台風接近により阪神競馬場の開催は月曜に延期。
うーん、出張馬房に閉じ込められた関東馬には厳しい状況になりそうですね。
一方、中山競馬場は好天を維持。良馬場でスプリンターズSが行われました。
海外から3頭の刺客が来日し、国内のトップクラスが集結。
果たして結果は・・・
予想は→ココ
結果は・・・
1着△ロードカナロア 1.06.7 上がり33.4 レコード
2着◎カレンチャン 3/4
3着 ドリームバレンチノ
8着×パドトロワ
10▲リトルブリッジ
16○ダッシャーゴーゴー
※全着順は→ココ
ズラッと並んだスタート。
最内のマジンプロスパーが僅かに先頭に立ち、続いてパドトロワ。
ダッシャーゴーゴー、エーシンヴァーゴウがその後ろに続き、
香港のリトルブリッジは好位の内に入れての追走。
カレンチャンは中段につけ、内にドリームバレンチノ。
少し離れて後方の前にロードカナロア、エピセアローム。
スタートで前につけに行くかと思いましたが、待機策に出てきましたね。
12.0-10.1-10.6-11.2-11.3-11.5
前半600m 32.7
後半600m 34.0
前半600mは北九州記念かと思わせる超ハイペース。
前が競り合う形になったことでペースが落とせなかったのでしょうか。
先行勢はまったく脚をためる余地のないまま直線へ。
外から被せてパドトロワが先頭に立ち、その後ろにエーシンヴァーゴウ、
ダッシャーゴーゴー。内が少しゴチャついた感じになりましたが、
ダッシャーゴーゴーは途中で追うのを止めて一気に後退・・・。
外を回してカレンチャン、ワンテンポ遅れてロードカナロアも進出。
挟まれる形になったキャプテンオブヴィアスが立ち上がる感じになって失速。
外に出す隙を窺っていたリトルブリッジも外から被せられる形になり、
行き場を失い、2頭をやり過ごしたあとで横に出し直しての追い出しに
なってしまいました。慣れない競馬場というのもあったかと思いますが、
元々エンジンの掛かりが微妙に遅く、急加速が効くタイプではない印象。
この馬にとっては最悪の展開になってしまいました。
先に抜け出したカレンチャンを追い詰め、追い越して
ロードカナロアがゴールイン!
大外枠にも動じず、しっかりと脚をためるレースに徹した
岩田騎手の好判断が見事に結果に繋がった印象です(^^)g
3着は復活のドリームバレンチノ。
最内から馬群に突っ込む形になりましたが、ゴチャついた内の
ギリギリ外に割り込む形でスムーズに抜けてきた松山騎手の手腕も
素晴らしかったと思います。
馬体が良化しており、本来の力が出せたという感じでしょうか。
上位2頭との差は着差以上に大きい感じですが、
重賞クラスならば今後もまだまだ活躍が期待出来そうです。
★レース後のコメント
1着 ロードカナロア 岩田康誠騎手
「強い馬が強いレースをして勝てたということです。前回は暑さと馬への過信があって
脚が上がってしまいましたが、前回の失敗をしないように心がけて乗りました。
今日はカレンチャンだけを見ながらレースをしました。スプリンターズSを
勝つことが自分の使命だと思っていたので、それを果たせてよかったです」
安田隆行調教師のコメント
「前走は函館スプリントSから3ヶ月のブランクがあり、直線でモタモタしていました。
そのレースを使って体調がグーンとアップしたので、今日は自信を持って臨めました。
高松宮記念からひと夏超えて馬がたくましくなり、足腰がしっかりしてきました。
今後についてはまだ白紙ですが、オーナーと相談して、海外も含めていろいろと
前向きに考えたいと思います」
2着 カレンチャン 池添謙一騎手
「いいスタートでしたし、スムーズなレースができました。直線も手応え通りに
しっかり伸びてくれています。でも、ピッタリとマークされていましたからね。
悔しいです。この馬と3連覇したかったです」
3着 ドリームバレンチノ 松山弘平騎手
「すごく苦しい競馬でしたが、ここまでやってくれました。
でも、これぐらいは走れる馬だと思っていました。次のある馬ですし、
これからが楽しみです」
4着 エピセアローム 武豊騎手
「がんばりましたが、残念です。4コーナーで1、2着馬に一気に離されてしまいました。
最後は差を詰めてくれたのですが……。まだ3歳ですし、来年が楽しみです」
5着 ラッキーナイン B.プレブル騎手
「スタートで飛び上がってしまい、出遅れたのがすべてでした。後方からのレースとなり、
最後の直線も外を回すしかなかった。レコード決着のレースで、最後あれだけ
伸びてきただけに、スタートの出遅れがもったいなかった」
C.ファウンズ調教師のコメント
「スタートをミスしてしまったのがすべて。4コーナーを外を回ることとなり、
最後はいい脚を使ってくれただけに残念です。今年こその気持ちでいたのですが……。
またがんばります」
6着 サンカルロ 吉田豊騎手
「前走がらしくない負け方でしたが、今日は勝負どころからいつものように
なってくれましたし、うまくさばければという感じでした。怯まずに伸びてくれましたし、
涼しくなってこれからどんどんよくなると思います」
8着 パドトロワ 安藤勝己騎手
「返し馬で少し硬いなと感じました。ダッシュもあまりよくなく、
もう少し内の方がよかったです。それにあの時計で走られてはちょっと苦しいですね」
9着 ブルーミンバー 松岡正海騎手
「デキもよく、がんばってくれました」
10着 リトルブリッジ Z.パートン騎手
「スタートはよかったが、香港でのレースと比べるとペースがあまりにも速すぎた」
C.シャム調教師のコメント
「この馬にとっては少しペースが速すぎたみたいだ。英国の6月のレースから、
香港のオフシーズンもあり3ヶ月あくこととなり、1レース使っていれば
違った結果になったと思うが、このタイムだと少し苦しかった」
12着 マジンプロスパー 福永祐一騎手
「楽に行けました。雰囲気は楽でしたが、最後は……。時計も速いですね」
15着 キャプテンオブヴィアス O.チャベス騎手
「スタートは非常によかったと思う。道中は2度ほど厳しい場面があったが、
レコードタイムが出るくらい速い流れで馬はよくがんばってくれた」
S.バリッジ調教師のコメント
「パドックでも落ち着いていて、コンディションはよかった。スタートも決まったが、
道中外めを走ったのが残念でした。タイムの速い決着に対応できなかった」
気になるのはダッシャーゴーゴー。
馬体は良化していただけにもっとやれそうでしたが、最後はまったく追わずに
シンガリ負けとは・・・。
先行勢を突っつく役割を果たしたあとは知らん顔、となると
同厩の有力馬2頭の援護射撃を疑われてしまいますが・・・
さすがにそんなことはないと思いたいところ。
故障などではないといいんですが・・・
うーん、出張馬房に閉じ込められた関東馬には厳しい状況になりそうですね。
一方、中山競馬場は好天を維持。良馬場でスプリンターズSが行われました。
海外から3頭の刺客が来日し、国内のトップクラスが集結。
果たして結果は・・・
予想は→ココ
結果は・・・
1着△ロードカナロア 1.06.7 上がり33.4 レコード
2着◎カレンチャン 3/4
3着 ドリームバレンチノ
8着×パドトロワ
10▲リトルブリッジ
16○ダッシャーゴーゴー
※全着順は→ココ
ズラッと並んだスタート。
最内のマジンプロスパーが僅かに先頭に立ち、続いてパドトロワ。
ダッシャーゴーゴー、エーシンヴァーゴウがその後ろに続き、
香港のリトルブリッジは好位の内に入れての追走。
カレンチャンは中段につけ、内にドリームバレンチノ。
少し離れて後方の前にロードカナロア、エピセアローム。
スタートで前につけに行くかと思いましたが、待機策に出てきましたね。
12.0-10.1-10.6-11.2-11.3-11.5
前半600m 32.7
後半600m 34.0
前半600mは北九州記念かと思わせる超ハイペース。
前が競り合う形になったことでペースが落とせなかったのでしょうか。
先行勢はまったく脚をためる余地のないまま直線へ。
外から被せてパドトロワが先頭に立ち、その後ろにエーシンヴァーゴウ、
ダッシャーゴーゴー。内が少しゴチャついた感じになりましたが、
ダッシャーゴーゴーは途中で追うのを止めて一気に後退・・・。
外を回してカレンチャン、ワンテンポ遅れてロードカナロアも進出。
挟まれる形になったキャプテンオブヴィアスが立ち上がる感じになって失速。
外に出す隙を窺っていたリトルブリッジも外から被せられる形になり、
行き場を失い、2頭をやり過ごしたあとで横に出し直しての追い出しに
なってしまいました。慣れない競馬場というのもあったかと思いますが、
元々エンジンの掛かりが微妙に遅く、急加速が効くタイプではない印象。
この馬にとっては最悪の展開になってしまいました。
先に抜け出したカレンチャンを追い詰め、追い越して
ロードカナロアがゴールイン!
大外枠にも動じず、しっかりと脚をためるレースに徹した
岩田騎手の好判断が見事に結果に繋がった印象です(^^)g
3着は復活のドリームバレンチノ。
最内から馬群に突っ込む形になりましたが、ゴチャついた内の
ギリギリ外に割り込む形でスムーズに抜けてきた松山騎手の手腕も
素晴らしかったと思います。
馬体が良化しており、本来の力が出せたという感じでしょうか。
上位2頭との差は着差以上に大きい感じですが、
重賞クラスならば今後もまだまだ活躍が期待出来そうです。
★レース後のコメント
1着 ロードカナロア 岩田康誠騎手
「強い馬が強いレースをして勝てたということです。前回は暑さと馬への過信があって
脚が上がってしまいましたが、前回の失敗をしないように心がけて乗りました。
今日はカレンチャンだけを見ながらレースをしました。スプリンターズSを
勝つことが自分の使命だと思っていたので、それを果たせてよかったです」
安田隆行調教師のコメント
「前走は函館スプリントSから3ヶ月のブランクがあり、直線でモタモタしていました。
そのレースを使って体調がグーンとアップしたので、今日は自信を持って臨めました。
高松宮記念からひと夏超えて馬がたくましくなり、足腰がしっかりしてきました。
今後についてはまだ白紙ですが、オーナーと相談して、海外も含めていろいろと
前向きに考えたいと思います」
2着 カレンチャン 池添謙一騎手
「いいスタートでしたし、スムーズなレースができました。直線も手応え通りに
しっかり伸びてくれています。でも、ピッタリとマークされていましたからね。
悔しいです。この馬と3連覇したかったです」
3着 ドリームバレンチノ 松山弘平騎手
「すごく苦しい競馬でしたが、ここまでやってくれました。
でも、これぐらいは走れる馬だと思っていました。次のある馬ですし、
これからが楽しみです」
4着 エピセアローム 武豊騎手
「がんばりましたが、残念です。4コーナーで1、2着馬に一気に離されてしまいました。
最後は差を詰めてくれたのですが……。まだ3歳ですし、来年が楽しみです」
5着 ラッキーナイン B.プレブル騎手
「スタートで飛び上がってしまい、出遅れたのがすべてでした。後方からのレースとなり、
最後の直線も外を回すしかなかった。レコード決着のレースで、最後あれだけ
伸びてきただけに、スタートの出遅れがもったいなかった」
C.ファウンズ調教師のコメント
「スタートをミスしてしまったのがすべて。4コーナーを外を回ることとなり、
最後はいい脚を使ってくれただけに残念です。今年こその気持ちでいたのですが……。
またがんばります」
6着 サンカルロ 吉田豊騎手
「前走がらしくない負け方でしたが、今日は勝負どころからいつものように
なってくれましたし、うまくさばければという感じでした。怯まずに伸びてくれましたし、
涼しくなってこれからどんどんよくなると思います」
8着 パドトロワ 安藤勝己騎手
「返し馬で少し硬いなと感じました。ダッシュもあまりよくなく、
もう少し内の方がよかったです。それにあの時計で走られてはちょっと苦しいですね」
9着 ブルーミンバー 松岡正海騎手
「デキもよく、がんばってくれました」
10着 リトルブリッジ Z.パートン騎手
「スタートはよかったが、香港でのレースと比べるとペースがあまりにも速すぎた」
C.シャム調教師のコメント
「この馬にとっては少しペースが速すぎたみたいだ。英国の6月のレースから、
香港のオフシーズンもあり3ヶ月あくこととなり、1レース使っていれば
違った結果になったと思うが、このタイムだと少し苦しかった」
12着 マジンプロスパー 福永祐一騎手
「楽に行けました。雰囲気は楽でしたが、最後は……。時計も速いですね」
15着 キャプテンオブヴィアス O.チャベス騎手
「スタートは非常によかったと思う。道中は2度ほど厳しい場面があったが、
レコードタイムが出るくらい速い流れで馬はよくがんばってくれた」
S.バリッジ調教師のコメント
「パドックでも落ち着いていて、コンディションはよかった。スタートも決まったが、
道中外めを走ったのが残念でした。タイムの速い決着に対応できなかった」
気になるのはダッシャーゴーゴー。
馬体は良化していただけにもっとやれそうでしたが、最後はまったく追わずに
シンガリ負けとは・・・。
先行勢を突っつく役割を果たしたあとは知らん顔、となると
同厩の有力馬2頭の援護射撃を疑われてしまいますが・・・
さすがにそんなことはないと思いたいところ。
故障などではないといいんですが・・・
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