けいけん豊富な毎日

AJCC(斤量負担分析2)  担【けん♂】

AJCC(中山2200m)出走予定馬の実質斤量負担分析に
入っていきたいと思います。

実質斤量負担:AJCC
AJCC斤量3

12%を超えてしまっているのはアサティスボーイ、ダイワジャンヌの2頭。
アサティスボーイは57kgを背負っての好走経験があるので
ある程度はこなせそうですが、重賞挑戦ということを考えると
かなりのマイナス材料となってしまいそうです。

ダイワジャンヌは12%ギリギリ程度なので、それほど問題ではない
と思いますが、前走は52kgでコスモファントムに完敗しているだけに
斤量が増えて負担が厳しくなる今回はかなり厳しそうですね。

実績馬のネヴァブション、トーセンジョーダンは負担増。
前走で微妙な着順だったとはいえ、GⅠだっただけに
まぁこれは仕方ないところかと。
トーセンジョーダンは今回は馬体を絞ってきそうなので
あまり大きく減っているようだと不安も出てきてしまう
かもしれません。

シャインモーメント、ダンスインザモアは実績不足の上に
負担増になっているのはキツイですね。
好走ライン内にあるとはいえ、重賞挑戦で条件が厳しくなっては
上位馬相手に荷が重いかと。

あえて言えば・・・実績の割に条件が楽になっているミヤビラベリ
斤量面ではプラスかも?復活の狼煙が上げられるか注目ですね。

AJCC(斤量負担分析1)  担【けん♂】

AJCC(中山2200m)について見ていきたいと思います。

日経新春杯では58kgを背負ったローズキングダムが3着。
単にトップハンデ、というだけでなく、ローズキングダムの場合は
馬格がないために実質斤量負担で12%後半・・・
過去の実績的にもかなり厳しい状況にありました。

ステイゴールド、メジロブライトといった過去の名馬が12%後半以上の
きつい負担をこなして勝ち切っていただけに、ローズキングダムも・・・
と注目しましたが、やはり最後の伸び脚に影響が出てしまったようです。

昨年のAJCCでも1番人気を背負ったキャプテントゥーレが12%後半と
厳しい負担となり大失速。脚質優位ということで個人的には最終的に
高く評価してしまったわけですが、何のために考察しているのかと
自分をぶん殴りたくなりました(T_T)

今回も過去のAJCCの馬体重別の実績から傾向を見た上で
今年の出走予定馬について見てみたいと思います。

AJCC:馬体重別実績(00年~)】※東京開催を除く
AJCC斤量1

出走頭数が多いのは460~500kgの間ですが、
勝率で言うと480kgを境に成績が倍ほど違います

460kgを切ってしまうと・・・極端に成績が悪化。
420kg台で2着に入っている馬はステイゴールド1頭だけ
やはり相当な能力がないと厳しい、と考えて良さそうです。

500kgを超えたところで少し成績が下がっているのが
気になりますが、520kg以上の大型馬がある程度好走をしているので
基本的には問題なさそうです。

AJCCは別定戦ですが55~59kgとかなり負担の差が大きいので
上記のデータを実質斤量負担別に集計し直してみました。

AJCC:実質斤量負担別実績
AJCC斤量2

★実質斤量負担の考え方(ガラスの競馬場のメルマガを参考にしています)
・実質斤量負担=斤量÷馬体重(%)
・同じ斤量でも馬体重が軽いほど実質斤量負担は厳しい
・距離が伸びるほど実質斤量負担の影響は出やすい
・実質斤量負担が軽いほど好走する、というわけではない


★実質斤量負担の危険水域のおおよその目安
13%台  →赤信号
12%台後半→黄色信号
12%台前半→点滅信号


AJCCも2200mとかなりの長丁場になるので実質斤量負担の
影響はかなり出やすいと考えられます。

やはり12.5%を超えてくると・・・グッと実績が下がる傾向が出ています。
13%を超えて連対したステイゴールドを例外とすると
12.5%以上の馬の連対はゼロ・・・相当な割引が必要となってきます。
2番人気を背負ったアグネススペシャルでも3着まで・・・
能力評価で上位に来ても3連系のヒモに入れるかどうか、くらいで
見た方が良さそうです。

負担が軽ければ軽いほど好走する、というわけではなく
11.5~12.0%程度の馬の実績が良いですね。
この辺りが最もバランスが取れている馬格なのかもしれません。

まとめ
・馬体重は460kgが好走ラインの分かれ目。
・520kgを超える大型馬でも基本的に問題なし、
 逆に小型馬は相当な能力馬に限る。
・実質斤量負担の分かれ目は12.5%
・軽ければいいわけではなく、12%を切る程度の馬に注目。

AJCC(各馬分析2)  担【けん♂】

AJCC(中山2200m)出走予定馬の各馬分析、第2弾です。

ダンスインザモア】牡9 57.0 (美浦) ダンスインザダーク×(リヴリア)
05年のスプリングS1着、07年の中山記念3着など、
血統のイメージとは違い、中山で好成績をおさめています。
他の重賞の好走も福島記念、中日新聞杯と小回りの競馬場となっており、
長く脚を使うタイプではないですね。
後方からの脚質なので、ある程度前が止まってくれないと出番がない馬。
昨年、8歳にして福島記念を勝ったとおり、力の衰えはなさそうですが
不安定な脚質だけにここでは厳しいと思われます。

トーセンジョーダン】牡5 58.0 (栗東) ジャングルポケット×(ノーザンテースト)
+10kgと少し重めの馬体で有馬記念に出走し、5着。
積極的にレースを引っ張り、粘ったものの上位馬の切れ味には
屈してしまった感じでしょうか。それでも一線級と互角近くの力量は
示したわけで、今後の活躍が楽しみです。
控えてしまうと微妙に味がないタイプなだけに、今回も逃げ、もしくは
先行気味に行ければ力量はメンバー中でも最上位クラス。
少し絞って出て来れたら仕上がりそうです。

ネヴァブション】牡8 58.0 (美浦) マーベラスサンデー×(Mill Reef)
毎日王冠を使って前向きな気性を取り戻させたかと思いきや、
有馬記念では中段に控える競馬になり、押し上げて行ったものの
上位馬との伸び脚比べではどうしようもありませんでした。
後藤騎手曰く、ゲートの出が遅くなっているそうで、
現状では前につける競馬が難しいのかもしれません。
今回は3連覇がかかっていますが、昨秋は厳しいレースを4戦・・・
馬体重こそ余裕を残していますが、消耗が出るようだと厳しいですね。
適性はあるものの、騎手の力量と状態次第でしょうか。

ピサノエミレーツ】牡6 57.0 (美浦) ブライアンズタイム×(Honour and Glory)
芝でも1000万下までは勝っていますが、09年からダートに転向、
前走で好位の後ろから抜け出して1600万下を勝ちあがりました。
伸び脚を確認して芝に再度挑戦、ということでしょうか。
出てくるにしても芝では明らかに実績不足。芝適性に問題はないと思いますが
いきなり重賞でどうこう出来るとは考えにくいかと。

マルカボルト】牡4 56.0 (栗東) ネオユニヴァース×(ノーザンテースト)
年齢と血統で穴人気してしまいそうですね(^^;
3歳の春にはクォークスターを抑えて中山2000mを逃げ切るなど
実績的にもそれなりのものがあるので重賞実績はなくとも
軽視は危険かもしれません。
先行気味に行ける脚質ですが、道中は基本的にスロー気味。
例年のAJCC並みのペースになるかは微妙ですが
締まった流れでどこまで粘れるか・・・試金石になりそうです。

ミヤビランベリ】牡8 57.0 (栗東) オペラハウス×(ホリスキー)
重賞4勝、本来ならば1番人気を背負っても良い実績馬ですが
骨折により1年ぶりとなった前走の中日新聞杯では前に行って失速、
なんと最下位になってしまいました。
ただし太目だった札幌記念で惨敗した次走にアルゼンチン共和国杯を勝つ、
など急な良化がある馬だけに侮れません。
中山では09年の金杯で3着という実績があり、出走歴は少ないものの
脚質的には得意な部類になりそうです。
馬体の状態次第ですが、復活に期待したいですね。

AJCC(各馬分析1)  担【けん♂】

AJCC(中山2200m)出走予定馬について見ていきたいと
思ったわけですが・・・登録の段階で12頭って・・・(涙)

うーん、たしかに時期的に微妙なレースではありますが
それにしても寂しいですね(>_<)
日経新春杯もそうでしたが、上位馬と下位馬の差が大き過ぎる印象。
人気は極端に少数に偏りそうです。
変に穴馬を探すより、上位馬の着順をしっかり当てる方が
狙いとしては正解かもしれません。

アサティスボーイ】牡7 57.0 (美浦) アサティス×(オペラハウス)
昨年末の1600万下(中山2200m)では斤量差があったとはいえ、
3歳の下積みどころの馬に完敗の4着。
良馬場の中山では(0-3-3-2)と勝ち切れないながら複勝圏に入る
好走はしている馬、適性はありそうですが、重賞で上位争い出来るような
力関係ではなさそうです。

エーシンジーライン】牡6 57.0 (栗東) Giant’s Causeway×(Danzig)
好走しているのは全て平坦コース。ジャイアンツコーズウェイ産駒は
中山で未だに未勝利と苦手にしているだけに、重賞挑戦でいきなり
変わり身を期待するのは難しそうです。先行力がある点は面白いですが
かなり緩いペースで行くタイプなだけに同型の馬との兼ね合いも
影響がありそうですね。

コスモファントム】牡4 56.0 (栗東) Stephen Got Even×(Paris House)
中山金杯では好位からスッと抜けて着差以上の完勝。
現4歳世代の中でも上位馬とがっぷり4つのレースをしてきている
実力上位馬だけに、ここでは力が完全に上でした。
ただし、相手関係的にも楽だったこともたしかなので古馬の重賞クラスと
本格的に対戦した場合にどうなるか、今回が試金石になりそうです。
A.P.インディの血統は2000mを上限にしている印象なので
距離延長がどう出るかにも注目したいところです。

サンライズベガ】牡7 57.0 (栗東) アドマイヤベガ×(Theatrical)
前に行ける脚質ですが末脚がかなり鈍く、重賞となると苦戦が
続いてしまっています。オールカマーでは一線級相手にクビクビ差の4着。
出来次第ではコース特性を活かして好走があるかも。
3ヶ月ぶりですがポン駆けは利くタイプ。騎手次第で一考。

シャインモーメント】牡6 57.0 (栗東) キングヘイロー×(ブライアンズタイム)
昨冬にダートから芝に転向、東京で連勝を飾りましたが
その後は苦戦続き。
中段からそれなりの脚を使いますが、上位馬相手に前まで届くようなキレはなく、
反応も少し遅め。少なくとも中山向きではなさそうかと。

ダイワジャンヌ】牝6 55.0 (美浦) タニノギムレット×(Dehere)
中山金杯ではコスモファントムに0.2秒差の6着。
それなりに踏ん張ってはいるものの、同じような位置から
突き放されているだけに現時点での力の差は明らかかと。
今回は斤量も増えて、さらに逆転の要素がなくなってしまったかも・・・

続きます。

AJCC(展開分析)  担【けん♂】

AJCCコース
中山2200mのコース図と過去5年のAJCCのラップ平均

AJCCが行われる中山2200mについて見ておきたいと思います。

スタンド側からスタートするため、最初の直線に上り坂があって
よほど大きく逃げたい馬がいない限り、それほど速いペースになりにくい構造です。

400mほどでそのまま上り坂のカーブに突入。
最初の直線でスピードが上げにくい分、内枠の方が先行馬にとっては
行きやすいことはたしかです。
外枠から前に行くにはかなりスタート直後に押していかねばなりません。
並んだ形になってもコーナーワークで内の馬が相当有利になってくる
という点にも注意したいですね。

中山2200mは外回りのため、おにぎり型の頂点辺りまで
200mほどゆったりとカーブしていって1000m過ぎから下り坂、
向こう正面の直線に入ります。

前半が緩ければ特にここからは緩まないペースになりやすいようです。
先行馬があえて抑えてゆっくり行くこともありますが
基本的にここからは12秒台前半から11秒台後半のラップが並ぶことに
なりやすいですね。
2200mという距離が一気に駆け抜けられる距離ではないので
必ずある程度緩むポイントが出てくるというのも影響が大きいと考えられます。

コーナーは内回りと違って緩いカーブになりますので
勢いを殺さずに直線に行きやすい感じ。
後から3つ目のラップ、コーナー手前から加速が開始されることが多く、
直線入り口では隊列が長めの構造になりやすいレースとなっています。
後半は特に道中のペースが緩みにくいので、後方からまくって行って
4コーナーまでに前に詰めていくのはかなり厳しい構造
となっています。

直線は310mと短く、後方から一気に突き抜けるのは余程末脚があるか
前が消耗して止まる展開のみ。
かなり先行有利な構造および展開になりやすいと考えられます。

上位馬の4コーナー位置取り:AJCC
    1着→2着→3着
10年  2  1  6(番手)
09年    6  
08年  5    5
07年    8  6
06年    2  5 ※稍重

構造から推察されるとおり、極端に先行有利なレース
後方の馬はほぼ壊滅状態です。
ここ5年を見ても先行気味に行った馬が毎年馬券に絡んでおり
道中がかなりのハイペースになった07年に中段からインテレットが
2着に届いたのみ(1着とは5馬身差)であとは基本的には
好位よりも前の馬だけで決着をしています。

過去20年(東京開催を除く)を見ても10番手以降から届いたのは
・・・03年に3着に入ったアグネススペシャル1頭だけ。
後方からの脚質の馬は極端に割り引いて良さそうです。

中段からの差し馬が台頭したレースのポイントは「先行馬の末脚」。

★98年
1着メジロブライト(8番手)34.5
4着マウンテンストーン(1番手)36.5

★94年
1着マチカネタンホイザ(9番手)34.9
6着ツインターボ(1番手)36.8

先行した馬よりも2秒程度速い末脚が使える場合は、差し決着もありうる・・
そんな感じでしょうか。
逆に言うと前の馬の脚が鈍らないと差し馬は厳しい、ということ。
09年、10年と連覇しているネヴァブション
4コーナー2番手から09年は35.4、10年は34.7の末脚を使っています。

こうなると時期的に33秒台に突入する末脚は中山では基本的に無理なので
物理的に負けようがなくなってしまいます(^^;

想像以上に前有利なレース、と考えていきたいと思います。
先行出来る脚質と騎手の力量を重要視したいところですね。

京成杯回顧(底力勝負!)  担【けん♂】

天候のため、障害レースが中止になるなどバタバタした中山競馬場。
クラシックにつながる可能性がある3歳重賞、京成杯が行われました。

各馬についてざっと見ただけで予想をまとめたわけですが、
皐月賞と同条件で行われるレースだけに、内容については
しっかりチェックしておきたいと思います。

予想は→ココ

結果は・・・

1着×フェイトフルウォー
2着 デボネア
3着 プレイ

7着×インナージョイ
8着○ユウセン
12△スマートロビン
14◎ジャービス
15▲コウヨウレジェンド

※全着順は→ココ

ハナを切って行ったのは横山典騎手のジャービス。
ここ2戦は非常に上手い展開で逃げていただけに今回も自分のペースで
行けたら・・・と期待していました。

12.6-11.0-12.4-12.0-12.3-11.9-12.1-12.1-12.1-12.4
前半1000m 60.3
後半1000m 60.6

ジャービスが逃げた前走の中山1800mでの前半1000mは61.4
その前の東京2000mは前半1000mが62.7、とかなりスロー気味に
引っ張っていたわけですが、今回は距離延長にも関わらずペースアップ。
うーん、現時点の能力の限界を探りに行ったんでしょうか。

過去の京成杯のラップと比較してみると・・・

京成杯:ラップグラフ
京成杯グラフ

今年は前半から速かっただけではなく、そこからまったく緩んでいない
というのが大きな特徴になっています。

ここ5年で最も道中が緩まなかったのは07年でしたが、
スタート直後からずっと緩まなかったことを考えると、
今年は近年で最も厳しい流れになった、と言えそうです。

関西から遠征した牝馬のヌーベルバーグ、これまで中段から差して
もう一歩の成績だったフェイトフルウォー、期待の高額馬プレイが続き、
その後ろにコウヨウレジェンド、内にユウセン、この辺りが
ジャービスに続いて先行集団を形成。

07年は締まったペースで行った上にさらに4コーナー手前から
急加速が入っていましたが、今年の先行馬にはそこまでの余力はなし・・・
馬群がグッと縮まって直線に突入という形になりました。

馬場中央を抜けて2番手集団の先頭を走っていたデボネア
一気に後続を突き放しにかかりますが、最内を抜けて
フェイトフルウォーがスルスルと先頭へ・・・

手応えではデボネアが上に見えましたが、並ぶことを許さない勝負根性を見せて
フェイトフルウォーが堪え切ってゴールイン!
惜敗続きに終止符を打ちました(^^)

レース後のコメント
1着 フェイトフルウォー 田中勝春騎手
最後はなんとなく出ているような気もしたのですが、勝っておいてくれと
祈るような気持ちでした。イメージ通りの騎乗で、前に出して行って
少し掛かり気味でしたが、4コーナーでも抜群の手応えでした。
直線は行くところがなくてヒヤッとしましたが、最後もよく伸びてくれました。
これで賞金加算ができたので、安心しました


2着 デボネア 吉田豊騎手
少し掛かるところがあるので、前半から折り合いに専念して行きました。
勝負どころでの反応もよく、いったん抜け出したと思いましたが、
最後は内外が離れてしまいました。馬体を併せていれば、また違ったと思います


3着 プレイ 柴田大知騎手
2、3番手につけて早めに抜け出す競馬で、という指示でしたが、
その通りにいいレースができました。最初はちょっと行きたがっていましたが、
途中からは落ち着いて、よく頑張ってくれました。いい馬に乗せてもらえました


4着 マイネルメダリスト 津村明秀騎手
折り合いもつきましたし、こういうタメて行く競馬の方がいいかもしれません。
引っかかるところもないですし、レース運びも上手い馬ですから、
これからもっとよくなるでしょう


7着 インナージョイ 後藤浩輝騎手
能力はあるのですが、位置取りがどうしても後ろになってしまいますね。
中山のようなトリッキーなコースよりは広いコースの方が力を出せるタイプでしょう


10着 ヌーベルバーグ 松岡正海騎手
いい感じだったのですが、4コーナーで一杯になってしまいました。
いい馬なんですけどね……


12着 スマートロビン 内田博幸騎手
出負けしたのがこたえました。前の方につけたかったのですが……

14着 ジャービス 藤沢和雄調教師
距離が微妙に長いかもしれません。一生懸命走りすぎているところがあります。
次はもう少し距離を短くしてみます


急加速がなかったことで皐月賞本番での展開へのリンク、という面では
微妙な側面もありますが、今回の上位馬は底力的には非常に高く評価して
良さそうです。

フェイトフルウォー、デボネアはともに、実質的なラップでは
速いペースの中でさらに前に寄せて脚を伸ばしているわけで
もう少しゆったりとした流れになればさらに伸び脚が期待出来そうですね。

1、4、5着はステイゴールド産駒
ステイゴールド祭り・・・とまではいきませんでしたが
やはりこういう底力が必要な中山のレースでは適性を発揮してきます。
特に勝ち馬のフェイトフルウォーは母父メジロマックイーン、
母母父にノーザンダンサー系ということでドリームジャーニー
ほぼ同じ血統構成。先々まで楽しみな馬になってくるかもしれません(^^)
次走にも注目したいところです♪

日経新春杯回顧(春につながる・・・)  担【けん♂】

心配された雪も降らず、良馬場の京都競馬場で日経新春杯が行われました。

予想は→ココ

結果は・・・
1着○ルーラーシップ   2.24.6  上がり34.4
2着◎ヒルノダムール    2馬身
3着▲ローズキングダム

9着×ゲシュタルト
10△ビートブラック

※全着順は→ココ

思い切った競馬を、と調教師がコメントしていたコスモヘレノスは
控えて中段から・・・まさかこんな思い切りがあったとは(爆)

結局先頭に立ったのはビートブラック、2番手にメイショウクオリア、
ゲシュタルトが続き、ナムラクレセント、ルーラーシップは好位の一角。

中段後ろにローズキングダム、それをマークするようにヒルノダムール。

12.6-10.8-10.8-12.7-13.2-12.6-12.6-12.9-11.9-11.1-11.6-11.8
前半1000m 60.1
中間400m  25.2
後半1000m 59.3

スタート直後はハイペース気味に進め、隊列が決まったところで
グッとペースを落として淡々と進む展開になっています。

過去5年の平均ラップ
12.6-11.0-11.3-12.7-12.6-12.6-12.8-12.6-11.9-11.9-12.0-12.5
前半1000m 60.2
中間400m  25.4
後半1000m 60.9

過去の日経新春杯の平均ラップと比較してみると、前半、中盤は
ほぼ平均並みのペースになっていることがわかります。

後半に入って下り坂で加速開始、直線入り口手前辺りからさらに急加速
今年はかなり厳しい展開になっています。
展開的には前有利な形ですが、厳しいペースに耐える底力を問われる数字。

4コーナーではかなり前が密集した隊列になりましたが
速く流れる中、外を回して先頭に並びかけたルーラーシップ
あっさりと後続を突き放して先頭へ。

一歩遅れてヒルノダムールが追いかけ、直線の内を突いて
ローズキングダムが懸命に伸びようとしますが、
楽な手応えのままルーラーシップが後続を抑えて圧勝!

最後の1ハロンまでまったく力が落ちておらず、まだまだ余裕が
ありそうな感じ
だっただけに、本気で追ったらどこまで伸びたやら・・・
うーん、ちょっと恐ろしいくらいの勝ちっぷりでしたね。
状態さえまともにいけば天皇賞春は当確ランプ点灯かもしれません。
(気が早いですが:笑)

レース後のコメント
1着 ルーラーシップ U.リスポリ騎手
ジャパンCを勝った馬に勝てたことは嬉しいですね。強い馬です。
この馬自身、GI戦線で戦えることがわかりました。スローペースになるのでは
と思っていたので、4コーナーではある程度の位置に、と考えていました。
思っていた通りのレースで、最後もよく弾けました


2着 ヒルノダムール 藤田伸二騎手
上手く乗れましたが、もう少し流れて欲しかったですね

3着 ローズキングダム 武豊騎手
モタついて、直線では内にササるような面を見せていました。
本来はもっと切れる馬なんですが……


4着 ナムラクレセント 和田竜二騎手
流れは思った通りでした。本来ならもっとハンデ差が欲しいですね。
決め手勝負は厳しいですから


5着 ホワイトピルグリム 福永祐一騎手
内ぴったりを回って、よく頑張っています。休み明けでこれだけやれたら
上出来でしょう


6着 ゲシュタルト 池添謙一騎手
体は戻ってきています。いいリズムで4コーナーまで来ましたが、
外から一気に勝ち馬に交わされて、気持ちが途絶えてしまったようです


9着 オートドラゴン 渡辺薫彦騎手
折り合いはつきましたが、このクラスになると現時点では
荷が重いのかもしれません。距離も微妙に長いのではないでしょうか


10着 ビートブラック 幸英明騎手
1コーナーで先手を取りましたが、これまでやったことのない競馬でしたから……。
いつも通りの競馬をしていれば、もう少し上位に来られたかもしれないですね


斤量差もあって最後に伸び切れなかったローズキングダム
それなりに見せ場のある競馬でした。やはり強いですね。
パワーのある馬ではないのでもう少し軽い芝状態になれば
またキレ味も変わってくるかもしれません。

ヒルノダムールも上がり3ハロンはルーラーシップと並んでおり、
道中の位置取り、仕掛けどころの差が出てしまった形となりました。
能力の差は僅か・・・調子次第では逆転もあると思いますが
最後の手応えでは今回は勝ち馬には見劣っていただけに、
春に向けてまた体調を整えていってもらいたいものです。

かなり内容のあるレースとなりました。
上位馬は本当に強いですね(^^)
いいライバル関係を維持して春にまた激戦を楽しみにしたいものです。

日経新春杯最終予想  担【けん♂】

日経新春杯(京都2400m)についてまとめていきたいと思います。

強い、と言われる明け4歳世代の上位馬が揃って出走、
ローズキングダムをはじめとしてGⅠ級の馬が揃っているだけに
中途半端な古馬が太刀打ち出来るかと言えば・・・
かなり厳しいところかと(^^;

堅い決着になる目算ではありますが、あとは微妙な上下を
どうとらえるかが馬券の鍵になりそうです。
・・・センスが重要というのは困ったことですね(爆)

これまでの考察
連対馬の成績について→ココ
展開分析→ココ
出走馬の格について→ココ
各馬分析1→ココ
各馬分析2→ココ
馬体について1→ココ
馬体について2→ココ
斤量負担分析1→ココ
斤量負担分析2→ココ
中間雑感、有力馬抽出→ココ
有力馬整理

ペースを握りそうなのはコスモヘレノスですが、鞍上の丹内騎手は
京都での騎乗経験が少なく、ペース配分がどうなるか・・・微妙です。
調教師の指示を聞く限りでは締まったペースで引っ張っての
消耗戦になりそうですが、その場合は好位、中段からの
差し馬が有利な展開。決め脚のある馬を上位に取りたいところかと。

今回の予想
◎ヒルノダムール
○ルーラーシップ
▲ローズキングダム
△ビートブラック
×ゲシュタルト

雪が降った場合の緊急変更予定
◎ビートブラック
○コスモヘレノス
▲ヒルノダムール
△ナムラクレセント
×ルーラーシップ

土曜日はなんとか天気がもちそうですが、日曜日は午後から雪予報。
開催自体がどうなるか微妙ですが、一応二本立てで考えておきました。

ヒルノダムールは立ち姿が安定して状態は良化傾向にありそうです。
京都での決め脚勝負ならSS系のこの馬が上かも。
同レベルと見ている他の2頭に比べると斤量優位なのもプラス材料。
重馬場に強いマンハッタンカフェ産駒、母父は重馬場の鬼ラムタラ、
多少の悪化なら十分にこなせそうかと。

ルーラーシップの状態も良さそうです。
同血統のローズキングダムよりも馬格があり、パワーも上、
斤量差を考えても逆転の余地は十分だと思います。
キングカメハメハ産駒は重をこなす馬とダメな馬と
極端に分かれやすい感じですが、この馬は稍重でも勝っており、
ある程度までは大丈夫そうだと思います。

ローズキングダムも休養がプラスに働いて状態は良さそうです。
単純な脚比べならあっさりと上位争いになりそうですが
58kgは初めてだけに、少し割り引いて見た方がいいかもしれません。
体型を考えても馬場の悪化はマイナスになりそう。
雪の具合によっては見切っても・・・

ビートブラックは体型的にもかなりパワーがありそうで
馬場が悪化したときには上位で狙いたい1頭。
前で粘る力があるので、展開的にも優位にレースが運べそうです。
馬場が悪くならなければ今の京都は内伸びなのもプラス。

ゲシュタルトは・・・やっと良化してきたところ、という雰囲気。
体型的に力強さに欠けるため、馬場が悪化したら割り引く予定です。
血統的には多少の湿った馬場はこなせそうですが、
キレもパワーも上位馬に比べて中途半端かも。

コスモヘレノスは京都外回りに向いた馬ではないと
思われますので、良馬場での競い合いなら割引。
パワータイプで血統的に重馬場になればプラス。
雪で極端に前残りの展開になるならば押さえたいところです。

ナムラクレセントの父ヤマニンセラフィムは産駒が少なく、
血統的な適性はわかりませんが、この馬自身の重馬場適性は高く、
馬場が悪化したときには狙ってみても良さそうです。

ダート開催なんかになるようならまた改めて・・・

京成杯簡単予想  担【けん♂】

近年の京成杯(中山2000m)のラップです。

07年京成杯(サンツェッペリン)
12.6-11.6-13.4-12.2-12.5-12.1-12.2-11.4-11.4-12.2
前半1000m 62.3
後半1000m 59.3

08年京成杯(マイネルチャールズ)
12.5-10.7-12.6-12.0-13.0-12.6-12.9-12.0-12.4-12.2
前半1000m 60.8
後半1000m 62.1

09年京成杯(アーリーロブスト)
12.1-11.5-12.6-12.6-13.2-12.6-12.6-11.7-11.6-12.2
前半1000m 62.0
後半1000m 60.7

10年京成杯(エイシンフラッシュ)
12.5-11.1-13.6-12.7-13.3-12.6-12.6-12.4-11.4-11.4
前半1000m 63.2
後半1000m 60.4

08年は前傾ラップになっていますが、道中に13秒が出るほど
大きく緩み、直線手前で急加速したものの・・・先行馬に力がなく
直線に入ったところで失速。
差し馬決着というレベルの低い内容となっています。

07年、09年、10年の前後半のラップ計の構成は
かなり似ているように見えますが、内容はかなり違っています。

大きな相違点は1200m~1400m地点。
07年はこの辺りからペースがグッと締まっており、
後続の馬が詰め寄って来れない展開を作っています。
その上、直線手前でさらに急加速・・・非常に強い内容ですね。
先行して勝ったサンツェッペリンが皐月賞で2着と好走したのは
まさに納得、という感じです(^^)

09年は直線手前までゆったりと行って急加速。
早めに仕掛けている点ではそれなりに評価出来る内容ではありましたが、
クラシック本番に影響するほどのものではなかったレースでした。
コーナーでは故障馬が出て非常に残念だったレース、
とにかくまずは無事に全頭が走り終えてもらいたいものです。

10年は09年よりもさらに前半が遅く、道中の緩み具合も似ていますが、
コーナーまで加速がなく、直線のみのレースとなっており、
レベル的にはかなり疑わしいものとなってしまいました。
だだし、最後の1ハロンでまったく脚が止まっていおらず
勝ったエイシンフラッシュの余力は十分。長く速い脚が使えた点が
本番につながった感じでしょうか。

上位馬の4コーナー位置取り
    1着→2着→3着
07年  1  5  7
08年  9 15  9
09年  2  6  1
10年  3  1  9

前傾ラップとなった08年以外は基本的に前の馬で決着
後傾ラップになると連対圏に入るにはせめて好位までに
つけていないと厳しいようです。

今年のメンバーをざっと見渡しても・・・ハイペースの逃げ馬はおらず、
例年どおりの後傾ラップになりそう。
人気は差し馬に偏りそうなので、前の馬BOXなんかも
狙い目になるかもしれませんね(^^)

展開的に面白そうな馬
ジャービス
ユウセン
ノヴァグロリア
コウヨウレジェンド
マイネルメダリスト

能力上位、どこまで届くか
インナージョイ
スマートロビン
ヌーベルバーグ
フェイトフルウォー

今回の簡単妄想
◎ジャービス
○ユウセン
▲コウヨウレジェンド
△スマートロビン
×フェイトフルウォー
×インナージョイ

春につながる内容があるかどうか、しっかり見ておきたいと思います。

京成杯(各馬分析2)  担【けん♂】

京成杯(中山2000m)出走馬の各馬分析、第2弾です。
何やらステイゴールド祭り?(笑)

ノヴァグロリア】牡3 (栗東) ネオユニヴァース×(フレンチグローリー)
後方からの競馬になったラジオN賞2歳Sでは末脚の鈍さを露呈。
現時点では前に行ってこそ、という感じになりそうです。
スローペースだったとはいえ、前で脚を長く使えた未勝利戦は
それなりに評価出来そう。血統的には中山向きなので枠順次第で
穴馬として一考。

フェイトフルウォー】牡3 (美浦) ステイゴールド×(メジロマックイーン)
東スポ2歳S、ホープフルSと中段後方からキレのある脚を使って
好走はしていますが、もう一枚足りないところがある感じ。
前走はコーナー手前から加速が入った前有利の展開だっただけに
3着に詰め寄ったのはそれなりに評価して良さそうです。
コーナーまで脚をためる展開になれば血統的に中山向きだけに
面白い1頭になるかも。

プレイ】牡3 (美浦) ロックオブジブラルタル×(サンデーサイレンス)
ホープフルSでは松岡騎手の好騎乗で前有利な展開を作ったにも
関わらず、脚が止まって失速。前に行ける脚質は評価できるものの、
末脚はかなり鈍く、現時点では長く脚が使えないために
粘るのはかなり難しそうです。

マイネルギブソン】牡3 (美浦) タニノギムレット×(パントレセレブル)
スローで消耗度の少なかったコスモス賞までは連勝してきましたが
その後、前で脚が止まるレースが続いてしまっています。
前走も上手くついていけば前有利になる展開に対応出来ず、
好位から脱落しているだけに、ここでは厳しそうです。
血統的にも中山は合わないと思われます。

マイネルメダリスト】牡3 (美浦) ステイゴールド×(アサティス)
レベルが高かった百日草特別では3着ながら前で脚が止まって
上位馬には大きく差をつけられてしまいました。
葉牡丹賞では前有利の展開を2着に粘り込みましたが、
早仕掛けとなったホープフルSでは失速・・・基本能力で
微妙に不足があることを露呈してしまった印象です。
コーナーまで緩く進めばチャンスがないでもないですが・・・

マリアビスティー】牝3 (栗東) ハーツクライ×(Nureyev)
新馬戦以降、低迷が続いています。阪神JFでも最後方から
脚を伸ばしたものの、前の馬に脚色で見劣ってはどうしようもなし・・・。
牝馬であえて遠征を選ぶ必要がある馬とは思えません。

メイショウトチワカ】牡3 (美浦) ステイゴールド×(アンバーシャダイ)
前走のホープフルSでは中段から押し上げて行ったものの、
前で脚が残せず脱落。末脚の伸びはかなり鈍く、上手く仕掛けたとしても
競い合いでどうこう出来る感じはなさそうです。

ユウセン】牡3 (美浦) ステイゴールド×(ダンシングブレーヴ)
新馬戦ではスローペースを2番手で追走、コーナー手前からの
早仕掛けに対応して上手く後続を抑えて新馬勝ちをしましたが、
レースレベル自体は低調なので、評価は微妙。
中山向きの馬だとは思いますが、末脚の伸びはイマイチなだけに
余程上手く流れに乗らないと・・・

京成杯(各馬分析1)  担【けん♂】

京成杯(中山2000m)についてもざっと見ておきたいと思います。

インナージョイ】牡3 (栗東) スペシャルウィーク×(カーネギー)
中段後方から末脚を伸ばすタイプでキレ味はなかなか優秀。
前走はスローの前残りの展開を強引に差し切っており、
タイミング次第では一発の可能性を秘めています。
ただ、スローにしては前の馬の脚が鈍ったレベル的に疑わしい内容
だっただけに相手強化でどうか・・・

コウヨウレジェンド】牡3 (美浦) ロイヤルタッチ×(ミナガワマンナ)
新馬戦は道中に緩むポイントのあったレースを前で残って勝ち上がりましたが
前走のひいらぎ賞では締まったペースを押し上げて伸び切れず。
脚の使いどころを失敗した感じもあるので、まだ評価は保留ですが
かなりタフな脚が使えそうです。距離延長でペースが緩めば上昇があるかも。

ジャービス】牡3 (美浦) ゼンノロブロイ×(Danzig)
東京での未勝利戦ではコーナーで後続を突き放して大きく差を
つけましたが、2番手に押し上げてきたスマートロビンにかわされて2着。
前走ではスローでまとめてコーナースッと急加速。
強い内容という評価は出来ませんが、中山で勝つにはこういう逃げ方・・・
という横山典騎手の騎乗が完璧でした。
今回も先手を取れるようなら勝機は十分、急坂に強い血統というのも
プラス材料になりそうです。

スマートロビン】牡3 (栗東) ディープインパクト×(Lyphard)
エリカ賞を超スローペースで逃げて連勝しましたが、
本質的には中段から押し上げつつ、脚を使う差し馬。
かなりの機動力があり、長く脚が使える点は高く評価して良さそうです。
中山で最後の詰めが甘くなると怖いので過信は出来ませんが
現時点の能力なら上位評価出来そう。

【スリーケインズ】牡3 (美浦) スズカマンボ×(ミシル)
スローながら前の馬の脚が鈍る展開を後方から押し上げて
6戦目にして勝ち上がり。レース内容はかなり低調で、
前が伸びるレースになると厳しそうです。

タナトス】牡3 (栗東) シンボリクリスエス×(サンデーサイレンス)
ダートで3戦、芝は初挑戦となります。血統的にはこなせないことは
ないかもしれませんが、現時点で強く推せる材料はなさそう。
馬格がなく、微妙ながらマイナス体重で来ている点も不安材料。

デボネア】牡3 (栗東) アグネスタキオン×(Singspiel)
道中をかなり緩めたにも関わらず、後半に締まったペースになった
前々走では前に行って大失速。前走は速めのペースを中段で我慢していたら
前が勝手に崩れた・・という感じの内容で、レベル的にはかなり疑わしく、
重賞では厳しそうです。

ヌーベルバーグ】牝3 (栗東) ディープインパクト×(Lost Code)
スローペースになり、コーナーでスッと前の馬が脚を伸ばした
先行有利な展開を強引に中段から差し切って新馬勝ち。
中山での伸び脚、初輸送など課題は多いものの、
力が出せれば面白い1頭になりそうです。
あえて関東の松岡騎手に騎乗を依頼している点からも
意気込みを感じますが、外伸びの展開にならないと差し損ねも。

続きます。

日経新春杯(有力馬整理)  担【けん♂】

日経新春杯(京都2400m)の出走馬が発表になりました。

ルーラーシップは一転して出走。鞍上のリスボリ騎手とは初コンビです。
うーん、これで上位人気はかなり3頭に集中してきそうです。

最大の穴馬と考えていたトーセンキャプテンは回避(涙)
まぁ・・・あくまでヒモ候補だっただけに馬券が絞れていいのかもしれませんが
・・・条件が合っていただけに残念です。

おおよそ有力馬が絞れたところで、上位馬の力関係について
過去のレースの内容、着順などから推定してみたいと思います。
レースへの適性、展開、調子などの影響もあるのでもちろん不明な部分も
大きいですが、頭を整理する材料になるかどうか・・・

まず、ルーラーシップとヒルノダムール。
若駒Sではルーラーシップに不利があって1、2着。
ダービーでは位置取りの差が着順の差になっていますが上がりは同タイム。
鳴尾記念でも1、2着・・・おおよその力関係に差はなさそうです。

・ルーラーシップ≒ヒルノダムール

このレースには出てきませんがトゥザグローリーを指標とすると
カシオペアSでは同位置から完敗、中日新聞杯でも道中は同じ位置に
いたところから大きく差をつけられているのでナムラクレセントは
完全に力負け。
そのトゥザグローリーに有馬記念で敗れはしたものの、上がりが一緒で
位置取りの差が出てしまったルーラーシップはほとんど差がない
力関係と言えそうです。

・(トゥザグローリー)≧ルーラーシップ>ナムラクレセント

中日新聞杯ではやっと調子を上げてきていたゲシュタルトが
ナムラクレセントと同じ上がり3ハロンで3着。
ここの力関係には実質的にほとんど差がなさそうです。
ただし、前の位置から上がりで上回られてしまったコスモファントムには完敗。
更に強い競馬でこのレースを制したトゥザグローリーは一段上の評価が出来そうです。
京都新聞杯ではゲシュタルトがコスモファントムを破っていますが、
このときはコスモファントムが休み明け。
2歳の時点では萩Sでエイシンフラッシュを完封、ラジオN杯2歳Sでは
ヴィクトワールピサと好勝負をし、ヒルノダムールに先着していたことを
考えると、素直に実力上位と考えて良さそうです。

・(トゥザグローリー)>(コスモファントム)>ゲシュタルト≒ナムラクレセント
・(コスモファントム)≒ヒルノダムール


皐月賞で先着されたものの、ダービー以降の実績を比較すると
ローズキングダムはヒルノダムールよりも上の評価が出来そうです。
だたし、菊花賞の内容を見ても上がりにそれほど差があるわけではなく
差は小さそう。斤量差の影響があれば逆転も可能な範囲かもしれません。

・ローズキングダム≧ヒルノダムール

別路線組としてステイヤーズSの内容をチェックすると
位置取りの差で勝ち切っているものの、3着のネヴァブションには
上がりで上回られており、似たような脚質である点も含めて
力に大きな差はなさそうです。
そのネヴァブションは有馬記念でルーラーシップに同じ位置からの
切れ味で見劣って完敗。中山を得意とするネヴァブション、
苦手とするルーラーシップ、という関係から見ても差がありそうです。

・ルーラーシップ>(ネヴァブション)≒コスモヘレノス

ややこしいのがビートブラック・・・。
菊花賞では同じ位置取りから3着に粘りこんだビートブラックと
脚色で見劣ったゲシュタルトでは完全に差が出てしまいましたが
ゲシュタルトの出来がイマイチだっただけに、調子を戻せば
どの程度の差だったのか、微妙です。
ローズキングダムとタイム差なしの3着という点は評価して良さそうですが、
脚質が違うだけに、そのままの比較は出来ず・・・

・ビートブラック≧ゲシュタルト

ここまでの力関係をざっとまとめてみると・・・

1)ローズキングダム≧ヒルノダムール≒ルーラーシップ
2)ルーラーシップ>コスモヘレノス
3)ルーラーシップ>ゲシュタルト≒ナムラクレセント
4)ビートブラック≧ゲシュタルト


こんな感じの見立てになりそうです。
微妙なのがコスモヘレノスとゲシュタルトとの力関係、
あとはビートブラックがどの位置に来るか、ですね。

まぁ・・・適性、展開、調子など、いろんな要因がありますから
レースでは力関係どおりになるかはわかりませんが、
おおよそのイメージは出来てきた感じでしょうか(^^)

日経新春杯(中間雑感、有力馬抽出)  担【けん♂】

日経新春杯(京都2400m)について、ざっと見たところで
ちょっと頭を整理しておきたいと思います。

斤量負担が重くなりそう、ということで出否を迷っていた
ローズキングダムは想定内の58kgということでゴーサイン。
代わりに同馬主のルーラーシップがAJCCに回ることになりました。

ルーラーシップは横山典騎手曰く「無駄に飛びが大きい」という
ことで明らかに広いコース向き・・・今回の条件はかなり
良かっただけに、回避は残念。
不向きな中山のAJCCでも人気を背負うことになりそうなので
果たして支持に応えられるか注目したいところです。

※と思ったら急転、日経新春杯出走になる可能性もあるみたいですね。
 出走馬の確定を待ちたいと思います(^^)

ローズキングダムの出走について、ライバル馬の調教師は
コスモヘレノス(菊川調教師)
いずれは戦わなきゃいけない相手だし、去年の春ごろと比べたら、
ウチの馬も成長して格好がまるで違ってきているからね。
メンバーを見たら徹底先行タイプはまるでいない。
ヨーイドンの瞬発力勝負じゃ厳しいから、思い切った強気の競馬
丹内(騎手)にはやってもらう


といったコメントを出しています。
まぁ・・・ただではやられないぞ、という意気込みやよし!ですね。
実際、皐月賞で先着しているヒルノダムールなども完全に負けているとは
思っていないでしょうし、同世代の中でもバチバチと火花が散るレース
なりそうで楽しみです(^^)g

コメントを額面通り信用するわけではありませんが、
コスモヘレノスが先手を取るとして・・・思い切った強気の競馬
というものがどういうものかは展開を考える上で非常に重要。

丹内騎手は京都2400mでの騎乗は過去に1回しかなく、
(2200mでも1回だけ)ペースの作り方に長けている・・・
ということはないと思われます。

瞬発力勝負では分が悪い、というのは事実だと思いますが
かといってハイペースで進めてしまうと最後に脚が止まるわけで
逆に瞬発力のある馬が有利になるのが京都2400m。

09年に逃げ切ったテイエムプリキュアのように前半1000mを
スローに落として余力を残し、後半にペースアップして
後続の馬に詰め寄られないように隊列を長く保つ、というのが
おそらくコスモヘレノスの突破口だと考えられますが、
今回のコメントを見る限り・・・締まったペースで行っての
消耗戦
になる可能性が高そうです。

前の馬の脚が鈍る展開、となれば末脚に威力がある差し馬
台頭するレースになりやすいわけで・・・やはり勢いのある4歳世代が
有力になってきそうですね(^^;

展開有利になりそうな馬
・ヒルノダムール
・ローズキングダム
・ゲシュタルト
・トーセンキャプテン
・ナムラクレセント
・オートドラゴン(微妙)


前で粘りこむとしたら・・・ビートブラック、コスモヘレノスに
なりそうですが、この辺りはペースとの兼ね合いだと思われます。

末脚比べになると斤量差が影響しそう・・・ローズキングダムも
安穏とはしていられないのでは・・・

日経新春杯(斤量負担分析2)  担【けん♂】

日経新春杯(京都2400m)の斤量負担分析、第2弾です。

過去のデータを見たところで、今回の出走予定馬について
前走の体重を元に実質斤量負担を見てみました。

日経新春杯:斤量負担分析
日経新春杯斤量2
ルーラーシップは回避の見込み

うーん、あえて調べるまでもなかったかも(笑)

12%超えとなっているのはローズキングダム、ホワイトピルグリム
2頭だけとなっています。
今回は全体的に少し馬格が大き目の馬が登録している感じですね(^^;

ホワイトピルグリムは以前に57kgを背負って好走した経験もあるので、
その点ではこなせないことはないと思いますが、
近走の出来から言って、上昇が考えられる斤量ではなさそうです。

ローズキングダムは・・・58kgは初めてになります。
馬格がなく、57kgでも12%を超えてしまう馬なので
さらに増量というのは・・・不安がありそうです。
ただし、通常厳しい12%超えでも好走してきている馬だけに
急激にダメになるとは考えにくく、最後の伸び脚にちょっと影響が
出てしまうかも・・・という感じで考えた方がいいかもしれませんね。

12%超えで勝つとなるとメジロブライト、ステイゴールド以来・・・
GⅠ級の馬であることは間違いないので、その意味ではこなせても
おかしくはないものの、今後を考える上で本格GⅠ馬への
登竜門
のようなレースになるのかもしれません。

今回は軽斤量ハンデをもらって重賞に挑む勢いのある馬、
というタイプは不在。
エーティーボスやウィルビーキングなどは前走でハンデを
もらっても好走出来ていないだけに上昇は考えにくいと思われます。

あえて言えば・・・前走で勝っているのにも関わらず
ハンデが軽くなっている
ビートブラックが斤量面では狙い目に
なってきそうです。
菊花賞での実績もあり、同世代の上位馬よりも1kgとはいえ、
軽いのは意外に響くかもしれません。

日経新春杯(斤量負担分析1)  担【けん♂】

日経新春杯(京都2400m)はハンデ戦になっています。

斤量負担に関しては

・実質斤量負担=斤量÷馬体重(%)
・同じ斤量でも馬体重が軽いほど実質斤量負担は厳しい
・距離が伸びるほど実質斤量負担の影響は出やすい
・実質斤量負担が軽いほど好走する、というわけではない


という考え方を基本にしています。

日経新春杯は2400mとかなりの長丁場になりますので
斤量負担の影響はかなり大きく出やすいと考えられます。

実質斤量負担の危険水域は距離によって違いますが、おおよその目安は・・・
13%台  →赤信号
12%台後半→黄色信号
12%台前半→点滅信号


こんな感じでしょうか(^^;

もちろん、馬によって重い斤量負担をものともしないタフな馬もいれば
少しの増加でガクッときてしまう負担に敏感なタイプもいますので
その辺りは過去の実績などとも照らし合わせが必要です。

実質斤量負担が軽ければ当然楽に走れるわけで(^^;
好走してもおかしくない、とも思えるのですが・・・
斤量自体が軽い場合は要はその馬に実力がない、ということを意味してしまうので
実質斤量負担が軽いこととと好走は基本的に比例はしません
もちろん、走りやすそう・・という目安にはなると思いますが・・。

今回の登録馬について見る前に過去の日経新春杯について
上位馬の斤量負担を調べてみました。

日経新春杯上位馬の実質斤量負担:過去10年】
日経新春杯斤量1

実質斤量負担が12%を超えて勝っているのは

01年 ステイゴールド

この1頭だけ。
※表には入っていませんが99年にメジロブライトが勝っています。
要はGⅠ級の力がないと厳しい・・ということになりそうです。

ステイゴールド産駒は馬格の小さな馬が多いですが
父から根性を受け継いでいるようで、斤量負担に対する耐性が
非常に高い馬が多い印象。危険水域でも過去にこなしているのであれば
問題ないかもしれません(^^;

他には2着に1回、3着に2回、12%台の馬が入っています。

02年2着のホットシークレットは同じ58kgを背負って
阪神大賞典、宝塚記念を3着と好走した経験がありました。

04年3着のダービーレグノは重賞勝ちのある実績馬で
このレース以前はさらに重い斤量を背負っており、このレースでは
逆に負担減となっていました。

09年3着のタガノエルシコは上級レース初挑戦の軽ハンデ馬。
馬格はありませんでしたが前走で56kgで勝っており、
そこまでは4戦連続で複勝圏を外さない好走を続けていました。
勢いがあって、大幅な負担減になった、ということがプラスに
作用したと考えられます。(この年はメンバーも微妙だった印象^^;)

基本的には・・・斤量の壁はかなり厳しい感じですね。
12%を超える馬に関しては注意が必要になってきそうです。

平均で見てみると、上位馬の馬体重は480~490kg程度と
かなり大きめの馬格。その割に斤量はそれほど重くない馬が狙い目に
なってきそうです。

あくまで傾向ですが、1、2着馬よりも3着馬は馬格が小さめ、
そして平均斤量も3着は軽くなっているという数字になっています。
1、2着は・・・実力馬狙い、3着は軽ハンデの上昇馬を狙う、という
戦略もありかもしれません。

次回は今回の出走予定馬について見ていきたいと思います。

日経新春杯(馬体について2)  担【けん♂】

日経新春杯(京都2400m)出走予定馬の馬体について、第2弾です。

【ヒルノダムール】
(10札幌記念)
ヒルノダムール10札幌記念
(10菊花賞)
ヒルノダムール10菊花賞
(日経新春杯)
ヒルノダムール11日経新春杯
少し冬毛が出ているものの、全体的に毛ツヤは良好。
体調に問題はなさそうです。
どっしりとした造りになってきて立ち姿のバランスも向上。
厚みのある筋肉がしっかりとついて状態はかなり良さそうです。
ひ弱さが抜けて古馬らしい風格が出てきた印象。
十分に力を出せる仕上がりだと思います。

【ゲシュタルト】
(10セントライト記念)
ゲシュタルト10セントライト
(10菊花賞)
ゲシュタルト10菊花賞
(日経新春杯)
ゲシュタルト11日経新春杯
秋の復帰時にガレ気味だった馬体を徐々に戻して
良化傾向。まだ幼さの残るシルエットですが
やっと走れる態勢が整ってきた感じです。
上半身、下半身ともに筋肉が引き締まって
軽さが出てきた様子。腹回りも滑らかに引き締まって
状態は秋以降では一番かと。
思ったより成長分が薄いのが気がかりですが
今の時点の力は出せそうです。

【ビートブラック】
ビートブラック11日経新春杯
少しもっさりした雰囲気ですが(笑)毛ツヤも滑らかで
状態はかなり良さそうです。
前後に丸みのある筋肉がついており、クビ差しも太目。
パワーもありそうなので馬場が荒れても対応出来そうです。
腹回りも太目感なく締まっており、良い状態で
出走出来そうです。

【ナムラクレセント】
(10天皇賞春)
ナムラクレセント10天皇賞春
(日経新春杯)
ナムラクレセント11日経新春杯
元々お腹がポテッとした体型のようです。
筋肉のハリなどは春に比べると今一歩な感じ。
バランスが微妙ながら筋肉量自体は維持出来ており
状態自体は及第点だと思われます。
少し下半身に偏った体型で現状では平坦な京都向きな感じ。
巻き返しがあるかどうか・・・

※写真は全て競馬ブックPHOTOパドックより

日経新春杯(馬体について1)  担【けん♂】

日経新春杯(京都2400m)出走予定馬の馬体について見ていきたいと思います。

【ローズキングダム】
(10菊花賞)
ローズキングダム10菊花賞
(10JC)
ローズキングダム10JC
(日経新春杯)
ローズキングダム11日経新春杯
有馬記念を疝痛で回避。間を少し空けたことで
馬体はしっかりと回復傾向にあるようです。
元々復元力が高いタフな馬ですが、秋の激戦を
考えるとちょっと驚くほどの安定感ですね。
少し腹回りに余裕がありますが、太いという程では
ありません。上半身、下半身ともに更に充実。
クビ差しの力強さもアップしており、斤量さえこなせば
あっさり勝ち負けになりそうです。

【ルーラーシップ】
(10ダービー)
ルーラーシップ10ダービー
(10有馬記念)
ルーラーシップ10有馬記念
(日経新春杯)
ルーラーシップ11日経新春杯
復帰3戦目、大きな変化はありませんが、
上半身の筋肉にメリハリが出てきて
良化傾向にありそうです。気性の問題か
バチッと決まった立ち姿ではありませんが、
この馬なりにかなり良い状態で出走が出来そう。
連戦の消耗などは感じられず、期待出来そうです。

【コスモヘレノス】
(10弥生賞)
コスモヘレノス10弥生賞
(日経新春杯)
コスモヘレノス11日経新春杯
骨格がしっかりして古馬の雰囲気になってきています。
胴が伸び、クビ差しもゆったりしてステイヤーっぽい
体型になってきている感じ。有馬記念を見送って
体調面もしっかりと整えられているようで
皮膚感も滑らかで状態は良さそうです。
この馬なりの力は出せそうですが、体型的には
いかにも中山向き・・・京都外回りは微妙かも。

※写真は全て競馬ブックPHOTOパドックより

日経新春杯(各馬分析2)  担【けん♂】

日経新春杯(京都2400m)出走予定馬の各馬分析、第2弾です。

ナムラクレセント】牡6 57.0(栗東) ヤマニンセラフィム×(サクラショウリ)
08年の菊花賞では内容的に最も強い競馬をして3着と健闘。
その後も能力を期待されながら・・・微妙な成績が続き、
いまだに重賞勝ちがありません。
天皇賞春でも前と離されながらも4着と踏ん張っているだけに
条件も合いそうですし、能力面では高く評価出来る1頭。
条件の合う今回は見直しがあっても良さそう。

ヒルノダムール】牡4 56.0(栗東) マンハッタンカフェ×(ラムタラ)
秋の復帰戦以降、徐々に良化をして菊花賞でも力が出せそうでしたが
直線で詰まって失速。鬱憤を晴らすように鳴尾記念では2着に
入りましたが、藤田騎手はまだ納得しかねている様子です(^^;
末脚の能力では世代の中でも上位クラス、まともにハマれば
圧勝してもおかしくないだけの力はありそうです。
脚質的に仕掛けどころ次第の面があるので後は展開との兼ね合い。

ビートブラック】牡4 55.0(栗東) ミスキャスト×(ブライアンズタイム)
昨秋に本格化、菊花賞でも3着と好走し、前走の阪神2400mでも
好位から快勝しています。ただし、内容的にはそれほど高く評価
出来るものではなく、展開が上手く運んだ感もあり、
なかなか扱いが難しい馬になりそうです(^^;
決め脚勝負になると分が悪いので、隊列が縦長になるようなら・・・

ホワイトピルグリム】牡6 56.0(栗東) クロフネ×(エリシオ)
09年のこのレースでは菊花賞7着から巻き返して4着。
中段辺りから脚を使う馬ですが、決め脚はイマイチ。
掲示板辺りまで、というレースが多く、信頼度は低目です。
福島記念を取り消しているので今回は4ヶ月半ぶり。
ポン駆けは利くタイプですが、休養前に馬体が落ちていただけに
体調を戻せているか不安がありそうです。
血統的にも外回りより、内回りが合いそう。

メイショウクオリア】牡6 56.0(栗東) マンハッタンカフェ×(Rahy)
3歳時に京都新聞杯を勝っていますが、そこから次の勝利まで
2年以上空いてしまいました。先行気味に行って粘るタイプですが
芝での好走は上がりが掛かるレースに限られており、
決め脚不足なので京都外回りは・・・厳しいかもしれません。
先手を取った場合はかなりのスローペースを作ることに
なりそうなので展開には注意。

ルーラーシップ】牡4 56.5(栗東) キングカメハメハ×(トニービン)
ダービー以来となる鳴尾記念をいきなり制覇。
+12kgとしっかりと体を戻してきたのも好印象でした。
好位から強烈な瞬発力を活かせるタイプで、瞬間的にトップスピードに
乗れるのも強味。不器用なところがあり、明らかに広いコース向き。
京都外回りになるのは大きなプラス材料になりそうです。

ローズキングダム】牡4 58.0(栗東) キングカメハメハ×(サンデーサイレンス)
有馬記念を疝痛で取り消し、今回は斤量によって出否を決めるとのこと。
※58kgならば出てくる可能性が高そうです。
神戸新聞杯で+22kgと体重を増やして復帰、秋のGⅠ戦線で好走を続け、
降着があったとはいえ、JCを制覇した能力は世代だけでなく
現時点の競馬界のトップクラスであると考えられます。
秋に激しいレースを続けてきた消耗、増えたとはいえ馬格は小さめなので
斤量負担の厳しさなどが今回の一番の課題。
まともに走れば勝ち負けは必至ですが、越さねばならないハードルも
高いかも。

日経新春杯(各馬分析1)   担【けん♂】

日経新春杯(京都2400m)出走予定馬について見ていきたいと思います。

ウィルビーキング】せ7 53.0(栗東) グラスワンダー×(Storm Cat)
昨春の阪神大賞典から夏にかけて4戦して全て二桁着順。
キレる脚がないので基本的には前に取り付いて競馬をしないと
話にならない馬ですが、気性的な問題なのか後方からの競馬が
続いてしまっています。今回は5ヶ月の休養明け、急にピリッとする
ということも考えにくく、厳しそうです。

エーティーボス】せ7 52.0(栗東) ナリタトップロード×(コマンダーインチーフ)
良績は小回り平坦コースに集中、京都も合いそうですが、外回りコースは
かなり微妙です。上手く好位にくっついて競馬が出来れば前走のように
上位進出の可能性がある馬ですが、これまでのところ重賞実績ゼロでは
期待するのは酷かも。距離延長を上手く活かして前に行ったとして
ドサ穴候補の片隅くらいに・・・

オートドラゴン】牡7 54.0(栗東) キングヘイロー×(ジェネラス)
09年秋辺りから連続好走、昨秋の復帰戦こそ不良馬場で5着に
なったものの、前々走の京都外回りでは最速の上がりで快勝。
前走の中日新聞杯では中段から何も出来ずに終わってしまい、
上位馬との差が見えてしまった感がありますが、消耗度の低い
レースになればキレ味を活かすことも出来るかもしれません。

ゲシュタルト】牡4 56.0(栗東) マンハッタンカフェ×(エンドスウィープ)
スプリングSで頭角を現し、京都新聞杯を好位から快勝。
秋の復帰戦以降、しばらく低迷していましたが、中日新聞杯では
前と離されながらも3着と踏ん張りました。
状態さえまともなら、条件に対する適性は高い馬なので好走が
期待出来そうです。鞍上の池添騎手が京都を得意にしている上に
好調なのも後押しになりそう。

コスモヘレノス】牡4 56.0(美浦) グラスワンダー×(エリシオ)
高いレベルとなったアルゼンチン共和国杯で中段から押し上げて3着と好走。
続くステイヤーズSでも2番手辺りから上手く前で粘って
重賞制覇と連続好走中です。
体調が整わず、有馬記念は見送りましたが、ステイヤーとして今後が
楽しみな1頭ですね。ただし、決め脚があるタイプではなく
消耗戦に持ち込んで粘るタイプなだけに京都外回りはかなり微妙。
上手くペースを握れたら・・・

トーセンキャプテン】牡7 57.0(美浦) ジャングルポケット×(サンデーサイレンス)
3歳時にかなり期待された馬ですが、怪我による離脱で長期休養。
徐々に回復して函館記念を制したのが08年の夏・・・。
その後、天皇賞秋ではダイワスカーレットへの刺客?として
踏ん張ったものの、逆に巻き込まれて大失速。
その後また低迷が続きましたが、09年の京都大賞典では
ハイペースの前崩れの中で好位から3着に残って力のあるところを見せ、
昨春もキレ味を活かして大阪ハンブルグCで3着と好走。
前走は休養明けで+10kgと余裕残しで失速しましたが、
叩いて絞れてくれば条件は良化するだけに侮れない1頭になるかもしれません。

ドモナラズ】牡6 54.0(栗東) アフリート×(ナリタハヤブサ)
重賞を勝って・・・斤量が54kgに設定される時点で
どもならない評価であることは間違いないわけですが(爆)
近走では後方から伸びず、前で粘れずと厳しいレースが続いています。
平坦コースは合うタイプだとは思いますが、現状ではどもならないかと。

続きます。

日経新春杯(出走馬の格について)  担【けん♂】

日経新春杯(京都2400m)出走予定馬のについて
見ておきたいと思います。

GⅠ勝ち馬
・ローズキングダム

重賞勝ち馬
・コスモヘレノス
・トーセンキャプテン
・ドモナラズ
・ルーラーシップ

重賞複勝馬、OP勝ち馬
・ゲシュタルト
・ナムラクレセント
・ヒルノダムール
・ビートブラック
・ホワイトピルグリム
・メイショウクオリア(重賞×)

OP複勝馬、1600万下勝ち馬、3歳重賞勝ち馬
・ウィルビーキング(OP×)
・エーティーボス(OP×)
・オートドラゴン(重賞×)

出てくるかは微妙ですが・・・格の上では飛び抜けて
ローズキングダムが上位。
パウンドトゥパウンドであれば、まず間違いなく勝ち負けだと思われます。
ただ・・・神戸新聞杯で2400m、菊花賞で3000m、
JCで2400mと走ってきた影響は・・・どうでしょうか。
有馬記念は直前で回避になりましたが、元々回避すべき体調だった
可能性も無きにしも非ずかと・・・。

重賞勝ち馬の中では・・・
コスモヘレノス、ルーラーシップは近走での勝ち馬となっており、
素直に現時点で重賞級と評価して良さそうです。

トーセンキャプテンは08年の函館記念以来、勝ち星なし(涙)
コース設定は得意条件だと思いますが、今の時点で重賞級と
評価するのは微妙かも。

ドモナラズは・・・重賞勝ちと言っても11番人気を覆した穴馬だっただけに
実質的に重賞馬と呼んでよいか疑問です。
前走のOPを含めて直近の4走中、3走が二桁着順(>_<)
うーん・・・

OP勝ち馬の中では・・・
高い能力を期待されたナムラクレセントは昨年の重賞参戦で
1度も複勝圏に入れず、現状では残念ながら頭打ちの様子。

メイショウクオリアも重賞では結果が出せず。
ホワイトピルグリムも09年の金鯱賞で3着があったものの、
昨年の重賞参戦ではまったく結果が出せていません。

ここでも直近の結果からすると4歳世代のみが可能性を感じる馬と
言えそうですね。

その下・・・OPで頭打ちになっている馬に関しては
近走で調子を上げている馬がおらず、クラスの壁を飛び越えてきそうな
勢いは感じられません。
あえて言えばオートドラゴンは前走の重賞で大敗したものの、
前々走で京都の外回りを勝っているだけに少し見直し、という程度かと。

下級の馬が少ない、という点では全体的な格は例年より
少し上
かもしれませんが、古馬の(現時点での)重賞級の馬が
不在
という点では・・・かなり残念なメンバー構成かも。

逆に・・・穴馬を探すなら古馬から?
強い、と言われる現4歳世代の上位馬に対抗出来るとしたら
かなり限られてきそうですが・・・

日経新春杯(展開分析)   担【けん♂】

日経新春杯コース
※京都2400mのコース図と過去5年の日経新春杯のラップ平均

日経新春杯が行われる京都2400mの構造について見てみたいと思います。

スタートはスタンド側のポケット。
平坦な長い直線が続くので、本来先行争いが激化してもおかしくはないのですが
長丁場ということを意識するためか、基本的に前半は落ち着く傾向にあります。
もちろん、思い切って逃げる馬がメンバーにいるかどうかで
ガラリと変わるので注意が必要です。

ここ数年のパターンで言えば、前半1000mは09年に61秒を超える
スローペースになりましたが、基本的には60秒周辺の平均ペース。
ただし、昨年は58.9とかなり暴走気味にレースが流れてしまいました。
最終的に前の馬の余力につながるので、このバラつきには注意したい
ところだと思います。

ゆったりと上り坂を駆け上がり、下り坂に入って急加速。
残り800mは緩まずに800mダッシュ・・・になりますが
ここまでの消耗度はかなり激しく、場合によってはジリジリと遅く
なっていく傾向。

直線入り口での急加速ポイントなどは基本的に作ることが出来ず、
前の馬にとってはかなり厳しい展開になると思われます。

ただし、下り坂から加速が入っているので後方から捲りあげるのも
難しい構造
・・・前が止まるかどうかで展開はガラリと変わる印象です。

先行馬の脚質と能力には要注意ですね。

過去5年の上位馬の4コーナー位置取り
    1着→2着→3着
10年  7  4  7(番手)
09年   14  6
08年  7 12  
07年  6    4
06年  6  9  4

4コーナーで3番手以内にいた馬が1頭も上位に絡まないレースというのは
2400mで行われた日経新春杯(過去17回)は3回しかありません。
その意味では先行有利なレースと言えますが、近年で逃げ残ったのは
テイエムプリキュアくらいで、基本的には好位差しが有効となっています。

4コーナーで好位にいる馬も道中は中段辺りにいる場合が多く、
コーナーまでに位置を押し上げる機動力ペースアップに耐える能力
しっかりと位置を取りに行く騎手の力量が非常に重要。

基本的には能力重視で考えて良さそうですが、
前半1000mが61秒を超えるようなスローペースになると
かなり先行有利になるので、逃げ馬の脚質には注意したいところです。

日経新春杯(連対馬の成績について)  担【けん♂】

すでに火曜日になっています・・・。
日経新春杯(京都2400m)は登録の段階でフルゲートに満たない
14頭と寂しい状況。

ローズキングダムが登録してきていますが、おそらくは
59kgくらいの斤量を背負うことになるわけで、実際に出てくるかは
微妙な感じです。
馬格のない馬ですし、秋から激しいレースが続いているだけに
無理に使う必要はないと思うんですけどね・・・。

とりあえず、外堀から埋めていきたいと思います。

過去の連対馬のそれまでの実績について調べてみました。

1着馬(前走の成績)
日経新春杯過去1

1着馬の前走着順は(4-2-2-3)

着外からの巻き返しは3回だけ。あとは前走も好成績の馬が続けて
好走しているという感じです。
着外のうち1回はGⅠ、もう1回は背負い慣れない58kgを背負って
負けたものとなっており、ある程度原因ははっきりしているようです。
基本的には前走だけでなく、その前から好調を維持している馬
勝っている、という傾向が出ています。
09年のテイエムプリキュアは・・・相当な例外(爆)
余程このレースに適性があって展開がハマらないとこういう大激走は
起こり得ないと思われます(^^;

2着馬(前走の成績)
日経新春杯過去2

2着馬の前走成績は(2-2-2-5)

こちらも着外から巻き返した馬については前走の敗因がはっきりしている感じ。
前走でスポット的に乗り代わりがあって負けているのが2回。
前走がGⅠで負けているのが2回。
こちらも基本的に前々走まで好走をしていたというパターンが多く
ずっと不調な状態からの突然の好走、というのは難しいようです。

ある程度実力を問われるコース設定であるため、近走の出来は
かなり重要
だと言えそう。
連対候補の条件としては・・・

・前走GⅠ以外で複勝圏に入っている。
・前走で負けた理由がはっきりしていて前々走までは好走が続いている。


こんな感じになりそうです。
条件に当てはまる馬は

・コスモヘレノス
・ビートブラック
・ルーラーシップ
・ローズキングダム
・ヒルノダムール(微妙)


うーん、今回のメンバーはかなり低調なのかも。
この条件で絞ってしまうとすでに予想が終わってしまいそう・・・(爆)

過去の傾向が今回に当てはまるかどうかはわからないので
内容について確認していきますが、
なんとなくここも4歳世代で決着しそうな予感・・・

フェアリーS回顧(素質馬の巻き返し)  担【けん♂】

今日も24時間コースになりそうな予感・・・(>_<)

フェアリーSについて振り返っておきたいと思います。

素質を期待される馬が揃いながらも上位馬にイマイチ信用度が低く、
果たして、力通り決まるのかどうか・・・

予想は→ココ

結果は・・・

1着○ダンスファンタジア
2着▲スピードリッパー
3着◎アドマイヤセプター

7着△コスモバタフライ
10×ビービーバカラ

※全着順は→ココ

短距離の先行馬ピュアオパールが行くか、というところを
外からかわしてアポロジニー、コンプリートなどが進出。

途中から掛かり気味にイングリッドが被せて上がって
先頭に並びかけるなど、隊列は続々と入れ替わり不安定な感じ。

アドマイヤセプターは好位の内、それを見るようにスピードリッパー、
ダンスファンタジアは中段での追走。
コスモバタフライは出遅れてポツンと最後方(爆)

12.3-10.6-11.1-11.1-12.0-12.2-11.9-12.5
前半800m 45.1
後半800m 48.6

★09年 勝ち時計 1.36.5
12.8-11.6-12.0-12.2-12.3-12.2-11.4-12.0
前半800m 48.6
後半800m 47.9

★10年 勝ち時計 1.34.8
12.3-10.6-10.9-11.2-11.8-12.6-12.4-13.0
前半800m 45.0
後半800m 49.8

条件が変わってまだ今年が3年目のフェアリーS、
展開や傾向はなかなかわかりづらいわけですが、
今年は昨年とほぼ同じ流れで進行しています。

それも昨年と違い、前で密集したままで進んでいるわけで
実質的に過去最高のハイペースになったと考えられます。

上手く外に出して直線に入ったアドマイヤセプターでしたが
外からスピードリッパーに被せられて、伸びを欠いてしまいました。
今回は輸送で▲10kgとただでさえ馬格不足な馬が
体重を落として消耗してしまっていたのも厳しかったと思われます。

2頭の競り合いでスピードリッパーが上回った・・・というところを
中段から馬場中央辺りを突いたダンスファンタジアが強襲!

展開的にも先に前に行った馬にとって厳しいレースになったことは
たしかですが、それにしても見事な伸び脚で突き抜けて圧勝!

昨年と同等、もしくはそれ以上に厳しいペースを
しっかりと前に押し上げて粘った上位馬は高く評価して良さそうです。

レース後のコメント
1着 ダンスファンタジア(藤沢和雄調教師)
しっかりと調教が出来ましたし、その後テンションが上がらなかったのが
良かったようです。美浦では体重は増えていたんですが、
今日は2キロ減っていましたね。ま、当日輸送だったので仕方がないのでしょう。
今日は馬場に入っても他の馬と一緒に行けました。スピードのある馬なので、
距離は長くない方がいいでしょう。1600mから1800mくらいで、
牡・牝限らずに東京で1~2戦して、それで桜花賞に向かうことになると思います。
2歳の暮れに栗東に入れてGIを取れなかったので、
今のところ先に栗東に入れるつもりはありません


2着 スピードリッパー(鹿戸雄一調教師)
馬は絶好調でした。外枠だけが心配だったのですが、うまくゲートを出て
上手な競馬をしてくれました。これで負けたのだから現時点では相手が上です


3着 アドマイヤセプター(橋田満調教師)
前走よりいくらかましな競馬をしてくれました。高い能力を持っていますが、
まだ発揮し切れないですね。今後はどこかで賞金を加算しなければなりません


4着 ピュアブリーゼ(内田博騎手)
道中入れ替わりの激しい競馬で精神的に苦しい競馬でしたが、
最後は頑張って伸びてきました。これを次のレースに生かせたらいいでしょう。
全体的な感触は良かったです


5着 ヤマノラヴ(的場騎手)
これで3戦目ですが、調教で見せる幼い面などをスタッフがうまく
調整してくれて、今回が一番いい感じでレースを運べました。
このコースですからもう少し内枠が欲しかったのですが、
まだまだ良くなる感じはあります。マイルは持ちますね


アドマイヤセプターは今回の輸送のダメージからの回復の件も含めて
今後のローテーションが難しくなってきました。
素質馬だけに、成長を促しつつ春に向かってもらいたいところですが
これまでにもこういう微妙な計算の狂いで崩れてしまった馬
多かっただけに、なんとか踏ん張ってもらいたいものです。

穴狙いだったコスモバタフライは・・・やはり相当難しい馬ですね(笑)
出遅れて後方から最速の上がりで突っ込んで7着。
今回は展開がハマった感が強いので高くは評価出来ませんが
順調な競馬が出来れば・・・どっかでドサ穴を開けそうな馬ですので
またどこかで見かけたら狙ってみたいと思います(^^)

シンザン記念回顧  担【けん♂】

中学生のときに椎間板ヘルニアになり、それ以来腰が弱点なんですが
数年前にギックリ腰を患ってからら、さらに腰痛が酷くなりました(>_<)
なんかもう居ても立っても居られない痛みが鬱陶しいです(涙)

シンザン記念について振り返っておきたいと思います。

ディープインパクト産駒のドナウブルーが2.2倍と極端な1番人気。
近年、牝馬上位の時代が続いているとはいえ、経験の浅い3歳1月で
これは・・・かなり過剰人気の雰囲気。
果たして期待に応えることが出来たのかどうか・・・

予想は→ココ

結果は・・・

1着○レッドデイヴィス  1.34.0  上がり34.3
2着 オルフェーブル
3着 マルセリーナ
4着▲アドマイヤサガス
5着◎ドナウブルー
6着×マーベラスカイザー

9着△ワイズリー
13×ヒカリトリトン

※全着順は→ココ

ペースを握ったのはシゲルソウサイ。
外からシャイニーホークが並んで2頭が後続を離して
レースを引っ張りました。

2番手集団の先頭はレッドデイヴィス。実質的にはこの馬が
流れを制している感じです。

人気のドナウブルーは・・・好位の後ろですが完全に引っかかって
福永騎手が思いっ切り手綱を引いて抑えこむのに必死。
クビを上げてしまっていました。

12.2-11.2-11.7-12.1-11.6-11.2-12.0-12.0
前半800m 47.2
後半800m 46.8

先頭を切って行った馬からすると少し速めの締まったペースですが
2番手集団以下の馬に関しては実質・・・約1秒程度遅い
流れになっていると考えられます。

直線手前で頑張って加速を入れており、隊列は長めで4コーナーへ。
基本的に前が有利になる展開ですが、短距離の先行馬だけに
脚が止まってしまったことが後ろから2番目のラップで分かります。

前の馬の余力がないことを見定めて、直線入り口で
スッと前に寄せてレッドデイヴィスが並びかけ、
あっという間に先頭に立って追い出し開始。

仕掛けどころの反応の良さが光りますね。
スムーズなレースをさせたらかなりしぶといレースが出来そうです。

内からマルセリーナ、アドマイヤサガス、その後ろをドナウブルーが
追いかけますが、レッドデイヴィスの脚色と同じになってしまっては
追いつきようがありません。

ワンテンポ遅れて直線に入ったオルフェーブルが素晴らしい伸び脚を
見せて2着に飛び込みましたが、先に抜けたレッドデイヴィスが
楽な手応えで重賞を圧勝しました。

レース後のコメント
1着 レッドデイヴィス 浜中俊騎手
最後は物見をする余裕があるぐらい強い内容のレースでした。調教でもクセもなく、
乗りやすい馬という印象がありました。レースでもいいスタートから好位置で
スムーズに競馬ができました。直線抜け出したら気を抜く面を見せましたが、
とにかく余裕はありました。まだのびしろがありそうですね


2着 オルフェーヴル 池添謙一騎手
前走は出遅れた後、馬を前に出して行って折り合いを欠きましたので、
今日は折り合いを重視して、ゆっくりとレースを運びました。
リラックスしたら直線はさすがにいい脚を使ってくれました。
今後はもっとリラックスして走れるようになってくれたらいいですね


3着 マルセリーナ 安藤勝己騎手
新馬戦はスローな流れなのにハミを取らなくて位置取りが下がってしまったのですが、
今日は出して行っていいところにつけられました。だいぶ馬がしっかりして来ていますし、
2戦目でこれだけやれればこの先が楽しみです


4着 アドマイヤサガス 小牧太騎手
絶好の位置からレースができたと思ったのですが、子どもっぽい気性が
出てしまいました。そのあたりが改善して欲しいですね


5着 ドナウブルー 福永祐一騎手
最初少し引っかかる素振りを見せていました。落ち着いてからは
いいポジションを取れたのですが、追ってからの反応がいまひとつでした。
結果的に前半の力みが影響してしまったということだと思います


6着 マーベラスカイザー 渡辺薫彦騎手
折り合いに難があるので、マイルは悪くありません。以前より力をつけています。
走ってきそうですよ


7着 ツルマルレオン 藤田伸二騎手
理想の位置でしたが、ちょっと距離が長かったかもしれません

11着 シャイニーホーク 武豊騎手
「折り合いを欠いてしまいました。1400mぐらいがいいかもしれません」

12着 シゲルソウサイ 幸英明騎手
逃げるという自分の形で競馬はできました。3~4コーナーで
もう少しペースを落とせればよかったのですが……。
今日が試金石だと思っていましたし、もう少し粘って欲しかったのですが、
この結果を見ると現状では芝よりもダートの方がいいということでしょうか


もう少し速く流れると微妙なレッドデイヴィスからしたら
楽なレース展開だったのではないでしょうか。
出てくるならばきさらぎ賞でも十分に勝負になりそうです。

ドナウブルーは・・・引っ掛かったのが全てかと。
力は十分にあると思いますので巻き返しに期待したいですね。

オルフェーブルは兄のドリームジャーニーを彷彿とさせる伸び脚を発揮。
外回りということで割り引いてしまいましたが、2、3着までは
十分に考えられる血統だっただけに、軽視し過ぎでした(>_<)

シゲルソウサイは芝で脚が止まるレースを続けてしまったことが
気性面に影響しないか心配です。
せっかくの能力馬なので自分に合った土俵で頑張ってもらいたいですね。

フェアリーS最終予想   担【けん♂】

駆け足の上に駆け足・・・データもほとんどない状況ですが
フェアリーS(中山1600m)についてもまとめていきたいと思います。

09年と10年では全然レース内容が違っていたわけで
今年も先行馬次第で展開がガラリと変わる可能性があります。

今回は・・・ピュアオパールが鍵を握っている感じでしょうか。
蛯名騎手に乗り代わり、思い切って行ってしまうのか、
それともマイル戦を意識して抑えてくるのか・・・

これまでの考察
各馬分析1→ココ
各馬分析2→ココ
傾向と対策→ココ

ここ2年の内容からすると、実力上位馬は素直に評価すべき
と考えて良さそうです。
まぁクラシックを考える上でも「強い馬が強い勝ち方をする
と先々が楽しみになってくるわけで、ここはあっさり通過点で
あって欲しいと思っています。

今回の予想
◎アドマイヤセプター
○ダンスファンタジア
▲スピードリッパー
△コスモバタフライ
×ビービーバカラ

内枠に入ったアドマイヤセプターは馬格がなく、
基本的には広いコースで悠々と走るのが合いそうなタイプ。
ここで控えてしまうと・・・厳しそうです。
気性面にも不安があり、関東への輸送が吉と出るか凶と出るか。
今回はあえて前につけて競馬をしないと、この馬の良さが
出せないかもしれません。
能力、素質面では最上位評価。
あっさり勝ち切って、春につなげてもらいたいものです。

気性的に不安があるダンスファンタジアもペース次第で
前につけて行きたいと思われます。
血統的には・・・坂に強い弱いタイプの可能性があるので
赤松賞で見せたような伸び脚が使えるかどうか・・・。
スローの経験しかない点でどうしても不安がありますが、
落ち着いて走ればこの馬もまだまだ上が狙えそうです。
※完全に打ち間違いです(>_<)スズカさん、ありがとうございます♪

スピードリッパーは安定感のある成績どおり、基本能力が
高い馬だと思います。
勝ち切るまでにはあと一歩・・・上位評価馬が崩れれば
一気に台頭も。

コスモバタフライも素質は高そうです。
気性に思いっ切り難があり(爆)体調面にも不安がある
かもしれませんが、転厩後に落ち着きを取り戻していれば
先行きが楽しみな1頭。
能力を見せてもらいたいですね。

ビービーバカラは馬体を観てみないとわかりませんが
血統的には中山で良化が望めそうです。
ゼンノロブロイ産駒は急坂に強く、他馬の脚が鈍るなら
相対的に脚が伸ばせそう。東京で突き放されたリベンジなるか?

素質的には2頭が抜けている、と思いますが
不安点があるのも事実。
付け入る隙を見せてしまうのかどうか・・・

POG馬出走!(彼の分まで・・・)  担【けん♂】

わくわくドキドキPOG
新年一発目にヴァーゲンザイルがデビュー戦を2着と好走。
果たして流れは変わるのか・・・
今週はジョーアポロンが未勝利戦突破を狙います。

・日曜京都3R 未勝利戦(D1800m) ジョーアポロン 川島

半兄のジョーカプチーノはデビュー戦からそれなりに好走はしたものの、
実際に勝ち上がったのは4戦目。
仕上がりが早い血統ではない、ということを考えるとジョーアポロンも
これが3戦目、まだまだこれから・・・

初ダートとなった前走では相変らず後方からの競馬になりましたが
上がり最速タイの末脚を使って9着。
気性がかなりおっとりしているようなので、まずは発馬から
しっかりこなしてくれれば、タイミング次第で勝ちあがれる
チャンスはありそうです。

まぁ・・・勝ち馬とは8馬身くらい差があったわけで
過剰な期待は出来ないんですけどね(爆)

ジョーカプチーノは短距離路線に進んで開花。
おそらく今年の高松宮記念でも中心になってくるだけの
素質があると期待しています。

ジョーアポロンは父がネオユニヴァースに替わって
短距離で走れるようなスピードは・・・なさそうです。
上手くスタミナとマッチしてくれれば2000m級のレースで
頑張れそうな予感もありますが・・・まぁ今のところ夢のまた夢、
寝言は寝て言え、というくらいの状況です(笑)

まずはダートで勝ち上がってから、ですね。

現在のけん♂厩舎の状況を整理しておきたいと思います。

入厩中
・ヴァイオラ
・デラコリーナ
・ヴァーゲンザイル
・ギュスターヴクライ
・コモノドラゴン
・アソルータ
・ラプリメーラ


個人的に思い入れのあるシーザリオの仔、ヴァイオラが入厩。
スムーズにいけば来月くらいにもしかしてデビューがあるかも?!

デラコリーナは菜の花賞へ。
ギュスターヴクライは芝ダート両睨みで来週辺りに続戦の予定です。

ティコティコタックの仔、コモノドラゴンは小物なのか大物なのか(笑)
デビューの情報はありませんが、そろそろ姿が観れるかもしれません。

非常に残念なのが・・・11位指名のヒットザスポット08
ミンティエアーの全弟ということでキレ味鋭い走りを
期待していたんですが、名前が決まる前に骨折により引退
なってしまいました(>_<)
腸ねん転や右肩の出が悪いとか・・・良くない情報があった馬ですが
まさかデビュー前に引退だとは・・・。

残った馬たちには彼の分まで思いっ切り頑張ってもらいたいものです。

シンザン記念最終予想  担【けん♂】

寒竹賞もディープインパクト産駒が制しましたね(^^;
さて祭り囃子はどこまで続くのか・・・

シンザン記念(京都1600m)についてまとめていきたいと思います。

ダイワスカーレット、アドマイヤオーラ、アントニオバローズなど
活躍馬がこのレースをステップとしてクラシックに向かっています。

強い勝ち方が出来れば・・・春に繋がってくる可能性も十分に
考えられるわけで、内容についてもしっかり見ておきたいところです。

これまでの考察
各馬分析1→ココ
各馬分析2→ココ
展開分析→ココ
有力馬整理→ココ

変則開催のため、まともに内容が見れていませんが(言い訳:爆)
3歳馬のレースという事で、まだ能力、気性など不安定な要素が多く、
実力上位に見えても過信は禁物。
逆に言えば、思いがけずに荒れることもあるので、少し振り回し気味
狙ってみたいと思います。

ペースを握りそうなのは・・・シゲルソウサイ、もしくは
レッドデイヴィス辺りでしょうか。
シゲルソウサイはダートの短距離出身ですが、これまでのところ
それほどぶっ飛ばすタイプではなく、普通に行けば落ち着いた
ペースになってきそうです。

極端な前傾ラップにならなければ・・・基本的に前の馬が優位
スタミナを必要とする設定ではありますが、スッと前につける
スピードも重要になりそうなので、マイル以下の距離経験しかない馬で
血統的に距離延長が可能なタイプは対応可能になりそうです。

今回の予想
◎ドナウブルー
○レッドデイヴィス
▲アドマイヤサガス
△ワイズリー
×ヒカリトリトン
×マーベラスカイザー

前走までの内容で光るところがある馬・・・というとドナウブルー
なりそうです。決め脚が確実なので、どういう展開になっても
それなりに好勝負になりそう。前走の白菊賞は内回りでしたが
最後の1ハロンでさらに加速が入っており、外回りで直線が伸びるのは
歓迎ということになりそうです。

レッドデイヴィスは前に行ける脚質なので、今回は展開を優位に
運べそうです。せん馬になってしまったように、気性面で不安がありますが、
ゆったりしたペースで前につけたときには好走し続けているだけに
ここでも期待出来そうです。

アドマイヤサガスも問題なく好走出来そう。
展開もハマりそうですし、精神的な影響が出なければ
上位争いになりそうな馬だと思います。
極端にキレる馬(レーヴディソール)にかわされていただけに
決め脚の使いどころがポイントになりそうです。

ワイズリーは京都内回りで最後まで脚を伸ばしており、
キレ味には相当な威力がありそうです。
血統的にダート向きのイメージなので、今回のレースが
分岐点になってくるかも・・・。
位置取り次第で上位進出が狙えそうです。

ヒカリトリトンもそれなりにキレ味に期待出来そう。
短距離経験しかないだけに、今回は距離延長で
スッと前につけられたら・・・穴候補になりそうかと。

マーベラスカイザーは血統的に京都向きのイメージ。
実際、京都2歳Sを制しているわけで、不安定さは
あるものの、好走する余地は十分にありそうです。

展開だけで決まるようなレースではなく、
能力を出し切るような好レースを期待♪

フェアリーS(傾向と対策)  担【けん♂】

フェアリーSは09年から開催時期も距離も変更になっており、
過去のデータというと、まだ2年分しかありません。

それで傾向を探る、というのは無理があるわけですが(^^;
ひとまず09年、10年の内容について見ておきたいと思います。

★09年 勝ち時計 1.36.5
12.8-11.6-12.0-12.2-12.3-12.2-11.4-12.0
前半800m 48.6
後半800m 47.9

★10年 勝ち時計 1.34.8
12.3-10.6-10.9-11.2-11.8-12.6-12.4-13.0
前半800m 45.0
後半800m 49.8

09年は微妙ながら後傾ラップ、逆に10年は極端な前傾ラップ
うーん、まるでレースの性格が違ってしまっています(爆)

09年は先行気味に行って好走してきた馬が、陣営の指示もあって
控える競馬をしたために、グッデーコパが新馬戦以来の逃げ役に
なってしまいました。
本来の逃げ馬ではない馬が先頭に立ったこともあってペースは相当遅く、
奇しくもグッデーコパの新馬戦とほぼ同タイムの決着という
グダグダな内容(涙)重賞と呼ぶには・・・残念な結果となっています。

上手く馬群を抜けたジェルミナルが関西からの遠征という賭けに勝って
賞金を確保。2着には新馬勝ちをしたばかりのアイアムネオが
後方から飛び込み、3着にグッデーコパが前残り。

スローで消耗度の低いレースの割に他の前の馬が失速するという点も
評価としては微妙でした。

10年は直前で事故があり、急遽騎手が乗り代わりとなる
アクシデントがありました。
レースを引っ張ったカホマックスの北村宏騎手も松岡騎手のピンチヒッター。
果たして松岡騎手が乗っていたらどういうペースになったのか
・・・今ではわかる術もありません。

中山で逃げ切るには、基本的には前半をスローでまとめないと
話にならないわけで、カホマックスの暴走は関西から遠征した
社台生産馬のテイラーバートンへの援護射撃?なんて
当時は勘ぐってしまったりもしたわけですが(^^;
まぁその辺も考えても仕方がないことだと思います。

好位の後ろ辺りから力強く伸びたコスモネモシンが勝利。
2着には前で残ったアプリコットフィズ・・・内容的にはこちらの方が
強いレースをしていたと考えられます。
3着は・・・テイラーバートン。残念ながら賭けに敗れてしまい、
ローテーションの狂いから桜花賞には間に合わなくなってしまいました。

この2年を見て言えるのは・・・先行馬次第でペースが
ガラリと変わる
、ということと、実力的に高い評価をされていた馬は
それなりにちゃんと上位に来ている
、ということでしょうか。
もちろん、今年はどうなるかわかりませんが、
仮にスローになったとしても、実力不足の馬が前で残るのは
難しい
と考えておいて良さそうです。

逆にハイペースになっても前が総崩れ・・・にはならない感じですね。
後方で脚をためるタイプは割引が必要になりそうです。

祭りは始まるのか?!   担【けん♂】

まずは【ガラスの競馬場】様のこちらの記事をどうぞ。
※→「さあ、祭りが始まる。

近年の競馬史においても一際輝く、ディープインパクトの活躍。

サンデーサイレンスの最良の産駒はどの馬か?という命題では
スペシャルウィークやサイレンススズカなどの名前が挙がって
競馬ファンの間でも色々と話題になっていたものですが、
ディープインパクトの登場で、どうやら議論は決着。
もちろん異論をもたれる方はいらっしゃると思いますが
成績の安定感と内容をとってみればディープインパクト以上と
言える馬はいないと思われます。

サイレンスズカや他のSS産駒の名馬とディープインパクトが一緒に走ったら
・・・なんてことを想像するのも楽しいんですけどね(^^)
もちろんそこに結論は出るわけもなく、各個人の胸の内で
勝ち馬が決まってくると思います。

個人的にディープインパクトに恨みがあるわけではありませんが(笑)
POG馬を選ぶ際に、種牡馬としては活躍できるのかどうかはかなり疑わしい
と考察していたわけで・・・2歳末の時点の勢いがこのまま続くのかどうか
ドキドキしながら見守っているところです(^^;

ひとまず、2011年最初までのデータを簡単にまとめておきたいと思います。

★芝レース(計175走中)
・1番人気回数 69回 →30勝
・2番人気回数 29回 → 4勝
・3番人気回数 15回 → 1勝
・4番人気以下 62回 → 4勝


非常に高い支持率となっているディープインパクト産駒ですが
勝利をあげているほとんどのレースが1番人気を背負ったとき、となっています。

4番人気以下の馬が勝つのはそもそも難しいわけで、
穴を開けたのが4頭だけ、というのは仕方ないとしても
2、3番人気の馬の不調が目立っているのが気になるところ。

勝率に直すと
・1番人気 43.5%
・2番人気 13.8%
・3番人気  6.7%
・4番以下  6.5%

1番人気の勝率の高さは恐るべし、ですが2番人気でガクッと下がり
3番人気はもうそれ以下の穴馬と変わらないレベルになってしまっています。

うーん、狙うとしたら少なくとも2番人気以上じゃないと厳しいかも
しれませんね。今後重賞への出走が増えていったときにどうなるのか
注目したいところです。

まだ出走回数自体が少ないので数字の信頼度は足りませんが、
現時点での複勝率も調べてみました。

ディープインパクト産駒の距離別複勝率
~1400m 45.5%
~1800m 55.3%
~2200m 50.0%

サンデーサイレンス自身の産駒の各距離の複勝率は32~34%だったわけで
ひとまず異常な好成績になっている、という評価で良さそうです\(◎o◎)/!

これまでのところ、アグネスタキオン産駒が30%を超えて父の領域に
近いところにきていますが・・・基本的には20%台中盤程度あれば相当優秀。

ディープインパクト産駒は果たしてどの辺りに落ち着いてくるでしょうか。

血統構成から見て・・・バブルガムフェローに近いかも?
なんて考えていた私の先見性のなさにはホトホト呆れますね(笑)

ただし、まだダイワスカーレットやブエナビスタのような
超大物級の馬が出ていない印象なだけに、大成功・・・とまで
言うのは早い気がします。

そもそも初年度は競馬界を代表する優秀な肌馬が極端なまでに
集められていたわけで、生産界からすれば「これくらい走ってくれなきゃ困る
というくらいなのかも、とも思いますがどうなんでしょうか。

肌馬の質と量に極端に影響されるスペシャルウィークみたいな
種牡馬もいるわけで、2年目以降にディープインパクト産駒が
どうなっていくのかにも注目したいところです。

※ちなみに08年に216頭だった種付け頭数は09年には171頭
 減っています。初年度が206頭でしたので2年目は増えていますが
 3年目からガクッとマイナス・・・
 産駒がデビューする前に頭数が減っている、ということは
 生まれた仔に対する評価がそれほどではなかった可能性もありそうです。
 先行きは・・・明るいのかどうか、まずは今年のクラシック戦線での
 活躍を楽しみに待ちたいと思います(^^)

フェアリーS(各馬分析2)  担【けん♂】

今晩から明日にかけてはしばらくぶりにゆっくり考察に時間が
取れそうな予感・・・。まだ油断大敵ですが(爆)

フェアリーS(中山1600m)出走馬の各馬分析、第2弾です。

ビービーバカラ】牝3 (美浦) ゼンノロブロイ×(エルコンドルパサー)
重馬場の上に超スローだった新馬戦は参考になりませんが
赤松賞ではダンスファンタジアに突き放されたものの、
それなりに粘る脚を見せて4着と健闘。
血統的には中山は合いそうなだけに、他馬の動向次第では
好走も期待出来るかもしれません。
とはいえ、高いレベルの内容を示しているわけではないので
成長分がないと厳しそうです。

ピュアオパール】牝3 (美浦) ロックオブジブラルタル×(Indian Charlie)
母系から伝わるスピードを活かして小気味良く逃げる先行馬。
前走は3ヶ月ぶりの上に初輸送、距離延長と悪条件が重なり
スローで逃げたにも関わらず大失速してしまいました。
走り方などを見る限り、短距離のほうが合いそうではありますが
叩いて良化があれば、輸送のない今回はもう少し粘れそうです。
父は欧州のマイル王、一概に軽視は危険かも・・・。

ピュアブリーゼ】牝3 (美浦) Monsun×(Peintre Celebre)
ドイツの大種牡馬モンズンの産駒。日本への適性は・・・まだ不明です。
スローで引っ張った前々走の東京1800mでは長く脚を使って
逃げ切り圧勝をしましたが、前走の葉牡丹賞では好位で脚が止まって4着。
それほどスタミナに裏づけがあるタイプではなさそうです。
余程ためるところがないとキレもイマイチ。
欧州血統だけに馬格がなくてもパワーはありそうですが、
揉まれてしまうとマイナスになるかも。

フジチャン】牝3 (美浦) ネオユニヴァース×(Rainbow Quest)
不良馬場だった前走の勝利は評価が難しいですが、前々走の
中山1600mでは後方から凄い脚を使っており、
能力面では侮れないものがありそうです。
湿った馬場を苦にしていないので万が一天気が崩れるようなら一考。
前走のように良い位置で競馬が出来れば面白い1頭になるかも。

フラワーロック】牝3 (美浦) アッミラーレ×(デインヒル)
新潟の芝で6着がありますが、内容的には完全に脚が止まっており、
やはり前走の結果どおり、ダート向きの馬だと考えて良さそうです。
アッミラーレ自身も芝では未勝利・・・種付け頭数が少ない中で
勝ち上がる馬が出てくるのは嬉しいですが、芝の重賞でどうこう
出来るとは考えにくいかと。

フレンドサンポウ】牝3 (美浦) キングヘイロー×(サクラローレル)
中山1600mで前の馬の脚が止まったところを好位から差して勝ち上がり。
しかし続く芙蓉Sでは回りの馬のキレにまったく及ばず大敗・・・。
能力自体が不安定なだけでなく、脚色に限界があるようです。
高いレベルの内容を示しているわけでもないので
ここで期待するのは厳しそうです。

マイネイディール】牝3 (美浦) アドマイヤマックス×(ジェイドロバリー)
前に行って脚が止まるレースを繰り返していましたが、
前走では速いペースになって中段を追走、前の馬の脚が鈍るところを
差して4戦目にして勝ち上がりとなりました。
徐々に良化してきていたことも大きかったと思われますが、
内容的には展開がハマった印象、上位馬相手では対抗する武器に
欠けてしまうかもしれません。

ヤマノラヴ】牝3 (美浦) アグネスデジタル×(フジキセキ)
地方から中央に挑戦中・・・ですが短距離で健闘はしているものの、
ピリッとしない成績に落ち着いてしまっています。
ひいらぎ賞は休み明けでマイナス体重ということもあり、
大敗については考慮しても良さそうですが、それにしても
上位馬相手にどうこう出来る内容は示していないだけに厳しそうです。