けいけん豊富な毎日

08年騎手データ(2月度まとめ)  担【けん♂】

2月までの騎手データのまとめです。

騎手データ:2月度
騎手データ08-2

実質的な複勝圏率順(総合)に一覧にしてみましたが・・・
数字が並ぶと見にくいですね(^^;

表の見方としては
支持率が低い割に総合の数字が高い騎手
 →実力が高い騎手。人気薄でも注意が必要。⇒後藤、蛯名、藤岡、池添

達成率が高い上に、1着率が高い騎手
 →勝ち切れている騎手。相当好調。⇒後藤

支持率が低く穴馬率が高い騎手
 →人気薄でも侮れない騎手。⇒後藤、蛯名、藤岡、池添、福永、小牧

1月から2月になっての状態の変化について一口コメントでまとめてみました。

好調な騎手
後藤 達成率83.3%は奇跡的、手堅い騎乗で成績上昇中
池添 相変わらず勝ちきれない(1着率7.7%)が成績は急上昇。好調期かも
川田 数字は高くないが人気にもそれなりの応えている、穴馬率も上昇。不調期を脱出

微妙な騎手
幸    成績は微妙に上昇。人気には応えていないが穴馬での好走が目立つ。
安藤勝 人気し過ぎ(支持率84.4%)で穴馬率0%。1着率低下は不調の証拠?
中舘  人気馬への騎乗機会が減って成績低下、それでもかなり好調
横山典 成績自体は上昇傾向だが人気薄での激走が目立つ。勝ちきれなくなってきている
藤岡祐 人気馬に乗る機会が増えたが成果は微妙。勝ちきれないが成績自体は高く安定
岩田  成績自体は微妙に上昇傾向だが、一層勝ちきれない騎乗が目立つ
福永  成績自体は微妙に上昇傾向だが、一層勝ちきれない騎乗が目立つ
小牧  成績は微妙に上昇。人気に応えられてはいないが・・
柴田善 ほぼ変化なし、人気どおりにしか走らない傾向が一層

不調な騎手
武豊   支持率は下がったが相変わらず人気薄では複勝圏0%、全体的に不調
蛯名   達成率、穴馬率、1着率全て低下、不調期
藤田   人気する回数が増えるにつれ成績悪化。全般的に不調期か
吉田豊  人気薄の馬への騎乗回数が増えて成績悪化。人気に応えられてもない
四位   成績自体は微妙に上昇しているが人気に応えられていない。不調期変わらず。
田中勝 成績は横ばい。人気に応えられず、1着率も低い。不調期が続く
武幸   成績悪化。余程の人気馬でないと勝ちきれず。
吉田隼 人気薄の馬への騎乗が増えて成績大幅悪化。人気にも応えられず、不調。
北村宏 成績悪化。人気薄での好走が大幅に減っており、不調期かも。
松岡  成績悪化。人気馬での安定感はあるが、穴馬での好走がなし。不調変わらず。

注目は後藤騎手・・・果たして今週の結果はいかに?

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中山記念(騎手データ分析)  担【けん♂】

中山記念(中山1800m)について見ていきたいと思います。

出走馬及び騎手が発表になりました。
ディアデラノビアが出走せずに引退・・・。
馬体の状態が良く見えなかっただけにムリに出走させても好走は望みにくかった
感じですので、まずは無事に競走馬として全うできたことを嬉しく思います。
有力馬の引退は寂しいですが、次は良い産駒を生み出す方で頑張ってもらいたいですね。

追加になった馬の考察はのちほど・・ということで今回は騎手について
ふれておきたいと思います。

今回はかなりのハイペースが予想されるため、前が崩れた場合に
差し馬が突っ込んでくる展開になりそう。
こうなると馬の単純な走力だけでなく、位置取り、仕掛けどころなど
騎手の腕が相当影響してくると考えられます。

果たして中山1800mに適した騎手はどの騎手なのでしょうか。

騎手データ:中山記念
中山記念騎手


上位人気を背負いそうな馬は空色で表示しています。
中山での実績を考えると横山典騎手の成績が最も優秀。
他の人気馬に乗る騎手もかなりの中山巧者と言えそうです。

ただし・・横山典、藤田騎手は重賞で人気をよく裏切るタイプ・・(^^;
特に藤田騎手は穴馬に乗ってこそ、という成績(爆)
評価が難しいところだと思います。
横山典騎手もカンパニーとのコンビとなると思いきった後方待機策
出てくる可能性があり、どこまで信用して良いのか迷いどころです。

重賞での安定感、中山への適性などを考えるとエアシェイディの後藤騎手
最も安定感が高そうですね。馬の成績を考えても・・・軸には最適かもしれません。

微妙に人気を背負いそうなマルカシェンクの北村宏騎手
馬の力どおりに乗る傾向の騎手なので、能力次第で・・という雰囲気。
ただし、北村宏騎手自身は短距離に偏った成績なのでこの距離では・・少々微妙かも。

アサカディフィートも穴人気しそうな1頭ですが、鞍上の池添騎手
中山での騎乗回数が少なく、成績もかなり悪いです。
特殊な形状の競馬場なだけにここでは少し苦しいかもしれませんね。

穴馬(穴騎手)として期待出来そうなのは・・・エイシンドーバーの蛯名騎手
人気薄でも侮れない実績となっています。

他にはチョウサンの松岡騎手もこの条件は自身の中での得意条件に当て嵌まっており
一発の気配を感じますね(^^)

リザーブカードの吉田隼騎手も中山巧者。
おそらく相当人気薄となると思われるので狙ってみるのは面白いかもしれません。

※まだまとめ途中ですが、2月度の騎手データでは後藤騎手が確変中のようです(^^)
 実質的な複勝圏率は44.1%と相当高い数字を叩き出しています。
 人気馬に乗っての達成率は83.3%!\(◎o◎)/!
 明らかに異常値ですね(笑)ますますエアシェイディが・・・

 逆に不調なのが藤田騎手。1月よりも5ポイントほど落として26.7%の複勝圏率。
 横山典騎手は複勝圏率自体は上昇傾向で35.3%となっていますが
 人気馬に乗っての信頼度は39%と非常に低い数字。
 ますます穴騎手化してきている印象です(^^;扱いが難しいですね・・。

騎手データ:番外編(内田博編)  担【けん♂】

今年とうとう本格的に中央に参戦することになった内田博騎手
今週の重賞にも騎乗があり、どういう傾向のある騎手なのかを
見ておく必要があると思います。

実績的にはこれ以上ないほどの大物騎手であるわけで(^^;
いきなりから「騎手人気」をしてしまいそうな状況。
人気に見合う実績をこれから出していけるのか、今年の騎乗が楽しみです。

これまでに中央で騎乗した1075鞍をデータとして整理しました。
年によってはほとんど中央での騎乗がないこともあるので
不慣れな競馬場でいきなりの実戦という面で結果が出にくい分もあったかもしれません。
今後は慣れていくうちに成績が上がってくることも充分に考えられると思います。

総合データ&条件別データ
内田博1

ピンチヒッター的な騎乗が多いからか重賞ではほとんど人気を背負っていません。
有力馬への騎乗も少なめ・・・これまでのところ結果は出ていませんね。
平場での成績はそれなりに優秀。実質的な複勝圏率は総合で28.6%
うーん、中堅クラス並みというところでしょうか。

競馬場別データ
内田博2

騎乗は関東に偏っています。関西の数字は参考程度
それでも数字の高さが目立ちます。

基本的に人気薄の馬を連れてくるタイプではなさそうです。
お手馬がいない状況を考えればこれは当然かもしれません。
得意にしている競馬場は福島、中山
表には出ていませんが実質的な複勝圏率は
福島 34.9%
中山 29.7%

新潟 28.9%
東京 26.6%

となっており、小回りの競馬場で結果を出していることがわかります。
これは地方出身の騎手の典型的なパターンと言えそうですね。

芝、ダート別、距離別データ
内田博3

実質的な複勝圏率は、芝 24.7%、 ダート 31.8%となっており
やはりダートを得意にしています。
ダートはどの距離でもそれなりに優秀ですが、特に長距離が得意
この条件では一流と言っていい成績だと思います。

芝も長距離がいいようです。苦戦しているのはマイル周辺
うーん、NHKマイルを制している騎手という印象と数字は別のようですね。

短距離での成績が興味深いところ・・・。人気薄での激走を期待するとしたら
この条件となりそうです。

まとめ
・実質的な成績は中堅クラス。ピンチヒッター的な騎乗内容を考えれば
 今後の上昇は期待できそう。
・どちらかというと堅実派、人気どおりの騎乗結果になってきそう。
・得意にしているのは福島、中山。関西も得意になる要素あり。
・どちらかというとダート寄りの騎手。
・芝、ダートともに距離が伸びるほど成績アップ。
・穴を狙うなら芝の短距離が面白そう。

騎手データ索引  担【けん♂】

騎手データもだいぶたまってきたので一旦整理しておきたいと思います。
※左のバー内のカテゴリー欄に【騎手データ索引】を作成しました。

07年の騎手データは実質的な複勝圏率が入っていないので
横の比較がしにくいという欠点がありますが(出走数と支持率で計算可能です)
予想をする際に騎手の特長や欠点を把握するのにはある程度有用だと思います。

09年の改訂版では07年~08年の成績を総合した上で実質的な複勝圏率
天候別の成績を追加しています。

予想をする際に馬の絞込みなどに役立てて頂けたら幸いです。

【07年~08年騎手データ(09年改訂版)】※徐々に追加していく予定です。
安藤勝 →ココ
横山典 →ココ
岩田康 →ココ
武豊 →ココ
後藤 →ココ
内田博 →ココ
蛯名 →ココ
川田 →ココ
四位 →ココ
松岡 →ココ
福永 →ココ
藤田 →ココ

07年騎手データ

武豊  →ココ
安藤勝 →ココ
岩田  →ココ
後藤  →ココ
田中勝 →ココ
中舘  →ココ
横山典 →ココ
蛯名  →ココ
藤田  →ココ
福永  →ココ
松岡  →ココ
四位  →ココ
藤岡佑 →ココ
川田  →ココ
吉田隼 →ココ
吉田豊 →ココ
秋山  →ココ
池添  →ココ
柴田善 →ココ
武幸四郎→ココ
北村宏 →ココ
小牧  →ココ
幸→ココ
佐藤哲→ココ
和田→ココ
ルメール→ココ
ペリエ →ココ
内田博 →ココ
デムーロ→ココ

08年騎手データ
1月度まとめ→ココ
2月度まとめ→ココ
3月度まとめ→ココ
4月度まとめ→ココ
5月度まとめ→ココ
6月度まとめ→ココ
7月度まとめ→ココ
8月度まとめ→ココ ※重馬場適性

※前半(1~7月)まとめ→ココ(グラフ)
難しいのは「苦手」でも「0%」ではなく、あくまで「傾向」であるという事。
利用の仕方についても試行錯誤をしていきたいと考えていますm(__)m

07年騎手データ(北村宏編)  担【けん♂】

もう2月も終わろうとしていますので今年の騎手データについても
更新しなければならないのですが・・・(^^;

今週の競馬に備えて07年の北村宏騎手の騎手データを整理しておきたいと思います。

総合データ&条件別データ
07北村宏1

基本的にそれほど信用できる騎手ではありませんが重賞で人気をしたときには
それなりに注意が必要
。人気薄を持ってくるタイプの騎手ではないので
ある意味堅実・・・怖さのない騎手と言えそうです。

競馬場別データ
07北村宏2

騎乗が関東に偏っているので関西のデータなどは参考程度にしか出来ませんが
それにしても関東以外では成績悪化がはなはだしいですね。
遠征してきた場合はほとんど無視してよい感じです(^^;

最も成績が安定しているのは福島競馬場。
ここなら人気薄でも持ってくる力があるようです。
実質複勝圏率は
・福島 37.8%
・中山 28.5%

・新潟 24.0%
・東京 23.5%
となっており、どうやら小回りを得意にしていることがわかりますね。
中山では中堅騎手といった感じかと。

芝、ダート別、距離別データ
07北村宏3

このデータからだとわかりにくいですが、実質複勝圏率は
芝→24.5%、ダート→26.4%となっており、微妙にダートのほうが
成績が良い
騎手です。
芝、ダートともに短距離に大きく偏った成績
短い距離なら一線級の成績と言って良さそう・・・。
しかし距離が伸びると極端に成績悪化(涙)
もしかして怪我の影響などもまだあるのかもしれません(あくまで推測です)。

まとめ
・ある程度人気どおりに走る堅実タイプの騎手。
・小回りを得意にしており、福島では要注意。
・関東では中堅並みだが遠征競馬ではほぼ無視してよいかも。
・芝、ダートとも完全に短距離向き。短距離ならば一線級?
・距離が伸びると成績悪化。中距離では三流騎手のくくりかも・・。

08年ダートの大物候補(ロングプライドに続け!)  担【けん♂】

クラシックとは直接関係してこないとは思いますが、今年も次世代を支えて
いってくれると期待されるダートの大物候補が出てきていますので
ちょっと整理しておきたいと思います(^^)
どの馬もまだ無敗!これからの激突に期待したいですね♪

シルクビッグタイム】Deputy Minister×(Mining)
・新馬戦(阪神1200m) 1.12.3 上がり36.2 レース映像は→ココ
  古馬500万下 1.12.6 タイム差▲0.3

・3歳500万下(京都1400m)1.24.0 上がり36.7 レース映像は→ココ
  古馬500万下 1.24.1 タイム差▲0.1

・バイオレットS(京都1400m)1.24.2 上がり35.5 重 レース映像は→ココ
  古馬1000万下 1.24.3 タイム差▲0.1

→3戦無敗だけでなく、その全てが同時期に行われた古馬のレースを上回る走破タイム
 かなりの大物だと思われます。まだ1400mまでしか走っていない点が微妙ですが
 余力を残しての走りっぷりを見る限り1600~1800mくらいまでは
 充分にこなせそうです。

アドマイヤロザ】フレンチデピュティ×(サンデーサイレンス)
・新馬戦(京都1400m) 1.26.2 上がり36.8 レース映像は→ココ
  古馬500万下 1.25.3 タイム差0.9

・樅の木賞(中京1700m)1.46.2 上がり38.0 レース映像は→ココ
  古馬500万下 1.46.9 タイム差▲0.7

→バイオレットSでシルクビッグタイムとの対戦が期待されましたが左肩跛行により
 出走取り消し・・・どうやら長期休養に入るかも(涙)
 距離を伸ばして内容が充実してきているので将来的にはJCDなども
 十分に狙えそうな馬だと思います。無事に復帰してきてもらいたいですね。

サクセスブロッケン】シンボリクリスエス×(サンデーサイレンス)
・新馬戦(福島1700m)1.47.9 上がり37.3 レース映像は→ココ
  古馬500万下 1.46.2 タイム差1.7
  古馬500万下 1.46.9 タイム差1.0
  古馬500万下 1.47.4 タイム差0.5

・黒竹賞(中山1800m)1.53.9 上がり38.5 レース映像は→ココ
  古馬500万下  1.55.4 タイム差▲1.5
  古馬1000万下 1.54.7 タイム差▲0.8

・ヒヤシンスS(東京1600m)1.37.0 上がり38.0 レース映像は→ココ
  古馬500万下  1.38.7 タイム差▲1.7
  古馬1600万下 1.38.2 タイム差▲1.2

→2着に13馬身差という衝撃的な新馬戦。走破タイム自体は古馬に見劣る内容
 だったわけですが、真価を問われた黒竹賞、ヒヤシンスSでは素晴らしいタイムで
 圧勝連勝。横山典騎手があえて砂を被せる競馬を試みたりして今後に備えているのが
 期待の表れだと思われます。現段階では一歩抜けた感じかも。

カジノドライヴ】Mineshaft×(Deputy Minister)
・新馬戦(京都1800m)1.54.4 上がり37.2 レース映像は→ココ
  古馬500万下 1.53.8 タイム差0.6
  3歳500万下 1.53.9 タイム差0.5

衝撃的な大差勝ちで新馬戦を飾った超良血馬。余力残しの内容だったので
 走破タイム自体はそれほどではありませんが、まだまだ底は深いものがありそうです。
 今後は米国に渡ってベルモントSを目指すプランだということなので
 上記の馬たちとの直接対決はおそらくお預けになると思われますが
 凱旋してさらに高いレベルでの激突が実現することを期待したいです(^^)


こうして見るとDeputy Ministerの血は凄いですね(^^;
実はこれをちょっと意識してPOGでジャストオーサム(父父Deputy Minister)
という馬を指名してみたわけですが・・・未だデビューにこぎつけず(涙)
走る意欲に欠けている、なんて悲しい情報が流れてきている始末(>_<)
なんとか頑張ってもらいたいなぁ・・・

中山記念(展開分析1)  担【けん♂】

中山記念(中山1800m)について見てみたいと思います。

中山1800mは正面スタンド前辺りからスタート。
いきなり上り坂スタートになっているためダッシュがつきにくい感じです。
その上、2ハロン目はふたたび上りながらのカーブに突入。
先行するなら内枠が圧倒的に有利だと考えられます。

カーブの終いからは今度は下り坂。
1000m地点までダラダラと下っていくため、道中は緩みにくく
スタートが遅い割には前半のペースは速くなってしまいがちです。

タイトなカーブを曲がり終えると短く急坂のある直線勝負。
先行馬がバテ気味になっていればカーブで隊列が縮まり、キレ味勝負になる印象。
逆に前半にペースを落とすことが出来れば後半にペースが落ちず
隊列を長く保ったまま直線に入れるので先行有利、という構図になります。

4コーナー位置取りと着順の関係
中山1800m位置取り

中山競馬場というと直線の短さから先行有利のイメージがありますが・・・
中山1800mに関してはそれほど先行有利の傾向はないようです。
1600m、2000mのデータと比較してみても少し特殊な数字の出方を
している印象。微妙に特徴がとらえにくい感じです。

1~6番手という区切りで1着のパーセンテージを他の距離と比較して見てみても
1200m 85%
1600m 65%
1800m 60%
2000m 85%
2200m 95%
2500m 85%

うーん、なぜか最も低い数字・・・。
スタミナとペース配分のバランスが難しい距離なのかもしれませんね。

今回のレースはコンゴウリキシオー、ヨイチサウスという強力な先行馬がいるために
おそらく前半1000mは相当速いペースになる見込み。
57秒~58秒台が想定されます。
ということで先ほどの1800mのデータをペース別に区分けしてみると・・

ペース別、位置取りと着順の関係
中山1800mペース別

明らかにペースによって傾向の違いが出てきています。
前半をゆったりと行った場合はかなりの先行有利
しかし、前半を飛ばして行くと・・・先行押し切りは相当難しいことがわかります。
好位、中段からの差しが非常に有効
ただし、10番手以降からの追い込みは直線の構造上やはり厳しいようです。

今回の場合はある程度後方で脚をためつつ、コーナーで前に詰めてきて
末脚を発揮出来る馬が有力になりそうですね。
馬の力だけでなく、中山での乗り方を熟知した騎手の腕がかなり大きく
影響を与えてきそうです。

中山記念(馬体について2)  担【けん♂】

中山記念出走予定馬の馬体について、第2弾です。

【コンゴウリキシオー】
(安田記念)
コンゴウリキシオー安田記念

(毎日王冠)
コンゴウリキシオー毎日王冠

(中山記念)
コンゴウリキシオー中山記念

ガレ気味だった安田記念に比べて、立派に仕上がった印象の毎日王冠
出来上がり過ぎてしまったのか、ハイペースに持ち込み過ぎて
最後は残り切れませんでした。その後、香港で大敗してしまいましたが
今回の馬体を見た感じでは毎日王冠のあとに相当消耗があった感じですね。
一旦ガレて戻してきているような印象です。
馬体のハリはイマイチですが下半身の筋肉は戻ってきており
立ち姿のバランスが良くなってきているように見えます。
それなりに力は発揮できそうですがどこまでやれるか・・。

【ディアデラノビア】
(エリザベス女王杯)
ディアデラノビアエリ女

(京都金杯)
ディアデラノビア京都金杯

(中山記念)
ディアデラノビア中山記念

年明けが明けてからの馬体は上半身から力みが消えた感じ・・。
結果が伴っていないと言うことはつまり力強さに欠けてしまっている
ということだと思われます。前走に比べて下半身の筋肉にも緩みが
目立ち始めている
ので、ここで目一杯・・という仕上げには
なりそうもありません。あとは能力の面でどこまでやれるか・・。
体調自体は良さそうですので出来については追い切り、当日をチェック。

【マルカシェンク】
(07京都金杯)
マルカシェンク07京都金杯

(07中山記念)
マルカシェンク07中山記念

(中山記念)
マルカシェンク中山記念

一年前の写真との比較になります。
上半身、下半身とも明らかに筋肉がついてパワーアップ
腕周りの盛り上がりは坂を駆け上るのに効果を発揮しそうです。
毛ツヤも良く、体調も良さそう。かなりいい状態だと思われます。
腹回りも薄く、すっきりと仕上がりながら細め感はなし。
あとは展開についていける能力があるかどうか・・・

※写真は全て競馬ブックPHOTOパドックより

中山記念(馬体について1)  担【けん♂】

中山記念出走予定馬の馬体について見ていきたいと思います。

【エアシェイディ】
(07中山記念)
エアシェイディ07中山記念

(AJCC)
エアシェイディAJCC

(中山記念)
エアシェイディ中山記念

全体的に筋肉がついてガッチリしてきた雰囲気の前走から比べると
かなりすっきりとしてきています。腹回りはかなり細め・・前走の消耗が
あったのかもしれません。毛ツヤは良好で体調面に問題はないようなので
回復途上・・という雰囲気なのかも。筋肉自体は維持出来ている様子なので
問題はなさそうですが、前走以上とは言いがたいかも。

【カンパニー】
(関屋記念)
カンパニー07関屋記念

(マイルCS)
カンパニーマイルCS

(中山記念)
カンパニー中山記念

冬毛のせいで肌のハリはもう一歩に見えますが体調はそれなりに
良さそうです。上半身の筋肉のメリハリがイマイチでちょっと
緩んだ感じもしますが、下半身は大きく充実傾向
出来は悪くなさそうです。全体的にもう少し引き締まってもらいたいので
強く追い切られていれば仕上がってきそう。

【チョウサン】
(JC)
チョウサンJC

(有馬記念)
チョウサン有馬

(中山記念)
チョウサン中山記念

一休みして下半身に力が戻ってきた感じ。
腰の位置も安定して全体的なバランスが良くなった印象です。
脚元がいい馬ではないので、期間を空けたのはいいのではないでしょうか。
無駄な肉がない感じで状態は上向き。それなりに仕上がっていると思います。

※写真は競馬ブックPHOTOパドックおよびスポニチ馬体診断より

中山記念(各馬分析2)  担【けん♂】

中山記念(中山1800m)出走予定馬の各馬分析、第2弾です。
かなり傾向がはっきりしている上に脚質的に被る馬が多いレースになりそう・・。
馬の力だけでなく、騎手の能力も加えた総合力がものを言いそうな気がします。

トラストジュゲム】牡6(美浦) スキャターザゴールド×(マルゼンスキー)
芝のレースは初挑戦となります。道中のペースは芝並みのレースでも
好位につけて追走できている
ので今回も前につけることが出来るかも。
ただし・・・スキャターザゴールド産駒の成績を見てみると
・1600~1800mにおける複勝圏率
芝  → 8.5%
ダート→21.4%
圧倒的にダート向き。芝の長距離ではある程度の成績を残しているので
適性がないわけではなさそうですが、ガラリと一変するものではなさそうです。
いきなり芝の重賞でどうこう出来るとは考えにくいですね。

ナスノストローク】牡7(栗東) エアジハード×(ドクターデヴィアス)
ディセンバーSではハイペースを好位で追走して5着。
それなりに力がある馬ですが上位馬とは力の差がある感じ・・。
前走は後方一気で凄い末脚を見せて勝ち星をあげているだけに
脚をためた方がいいのかもしれません。1800mでもこなせますが
1400~1600mの方に適性がありそうです。

プリサイスマシーン】牡9(美浦) マヤノトップガン×(サンデーサイレンス)
阪急杯と重複登録。適性的には阪急杯だと思いますが・・・(^^;
元々1800m周辺を走っていただけにこなせる素養はありそうです。
ただし、近年で結果を出してきたのは短距離なだけに改めて距離を戻して
重賞でどうこう出来るとは考えにくい感じかと。
04年の中日新聞杯ではハイペースを好位で追走して抜け出し勝ち。
当時の力があれば適性的には面白いと思いますが・・・。

マルカシェンク】牡5(栗東) サンデーサイレンス×(Zafonic)
たびたびの骨折によりなかなか順調に使えていませんが、強い世代の中でも
世代No1と言われた素質の馬だけに、これからの活躍に期待したいものです。
復帰戦となったニューイヤーSでは+14kgで1着。
小倉大賞典はアサカディフィートの強襲に屈して2着でしたが
着実に成長はしている模様。先行気味に行って粘りこむスタイルですが
今回は強力な先行馬が他にいるだけに、前で脚を残せるかどうか・・。

ヨイチサウス】牡7(美浦) オペラハウス×(サルノキング)
かなり速い前傾ラップで飛ばして行って・・・失速する馬
前走では前半のペースを落とすことに成功して逃げ切り勝ちをおさめていますが
今回は他にも飛ばす馬がいるだけにハイペースに巻き込まれてしまう
公算が高そうです。一緒にペースをあげて・・・残る力はなさそうです。

リキッドノーツ】牡7(美浦) エルコンドルパサー×(Riverman)
基本的にはスローペースを好位で追走するスタイルですが
前走はハイペースに置いていかれた形で脚をためることに成功。
結果として最速の末脚を発揮して2着に飛び込んできました。
余程展開がハマらない限り重賞で上位馬相手にどうこう出来るほどではない印象。

リザーブカード】牡5(美浦) サクラバクシンオー×(Bering)
かなり速いペースを好位で追走して末脚を使える馬です。
ただし血統的に見ても距離延長がいい方向に出る事は考えにく
重賞で上位馬相手に頑張り切れるほどではなさそうかと。

レオエンペラー】牡4(美浦) ジャングルポケット×(サウスアトランティック)
芝では未勝利。昨秋の復帰戦で+14kgと成長して連勝し、1600万下までは
クリアしましたが重賞では歯が立たず・・・。
芝に戻っても以前よりは活躍できそうですが上位馬相手には厳しそう。
道中のペースも速いと置いていかれるので後方から何も出来ずになってしまうかも。

※回避馬が出るようなら追加で考察します。

中山記念(各馬分析1)  担【けん♂】

久しぶりにゆったりとパソコンに向かえています(^^;
途中に1時間半の仮眠を挟んだとはいえ、65時間労働というのは自己新記録かも。
いつまで体力が続くやら・・・(爆)

おかげで出遅れてしまった感がある今週の競馬ですが、まずは
中山記念(中山1800m)について見ていきたいと思います。

アサカディフィート】せ10(栗東) パラダイスクリーク×(Alydar)
10歳にして前走で小倉大賞典を制覇!凄いですね(^^)g
坂を苦にしない爆発的な末脚を安定して発揮出来る馬です。
傾向はかなりはっきりしていて、前半1000mが60秒を切るようなペース
前の馬の脚が止まり気味になったときに突っ込んでくるタイプ。
スローペースでは末脚を使っても届かないパターンにハマってしまいます。
今回はコンゴウリキシオーが引っ張る事が想定されるだけに期待出来るかも。

エアシェイディ】牡7(美浦) サンデーサイレンス×(ノーザンテースト)
実に14回目の挑戦にして初めて重賞を制覇。その間に5回の2着と2回の3着・・
陣営も胸を撫で下ろしているのではないでしょうか(^^;
スズカフェニックスと同程度の末脚を発揮出来る馬ですが
単なる追い込み馬ではなく、中山が得意な後藤騎手の手腕がプラスされて
道中に好位に押し上げつつ末脚が使えるので直線の短さはそれほど問題になりません。
その点では騎手を選ぶ馬でもありますね(^^;
これまでギリギリ届かない競馬をしてきただけに評価を一変、とするのは
怖い気もしますが能力上位は間違いなさそうなので軸に考えたい1頭だと思います。

エイシンドーバー】牡6(栗東) Victory Gallop×(Kris S.)
安定して好位もしくは中段から末脚を使える馬ですが、他馬と一線を画すほどの
ものではないので微妙に届かない感じ・・。騎手の仕掛けどころなどが
大きく影響するタイプの馬ですね。今回は少なくとも下げ気味に行くのは
ムリがありそうなので中山が得意な騎手ならば・・・複勝圏まで。

カンパニー】牡7(栗東) ミラクルアドマイヤ×(ノーザンテースト)
4コーナーではいつも10番手以下・・・(爆)典型的な追い込み馬です。
現役屈指の末脚の持ち主ですが、脚質的に届かない場合が多く
展開、仕掛けどころなどに大きく影響されるタイプですね。
今回は追い込み有利のパターンにハマる雰囲気もありそうなのでどこまで届くかどうか。

グラスボンバー】牡8(美浦) Machiavellian×(Nureyev)
年明けの中山金杯では最速の末脚(34.5)を使ったものの5着が精一杯。
能力的にはまだまだ見限れないほどのものがある馬だと思いますが
追い込み馬だけに騎手の判断に影響されてしまう部分が大き過ぎる感じ・・。
脚質的に被る馬も多いので比較すると・・・総合面で割引

コンゴウリキシオー】牡6(栗東) Stravinsky×(Hansel)
父系が短距離血統なだけに年齢を重ねて一層使える距離が短くなってきている感じ。
気性面でも暴走傾向が高まっている印象ですので今回はかなりな前傾ラップ
なる見込み。1800mでは粘り切る力はなさそうなので、前崩れを演出する
だけになってしまうかもしれません。調子が良ければハイペースで
押し切るだけの能力
がある馬だと思いますが・・・。

チョウサン】牡6(美浦) ダンスインザダーク×(サッカーボーイ)
ここ2戦は上位馬相手に逃げる競馬をしてきていますが、本来は中段後方から
末脚を発揮するタイプ
。昨夏までに経験してきたレースのレベルが低いために
能力の底が見えにくい馬ですが、前崩れの展開になれば毎日王冠の再現も
あるかもしれません。脚質的に被る馬が多い今回は騎手の腕の差
ものを言いそうなので手が合う騎手ならば・・・。

ディアデラノビア】牝6(栗東) サンデーサイレンス×(Potrillazo)
牡馬に混じっても遜色のない末脚が使える名牝。
最後のレースを飾りたいところですが・・・年明けからは完全にリズムを崩して
いる
ようでそれまでの成績からは考えにくい連続二桁着順となっています。
もう「母親」になってきているのかもしれませんね。
まずは無事に走り終えて良い産駒を生みだしていってくれることを期待したいと
思います。

続きます。

8億円を取り戻すには・・・   担【けん♂】

いくらになる?ウィジャボードの初子

 第19代ダービー卿の自家生産馬で、欧州における歴史的名牝と言われたウィジャボード(7歳)が、9日夜、英国のニューマーケットにあるダービー卿所有のスタンレイハウス・スタッドで、初めての子となる父キングマンボの牡馬を出産した。

 足かけ4年にわたった現役生活では、世界3大陸で7つのG1に優勝。3歳時と5歳時にカルティエ賞欧州年度代表馬の座に輝いただけでなく、北米でもブリーダーズCフィリー&メアターフを2度制しているウイジャボード。ジャパンCにも2度来日したから、日本にもご記憶のファンが多いと思う。06年いっぱいで現役を退き、エルコンドルパサーなどの父として知られる北米の名種牡馬キングマンボを受胎したのが昨年の3月13日のことで、その後は生まれ故郷に帰って、無事出産の日を迎えたわけだ。

 牝馬は手元に残す一方、牡馬は売りに出すのが、オーナーブリーダーとしてのダービー卿の基本方針である。だとすれば、生まれた子馬はセリ市場に出てくるはずで、いったいどれだけの市場価値が付くかに、大きな注目が集まるはずだ。なお今季のウイジャボードは、昨年の欧州王者マンデュロなどの父として知られるモンズンとの配合が決まっており、近日中にモンズンがけい養されているドイツに移動する予定となっている。(サンスポ

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ちょっと前のニュースですが、ヴァーミリアンの勝利を見て記事として
取り上げてみました(^^)

キングマンボはこれまでにGⅠ馬を20頭近く出している世界的な名種牡馬。
ヴァーミリアンの父エルコンドルパサーがキングマンボ産駒なわけで
日本でもアドマイヤボスアメリカンボス、キングカメハメハといった名馬を送り出しています。

ちなみに種付け料は約3300万円(30万ドル)\(◎o◎)/!
海外と日本では事情が違うにしろディープインパクトが1200万円
あのサンデーサイレンスですら2000万円前後だったことを
考えるとちょっと凄すぎる値段ですね(^^;

※種付け料の最高価格はノーザンダンサーの2億4千万円(爆)!
 ここまでくるともう無茶苦茶です(>_<)

世界を股にかけて活躍したウィジャボードとキングマンボの子供なんて
一体どんな価格になってしまうのか・・・。
これまでの2歳馬の世界最高価格約18億4千万円(ザグリーンモンキー)
だそうです。ちなみにこの馬は3戦0勝で引退・・・(爆)

日本ではトゥザヴィクトリーとキングカメハメハの子供が6億円
落札されたのが最高価格(当歳馬)。

なんかもう・・・どうやって元を取るのか?疑問に思えてきます(笑)

あのフサイチの関口氏が米国のセールで8億8千万円で落札して話題になった
ミスターセキグチ(ストームキャット産駒)は4戦2勝で引退。
種牡馬入りしたそうですが・・・種付け料はなんと!

57万円!\(◎o◎)/!

えーっと・・・およそ1544頭に種付けしたら元が取れますね(爆)
年間30頭に種付けできたとして52年
まぁ物理的に不可能なわけで(>_<)

競馬はギャンブルですが・・・
競馬ビジネスのほうがもっとえぐいギャンブルだってことがよくわかりますね(T_T)

今週の展望  担【けん♂】

昔はよく寝る子供でした。
夜もちゃんと寝ていたにもかかわらず、学校の授業中も寝てばかり。
睡眠学習」と周りの人に笑われるほどの寝ぼすけぶり(^^;
運動会の行進の途中でも歩きながら寝てしまったり・・・。
寝ぼけて授業中に突然立ち上がって教科書を朗読し始めたり(恥)

その反動・・なんてわけではないんでしょうが、歳をとってから
妙に眠れなくなってしまいました(>_<)
先週末から仕事が立て込んでしまい、40時間ほどぶっ続けで働いて
そのあとに1時間半ほど仮眠を取ってまた仕事。
自分でも驚いたことに目覚ましもなしで勝手に目が覚めるんですよね・・。
まぁ今回は特別だとしても普段から長く眠ることがなかなか出来ません(涙)。
寝つきは割といいんですが、いきなりバチっと目が覚めてしまい
「あれもしなきゃ、これもしなくちゃ」と動き出したくなってしまうわけで・・。
学生時代に一生分寝てしまったのかもしれません(笑)

今週もバタバタしているため、どこまで出来るかわかりませんが
頑張って考察していきたいと思います(^^)

古馬重賞
・中山記念(中山1800m:GⅡ)
・阪急杯(阪神1400m:GⅢ)


中山記念にはコンゴウリキシオー、エアシェイディ、マルカシェンクなどが
登録をしてきています。コンゴウリキシオーは個人的には距離短縮がいいと
思うのですが・・・。ここでもレース展開を作る馬として注目したいと思います。
なかなか充実したメンバーになりそうなので楽しみです(^^)g

阪急杯には62頭が登録!うーんどんなメンバーになるんでしょうか。
登録馬はスズカフェニックス、キンシャサノキセキ、ブライトトゥモローなど・・
今後のマイル以下の路線に影響を与えそうなレースになりそうです。
こちらもかなり面白いレースになるのではないでしょうか。

3歳戦
・アーリントンC(阪神1600m:GⅢ)
・すみれS(阪神2200m)
・水仙賞(中山2200m)
・きんせんか賞(中山1600m)
・沈丁花賞(中京ダート1700m)


アーリントンCには注目のポルトフィーノが登録してきました。
これまで自分のペースでしかレースをしていないわけですが
ここでどこまでの器なのかが見えてきそうな感じ・・・楽しみです。
スマートファルコンブラックシェルなどの名前もありますが・・
路線変更を探っているのでしょうか?ちょっと違和感を感じますね。

すみれSにはフローテーション、ファリダット、キングスエンブレム
といった名前があります。ブラックシェルも重複登録していますね。
1600mと2200m・・・うーん陣営の迷いが感じられます。

水仙賞にもすみれSと重複登録している馬が多数・・・。
この時期の2200mはほとんど内容がない(失礼^^;)スローペースに
なりがちなので、兎にも角にもペースを中心にレースレベルをチェックしたいと
思います。


うーん、今年の重賞路線に影響のありそうなレースが多いだけに
全部のレースを考察したいのですが・・・おそらく時間が圧倒的に足りなそう(>_<)
ひとまず中山記念から見ていこうと思います・・・。

フェブラリーS回顧

ちょっと仕事が立て込んでしまい、かれこれ36時間ほど起きております。
さすがにかなり朦朧としてきていますので書き忘れたことがあったら
追記するかも・・・・(爆)

と一応前置きをしておいて(^^;フェブラリーSの回顧です。

逃げ馬が不在のレースになりそうであったため、実力差よりも位置取りを
重視しての予想。かなり配当を意識した印になってしまいました。

予想は→ココ

結果は・・・
1着△ヴァーミリアン  1.35.3  上がり35.9
2着○ブルーコンコルド  13/4馬身
3着 ワイルドワンダー

11×メイショウバトラー
12▲フジノウェーブ
中止◎フィールドルージュ

※全着順は→ココ

ハナを切って行ったのはヴィクトリー。ここのとこと出遅れがちのレースが
続いていましたが今回はスタートが芝であったこともあってスムーズに
先行していきました。
◎を打ったフィールドルージュは出遅れ気味のスタート・・・
内枠から先行してもらうことを期待していただけに
あらら・・・と思って観ているとなんと2コーナーで競争中止!?
※詳細は不明ですが違和感を感じた横山典騎手があえて馬を止めた模様です(>_<)
 う~ん、残念。無事だといいんですが・・・。

デアリングハート、メイショウバトラーが続いてヴァーミリアンは中段後ろ辺り。
ロングプライド、ワイルドワンダーはそのまた後ろで脚をためる競馬。
フジノウェーブには先行を期待したのですが・・・芝のスタートが
まずかったのか最後方追走となってしまいました(涙)
やはり東京競馬場は特殊ですね・・。未経験の馬に期待するのは危険だと
改めて思わされました(-_-;)

12.4-10.9-11.5-11.9-12.4-12.4-11.7-12.1
前半800m  46.7
前半1000m 59.1

ヴィクトリーが積極的に行ったため、想定よりもだいぶ速いペースになりました。
過去のフェブラリーSのほぼ平均くらいのレースラップ
こうなると実力差が結果に大きく影響してしまうわけで・・・
今回の予想プランは失敗ですね(>_<)

馬場の中央を堂々と追い出していったヴァーミリアン
まったく他馬を相手にせず、最速の上がり(35.9)を使って
馬群を抜け出してあとは離す一方・・・。

内で盛り返していったブルーコンコルドは昨年とほぼ同様のペースで
頑張れているので、やはり得意のマイル戦ではまだまだ見限れない実力馬だと
思います。

ワイルドワンダーはヴァーミリアンと並ぶ位置から追い始めて
引き離され、そのあとにブルーコンコルドを一旦は微妙にかわしたにも関わらず
最後に完全に突き放されてしまいました。
前走で仕上がった感があっただけに今回は馬体的には出来落ちの印象
今後も活躍はしてくれそうですが・・・上位馬との差を見せつけられた気がしました。

レース後のコメント

1着 ヴァーミリアン(武豊騎手)
「完璧な内容でした。スタートに一番気を使ったけど、いいスタートを切れたし、
今日は堂々としていました。馬が楽に追走していたし馬の行く気に逆らわずに乗った。
出来も絶好調。ここを勝ってドバイへ行きたかったので、これで楽しみになりました」


(石坂師)
「勝ってドバイへ行きたかったので最高の結果。競馬があいて重め残りになるのを
心配していた。プラス7キロは気持ち重いと思っていた。
取り消し前の動きがよくなかったので、先週、今週と馬の動きや体には注意していた。
1600mはどうかと思ったが、今は馬が自信を持って走っているのを感じる。
ゲートさえ出れば前目で正攻法のレースが出来ると思っていたし、
この距離で勝てて文字通りダート最強馬かなと。栗東で調整していきたい。
ドバイは1度競馬しているので少し精神的にはゆとりを持ってレースに臨める」


2着 ブルーコンコルド(幸騎手)
「1600mなら走りますね。最近の成績から心配していたんですが、
今日は去年のようにモタれることなく走ってました。勝った馬は強すぎですね」


3着 ワイルドワンダー(岩田騎手)
「4コーナー手前から400mの標識まで持ったままの手応え。
勝ちに行っての3着だから仕方ない。2着を狙いに行ってもしょうがないし。
この馬も力をつけてるね。でも勝った馬は強い、ダラダラ走っていたと思ったら
もうすぐ後ろに来てるし、追い出したらスパッと伸びたからね。
あれがドバイを狙う馬の脚なんだろう」


4着 ロングプライド(ペリエ騎手)
「この馬の力は出し切っている。勝った馬は強い。
欲を言えば1600mより1800mの方が合ってるかな」


5着 リミットレスビッド(蛯名騎手)
「いい感じで行ってたんだけど、直線でちょっと狭くなって、後ろの馬にも
少し迷惑をかけてしまった。あれがなければ3着はあったかもしれない。
前回のレースから雰囲気が変わっていたし、状態もアップしていたと思う」


6着 クワイエットデイ(角田騎手)
「この馬にこの距離は忙しすぎるね。
でも2000mなら上のメンバーとも互角にやれる力はあると思う」


7着 デアリングハート(藤田騎手)
「いい感じでスタートを切ってハナも考えていたけど、ヴィクトリーが来ていたので
無理せずに。左回りの行きっぷりはいいし、最後のレース、ハナに行っても
よかったんだけど…。牝馬でこの先もあるので無事で何よりかな」


8着 メイショウトウコン(武幸騎手)
「中京では勝っているとはいえ、左回りはスムースじゃないね。
1600mのレースをさせたんだけど、ずっと左手前のままだった」


競走中止 フィールドルージュ(横山典騎手)
「スタートは悪くなかったけど、その後の動きに違和感を感じたので
自分から止めました。何もなければいいけど」


うーん、改めてヴァーミリアンは凄い馬だと思わされたレース(^^)
エルコンドルパサーが凄い馬だった・・ということが大きいのだとは思いますが、
これで同じキングマンボ系キングカメハメハ、アルカセットの産駒に対する
期待が高まったのではないでしょうか。
いよいよ今年はデビューの年・・・どんな馬が出てくるのか本当に楽しみですね♪

京都記念回顧(世代No1の馬+時代No1の騎手)

色んな意味で注目馬が集まった京都記念が行われました。
勢いのある馬、復活を期す馬・・・それぞれの思惑を抱えてのレース。
果たして結果は・・・。

予想は→ココ

結果は・・
1着◎アドマイヤオーラ  2.13.6 上がり33.9
2着 アドマイヤフジ    11/4馬身
3着 シルクフェイマス

5着△トウショウナイト
8着▲トウカイトリック
11×ダークメッセージ
16○アイポッパー

※全着順は→ココ

ざっと見て逃げ馬が見当たらないレースでしたが、過去に京都記念を2勝している
古豪シルクフェイマスがハナを切る展開となりました。
続いて骨折明けで+12kgと絞りきれていないアイポッパー
トウカイエリート・・・アドマイヤフジも好位で追走。

下げ過ぎが懸念されたアドマイヤオーラは中段後方・・・うーん微妙。
ウオッカは予想通り後方に待機。最後方にサンバレンティン
遅れて行く隊形。

12.9-11.3-12.5-12.4-12.6-12.6-12.3-11.7-11.3-11.9-12.1
前半1000m 61.7
後半1000m 59.3

前半はかなりゆったりとした流れ・・・中盤はそれほど緩まず
下り坂からは長い脚が求められるいかにも京都外回りらしいラップです。

軽快に逃げるシルクフェイマス。直線に入って3~4馬身のリードを
保って懸命の逃げを見せます。
下り坂で加速してきたアドマイヤオーラは馬場の中央外を突いて
一気に前に詰め寄ってかわしきる勢い。
シンザン記念でも嵐から回復したばかりの馬場で33秒台の末脚を使って
ダイワスカーレットを差しきった馬・・・荒れた馬場でも問題なく
爆発的な末脚を使えます
ね(^^)g

ドリームパスポートは内を突いての追い出しとなりましたが
なかなかエンジンがかからない感じ。
アドマイヤオーラにワンテンポ遅れて加速しだしたアドマイヤフジ
結局大外を回されてしまったウオッカが追いかけますが
前を捕らえるまではいきませんでした。

結局そのまま突き抜けたアドマイヤオーラが完勝。
2番手は大接戦でしたが+20kgと絞りきれなかったアドマイヤフジ
ハナ差でシルクフェイマスをかわしきりました。
この馬も完全復活ですね。
アドマイヤベガ産駒は一旦波に乗ると連続好走する印象。
ただし・・突然パタッと意味不明な不調期に入ることもあるので
今後も動向に注意したいと思います。

レース後のコメント

1着 アドマイヤオーラ 安藤勝己騎手
もう少し前でレースをしようと思ったのですが、少しゴチャついていたようなので
中団から少し後ろになりました。他の有力馬は気にしないでレースをしました。
直線はヨレることなく真っ直ぐ走っていたので、その点は大丈夫でしょう。
素晴らしい切れ味で、距離が延びても良さそうですね」


2着 アドマイヤフジ 川田将雅騎手
「向正面で早めに外に出そうと思いましたが、トウカイの2頭が外目にいたので
動くに動けませんでした。それでもラストはしっかり伸びて、最後まで頑張っています」


3着 シルクフェイマス 福永祐一騎手
「前半ゆっくり入ることができたことが全てです。3コーナーの下りで
後続を離してやったと思ったのですが、甘くはないですね。
ラスト50mで脚色が鈍ってしまいました」


4着 ドリームパスポート 松岡正海騎手
「前半うまく折り合いがついていたのですが、3コーナーの下りで
掛かってしまいました」


7着 センカク 角田晃一騎手
「馬が硬いですね。でも頑張っています。暖かくなったほうがいいのかもしれません」

アドマイヤオーラの安藤勝騎手が、本当は前で競馬をしようと考えていた
ということで一安心(^^)
本来は好位からキレ味が使える馬ですので、今後はもっと安定感が
増してきそうですね。
この世代の牡馬ではNo1だと期待している馬、骨折で一頓挫してしまいましたが
これからの活躍に期待したいと思います(^^)g

フェブラリーS最終予想(中途半端?)  担【けん♂】

ペリエサイン

流恋情歌】管理人の夜流田さんが行きつけの歯医者で見つけた物だそうです。
私はこういったモノに詳しくないのですが、あまりにダレダレなサイン
さすがに偽物だろう、と返信をしたわけですが(^^;
・・・でも検索してみたらどうやら本物クサイ
ペリエ騎手には悪いですが、ちょっと飾っておくには脱力系過ぎじゃないかと(笑)

ではフェブラリーSについてまとめていきたいと思います。

出走枠順
フェブラリーS出走表


これまでの考察
各馬分析1→ココ
各馬分析2→ココ
各馬分析3→ココ
馬体について1→ココ
馬体について2→ココ
馬体について3→ココ
展開分析1→ココ
展開分析2→ココ
展開分析3→ココ
騎手データ分析→ココ

実力的に見るとヴァーミリアン、フィールドルージュが完全に抜けていると
考えられるレース。距離短縮もJCDを見る限りではまったく問題なさそうです。
ただし、あくまで実力差がモノをいうレースになれば・・・という感じ。

ポイントになるのは逃げ馬不在のレースになる可能性があるということ。
芝の逃げ馬ヴィクトリーは気性面に不安があり、近走では出遅れがち
もし普通に出たとしても・・・これまで2000m以上でしか
走ったことのない馬ですしどこまで引っ張れるかには不安があります。
先行したレースで800mの通過タイム最速は皐月賞での47.1
距離短縮とはいえハイペースで行くかどうかは微妙だと考えられます。

メイショウバトラー辺りが先行した場合にも前半800mは47秒から
48秒程度の緩い流れになるかもしれません。

そうなると前の馬の脚が止まらないレースになり、これまでの傾向からは
先行馬を軸に中段辺りからの差し馬に流すのが良さそうな感じです。

今回の予想
◎フィールドルージュ
○ブルーコンコルド
▲フジノウェーブ
△ヴァーミリアン
×メイショウバトラー

フィールドルージュは緩い流れの場合はある程度前で競馬が出来る馬。
横山典騎手もその辺りの駆け引きは十分に把握していると思われます。
内枠に入ったこともあり、無理に下げない競馬を期待したいと思います。

ブルーコンコルドはいつもと調教方法を変えてきているのが不安材料。
少なくとも昨年までの出来ではなさそうです。
それでも好成績をおさめているマイル戦ならば実績から言っても
期待したいところです。厳しいレースにならなければ好勝負は可能かと。

フジノウェーブは内枠に入ってすんなり先行出来そう。
東京経験がないのが大きな不安材料ですが、2000mまでこなせる
スタミナがある馬ですし上手く脚を残せば・・・。

ヴァーミリアンはこの枠なら相当後ろから行くのではないでしょうか。
実力上位なだけに見限るのは危険ですが、追って届かずの構図は
十分にありそうです。ヒモ候補と考えたいですね。

メイショウバトラーは前走の内容を考えると・・・マイル戦で
上昇があるとは考えにくいですが、ペースが緩くなれば粘りこみが
あるかもしれません。屈腱炎を克服して頑張り続ける名牝、
まずは無事に走りきってもらいたいものです。

中途半端に狙った印になった感じ・・・(^^;
果たしてどんなレースになるか楽しみです♪

京都記念緊急予想  担【けん♂】

京都記念(京都2200m)について見てみたいと思います。
時間が押し迫ってしまったのでまずは簡単に各馬について・・

1 1【エーティーボス】牡4赤木 ナリタトップロード×(コマンダーインチーフ)
 小倉で1000万下を勝ちあがったばかり。相手関係が厳し過ぎるかと。

1 2【タイキマドレーヌ】牝5ペリエ ブライアンズタイム×(Caerleon)
 同条件のエリザベス女王杯で後方から伸びて来れず。
 能力はありそうだが距離が少し長いかも。

2 3【サンバレンティン】牡7佐藤哲 スペシャルウィーク×(ノーザンテースト)
 キレがないのに後方から・・・騎手の乗り方に左右される上に外回りは合わない印象

2 4【トウショウナイト】牡7武士沢 ティンバーカントリー×(Java Gold)
 馬体が絞れて復活傾向。京都は得意条件なので引き続き期待出来そう。

3 5【ドリームパスポート】牡5松岡 フジキセキ×(トニービン)
 直線先頭で失速・・復活にはまだ時間がかかるかも。松岡騎手も京都では微妙。

3 6【センカク】牡6角田 マーベラスサンデー×(Exuberant)
 ハンデなしだと重賞では相手関係が厳し過ぎかと。

4 7【ヴィータローザ】牡8小牧 サンデーサイレンス×(Lyphard)
 休み明けでも走る馬だが、京都実績なし。騎手とも手が合っていない印象。

4 8【シルクフェイマス】牡9福永 マーベラスサンデー×(Caerleon)
 過去には京都記念で2勝しているものの前走では復活の兆しがなかっただけに・・。

5 9【フサイチホウオー】牡4ルメール ジャングルポケット×(サンデーサイレンス)
 好位で競馬をしても最後は失速・・精神面での復活には時間がかかりそう。
 
510【アドマイヤオーラ】牡4安藤勝 アグネスタキオン×(Caerleon)
 安藤勝騎手は下げ過ぎて届かない騎乗を繰り返しているだけに不安。
 実力的にはあっさり勝ってもおかしくない。

611【アイポッパー】牡8藤田 サッカーボーイ×(サンデーサイレンス)
 速いペースで引っ張る馬がいないだけにキレ味勝負なら上位クラス。
 骨折と年齢の影響がどこまでか・・

612【トウカイエリート】牡8池添 サンデーサイレンス×(ナイスダンサー)
 得意条件で侮れない面もあるが年齢的にも上昇は厳しそう。

713【ダークメッセージ】牡5武豊 ダンスインザダーク×(ノーザンテースト)
 前走で結果を出しているだけに今回も楽しみ。
 スローペースを後ろから行き過ぎたら・・の懸念があるだけにどこまで届くか。
 
714【アドマイヤフジ】牡6川田 アドマイヤベガ×(Be My Guest)
 アドマイヤベガ産駒は好調期に入ると連続して好走がある印象。
 京都は得意条件なので期待出来そう・・・ただし騎手の力量面で不足感。

815【トウカイトリック】牡6幸 エルコンドルパサー×(Silver Hawk)
 直線手前で加速していける京都は得意条件。実績的にも上位だが
 距離が微妙に短いかも。よほどスローに落ち着けば・・。

816【ウオッカ】牝4四位 タニノギムレット×(ルション)
 大外に入り、今回も後方からになりそう。前の馬が止まらない流れになったら
 不発も充分にありそう。実力的には期待したいが・・。

逃げ馬が見当たらず、相当緩いペースのレースになりそう。
流れを見切って前につけていける馬が中心。
荒れた馬場を苦にしないタイプも重視したいですがペースが遅くなるなら
単純な総力で決着もありえそうです。

これまでの考察
騎手データ分析→ココ

今回の予想
◎アドマイヤオーラ
○アイポッパー
▲トウカイトリック
△トウショウナイト
×ダークメッセージ

アドマイヤオーラの下げ過ぎが心配・・・。

京都記念(騎手データ分析)

フェブラリーSに時間を取られてまったく手をつけていない
京都記念(京都2200m)ですが、せっかく好メンバーが揃っているだけに
なんとか予想をしてみたいと思います。

まずはこちらも騎手データから・・・

フェブラリーSと同様に競馬場、距離別に下記の項目について一覧にしています。
・達成率(3番人気以内の馬を3着以内に連れてくる信頼度)
・穴馬率(4番人気以下の馬を3着以内に連れてくる豪腕度)
・実質複勝圏率(人気に関係ない純粋な複勝圏率の実績)

並び順は上から実質複勝圏率の競馬場、距離の平均値が高い順となっています。
馬名を空色にしているのはおそらく上位人気になると思われる馬です。
空色の馬については達成率を、それ以外の馬については穴馬率を
チェックしたいと思います。

【京都記念:騎手データ】
京都記念騎手データ


こちらでも安藤勝騎手がダントツの実績。こればかりはもうどうしようもない感じ(笑)
武豊騎手も相当高い実績になっています。次いでペリエ騎手ですね。

おそらく1番人気になると思われるウオッカの四位騎手
京都専用騎手と言えるほど自身の中では京都での信頼度が優秀。
かなり信用できるのではないでしょうか。あとは馬の調子ですね(^^)

復活を期待されるドリームパスポートですが・・・松岡騎手は昨年京都では
人気を背負ってそれに応えたことが1度もありません
(涙)
基本的に関東でしか好成績をおさめていないのが気になるところ。
ドリームパスポートにとってはプラスとは言えない感じです。

前回でとうとう復活を果たしたアドマイヤフジも今回は人気しそうです。
ただし・・・川田騎手も京都で人気を背負っての信頼度は相当低目。
実質的な複勝圏率の実績も高くありません。うーん、微妙かも。

穴として指名できそうな騎手は
・安藤勝騎手
・ペリエ騎手

・武豊騎手(距離)
・藤田騎手(京都)
・小牧騎手(距離)
・ルメール騎手(京都)


もしかしたら人気サイドになるかもしれないアドマイヤオーラの安藤勝騎手
達成率、穴馬率ともに無茶苦茶高いです(^^;
京都の重賞では欠かせない存在と言えそうです。

先週きさらぎ賞を制したペリエ騎手。この条件は得意条件となります。
ただ今回はさすがに相手関係が・・・

武豊騎手は京都が得意とは言えませんが中距離以上での安定感は抜群です。
力のある馬だけにこういうときこそ狙い目なのかもしれませんね。

藤田騎手は・・・人気薄でこその騎手(爆)
重賞で穴を開けてくるタイプの騎手ですので実績があって人気のない馬に
騎乗してくるときなどは要注意だと思います。
アイポッパーは骨折明けだけに出来が心配ではありますが
スローのキレ味勝負なら抜群の力がある馬。期待できそうです。

小牧騎手の実績は相当低目なので信用はまったく出来ませんが
小牧騎手自身の中では京都、中距離というのは穴を開けてくる可能性が
最も高い条件となっています。先週に引き続き複勝圏があるのかどうか・・。

ルメール騎手はこのところ結果が出せていない印象ですが
京都は得意条件になります。フサイチホウオーとともに復活なるか?

【まとめ】
・人気サイドの馬に乗る騎手の信頼度は低め。ウオッカはそれなりに期待できそう
 ですがドリームパスポート、アドマイヤフジは危険かも。
・穴になるかは微妙ですがアドマイヤオーラ、ダークメッセージは
 騎手の力量からは狙い目となる馬。アイポッパーも今回が狙い目になりそう。
・タイキマドレーヌ、ヴィータローザ、フサイチホウオーは騎手の面から
 見ると穴指名できる可能性のある馬。当日の気配で・・・

フェブラリーS(騎手データ分析)  担【けん♂】

フェブラリーS(東京ダート1600m)に出走する騎手データについて
見ておきたいと思います。

今回も競馬場、距離別に下記の項目について一覧にしています。
・達成率(3番人気以内の馬を3着以内に連れてくる信頼度)
・穴馬率(4番人気以下の馬を3着以内に連れてくる豪腕度)
・実質複勝圏率(人気に関係ない純粋な複勝圏率の実績)


並び順は上から実質複勝圏率の競馬場、距離の平均値が高い順となっています。
馬名を空色にしているのはおそらく上位人気になると思われる馬です。
空色の馬については達成率を、それ以外の馬については穴馬率
チェックしたいと思います。

※表がごちゃついて見にくいかもしれません。すいません(>_<)

フェブラリーS:騎手データ
フェブラリーS騎手データ


実質複勝圏率(実績)で言えば安藤勝騎手がダントツ。
次いで武豊騎手、岩田騎手、ペリエ騎手となっています。

人気をしたときの信頼度という面ではヴァーミリアン、フィールドルージュともに
少々危険サイン(^^;
特に横山典騎手は少々過剰人気になりがちな傾向があるようです。
決して苦手な条件ではないだけに期待は出来ると思いますが・・・

信頼度では岩田騎手に軍配が上がりそうです。
東京が苦手・・と言っても実質的にはそれほど低い実績ではありませんし
人気を背負ったときの堅実な成績が数字にあらわれています。
ただ・・・今回は馬体が微妙。当日の気配には要注意だと思います。

この条件で穴を開けてきそうな騎手(東京、距離ともに穴馬率が高い騎手)は
・安藤勝騎手
・ペリエ騎手


ということになります。
両騎手ともに実績が高いだけに馬の力にプラスアルファがありそうですね。
ドラゴンファイヤーは相当馬体が萎んで見えたので
いくら安藤勝騎手でも・・とちょっと悩ましい感じかも(^^;

最近好調な後藤騎手は昨年の実績で言うとこのレースは苦手条件に入ります。
それほど大きく落ちはしませんが・・・上位騎手に比べて成績が良くありませんね。
福永騎手、武幸四郎騎手も信用できる数字ではありません。
特に武幸四郎騎手・・・(T_T)
騎乗回数が少なめな点を割り引いてもあまりに厳しい数字・・・。

まとめ
・信頼度の面では岩田騎手(ワイルドワンダー)が上位。※馬体要チェック!
・穴としてはペリエ騎手(ロングプライド)が面白そう。
・武幸騎手(メイショウトウコン)はかなり危険なニオイ。

フェブラリーS(展開分析3)  担【けん♂】

フェブラリーSの展開についてもう少し考えてみたいと思います。

もちろん競馬場や距離によって違ってくるのは当たり前なのですが
一応の目安として過去の前哨戦のペースをチェックしておきたいと思います。

過去のレースの通過ラップ計
フェブラリーS前哨戦


こうして並べてみると東京競馬場の前半はかなり速くなりやすい
異質な競馬場であることがわかります。
地方の小回りの競馬場ではカーブごとにペースが落ちやすく、
京都、札幌スタートしてすぐにカーブがある構造になっていますので
前半のペースは遅くならざるを得ません。

どの競馬場でも好成績をおさめている馬はもちろん実力的に高く評価できる
わけですが、たとえばメイショウトウコンが好走しているレースを見てみると・・
08平安S    2着
07東京大賞典 3着
07エルムS   1着
07アンタレス  3着
07平安S    1着

上記の表に照らし合わせてみてもどのレースも前半のペースが遅いレースであることが
わかります。ちなみに東京では

07JCD      4着(6馬身差)
07フェブラリーS 11着

となっており、脚質的に合っていないことが推測されます。

ダントツでレベルが高いと考えられるのは昨年のJCD
2100mという距離にもかかわらず前半800mは武蔵野Sよりも速く
1000m通過時点でもまったく緩まず、昨年のフェブラリーSに並ぶ
タイム
となっています。

単なる超絶ハイペースで前が総崩れになった・・というのであれば
たいして評価をしないのですが、このレースでヴァーミリアン、
フィールドルージュ
は道中で押し上げつつ中段前辺りから伸びていますので
能力的には相当高く評価していいと思われます。

距離短縮が心配される2頭ですが、マイル戦に匹敵する流れで2100mを
走れている
わけですから、まったく心配はいらないと考えられます(^^)g

例年どおりの流れ、レベルならば・・・実力上位のこの2頭が中心
考えて良さそうですが・・・問題はスローペースになった場合。

前半800mが48秒程度に落ち着くのであれば、一気にハードルが下がって
上記の表の京都1800mでの好走馬(特に前の位置取りで上位に来た馬)も
十分に馬券対象になってきそうです。

うーん、悩ましい・・・
もう少し各馬について詳しく見ていく必要がありそうです。

フェブラリーS(展開分析2)  担【けん♂】

フェブラリーSの出走馬が発表になりました。

デアリングハート、ドラゴンファイヤーが繰り上がりになり
ダイワスカーレット回避によって安藤勝騎手がドラゴンファイヤーに騎乗。
馬体の面では不安な感じでしたが、騎手の力量を考えれば・・・怖い存在に
なるかもしれません(^^;

ではフェブラリーSについて考えてみたいと思います。

ざっとメンバーを見渡してみて・・・果たしてどの馬がハナを切っていくのか
ということがまず微妙(^^;

候補としては・・・
・メイショウバトラー
・ヴィクトリー
・リミットレスビッド
・デアリングハート


辺りでしょうか。
デアリングハートは基本的に2、3番手を追走したいタイプなので
自らペースを作りにはいきそうもないかも。
リミットレスビッドは自在性のある馬で適性距離も短めですので
行こうと思えば行けてしまいそうですが、近走は好位追走型に落ち着いて
きているので・・こちらも微妙。

ヴィクトリーは芝の先行馬だけにスタートの芝部分を問題にしないでしょうし
すんなり行ってしまうことが考えられます。
ただ・・・気性的に難しい馬なので果たして上手くスタートが切れるかどうか・・
このところのレースのように後方からになる可能性も充分にありますし
非常に判断に迷うところ。
鞍上は後藤騎手に乗り代わっているわけですが、ローエングリンの例を見ても、
行こうとする馬をムリに押さえ込む騎手ではないと思われますので
もしヴィクトリーが引っ掛かって暴走するようならかなりのハイペースになる
こともありえるかもしれません、

メイショウバトラーは06年のJCDでハナを切って行っています。
近走は特に短めの距離を走っているだけに、スッと行ってしまうかもしれませんね。
06年のJCDの800m通過は48.6、昨年末のクイーン賞(船橋)の
800m通過は48.0となっており、この馬が行くならおそらくはスローペース
なると考えられます。

どうやらポイントになるのは・・・ヴィクトリーの動向ですね(^^;
A)ヴィクトリーが暴走した場合→ハイペース
B)メイショウバトラーが先行した場合→スローペース

という2パターンで展開を考えていた方がいいかもしれません。

過去のフェブラリーSを見てみると、出走馬によってかなりペースが
マチマチになっています。
    800m 1000m
07年 46.6  58.9
06年 45.3  57.4 
05年 45.8  57.8
04年 48.2  60.8
03年 46.8  58.8 
02年 47.1  59.1
平均  46.6  58.8

近年で最も速い05年と最も遅い04年では800m通過時点で2.9秒も差があり、
レベル的にも展開的にもまったく違ったレースになっていることが推測されます。

おおよそ昨年並みのペースが平均的なフェブラリーSの展開
前半はかなり速めで厳しい展開になっていますので
このペースで脚を残した経験のない先行馬は厳しそうです。
展開分析(ココ)でふれたとおり、前半が速くなって後半に消耗戦になるようだと
後方の馬が台頭してきやすくなります。
今回有力視されている馬は基本的に差し馬が多いので、こうなると
実力どおりの決着になると考えられますね。
ヴィクトリーが速いペースで引っ張ればおそらくこんな展開になりそうです。

フェブラリーS(馬体について3)  担【けん♂】

間に記事を挟んでしまいましたが、フェブラリーS出走予定馬の馬体について
もう少し見てみたいと思います。

【ブルーコンコルド】
(07フェブラリーS)
ブルーコンコルド07FEB

(JCD)
ブルーコンコルド07JCD

(フェブラリーS)
ブルーコンコルドFEB

昨年のフェブラリーS時と比較すると微妙に馬体が緩んでいる
感じもしますが、昨秋のJCD時からは上昇傾向にありそうです。
胸前、下半身ともに筋肉は充実傾向、肌ツヤも滑らかになっており
体調も良さそうですね。全体的に力感が増した感じ・・・期待出来そうです。

【ドラゴンファイヤー】
(JCD)
ドラゴンファイヤー07JCD

(平安S)
ドラゴンファイヤー08平安S

(フェブラリーS)
ドラゴンファイヤー08FEB

元々肉付きのいい馬ではなく、筋肉量は少なめな馬ですが
今回は・・かなり細すぎる感じ(>_<)前走の反動が出てしまって
いると思われます。
下半身の萎み具合も厳しいですし、上半身も小さくまとまってしまっています。
首差しも細くなって力強さが感じられません
おそらくはかなりのマイナス体重・・・馬体を見る限りでは期待は
しにくい状態だと思います。

※写真は競馬ブックPHOTOパドックおよびスポニチ馬体診断より

フェブラリーS(展開分析1)  担【けん♂】

フェブラリーSについて考えてみたいと思います。

ダイワスカーレットの回避で果たしてどの馬が先行していくのかすら・・微妙。
その意味では混迷の度合いを深めた感じのメンバー構成ですね。

今回はコースについて見るとともに道中のペースと着順について
見ておきたいと思います。

東京ダート1600mは向こう正面のポケットからのスタート。
スタート部分は芝になっていますので、滑ってしまう馬も出てきます。
芝で先行した経験のある馬は問題ないですがコース経験のない馬は
一応要注意
と考えておいたほうが良さそうです。
最初の直線が長いので先行するのに内外の枠順の差はそれほどなさそうですね。

ゆったりと下っていくので最初の3ハロンは相当ペースが速くなりがち
3ハロン目に少し上り坂がありますがスタートの勢いで上ってしまうので
ここはほとんど問題はありません。

最初のカーブは下りながら・・・ここでもほとんど減速せずに
行くことが多いようですが、先行馬の力量によってはグッとペースが
落ちる
こともありえます。

直線に入ると約300mのダラダラした上り坂、高低差2m超を
上りきると最後に平坦な直線が200mとなっています。

4コーナー位置取りと着順の関係
フェブラリーS位置取り

良馬場重馬場に分けてデータを取ってみました。
今週はずっと晴れの予報ですので、おそらくは良馬場のほうのデータ傾向に
なる見込みです。(参考に2100mのデータも付記)

脚抜きのいい重馬場ではやはり先行有利な傾向が出てきますが
良馬場の場合にはかなり均等に数字がバラついています。
直接位置取りが結果に影響しないということは、コース形態による
影響は少ない
、ということになります。
つまり他の要因により、先行、追い込みの有利不利が出てくるということに
なるわけで・・・。

ということで前後半のラップ計、およびその差
1~3着の馬の平均位置取りとの相関係数を取ってみました。

平均位置取りとの相関係数
前半800mラップ計 -0.29
後半800mラップ計 +0.45
前後半ラップ計の差 -0.41

このデータから見ると、直接前半のペースには関係ありませんが
後半のペースが速くなればなるほど位置取りが前になる(先行有利になる)
ということが推定されます(中程度の相関がある)。

レースデータを見てみると後半800m49秒以上のペース
落ち込んでいるときにはコーナー10番手以降からでも差しが決まる傾向。

逆に前後半のラップ差が2秒以内・・・後半800mが47~48秒程度
締まった流れになった場合にはかなり前の馬が残る傾向が出てきています。

それでも前の馬だけで決まることは少なく前→後ろ、という組み合わせが
有力ですね。

最初に触れたとおり今回のメンバーでは速いペースで引っ張る先行馬が
見当たらない感じ・・・有力馬に差し馬が多いということを考えると
人気薄の先行馬からの流しも面白いかもしれませんね(^^;
出走馬が決定し次第、この辺りの展開、ペースについて
改めて見直してみたいと思います。

フェブラリーS(馬体について2)  担【けん♂】

フェブラリーS出走予定馬の馬体について、第2弾です。
ダートの一線級だけあってどの馬もパワーあふれる馬体(^^)
力強さとスピードとのバランスが重要になってきそうです。

【メイショウトウコン】
(JCD)
メイショウトウコン07JCD

(平安S)
メイショウトウコン08平安

(フェブラリーS)
メイショウトウコン08FEB

JCD時に比べて下半身の筋肉が丸みを帯びてきていた平安S。
今回も引き続き体のハリは維持できているようです。
皮膚が薄くなって体調面では上昇傾向かも。
光の加減もありますが前後とも筋肉は一層充実してきている感じですので
状態的にはかなり期待できそうです。

【ロングプライド】
(平安S)
ロングプライド08平安

(フェブラリーS)
ロングプライド08FEB

前走から大きな変化はなさそうですね。
皮膚の滑らかさという面では微妙に前走のほうがいいかも・・。
筋肉量などは維持できている様子ですので反動などは
考えなくていいのではないでしょうか。
状態は平行線・・・前走以上とは思えませんが、あとは力関係かと。

【ヴィクトリー】
(神戸新聞杯)
ヴィクトリー神戸

(菊花賞)
ヴィクトリー菊花賞

(フェブラリーS)
ヴィクトリー08FEB

春先から考えるとかなり筋肉にメリハリが出てきて
大人の馬体になってきていると思います。
少し胸前がさびしくなった感じもしますが緩んでいた部分が
絞られたのかも。下半身は一層大きく充実してきており
馬体の状態はかなり良いのではないでしょうか。
クビが異様に太いのが印象的・・・パワーがダートで
活かされたら楽しみなんですが・・・。

【クワイエットデイ】
(アンタレスS)
クワイエットデイ07アンタレスS

(フェブラリーS)
クワイエットデイ08FEB

だいぶ間が空いた写真ですが、年齢的にも大きな変化はなさそうです。
全体的な雰囲気が伸びやかになっており、状態は変わらずに
良さそう
ですね。毛ツヤも良く体調面も問題なさそう。
力は十分に出せる状態だと思います。

※写真は全て競馬ブックPHOTOパドックより

名馬の天命(ダイワスカーレット回避情報)  担【けん♂】

秋は3戦のつもりで調整してきた」と言っていながら
予定を急遽変更して4戦目の有馬記念に出走。

どう考えても余力の面ではギリギリだったはずなのに
ちゃんと2着をキープしたところはさすがですが
ダメージは残っていないはずはなく・・。

本来、こういうときは春までゆっくり休むのが普通。
場合によっては宝塚記念を目標に春は2走程度になっても
おかしくないと思います。

それが・・・フェブラリーS出走ということで
ほとんど休むことなく調整に入る・・・
腰が高い馬だけに疲れが残りやすいという見方もあるわけで
どこかでドッと噴出してガタガタに崩れるおそれもなきにしもあらず、
という不安な思いがどうしても頭を離れませんでした。

今回、ウッドチップが目に入るというアクシデントで
いきなり出走回避となり、ドバイも白紙に・・・

残念な思いももちろんありますが
これも順調に活躍していくべき名馬の天命なのかも・・
と感じてしまいました。曰く・・・

「達人は本当の危険には出会わない」 by渋川剛気(バキ:板垣恵介)

しっかり休んで無事に復帰してくることを楽しみに待ちたいと思います。

※ダイワスカーレット回避情報→ココ

フェブラリーS(馬体について1)  担【けん♂】

【ヴァーミリアン】
(06フェブラリーS)
ヴァーミリアン06FEB

(JCD)
ヴァーミリアン07JCD

(フェブラリーS)
ヴァーミリアン08FEB

2年前に比べると鈍重さが抜けて素軽い印象になってきています。
今回は中間に一頓挫あったわけですが、JCD時と比べても
馬体のハリはアップしている感じ、筋肉も前後とも充実しており
状態はかなり良さそうです。
腹回りは余裕がありながら太め感はなく、毛ツヤも良好。
仕上がっていると見ていいのではないでしょうか。

【ダイワスカーレット】
(エリザベス女王杯)
ダイワスカーレットエリ女

(有馬記念)
ダイワスカーレット有馬

(フェブラリーS)
ダイワスカーレット08FEB

上半身は少し重さを感じる仕上がり。前脚の付け根の辺りの筋肉が
ハリがないように思えます
。とはいえ問題ない範囲かな、と。
下半身は前走時よりも充実傾向。丸みを帯びてきており
パワーアップしている雰囲気です。
全体的にゆったりした作りになってきた感じなので距離短縮は微妙かも。
良く言えばドッシリとしてきた・・・悪く言えば素軽さが感じられない・・
印象の変化がレースでどう出てくるか・・

【ワイルドワンダー】
(JCD)
ワイルドワンダー07JCD

(根岸S)
ワイルドワンダー08根岸S

(フェブラリーS)
ワイルドワンダー08FEB

完璧に仕上がった雰囲気の根岸S時の馬体。
JCD時に比べて上半身も下半身も大幅に筋肉が充実してきていました。
今回は多少激走の反動が出ているかも・・。
光の加減もありますが、肌のツヤが低下傾向。
筋肉のハリが少し低下している感じです。
特に上半身が小さくまとまってきているのが気がかりかも。
おおよその状態は維持していると思いますが・・・ギリギリという印象。

【フィールドルージュ】
(07平安S)
フィールドルージュ08平安

(フェブラリーS)
フィールドルージュ08FEB

かなり間が空いた写真です。
以前に比べて上半身がかなりたくましくなっています。
馬体にもハリがあり、近走の反動などは出ていない様子。
少し下半身に丸みがないのが気になりますが状態はそれなりに
良さそうです。
クビも長く力強さを増しており、加速能力の高さを感じますね。
力は十分に出せる状態だと思います。

※写真は全て競馬ブックPHOTOパドックより

フェブラリーS(各馬分析3)  担【けん♂】

フェブラリーS出走予定馬の各馬分析、第3弾です。
まったく信用は出来ませんが週間天気予報では今週一杯ずっと晴れ模様のようですね。
そのまま行くならある程度あがりのかかる競馬になるかも・・・。

ノボトゥルー】牡12(栗東)Broad Brush×(Naskra)
なんと6度目のフェブラリーSとなります(^^;
地方、中央あわせて76戦を走っていながら二桁着順はたったの7回
さすがにここ2年は複勝圏に一度も入っていませんが常に安定した走りを
見せ続けているのは驚異的ですね。
今回も出てくるなら目指せ掲示板!でしょうか。頑張ってもらいたいものです。

ロングプライド】牡4(栗東) サクラローレル×(アジュディケーティング)
次世代を支える期待馬、サクラローレル産駒は距離が伸びるほど複勝圏率が
上がる傾向
があるのでマイル戦は本来の主戦場ではないかもしれません。
中段、もしくは後方から捲り上げるようにしてエンジンをかけて末脚を活かす競馬、
タイミングが合えば古馬とも充分に戦えるものがあると思います。
東京1600mの持ち時計が遅いことが気がかりではありますが
4戦目の端午Sの時計は翌日に行われた古馬1000万下を上回る好タイムであり、
成長分を考え合わせると・・・今なら、という感じもあります。
純粋な脚比べでは古馬一線級と比較すると微妙ですので
仕掛けどころなどにも工夫をしてもらいたいものです。

デアリングハート】牝6(栗東)サンデーサイレンス×(Danzig)
先行気味につけて末脚が伸ばせる馬で、東京を得意としています。
ここ2戦はダートに転向して3着、2着・・・一線級相手のGⅠでは
さすがに荷が重い気がしますが、芝の時と同様東京適性を
発揮出来るか
どうか・・・。力の要る馬場は苦手にする傾向があるので
馬場が湿ってくるなら面白いかもしれません。

フジノウェーブ】牡6(招待) ブラックタイアフェアー×(Stop the Music)
昨年4月までに10連勝!それも1200~2000mという広い距離に
適応しており、地方馬の中でも能力は相当高目だと思います。
好位もしくは先行気味につけて末脚を伸ばしてくるスタイル。
マイル戦ならキレも残るのであとは東京でどこまで頑張れるか・・。
地方でも2000mになるとキレが失われるのでスタミナ面には若干不安
初挑戦となる東京マイルは・・・厳しいかもしれませんね。

アンパサンド】牡4(招待) フィガロ×(ウォーニング)
好位から押し上げていくようにして末脚を活かすスタイル。
フリオーソ、トップサバトンと激闘を繰り広げてきた馬です。
5ヶ月の休み明けとなった東京大賞典には+22kgと大きく馬体を増やして復帰、
成長分だと思いたいところですが、ここ2戦は前で脚が止まってしまっていますので
現状では少し馬体が絞りきれていないのかもしれません。
順調に行っていれば今回は走り頃にはなりそうなので馬体が減っていたら
楽しみな馬だと思います。
ただ川崎記念では4着とはいえフィールドルージュと11馬身差というのは
厳しい感じもします・・・。

ビッググラス】牡7(招待) エルコンドルパサー×(イブンベイ)
昨年の根岸Sを制し、フェブラリーSでも3着と好走・・・しかし
その後調子を崩して掲示板からも遠ざかってしまっています。
今年は根岸Sでも14着と大敗してしまっており、いきなりの復活は考えにくい状況。
好走体重から見ると15kgほどオーバーしているので最低でも
馬体減で出てきてもらいたいものです。

フェブラリーS(各馬分析2)  担【けん♂】

フェブラリーS出走予定馬の各馬分析第2弾です。
どうやら回避の馬も出てきそうですね。
ボンネビルレコードは船橋のダイオライト記念に向かう見込みのようです。
※詳細不明

リミットレスビッド】牡9(栗東) サンデーサイレンス×(ノーザンテースト)
昨年は芝には出走せずダートに絞って10走、年齢からは考えられないほどに
積極的に頑張っています(^^)好走するのは基本的に1200~1400m、
マイル戦は守備範囲ギリギリなのでGⅠで力を発揮するには厳しいと
考えられます。

ワイルドワンダー】牡6(美浦) ブライアンズタイム×(サンデーサイレンス)
昨年に本格化、これまでに重賞3勝をあげています。末脚の爆発力
メンバー中でも上位クラス、ある程度好位からレースを進められるのも
安定感につながっています。JCDはさすがに長過ぎた印象ですが
1800m辺りまでは充分に守備範囲、今回も条件的には合っていると思います。
鞍上はおそらく岩田騎手になると思われますが、前走の根岸Sでは
上手く直線で脚をためて差し切り勝ち、タイミングを掴んだ印象があったので
今回も楽しみですね。

メイショウトウコン】牡6(栗東) マヤノトップガン×(ジェイドロバリー)
素晴らしい末脚を使う馬ですが、武幸四郎騎手騎乗の場合はかなり後方からになるので
安定感という面では疑問符
がついてしまいます。昨年のエルムS(池添騎手騎乗)を
見る限りでは、道中から押し上げて行っても末脚が使える印象なので
GⅠを取るにはもう一工夫欲しい感じがします。
今回は他にも末脚自慢が多数いるので、全てを差し切るような競馬では・・・微妙。

ヴィクトリー】牡4(栗東) ブライアンズタイム×(トニービン)
昨秋は馬体も成長し、気性面でも落ち着きが見られるようになってきたようですが
途中で気力が切れてしまうようなレースになってしまいました。
前走のJCも完全にやる気なし・・・休養を挟んで精神面の改善が図れたかどうか
一番のポイントになりそうです。
血統的にはダートで激変してもおかしくない感じですので
頑張ってもらいたいですが・・・いきなりGⅠというのはさすがに厳しそうです。

クワイエットデイ】牡8(栗東) サンデーサイレンス×(Alydar)
凡走か好走か・・かなりムラ駆けのある馬ですね。
基本的に好走は1800m以上のレース、距離短縮はいい方向には
出そうもありません。前走の平安Sでメイショウトウコンを押さえ込んで
重賞2勝目、ハマれば力がある馬ですがGⅠで展開が向くことはなさそうです。

続きます。

フェブラリーS(各馬分析1)  担【けん♂】

フェブラリーS(東京ダート1600m)出走予定馬の各馬分析です。

ダイワスカーレット】牝4(栗東) アグネスタキオン×(ノーザンテースト)
有馬記念2着で連勝は途切れましたが、春からGⅠ3勝を含む4連勝
昨年最も活躍した馬の中の1頭だと思います(^^)
先行しつつ、最後に末脚を伸ばせる能力馬。ある意味最強のスタイルだと思います。
不安点があるとしたら・・・前半から飛ばして行く馬と対戦した場合に
ペースを乱されるとどうなるか
ということでしょうか。
今回は初ダートということだけではなく、初東京コースという未知の体験が
重なっています。馬体を見る限りではパワータイプの感じもありますが・・
果たしてどこまでやれるのでしょうか。

ヴァーミリアン】牡6(栗東) エルコンドルパサー×(サンデーサイレンス)
現段階では日本ダート界で最強馬の一角であることはほぼ間違いのないところ。
ドバイ遠征を挟んでGⅠ5連勝、その全てで上がり最速を記録しています。
今回最も不安視されているのが距離の問題
ポイントとなるのは道中のペースが速くなることだと考えられますが
JCDの1000m通過タイムは58.8秒・・・昨年のフェブラリーSの
1000m通過が58.9ですからこのペースで末脚を残せるのであれば
ほぼ問題なく対応出来るだろうと考えられますね。
川崎記念を回避した体調面だけが心配です。万全であれば問題なく上位争いかと。

ブルーコンコルド】牡8(栗東) フサイチコンコルド×(ブライアンズタイム)
年齢的な衰えもあるのか昨秋は3走して複勝圏に入ったレースがゼロ。
ただし・・・その全てが苦手としている2000m前後のレースであったことを
考えると単純に衰えたと見るのは危険かもしれません。
05年からのマイルまでの戦績は(9-3-0-2)、
それ以上のレースでは(1-1-1-4)という点から見ても本来の適性距離は
マイル以下だと考えられますので今回も侮れない存在になりそうです。

メイショウバトラー】牝8(栗東) メイショウホムラ×(ダイナガリバー)
屈腱炎からの復帰以降にダート転向して重賞7勝・・・まさに奇跡の名牝ですね。
前走は得意な距離である1400mの根岸Sで6着。
武豊騎手も地方の重い土の方が合うかも、とコメントしており
ちょっと中央でのレースでは限界が見えてしまった感じもありました。
まずはなんとしても脚元を大事に・・・頑張ってもらいたいですね。

フィールドルージュ】牡6(栗東) クロコルージュ×(リンドシェーバー)
ヴァーミリアンが回避した川崎記念を制覇、念願のGⅠタイトルを手にしました。
本来は先行気味に行って末脚を伸ばせる馬ですが、中央のレースになると
なぜか毎回後方からの追い込みになってしまいます。
東京ダートでは(0-1-2-2)、そのうち3回は上がり最速を記録しており
タイミング次第で一発はありそうですが・・・一歩足らずという感じ。
果たしてJCDのリベンジなるか?

続きます。

今週の展望(見所満載!)  担【けん♂】

今週のレースについてふれる前に・・・

申し訳ございませんm(__)m
せっかく頂いたコメントをこちらの手違いで消してしまいました(涙)
心当たりのある方がいらっしゃいましたら、お手数ですがご連絡頂けると幸いです。
本当にすみませんでした(T_T)

では今週のレースについて・・・

古馬重賞
・フェブラリーS(東京ダート1600m:GⅠ)
・京都記念(京都2200m:GⅡ)


いよいよ今年最初のGⅠ、フェブラリーSがやってきます。
実に44頭という多登録となっていますので、出走するだけでも非常に狭き門
相当に絞り込まれたメンバーになると考えられます。
そんな中で注目は・・・やはりダイワスカーレットの参戦でしょう(^^)
変則牝馬三冠を達成し、有馬記念2着の馬がなぜここに!という感じが
個人的にはどうしても否めませんが・・・temporalisさんがおっしゃるとおり
芝を走れない馬がダートを走る」というような状況を打破し、
本当に強い馬を作っていくという視点で見れば非常に意味のある参戦になるかと思います。
ダートでも世界に挑戦する時代が来ていますので芝を走れるスピードのない馬の中で
競い合っていてもこれ以上は見込めないのは自明の理。
果たしてどんな結果になるのか、大注目ですね(^^)g
・・・ただ不慣れなレースに出るということは調子を大きく崩しかねない諸刃の剣、
なんとか無事に走り切っておらいたいものです。

おそらく相当高い支持を受けるであろうヴァーミリアンの他にも
フィールドルージュ、ワイルドワンダーなど実力馬が大激突!
いきなり大きな山場になりそうです♪楽しみですね(^^)/

京都記念もメンバーが揃いそうです。
ドバイに向けて始動するウオッカの他に、骨折からの復帰戦となるアイポッパー
着々と調子を上げてきているアドマイヤオーラ、復活が待たれるドリームパスポート
京都巧者のアドマイヤフジも前走でとうとう結果を出してきていますし
いい意味での混戦模様!非常に楽しみなレースとなりそうです。
うーん、このレースも是非予想してみたいですね~(^^)

3歳戦
・クイーンC(東京1600m:GⅢ)
・こぶし賞(京都1600m)
・ヒヤシンスS(東京ダート1600m)


桜花賞に向けて、3歳戦もそろそろ煮詰まってきますね。
クイーンCにはラルケット、エフティマイアなどが登録してきています。
抽選対象にはブーケフレグランスの名前もありますね。
果たしてどんな内容のレースになるか注目したいと思います。

ヒヤシンスSには大注目のサクセスブロッケンが登録してきています。
新馬戦で2着に13馬身差の大圧勝、前走の黒竹賞もあっさりと3馬身差
(その後ろは8馬身差)の完勝で連勝中・・・どこまで強いのか
期待が高まります。新種牡馬のシンボリクリスエス産駒というのがまた
今後を占う上で重要なポイントになりそうです。
昨年はこのレースでフェラーリピサが同日に行われたフェブラリーSと
1.1秒差の好タイムで圧勝。今年も内容に期待したいですね♪


うーん、今週は盛りだくさん過ぎてパニックになりそうです(笑)
フェブラリーSを中心にしたいと思いますが・・・ダイワスカーレットが
ダート初挑戦なだけにどうやって考察しようか迷いそう(^^;
京都記念も楽しみだし・・・忙しい一週間になりそうですね~