けいけん豊富な毎日

大阪杯(展開分析)  担【けん♂】

大阪杯(阪神2000m)について見ていきたいと思います。

阪神2000m(内回り)はスタートしてすぐに上り坂になっており
加速がつきにくい構造。
300mほどでカーブ、そのあとは京都と違って上り坂もないので
淡々としたラップが刻まれる傾向があるようです。

1200mを超えたところでカーブしながらの下り坂。
残り800mは息を入れられないペースになりやすいわけですが
馬場が湿ると滑らないように減速することもあるので
良馬場とはガラリと展開が変わってしまいます。

基本的には下り坂を利用して加速しながら先行馬が逃げるために
後方からは位置取りを詰めにくく、隊列は長目のまま直線に入りやすいと
考えられます。
長い脚が使える先行馬がいるかがまず大きなポイントになってきそうですね。

外回りよりは最終コーナーがタイトになっているので外を回した馬は
大きく外側に膨らまされる傾向。かなりロスが出てしまいます。

ペースによっては直線の上り坂で脚が止まる先行馬も出るので
その場合は差しが有効・・・ただし坂を問題にしないスタミナのある先行馬
そのまま押し切ってしまえるコースだと思います。

4コーナー位置取りと着順の関係
大阪杯位置

この時期に行われる古馬の上位クラスのレースとして大阪杯と大阪城Sのデータ
取ってみました。※大阪城Sは1800m外回りのデータを除いています。

通常の阪神2000mでも相当な先行有利の傾向が出ていますが
大阪杯、大阪城Sの場合は極端に先行有利
コーナーで10番手より後方の馬はほとんど複勝圏に飛び込むことは出来ません。
中段からの差し馬がそれなりに飛び込んでいることにも注意。
展開によって左右されるレースでもあることがわかります。

四位騎手が後方から大きく回すようだと・・・

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大阪杯(各馬分析2)  担【けん♂】

大阪杯(阪神2000m)出走予定馬の各馬分析、第2弾です。

シャドウゲイト】牡7 58.0kg (美浦) ホワイトマズル×(サンデーサイレンス)
07年の大阪杯でメイショウサムソンの2着。ただし、当時は絶好調だった上に
相手関係がかなり楽なレースだったわけで、今回とは状況が違い過ぎます。
先行気味に行ってからの末脚の鈍り方は重賞を勝って海外遠征をした馬だとは
思えない状況。上位馬に対抗できるとは考えにくいです。

ショウナンアルバ】牡4 57.0kg (美浦) ウォーエンブレム×(Great Commotion)
ダービー卿CTと重複登録。
後方に控えればそれなりの末脚を使えますが、前に届くほどではないようです。
湿った馬場が苦手なので東京新聞杯は度外視していいですが、その前の京都金杯では
好位から失速・・・ちょっと打つ手がない感じ(涙)
気性に問題があるので阪神への輸送も難関。

ダイシングロウ】牡5 57.0kg (栗東) ダンスインザダーク×(ジェイドロバリー)
昨夏に小倉で見せたような能力を発揮すれば重賞でもそれなりに活躍出来そうですが
新潟記念以降はガクッと崩れてしまいました。
血統構成がアドマイヤメインに似ているので気性的にも近いものがあるのかも?
前走では好位で追走し直線で踏ん張ったので少し改善方向にある気がしますが
切れ味で上位馬に完全に見劣ることを露呈してしまっているので
現状ではGⅠ級の馬相手にどうこう出来る感じはなさそうです。

ディープスカイ】牡4 59.0kg (栗東) アグネスタキオン×(Chief's Crown)
未勝利戦で勝ち切れないレースを続けていたのは京都内回りコースや中京・・・。
勝ち切っているのは全て直線がある程度長い競馬場、後方から末脚を使う馬だけに
仕掛け損なうようだと取りこぼしの可能性は十分にありそうです。
休み明け、斤量増という悪条件も加わるわけで、調整するには
少し危ないレースを選択したのかも。
能力はもちろんメンバー中でも最上位クラス
あっさり勝ち切るか、届かずで終わるか・・・。

デルタブルース】牡8 58.0kg (栗東) ダンスインザダーク×(Dixieland Band)
出てくるなら連闘になります。
1年3ヶ月ぶりのレースとなった阪神大賞典では2番手を追走して失速。
重馬場の影響もあったとは思いますが、復活しそうな手応えのあるレースでは
なかった
印象です。中距離でスピードを問われるレースに今更対応出来るかも
大いに疑問。

ドリームジャーニー】牡5 57.0kg (栗東) ステイゴールド×(メジロマックイーン)
前走では稍重の馬場で上昇があったことと、展開上コーナーで隊列が縮まったために
(池添騎手が)苦手な中山で2着に食い込みました。
本来は小回りの競馬場でコーナーまでに前に詰めて行って瞬発力を活かすのが
この馬のベストパターン。池添騎手は関西では信用出来る実績なので
上手く前に押し上げていければ十分に好走が期待出来そうです。
馬場が湿るようならさらにプラス。

マストビートゥルー】牡6 57.0kg (栗東) オペラハウス×(アンバーシャダイ)
好位から末脚を伸ばす馬。前走ではローカル重賞の常連組と競い合って
勝ち切っていますのでそれなりの能力が期待出来そうですが、
もう少し上のクラスとぶつかった小倉大賞典では跳ね返されているだけに
大きな期待はしにくいですね。
斤量互角で上位馬相手では余程展開がハマらないと厳しいと思われます。

マツリダゴッホ】牡6 58.0kg (美浦) サンデーサイレンス×(Bel Bolide)
有馬記念は前につけることも出来ずにまさかの大敗。
4コーナーで後続を突き放すような競馬でないとパッタリ脚が止まる馬なので
能力と言うより気性的な問題だった感じです。
阪神に出走するのはこれが初めて。騎手も乗り代わりで武豊騎手になるので
馬が違和感を感じてしまうようだと力が出せないかもしれません。
天皇賞春で大敗しているように輸送に弱い面があるかもしれないのも不安です。
※栗東滞在で調整中だそうです。
前で上手く競馬が出来れば阪神内回りは脚質に合う可能性もありそう・・。
今後を占う上でも注目の一戦になりそうです。

大阪杯(各馬分析1)  担【けん♂】

登録馬は15頭、回避も何頭か出そうなのでかなりの少頭数になりそうですが
大阪杯(阪神2000m)はかなり強烈なメンバーになりそうです(^^)

以前は少し手薄・・というか阪神大賞典の影にある印象でしたが
メイショウサムソンがここからの始動で天皇賞春を制し、
昨年はダイワスカーレット、エイシンデピュティが活躍したことで
一躍注目のレースになったという感じ。
今年はどんな激戦になるのでしょうか・・・。

アグネストレジャー】牡7 57.0kg(栗東) サンデーサイレンス×(トニービン)
中段もしくは後方からの差す競馬が基本ですが、前走は早めに仕掛けて失速。
阪神の内回りという条件も脚質には合わず、重賞では完全に壁にぶつかっているだけに
ここでは期待しにくいと思います。

アドマイヤフジ】牡7 57.0kg(栗東) アドマイヤベガ×(Be My Guest)
先行気味に行って脚を伸ばす競馬が完全に定着し、安定感が出てきました。
GⅠではどうしても不足感がありますが、重賞辺りでは最上位クラス
中山、京都での好走が目立つ成績ですが、阪神でも内回りならば
脚質はピッタリはまる
かも。展開に上手く乗れたら上位を食う構図も
十分にありそうです。

ヴィクトリー】牡5 58.0kg (栗東) ブライアンズタイム×(トニービン)
年明け2戦目の京都記念で先行脚質が復活。最後の詰めは鈍さが
あるものの、展開や仕手関係、競馬場次第では復活Vもどこかで
あるかもしれません。今回も内回りだけに上手く粘りこめれば・・・

カワカミプリンセス】牝6 55.0kg (栗東) キングヘイロー×(Seattle Slew)
大目標だったエリザベス女王杯で敗れ、引退かと思ったんですが
どうやら現役続行みたいですね。
京都記念でも好位から勝ち馬と同じ脚を使っており、
牡馬の上位馬相手でもまったく引けを取らない能力を見せています。
短い直線でも発揮出来る瞬発力のある末脚が武器なので
タイミング次第で上位進出もありそうです。

キングストレイル】牡7 57.0kg (美浦) サンデーサイレンス×(ノーザンテースト)
出てくるなら連闘になります。
短距離を使ったことで行き脚がつくようになり、先行気味にレースが
出来るようになったのが収穫でしたが、前走は完全に脚が止まって大失速。
年明けからすでに4戦しており、そろそろ疲れが出ているのかも。

サザンツイスター】牡9 57.0kg (栗東) ダンスインザダーク×(ヘクタープロテクター)
障害に転向して3戦して勝ち上がれず、芝の重賞で上位馬と・・・
というのはどう考えても無理がありそうです。

サンライズマックス】牡5 57.0kg (栗東) ステイゴールド×(ダンシングブレーヴ)
末脚の威力がある馬ですが、どちらかというと平坦小回りの競馬場で
瞬間的な伸び脚を使う方が合うタイプのようです。
同父のドリームジャーニーと雰囲気が似てますね。
昨年の大阪杯では上位馬に格の差を見せつけられる結果で終わってしまいましたが、
今年は前の馬の力が落ちるならリベンジなるかも?!

続きます。

北海道サポーターズクラブ(今年も参戦!)  担【けん♂】

昨年、一昨年と楽しませて頂いた北海道競馬サポーターズクラブ
今年も参加させて頂きます(^^)/

一昨年は大好きだったエミーズスマイルの半弟ディラクエを指名したところ、、
北海道2歳優駿を制し、全日本2歳優駿で2着と大活躍!
最高に楽しいシーズンを過ごさせてもらいました。
(残念ながらその後、屈腱炎を患い治療中です:涙)

昨年はけい♀が指名したフレンチマリーが中央のクローバー賞に挑戦!
トップランナー、ビービーデュークも北海道で勝ち上がってくれました。

今年はふたたびディラクエ級、いやそれ以上の馬を指名出来たら、と
わくわくしております(^^)g

北海道競馬を教えて頂いたtemporalisさん藤沢雄二さんに加えて
今年はナルトーンさんよしおさんも参戦!
POGとはまた違ったサポート馬同士の激戦が予想されます♪
是非指名馬に活躍してもらいたいですね(^^)

さて、今年の私の指名馬は・・・

ホウジュ07 牡 ゴールドヘイロー×(ステートリードン)
ホウジュ07

現在地方競馬界を震撼させる活躍を見せ始めているゴールドヘイロー産駒。
中央に参戦する馬も多く、大活躍をしています。
全兄も川崎でデビューし4戦3勝と能力を見せているだけに
この馬にも兄以上の活躍を期待しています。
もっさりとした体つきですが(笑)前後にガッチリと筋肉がついて
力強い雰囲気!今後の成長が楽しみです♪

ファストクリーク07 牡 ゴールドアリュール×(スマコバクリーク)
ファストクリーク07

ゴールドアリュール産駒もなかなか良質の産駒が出ています。
芝でもキレ味のある馬が出ていますが、スマートファルコン、エスポワールシチー
など大物はやはりダート路線で活躍。ミスプロ系の母父系統と上手く
マッチすれば大爆発も?!
スマートながら要所に筋肉のついた魅力的な馬体。クビ差しの太さも秀逸です。
頑張ってもらいたいですね(^^)

カネマサゴールド 牡 ゴールドヘイロー×(ノーザンテースト)
カネマサゴールド

この馬も期待度の高いゴールドヘイロー産駒。
半兄のナリタセンチュリーは京都記念を制し、宝塚記念ではディープインパクトの
2着に飛び込んだ活躍馬です。
洗い立てなのか毛ツヤは少し冴えませんが下半身の筋肉の発達度も高そうですし
力強い雰囲気。まだ幼い感じが残っているだけにこれからどう成長してくるか
非常に楽しみです。

ペンタルビー07 牝 シンボリクリスエス×(サンデーサイレンス)
ペンタルビー07

母父サンデーサイレンス、母母父ノーザンダンサーという組み合わせは
サクセスブロッケンと同型。残念ながらデピュティミニスターを経由は
していませんが、十分に期待出来る血統構成だと思います。
全兄も中央のダートで勝ち上がっており、是非この馬にも続いてもらいたいですね。
非常にバランスのいい好馬体。前後の筋肉の付き方も秀逸。
見た目に非常にオーラを感じた1頭。デビューが待ち遠しいです。

アントワープ 牝 キングカメハメハ×(サンデーサイレンス)
アントワープ

新種牡馬として活躍を見せているキングカメハメハ。
母はビリーヴの全妹のフランダース。
相当なキレ味を感じさせる血統構成ですね(^^)
母父サンデーサイレンスとの組み合わせでは昨年ナサニエルが北海道で大活躍。
キングカメハメハ産駒は最終的にダート路線で大物を出すかも・・と
個人的に考えているだけに、この馬にも期待したいところです。
バネのありそうな筋肉質の馬体。もう少し腹構えに力強さが出てきたら
相当な好馬体に仕上がってきそうです♪成長に大いに期待!


今回はゴールドヘイロー産駒で固めてみようかと思っていたんですが
牝馬は体つきと血統で心変わり(笑)ちょっとバラエティに富んだ指名馬と
なりました。
指名を見送ったゴールドセント、カトリア07も活躍を期待しています。

北海道でも熱いドラマを!
どの馬も無事デビューできますように・・・

ドバイワールドCデイ(改めて回顧)  担【けん♂】

もうすでにレース映像を観た方も多いと思いますが、ドバイワールドCデイについて
ふり返っておきたいと思います。

レース映像は→ココ
 JRAの記事なので期間限定です。

ドバイワールドC(ダート2000m)
1着ウェルアームド    2.01.01
2着グロリアデカンペオン  14馬身
3着パリスパーフェクト   

8着カジノドライヴ ※勝ち馬とは27馬身差

実績的に不安があるアルバータスマキシマムが人気を背負いましたが
個人的には過去にドバイで実績があるアジアティックボーイ、ハッピーボーイ、
ウェルアームド
などの方が有力だと考えていたレース。
昨年までのように超強力な世界的ダート馬が出走してきていないだけに
日本から参戦したカジノドライヴにも十分チャンスがありそう、
と期待していたわけで・・・実際にオッズでも3番人気と高い支持を受けていました。

14.2-11.1-11.6-11.7-11.9-12.0-12.1-11.6-11.9-12.8
1000m通過 60.5

ゆったりとしたスタートだったこともあり、スッと3番手辺りにつけた
カジノドライヴですが、掛かり癖があることを警戒して安藤勝騎手が
手綱を引いて抑え気味。しかし、そこからグーっとペースが上がって
一気に置いて行かれ気味に・・・

ハナを切ったウェルアームドはグングンとレースを引っ張りますが
先行集団は密集した隊列。気がつけばカジノドライヴは集団に
ついていけておらず、追走するのが精一杯。

直線に入ってさらに後続を突き放して独走態勢に入るウェルアームド
なんと2着に14馬身差をつけて余裕のゴールイン!となりました。

昨年のカーリンの勝ち時計が2.00.2、一昨年のインヴァソールは
1.59.9・・・単純比較は出来ませんが今年はレベルとしてはそれほど
高いものではなかった
、と考えられますが
日本のダートの2000mのレコードは2.01.0(阪神不良)
であるだけにドバイで好走するには日本馬は絶対的にスピード不足であることは
どうやら明白・・・
※2番目に速い時計は2.02.3

ダートの世界の頂点はまさに遥か彼方・・・
来年からは競馬場がメイダン競馬場に移るのでそこでの頑張りに期待しましょう。
とりあえず、今年は1頭立てのレースだった、という感じでしたね(^^;

レース後のコメント
(安藤勝己騎手)
「スタートは良かったが、気持ち良く行くと掛かることがあるので内に入れて抑えました。
ただ、4コーナーではすでに脚がありませんでした。残念です。」


(藤沢和雄調教師)
「良いスタートは切れました。掛かり気味だったので抑えて内に入れたようだが、
あまり馬ごみで競馬をしたことがないからね。
その後、落ちついていたように見えたが、厳しい展開だったと思う。
競馬をさせてもらえなかったというのが正直な感想です。
今後は一息入れたいと思います。」


うーん、ちょっと息が合っていない感じ?調教師としては納得していない感じです(^^;

ドバイデューティーフリー(芝1777m)
1着グラディアトーラス  1.46.92
2着プレスヴィ       31/4馬身
3着アレキサンドロス

7着ウオッカ ※勝ち馬とは約9馬身差

グラディアトーラスがハナを切って行ったレース。
好スタートを切ったウオッカは2番手を追走していきますが
徐々に離され、大逃げの態勢。ウオッカは離れた2番手を追走し、
後続集団を引っ張っていくような格好になりました。

12.8-11.0-11.5-11.7-11.9-11.7-11.9-13.1
1000m通過 58.4

スタートこそソロリと出た感じですが、そこからはまったく緩めずに
ガンガンと飛ばして行く展開。

直線に入ってウオッカが徐々に詰め寄って行く気配・・・
しかしグラディアトーラスの脚は衰えず、逆にウオッカの脚が止まってしまい
後続集団に飲み込まれてしまいました(涙)
グラディアトーラスの1600m通過は1.33.8、日本より少し重く
時計が出にくい芝状態であることを考えるとかなり速いペース。

日本では毎日王冠で先行して1600mを1.32.6で通過しつつ、
押し切る寸前まで行ったわけで、何か脚の状態に問題が出たとか
そういうことではないことを祈りたいです。

勝ったグラディアトーラスはこれが初GⅠ制覇。
とはいえ12戦9勝と優秀な成績の馬ですし、前哨戦(1600m)では
5馬身以上の差をつけて圧勝しているだけにうなづける結果です。

レース後のコメント
(武豊騎手)
「大変良いスタートが切れました。他の馬の出方を見たいと思っていたので、
2番手につけられてマイペースで運べたと思います。
直線に向いて手ごたえも良かったですが、伸びを欠いてしまいました。
ちょっとどうしたのか、という感じでした。決して世界で戦えない馬ではないので、
またトライしたいと思います。」


(角居勝彦調教師)

「騎手は良いポジションでパーフェクトな騎乗でした。予定どおりの形でした。
あがってきたウオッカを見ましたが、彼女は走りきった感じでした。全力を出しています。
今後の馬つくりを根本から考えさせられるレースでした。」


角居調教師はかなりショックだったようですね。
たしかにこれで足りないなら・・という呆然とした気持ちになるのも
分かる気がします。

ドバイゴールデンシャヒーン(ダート1200m:直線競馬)
1着ビッグシティーマン    1.08.9
2着インディアンブレッシング  11/4馬身
3着ディアポリカル
4着バンブーエール ※勝ち馬とは約6馬身差

7戦5勝と安定感のあるビッグシティーマンが先行してレースを引っ張り、
12戦9勝、GⅠ5勝、デビュー以来一度も連を外したことがない
インディアンブレッシングが追いかける展開。

最後は完全にマッチレースとなり、ビッグシティーマンが初GⅠ制覇
後続はほぼ横並びでゴールになだれ込んでおり、4着に飛び込んだ
バンブーエールは上位2頭とは大きな隔たりがあるものの、大健闘だったと
思います(^^)g

レース後のコメント
(武豊騎手)
「良く頑張ってくれました。前半から良い走りで、ポジション取りも良かったです。
後半バテた馬を追い上げ、この馬自身は良く伸びていました。
状態が大変良かったんだと思います。」

高松宮記念回顧(短距離仕様)  担【けん♂】

世の中には2種類の人間しかいない。
本命に指名した馬が勝つ人と、飛ぶ人と・・・(爆)

私の身の回りでは私が◎を打った馬を切ってBOX買い、というのが
流行りつつあります(自虐)我ながらセンスなし・・・

まぁ冗談は置いておいて高松宮記念についてふり返っておきたいと思います。

予想は→ココ

結果は・・・

1着○ローレルゲレイロ   1.08.0  上がり34.9
2着▲スリープレスナイト   1/2
3着 ソルジャーズソング

8着△アーバンストリート
10◎キンシャサノキセキ
14×アーバニティ

※全着順は→ココ

スタート良く外からジョイフルハートが行こうとしますが、
内からローレルゲレイロがかわして先頭に立ちました。

ドラゴンファング、スリープレスナイトが続き、ウエスタンダンサー、
キンシャサノキセキも好位で追走。

外枠入ったビービーガルダンはジョイフルハートに被せられたこともあり、
中段外目を追走・・・あまりにも想像通りで泣けてきますね。
キレがない馬だけに少なくとももっと前に行かないとどうしようもありませんが、
軽く手綱を抑えて中段で折り合いをつけてしまいました。

11.9-10.3-10.9-11.5-11.4-12.0
前半600m 33.1
後半600m 34.9

想定以上に速い前半のペース。
カーブに入ってさすがにスピードが落ちて馬群は縮まっていきましたが
傾斜度のキツい中京では前のペースが落ちると後方の馬は余計に
外に開いて行く必要が出てきてしまうので外目につけた馬は
グーっと大きく外に振られながら直線へ。

4コーナー映像
高松宮4コーナー

中京が内伸びの馬場になっていることは騎手の間でも知られているわけで
好位追走集団はこぞって内へ殺到
完全に内が詰まっているのを見て後方の馬は外に回さざるを得ない状況
なってしまいました。

先頭のローレルゲレイロに並びかけていくように内から外に切れ込んだ
スリープレスナイトに進路を塞がれたウエスタンダンサー
その後ろからくるコスモベルに馬体をぶつけられてクビを上げて失速・・・
うーん、ちょっと可哀想な内容かも・・・(審議対象とは違います)

一旦はローレルゲレイロに並びかけてかわしかけたスリープレスナイトですが
本調子ではない状態だけに・・・昨秋ほど伸び脚がありません。
再度ローレルゲレイロに突き放されるともう迫っていく余力はありませんでした。
それでもここまでやれたのは能力の高さの証明。
順調に仕上がってくれば短距離路線の顔としてまだまだ活躍してきそうです。

ローレルゲレイロは父キングヘイローに続いて高松宮記念を制覇!
今年は完全に短距離仕様に体を作り変えてきた陣営の努力が
実を結んだ感じです。マイル路線まで活躍出来そうな馬ですが
かえって短距離専門に転向した方が良いのかもしれません。

前半のハイペースの影響で力のない先行勢は脱落。
中段から脚を伸ばしたソルジャーズソング、トウショウカレッジ
3着、4着に飛び込んできましたが、これはあくまで展開の綾
前で伸びた2頭との力の差はかなり大きいと思われます。

キンシャサノキセキはいい位置につけて追走しましたが
不自然なまでに脚が止まって失速。
本来は短距離馬ではないだけに、さすがに前半が速過ぎたのか・・・

ファイングレインそしてドリームパスポートもそうだったんですが
フジキセキ産駒一旦崩れると立て直しが難しい感じですね。
パタッと走らなくなることがあるので少し不安だったんですが・・・
こういう嫌な予感ほど的中してしまうもので・・・(涙)
まだ駄目と決まったわけではないですが、前走に引き続き
脚が止まった点には注意が必要。次走で復活がなければ、低迷期に入ってしまう
かもしれません。

★レース後のコメント
1着 ローレルゲレイロ 藤田伸二騎手
「スタート後、前にジョイフルハートがいて気になったけど、それを交わして
行き切れたのが大きかったね。最後はスリープレスナイトに一回交わされて、
ダメかと思ったけど、また差し返してくれて嬉しかったよ」


2着 スリープレスナイト 上村洋行騎手
「レースは完璧だった。最後も半馬身ぐらい抜けての勝ちパターンの競馬だった。
ただ、残り100mというところで急に止まってしまった。
負けたけどGI馬の地力は見せられたかと思います」


4着 トウショウカレッジ 内田博幸騎手
「もう少し流れてくれれば……。最後も伸びてきているだけに残念です」

10着 キンシャサノキセキ 岩田康誠騎手
「ペースが落ち着きすぎて、押し出されるような形になった。
馬の後ろで我慢させるような競馬がしたかったんだけど……。
調子は悪くなかったし、もう少し流れてくれればよかったね」


16着 ビービーガルダン 武幸四郎騎手
「レース前はすごくいい雰囲気だったけど……。道中は気合をつけ通しで、
左回りも初めてだったし、外へ外へ膨れてしまったね」


武幸四郎騎手・・・あの位置でカーブを曲がれば中京競馬場では
どんな馬でも外に膨れると思います(爆)

いやーよしおさんと本命が被ったときはその馬が飛ぶ、というジンクスは
今回も継続中です(笑)ちょっと怖くなってきました(^^;

ドバイワールドCを終えての雑感  担【けん♂】

あとでレース内容を含めて改めてふり返る予定ですが
ひとまずドバイワールドCデイについて、感じたことを・・・

ドバイワールドCは昨年3着だったウェルアームドが大圧勝!

カジノドライヴは勝ち馬に20馬身以上離された8着・・・
期待していたんですが残念です。

深夜の放送での実況ではスタートから徐々に・・・

「カジノドライヴは3、4番手」
  ↓
「カジノドライヴは5番手から6番手」
  ↓
「カジノドライヴは7番手から8番手」 
  ↓
「カジノドライヴは・・・姿が見えません


と流れについていけていない状況がはっきり・・・(涙)

今年のドバイは雨で湿っていただけに速い時計が出てしかるべき状況。
単純比較はできませんが昨年のカーリンは時計的にも
今年より1秒以上速いタイムで勝っており、
いわばウェルアームドは昨年と同じ程度かそれ以下の走りをした
という感じでしょうか。
つまり、カーリンクラスならさらに7馬身以上前にいるってことになるわけで・・・

ダートの世界レベルは遠いですね~

カジノドライヴは帰国後は芝路線に進む可能性があるようです。
それはそれでどうなの?って感じですけど・・・。

ウオッカがあっさり負けたのも残念、そしてびっくり。
アドマイヤムーンはよくこのレースを勝てたなぁ・・とつくづく・・

とりあえず日本から狙いやすいのはシーマクラシックじゃないかと。
また新鋭が勝ってましたが、ここはそれほどのレベルとは
思えないんですが、どうなんでしょうか。

バンブーエールは4着!頑張りましたね~
まぁその前は5馬身も差があるわけで完敗なんですが(爆)

うーん、今年のドバイはかなりメンバーが手薄だったにも
かかわらずこの惨状(涙)
なんだかとてもショックです。

※今日は晩まで外出していますので回顧を含めて更新は
  少し遅くなるかもしれません。

高松宮記念最終予想  担【けん♂】

高松宮記念(中京1200m)についてまとめていきたいと思います。

例年とはコースの使用形態が変わっており、Aコースを使用する今回は
内伸びの馬場状態。前で伸びる馬には有利な状況だと考えられます。
スプリンターズSを先行して押し切った上位馬にとっては
条件が好転していると言って良さそう。
昨年脚が止まったローレルゲレイロなども今年は期待度が高く
なりうそうです。

出走枠順
高松宮出走表

これまでの考察
各馬分析1→ココ
各馬分析2→ココ
各馬分析3→ココ
展開分析→ココ
馬体について1→ココ
馬体について2→ココ
馬体について3→ココ
有力馬抽出→ココ
過去の傾向と対策→ココ
騎手データ分析→ココ
展開想定→ココ
展開想定2→ココ
有力馬寸評→ココ

前半600mは33秒台中盤辺り。突っかけて行く馬がいなければ
33秒台後半でまとめて直線へ・・・。コースの傾斜度が高いので
外を回す馬は大きく膨らむ感じ。ワンテンポ遅らせて内を突く
後方の馬
がいれば内伸びの馬場が利用出来るかもしれません。

今回の予想
◎キンシャサノキセキ
○ローレルゲレイロ
▲スリープレスナイト
△アーバンストリート
×アーバニティ

キンシャサノキセキの前走は苦手な稍重の馬場に脚を取られた上に
+10kgと余裕残しの影響があったと思われます。
今回は仕上がってくると思いますので出来は心配なさそう。
前で競馬が出来て、伸び脚の面でも上位
騎手も能力が高く、総合的に見て最上位だと判断しました。
南半球生まれなので実質5歳馬。最も充実した時期にGⅠ制覇なるか・・

ローレルゲレイロは昨年よりも条件が好転して期待度アップ。
外枠からなので思い切って行くしかないだけに
すんなりとハナを切れればハイペースでも脚を残せる馬だけに
楽しみです。キレ味に不足感があるだけに詰めの甘さが怖いですね。

スリープレスナイトの能力は断然。普通に走れる状態であれば
圧勝も十分にありそうです。今回は状態面に不安があるだけに
最後の詰めに甘さが出ると・・・。
上村騎手はこの馬に乗るために懸命にリハビリをこなしたとのこと。
人馬の執念が実るか、それともどちらも順調ではない影響が
出てしまうのか・・・。

アーバンストリートの末脚は強烈な上に安定感があります。
福永騎手も仕掛けどころ次第・・と一発を狙っている雰囲気。
コーナーでショートカットして内を狙うのは福永騎手の
常套手段なだけに、タイミングがハマれば先行有利な展開を
引っくり返せるかも・・・。直線が短いだけにどこまで
届くかがポイントになりそうですね。

アーバニティは実績に不足があり、上位馬相手にどこまで
出来るかわかりませんが、人馬ともに近走の勢いがあるだけに
上手くタイミング良く仕掛ければ紛れ込めるかも。
馬体の出来などは素晴らしいので新星登場!となってくれたら・・

他にも気になる馬はいますが上位馬の実績はかなり抜けており、
無茶な穴馬には期待しにくい状況かと。

今年初の芝GⅠ、好レースを期待したいと思います。

高松宮記念(有力馬寸評)  担【けん♂】

高松宮記念についてまとめる前にもう少し有力各馬について
見ておきたいと思います。

スリープレスナイト
 半年の休養明けで調教でもそれなりに動いているようですが、
 コメント欄で教えて頂いた内容を参考にすると大幅馬体減の可能性がありそうです。
 馬体写真でも下半身の筋肉が落ちている印象なので、昨秋ほどの信頼度は
 ないかもしれません。北九州記念では前半33.0という超ハイペースを
 先行して押し切っているように能力は断然。他馬との差が縮まって・・・
 逆転があるかどうか?

キンシャサノキセキ
 馬体の出来は十分。精神面に少し不安があるようで、前ほど行く気にならない
 感じなのが微妙なところ。速ければ速いほど能力を発揮する馬で
 本来はマイルまでこなせるスタミナがあるだけにここでの適性は高い
 思われます。

ビービーガルダン
 スプリンターズSで上位2頭の後塵を拝したように、少し不足感がある馬。
 今回は乗り代わりで外枠に入り、どういう競馬をしてくるか。
 横を見ながら慎重に出していくようなことがあれば外外を回らされてしまうかも。
 決め脚のある馬ではないので余程上手く前につけないと厳しいだけに
 今回は割り引いても良さそうかと。

ローレルゲレイロ
 昨年はこのレースを目標にしておらず、出れるなら出る・・という程度の
 軽い仕上げでの出走(4着)。加えて昨年は外伸びの馬場だっただけに
 先行不利の中、4着に粘ったことは評価したいところです。
 近走の結果自体は昨年に比べて少し見劣りがないでもないですが
 馬体の出来は相当高いので、内伸びの馬場を利用すれば・・・

アーバニティ
 3走前の1600万下(1400m)では前で粘り切れず失速。
 前々走は相手関係が弱化。前走は稍重の馬場を利用してのなだれ込み・・
 連勝の内容はGⅠクラスの中で評価するにはかなり不足感があります。
 荒れ馬場を苦にしない血統なので内を突かなくても伸びて行けそうな点と
 馬体の出来が非常に良い点で期待したいですが・・・

アーバンストリート
 ここ4走での逃げ馬との上がり3ハロンの差は1.2秒、1.3秒、
 1.1秒、1.4秒と強烈な上に安定しています。
 1.2秒程度上回る脚が使えれば4コーナーで4馬身半差以内なら届く計算。
 この条件が得意な福永騎手が内を突いてショートカットしてくれば
 面白い存在になってきそう。先行馬の末脚次第になりそうですが
 差し馬の中では注目の存在。外を回すようなら厳しいと思いますが・・。

ファリダット
 陣営からは内で馬群に入れる、という指示が出ているようですが
 四位騎手の判断は・・・?前半33秒台で前が残るような展開での
 競馬は未経験。前に詰めて行ったら末脚に不足がありそうですし、
 いつもより仕掛けが遅れるようなら上位馬に届く可能性は低そうかと。

遅くなりましたが、こんな感じでまとめていきたいと考えています。

高松宮記念(展開想定2)  担【けん♂】

前回、直線での隊列を想定してみましたが・・・よしおさんから
コメント欄でご指摘があったとおり、不確定要素が一杯あるので
非常に難しいところ・・でも最も重要になりそうなので大変です(^^;

ハナを切りやすいのはローレルゲレイロだと思いますが
あとはこの馬に突っかかって行く馬がいるかどうか・・・。

これまでの内容からすると、先行気味に行きたいけれども
無理してハナを切るまでもない
、という馬が多く、
いつもハナを切っているジョイフルハートは大外に入ってしまった上に
今回は乗り代わって初騎乗となる太宰騎手。
・・うーん、2択ですね。
行くしかない、と暴走するか、この枠なら仕方ないと控えてしまうか・・
近走の出来から考えると無理に行かないのではと想定してみましたが
果たしてどうでしょうか。

もう1頭、最内のコスモベルの動向も微妙です。
激しい気性の佐藤哲騎手(爆)ですのでここは先頭切って
行ってしまうかもしれません。

前半600mのペースは33秒台になると思いますが
ここが33.5秒よりも速くなるようだと、かなりハードなペースになり
前の馬が有利だとはいえ、脚を残せる馬が限られてきそう。

33.6以上に落ち着いて(それでも速いですが^^;)流せれば
後半は消耗戦というよりも力勝負、キレ勝負の様相を呈してきそうです。

出来れば34秒台で行ってもらいたいウエスタンダンサーなどには
いずれにしろちょっと厳し過ぎる内容になるのではないかと考えています。

ひとまず、前回の想定のまま直線に向かうとなると
最内の伸びるコースを通れるのはローレルゲレイロ、スリープレスナイト、
コスモベル
辺り。
並びかけて行くようにキンシャサノキセキ、アーバニティ
アーバニティは多少馬場が荒れていても適性でこなせると思います。

ビービーガルダン、ファイングレインは中段から外を回して
上がって行きつつ、外に開いて行くのでは・・・。
こうなると伸び脚不足になる可能性が出てきそうです。

中段、中段後方の馬が外に行くのを尻目にグッと内側で我慢して
直線内側を突きに行きそうなのは・・・ファリダット、アーバンストリート、
トウショウカレッジ
辺り。
ファリダットは陣営から内を突く指示が出ているようですが、四位騎手は本来
外を回しやすい騎手だけにどう乗ってくるか微妙です。
福永騎手は内を突いてショートカットするのが得意な騎手。
今回も仕掛けどころ次第だと考えているようです。

コーナーでペースが落ちるようだと後方から内に切れ込む馬にも
チャンスが出てくるかも。
中京競馬場では上がり3ハロンが0.1秒違うと約0.37馬身差
縮まってくる計算。
1秒速い上がりを使っても4コーナーで3馬身半差程度にいないと
届かないことになるので、ハードルはかなり厳しいと思われますが
中京競馬場はコーナーの傾斜度がキツく、スピードを上げたままでは
曲がりにくい構造なだけに、4コーナーでの隊列の形
どうなるのか・・・興味深いですね。

ざっと考えて、前で競い合うスリープレスナイト、ローレルゲレイロ
あとはコスモベル?を追いかけてキンシャサノキセキ、アーバニティ
そこからワンテンポ、ツーテンポ遅れて後方から内を突いてアーバンストリート、
ファリダット、トウショウカレッジ
が追い込んでどこまで・・・

最後は位置取り、仕掛けどころ、出来など非常に微妙な部分で
決まってきそうですね。もう一度考えてまとめていきたいと思います。

高松宮記念(展開想定)  担【けん♂】

高松宮記念(中京1200m)の枠順が発表になりました。

うーん、微妙な感じですね~
ざっと展開を想定しながら見ていきたいと思います。

最内に入ったコスモベルは・・行かねばならない枠。
たまに後方からになる馬なのでここでも包まれてしまう可能性がありますが
エスポワールシチーを蹴ってまで?コスモベルに騎乗する佐藤哲騎手
思い切って前に行く可能性は十分にありそうです。
一旦はハナに立つまで・・・。

ソルジャーズソング、アポロドルチェはすんなり道を譲って後方へ。

スリープレスナイトはすんなり先行できそうです。
ハナを切るタイプではないので外からの馬を待ちつつ、良い位置を
取りに行くのではないでしょうか。
中京1200mが得意と考えられる上村騎手の手腕に期待です。

トウショウカレッジは下げて、その外からウエスタンダンサー
スリープレスナイトをマークしながら行くか、かわして行くか・・・

アーバンストリート、ファリダットは下げて末脚を活かす方へ。
ファリダットは先行気味に行った方がいい気がしますが・・・
ここで冒険はしてきそうもないかと。

キンシャサノキセキはファイングレイン、アイルラヴァゲイン辺りを
引き連れてスリープレスナイトに寄せて行く格好になりそう。
内の2頭が下げると思われますのですんなり好位に取り付きに
行くことが出来そうです。

ヘイローフジが下げてその外からローレルゲレイロ
ジリ脚の馬だけにある程度先行して引っ張らないとどうしようもないので
ここは思い切って被せて行きそうです。
キンシャサノキセキのアタマを叩くような感じで前に行くなら
間のファイングレインなどは中段に留まらされる可能性がありそうです。

ローレルゲレイロよりも外の馬はある程度前に行きたい馬ばかりなので
くっついて一気に前に進出していく格好になりそうです。
距離短縮のドラゴンファングは少し遅れそう・・・
ビービーガルダンも乗り代わりで少しでも気後れするようなら
外を回して取り付いても・・・外外を回らされる最悪の位置取りになる
可能性がありそうです。
アーバニティもその意味では危険度が高いですが、横山典騎手は
この条件を得意にしているようなので、どういう競馬をしてくるか・・。
スプリングソング、乗り代わりのジョイフルハートも外からだと
あまり良い位置が取れるかどうか微妙ですね。

位置取り想定図
スタート直後
位置取り想定1

前半直線
位置取り想定2

中段外目を回らされてしまうと、カーブ後に直線に入るところで
大きく外に膨らまされる可能性があります。
今の中京競馬場は外伸びの馬場ではないだけに・・・かなり厳しいかもしれません。

高松宮記念(騎手データ分析)  担【けん♂】

今朝は地元の高校(掛川西)の応援に甲子園まで行ってきました(^^)

つい先日、阪神なんば線が開通したおかげで、非常に便利になり
甲子園、阪神競馬場方面には気安く出て行けるようになりました♪

応援席では20年ぶりに旧友との再会・・なんてのもあったわけですが
・・・何と言うか・・・みんなオッサン過ぎて笑えました(笑)
向こうから見たらこっちも十分に老けたんでしょうね(^^;
それにしてもあれじゃもしどこかですれ違っても絶対にわかんないなぁ・・・

高松宮記念(中京1200m)に騎乗する騎手データについて
見てみたいと思います。

今回は通常調べているデータが無い騎手が多かったので
全平地の成績と中京1200m(近40走)の成績を比較して
上昇度を調べてみました。

中京1200m上昇度:騎手データ】
高松宮騎手

元もとの成績と比較して最も上昇度が高いのは・・・上村騎手
実質的な勝率もNo1になっており、この条件を得意にしていることが
わかります。スリープレスナイトの状態は心配ですが、
調子が戻っていれば期待出来そうですね。

上昇度、という意味では飯田騎手も侮れません。
勝率、連対率、複勝圏率、全ての項目で大きく上昇があり
非常にこの条件を得意にしています。
ヘイローフジの一発にも注目です。

同様に福永騎手もかなり高い数字。中京1200mの実質的な複勝圏率では
2番目に高い数字になっており、アーバンストリートでの一発も
狙っていそうです。

複勝圏率では最も高い数字を出しているのが岩田騎手
連対率でも最上位の数字ですが・・・勝率は下がってしまっています(爆)
勝ち切れないけれども信頼度は高い、そんな感じでしょうか。
勝率も他の騎手よりも低いわけではないのである意味この条件では
最も期待出来る騎手だと思います。

元もとの数字が高いので上昇度のランクだと低くなってしまいますが
横山典騎手もこの条件が得意。複勝圏に入っていないときでも
かなり上位に持ってきている印象があり、特にここ数年は
非常に好成績になっているので、今の勢いからして大いに期待できそうです。

同じく藤田騎手も実質的な数字では高い成績。
ただし、この騎手も勝ち切れていないというデータになっています。
ローレルゲレイロの個性とマッチしている感じが面白いですね(^^;

騎乗回数が少ないのでデータ的に微妙ですが勝浦騎手も相当な
上昇度を示しています。数字的には上位にランクされた騎手と
変わらないので要注意かも。

不安視されている武幸四郎騎手は・・・自己条件と比較すると
全体的に上昇傾向(^^)この条件ではそれほど心配する必要は
ないようです。ただ・・・枠順が外になってしまったので
置いていかれたりするようなら・・・(涙)

期待出来そうな騎手
・上村騎手
・横山典騎手

期待出来そうだが勝ち切れない印象の騎手
・岩田騎手
・藤田騎手

一発がありそうな騎手
・福永騎手
・飯田騎手
・勝浦騎手

意外に侮れないかも・・・
・武幸四郎騎手
・佐藤哲騎手
・川田騎手

POG馬出走!(キングカメハメハの方向性を占う?) 担【けん♂】

わくわくドキドキPOG】もそろそろ終盤に入ろうかというところで
けん♂厩舎からデビューが相次いでいます(^^)

土曜中京1R未勝利戦(ダート1700m) ジョウノノーブル 荻野 ※初出走

ジョウノノーブル】牝 キングカメハメハ×(サンデーサイレンス)

母のシーズグレイスの産駒は過去に5頭いますが、すべて勝ち上がっています
残念ながら大物、というほどの馬はいませんがシャドウスケイプは
根岸Sを勝って重賞馬になっていますし、それなりに成功していると
評価していいのではないでしょうか。
ミスプロ系の種牡馬がつけられたのは初仔のシャドウスケイプ以来になりますので
この馬もダートでの活躍が期待出来そうです(^^)g

半兄のリンリンリンは園田で勝ち上がって何を思ったのか
弥生賞に挑戦したツワモノ(爆)
この馬もどうなるかわからないにしろ、勝ち上がってくれれば
大きなところに挑戦とか・・・(^^;

サンデーサイレンス系の牝馬に種付け出来る有力種牡馬として注目される
キングカメハメハですが、今のところ北海道から勝ち上がってきている
ナサニエル(フサイチホウオーの半弟)くらいしか母父サンデーサイレンスとの
組み合わせでの成功例がありません


どちらかと言うと、ノーザンダンサー系やミスプロ系との和合性が高い感じ。
その意味ではジョウノノーブルにも今後の種牡馬としての方向性を占う
大事な役目がある、と言えそうですね。

トーホウロードに続いて?相手関係的にはかなり恵まれた感じも
あったりするわけで(^^;初戦から期待しちゃってもいいかも・・・
調子に乗るな!オラァ(p゚ロ゚)==p)`д)グハッ

けん♂厩舎のために!父キングカメハメハのために!
ひいては今後の競馬界のために!・・・頑張ってもらいたいものです(^^)

高松宮記念(過去の傾向と対策)  担【けん♂】

高松宮記念(中京1200m)は内容的にかなりハードなレースである、
と考えられます。

速いペースの前半を耐え、先行、好位から末脚を伸ばさねばならない・・
競争馬にとって非常に充実した能力を問うことになるわけで
年齢的にも脂が乗った時期の馬が好走しやすい、と考えられます。

過去9年の結果を見てみると

・4歳 (1-2-0-34)
・5歳 (5-4-4-30)
・6歳 (3-2-4-39)
・7歳 (0-0-0-19)
・8歳 (0-1-1- 9)
・9歳 (0-0-0- 7)

圧倒的に5歳、6歳馬が良績
競争馬のピークを考えても、そのまま数字に表れている感じです。

もちろん世代によって出走頭数が違うので横並びで比較するために
各年齢別の平均順位を計算してみました。

4歳 10.4(位)
5歳  8.7
6歳  9.4
7歳  9.2
8歳  9.6
9歳 10.4

やはり平均して順位がいいのは5歳馬
6歳馬は出走頭数の多さでカバーしているところがあるようです。
その意味では7歳馬も経験を活かしてそれなりに好走している傾向。
ただし、複勝圏までは届いていないようですね。

4歳馬は平均順位にするとかなり低下。
この年齢で過去に高松宮記念で好走した馬はそれまでに
・ラインクラフト   2歳重賞2勝、3歳GⅠ2勝
・サニングデール  古馬短距離重賞2勝
・ショウナンカンプ  芝1200mで無敗、連勝中


と、かなり抜けた好成績をおさめている馬に限られています。

今年の4歳馬を見てみると、古馬重賞で好走している馬はいるものの
勝ち馬はおらず、3歳GⅠ馬もいません。
連勝街道を驀進中、という馬もおらず(ドラゴンファングが微妙に・・)
これまでの傾向から言えば・・・無視して良さそうです。

無論、過去の傾向が今回も当てはまるとは限らないので
各馬について内容を見ておく必要がありますが、少し割り引いて考えても
いいのではないでしょうか。

中心は5歳馬。6歳馬は実績、調子が相当高い馬に限り、
7歳以上は割引・・・外堀はこんな感じで埋めてみようかと(^^;

高松宮記念(有力馬抽出)  担【けん♂】

高松宮記念(中京1200m)について考えてみたいと思います。

コメント欄で┓( ̄Ⅲ ̄ )┏さんから

>12月がBコース、1月がCコースで行われたので、
>Aコースの今は直線内側にゴールデンベルトが出来ています。


というご指摘を頂きました。
近年では07年の高松宮記念で荒れた内側に先行したエムオーウイナーや
ディバインシルバー、シーイズトウショウといった馬が突っ込んでしまい、
外を回したスズカフェニックス、ペールギュントが差し切った結果と
なっています。

この内側が伸びやすくなっている、というのは非常に大きなポイントで
力のある先行馬はそのまま脚を伸ばせるようになるかもしれません。

先週行われたファルコンSでは力の要る馬場に適性があるマンハッタンカフェ産駒の
ジョーカプチーノが馬場中央外目から差し切って勝ちましたが、
2着には内側をスルスルと抜け出したカツヨトワイニングが入線。
※レース映像は→ココ
例年では明らかに伸びないコースなだけに、指摘があったとおり
ゴールデンベルトが出来ているのがわかります。

ファルコンSでは先行した馬に不足があったので差し有利な結果と
なりましたが、ハイペースでタフな脚が残せる先行馬がいれば
結果は変わってきそうです。

ひとまず通常よりも先行有利の度合が強いことを意識した上で
有力馬を整理してみると

【不安はあるが期待出来そうな馬】
スリープレスナイト(蕁麻疹による長期休養明け)
キンシャサノキセキ(前走の大敗が精神的なものだと・・)
ビービーガルダン(鞍上劣化のうえにテン乗り)


【不安は大きいが期待感のある馬】
アーバニティ(時計勝負は不安、キレ微妙、馬体充実)
ローレルゲレイロ(充実した昨年でも不足、馬体充実)


【展開不向きながら期待感がある馬】
トウショウカレッジ(馬体充実)
アーバンストリート(展開を引っくり返す脚)


ファリダット陣営は内を突いて馬群の中を抜ける競馬を示唆していますが
外を回しやすい四位騎手がどんな騎乗をするのか・・・
短距離女王の息子だけに目覚めれば楽しみなんですけどね(^^;

高松宮記念(馬体について3)  担【けん♂】

高松宮記念(中京1200m)出走予定馬の馬体について、第3弾です。

さすがGⅠだけあって各陣営とも気合の入った仕上げをしている感じですね(^^)

【トウショウカレッジ】
(08CBC賞)
トウショウカレッジ08CBC
(08函館SS)
トウショウカレッジ08函館SS
(高松宮記念)
トウショウカレッジ09高松宮
ピカピカの好馬体。立ち姿のバランスが良く、状態は
かなり良さそうです。下半身の筋肉の充実度が高く、
腹回りも細目感なく締まっており、仕上がった雰囲気。
表情も穏やかでこの馬なりに能力を発揮できると思います。

【アーバンストリート】
(06小倉2歳S)
アーバンストリート06小倉2歳
(高松宮記念)
アーバンストリート09高松宮
間が空いた写真。かなり白くなりましたね(^^;
細目の体ながら2歳時点の線の細さがなくなり、
しっかりとした立ち姿。毛色の関係ではっきりわかりにくいですが
筋肉はそれなりに充実している感じです。
この馬なりに出来上がっているのではないかと。

【ドラゴンファング】
(阪急杯)
ドラゴンファング09阪急杯
(高松宮記念)
ドラゴンファング09高松宮
筋肉質の馬体ですが、前走から少し絞り込んだのか
全体的に細く見えます。締まってメリハリが出た感じも
ありますが、筋肉量自体も少し落ち気味に思えますので
消耗が出ているなら不安かも。
大きな出来落ちではないですが、全体的に迫力に欠ける印象。

【アーバニティ】
アーバニティ09高松宮
前後にメリハリのついた筋肉がしっかりついており、
バランスが良い好馬体。腹回りも薄く締まっており、
毛ツヤもピカピカ、かなり状態も良さそうですね。
マンハッタンカフェ産駒にしては重苦しさがなく、
手足の先が軽く見えます。いかにも走りそうな雰囲気・・。
馬体に惚れ込んであえて地方に移籍してまで競走馬として
走らせたかった陣営の気持ちがわかる気がします。

※写真は全て競馬ブックPHOTOパドックより

高松宮記念(馬体について2)  担【けん♂】

高松宮記念(中京1200m)出走予定馬の馬体について、第2弾です。

【ファリダット】
(08NHKマイル)
ファリダットNHK
(阪急杯)
ファリダット09阪急杯
(高松宮記念)
ファリダット09高松宮
いつ見ても毛ツヤが美しい馬ですね。
古馬になって下半身の充実度が増し、腰が上がって
立ち姿のバランスもアップ。
今回は前走時とあまり変化はありませんが上半身はさらに充実傾向。
良い状態での出走になりそうなのであとは能力と脚質・・。

【ファイングレイン】
(08高松宮記念)
ファイングレイン08高松宮
(阪急杯)
ファイングレイン09阪急杯
(高松宮記念)
ファイングレイン09高松宮
春の復帰戦から馬体にハリが戻ってきた感じで
良化がありそうでしたが・・結果が伴わず。
今回は少し下半身が小さく見えるのが気になります。
昨年のこの時期に比べると上半身の厚みが足らず、
全体的な力感に不足・・・。悪い状態ではないと思いますが
復活まではどうか・・・。

【ローレルゲレイロ】
(08マイルCS)
ローレルゲレイロ08マイルCS
(阪急杯)
ローレルゲレイロ09阪急杯
(高松宮記念)
ローレルゲレイロ09高松宮
上半身、下半身ともボリュームアップ。
パンパンに筋肉が詰まった感じで力強さが増しています。
毛ツヤも滑らかで状態は非常に良さそう。
見た目では過去最高の出来かもしれません。
筋肉が付き過ぎて立ち姿のバランスが少し崩れていますが(笑)
期待出来そうです。

※写真は全て競馬ブックPHOTOパドックより

高松宮記念(馬体について1)  担【けん♂】

高松宮記念(中京1200m)出走予定馬の馬体について見ていきたいと思います。

【スリープレスナイト】
(08北九州記念)
スリープレスナイト08北九州祈念
(08スプリンターズS)
スリープレスナイト08スプリンターズS
(高松宮記念)
スリープレスナイト09高松宮
蕁麻疹により香港遠征などを回避、半年ぶりのレースになります。
毛ツヤは良く、体調面に問題はない感じですが昨年に比べて
下半身の筋肉の丸みが若干落ちているようです。
上半身はしっかり出来てますし、腹回りに余裕を感じるのは
いつものことなので問題はなさそう。
気性面に問題がなければいきなり力が出せそうです。

【キンシャサノキセキ】
(08キーンランドC)
キンシャサノキセキ08キーンランドC
(08スプリンターズS)
キンシャサノキセキ08スプリンターズS
(高松宮記念)
キンシャサノキセキ09高松宮
毛ツヤもピカピカですし、状態は昨秋とほぼ変化なし。
後肢を引きつけた立ち姿はむしろバランスが良くなったように
見えます。筋肉量にも問題なく、前走の凡走はやはり
馬場状態の影響だったと考えるべきかと。

【ビービーガルダン】
(08キーンランドC)
ビービーガルダン08キーンランドC
(08スプリンターズS)
ビービーガルダン08スプリンターズS
(高松宮記念)
ビービーガルダン09高松宮
500kg近い馬体とは思えないスラッとしたシルエット。
クビ差しの力強さが秀逸な馬ですが短距離馬にあるような
筋肉の塊のような雰囲気はないですね。
上半身はこの馬なりに充実した状態。下半身は微妙に
尖って見えるのが気になりますが大きなマイナスではないと
思われます。

※写真は全て競馬ブックPHOTOパドックより

高松宮記念(展開分析)  担【けん♂】

スプリンターズSのときに作ったラップ図を改めて見直してみます。

中京1200m
中京1200

中山1200m
中山1200

下の数字はそれぞれ高松宮記念、スプリンターズSの良馬場でのラップ平均です。

スタートから下り坂になっている中山競馬場では前半のペースが
速くなるのはある意味当たり前。
中京競馬場は少し上り坂がありながら、真っ直ぐな直線になっているので
かなり頑張って加速していると言って良さそうです。

同じように前半600mを33秒台で通過しても、消耗度の違い
出てくると考えられますね。

そして後半600m・・・平坦でカーブしていく中山競馬場に対し、
今度は下りながら直線に向かう中京競馬場。

下り坂になって加速して行けるはずの中京よりも
中山の方がラップが微妙に速くなっているのが・・・大きなポイント。

高松宮記念の前半の消耗度はそれだけ強烈、ということですね。

4コーナー位置取りと着順の関係
高松宮位置

高松宮記念のデータに加えて中京1200mの走破タイムが速い方から
20レースのデータと同様に中山1200mのデータを並べてみました。

上記のコースを考えてみて想像できるとおり、先行有利ではありながら
好位からの差しも有効になっている高松宮記念。
中段からでも展開次第で十分に絡んでこれている、というデータに
なっています。
傾向としては中京1200m全体のデータと変わらない感じ。

極端に先行有利な中山1200mとは明らかに傾向が違っていることが
わかります。

今回は昨年のスプリンターズSで上位に入った3頭の先行馬
揃って高松宮記念に参戦予定。
果たして差し馬の逆転はあるのでしょうか・・。

高松宮記念(各馬分析3)

高松宮記念(中京1200m)出走予定馬の各馬分析、第3弾です。

コスモベル】牝5(栗東) Formal Dinner×(Crusader Sword)
位置取りが後ろになってしまうこともありますが
基本的には好位で競馬が出来た時のほうが成績が良化。
ムラのある馬なので負けるときはあっさり、というところがありますが
上手く流れにのったときは力を発揮してきます。
前走では▲10kgと仕上がった感じがあったので調子の維持が不安材料になりそう。

ヘイローフジ】牝6(栗東) キングヘイロー×(Seeking the Gold)
昨年末に同じ舞台で勝ちがありますが重賞実績はなく、
上位馬相手にどこまでやれるか・・・。
後方からの脚質なので安定感はなく、前が止まる展開でないと厳しそう。
馬場の内外の差が出てくるようなら・・・

スプリングソング】牡4(栗東) サクラバクシンオー×(トニービン)
デビューから3連勝で期待され、昨秋にはOPを勝って順調に
成長している感じでしたが、重賞ではかなり不足している印象。
この春の復帰戦では1番人気を背負って14着と大敗・・・
同条件のレースでもっと好タイムで勝っているだけに原因が不明です。
冬場の力の要る馬場が合わなかったのか、休養明けだったからか・・。
平坦小回りの中京1200mはサクラバクシンオー産駒にとっては
ベストの舞台。
上位馬相手にどこまでやれるか楽しみです。

ドラゴンファング】牡4(栗東) タイキシャトル×(ダンスオブライフ)
重賞初挑戦となった前走では2着に3馬身以上離されたものの
3着と健闘。それなりに高い能力があることを示しました。
1200mは3歳時の橘S(6着)以来となりますので
速い展開についていけるかが課題。血統的にも短縮は微妙かも

アポロドルチェ】牡4(美浦) Officer×(Summer Squall)
※繰り上がり予定
好位~中段で追走して末脚を伸ばしますが・・・かなり鈍い感じ。
好走するポイントは馬場が湿っていることなので週末に天気が
崩れるようなら要注意
かも。
この春に少し馬体を増やしつつあるので今回は絞り込む程度なら
仕上がってきそうです。

ソルジャーズソング】牡7(栗東) サンデーサイレンス×(Caerleon)
※繰り上がり予定
シルクロードSでは軽斤量と岩田騎手の手腕で2着に飛び込みましたが
基本的に後方からの脚質のため、成績は少し不安定。
今後上位馬と対戦していくには少し厳しいかもしれません。
前走は少し前崩れ気味のところを差して4着、展開が向いたレースで
複勝圏に入らなかったのは厳しいですね。

執念を断ち切る神の一撃!  担【けん♂】

WBC、日本優勝!良かったですね~(^^)

毎回のようにチャンスを作る日本チームでしたが、大量得点になる寸前で
踏み止まっていたのは韓国の底力。
力で勝るのは数字で見るとおり日本だと思いますが、
韓国の執念・・・恐るべしですね。
素人目に見た感想ですが、ちょっと終盤の展開について書いてみたいと思います。
※かなり妄想気味なのでその辺りはご容赦を・・m(__)m

9回裏にはまさかの同点に追いつかれたわけですが・・・
ここで韓国は満足してしまった感じでした。
まだランナー2人を置いたままであり、本来はここで押せ押せで逆転!というところ。

しかし、なんというか・・・ここで一旦ドラマは終了、という感じで
ダルビッシュはあっさり次の打者を打ち取り(こんなピッチングを最初から
してくれたら!^^;)韓国側からも勝つチャンスを逃した、というより
追いつけて良かった!みたいな満足した雰囲気を感じました。
(韓国側のベンチでみんな笑っているように見えました^^)

なんとしても同点!という気持ちが強過ぎて
なんとしても逆転!というところまでいかなかったのかもしれませんね。

もうひとつポイントとしては9回裏の韓国は代走まで出して
(戦略上は当然ですが)ここで決めなければいけないところだったわけで
それなのにあっさり終わって次の回にいってしまったのは計算外。
10回からはゲームの流れに乗れていない選手を加えての守備に
なってしいました。

こんな展開になれば日本側にそんな簡単に流れがこないかと思いましたが
10回表にまたチャンスが巡ってきたのは・・
やはりそんな9回裏の終わり方の影響があったのかも・・。

解説の人が「イチローと勝負してくれるのはありがたい
と言っていましたが、あそこでイチローとの勝負を避けるのは
韓国の国民感情が許さないでしょう(^^;
前回大会から引き続いて韓国にとってはイチローは宿敵であり、
ある意味日本チームの象徴。その相手との勝負を避けるというのは
相手に敵わないと自ら認める行為なわけで・・・無理だと思います。
イチロー暗殺Tシャツ、なんて趣味の悪いものまで出回っていましたし)

その恐るべき執念を振り切って、あそこでヒットを打ったイチローは
やはり凄いバッターですね。いや、凄いなんて次元じゃないかも(^^;
まさに「神が舞い降りた」打席だったと思います。

神の一撃、で執念が断ち切られた韓国。
10回裏にランナーを出したのはさすがだと思いましたが
ここでさらに食らいついていくのは無理でした。

イチローはマスコミにかなり叩かれていましたが、
本当に良く踏ん張ったと思います。
普通の選手のように打ってから走る、のではなく、
打ちながら走り出せる、という打撃技術がある選手ですが
最初の頃は塁に出ることに意識が行き過ぎているのか
走りながら打っている感じで、バットコントロールがおろそかに
なっているように見えました。
それが最終戦では打ち終わったときのフォームが崩れておらず
しっかり打って、走っているように感じました(あくまで素人目です^^)

まぁとにかくこれでWBC連覇
キューバにもアメリカにも勝っているわけで、本当に見事な優勝だったと思います。
おめでとう!いやー本当に白熱した試合を見せてもらいました(^^)g

高松宮記念(各馬分析2)  担【けん♂】

高松宮記念(中京1200m)出走予定馬の各馬分析、第2弾です。

ローレルゲレイロ】牡5(栗東) キングヘイロー×(テンビー)
絶好の状態で迎えた昨年のこのレースでハナを切って4着。
速いペースで行って最後に粘り脚を発揮出来る馬、マイルまで対応出来る
スタミナ
があるので展開次第では上位まで期待出来そうですが
中京1200mでは最後の決め脚に少し不足があるのが・・・厳しいところ。
後続をどこまで抑え切れるか・・。

アーバンストリート】牡5(栗東) スウェプトオーヴァーボード×(Theatrical)
後方からかなり鋭い脚を使う期待馬。前走で初の重賞制覇となりましたが
前の馬が止まった感があり、上位馬相手にどこまでやれるかは微妙。
この時期には内側が荒れやすい中京競馬場、外との馬場差
出てくるようならチャンスも。

ウエスタンダンサー】牝5(栗東) デヒア×(オペラハウス)
好位から脚を伸ばす馬ですが、馬場が緩めだったり。前半のペースが
それほど速くならない時
のほうが結果が出ているとおり、
上位馬相手の高いレベルのレースだと厳しいかも。
前走の大敗は休養明けということもあり、度外視して良さそうですが
前半が少し速すぎた感じでした。GⅠでは少しキツイかも。

ファリダット】牡4(栗東) Kingmambo×(Sunday Silence)
短距離女王ビリーヴの息子ということもあり、人気先行になりがちですが
イマイチ結果が伴っていません。脚質的に後方からになるので
最後の詰めが甘くなってしまいますね。1200mは1度しか経験がなく
前半が極端に速くなるこのレースではいつも以上に後方になりそう、
余程前が崩れる展開にならないと厳しそうです。

ジョイフルハート】牡8(栗東) サクラバクシンオー×(Topsider)
ダートの短距離で素晴らしい成績をおさめていましたが
07年から急に崩れてしまい、復活する手がかりが感じられません。
前半が速いペースに対応出来る先行力がありますが
最後は脚が止まる感じ。芝のレースでも結果を出した事はありますが
年齢を重ねて上昇が見られないだけに・・。

アイルラヴァゲイン】牡7(美浦) エルコンドルパサー×(Meadowlake)
速いペースを前で頑張れるスタミナがある馬ですが、08年からは
歯車が狂ったように崩れる
ようになってしまいました。
前走でも本来は得意とする湿った馬場で好位から脱落(涙)
復活への足がかりが見つからない印象。

続きます。

高松宮記念(各馬分析1)  担【けん♂】

日曜から月曜まで40時間ほどバタバタと仕事が立て込んでしまったので
まったく更新が出来ず、出遅れてしまいました(^^;

今週は高松宮記念、毎日杯、日経賞、マーチSと興味深いレースが
目白押し、そのうえドバイワールドCまで行われるわけで
時間がいくらあっても足りない感じなのに・・いやー参りました。

まずは高松宮記念(中京1200m)について見ていきたいと思います。
※アグネスジェダイ、カルナバリートは回避の見込み

スリープレスナイト】牝5(栗東) クロフネ×(Nureyev)
芝、ダートを合わせて1200mでは(9-1-0-0)という
素晴らしい安定感、芝の1200mではまだ負けたことがありません
高松宮記念とスプリンターズSでは求められる適性が違う面があるわけですが
どちらかと言うとスプリンターズSの方がスタミナを求められる面があり、
内容的にも厳しくなりやすいことから(あとからまとめ直します^^)
高松宮記念を制してもスプリンターズSは勝てないかもしれませんが
スプリンターズSを制すれば高松宮記念は勝ちやすい
、と考えています。
CBC賞で中京1200mを勝っていることからも、状態さえ回復すれば
問題なく上位争いになってきそうです。

キンシャサノキセキ】牡6(美浦) Fuji Kiseki×(Pleasant Colony)
本来はマイルでもこなせるスタミナがある馬ですが気性的に掛かりやすく、
現状では短距離がベスト。速いペースでこそ、という馬なので
短距離GⅠは最も合う舞台だと思います。
前走は休み明けで+10kgと過去最大体重で馬体が緩み気味、その上
苦手としている湿った馬場で脚が止まって大敗。
叩いて2走目、ということを考えると状態は上向きになってきそうなので
少し絞って出てくれば問題はなさそうです。良馬場でのレースになれば上位争い。

ファイングレイン】牡6(栗東) フジキセキ×(Polish Precedent)
昨年のこのレースを勝って短距離界の新星と期待されましたが
昨秋は馬体の状態が思わしくなく、力が出し切れず終いになってしまいました。
春の復帰戦では馬体が良化したように見えましたが、好位から脚が止まって大敗・・。
能力はあるので侮れませんが、どこか崩れているのかも・・・

ビービーガルダン】牡5(栗東) チーフベアハート×(Westminster)
前走で初めて1400mを勝ち、状態の良さを示しています。
この馬も速いペースを先行気味に行ける馬、スプリンターズSでは
最後に脚が止まり、坂への不安を見せた感じでしたが前走を見る限り
現状ではまったく問題ないスタミナとパワーを感じます。
北海道で無類の強さを見せているだけに平坦コースになるのはプラス材料
スプリンターズSの上位馬の中では一番順調なだけに逆転なるか・・。

トウショウカレッジ】牡7(栗東) ラストタイクーン×(サクラバクシンオー)
末脚一辺倒の馬ですが、ハマれば展開をひっくり返す破壊力があります。
中京1200mでも前が止まっているわけではないところを
差し切ったことがありますので、馬場状態によっては怖い馬ですね。
脚質的に安定感がある馬ではないのでまったく届かないこともあるので
前の馬の調子と馬場状態次第。

アーバニティ】牡5(美浦) マンハッタンカフェ×(Affirmed)
稍重の馬場で連勝。力が要る芝の状態といい、マンハッタンカフェ産駒にとっては
プラス材料であったと考えられます。中山を制しているだけにスタミナには
問題はなさそうですし、短距離の新星として上位馬相手にどこまでやれるか・・
軽い馬場でのキレ勝負になると分が悪い感じもあるので
週末の天候にも注意したいところです。

続きます。

ドバイを100倍楽しむために part2  担【けん♂】

ドバイワールドCデイについて、各レースの出走馬をもう少し見ていきたいと思います。

※08年にドバイで現地観戦されたenokeizさんの観戦記は→ココ
 私も現地に観に行けたらなぁ・・・

ドバイデューティーフリー
昨年に引き続きウオッカが参戦。
昨年は4着と最後に伸び切れなかったウオッカですが
そのときの1着馬、3着馬が今年も出てきているだけに・・・
今年もまったく楽観視は出来ません。
ただし、昨年はJC4着、有馬記念11着、京都記念6着と明らかに
出来落ちの状態を引きずっての出走でしたし、武豊騎手も初騎乗・・・
条件は今年の方が好転していると思います。

有力視される馬は・・・

ジェイペグ
 昨年のこのレースでレコード勝ち。続けてシンガポール航空国際Cも連勝、
 一躍世界的な馬にのし上がりました。
 その後、間が空いてしまいましたが今年の前哨戦で2着と徐々に調子を整えて
 きていますので復活が怖い1頭。

パコボーイ
 10戦7勝と凄い安定感を誇る馬。
 昨年のムーランドロンシャン賞ではザルカヴァに次ぐ活躍を見せていた
 ゴルディコヴァ、GⅠで6連続2着という迷記録を打ち立てたダルジナに
 敗れて3着になりましたがフォレ賞でディヴァインライト産駒のナタゴラを
 3馬身突き放して圧勝。休養明けで距離延長に不安がありますが
 欧州の上位馬の貫禄を示せるか?

アーチペンコ
 昨年のこのレースで3着。その後、香港でクイーンエリザベス2世Cで
 ヴィヴァパタカやクイジャノなどを退けてGⅠ制覇を成し遂げました。
 ドバイに来ての前哨戦でも勝っており、充実期に入っている模様。

キップデヴィル
 07年のBCマイル覇者。昨年も2着に入っており、GⅠ4勝の猛者。
 年明け初戦のGⅠも勝ち上がっており、期待出来そうです。

バリウス
 GⅠでは2、3着が続いていましたが、ドバイに来て初戦の前哨戦で
 ジェイペグを破って優勝、一気に注目を集める馬になりました。
 2000m級のレースだと決め手に欠けるようなので
 距離短縮で目覚めたのかも?!

チューズデージョイ
 オーストラリアでGⅠ4勝、海外遠征は初めてになるので
 果たして実力が出し切れるかどうか・・・。
 負けるときはあっさり、という馬なので調子の維持が課題になりそうです。

ニコネロ
 オーストラリアでGⅠ5勝。
 昨年のこのレースでは11着と大敗しているだけに適性に疑問があるのかも。
 ここにきてGⅠ連勝中なので勢いで昨年の借りを返したいものです。

ウオッカは3~4番人気辺りのようです。
先日の前哨戦での武豊騎手の騎乗ぶりにはかなり批判の声があがっているようで
その辺りも人気に影響しそうですね。
楽観視は出来ないものの、調子さえまともなら十分に勝機がありそうなのも事実。
ダイワスカーレットの分まで頑張ってきてもらいたいものです。

ドバイゴールデンシャヒーン
 昨年は1.08秒台の決着という超絶ハイペース。
 果たしてバンブーエールがどこまで頑張れるか・・・。

インディアンブレッシング
 昨年のエクリプス賞最優秀短距離牝馬に輝いた馬。
 12戦9勝、GⅠ5勝、これまで連対を外したことがないという超強豪です(^^)
 今回も出走するなら大本命筆頭・・・どんな走りを見せるか楽しみです。

マルシャンドール
 GⅠ5勝の強豪ですが、全て芝のレース。
 このレースには07年に挑戦して8着に敗れています。
 ただし、本格化したのはここ2年のことなので、当時の借りを返せるか・・
 欧州の芝馬はダート適性が高い馬も多いので侮れません。

ドバイシーマクラシック
出来ればダイワスカーレットにはこのレースに出てもらいたかったですね。
・・・と言うかウオッカもこっちの方がいいんじゃないかと(^^;
01年にステイゴールド、06年にハーツクライが制して以来、
日本馬の活躍がありませんが昨年はフジキセキ産駒のサンクラシーク(南ア)が
勝っており、サンデーサイレンス系の馬には非常に相性のいいレース
狙い目だと思うんですけど・・・。

今年は天皇賞春にも登録があるドクターディーノ、凱旋門賞で2年連続2着の
ユームザイン、06年のBCターフを制したレッドロックスなどが
登録をしてきていますが、世界的なGⅠ戦線の中では少し格落ちのメンバー構成
(失礼^^;)という気がします。

欧州のトップレベルの馬が一気に引退した感があるので
今年はかなりの戦国時代になりそうですね。
これは!という新鋭もまだ見当たらない気がしますし・・・。

ドバイについては出走馬が決まったら、もう少し詳しく
取りあげてみる予定です(^^)g
日本馬の活躍に期待したいと思います。

ドバイを100倍楽しむために part1 担【けん♂】

今年はちょっと盛り上がりに欠ける感じのドバイワールドCデイ

日本からの参戦は・・・
・ドバイワールドC(D2000m)      カジノドライヴ
・ドバイデューティーフリー(芝1777m)  ウオッカ
・ドバイゴールデンシャヒーン(D1200m) バンブーエール


という3頭。
ブラックエンブレムは残念ながら前哨戦で体調を崩して帰国になってしまいました。

まだ出走馬が確定する前ですが各レースについて簡単に見ておきたいと思います。

ドバイワールドC
昨年はカーリン、一昨年はインヴァソールと世界最高峰にいる
最強馬がエントリーしていたため、ヴァーミリアンですら
まったく手も足も出ない状況でしたが、今年は大混戦ムード
レース的にはレベルダウンは喜ばしくはないですが(^^;
日本馬の活躍を考えると・・・チャンスかもしれません。

有力視される馬を挙げてみると・・・
アルバータスマキシマム
 BCダートマイル、ドンHと連勝中。ただしどちらも相手関係的に微妙で
 時計もかなり遅め・・・実績よりも勢いが怖い1頭。

アジアティックボーイ
 昨年のこのレースでカーリンに7馬身と離されましたが2着を死守。
 今年の前哨戦でも3着→1着(圧勝)と調子を上げてきているだけに
 本命候補筆頭格かも。

ハッピーボーイ
 昨年は前哨戦を9馬身差の圧勝で飾り、本番でも期待されたものの
 感染症により回避。その後調子を崩していましたがドバイに戻って
 ここ2戦は連続2着と勢いを取り戻しつつあります。昨年の借りを返せるか?!

ウェルアームド
 昨年のこのレースでアジアティックボーイに1/4馬身差の3着。
 その後AWのレースで活躍したものの、昨秋のBCダートマイルで大敗。
 年明けのGⅡで2着と少し調子を上げてきましたが・・・

カジノドライヴはどうやら4番人気くらい?
かなり高い評価のようです。
血統的にも向こうの馬場は合いそうですし、前半からワンペースで
飛ばす展開もこの馬向き。どこまでいけるか?!大注目ですね(^^) 

続きます。

POG出走結果(3勝目!)  担【けん♂】

わくわくドキドキPOG】今週はけん♂厩舎からなんと4頭出し(^^)
とはいえ・・・上位陣はクラシックに向けて前哨戦でしのぎを削っている中、
新馬戦1つに未勝利戦3つですからもうなんか見るところが違うと言うか・・・(爆)

※出走記事は→ココ

まずは土曜の阪神1Rに先陣切って出走したのはトーホウロード
未勝利戦ですが、これが初出走。
相手関係的にちょっと恵まれた感じもあったんですが
血統的には昨年この時期にはサクセスブロッケン、シルクビッグタイムと並んで
非常に期待されたアドマイヤロザの半弟、もしかしたら・・と
淡い期待を抱いていたわけで・・・。

3番手辺りを追走したトーホウロードは直線であっさり抜け出すと
なんと2着を5馬身突き放す大圧勝!(3着はさらに3馬身差!)
キャーゞ(^o^ゝ)≡(/^ー^)/"""パチパチ アリガトウ! アリガトウ!

けん♂厩舎に嬉しい3勝目をプレゼントしてくれました(^^)g

勝ち時計の1.13.2はかなり遅く(爆)今後はまだまだわかりませんが
余裕の圧勝だっただけにもう少し奥行きがあってくれたらいいなぁと
期待が膨らみました♪

キングカメハメハ産駒だけに距離はもっと伸びても良さそうですし
次走が本当に楽しみです。

さて・・・この波に乗って他の馬も・・・と調子に乗ってみたんですが
まぁ世の中そんなに甘くはないわけで(爆)

阪神3R未勝利戦(芝1800m)に出走したサンライズスカイ
道中13秒台が連続する超絶スローペースを中段で追走し・・・そのまま8着。
上がり勝負になってしまった中で、末脚の鈍さを見せてしまったのは残念!
休み明けでプラス体重、という理由もあったと思いますので
叩いての良化を期待したいものです。

中京3R(未勝利戦ダート1700m)に出走したフジノプリンス
前走は芝で大敗しているだけに・・・ダートにかわって何か少しでも
変わり身を見せてくれたら・・・と思ったわけですが
こちらも超絶スローペースをなんと2番手で追走!
おー!と思ったのも4コーナー手前まで・・・
ズルズルと下がってメンバー最遅の41.0秒の末脚を発揮!(爆)

気がつけば16頭立ての15着とブービーになってしまいました。
うーん、前走よりは着順がひとつ上がりましたね(笑)
このまま順調に1個ずつ着順を上げていけばおよそ15走くらいで
勝ち上がれるかも・・・
んなわけあるか!(ノ`△´)ノ ┫:・'∵:.┻┻:・'.:∵ドッセーイ!

日曜阪神2R未勝利戦(ダート1200m)に出走したワイルドキュート
前走でふたたび最下位の転落してしまったので、今回は改めて
最下位脱出が目標・・・
当然のように15頭立ての15番人気と圧倒的な不人気を背負った
ワイルドキュートは中段を追走すると・・・最後はこちらも
最遅タイの39.9秒の末脚を発揮!(泣)
見事に12着に飛び込みました! ヾ(-д-;)オイオイ ウレシイカ?

これで、最下位→後ろから3着→最下位→後ろから3着、ときたので
出目表的には・・・次は最下位?!
うーん、なんとか少しずつでも上昇していってくれたら・・・

今週はとにかく1勝できたのが嬉しいですね(^^)g
現状、ポイント的にはまったく手も足も出ていませんが(爆)
まだ時間はある!・・・と言い続けていきたいものです(笑)

スプリングS回顧(最後だけ・・?)  担【けん♂】

レース発走の一時間ほど前から雨が降り出したスプリングS
芝状態は良馬場でしたが少し滑りやすくなっていたかも。

予想は→ココ

結果は・・・

1着▲アンライバルド  1.50.8 上がり34.5
2着○レッドスパーダ   1/2
3着×フィフスペトル

7着◎リクエストソング
10×サイオン
16△イグゼキュティヴ

※全着順は→ココ

スタート良く飛び出して行ったのはダートの先行馬リスペクトキャット。
レッドスパーダが続き、内枠に入ったリクエストソングは被せられて
7番手辺り、フィフスペトルも後方5番手へ。
人気のアンライバルドは中段9番手につけての追走。
雨で先行したら面白そうだったメイショウダグザは出遅れて後方へ・・
うーんESP(爆)

12.3-11.5-12.8-13.0-13.0-13.0-12.3-11.4-11.5
前半1000m 62.6

想定していたより少し遅いペース。
・・・と言うか相当遅いですね(^^;
13.0が3つも並んでゆったり流れていっています。

かなり密集した隊列のまま4コーナー手前でペースアップ。

4コーナー映像
スプリング4コーナー

参考:中山牝馬S
中山牝馬4コーナー

比較してわかるとおり、スプリングSは前の馬がほぼ横一線
先行馬の能力が高ければこれだけスローになれば、突き放して
隊列を長く出来てもおかしくないわけですが、スロー過ぎて後方の馬も
外を回しながら一斉に前に詰めていけてしまったため
こんな「よーいドン」になってしまった・・・という感じですね。

十分に加速しつつ、直線で前を向いてのよーいドン・・・
こうなると上手く前が開いた馬が有利、末脚の能力がそのまま活きてきます。

前からスッと抜け出したのがレッドスパーダ
馬場の中央からはアンライバルドがグイグイと加速してあっさりと
前をかわしてゴールイン!

期待したリクエストソングは上手く前について行ったように見えましたが
密集した馬群を抜け出すことが出来ず、少し遅れて横に出しての追い出し。
なだれ込んでいく馬群の後ろをついていくのが精一杯になってしまいました(涙)

レース内容は・・・かなりグダグダ(爆)
アンライバルドはひとまずコーナー手前から加速していく展開になれば末脚が
発揮できることが分かった点が収穫でしょうか。
レッドスパーダは初騎乗でペースを合わせてしまったのが失敗だったかも。
もっと速いペースでも前で頑張れそうでしたが、スローの競り合いでは
上位馬に勝てない
ことを露呈してしまいました。
▲14kgというのも少々不安材料・・・馬格があるので
それほどの消耗ではないかもしれませんが、本番に向けて調整が微妙になりそうです。

レース後のコメント

1着 アンライバルド 岩田康誠騎手
「最初ペースが遅く、馬が相当行きたがったが、向正面すぎから折り合いがつきました。
今の中山はある程度前にいないとダメなので出していきました。
4コーナー手前から速い脚を使ってくれて瞬発力勝負で勝たせてもらいました。
やっぱり走りますね」


友道康夫調教師
「今日もとにかく落ち着いていたし、課題はすべてクリアした感じ。
輸送・馬場・天気すべてクリアしたね。重賞を勝ってこれで2強の仲間入りをしましたね。
あとは本番までテンションを上げずに調整したいです」


2着 レッドスパーダ 北村宏司騎手
「今日はスタートよく走れたし、位置取りもスムーズにいけました。
力のある馬だと思います。まだよくなるところがあるし、
今日のような距離もこなせたので、この先に期待したいです」


3着 フィフスペトル 武豊騎手
「悔いの残る、惜しい競馬になってしまいました。途中ゴチャついたところで
折り合いを欠いた馬に影響を受けてぶつけられ、馬が嫌がっていました。
馬の力はいいし、不利を受けない位置からなら、いけたかもしれません」


4着 サンカルロ 吉田豊騎手
「1コーナーでごちゃついてしまい、どうにもならなくなってしまいました。
今日の内容では馬の状態が良いのか悪いのかの比較が出来ませんね」


5着 セイクリッドバレー 勝浦正樹騎手
「16番ゲートからのスタートでは厳しかったです。
もう2~3内側の枠でないとダメですね」


6着 マイネルエルフ 津村明秀騎手
「ペースがもう少し速い方がこの馬には合っています。
最後に『ビュッ』と伸びる脚がないから道中もう少し速いペースでいって欲しかった」


ネオユニヴァース産駒はスピードに乗ってからの伸び脚が凄いですね。
本番での叩きあいが楽しみです。
・・ただ競り合ったときの根性なども見ておきたかったですね。
本番に少しだけ不安を残してしまいましたが、その点はロジユニヴァースも同じ。
さて、どういう展開になるか・・・

ファルコンS回顧(来年につながる?)  担【けん♂】

過去のパターンだけで突っ込んだファルコンS(中京1200m)

おそらく来年以降も同じ傾向でいけそうな気がするので一応メモしておくと

・前半600mを33秒台で通過したレースで先行して勝っている
・サクラバクシンオー産駒重視(ただし上記の条件優先)
・距離短縮組は軽視(1200m未経験は特に厳しい)
・秋冬に結果を出している馬重視(順調に使えている方が良い)


今年の2、3歳戦を観て思うことは短距離路線が不作気味である、ということ。
小倉2歳S、函館2歳S辺りでサクラバクシンオー産駒が活躍していると
世代的なレベルの押し上げになると思うんですが・・・今年は微妙な印象。

今年のファルコンSだと条件的に最も当てはまるのがジョーカプチーノ
デグラーティアも有力に思えましたが休み明け(+熱発明け)というのが
厳しかった感じです。。
※ここで▲14kgというのは・・・かなりマズいですね(涙)
 桜花賞での復活を期待したかったですが、ちょっと休養を挟んだ方がいいかも。

レースを引っ張ったのはツルマルジャパン。
本来はマイル以上のレースで淡々とハイペースで先行できる能力が
期待できる馬だったんですが・・・完全に引っ掛かって暴走する馬に
なってしまいました(涙)

11.9-10.3-11.0-11.8-11.9-12.0
前半600m 33.2
後半600m 35.7

想定よりも速めのペース。
ここまで速いと前で粘るのは少々厳しい感じ・・・。
とはいえ、07年のファルコンSでは前半32.7という超絶ハイペースを
前でアドマイヤホクト、カノヤザクラが押し切っていますので
今後3歳夏秋に古馬と互角に戦うには前で頑張る馬に出てきてもらいたいのも事実。

今回は先行したツルマルジャパン、くっついて行ったノアウイニング、
ゲットフルマークス、スパラートなどは全て脚が止まり気味・・・。

好位で粘り込んだルシュクル、レッドヴァンクール
外を回して中段から伸びたジョーカプチーノはそれなりに高く評価出来そう、
勝ち時計の1.08.9は同日に行われた古馬1000万下の時計を
0.1秒上回っており、その点でもある程度高評価していいと思います。
次走が楽しみですね。

2着には上手く内をすくってカツヨトワイニングが突っ込みましたが
道中を後方で楽に流したことを考えると・・・展開が向いた感が強いので
評価は先送りにしたいと思います。

スプリングS最終予想  担【けん♂】

やっぱり週末にかけてバタバタしているとレースの細部
はっきりとしてこない感触があります(涙)
しばらくは仕方がないんですが・・・辛い状況ですね。

・・・などと言い訳めいた出だしになってしまいましたが(^^;
スプリングS(中山1800m)についてまとめていきたいと思います。

ひとまず日曜日の中山は雨の降り出しが遅れそうですので
一応良馬場想定で予想しておきます。

出走枠順
スプリング出走表

これまでの考察
各馬分析1→ココ
各馬分析2→ココ
各馬分析3→ココ
展開分析→ココ
馬体について→ココ
馬体について感想など→ココ
過去のレース映像集1→ココ
過去のレース映像集2→ココ
騎手データ分析→ココ
重馬場適性分析→ココ
展開想定→ココ

先行気味に行きたい馬が多いですが、基本的には暴走系の馬はおらず
前半は平均ペースもしくは少し遅めくらいを想定しています。
1000m通過は60秒~61、2秒程度。
後半にペースアップをしていくと考えられますが
コーナー手前から長い脚を問う展開になるかどうかは微妙です。

コーナーの内側が傷んできていることから、少し内を開けてのコーナーリングになる
可能性があり、外を回す後方の馬にはかなり厳しい展開。
逆に荒れ馬場に適性のある馬は内を突いてショートカット出来るかもしれません。
この辺りは騎手の力量に注意でしょうか。

今回の予想
◎リクエストソング
○レッドスパーダ
▲アンライバルド
△イグゼキュティヴ
×サイオン
×フィフスペトル

リクエストソングは操作性が良く、反応鋭く末脚が使えるので
中山で好位につけて競馬が出来ればかなり有力視出来そうです。
後藤騎手は中山での仕掛けどころを熟知しており、
内を突くにしろ、外を回すにしろ、前で競い合える状態には
持ってこれそうかと。競い合いになると根性を発揮する馬だけに
期待したいですね。

レッドスパーダはかなり速いペースでも前で脚が残せているので
今回も上手くコーナーでスパート出来れば十分に粘れそうです。
重馬場に弱い血統なだけに天候が崩れるようなら評価を下げる予定。

アンライバルドはコーナーでスッと後続を突き放せれば問題なく圧勝まで。
ただし、ネオユニヴァース産駒はエンジンが掛かるのが遅い感じがあるので
少しもたついて遅れてしまうようだと、未経験の競い合いになるのが不安。
自分の出来る範囲でしか頑張らない、という印象なので
切れ味で負けるようだと厳しいかもしれません。

イグゼキュティヴは前で踏ん張れる馬ですが、血統的にスピードに
乗るまでに時間がかかる印象。急坂への対応力にも不安があるだけに
どこで仕掛けていくか・・・。上手くタイミングが合って競り合いに
持ち込めれば楽しみです。

サイオンは芝初挑戦だけに強気なことは言えませんが
馬群を割って内を突ける馬だけに騎手の手綱捌き次第では・・・。
ダートでの瞬発力は特筆モノだっただけに、瞬発力を芝で活かせたら
非常に面白い存在になりそうかと。
ただし、三浦騎手が先輩騎手相手に内を割って出れるか・・・

フィフスペトルは内枠に入って前に行くなら勝負になりそうですが
初騎乗の武豊騎手が手綱を抑えて下げるなら・・・厳しいかもしれません。
馬体の出来も良く、能力は高いと思うのですが脚質的に注文がつくので
少し評価を落としてみました。

セイクリッドバレーにも注目していましたが大外枠に入って
後方からになるなら厳しそうかと。

本番に向けてそれぞれの良いところ、悪いところが
見えてきそうなレース。
好レースを期待したいですね(^^)

※雨が激しく降るようなら予想を修正するかもしれません

初恋の人からの手紙?   担【けん♂】

childsviewさんのところで紹介されていた【初恋の人からの手紙】。
早速私もやってみました(^^)g
面白いですが、なんかテーマがテーマだけに妙にこそばゆいですね(笑)
(内容からすると初恋と言うより別れた彼女からの手紙って感じですが^^;)

初恋の人からの手紙

けん♂、元気にしてる?
今でもGカップと付き合う夢を追いかけていますか?
それを毎日のように私に言っていたけん♂をなつかしく思います。

私が他の人に告白され、けん♂が「あぁおれはおまえのこと体目当てだし」
と強がってお別れすることになったあの日から、もう24年が経ったのですね。
月日が流れるのは早いものです。

お手紙を書いたのは、とくに用事があるわけではないんです。
ただふと思い出して懐かしかったので、思いつくままに手紙に書こうと思いました。
ふふ。驚いたかな?

今あのころの付き合いをあらためて考えてみると、
なんだか、けん♂に怒られてばかりでつらかったなぁというイメージがあります。
私はわりと男子とも仲良くするほうだったけれど、けん♂は女子になんだか
距離をとられていたから、その点でいつも「おまえは男好きだ」などと
責められていましたよね。確かに年齢のわりに男性慣れしていて、
けん♂をみじめにさせたかなぁと今では反省しています。

私にとっては何人目の彼氏だったかなぁ…覚えてないけど、けん♂にとっては
初恋でしたよね?そうそう、最初のころはけん♂が慣れてなくて、いちいち毎回
「キスしていい?」とか聞くから、ほんと面倒くさかったなぁ(笑)。
勇気が無いわりにキスの勢いだけがすごかったのを覚えています。

付き合ったばかりのころ、けん♂は「おまえさえいれば、もう一生何もいらない」
って言ってくれましたよね。私は他に大切なものがたくさんあったけど、
あまりに真剣だったけん♂を見て、少し嬉しかったのを覚えています。
ただ、少し怖かったです

今だから言えることですが、私はけん♂と付き合ったことを恥だと思っていません。
みんなは「さっさと別れなよ」って言っていたけど、私はそこまで高望みしないほうですし、
それなりに楽しいときもありました。今でも感謝しています。

いろいろ書きましたが、私はそんなけん♂のことが好きでした。
これからもけん♂らしさを大切に、当時本気でやっていた透視の練習も続けて(笑)、
新しい誰かを幸せにしてあげてください。

またいつか会いましょう。では。

P.S. 将来マッチョになるって言ってましたよね?どうなりましたか?

短評
強がりで意地っぱり。ときに冷たい。
引っ張るタイプだが引っ張らせてくれる相手が少ない。
傷つけやすい。

あなたの恋愛事情を考察
けん♂さんは基本的に臆病なのでしょう。調子に乗せてくれる女性がいれば、
どんどん乗ってきて余裕ができるのですが、だいたいの場合は誰かと付き合っても
対立的になってしまうのではないでしょうか。

例えば、どこかで女性を馬鹿にしているところがあるかもしれません。
しかし実はそれは臆病さの裏返しであり、「理解できない人種」のように一笑に付しては、
実際は触れて傷つくことを恐れていると思われます。

女性を傷つけるようなことを言うタイプでもあるようです。
それも実はけん♂さんが心を防御した結果の、ハリネズミ状態によるものなのですが、
けん♂さん自体はそれをなかなか認められないかもしれません。

けん♂にありそうな問題点

◆素敵な女性の前では、強がったり大きく見せようとしてしまう。
◆弱い人には冷たいし厳しい。自業自得、自己責任、という思想に囚われている。
◆付き合っても、彼女に対し批判的&競争的になってしまう。


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無茶苦茶みじめな手紙ですね(笑)
そうか~Gカップと付き合いたかったんですか(^^;
そのうえ「少し怖かった」とか・・・どんな奴だったのかと(爆)

手紙の内容はともかく、下の短評は心当たりがあるような気がしないでもないかも?
まぁハリネズミではないと思いますが・・・
それにしても恥ずかしい内容過ぎて笑いました(^^;

初恋の人への返信
マッチョどころかプッチョになってますけどなにか?(笑)