かす競馬を心がけました。
返し馬でも落ち着いていて今日はいいなと思っていましたし、
レースでは内ラチ沿いをロスなく走り、折り合いもつきました。
以前乗ったときより馬が大人になっていました。
同期の川須くんが昨年かなり勝ちましたので、負けたくないと思っています。
GIIを勝てて嬉しいです


2着 ムスカテール W.ビュイック騎手
向正面あたりまでよかったのですが、3コーナーすぎに
少しかかるようなところがありました。
しかし、作戦としてはよかったと思います。右回りも問題なかったですし、
最後にうまく内が開きましたが、勝った馬とはハンデ差も
ありましたからね。悔しいです


3着 トウカイパラダイス 柴山雄一騎手
スタートがよすぎたせいかハミをとりましたが、
思った通りの位置をとれました。もう一歩なんですけどね……。
しかし、馬は着実によくなっています


5着 エキストラエンド 岩田康誠騎手
スローの流れでヨーイドンの競馬になりました。
そのため、少し脚を余した形になりました。
しかし、去年より歩様がよくなっていましたし、
馬は良化していると思います


8着 メイショウカンパク 蛯名正義騎手
道中モタついたところがあり、その間に前が狭くなって
外へ出しました。ジリジリといった感じでビュッと来なかったです。
馬の雰囲気はよかったのですが、やはりハンデを背負って
いたからでしょうか


9着 ホッコーガンバ 国分優作騎手
ハナに行ってどれだけやれるかというレースでした。
4コーナーでもう少し待つことができればもう少し粘れたかと思います。
逃げれば折り合いのつく馬ですし、これからトモも
よくなってくると思うので、これから先を楽しみにしたいと思います


10着 ダコール 福永祐一騎手
レースの流れが落ち着いたのが一番ですね。
それに内枠の馬で決まる馬場で、こちらは外枠でしたから、
今日はすべてが向かなかったです。状態がよかっただけに残念です


12着 オールザットジャズ 浜中俊騎手
枠順の差ですね。位置取りが後ろになりましたし、
途中からポジションを上げて行ったのですが、
今日はこの馬の競馬ができませんでした


結局、1、2着馬は前走でしっかりと好走している馬で
決まっていたわけで、このレースに関しては前走の結果で
絞り込むのが一番シンプルなのかもしれません。

年齢に関しても4、5歳馬で1、2着。
馬格もある程度大型馬優勢、ということで
例年の傾向を踏襲しています。

1000万下を勝ったばかりの馬が重賞制覇というのは
正直、残念な面もあるわけですが・・・まぁこれから
活躍していってくれれば問題なし。飛躍していって
くれることに期待したいと思います。

うーん、グリーンベルトが出現して、内優勢ということを
もっと意識すべきでしたね。
やはりバタバタしているときには見落としも多いなぁ・・・
言い訳すんな!オラァ(p゚ロ゚)==p)`д)グハッ

思い出の名馬(アイネスフウジンpart2) 担【temporalis】

アイネスフウジン物語 ~クラシックの舞台へ~

こうして中野栄治&アイネスフウジンのコンビは結成され始動しました。
中野騎手が初めてフウジンに跨った時の印象は
『前輪のパンクした自転車に乗ってるたい』だったそうです。
柔らかくバネのある体ではありましたが、まだ前がゴツゴツしていて
トモの強烈な蹴っぱりをしっかり前脚で受け止める事が出来なかったのです。
更に引っ掛かる気性の上、首をグッと下げて走る走法だったため
中野騎手が乗る以前、調教中に2回前のめりに転んだそうで初めの頃は
相当用心して乗っていました。
フウジンは新馬2戦(当時は新馬戦に2回出走出来ました)を連続2着に敗れましたが、
そんな状態であった事もあって陣営に焦りは全くありませんでした。
「能力があるのは分かっていたので雰囲気を分かってくれればいい」
と中野騎手もそっと回ってくるくらいの気持ちで乗ったそうです。
そして続く3戦目の未勝利戦で余裕の逃げ切り勝ちを決めると続く4戦目に選んだのは
何とGⅠ朝日杯3歳S(現朝日杯フューチュリティーS)でした。


私とアイネスフウジンの出会いはこのレースからでした。
当時はインターネットやグリーンチャンネルも無く、広島に住む私が関東馬の
新馬戦や未勝利戦を目にする機会は無かったのです。
もともと競馬を始めて最初に好きになった馬がシーホーク産駒の
スダホークだった事もあり私はシーホーク産駒贔屓で、果たしてこの1勝馬が
どこまでやれるのか、注目してテレビの前に座りました。
フウジンのスタートはそこそこで、まずは好位につけました。
逃げたのは牝馬のサクラサエズリ、芝に変わった3戦目から怒涛の3連勝で
全て逃げ切り勝ち、前走の京成杯3歳S(GⅡ)では牡馬を蹴散らしており、
このレースも1番人気に推されています。
《さすがに速いな》、そう思って見ているとガーッとサクラサエズリの直後まで
追いついて来た馬が・・・アイネスフウジンです!
かなりのハイペースで飛ばす2頭はどんどん3番手以下を引き離していきます、
1000M通過は何と56秒9! 尋常なペースではありません。
《これは潰れる》誰もがそう思いました。
ところが4角を回って直線を向いても2頭と後続の差は一向に詰まりません、
あまりのハイペースに後続も脚を使わされ追いつけないのです。
馬体を合わせてビッシリ競い合うサエズリとフウジン、まさに意地と意地との
ぶつかり合いです。
しかしゴール前の急坂でグイと抜け出したのは1勝馬アイネスフウジン、
最後は2馬身半もの差をつけてゴール板を駆け抜けました。
掲示された勝ちタイムは何と 1分34秒4!
あの《不滅の記録》とさえ言われたマルゼンスキーのスーパーレコードに
13年の時を経て遂に並ぶ馬が現れたのです。
「何だこの馬は、こんなレース見たことないぞ」
私は興奮を抑え切れませんでした。
この日から寝ても醒めてもアイネスフウジンの日々がスタートしたのであります。

そして北海道のとある病院の病室でこのレースを熱い想いで観戦していた親子が
ありました、中村吉兵衛さんと幸蔵さんです。
吉兵衛さんはこの時すでに92歳でかなり衰弱した状況でした、それだけに
このテスコパールの仔の晴れ舞台を心から楽しみにしていたのです。
あのテスコパールの仔がGⅠを勝ってくれた、こんなに嬉しいことはありません。
レースからわずか13日後、吉兵衛さんはテスコパールから貰った最高の贈り物を胸に
天国へと旅立ちました、満ち足りた安らかな顔で。



一躍3歳王者となったフウジンですが陣営は年明け初戦に共同通信杯4歳S
(現3歳S)を選択しました。
初の1800M戦でしたが単勝1.7倍の圧倒的な1番人気、フウジンはすでに
受けて立つ側に立場を変えていたのです。
ここは相手関係からも負けられない一戦、果たしてフウジンがどんなレースを
見せてくれるのか、私は固唾を呑んで見守りました。
スタートは決して良くなかったフウジンでしたが、スピードの違いで先頭を奪うと
その後は精密機械のように正確な平均ラップを刻み余裕綽々で直線へ。
後続が差を詰めて来ても慌てず騒がず、手綱は抑えたままです。
そして後続と横一線になった坂上で中野騎手のゴーサインが出ると
一気に加速するフウジン、ゴールでは2着馬に3馬身もの差をつけていました。
《この馬でダービーを勝てる》
私はこの時点で確信めいたものを感じました。
ダービーと同じ東京競馬場という事で私には中野騎手がダービーの予行演習を
したように見えたのです。
勝ちタイムこそ1分49秒5と平凡でしたが、このレースでフウジンが刻んだラップは
12.7-11.4-12.0-12.8-12.2-12.2-12.2-11.9-12.1
9ハロンなので前後半を真ん中で分ける事はできませんが、
前半3Fが36.1、4Fが48.9で上がり3Fが36.2、4Fが48.4ですからいかにこの馬が
正確なラップを刻んでいるか分かると思います。
フウジンは元来、体よりも気持ちが前へ前へ行ってしまうタイプの馬で、
前走の朝日杯なんかはその気性が前面に出た典型と言えるでしょう。
そんなフウジンがこのような落ち着いたレースが出来たのは大収穫だったのです。


《今年のクラシックはアイネスフウジンを中心に展開する》


朝日杯に続いて共同通信杯も制したフウジンの評価は確固たるものに
なりつつありました。
しかし次走の皐月賞トライアル弥生賞で様相は一変します。
この日の馬場状態は前夜までの雨で不良馬場、馬の脚がくるぶしまで埋まるような
過酷な状態でした。
それでもアイネスフウジンは単勝1.9倍の圧倒的1番人気、ファンは(もちろん私も)
その勝利を信じて疑わなかったのです。
そしていよいよレースがスタート、そこで私は驚くべき光景を目にしました。
14頭立ての8番枠から飛び出したフウジンが何と大外目がけて
切れ出して行くではありませんか!
「おいおい、大外を通って逃げるなんて聞いた事ないぞ、大丈夫か?」
フウジンはハナに立って後続を離して行くのですが大外を回っているために、
コーナーになると内を回る馬達に差を詰められ、また直線に向くと離し、
またコーナーが来ると差が無くなり、と見ている方は気が気ではありませんでした。
そしていよいよ直線へ向きますが、コーナーで差を詰められた分すぐに
後続と横並びに。
「さあ、突き放せ!」
私は心の中で叫びましたが、一向に抜け出してこないフウジン。
代わりに馬群の中から勢い良く抜けて来たのは、売り出し中の若手ジョッキー
横山典弘騎手が操るメジロライアンです。
結局フウジンはツルマルミマタオー、ホワイトストーンにも遅れをとって
4着に沈んのです。
しかし私はがっかりはしませんでした。
何故なら中野騎手が直線でフウジンにムチを入れず、周りをキョロキョロとまるで
様子を伺うように見ていたのを確認していたからです。


「外を回らせて下さい」


レース前に中野騎手は加藤調教師にそう願い出ていました。
「あの泥々の馬場で道の悪いところを通ったら馬に悪い印象がついて後々まで
影響してしまう、馬に変な癖をつけたくなかったから」
中野騎手はその思いから勝負を度返しして先を見据えた騎乗をしたのです。
確かに馬券を買っていたファンからすればそれは許せない行為だったかも知れません、
しかしそれを承知で馬の将来を考え、最善の選択をした男の決断に私は拍手を
送りたいと思います。



いよいよクラシック第一弾、皐月賞を迎えました。
アイネスフウジン陣営は堂々の《レコードⅤ》宣言、それだけこの日のフウジンは
最高の状態に仕上がっていたのです。
中野騎手は弥生賞では敗れたものの、ずっと大外を回って4着に踏ん張った内容から、
『弥生賞組にはまず負けない』という自信がありました。
ただ一頭だけ、5連勝で重賞きさらぎ賞を勝って来た関西馬、ハクタイセイだけには
未知の怖さがあったといいます。
ハクタイセイの鞍上には南井克己騎手、実はこのハクタイセイには
過去9戦中8戦までも須貝尚介騎手が騎乗していたのですが
(もちろん、きさらぎ賞も)、GⅠという大舞台を考えて1戦しか騎乗していなかった
南井騎手に手綱は託されたのです。
人気の方は、まだかろうじてアイネスフウジンが1番人気を守っていましたが、
単勝4.1倍とやはり弥生賞の敗戦から以前のような絶対的な信頼は無くなっていました。
続く2番人気がフウジンを破っているメジロライアンで5.0倍、
5連勝のハクタイセイが5.6倍と僅差の3番人気で続きました。

私は手に汗を握り過ぎて何度もズボンで拭きながらその時を待っていました。
そして緊張のスタート、・・・しかし、その瞬間思わぬアクシデントが!
1枠2番を引き一気に先頭に立つかと思われたフウジンに
隣の2枠3番ホワイトストーンがヨレてまともにぶつかって来たのです。
「うわっ!」思わず声が出る私。
フウジンは大きな馬なのでぶつかって来たホワイトストーンの方が
逆に吹っ飛ばされた形でしたが、中野騎手はバランスを崩し
後手を踏んでしまいました。
その隙に先手を取ったのは最低人気のフタバアサカゼ、玉砕覚悟の逃げに
フウジンは止む無く2番手まで追い上げたところで折り合う作戦に。
幸いフウジンは掛かる様子も無くスムーズな走りで追走していきます。
3コーナーでは楽に先頭に並びかけ、4コーナーでは息の上がった
フタバアサカゼが後退しいよいよ先頭に踊り出ました!
直線へ向いてもフウジンの脚色に衰えは無く後続を徐々に引き離して行きます。

「よし、勝てるぞ!」

そう思った直後、馬群の中から迫ってくる白い馬体が目に入りました。
ハクタイセイです。

「頑張れフウジン、もうちょっとだ!」

しかし根性では定評のあるハクタイセイが一完歩毎に差を詰めて、
遂にゴール寸前で馬体を合わせます。
そして無情にもハクタイセイが首だけグイと抜け出たところがゴールでした。

「あ~  差されたか ~ 」

着差が着差だっただけに、私はもう悔しくて悔しくて仕方がありませんでした。
スタートさえまともなら・・・・
フウジンを応援した誰もがそう思ったに違いありません。
勝ちタイムも2分2秒2とシンボリルドルフの持つレコード2分1秒1には程遠いもので、
スタートのアクシデントでフウジンのスピードをフルに生かせなかったのが
悔やまれます。
ただ、それでもフウジンが一度は勝ちパターンに持ち込んだのは絶好調だった証で、
この距離でのハクタイセイという馬の強さも大いに賞賛されるべきでしょう。
因みにこのハクタイセイの曾祖母ミスフォールは中村牧場の生産馬でフウジンの
4代母ユキツキとは姉妹、中村親子にとっては悔しさの中にもちょっぴり
嬉しさもある複雑な敗戦だったようです。

→最終章「ダービー、そして未来へ

思い出の名馬(アイネスフウジンpart1)  担【temporalis】

ともすれば、馬券の収支だとかデータだとか、味気ない数字
並べることになってしまいがちな競馬ブログが多い中、
のるかそるか ~思い入れ競馬~」というブログで管理者のtemporalisさんは
GⅠや重賞に出走する馬達とまったく分け隔てなく、
未勝利戦や条件戦で苦戦を続ける馬にも暖かい視線を送り、
競馬のロマンを語り続けて来られました。

少しでも前進があれば、手を叩いて褒めてあげ、力及ばず敗れてしまっても
次に頑張ればいい、期待しているよ!とエールを送る・・・
どんな馬でもtemporalisさんにかかればまさにドラマの主人公と化すわけで
記事を読ませて頂くと、頑張れ!と一緒に応援をしたくなってきたものです。

熱い応援記事だけでなく、日本や海外の名馬たちへの造詣も深く、
シアトルスルーやサンデーサイレンスの現役時代や
マルゼンスキー、アイネスフウジンなど時代を代表する馬についても
馬への愛情一杯に膨大な知識に裏打ちされた素晴らしい名文で綴られていました。

残念ながら事情により「のるかそるか ~思い入れ競馬~」が
閉鎖されてからすでに3年が経過。
あの名文を今や読み返す術もなくなってしまったわけですが、
このたび、私の勝手な要望を快く受け入れて下さり、
寄稿という形で改めて筆を執ってくれることになりました(^^)g

第一弾は「アイネスフウジン

temporalisさんの競馬の原点とも言える思い出の名馬の物語です。
私も読者の1人として、楽しませて頂きたいと思います♪

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

『思い出の名馬』第一弾はアイネスフウジン。
 これは私が最も愛したサラブレッドの物語です。

アイネスフウジン物語 ~名馬の誕生、運命の出会い~

「どうせダメなんなら、うちに連れて帰ってしまおう」


中村吉兵衛、幸蔵親子はそう決めました。

牧場期待のテスコパールが原因不明の下痢にかかったのは2歳(現1歳)の春の事、
色々な獣医さんに診てもらいましたが一向に良くならず痩せて行く一方で、
遂には診療センターへ入院することになりました。
しかし入院後も症状は悪化の一途で、顔にビッシリとたかったハエを振り払う力も
無くなったテスコパールが可哀想でならず連れて帰る決心をしたのです。
中村親子は獣医さんから止められていた水を飲ませ、青草を食べさせました。
生水は与えられなかったため、水は一度沸騰させたものを冷まして飲ませました、
当時は電気温水器も無く夜通し火を絶やさなかったそうです。
そして消化の良い固形飼料を水に浸してから柔らかくして与え、卵も1日1個から
徐々に慣らし、最終的には10個ずつ食べさせました。
薬も人間に良いといわれるものは全部試しました、富山の生薬を買ってきて
飲ませたり、薬屋さんにある分全部買い占めたりと献身的な看病は続きました。。
するとどうでしょう、獣医さんからもさじを投げられていたテスコパールの容態が
少しずつ回復していったではありませんか、そして遂に4歳(現3歳)の春、
繁殖が可能なまでに元気を取り戻したのです。
中村牧場は以前、菊花賞馬アサカオーを生産した事で知られていましたが、
その後は全く活躍馬が出ず経営も厳しくなっていました。
そんな時、当時の人気種牡馬テスコボーイの種付け権の抽選に当たり、
生まれたのがテスコパールでした。
ちょうどトウショウボーイがクラシックを賑わせた時期でもあり、
テスコパールへの期待は相当なものだったのです。
それが競争馬としてデビューする前に不治の病にかかってしまったわけですから、
中村牧場の落胆の大きさは計り知れません。
しかし、親子の愛は1頭の牝馬の命を死の淵から救い出したのです。
そしてその馬が7番目に産み落とした牡馬こそ後のダービー馬アイネスフウジン、
『テスコパールの恩返し』の物語の始まりです。



「この馬が走らないようならテスコパールの将来も知れたものだ」

そう思うほどフウジンは良い馬だったと言います。
実はテスコパールの父は本来ならばシーホークになる予定でした、それが前記の
テスコボーイの種付け権を得た為に急遽変更になったのです。
こうして超一流のスピード系の血が入ったテスコパールにスタミナ系の
シーホークを改めて付けた事でスピードとスタミナを兼ね備えた素質馬が誕生した
というのも運命の流れを感じますね。
そしてこの馬を一目見て気に入ったのが加藤修甫調教師、新進馬主の小林正明さん
を介して自厩舎に入厩させる運びとなりました。
競争名はアイネスフウジンに決定、小林さんの冠名アイネスには 
I(=私、愛)+NEST(巣作る)、即ち「愛を育む」という意味が込められており、
まさにこの馬にピッタリの素晴らしい名前ではありませんか。


そして美浦に入厩したフウジンはたちまち評判になり「東のクラシック候補」
との呼び声がかかるようになりました。
そんなフウジンにもう一つの大きな出会いが・・・・
それは夏競馬真っ盛りの静かな美浦トレーニングセンターでの事でした。
そこにぼんやり佇んでいたのは本来なら新潟競馬場で騎乗していなければ
ならない筈の中野栄治騎手、もう36歳のベテランとなっていた彼は
年々勝ち星が減り前年はたったの9勝とその成績は落ち込む一方でした。
当然騎乗依頼も減っていき、半ば自暴自棄になった中野騎手はヤケ酒を飲む日々が
続きました。
遂には体重が60キロ近くまで増えてしまって騎手としての信頼を失いかねない
状況になっていたのです。
そんな中、追い討ちをかけるように自分の不注意でバスとの接触事故を
起こしてしまいます。
完全に見離されてしまい乗る馬が無くなった彼は、開催中にもかかわらず
美浦トレセンに帰って来ていたというわけです。


「ダービーを勝てる馬に乗ってみないか」


そんな中野騎手にこう声をかけた男がいました、加藤修甫調教師です。
何という男気でしょう、ダービーを勝つなんていう事は全てのホースマンにとって
夢であり、それを獲る可能性を持つ馬を管理するチャンスはそうそう
廻ってくるものではありません。
そんな馬をローカル競馬でさえ乗る馬が1頭も無く、このまま引退しても
おかしくない騎手に任せようというのです。
実は加藤調教師には3年前にもアサヒエンペラーという大器と言われた
管理馬がいました。
その馬を任せたのがまだ経験の浅い若手の中舘英二騎手、周囲からは当然のように
経験のある一流騎手への乗り替わりを望む声が上がりました。
しかし加藤教師はガンとして受け付けず、中舘騎手を乗せ続けました。
結局アサヒエンペラーは皐月賞、ダービーともに3着に敗れクラシックの栄冠を
手にする事は出来ませんでしたが、それはアサヒエンペラーが慢性的に抱える
脚部不安の為であり中舘騎手の騎乗を責めるような事は一切しなかったのです。
そして今回の中野騎手ですから周囲からの批判が相当なものになるのは
容易に想像がつきました。
が、しかし、加藤調教師には分かっていたのです、中野騎手がアイネスフウジンを
任せるに値する騎手だという事を。
実際、中野騎手の騎乗フォームの美しさは日本人離れしており、もっと、もっと
勝てていても不思議ない技術を持っていました。
ただ、何の世界でもそうですが優れた才能、技術を持っている人でも必ず
成功するとは限りません、色々な廻り合わせ、きっかけ、運が左右するのです。
加藤調教師は『馬と共に人間も育てなければならない』という信念を持っており、
アイネスフウジンと共にくすぶる中野騎手の才能も開花させようと心に決めたのです。
この時、地に落ちかけていた中野騎手の運命は大きく方向を変え動き始めました。

→第2章「クラシックの舞台へ

タイミングはバッチリ・・・だけど   担【けん♂】

実家への帰省&諸事情による要件を済ませ、大阪に戻ってきました。

日曜の晩に仕事が入っているので、当初の予定では
日曜の昼くらいに静岡を出ることになっていましたが、
ちょっと繰り上げて、土曜の夕方に静岡を出ることに変更。

あまり運転が得意でない私は、普段はめっちゃ安全運転なんですが、
今回はなぜか気が急いて通常の2割マシくらいでぶっ飛ばし気味で
帰ってきました。

「なんでそんなにスピード上げるの?!もっとゆっくり走ったらいいじゃない」

と相方に忠告されましたが、なぜか急がなければいけない気分だったんですよね・・。

途中のパーキングに車を止めて車内で何時間か仮眠をとって行こうか、
という提案も却下

今回の帰省では状況的に相方にかなり負担が掛かっていたので
肉体的にも精神的にも相当しんどかったはず。
車の中で休むくらいなら、早く帰り着いてゆっくりと休んで貰いたい、
という思いもあったのですが、ちょっと悪いことをしてしまいました(>_<)

相方が助手席でぐったりと眠っている間になんとか無事に大阪に到着。

最後に事故ったりしないよう慎重に駐車場に止めた、その瞬間に
職場から携帯に連絡が・・・

電『今どの辺り?』

私「ちょうど駐車場に車を入れたとこ」

電『おー!タイミング良かった!風邪で一人倒れてもうて・・・今から出れる?』

私「お、おぉ・・・了解。ほな荷物片づけたら向かうわ」

うーん、虫の知らせってあるんですね~。
急いで帰ってきて正解でした(^^;

・・・さぁ昼まで頑張ろう、と(爆)

※さすがに300km運転のあとに徹夜仕事は眠いっす(>_<)
 ついでに今回は皮膚科で貰っている薬を持っていき忘れたので
 蕁麻疹が再発して全身が痒くてたまらない・・・(涙)
 やっぱり根本から治さないとダメですね。

日経新春杯最終予想   担【けん♂】

少し早いですが日経新春杯(京都2400m)についてまとめていきたいと思います。

例年に比べて低調なメンバー。
安定して力を発揮出来る上位馬が見当たらないだけに
あまり煮詰めても仕方ない印象です。
ちょっと当て物くさい感じではありますが、そういうのもまた競馬。
肩の力を抜いて楽しんでみたいと思います(^^)g

これまでの考察
展開分析→ココ
体重別実績→ココ
年齢別実績→ココ
好走条件について→ココ
各馬分析1→ココ
各馬分析2→ココ
各馬分析3→ココ
過去の勝ち馬の馬体→ココ
馬体について→ココ
斤量と人気の関係について→ココ
好走馬の条件について→ココ
末脚分析→ココ
脚質マップ→ココ
斤量負担分析→ココ
まとめの前に雑感→ココ

キーワードは年齢なのか、騎手なのか、それとも京都適性なのか
距離適性なのか、はたまた調子なのか・・・

今回の予想
◎ダコール
○エキストラエンド
▲カフナ
△サトノパンサー
×カルドブレッサ

京都適性、末脚の安定感、切れ、年齢、騎手、血統、斤走の出来など
割引きが最も少ないダコールに◎。
少し馬体に余裕があるように見えた点が気になりますが、
馬格がないタイプだけに、少しくらいは馬体増が欲しいくらい。
万が一のマイナス体重で出てきたら少し評価を下げますが
今回のメンバーの中では抜けているような・・・

エキストラエンドは安定して末脚を発揮できていますが、
成績が伴っていません(爆)
前走の内容が悪かった点が悩ましいところですが、
岩田騎手ならば届かない位置で競馬をすることはなさそう。
京都新聞杯のときと同じコンビで好走を再現して
貰いたいですね。

カフナの鼻出血は外傷性のものだったということで、
大きな影響を残すことはなさそう。
安定して結果を出している馬で、ルメール騎手の手腕込みで
一気に格上挑戦で結果に繋げてくれることに期待・

サトノパンサーの朝日CC6着は勝ち馬に0.2秒差という
惜しい内容。京都外回りでも好走しており、昨秋からの出来を
考えるとここでも通用しても不思議はなさそうです。

カルドブレッサは大きく崩れることなく好走を続けています。
昨秋に大きく馬体を増やしてさらに良化している印象で
今回は斤量ハンデを活かせれば上位を狙えそう。
テン乗りの幸騎手に乗り代わっているのが気になりますが・・・(爆)
仕掛けどころでミスらなければ・・・。

今日はこれから一日外出。
さらに夜半には大阪に戻りますので、修正、追加考察などがあれば
かなり遅くなりそうですm(_ _)m
ではまた大阪で♪

日経新春杯(まとめの前に雑感)  担【けん♂】

今週は諸事情により静岡に帰ってきており、パソコンの前に座る時間も
限られているので、正直あまり競馬に集中出来ていません(>_<)

日経新春杯(京都2400m)についてまとめる前に、ちょっと
頭を整理しておきたいと思います。

ひとまず・・・今回はここ2年と比べても残念ながら
かなり低レベルな争いになりそう。
そもそも昨年だって「あまり信用出来ない」という感じのメンバー構成
だったわけで、今年はさらに輪をかけて「まったく信用出来ない
という感じになっています。

上位人気馬でも疑ってかかるの必要がありそう。
ちなみに斤量面からの判定では、過去に同じくらいのメンバーだったときは
1番人気は全て吹っ飛んでいます(爆)

過去の傾向では年齢は4歳、5歳が圧倒的に優勢。
メンバーの質にも左右されるので微妙ですが、6歳馬のメイショウカンパク、
トウカイパラダイス、ロードオブザリング
は割引きが必要だと思われます。

馬格はバランスが取れた馬が優勢。
実質斤量負担的には大型過ぎたり、逆に軽ハンデの馬は割引。
オールザットジャズは危険水域に入ってしまっています。

直近の出来(成績)も重要。
前走がGⅠ以外で凡走しているようでは厳しくなっています。
トウカイパラダイス、メイショウウズシオ、ホッコーガンバ、
ロードオブザリング、エナージバイオ、エキストラエンド、
トップゾーン
は・・・厳しそう。
サトノパンサーの前走は極端に差のない6着ということで一応及第点。

上位に入った馬は基本的に末脚を発揮している馬(&逃げ馬)
ただ、どの馬が脚を使えるかは走ってみないとわかりません(^^;
一応、切れと安定感を兼ね備えているダコールが最有力候補。
あとは切れはあっても滅多に発揮出来ない馬、
逆に安定して脚は使えるけれどなかなか届かない馬、の中から
良さそうな馬を探してみたいですね。

POG馬出走!(デビュー!)  担【けん♂】

わくわくドキドキPOG
新年早々デビューしたエアデジャヴーの仔、キネオウィンはなんと1番人気を
背負っての出走となりましたが、馬群の中で何も出来ずに11着と大敗。
500kgを超える大型馬なので、初戦からという感じではなかったのかも
しれません(自分で自分を慰めているようですが:爆)
まぁまだこれからレースを覚えての変わり身があっても良さそう。
次走に期待したいと思います。

今週もまた新たに1頭がデビュー・

・新馬戦(中山1600m)  ドリームワン  三浦

ドリームワン】牡 ゼンノロブロイ×(ノーザンテースト)

母はエアシャロン。
全姉の仔には京都記念を制したエモシオンがおり、半妹からはデリキットピースが
出ています。

半兄のエアピエールは佐賀記念を制しており、アグネスマクシマムは4勝、
バンドゥロンシャンは3勝。SS系との相性も良さそうです。

・・・まぁ下位指名(14位)の馬なので、正直そこまで考えて
選んだわけではないんですが(爆)4月生まれと誕生月にも問題なく、
社台Fの生産馬で血統的にも期待出来そう・・・だと思っています(^^)g

なぜか美浦所属の私の指名馬には三浦騎手が乗ることが多いのですが(爆)
あとから「勝ちにいけば良かった」などという世迷い言を聞かされたことも
あって・・・個人的には特にPOGでは乗って欲しくない騎手の一人。

もちろん最終的には馬の能力ではありますが、せめてなんとか
馬の力を精一杯活かすような騎乗をお願いしたいものです。


今週デビュー予定だったローズキングダムの半妹ドリーミートーツ
フレグモーネを発症し、デビュー延期。
どうやら20日になる模様です。

うーん、しばらくは毎週新馬戦を楽しめるかも?!
なんとか勝ち上がって、クラシックに向けて頑張っていく馬の登場に
期待したいものですね(^^)g

日経新春杯(斤量負担分析)   担【けん♂】

日経新春杯(京都2400m)について見ていきたいと思います。

実質斤量負担:日経新春杯
日経新春杯斤量負担

基本的には480~500kg辺りのバランスが取れた馬が好走しやすい
傾向が出ていますが、軽い方でも460kg辺りまでは問題ありません。

ここ数年は平均体重が490kgを超えていましたが・・・
今年の出走馬の平均体重(前走ベース)は482kgと例年より
10kgほども軽く、小柄な馬が多い年となっています。

平均体重が軽いことで小型馬の好走率は上昇している、と考えて良さそう。

実質斤量負担では12.0%が好走の上限となっていますが、
今回引っかかるのは・・・オールザットジャズくらい。

ダコールはプラス体重で出て来れたら問題なさそうですが、
あまり馬体を落としてくるようだと要注意。
当日の増減に注目しておきたいところです。

11.5~12.0%の辺りが好走ゾーン
あまり斤量が軽すぎる(実績不足)もしくは馬格があり過ぎるのも
マイナス材料になります。

結局、今回の出走馬の平均斤量は54.0となりました。

ここ数年と比較してもガクッとレベルが落ちており
上位人気馬、実績上位馬でもまったく信用出来ません

・・・というかどんな人気になるのかも読みにくいですね(^^;

信用出来る馬がいない、というつもりで少し振り回し気味に
考えてみたいと思います。

日経新春杯(脚質マップ)   担当【けん♂】

日経新春杯(京都2400m)出走馬の脚質について、もう少し
見てみたいと思います。

前回のデータを元に

・3番目以内の末脚を発揮したときに3着以内に入っている率(効果率)
・3番目以内の末脚を発揮する率(安定度)


をとって、分布図(脚質マップ)を作ってみました。

脚質マップ:日経新春杯
日経新春杯マップ

・第1象限:安定して末脚を使えるが、なかなか前に届かない
・第2象限:安定して末脚を使え、しっかりと前に届いている
・第3象限:滅多に末脚が使えない上になかなか前に届かない
・第4象限:末脚を発揮したときには前に届くが、滅多に使えない

圧倒的に評価が高いのは・・・ダコール
第2象限に入っている馬がこの馬しかいないだけに(爆)
どうしようもありませんが(^^;数値自体も高く、期待出来そうです。

あとは・・・評価が難しいところ。

第1象限の馬は末脚を発揮しても届かないタイプ。
要は位置取り、仕掛けどころ次第という感じでしょうか。
中では効果率が高めなナムラオウドウ、メイショウカンパク辺りが一応上位評価。
カルドブレッサ、サトノパンサーが続く感じ。
エキストラエンドは切れがある割には・・・かなり不安定過ぎるかも。

第4象限の馬は切れさえ発揮出来れば・・・というタイプ。
こちらは調子やコース適性に左右される感じでしょうか。
オールザットジャズは愛知杯3着と復調している点を評価したいところ。
カポーティスターも前走で勝っている点は評価出来ますが、間があいた点、
末脚を使えていたのはデビュー当時だったことを考えると疑問。

第3象限の馬は・・・末脚を使えるかどうか不安がある上に
発揮しても届かないことが多い、という評価しにくいタイプ。

実績上位のムスカテールが入ってしまっていますが、
昨夏辺りから馬が変わってきている印象なので、直近の評価としては
もう少しマシだと考えた方が良さそう。

同じくカフナも以前とは馬が変わっているので要注意。
ただし、鼻出血からの復帰だけに不安も大きいのはたしかだと思われます。

日経新春杯(末脚分析)   担【けん♂】

諸事情で外出している時間が長く、なかなか時間が取れないので、
滞り気味ですが考察を続けておきたいと思います。

日経新春杯(京都2400m)は末脚が重要・・・ということで
出走馬のこれまでのレースから脚質を見ていきたいと思います。

これまで出走した芝レースについて、
・複勝圏に入ったレースの回数
・複勝圏に入ったときに上がり3ハロンが3番目以内だった回数(関係度)
・出走回数
・出走したレースの中で上がり3ハロンが3番目以内だった回数(安定度)


さらに
・京都外回りコースでの複勝率、掲示板率(京都外回り適性)
・出走全体の複勝率


を一覧にしてみました。

脚質分析:日経新春杯
日経新春杯末脚


複勝圏内に入ったレースで3番目以内の末脚がしっかり使えているか、
という関係度は、その馬の脚質を示しています。
この率が低い馬は「粘り込む脚質」・・・展開や位置取りで上位に
来ているタイプ
だと考えられます。

逆にこの率が高い馬は末脚を使って上位に食い込むレースをしている、
ということを示します。

エキストラエンド、ナムラオウドウ、サトノパンサーが上位に入ったときには
必ず良い末脚を発揮していた、ということ。

関係度に関してはおよそ80%を超えていれば十分に評価して良さそうです。


出走回数全体の中で末脚が使えているかどうかは、末脚の安定度を示しています。
もちろん、先行馬は末脚を使えている率が低いのが当然なので
高い低い、は脚質自体に関わってくるわけですが、
安定して末脚が使えるタイプかどうかという目安には使えそうです。

こちらでもエキストラエンドの安定度は優秀。
エナージバイオ、ダコールも十分に高い数字だと見て良さそうです。

およそ60%を超えていればひとまず評価出来そう。

青で囲った馬は安定して末脚を発揮出来ており、さらに末脚の能力で
上位に食い込んできたタイプ。今回のレースへの適性には期待出来そうです。


京都外回りコースへの適性については、出走回数が影響するので
単純に横比較は出来ませんが、少ない経験しかなくても
好走していれば侮れない
ことは昨年マカニビスティーが証明しているので
一応参考に考えておきたいところかと。

出走回数1回のカポーティスター、2回のエキストラエンドも
一応適性は評価出来ますが、4走して全て複勝圏という
ダコールが最上位評価になりそう。

ロードオブザリングはなんと10走して全て掲示板と頑張っていますが
複勝圏に入ったのは6回・・・適性は高いけれど不足あり、という
感じになっています。

ムスカテールは2走しかしていませんが複勝圏1回、掲示板1回。
右回りは苦手と言われていますが、ひとまず問題ないと見て良さそうです。