けいけん豊富な毎日

ラジオNIKKEI賞最終予想  担【けん♂】

時間がなくなってきました(^^;
ラジオNIKKEI賞(福島1800m)についてもまとめていきたいと思います。

出走枠順
1 1レットイットライド 村田
1 2トーセンアーチャー 吉田豊
2 3ハイソサエティー  蛯名
2 4クランエンブレム  吉田隼
3 5エミーズスマイル  内田博
3 6イクスキューズ   北村
4 7スクリーンヒーロー 石橋脩
4 8マイネルランページ 武士沢
5 9ガルヴァニック   中館
510ゴールドアグリ   勝浦
611ムラマサノヨートー 小林
612ファザーケープ   田中勝
713ロックドゥカンプ  柴山
714ショウワモダン   大野
815エーシンダードマン 柴田善
816バブルウィズアラン 松田

これまでの考察
各馬分析1→ココ
各馬分析2→ココ
馬体について→ココ

先行馬が揃っていますが速いペースで行きたい馬はいません。
あえて言えばイクスキューズが引っ張れば多少ペースがあがるかも。
能力差がある程度はっきりあると思われますので力関係どおりの決着になるのでは・・。

今回の予想
◎フェザーケープ
○クランエンブレム
▲ハイソサエティー
△イクスキューズ
×エミーズスマイル

フェザーケープは先行気味に行って末脚を伸ばせる馬。
坂も問題にしないので上位を期待できそうです。
距離短縮で一気に押し切りまで・・。

クランエンブレムの福島1800mの持ち時計は例年で言えば
余裕でこのレースを圧勝してもおかしくないもの。
好位を追走して抜け出せば突き抜けてもまったく不思議ではありません。
間隔が詰まった分ちょっとだけ評価を落としてみましたが
芝レース3連勝となるかどうか?注目したいですね(^^)

ハイソサエティーはこれまで5戦3勝。
負けた2戦はGⅠとダートだけという素晴らしい実績です。
まだ馬体が未完成であること、距離延長となることから
評価をちょっと落としましたが期待馬の1頭です。
この馬も先行気味に追走するスタイルなので道中の駆け引きが
重要になりそうです。

イクスキューズは実績から言って圧勝してもおかしくないレベル。
牝馬とはいえまったく侮れません。
馬体も一休みして回復傾向、展開も競馬場も合うと考えられるので
期待できそうです。斤量がちょっと厳しいのがどうなのか・・・?
克服できるのであれば上位争い。

エミーズスマイルは湿った馬場でも問題にしない末脚がある馬。
前走は関西への輸送が敗因だと考えれば今回好走の余地は充分です。
急加速が効く馬なので福島競馬場でも前から抜け出せそう。
鞍上の力量込みで大いに期待(^^)

先行馬に実力馬が揃った好レース
今回指名した5頭にはほとんど差がないと思われます。
秋に向けて力を見せることが出来る馬は・・・?
楽しみにしたいと思います(^^)/

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函館SS最終予想  担【けん♂】

函館SS(函館1200m)についてまとめていきたいと思います。

出走枠順
1 1タマモホットプレイ 渡辺
1 2アグネスラズベリ  角田
2 3アンバージャック  藤田
2 4サープラスシンガー 木幡
3 5ハリーズコメット  津村
3 6ブルーショットガン 武幸
4 7リキアイタイカン  池添
4 8ワイルドシャウト  岩田
5 9ビーナスライン   秋山
510エイシンツルギザン 長谷川
611アドマイヤホクト  横山典
612アズマサンダース  藤岡
713コスモシンドラー  安藤勝
714ツルガオカハヤテ  五十嵐
815タニノマティーニ  須貝
816ブラックバースピン 四位

これまでの考察
各馬分析1→ココ
各馬分析2→ココ
各馬分析3→ココ
馬体について1→ココ
馬体について2→ココ
馬場状態考察→ココ
函館適性分析→ココ
斤量分析→ココ

例年に比べて馬場状態が良く(軽く)、時計が出やすい函館競馬場。
週末の一雨でどのくらい変わってくるかがポイントになりそうです。
函館適性の高さと状態面との兼ね合い・・・
例年以上のハイペース、速い時計の決着になる見込みと想定してみましたが
果たして・・・?

今回の予想
◎サープラスシンガー
○アドマイヤホクト
▲アンバージャック
△ツルガオカハヤテ
×コスモシンドラー
×アグネスラズベリ

サープラスシンガーの斤量は非常に優位。
ガーッと逃げる先行馬でおそらくペースを握る馬ですが
この斤量では脚が止まらないでしょう。
少なくとも前で残る力は充分ありそうです。
前残りしやすいレースなので期待したいですね。

アドマイヤホクトは万全であればあっさり突き抜けても
おかしくない馬ですが・・・状態面に不安があります。
それでも対抗評価としたいくらいの期待馬・・・。
速いペースに追走して抜け出すのがこの馬の真骨頂
展開は抜群に向きます。
サクラバクシンオー産駒も函館適性が高く、芝状態を問題にすることは
なさそうです。復活に期待!(喉鳴り、外傷の影響・・うーん)

アンバージャックは函館適性が高い血統とは言えませんが
馬体の充実ぶりが良く、能力を発揮できそうな印象です。
力関係で言えば相当上位クラス。

ツルガオカハヤテは1200mではあまり崩れていません。
その上、血統的にも実績を見ても函館適性が非常に高い馬
ここでの激走の可能性は充分!楽しみな馬だと思います。

コスモシンドラーも函館適性が非常に高い馬ですが
能力が発揮できる状態にあるかどうか・・・?
写真で見る限り、背中が少々落ち気味なのが気になります。
グリーンデザート産駒の異様なまでに高い函館適性が活きてくるのか・・
注目したいです。

アグネスラズベリは状態面も悪くなく、能力も上位クラスだと思いますが
エアジハード産駒はこれまで函館で3着以内に入った実績がゼロ
さすがに評価を落として考えざるを得ないかと・・・。
前走で重めの馬場を克服して3着に入ってきていることから
見限るのは危険。3着候補として押さえておきたいと思います。

期待馬に期待通りの活躍をしてもらいたい・・。

函館SS(斤量分析)  担【けん♂】

函館SSについて見ていきたいと思います。
函館はどうやら土曜の昼辺りまで雨が残っている模様

先週までの高速馬場から多少は例年並の重めの馬場に変化してきそうですね。
ある程度の函館適性が活きてくるのではないでしょうか。

今回は斤量についてふれてみたいと思います。
短距離のレースなので斤量負担が大きな影響を与えるとは考えにくいですが
それでも斤量の変化で期待出来そうな馬、期待しにくい馬がいるのかどうか・・・

馬体重に対する斤量の割合、前走からの比較をしてみたいと思います。

              前回   今回       前回順位
ブルーショットガン  12.3% 12.3%
ツルガオカハヤテ  11.6% 12.1% +0.5  4位
タマモホットプレイ  12.0% 12.0%
ブラックバースピン  11.5% 11.7% +0.2  1位
ビーナスライン    11.8% 11.5% ▲0.3 18位
エイシンツルギザン 11.4% 11.4%
コスモシンドラー   11.2% 11.2%
リキアイタイカン   10.7% 11.1% +0.4  7位
ハリーズコメット   11.0% 11.0%
タニノマティーニ   10.8% 11.0% +0.2 16位
アンバージャック   11.2% 10.9% ▲0.3 11位
アズマサンダース  10.9% 10.9%
アグネスラズベリ   10.5% 10.5%
ワイルドシャウト   10.4% 10.4%
アドマイヤホクト   10.5% 10.3% ▲0.2 10位
サープラスシンガー 10.6%  9.8% ▲0.8  1位

まず気をつけたいのは前走で成績が悪かったくせに斤量負担が増えている馬
条件的に上昇は考えにくいですね。
★該当する馬
 タニノマティーニ、リキアイタイカン、ツルガオカハヤテ

逆に成績が良かったのに斤量負担が減ってますます有利になっている馬は・・
★該当する馬
 サープラスシンガー

前走は不振でしたが斤量が減って上昇が見込める馬
★該当する馬
 アドマイヤホクト、ビーナスライン、アンバージャック

実力、実績の割に斤量負担の割合からすれば有利だと考えられる馬。
★該当する馬
 アグネスラズベリ、ワイルドシャウト、アドマイヤホクト、サープラスシンガー

大幅に影響が出そうなほどの斤量負担の馬はいませんが
斤量の割合が12%を超えている馬は比較的期待しにくそうです。
逆にサープラスシンガーの9.8%はヤバイですね(^^;
思い切って逃げる馬だけに軽快に逃げて押し切りの構図も考えておいた方が
いいかもしれません。

ラジオNIKKEI賞(馬体について)   担【けん♂】

ラジオNIKKEI賞出走馬の馬体について、見ていきたいと思います。
比較写真があるのがイクスキューズだけなので
後は馬体の印象だけになってしまいますね。
近走の変化がわからないので調子の良し悪しが見えないのが残念!

【イクスキューズ】
(桜花賞前)
20070501142626.jpg

(NHKマイル前)
20070501142701.jpg

(ラジオNIKKEI賞前)
イクスキューズラジオ

連戦の疲れで馬体が緩んでしまったNHKマイル、今回は休養を挟んで
グッと仕上げ直してきています。
上半身、下半身ともに丸みを帯びた筋肉がついて一回り充実、
毛ツヤも良化して体調面も良くなっていると思われます。
桜花賞時以上の出来かも。期待できそうです。

【フェザーケープ】
フェザーケープラジオ

ガッチリした骨格、毛ツヤはイマイチですが悪い状態という程ではなさそう。
もうちょっと上半身が充実するといい感じになりそうです。
クビの付け根辺りが力強く、力感を感じます。

【ハイソサエティー】
ハイソサエティーラジオ

まだ筋肉が付ききっていない若い馬体の印象。
全体的に筋肉量が少ない感じです。
バランス自体は悪くないのでそれなりに力は発揮できそうです。
後は力関係・・・。毛ツヤは良いので状態に問題はないと思います。

【クランエンブレム】
クランエンブレムラジオ

太いクビ差し、ギュッと筋肉が詰まったような馬体ですが
まだ幼い感じが残っている印象。
毛ツヤは良いので間隔が詰まっていますが体調面に不安はなさそうです。
ちょっと重心が高く見えるのが気になるところですが
福島1800mに実績があるだけに前走並みに力を出せるなら
期待したいところ。

※写真は全て競馬ブックPHOTOパドックより

メイショウサムソン、凱旋門賞へ挑戦決定!   担【けん♂】

サムソンが武で凱旋門賞挑戦正式決定!ディープの敵討つ!

 春の天皇賞を制し、宝塚記念では2着に敗れたメイショウサムソン(栗・高橋成、牡4)の仏GI凱旋門賞(10月7日、ロンシャン、芝2400メートル)挑戦が、28日に正式に決定した。また鞍上は新馬戦から皐月賞、ダービー制覇を含めすべて騎乗してきた石橋守騎手に替わり、武豊騎手(38)=栗・フリー=に決まった。

 宝塚はアドマイヤムーンに半馬身差競り負けたが、雨で渋った馬場(稍重)に屈せず、欧州の重い馬場への適応性をアピール。父は英キングジョージ馬オペラハウス、母の父は凱旋門賞馬ダンシングブレーヴという“欧州血統”ということもあり、凱旋門賞挑戦が前向きに検討されてきた。

 また松本好雄オーナーの強い意向で、武豊騎手に騎乗を依頼。ユタカは昨年のディープインパクト(3位入線→失格)をはじめ、94年ホワイトマズル(6着)、01年サガシティ(3着)と凱旋門賞に過去3度騎乗しており、独特なロンシャンの2400メートルを克服するには心強い。

 なお、出国日程やステップレースの出否などについては未定で、これから検討される。ウオッカ(栗・角居、牝3)に続き、サムソンが出走を決めたことで、ディープに続いて3世代連続で日本ダービー馬が凱旋門賞に挑戦することになる。

◆松本好雄オーナー
 「凱旋門賞に挑戦しても恥ずかしくないという結論に達しました。自分では最強馬と思っており、日本を代表して行くなら、騎手もと思い、わがままを通し、武豊騎手に頼むことにしました」

◆武豊騎手
 「騎乗依頼をいただいて光栄です。このような名馬で凱旋門賞に挑戦できるのは嬉しいこと。ベストを尽くして大きな期待に応えたいです」
(SANSPO.COM)



メイショウサムソン凱旋門賞挑戦決定!

・・・という嬉しいニュースなんですが一緒に

爆弾投下!!(笑)

かねてから「凱旋門賞に行くなら武豊騎手で
と言い続けてきた松本オーナーの意向どおり、大舞台での乗り代わりが
実現してしまいましたね。

これで石橋守騎手同情論が巻き起こるのは必至でしょう。
せっかくの挑戦ですからすっきりとした形で応援できるように
してあげて欲しかった気がします。

私自身はこの乗り代わりに関してはそれほど問題視してはいません。
明らかに騎手の能力、経験という面では武豊騎手が格上、
最高の挑戦を最高の騎手で、という気持ちは良くわかります。
ただ・・・武豊騎手自体が不調であること(復調傾向ではありますが)、
石橋騎手がメイショウサムソンの癖を完全に把握しているということ、
などから乗り代わりが功を奏するかどうかに少々疑問・・。

もうひとつ問題があるとしたら、もし凱旋門賞でメイショウサムソンが
惨敗してしまった場合に
石橋守騎手なら勝っていた
といった批判が飛び出すのではないかということ。

石橋騎手も残念でしたが、引き受けた武豊騎手のプレッシャーも
相当なものがあるはず。
是非とも最高の形でこの挑戦を昇華させてもらいたいものですね。

※そういえばウオッカも凱旋門賞では外人騎手に・・という話が
 あるようです。こちらも論議を巻き起こしそうですね(^^;

ラジオNIKKEI賞各馬分析2  担【けん♂】

ラジオNIKKEI賞(福島1800m)の各馬分析第2弾です。

今週の天気予報では金曜に雨が降るものの週末は晴れるとの見込み
重馬場適性についてはあまり考えなくても良さそう・・・かも。
もちろんまだコロコロ変わる可能性があるので気をつけて見ていかねばなりません(^^;

各馬分析1→ココ

トーセンアーチャー】牡 53(栗東) Barathea×(Zafonic)
これまでの2勝はダートでの実績、芝では新馬戦で3着があっただけ
あとの3戦は着外となっています。
後方から追い込むスタイルなので小回りの競馬場には基本的に合わないと
考えられます。そもそも突き抜けるほどのものはないし・・・斤量差を活かして
どこまで頑張れるかというところですが、かなり厳しそうです。

ハイソサエティー】牡 56(美浦) フレンチデピュティ×(Akarad)
NHKマイル時の考察は→ココ
やっと馬体が仕上がってきたとのことで、今後に期待がかかる馬のようです。
これまでの5戦は全て1600mだったので距離延長がちょっと微妙ですが
血統的にも問題なさそうです。
ある程度前で競馬が出来るのが強味。展開的に崩れにくい馬だと思います。
NHKマイルでは粘り切れませんでしたが、血統的には馬場が渋る方が良さそう。
負けたのがGⅠとダートだけ・・と考えると期待出来そうですね(^^)

バブルウイズアラン】牡 52(栗東) バブルガムフェロー×(ハンティングホーク)
短距離で先行してきた馬ですが前走は距離延長で慎重になったのか
後方からの競馬・・・で伸び切れずに9着と微妙な成績。
血統的には無理な距離ではないので2戦目で距離に慣れて
前で競馬が出来ればもう少し粘れるかもしれません
騎手次第というところでしょうか。斤量優位をどれだけ活かせるか?

フェザーケープ】牡54(栗東) キングヘイロー×(トウショウボーイ)
京都新聞杯時の考察は→ココ
かなりゆったりしたペースを先行気味に行って末脚を伸ばす馬。
坂も苦にしないので展開は有利に働きそうです。
ペースがそれほど速くならなければ上位争い
テン乗りの田中勝騎手には積極的な競馬を期待したいです。

マイネルランページ】牡 53(美浦) ゼンノエルシド×(ゴールデンフェザント)
NZT時の考察は→ココ
先行気味に行ったり、中段に控えたりと脚質が安定しませんが
現状ではおそらく前で競馬はしそうもないですね。
キレる脚がないので中段から上がって行けるほどのものはなさそうです。
期待があるとしたら斤量優位な点くらい・・・。

ムラマサノヨートー】牡 54(美浦) キングヘイロー×(ヘクタープロテクター)
NZT時の考察は→ココ
NHKマイルでは重馬場適性を活かして3着に突っ込み大波乱を演出。
上がり3ハロンを見てみるとこれまでの芝レース(5戦)の中で
重馬場のNHKマイルで最速を記録しています(^^;
今回も雨が降るなら期待したい馬です。
ただし・・良馬場では他馬にキレ負けするので相当厳しそう。
余程前で競馬をしないと手も足も出ない感じです。

レットイットライド】牡 53(美浦) ニューイングランド×(リヴリア)
前走の福島1200mは同日に行われたバーデンバーデンCと1.2秒差
大きく差をつけられています。同期の牝馬にこれだけ負けているとなると
スピード能力にも大いに疑問。3ハロンの距離延長も血統的に良い方向に
出そうもないですね。

ロックドゥカンブ】牡 52(美浦) Red Ransom×(Fairy King)
南半球生まれのため成長が遅れている馬ですがこれまで2連勝。
ただし・・・レース内容にはかなり疑問がありますね。
新馬戦は超絶スローペースの前残り。まったく参考になりませんし、
+14kgと馬体を増やして挑んだマカオJCも重馬場とはいえ
道中は13秒台が続くこれまた超スローなレース。
馬場適性を活かして中段から差し切りましたが、見るべき内容はなさそうです。
まだ底は見せていないのかもしれませんが、期待するのは酷かも。

脳内メーカー    担【けん♂】

頭の中が丸分かり? 「脳内メーカー」が人気
6月28日15時21分配信 ITmediaニュース

 名前を入れるだけで、あなたの「脳内図」を作成してくれるというサービス「脳内メーカー」が人気だ。フォームに名前を入力し、ボタンをワンクリックすると、人の横顔図が表示され、脳に当たる部分に「食」「遊」「秘」「H」などといった文字が並ぶ。

 名前によって結果は異なり、「遊」がぎっしり表示されたり、「H」が1文字だけ真ん中に表示され、それを「秘」が取り囲んだり――納得のいく結果でもそうでなくても、思わずその意味を読み取ろうと考え込んでしまう。(後略)



早速私もやってみました。

脳内


どこの犯罪者やねん!(+`・д・)≡○)゚д。)ノ

これはひどいですね(笑)

他にも
「・・・の能力」
「・・・の今日の確率」
「・・・高校」
「・・・Tシャツ」
「・・・ジャー」

なども思わずニヤニヤしてしまう凄い出来(^^;

是非皆様もどうぞ♪

★あなたの脳内は?  【脳内メーカー

ラジオNIKKEI賞各馬分析1  担【けん♂】

今週はバタバタと時間を取られる用事が多く、なかなか思うように
考察が進んでいません(T_T)
まさかラジオNIKKEI賞についてふれるのがこんなに遅くなるとは・・。

内容の考察にまで手が回るかどうか微妙になってきましたが、ひとまず
各馬分析をしておきたいと思います。

イクスキューズ】牝 56(美浦) ボストンハーバー×(Majestic Light)
桜花賞からNHKマイルに向かうのに間にフローラSを挟むという
意味のわからないローテーション・・・。
さすがに体調面は低下傾向となってしまい大敗を喫して休養となりましたが・・もう復帰、
うーん、ちょっと過酷過ぎる気がします。週末はなんとか晴れる見込みですが
馬場が湿ったら論外(馬場適性についてはココ)。距離はギリギリこなせる範囲。
能力の高さは抜けているので万全なら充分に勝ち負けだと思います。

エミーズスマイル】牝 54(招待) アグネスタキオン×(ホワイトマズル)
桜花賞では予想外の大敗。初輸送の影響もあったのかもしれません。
減った馬体を戻せているかどうかが鍵になりそうです。
能力の高さは相当なものがありますので巻き返しに期待したいですね。
多少湿るぐらいの馬場なら期待度アップ

エーシンダードマン】牡 53(栗東) ダンスインザダーク×(Woodman)
使いながら馬体を増やしてやっと安定化傾向。
前走の東京2400mは前週に行われた古馬500万下クラスとほぼ同タイムなので
一線級にはだいぶ及びませんが、今後に期待がかかります。
中段から脚を伸ばすスタイル、血統面からの印象よりは福島は合いそうです。

ガルヴァニック】牡 53(栗東) アグネスタキオン×(Nijinsky)
札幌2歳S時の考察は→ココ
8ヶ月の休み明けで▲8kg。勝つには勝ちましたが不良馬場を超スローペースで
前残りしたものなので評価は出来ません。
期待度の高い馬のようですが、能力的に疑問
ここでの内容が試金石になりそうです。

クランエンブレム】牡 56(美浦) ウォーエンブレム×(サンデーサイレンス)
ダートで期待されていた馬ですが芝転向後2連勝中です。
前走の福島市制施行100周年記念レース(福島1800m)の勝ち時計1.46.0
例年のラジオNIKKEI賞の勝ち時計を大きく上回っており
馬場状態が良かったにしろここでは大いに期待できると思われます。

ゴールドアグリ】牡 57(美浦) タニノギムレット×(へクタープロテクター)
骨折から復帰後のNHKマイル、ダービーと大敗してしまいましたが
馬体自体は凄まじく充実・・・。末脚を活かす展開になれば怖い1頭です。
脚質から福島が合う感じはしないですが、復活への足がかりを見つけてもらいたいですね。

ショウワモダン】牡 54(美浦) エアジハード×(トニービン)
NZT時の考察は→ココ
緩いペースで逃げる先行馬ですが、上位馬相手では先行すら出来ず・・・。
相手関係によりますが今回もちょっと先手を取るのは厳しそうです。
伸びる脚があるわけではないので前に行かないと勝ちパターンが見当たりません。

スクリーンヒーロー】牡54(美浦) グラスワンダー×(サンデーサイレンス)
ダートでは2-2-1-1、芝では0-0-0-3
これだけはっきりと成績の差が出ているのになぜまだ芝で・・・?
芝では先行気味に行っても粘り切る脚がありません。
福島競馬場という点に微妙に期待したいところですが・・・。

続きます。

函館SS(函館適性分析)  担【けん♂】

函館SS(函館1200m)について見ていきたいと思います。

今回は函館競馬場への適性を血統面から見てみたいと思います。

グリーンデザート産駒(コスモシンドラー)
★全競馬場
勝率 連対率 複勝圏率
16% 24% 35%

☆函館競馬場       ←出走回数20回未満
勝率 連対率 複勝圏率
33% 58% 75%
+17 +34 +40

エアダブリン産駒(ツルガオカハヤテ)
★全競馬場
勝率 連対率 複勝圏率
 5%  9% 18%

☆函館競馬場       ←出走回数20回未満
勝率 連対率 複勝圏率
13% 20% 53%
 +8 +11 +35

サクラバクシンオー産駒(アドマイヤホクト、エイシンツルギザン、ブルーショットガン)
★全競馬場
勝率 連対率 複勝圏率
11% 20% 28%

☆函館競馬場
勝率 連対率 複勝圏率
12% 26% 37%
 +1  +6  +9

ウォーニング産駒(タニノマティーニ)
★全競馬場
勝率 連対率 複勝圏率
 8% 15% 22%

☆函館競馬場
勝率 連対率 複勝圏率
 6% 15% 24%
 ▲2  ▲0  +2

フジキセキ産駒(ビーナスライン、タマモホットプレイ)
★全競馬場
勝率 連対率 複勝圏率
10% 19% 28%

☆函館競馬場
勝率 連対率 複勝圏率
13% 23% 29%
 +3  +4  +1

ラーイ産駒(ワイルドシャウト)
★全競馬場
勝率 連対率 複勝圏率
12% 19% 25%

☆函館競馬場       ←出走回数20回未満
勝率 連対率 複勝圏率
13% 25% 25%
 +1  +6  +0

アフリート産駒(リキアイタイカン)
★全競馬場
勝率 連対率 複勝圏率
 6% 13% 19%

☆函館競馬場
勝率 連対率 複勝圏率
 6% 13% 17%
 +0  ▲0  ▲2

パラダイスクリーク産駒(アンバージャック)
★全競馬場
勝率 連対率 複勝圏率
 7% 13% 21%

☆函館競馬場
勝率 連対率 複勝圏率
 4% 11% 18%
 ▲3  ▲2  ▲3

スターオブコジーン産駒(ハリーズコメット)
★全競馬場
勝率 連対率 複勝圏率
 5% 12% 19%

☆函館競馬場
勝率 連対率 複勝圏率
 5%  8% 15%
 ▲0  ▲4  ▲4

エアジハード産駒(アグネスラズベリ)
★全競馬場
勝率 連対率 複勝圏率
 7% 13% 17%

☆函館競馬場       ←出走回数20回未満
勝率 連対率 複勝圏率
 0%  0%  0%
 ▲7 ▲13 ▲17


函館出走回数が少ないとはいえ、グリーンデザート、エアダブリン上昇度は異常
コスモシンドラー、ツルガオカハヤテには注意が必要だと思います。
ある程度信頼できる数字としてはサクラバクシンオー産駒の上昇度が期待できそう。
かなり高い適性があることがわかります。

昨年の覇者ビーナスラインの父、フジキセキは他の競馬場と同様の実績。
上昇度がないかわりに苦手にもしていませんね。
後は個別の馬の能力次第と考えて良さそうです。

後の馬は血統的には期待しにくい感じとなっています。
特にエアジハード産駒(アグネスラズベリ)は函館で1度も3着以内がない
というのが気になるところ・・・。うーん、馬の能力でなんとかなるかどうか(-_-;)

※サンデーサイレンスはデータが膨大過ぎて割愛(申し訳ないです)
 プットイットバック(ブラックバースピン)、
 ソングアンドプレイヤー(サープラスシンガー)は実績がないので不明。

まとめ
☆函館競馬場への適性で期待出来る馬
コスモシンドラー
ツルガオカハヤテ
アドマイヤホクト
ブルーショットガン
エイシンツルギザン


★函館競馬場への適性で期待しにくい馬
アグネスラズベリ
ハリーズコメット
アンバージャック

函館SS(馬場状態考察、馬体についてまとめ)  担【けん♂】

函館SS(函館1200m)について考えてみたいと思います。

01年からの函館SSの走破タイムを見てみると

01年 1.09.5
02年 1.10.3
03年 1.09.3
04年 1.09.4
05年 1.09.0
06年 1.09.1
平均  1.09.4

短距離重賞にしてはかなり遅いタイム。
競馬場の構造、芝の重さなどが影響していることが考えられます。

今年は各競馬場とも芝の状態がいいと言われていますが
函館競馬場もかなり馬場状態は良いようですね。
今開催における古馬の函館1200mでは最速で1.08.7が記録されており、
平均でも1.09.4と500万下、1000万下のレースでも
例年の函館SS並みかそれ以上のタイム
が出ています。

★07年
最速 1.08.7
平均 1.09.4

★06年(同時期までのレースとの比較)
最速 1.10.1
平均 1.10.5

比較してみても明らかに今年は高速馬場になっていることがわかりますね。

ちなみに06年の函館SSの走破タイム(1.09.1)はかなり異質な時計です。
昨年の函館開催で1.09秒台に突入したレースはこのレースだけ。
勝ち馬のビーナスラインは相当能力が高かったと見て良さそう。
今年も状態が良ければ大いに期待できると考えられます。

芝状態が良く、速い時計が出るということは・・・逆に言うと
函館適性がそれほど高くなくても好走しやすい
ということを意味している可能性があります。

適性だけでなく、スピード能力(基本性能)も重視する必要がありそう。
各馬の持ち時計の比較も後ほどしてみたいと思います。

馬体について、まとめ
馬体について1→ココ
馬体について2→ココ

★状態の良さそうな馬
・アンバージャック

★不安点はあるが状態は悪くないと思われる馬
・アグネスラズベリ
・ブラックバースピン
・サープラスシンガー


★不安点が気になる馬
・ビーナスライン(毛ツヤ、バランス低下)
・コスモシンドラー(背中が落ちてしまっている)
・アドマイヤホクト(筋肉が緩んでるかも)


うーん、有力馬に不安点があるように見えるのがどうなるか? 
次回は函館適性についてふれてみたいと思います。

函館SS(馬体について2)   担【けん♂】

函館SSの出走予定馬の馬体について第2弾です。

【アグネスラズベリ】
(CBC賞前)
アグネスラズベリCBC

(函館SS前)
アグネスラズベリ函館

CBC賞では苦手な重馬場を跳ね返す好走を見せてくれました。
大きな反動はなさそうで、相変わらず毛ツヤは良好・・というか
さらに上昇かも。体調面に不安はなさそうです。
筋肉のハリは微妙・・ちょっと緩んだかも。
バランスが崩れた感じはないので大きな問題はないと思います。

【コスモシンドラー】
(阪神C前)
コスモシンドラー阪神C

(函館SS前)
コスモシンドラー函館

だいぶ間が空いた写真なので近走における変化はわかりませんが
冬場に比べて毛ツヤはピカピカ(光の加減もあります)、
体調面に問題はなさそうです。
下半身もかなり充実しており、バネがあるように見えますね。
気になるとしたら背中が落ちてしまっている点でしょうか。
立ち姿のバランスが崩れてしまっている印象です。
ちょっと体が重いのかも。その分、体の伸びやかさに欠ける感じ・・。

【ブラックバースピン】
ブラックバースピン函館

比較写真がないので前走からの変化はわかりませんが
毛ツヤも良く、筋肉も落ちた感じはなさそうです。
ちょっと全体的に硬い感じもありますがこういう体型なのかも(^^;
クビが太く、上半身の充実ぶりは迫力があります。
好調は維持していそうですね。

【サープラスシンガー】
サープラスシンガー函館

クビの細さ、下半身の肉付き・・・まだ発展途上の馬体という印象です。
体型のバランスは良い感じなので、今後はもっと力強さを増していきそうな
感じがします。上半身はギュッと筋肉を押し込めたようにパンパンで
充実しています。前輪駆動・・であるならば重めの芝も問題なさそうですね。
毛ツヤも良く、力を発揮できる状態にありそうです。

※写真は競馬ブックPHOTOパドックスポニチ馬体診断より

函館SS(馬体について1) 担【けん♂】

函館SSの出走予定馬の馬体について見ていきたいと思います。

【ビーナスライン】
(高松宮記念前)
ビーナスライン高松宮

(ヴィクトリアマイル前)
ビーナスラインヴィクトリア

(函館SS前)
ビーナスライン函館

ちょっと緩んで筋肉量が足りなかった高松宮記念、ヴィクトリアマイル時には
肌の張りも出て良化した感じでしたが、今回は微妙に毛ツヤが低下。
体の伸びやかさも失って良い状態には見えません。
表情にも覇気が感じられず、雰囲気はあまり・・・。

【アンバージャック】
(シルクロードS前)
アンバージャックシルクロード

(高松宮記念前)
アンバージャック高松宮

(函館SS前)
アンバージャック函館

冬場に比べて一回り下半身が逞しくなり、立ち姿に迫力が出てきました。
毛ツヤも良好、筋肉にメリハリが出て体調も良さそうです。
バランスが良く見えるのが好感触。

【アドマイヤホクト】
(CBC賞前)
アドマイヤホクトCBC

(函館SS前)
アドマイヤホクト函館

光の加減もあって肌ツヤは良く見えますが、ちょっと緩んだような感じ。
クビ元が太くなって立ち姿に迫力が出てきましたが、
全体的に太目で体が重そうに見えてしまうような・・。
ここからグッと絞ってくれば良いかもしれませんが、
外傷の影響を引きずって強く追えていないということがあれば危険かも。
追い切りに注意。

※写真は競馬ブックPHOTOパドックスポニチ馬体診断より

函館SS各馬分析3  担【けん♂】

函館SS(函館1200m)出走予定馬の各馬分析第3弾です。

各馬分析1→ココ
各馬分析2→ココ

ビーナスライン】牝6(美浦) フジキセキ×(パークリージエント)
昨年の函館SS覇者。ここ2年の北海道での成績は3-0-2-0
異様に高い適性を示しています。
秋山騎手が主戦に固定されてからは後方から末脚を活かすスタイルが
身について重賞でも活躍出来るようになってきました。
今回は相当人気を背負いそうですが、脚質が脚質なので展開に左右される
可能性
が高く、相手関係については注意が必要。

ブラックバースピン】牡4(美浦) Put It Back×(Dixieland Band)
前走で重馬場のCBC賞を制覇。内側の馬場の悪いところの外、
ギリギリを突く四位騎手の好騎乗が光りました。
重馬場適性が高いことはわかりましたが果たして函館適性につながるのかどうか、
今回が試金石となります。マイル周辺では完全に数枚足りない馬ですが
短距離なら頑張れるのかも・・・これまでのところスプリンターという
イメージはないのですが、その点でも注目の1頭だと思います。

ブルーショットガン】牡8(栗東) サクラバクシンオー×(スーパークリーク)
昨年の函館SS3着。ある程度の洋芝への適性はある馬ですが
さすがに能力面で疑問。年齢的にも昨年以上の活躍は期待しづらいですね。

リキアイタイカン】牡9(美浦) アフリート×(Nijinsky)
最後に勝利をあげたのは05年の青函S(函館1200m)。
重賞では話になっていませんが競馬場への適性はあるようです。
年齢を重ねても頑張っていますが結果はまったくついてきておらず・・・
ここでの上昇は考えづらいですね。お疲れ様です。

ワイルドシャウト】牡6(美浦) Rahy×(Gone West)
4連勝で迎えた昨年のCBC賞で2着、その後の活躍が期待されましたが
骨折→球節炎で1年間の休養となってしまいました。
ポン駆けのきく馬ではあるようですが、さすがにここでは
大きな期待はしにくいですね。
順調に仕上がっているのであれば楽しみな馬なので復活に期待。

JDD(次世代日本一決定戦!)  担【けん♂】

7月11日(水)に大井競馬場で行われる、3歳世代のダート日本一決定戦
ジャパンダートダービー
(ダート2000m)についてふれておきたいと思います。

今週行われる帝王賞も注目ですが、個人的にはどちらかというと
こっちの方が楽しみですね(^^)g
今年のダート新世代は大豊作
中央でも地方でもハイレベルな攻防が続いており、ライバル関係が火花を散らして
観ていてとってもスリリング! 果たして栄冠を手にするのは・・・

JRA選定馬
 エイシンイッキ(栗東)    
 クランエンブレム(美浦)   
 ディオスクロイ(美浦)    
 マイネルアワグラス(美浦)  
 ロングプライド(栗東)    
<補欠馬>
 キングスデライト(栗東)    
 マイネルクルーガー(栗東)    
 アグネスカルミア(栗東)    
 ドラゴンファイヤー(美浦) 
 ブラックオリーブ(栗東) 

南関東選定馬】  
 アンパサンド(川崎)      
 ジェイドロボス(船橋)     
 ソーニャドール(大井)    
 トップサバトン(船橋)    
 フリオーソ(船橋)      
 ロイヤルボス(川崎)     
<補欠馬>
 ブライダルヘイロー(大井)   
 ナリショーキング(大井)    
 ミハタマイラヴ(大井    

他地区(南関東以外)選定馬
 タイガンジョウジュ(佐賀) 
 ブルータブー(北海道)   
 マルヨフェニックス(笠松) 
 ユキノアラシ(園田)    
 ワイティタッチ(名古屋) 
<補欠馬>
 プラチナクラウン(名古屋) 
 ニシキコンコルド(名古屋) 

注目はなんと言ってもロングプライド
3強対決と目されたユニコーンSでは初騎乗となった武豊騎手の
仕掛けのタイミングが遅れてしまい、直線半ばまではこれは無理・・・
という感じでしたが、凄まじい加速で一気にごぼう抜き!
まさしく怪物ですね(^^)g

ライバルのフェラーリピサの名前がないのが寂しいですが
中央の意地を背負って頑張ってもらいたいものです。

地方勢ではアンパサンド、トップサバトン、フリオーソの3強に大注目!
フリオーソは全日本優駿覇者、トップサバトンは北海道2歳優駿、
京浜盃、羽田盃を勝っています。その3戦で全て2着だったアンパサンドは
東京ダービーでとうとう2頭を抑えて優勝を飾っており、
まさに激闘を続けている素晴らしいライバル関係
※詳しくは【のるかそるか~思い入れ競馬~】様のコチラの記事をどうぞ!

まさしく大激突!
次世代を支えていくであろうダートのエースたちの活躍に
大いに期待したいと思います(^^)/

函館SS各馬分析2  担【けん♂】

函館SS(函館1200m)の各馬分析第2弾です。
先週も好天だった函館競馬場。
今週も雨の予報はまったくなし
このままいけば良馬場でレースが行われることになりそうです。

各馬分析1→ココ

サープラスシンガー】牡3(美浦) Songandaprayer×(Ghazi)
1200mでは2-2-0-0と非常に安定した好成績。
前走のクロッカスSでは1400mを克服したものの、やはり適性は1200mに
ある馬だと考えられます。
前半800mを44秒台でぶっ飛ばす逃げ馬
道中を緩めずに行けるとこまで行く!という気持ちの良さが個人的にはツボです(笑)
ハナを切らないとどうにもならない馬なので今回もどこまで行けるか
頑張ってもらいたいものです(^^)

タニノマティーニ】牡7(栗東) ウォーニング×(リヴリア)
函館で好走があったのは04年のこと・・・。
ある程度函館に対する適性があるのはたしかですが(昨年4着)、
上位に食い込める能力があるかというと疑問。
ある程度前で競馬をするのが最低条件ですが厳しそうです。

タマモホットプレイ】牡6(栗東) フジキセキ×(ノーザンテースト)
末脚の能力には高いものがありますので侮れませんが、
基本的には後方から届かず・・・という印象。
騎手のコース取りなどが大きく影響する馬だと思われます。
重馬場がまったくダメな馬ですがそれが洋芝と合わないことにつながるのかどうか?

ツルガオカハヤテ】せ7(美浦) エアダブリン×(Halo)
05年、06年とUHB杯を連覇。
昨年、一昨年の北海道での成績は2-0-2-1とかなり高いものがあります。
競馬場に対する適性の高さは侮れませんね。
近走の大敗は1400mのものが多く、1200mでは3戦続けて掲示板内。
期待したいと思います。

トールハンマー】牡7(美浦) エリシオ×(Kris)
函館SSでは10着→6着と活躍出来ていませんが北海道での1200mでは
昨年、一昨年と2着が3回・・・適性はそれなりに高いですね。
重賞では何枚か足りない印象なので期待はしにくいですが力関係でどうか?

ナカヤマパラダイス】牡4(美浦) パラダイスクリーク×(Mountain Cat)
デビューから7戦、4-2-1-0と素晴らしい安定感を見せています。
芝の1200mではどうか?と思われた初重賞のCBC賞でいきなり2着に
飛び込んで驚かされました。
重馬場適性も高く、先行気味の脚質なのも期待されるところ。
速いペースに対応できるのかどうかが今回の鍵になりそう。

続きます。

疑似科学とウマニティ  担【けん♂】

函館SSの各馬分析の最中ですがちょっと脱線(^^;

たかじんがやっているTV番組に出ていた女性ゲスト(元アナウンサー)が
チェジウの水素水」なるものを紹介していました。

なにやら富士山の地下水水素が一杯溶けていて、その水素が
体の中の老廃物だのなんだのとくっついて全部外に出してくれるんだとか・・・。

うーん、胡散臭いですね(笑)
調べてみるとやはり科学的根拠に乏しい(水素が溶けているという時点がすでに×)
上に・・・公正取引委員会から排除命令が出ている会社もあるようです。

2005年12月26日、公正取引委員会は東証1部上場の会社を含む3社に対して、
「活性水素水」や「マイナスイオン水」などという言葉をつかって、
科学的な根拠に乏しいにもかかわらず、画期的な健康維持に効能があるかの如き主張
したとして(優良誤認)、排除命令を出した
。』Wikipediaより抜粋

こういうのを「擬似科学」というみたいですが他にも日常的に
なんとなく使われている「アルカリ性食品」だとか「マイナスイオン」だとかも
ヤバイみたいです(^^;
ゲストの女性を「信じやすい人もいるもんだ」とバカにできない自分に
気付かされました(笑)

疑似科学(科学的根拠に乏しいもの)の一例
・コラーゲンを用いた健康食品
・ゲーム脳
・アルファ波のヒーリング効果等
・高濃度酸素水(酸素入り水)
・血液サラサラ
・トルマリンの効用
・ゲルマニウムの効用
・皮膚呼吸(人間と皮膚呼吸)
・マイナスイオン(空気のビタミン)
・酸性食品とアルカリ性食品


なんとなく信じてたものはありませんか?(^^;

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

話を競馬に戻したいと思います。

少し前からあらたさんのご紹介で「ウマニティ」という競馬コミュニティサイトに
参加するようになりました。
巷で有名な「mixi」の競馬版みたいな感じのサイトです(^^)

ウマニティ


まだ始まったばかりですので整備されていないことも多いのですが
データや色んな方の予想、情報なども豊富ですので
今後発展していく可能性があるのかな、と期待しています。

主催はサンスポ、競馬エイト、週刊Gallop
基本的にまったく無料です(将来的に有料サービスも追加される見込み)。

私は今のところ日記を書くくらいしか活用していないわけですが(笑)
最近始まった「予想コロシアム」などもかなり盛り上がりを見せている模様。

予想コロシアム
ウマニティ公認のプロ予想家を相手に競馬予想の実力を競うコンテストです。
成績上位者はなんとプロ予想家としてデビュー決定!サイト内で予想販売が行えます。
さらに、あのサンスポ紙面にあなたの競馬予想が掲載されたり、
競馬バラエティ番組「ウマニTV!」にも出演できちゃいます!


mixiをやっている方ならおわかりかと思うのですが、
非常に微妙なのが【ウマフレンド】と呼ばれる友人関係?の登録。
私のような内気な人間には「ウマフレンドになってください」などと
申し込むのがどうにもこうにも気恥ずかしくてたまりません(笑)

もしこの記事を見て「私も参加してみよう!」という方がいらっしゃいましたら
是非私もウマフレンドに加えてくださいませm(__)m
(じゃないとウマフレンドがまったく増えないんですよね:笑)
よろしくお願いします♪

函館SS各馬分析1  担【けん♂】

さてちょっとスタートが遅れてしまいましたが、今週のレースの考察に
取り掛かっていきたいと思います。
まずは函館スプリントS(函館1200m)から各馬分析に入っていきます。
新装阪神競馬場と函館は芝質が似ているということなので
近走で阪神実績のある馬には注意をしてみたいですね(^^)

アグネスラズベリ】牝6(栗東) エアジハード×(トニービン)
CBC賞では苦手な重馬場にもかかわらず内を突いて3着。
非常に微妙ですが表面が乾いた芝状態だったのでは・・・と推測されます。
馬場状態の見極めは本当に難しいですね(雨+重馬場晴+重馬場は違うわけで・・)
本質的には1400mの方が合うタイプだと思いますが能力は相当高い馬。
純粋なスプリント戦になると微妙ですが力勝負になれば・・・。

アズマサンダース】牝6(栗東) サンデーサイレンス×(シンボリルドルフ)
徐々に距離を短縮して1200mまで来てしまいました。
結果は残せていませんがそれでもマイル周辺や中距離よりは現状スプリント戦の方が
合いそうです。このところ大幅に馬体を増やしてきているのが成長分であれば
そろそろ変化がありそうですが重賞で上位に食い込めるほどの変わり身が
今更あるかは疑問。

アドマイヤホクト】牡3(美浦) サクラバクシンオー×(カーネギー)
とんでもないハイペースを楽に追走して突き抜けたファルコンS。
次代を支えるスプリンターとして大いに期待されましたが
CBC賞ではよもやの大失速・・・。
放牧先での外傷の影響とか重馬場がダメとか言われていますが
ちょっと原因は特定できません(-_-;)
能力自体は高松宮記念でも通用してしまうくらいの高いものがありますので
是非復活してもらいたいものです。
不安点は函館の芝でしょうか。果たして脚質に合うのかどうか・・。

アンバージャック】牡4(美浦) パラダイスクリーク×(アーミジャー)
昨秋に4連勝で京阪杯を制覇。大いに期待されましたが休養を挟んだ
年明けから急に失速・・・。
馬格のある馬ではありますが斤量に敏感なのかもしれません。
これまでのところ54~55kgで好走57kg以上で失速気味という実績。
今回は56kgですがどうなんでしょうか(^^;
好走と凡走の差が激しい馬なので好走条件を見つけられたら・・・。

エイシンツルギザン】牡7(栗東) サクラバクシンオー×(Fappiano)
前走は約4年ぶりの1200mのレースで2着といきなり結果を出してきました。
やはり血統的に言っても短距離の方が合うようです。
前々走で9ヶ月の休み明けに+12kgと順調だったことも影響していそうですね。
前走の内容を確認して力関係を見ておきたいと思います。

コスモシンドラー】牡5(栗東) Green Desert×(Gone West)
好位につける競馬が出来れば末脚の能力で上位に食い込むことがありそうですが・・
近走は出遅れが目立ちます。短い距離だけに出負けしてしまったら致命傷。
凡走続きで人気を落とすなら面白い馬だと思いますが
安定感の面では期待しにくい馬ですね。

続きます。

今週の展望&宝塚記念の意味したもの   担【けん♂】

宝塚記念から一夜明けて・・・

コメント欄でちょっと触れましたが、今回のローエングリンの暴走に関して
どうしても陣営の意思(騎手の意思)だけとは思えない不可解さ
未だに感じています。
もちろんローエングリン単独の話ではなく、そのペースにある程度まとまった状態で
全馬が付き合って行ったことも微妙に首を捻らざるを得ない感じ・・。

ローエングリンは若い頃には前半からぶっ飛ばしていくラップを刻む馬でしたが
年齢とともにスタミナを失い、脚が残らなくなってしまった馬。
しかし気性だけは行きたがってしまうのでいつも暴走→失速を繰り返すという
悪循環でした。
そこであえて後方に控える競馬にシフトして道中折り合いをつける訓練(実地で^^;)
をした結果、やっと身の丈にあった競馬が出来るようになり
8歳にして中山記念で涙の復活!・・・となったわけです。

なんとか立て直したい、という陣営の強い意思と努力が感じられますよね(^^)。
それがなぜ今更全てを忘れたような暴走を?・・・(-_-;)

あくまで個人的な印象ですが、今回のローエングリンを含めた古馬陣の総合意思として
ウオッカだけには勝たせない
というものがあったのではないかと思われます。
いくら強いとはいえ3歳牝馬がまったく未経験の超ハイペースで引っ張られてしまえば
最後に脚を失うのもわかる気がします。
そのうえ単独の暴走なら後方集団はそれほど脚を消耗せずに行けるわけですが
あえて全馬がそのペースに付き合って行ったのはそんな意思があったのでは・・・。

ここでウオッカに勝たれてしまえば一緒に走った古馬の価値は激減
競馬ファンに見向きもされなくなるでしょうし、
3歳牝馬に負けた馬たち
というレッテルを貼られてしまうことになります。
今後ウオッカのいないところでGⅠなり重賞なりを勝ったとしても
ウオッカが出ていれば負けていた
というように思われてしまうことはほぼ確実。
重賞の価値も地に落ちることになります。

そう考えるとこのレースは古馬のプライド、ひいては競馬界のプライドが
懸かった非常に重要なレース
だったのでは・・・という気がしますね。

展開を考える上で、競馬界の俯瞰的視点が必要だったということで
改めて反省です。

ちょっと長くなってしまいました(^^;

では今週の競馬です・・。

今週の重賞は下記の2つ。

・ラジオNIKKEI賞(福島1800m:GⅢ)3歳オープン
・函館スプリントS(函館1200m:GⅢ)3歳上オープン

ラジオNIKKEI賞にはイクスキューズ、エミーズスマイル、
ゴールドアグリ
などが登録。なかなか面白いレースになりそうです。
強いと言われる3歳牝馬・・・逆に弱いと言われる3歳牡馬。
混合戦でどんな結果が出てくるのか?
非常に楽しみな一戦です(^^)g

函館スプリントSにはCBC賞で期待されたメンバーがかなり登録しています。
個人的にはアドマイヤホクトの復活に期待していますが・・・
果たして函館の芝が合うのかどうか?
あとはサープラスシンガー
思い切ったペースでガンガン逃げる気持ちのいい馬なので
個人的に応援しています(^^)
ハンデもあるのでもしかしたら・・・楽しみにしています♪

どちらも楽しみなレースですので今週は2本立てで行こうと予定しています。

インヴァソール引退!&サンクルー大賞典(レース動画あり)   担【けん♂】

ショッキングなニュースが飛び込んできました。

インヴァソール引退!(涙)

過去(ウルグアイ在籍時)に怪我をした同じ箇所(右後脚の種子骨)を骨折してしまった
とのこと。
BCクラシック、ドバイワールドCを制して世界の頂点に立ったインヴァソール・・・
12戦11勝(GⅠ9勝)という恐るべき実績を残し、惜しまれつつも引退と
なってしまいました(T_T)残念!
頂点を失ったダート界も群雄割拠の時代がきそうな予感・・。

Shadwell Stableで種牡馬入りするとのことなのでこの続きは
産駒に期待したいと思います。
しかし・・・ほんとに惜しいですね(涙)。

先週はサンクルー大賞典がフランスで行われました。

注目はなんといってもプリンスオブウェールズSを回避した女傑マンデシャ
1着入線後に失格になったレースを入れるとここまで7連勝(GⅠ3勝)
素晴らしい実績を残しています。
前走のコリーダ賞はかなりギリギリの競馬(ココ)でしたが
メンバー弱化の今回は圧勝が期待されました。

6頭立てという少頭数
レースを引っ張ったのはIrish Wells、馬群はそれほどバラけずに
淡々とした流れ・・・。

最終コーナーを回って2番手につけていたマウンテンハイ(デインヒル産駒)が
素晴らしい手応えで前から抜け出してそのままゴールイン!

2着には注目のマンデシャが入りました。
後方からのレースになったマンデシャですが最後は粘りに粘る脚をみせて2枚腰、
追いすがるPrince Floriに一旦並ばれるものの再度突き放して
一応面目を保てたような・・・。

マウンテンハイはGⅠ初勝利。
後続に影も踏ませぬ完勝で強さを見せましたがレースレベルが微妙かも・・。

サンクルー大賞典レース結果
1着 マウンテンハイ  ファロン  2.29.7
2着 マンデシャ    スミヨン
3着 プリンスフローリ ヴィクトール

レース映像は→ココ

宝塚記念回顧(日本最強馬決定戦!)  担【けん♂】

朝から断続的に降り続く雨
芝は稍重という表示から変わりませんが、ほとんど重馬場に近い状態でした。
一流の馬達が集った宝塚記念、栄冠に輝いたのは・・・。

予想は→ココ

結果は・・・

1着△アドマイヤムーン  2.12.4  上がり36.2
2着▲メイショウサムソン  1/2馬身
3着☆ポップロック

6着×カワカミプリンセス
8着○ウオッカ
12◎ダイワメジャー
15×アサクサキングス

※全着順は→ココ

どの馬が先頭を切り、どんなペースになるのか?
これがレースの明暗を分けることはレース前からわかっていたこと・・・

揃ったスタート、大外からガーッと被せて行ったのはなんとローエングリン
3番手辺りで控えて・・」という陣営の言葉はどこへ?(笑)

12.1-10.5-10.9-11.9-12.1-12.3-12.7-13.0-12.3-12.2-12.4

3ハロン目に10.9\(◎o◎)/!
1000mを57.5で通過する激烈なハイペース!(それも雨の中!!)
馬場状態を見て前のこりを考えた後藤騎手の作戦でしょうか。

普通ならこんなペースで行けば2番手とは10馬身以上離れるような
大逃げになるところですが、このペースにアドマイヤメインが2馬身ほど
遅れて追走、その後ろを4馬身ほど離れてアサクサキングスが行き、
後ろの集団もほとんど離れずにまとまってついていきました。
前に行かれ過ぎてしまったら届かなくなるかも・・・どの騎手の胸のうちにも
おそらく同じ思いがあったんでしょう。
結果としてこのペースに追走して行ったことがレースの明暗を分けることに・・。

暴走ペースでも大逃げが打てなかったローエングリン、それにつきあった
アドマイヤメイン・・・ともに3コーナー過ぎには脚を失って失速・・・
馬群に飲み込まれていってしまいます。

前が崩れる中、ペースをさらにあげて前へ前へと襲い掛かる馬群・・・
どの馬も離されまいと必死の追い比べ、大外を回してメイショウサムソン
それを見るようにアドマイヤムーンが上がっていきます。
4コーナー先頭はカワカミプリンセス、その内側を突いてウオッカ

馬場の中央でグイグイと脚を伸ばすメイショウサムソン
一呼吸遅らせてアドマイヤムーンも力強い手応え!

迫るアドマイヤムーン!並んだ!かわした!しかしメイショウサムソンも粘る!
完全に2頭のマッチレース!
メイショウサムソンがその恐るべき勝負根性で差し返す!クビ差!・・・

鞍上で背中にピッタリと貼り付いて追い続ける石橋騎手
チラッとも横を見ません。メイショウサムソンの力を信じて必死の騎乗・・・
対する岩田騎手はしっかりと前を見てグイグイとクビを掴んで
追い続けます。その視線の先にはゴールしか見えていないよう・・・。

改めてアドマイヤムーンが差し返したときにメイショウサムソン
ついていく力はすでに残っていませんでした・・・。

岩田騎手は中央入りしてから初めてのGⅠ勝利!
自然とガッツポーズが飛び出しました(^^)g

内を突いたウオッカは未経験のハイペース、そして馬場に脚を取られて失速・・・
カワカミプリンセスもやはりまだ完全に調子が戻っていないのか、
伸びていくことは出来ませんでした。

代わりに突っ込んできたのはポップロックとアドマイヤフジ!
わずかにポップロックの位置取り、仕掛けるタイミングがまさって
3着となりました。

海外帰りの不利を跳ね返し、重馬場への適性、競い合ったときの勝負根性、
短い直線をものともしない瞬発力・・見事な力を見せたアドマイヤムーン
まさに現時点での日本最強馬決定戦を制した馬として誰もが納得する力を見せた
と言っていいと思います(^^)g

メイショウサムソンも強かった!秋には凱旋門賞に挑戦することになるのでしょうか。
是非とも頑張ってもらいたいものですね。

本当に強い現4歳馬世代・・・まさに世代交代を告げる世代と言っていいと思われます。

このレースに向けて仕上げてきたのはどの陣営も同じだと思いますが、
結果的に体調面での差が大きく結果に影響してしまいましたね。
ダイワメジャーは▲16kg・・・あまり馬体の変動がない馬が
このマイナス体重・・・輸送だけでなく体調面の低下もあったのかも
しれません。
結局馬体を見て(ココ好調だと判断した2頭のワンツーフィニッシュ
当たり前ですが馬は生き物なので実力の他に体調の差が
大きいと改めて感じさせられた一戦でした(^^)

※今日は阪神競馬場で現地観戦。
 【ガラスの競馬場】治郎丸さん
 【ターフの真ん中!日曜日!】あらたさん
 【ウィークエンドの05】nozowebさん 
 ご一緒させて頂いた皆様、どうもありがとうございました(^^)/
 おかげさまで本当に楽しいひとときを過ごさせて頂きました。
 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
 次こそはちゃんと馬券を当てて・・・(あ、外したのバレましたね:笑)

宝塚記念(3時間前)   担【けん♂】

宝塚記念当日です(^^)

天気予報はまた微妙にズレて関西は朝から雨模様。
このまま降り続くとなると稍重というより重馬場以上になりかねません。

改めて稍重~不良馬場での阪神2200mのデータを再掲しておきます。

4コーナーでの位置取りと着順の関係
        1着    2着   3着
1~3番手 58.7% 60.3% 52.4%
4~6番手 31.7% 27.0% 23.8%
7~ 番手  9.5% 12.7% 23.8%

6番手以内につけた馬の各順位の占有率
★1着
稍重89.2%→ 重89.5%→ 不良100%

★2着
稍重81.1%→ 重94.7%→ 不良100%

★3着
稍重67.6%→ 重84.2%→ 不良100%

圧倒的に先行有利。馬場が湿れば湿るほどその傾向は高くなります

実績上、重馬場で上昇する馬は
シャドウゲイト   +2.0
メイショウサムソン +1.1
ポップロック    +0.9


血統的に重馬場で上昇すると考えられる馬は
カワカミプリンセス(キングヘイロー)
ウオッカ(タニノギムレット)


予想をアップした後ですが各馬について不安に感じる点を
ちょっと書いておきたいと思います。

カワカミプリンセス
ヴィクトリアマイルの勝馬が安田記念に出ていても勝ったとは思えない。
それくらい牝馬と牡馬の差は大きいのでは?
追い切りはなぜ本田調教師?
武幸四郎騎手はこの3週間で2回しか騎乗がない
これで大レースで力を発揮出来るのかどうか?

シャドウゲイト
重馬場適性もあるし位置取りもいいが、ただでさえ格上挑戦なのに
海外帰りでまともに調整も出来ず
に挑んで歯が立つとは考えにくいのでは?

アドマイヤムーン
2ヶ月あったとはいえ、大きく馬体を落としたあとのレースは
凡走しやすい
のはカワカミプリンセス、エアシェイディで学習したはず・・。
元々は重馬場は苦手なタイプだし・・。

ウオッカ
阪神1600mで言えばコンゴウリキシオーとの差はおよそ9馬身以上。
斤量優位とはいえコンゴウリキシオーに勝ったダイワメジャーとの差を
縮めることが出来るのかどうか?

メイショウサムソン
後傾ラップへの対応能力は?4コーナーまでに前に行けるのかどうか微妙。

ダイワメジャー
そろそろガクッときても・・・

宝塚記念最終予想(世紀の一戦!)  担【けん♂】

宝塚記念についてまとめていきたいと思います。

これまでの考察
プレ考察→ココ
各馬分析1→ココ
各馬分析2→ココ
各馬分析3→ココ
馬体について1→ココ
馬体について2→ココ
馬体について3→ココ
先行馬分析→ココ
馬場状態分析→ココ
重馬場適性分析1→ココ
重馬場適性分析2→ココ
中間まとめ→ココ
ウオッカについて→ココ
追い切りについて→ココ
展開分析1→ココ
展開分析2→ココ
騎手データ→ココ

出走枠順
1 1スウィフトカレント   横山典
1 2ウオッカ         四位
2 3マイソールサウンド  角田
2 4マキハタサイボーグ  和田
3 5ポップロック       武豊
3 6アドマイヤムーン   岩田
4 7カワカミプリンセス  武幸
4 8インティライミ     佐藤哲
5 9アドマイヤフジ    福永
510アドマイヤメイン   川田
611ダイワメジャー    安藤勝
612トウカイトリック    幸
713ファストタテヤマ   小牧
714シャドウゲイト     田中勝
715アサクサキングス   松岡
816コスモバルク      五十嵐
817メイショウサムソン  石橋守
818ローエングリン     後藤

コロコロと移り変わった天気予報。
結局土曜は晴れ模様、日曜も雨の降り出しは遅くなる模様。
レースはおそらく良馬場、雨が降り出したとしても稍重程度になりそうです。
それほど重馬場適性が大きく影響してくる感じではないかもしれませんね。

ハイペース必至!と言われていますが、ハナを切りたい馬は実際には
それほど速いペースで逃げたい馬ではありません
隊列が落ち着き次第、ペースはグッと落ちてくるのではないでしょうか。
ペースが上がるとしたら1400m過ぎの下り坂から。
ここからのロングスパート勝負になるのでは・・と想定しています。
瞬発力よりは長く使える脚が必要であり、なおかつ4コーナーで6番手以内
先頭から3~4馬身差以内につけた馬が有利となると考えられます。

今回の予想
◎ダイワメジャー
○ウオッカ
▲メイショウサムソン
△アドマイヤムーン
×アサクサキングス
×カワカミプリンセス

安田記念の消耗が心配ではありますが、ダイワメジャーは好調期に入っていると
思われます。道中の位置取り、長い脚を使える能力、馬場適性、騎手の能力・・・
どれを取ってももっとも適性が高いと言えるのではないでしょうか。
距離が微妙に長いこと、毛ツヤがちょっと微妙だったので体調面への不安は
あるものの、ここでは信頼度が高いと思います。
隙があるとしたら超スローペースになったとき。瞬発力勝負に持ち込まれたら
かなり苦しい
かも。

ウオッカは本命にしようと考えていたのですが、
・本格的なロングスパートへの対応能力への不安
・四位騎手のコーナーリングロスへの不安

で評価を下げて対抗まで。
体型的にも瞬発力というよりスピードに乗った後にガーッと一本調子で
押し切ってしまう
力が高いという印象なので、ロングスパートへの対応は
出来そうではありますが、こればかりは一度見てみないとわかりません。
四位騎手はこのところ道中の位置取りを下げ気味であること、
コーナーを大きく外をを回しがちなことから、短い阪神の直線でのロスが
怖いように思えます。守りに入るような騎乗はして欲しくないですね。
これまでの実績から判断すると斤量差を加味して能力はダイワメジャーと
並ぶ程度
だと思います。少なくとも好勝負は出来ると思いますので
頑張ってもらいたいですね。

メイショウサムソンは近走では後半に押し上げていく競馬をしていますが
今回のメンバーのように前が速い場合に追いついていけるかどうか少々不安。
いつもどおり4コーナーで2番手辺りにまで詰め寄れたらいいんですが
コーナー前に離されてしまったままだと・・・。
上手く競りかけるところまで持っていければ勝ち負け、
石橋守騎手にも今回は積極的な騎乗を期待したいものです。

アドマイヤムーンは展開がスローにならない限り、後半に詰め寄っても
3着程度までかもしれません。初騎乗の岩田騎手がどこに位置取ってくるのか、
未確認材料が多いので高い評価はしにくいですね。
ある程度スローペースになった上で5~6番手に押し上げる競馬が出来れば
瞬発力勝負で突き抜けることもありえます。
展開に大きく左右されてしまう馬ですが押さえる必要はあると思います。

アサクサキングスは後半、アドマイヤメインが失速したあとに上手く
ペースを握ってロングスパートが出来れば前残りがあるかもしれません。
この馬はサンツェッペリンと脚質が似ているので松岡騎手とは手が合うと
思われますので、思い切った騎乗を期待したいですね。
前半から脚を使わされる展開になったり、舞い上がってガンガン最初から
行ってしまう
ようなことがあれば論外。

カワカミプリンセスの復活があるとしたら秋以降かな、と思いますが
予想以上に馬体が仕上がっていること、調教の様子も良さそうなことから
押さえてみたい馬としました。
武幸四郎騎手が前回同様、後ろからいくような騎乗をするなら論外
上手く前につけて競い合ってもらいたいですね。

あえて付け加えるとするならポップロック
本来ある程度長い直線があったほうがいいタイプですが
上手くロングスパートで流れに乗れたら怖い馬です。
この馬も武豊騎手騎乗で位置取りがちょっと後ろになったことが気がかり
何と言っても有馬記念でディープインパクトの2着・・・
侮れない力があることはたしかでしょう。

まさしく世紀の一戦!
勝利の女神はどの馬に微笑むのでしょうか・・・(^^)
大激戦を期待したいと思います♪

宝塚記念(騎手データ)  担【けん♂】

宝塚記念は超豪華メンバーで行われるわけですが、これだけ一流馬同士が
ぶつかるとなると、馬の力だけの勝負というわけにはいかないと思われます。

おそらく重要にになってくるのは騎手の力量

ほんのちょっとした仕掛けどころ、駆け引き・・・馬とどれだけ意思を疎通して
実力を発揮させてあげられるかが、結果的に大きな差を生むことになる
のではないでしょうか。

今回は宝塚記念に騎乗する騎手について下記の項目を調べてみました。
(1月~6月17日まで)
※角田、和田、五十嵐騎手については割愛・・申し訳ありません

複勝圏支持達成率(1~3番人気の実力馬を実力どおり1~3着までに持ってくる率)
穴馬率(4番人気以下の馬を1~3着以内に持ってくる率)

複勝圏支持達成率ランキング
 1位 岩田   62.7% アドマイヤムーン
 2位 田中勝 61.2%
 3位 後藤   60.5%
 4位 安藤勝 58.5% ダイワメジャー
 5位 佐藤哲 56.7%
 6位 四位   55.1% ウオッカ
 7位 小牧   54.1%
 8位 横山典 52.3%
 9位 石橋守 52.0% メイショウサムソン
10位 武豊   49.8%
11位 松岡   49.2%
12位 武幸   49.2% カワカミプリンセス
13位 福永   47.9%
14位 川田   46.8%
15位 幸     45.3%

1番人気はおそらくウオッカではないかと思われます。
2番人気はメイショウサムソンでしょうか。
あとはダイワメジャー、カワカミプリンセス、アドマイヤムーンなどが
どのくらい人気するか・・・。
馬の力を発揮させるという意味では岩田騎手が凄いですね。
アドマイヤムーンも3番人気以内であれば6割の確率で3着以内・・?
安藤勝、四位騎手も高い数値です。
その中では人気馬に乗ったときに一番信頼度が低いのが武幸四郎騎手・・・
5割を切るというのはちょっとまずいですね。
ちなみに武幸四郎騎手の先週の騎乗は2鞍のみ
先々週とその前週は0鞍
です。怪我の情報とかは入ってきていないのですが
干されているとか?(-_-;)
ここ3週間でほとんど騎乗がないというのも心配なところ。
感覚にズレがなければいいですが・・。

ちなみに人気馬に乗ったときの1着~3着の割合を見てみると
    1着  2着  3着
四位 31% 10% 13%
石橋 16% 32%  4%
安藤 31% 18% 10%
岩田 20% 16% 13%
武幸 15% 24% 10%

きっちり勝ちきるという意味では四位騎手、安藤勝騎手がぶっちぎり。
メイショウサムソンは・・・2着固定?(^^;

穴馬率ランキング
 1位 安藤勝 27.3%
 2位 岩田   24.3%
 3位 武豊   23.3% ポップロック
 4位 松岡   20.2% アサクサキングス
 5位 福永   19.3% アドマイヤフジ
 6位 小牧   18.1%
 7位 田中勝 17.7%
 8位 横山典 17.5%
 9位 後藤   17.4%
10位 武幸   16.6%
11位 川田   16.3%
12位 四位   15.5%
13位 幸     13.1%
14位 佐藤哲 12.6%
15位 石橋守 12.1%

人気薄の馬に乗ったら怖いという視点で見ると今回怖いのが武豊騎手。
やはり底力が違いますね。不調と言われながらも侮れない騎手だと思われます。
松岡騎手福永騎手も注意が必要な騎手。
福永騎手は人気馬では結果を出せておらず、穴馬で力を発揮・・・
穴馬ならぬ穴騎手という位置づけになりそうです(笑)
ある意味騎手の本当の力が試される数値なので、この数字が低いと
いい馬に乗らないと勝てない=馬の力で勝っている
ということになってしまいます。石橋守騎手・・・(涙)

勝負を決める大事な局面で影響してきそうな騎手の力量。
人馬一体となって最高の騎乗を見せてくれるのは・・・?

宝塚記念(展開分析2:シミュレート) 担【けん♂】

宝塚記念についてそろそろ整理していきたいと思います。

頭の中を一旦クリアにするために簡単に展開のシミュレーションをしてみます。

パターン1
スタート後の長い直線、アドマイヤメインがアサクサキングスの頭を
おさえてハナを切っていく・・。
シャドウゲイト、ローエングリンに並んでダイワメジャーが3番手集団。
ある程度隊列が決まってゆったりとしたペース。
コーナーでグッとペースが落ちて、前半1000mを60~61秒程度

1400m通過辺りから始まる下り坂。

各馬のペースが上がってグーッと隊列が縮まって一塊になって直線へ。
残り2ハロン弱の瞬発力勝負。

馬場状態にもよりますが、コーナーで一旦は先頭に立つであろう
ダイワメジャー、メイショウサムソンらの末脚は3ハロン35秒前後の見込み。
追いかけるアドマイヤムーン、ウオッカ・・・どちらの末脚が勝るか?
34秒台前半としてもコーナーで3~4馬身差以内にいれば前に届く計算
先頭争いはアドマイヤムーン、ウオッカに絞られそう?

パターン2
ハナを切って逃げるアドマイヤメイン
後先を考えないペースで前半1000mを58秒程度
5~6馬身遅れて2番手集団も59秒前後で1000mを通過・・・
アサクサキングス、シャドウゲイト辺りは最後まで脚が残らないペース。

1400mを超えるくらいですでに脚色が衰えるアドマイヤメイン。
隊列は縮まっていきますが前半のペースがたたってそれほどペースを
上げていけないアサクサキングス。

代わりに前に詰め寄るダイワメジャー、メイショウサムソン
下り坂を利用してロングスパートを開始。
隊列が縮まらないままのペースアップなので後方の馬は全滅

くっついて上がっていけた馬だけの叩き合い。
パターン1と同様、先頭と3馬身差以内につけている馬の末脚勝負。
有力なのはダイワメジャー、メイショウサムソン、ウオッカ辺り?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
いずれにしろ私の頭の中はほぼ決まっているようですね(^^;
ペースの違いはあれど、直線で一旦先頭に立つのは
ダイワメジャー、メイショウサムソンでしょう。

阪神2200m(内回り)は非常に先行有利
上がり3ハロンが0.1秒違っても約0.4馬身差しか縮まりません
35.1の馬を4コーナーで7馬身後方からかわすとしたら33.5の末脚が
必要とされます。4馬身差だとしても34.1・・・雨で湿った馬場状態を
考えるとほぼかわすのは不可能な数字に思えます。

スローペースでコーナーで隊列が縮まった状態からの末脚勝負になれば
前に届く馬もいるかもしれませんが、ある程度以上のペースになれば
ほぼ前残り決着と見ていいのではないでしょうか。

プリンスオブウェールズ(豪華メンバー:レース映像あり)  担【けん♂】

日本でも豪華なメンバーが揃った宝塚記念が迫ってきていますが
海外でも豪華メンバーによるGⅠレースが行われました。

プリンスオブウェールズS(2000m:ロイヤルアスコット競馬場)

出走メンバーは
サーパーシー(Sir Percy)Mark of Esteem産駒 英ダービー馬、GⅠ2勝
ディラントーマス(Dylan Thomas)Danehill ガネー賞他GⅠ3勝
レッドロックス(Red Rocks)Galileo産駒 BCターフ馬
マンデュロ(Manduro)Monsun産駒 イスバーン賞
ノットナウケイト(Notnowcato)Inchinor産駒 タタソールズゴールドC他GⅠ2勝
プレッシング(Pressing) Soviet Star産駒 イタリアで3連勝など

ウオッカとの対戦が期待される女傑マンデシャは残念ながら回避と
なりましたが6頭合わせてGⅠ9勝・・・激戦が期待されました。

少頭数だけあって揃ったスタート。イギリスダービー制覇以降はちょっと
生彩を欠いているサーパーシーがハナを切ってレースを引っ張ります。
続いてノットナウケイト、マンデュロとちょっと縦長の展開。
残り3頭は後方で並ぶようにして追走となりました。

日本と違って森の中に柵を作ったような自然そのものといった風情の
ロイヤルアスコット競馬場・・・走っている馬も気持ち良さそうに見えます(^^)

直線手前でグッと隊列が縮まり、まず仕掛けたのがディラントーマス
3番手を追走していたマンデュロに並びかけていきました。

そのままかわされそうな雰囲気だったマンデュロですが、残りクビ差というところまで
並ばれたところからスムーズに加速開始、ディラントーマスを従えるようにして
ノットナウケイト、そしてサーパーシーをかわしていきます。

気がつけば完全に2頭のマッチレース

1馬身差・・・突き放すマンデュロ!・・・さらに半馬身差・・・
ディラントーマスも踏ん張る!・・・またもや1馬身差、並べるのか!
しかしマンデュロが追いつかせない!

結局終始1馬身のリードを保ったマンデュロがGⅠ2勝目(連勝)を飾りました。
2着にはディラントーマス。4馬身離れた3着にノットナウケイトという結果。

勝ったマンデュロは凱旋門賞へのプランもあるそうです。
ウオッカ、メイショウサムソンとの対戦もあるのかも。
力強い末脚は脅威!うーん強敵です(^^)

※マンデュロはモンズン産駒。モンズンと言えばダンスインザムード
 初年度配合相手。こちらもどんな産駒が生まれてくるのか
 期待が膨らみます(^^)g

プリンスオブウェールズ結果
1着 マンデュロ    バスキエ
2着 ディラントーマス スミヨン
3着 ノットナウケイト ムルタ
4着 レッドロックス  デットーリ
5着 プレッシング   ペリエ
6着 サーパーシー   ドワイヤー

レース映像は→ココ

宝塚記念(展開分析1)  担【けん♂】

昨日までの好天が嘘のように朝から雨模様の大阪
昨晩の時点ではこのまま日曜まで雨の予報でしたが、またちょっと変わって
土曜日は晴れて、日曜は雨という予報・・・うーんイマイチ信用しにくいですね(^^;
馬場状態に関しては当日まで気をつけて見た方が良さそうです。

これまでの考察
プレ考察→ココ
各馬分析1→ココ
各馬分析2→ココ
各馬分析3→ココ
馬体について1→ココ
馬体について2→ココ
馬体について3→ココ
先行馬分析→ココ
馬場状態分析→ココ
重馬場適性分析1→ココ
重馬場適性分析2→ココ
中間まとめ→ココ
ウオッカについて→ココ
追い切りについて→ココ

追い切りを見た感じではアドマイヤメインの調子はまだ全然戻っていない様子。
鞍上はピンチヒッター(新しい主戦?)の川田騎手となり、
当日にいきなりこの馬の良さを引き出す騎乗は期待しにくいですね。
川田騎手自身も昨年、骨折するまでは好調でしたが復帰以降のデータを見る限り
乗れているとは言えない状態。
前に行ったとしてもおそらくは最後に脚が残る事はなさそうです。

アドマイヤメインの状態については陣営も把握しているはず。
今回はとりあえず逃げて積極的な競馬を思い出させることが出来れば・・・
というところではないでしょうか。
(馬自身が走る気を失っているようです:涙)

そうなると考えなければいけないのが「アドマイヤ」としての
アドマイヤメインの役割
今回は期待がかかるアドマイヤムーンとの2頭出しですから
アドマイヤムーンにプラスになるようなレース展開を作りに行くよう
指示が出ていても不思議ではありません。
※アドマイヤフジとの3頭出しでした(^^;失礼しました。

では、アドマイヤムーンにとってプラスになって
有力先行馬(ダイワメジャー、メイショウサムソンなど)にとって
マイナスとなるのはどういうペース、レース展開なのでしょうか。

非常に単純な考え方として思いっ切り速いペースで行って
先行馬に脚を使わせてつぶす
、ということがありますが
ダイワメジャー、メイショウサムソンはハイペースに強く、
消耗戦になればなるほど力を発揮するタイプなので逆効果になる
可能性が高いですね。
全体的に上がりの時計が遅くなるのはアドマイヤムーンにとって致命傷かも。

実はこのメンバーであればスローペースの直線ヨーイドン!
という方がアドマイヤムーンのキレ味を活かすにはいいのではないでしょうか。
先行馬はスローになったからといって素晴らしいキレを見せる馬ではないので
単純な脚色競争のほうがかえって持ち味を活かす展開になりそうな感じです。
アドマイヤムーン自体も前半をスローで行って脚をためてビュッと差し切るのが
得意パターン
。ハイペースに強いという馬ではありません。
京都記念(稍重)のようにスローになれば5~6番手から競馬が出来る馬。
末脚勝負に賭けるならゆったり行きたいところだと思われます。

ただ・・・川田騎手がそこまで出来るのかどうかは少々疑問。
ある程度速いペースで行きたい馬の前に陣取って無理やりペースを
落としにかかる
・・・というのは至難の業と言えそうです。

実際にはガンガン飛ばせば先行馬の脚を削れると「誤解」して
大逃げを打ってしまう公算が高いかもしれませんね(^^;

パターンAアドマイヤメインがスローな展開を作る
かなり前と後が詰まった隊形でレースが進行。
気性的に引っ掛かる馬以外はあまり消耗せずに直線へ。
途中までスローで行ってしまえば、先に抜け出す馬が目標にされるので
牽制しあって直線勝負になる可能性が高そう。
後半にロングスパートをかけてくるとしたらアサクサキングスくらい・・?
キレ味勝負で分がある馬にとって有利な展開

(有利になる馬)
アドマイヤムーン、ウオッカスウィフトカレント(微妙)

パターンBアドマイヤメインが大逃げを打ってペースアップ
縦長の隊形でレースが進行。
先行馬の中でも最後まで脚が残せるタフな馬にとって有利な展開
後半にペースが落ちて隊列が詰まってくるが、その間に脚をためれる
好位追走馬が台頭しやすい。
前後の間隔が開くため後方からはほぼ届かず、前に詰めてきた馬も
なし崩しに脚を使わされるために苦しくなりそう。

(有利になる馬)
メイショウサムソン、ダイワメジャー、ウオッカ、カワカミプリンセス
ポップロック(微妙)

ちなみにポップロックは京都記念(京都外回り2200m:稍重)の
レース後にペリエ騎手が「もっと直線が長い方がいい」とコメント。
エンジンが掛かるのが遅く、スピードに乗るまでに時間がかかる馬のようです。
京都の外回りでまだ足りないとなると阪神内回りでは持ち味が
活かせないかもしれませんね(^^;

宝塚記念(追い切りについて)  担【けん♂】

宝塚記念の追い切りについてふれておきたいと思います。

栗坂良
アドマイヤフジ 助手
52.2-38.2-12.3 馬なり

トウカイトリック 幸
52.5-38.3-12.6 一杯

ウオッカ 四位
53.1-37.6-12.1 馬なり
53.1-38.8-12.2 馬なり ←ダービー前

メイショウサムソン 石橋守
53.1-38.5-12.0 G前仕掛け

アサクサキングス 福永
53.6-38.9-11.9 強目
53.1-37.9-11.9 強目 ←ダービー前

スウィフトカレント 助手
54.3-38.6-12.6 馬なり

マキハタサイボーグ 高井
54.8-40.1-12.5 直線一杯

ウオッカはかなり好調な雰囲気。長めに脚が使えており、終いもキレています。
ダービー前よりも動きがいいというのが凄いですね。

メイショウサムソン今ならキレ味勝負でも!と陣営が息巻くほどの仕上がり。
ちょっと馬が変わってきている雰囲気がします。
以前はDWで追い切られていましたが、調整方法を変えてきたのが
良い方向に出ている
、と陣営は強気です。

アサクサキングスは結局乗り代わりとなりましたが、追い切りは福永騎手。
これだけ間が詰まった上に強目で追えているところにタフさ加減が出ています(^^;
さすがにダービー前よりは動きが落ちている感じですが
終いもビシッとキレて良い状態と見て良さそうです。

割引はトウカイトリックでしょうか。ちょっと伸びが感じられません。

栗DW良
インティライミ 佐藤哲
79.2-64.6-51.0-37.6-12.6 強目

カワカミプリンセス 本田調教師
79.5-64.8-51.5-37.2-11.9 一杯
81.8-64.3-51.1-38.6-12.4 馬なり ←ヴィクトリアマイル前

マイソールサウンド 助手
81.9-65.5-51.8-38.0-11.9 強目

アドマイヤムーン 助手
95.6-67.1-52.5-38.0-11.8 直線一杯

カワカミプリンセスにあえて本田調教師を乗せる意図は?・・
と考えると陣営も調子を掴みかねているのでは・・という疑念がわいてきます。
乗り慣れた元主戦に感想を聞きたかったのではないでしょうか(^^;
内容は相当良い感じですね。長くキレる脚が戻ってきています。
今回はビッシリ追えている点で前回との違いが際立ちますね。

アドマイヤムーンはゆったり終いだけ。ただし長めに乗って距離延長に備えている分、
本番を相当意識した追い切りと言えそうです。

栗CW良
ポップロック 武豊
-----66.5-51.9-37.4-12.0 馬なり

アドマイヤメイン 川田
92.5-63.8-51.3-39.0-13.7 一杯

ポップロックが良いのもあるのでしょうが・・・
アドマイヤメインがかなりひどいですね。
長めに追っているからというのもありますが終いがバタバタ
うーん、持ち味が活かせる状況ではなさそうです。
本番で何かガラリと馬の内面に変化がなければ厳しい状況かと。

栗B良
ファストタテヤマ 小牧
79.8-65.6-51.8-38.6-12.9 強目

南W良
ダイワメジャー 助手
64.2-49.2-36.3-11.9 馬なり
61.3-47.4-35.4-11.8 強目 ←安田記念前

中2週ということもあり、ビッシリという感じではありませんが
良い動きであることは変わらず。終いの動きもいいですね。

北C良
ローエングリン 後藤
80.6-65.4-51.6-38.6-12.8 馬なり

阪芝良
シャドウゲイト 田中勝
72.5-56.6-41.4-12.3 馬なり

海外帰りでまともに調教が出来ていない上に、軽い仕上げ。
疲れが出ないように・・という配慮はわかりますが、簡単な仕上げでは
GⅠではどうにもならないことは安田記念で香港馬が証明
してくれました。
国内レベルで言えば格上挑戦となるのに仕上げ不足ではさすがに厳しそう。
芝での追い切りというのも疲れが相当出ている証拠ではないでしょうか。

阪ダ重
コスモバルク 調教厩務員
67.5-51.8-38.2-12.3 馬なり

宝塚記念(ウオッカについて)  担【けん♂】

宝塚記念を考える上で重要なポイントとして【ウオッカについてどう考えるか?】
ということがあります。

64年ぶりにダービーを制した歴史的牝馬。古馬有力陣とは7kgの斤量ハンデ・・・

それでもこの時期の3歳馬にとって古馬との対戦は厳しいものがあると考えられますし、
なおかつ牝馬というのが・・・

果たしてウオッカと古馬GⅠ級との差はどのくらいあると考えるべきでしょうか?
過去のレースを見ながら推定をしていきたいと思います。

過去のレースの走破タイム
阪神JF      1.33.1
古馬1600万下 1.34.1 タイム差▲1.0(前日)
古馬1000万下 1.36.7 タイム差▲3.6(翌週)

エルフィンS   1.33.7
古馬オープン  1.33.0 タイム差 0.7(前週)←牝馬限定
古馬1000万下 1.35.6 タイム差▲1.9(前週)

チューリップ賞  1.33.7
古馬1600万下 1.33.7 タイム差▲0.0(翌日)
古馬1000万下 1.34.5 タイム差▲0.8(翌週)

桜花賞      1.33.9
古馬オープン  1.32.2 タイム差 1.7(翌週)←牡馬混合
古馬1000万下 1.34.7 タイム差▲0.8(翌週)

ダービー      2.24.5
古馬1000万下 2.26.1 タイム差▲1.6(同日)

非常に単純に考えて図式化すると
古馬オープン>ウオッカ≧古馬1600万下>古馬1000万下

ということになります。
もちろん道中のペースを作っている馬次第、という側面があるので
ウオッカの限界がこのラインだと決めてかかるわけにはいきません。
古馬オープンのペースで走ったとしても対応出来てしまう可能性は充分にありそうです。

ちなみに桜花賞と古馬オープン(読売マイラーズC)をベースに考えると
コンゴウリキシオーとはタイム差では1.9秒、馬身差に直すと約9馬身半の差があります。
※コンゴウリキシオーは古馬GⅠ級の力があることを安田記念で証明していますので
 牡馬のGⅠ級との差としての目安として考えても良さそうです。

ここで非常に重要なポイントとして蹄鉄の歯鉄の問題があります。
※詳しくは【ガラスの競馬場】様のこのエントリーを参照

2mmの歯鉄を履いて挑んだダービーでの走破タイムを見てみると
単純に古馬1000万下をベースに考えても相対実力値が上がっていることがわかります。
かなり強引ですがここでのタイム差の上昇(0.8秒)を
1600mに換算して考えるとコンゴウリキシオーとの差は約7馬身となると推定でき、
今回の斤量差(1kg=1馬身)とするとほぼ横並びになる計算になります(^^;

うーん、強引過ぎるかも・・(笑)

今回ウオッカがどのくらいの歯鉄を履いてくるかはわかりません。
将来のことを考えて、ここで無理をさせる必要がないと判断されれば
桜花賞のように歯がない蹄鉄を履いてくるかもしれませんし、
凱旋門賞を想定して勝負がかりでくるのであれば、
2mmの歯鉄を履いてくるかもしれませんね。

実際に古馬GⅠ級(牡馬)との差は想像以上に大きく7kgの斤量ハンデは
かなり妥当な数字
だと思われます。
ウオッカの底力の限界はまだ見えませんので、想像以上の力を発揮してくるのか、
それとも古馬との壁に屈してしまうのか・・・?

一応の結論としては・・・

陣営が勝負に来ているのであればダイワメジャークラスで勝ち負け
 先を見て安全策を取るなら着外も充分ある

という感じでしょうか。
あまり考察になっていないような・・・申し訳ありません(^^;

宝塚記念(中間まとめ)   担【けん♂】

宝塚記念について、ひとまず中間でのまとめをしておきたいと思います。

まずは馬体について(体調面)。
馬体について1→ココ
馬体について2→ココ
馬体について3→ココ

体調が気になる海外帰りのシャドウゲイト、コスモバルク、
金鯱賞で惨敗したアドマイヤメインの写真がないのが残念!

好調だと考えられる馬
カワカミプリンセス
メイショウサムソン
アドマイヤムーン

好調を維持しているが微妙に気になる点がある馬
ダイワメジャー(毛ツヤが低下)
ウオッカ(立ち姿のバランス)
アサクサキングス(腰の丸み低下)
ポップロック(下半身の丸み微妙)
スウィフトカレント(体型がマイル化?)

競馬ファンとしては嬉しいことにどの馬もほぼ万全といっていい仕上がりに
思えました。うーん、嬉しいけど絞りにくい・・(^^;

次に重馬場適性について・・・
今回導入してみた重馬場上昇度指数に基づいての評価は・・

重馬場適性分析1→ココ
重馬場適性分析2→ココ

シャドウゲイト   +2.0
メイショウサムソン +1.1
ポップロック    +0.9
ダイワメジャー   ▲0.4(~+0.2
スウィフトカレント ▲0.4(~▲0.1)

データが少なく参考程度の馬
アサクサキングス  ▲1.7
アドマイヤメイン  ▲1.2
アドマイヤムーン  ▲0.2

血統的に期待出来そうな馬
カワカミプリンセス
ウオッカ

体調が万全であればシャドウゲイトは雨の降り方によって侮れないと思われます。
メイショウサムソン、ポップロックも充分期待できそう。

微妙なラインにいるのがダイワメジャー、アドマイヤムーン、そしてアサクサキングス
ダイワメジャーは阪神内回りであれば期待度が上がるかも。
アドマイヤムーンも現在なら稍重程度までは問題なくこなせそうです。
アサクサキングスはシャドウゲイトが高い数値を出しているだけに
同じホワイトマズル産駒として対応できてもまったく不思議はありません。

雨が降って欲しくないのはスウィフトカレントでしょうか。
位置取りを考えても良い方向に出ることはなさそうです。

注意したいのはキングヘイロー産駒のカワカミプリンセス
ドロドロになったらわかりませんが重馬場程度であればプラス効果が血統上
大いに期待できそうです。

宝塚記念(重馬場適性分析2)  担【けん♂】

宝塚記念出走予定馬の重馬場適性分析第2弾です。

先週同様、天気予報は刻々と移り変わり・・(笑)
水曜、木曜はともに晴れの予報に変わりました。
金曜、日曜は雨の予報ですが・・・信用しにくくなってきますね(^^;

オペラハウス産駒(メイショウサムソン
      良馬場  稍重~
複勝圏率 24.5% 25.1%

産駒全般の傾向からも重馬場適性は高目
急坂をまったく苦にしない馬なので阪神適性も高いです。

2歳時に走った重馬場のレースは参考にしにくいので
ダービー(稍重)を元に重馬場上昇度指数を取ってみると

メイショウサムソンの重馬場上昇度指数 +1.1

問題なく走れそう(^^)g雨の恩恵を受けることが出来そうです。

キングヘイロー産駒(カワカミプリンセス
      良馬場  稍重~
複勝圏率 23.2% 28.2%

これまでにも何度も取り上げてきていますが、キングヘイロー産駒は
雨での上昇度が非常に高い
傾向にあります。

この馬自身はデビュー戦で不良馬場を勝ち上がっている以外は
重馬場を走っておらず、実際のところどうなのかは判別しにくい状況です。

エンドスウィープ産駒(アドマイヤムーン
      良馬場  稍重~
複勝圏率 25.0% 24.2%

産駒全般から言えば重馬場適性は微妙。
低くはないですが良馬場に比べて上昇するかと言うと疑問符がつきます。
アドマイヤムーン自身を見てみると、以前は明らかに重馬場適性が低く
ダービーでも失速
・・・

この時期を元に重馬場上昇度指数をとると
アドマイヤムーンの重馬場上昇度指数 ▲0.2(参考程度)

この数字から言えばかなり苦手な部類に入ってしまいます。

しかし昨秋から少々状況が変わってきている気がします。
芝が重い香港、ドバイで結果を出していること、稍重の京都記念を勝っていること・・
能力が開花している今は多少の重馬場は問題にしないのではないでしょうか。

エリシオ産駒(ポップロック
      良馬場  稍重~
複勝圏率 21.0% 22.2%

微妙ですが産駒全般的に重馬場への適応力は高そうです。
少なくとも苦手にする傾向ではありませんね。

各競馬場ごとの重馬場上昇度指数は
・東京 0.0
・京都 2.2
・阪神 0.3

ポップロックの重馬場上昇度指数 +0.9

ポップロックの日本で走った最近の10走を見てみると
最速の上がりを記録したのが4回2番目の上がりが3回、3番目が1回と
非常にキレ味が高いという結果
キレるイメージは持っていなかったので意外な数字です。
とはいえその10走の上がりの平均は35.8ですから
スパッと良馬場でキレるのではなく、時計がかかる馬場に強いということを
示していると思われます。雨で湿れば湿るほど怖い馬かもしれませんね(^^;

タニノギムレット産駒(ウオッカ
      良馬場  稍重~
複勝圏率 21.5% 25.0%

タニノギムレット産駒はまだほとんど走っていないので数字の信用度は低いですが
それでも重馬場適性が全般的に高い傾向が表れています。
父父のブライアンズタイム産駒の傾向で言えば
      良馬場  稍重~
複勝圏率 26.2% 26.8%

となっていますので重馬場を苦手にすることはなさそうです。

この馬自身は濡れた馬場を走ったことはないですが、
体型的にも滑って力が出ないタイプではなさそうです(^^;
問題にしないと考えていいのではないでしょうか。

むしろ気になるのは四位騎手の騎乗スタイル・・・。
黄菊賞以降の道中の位置取りを時系列で追ってみると
5-2(2着)
6-6(1着)
5-4(1着)
5-5(1着)
7-6(2着)
9-11-11-8(1着)

次第に後方から末脚を活かすスタイルにシフトしつつあることがわかります。
あくまで個人的な意見ですがどうも大事に乗り過ぎる傾向が強まってきている
のではないかという印象・・・。
先行有利の阪神2200m、その上馬場状態が悪いのであれば
この位置取りが致命傷になりかねないかも・・・。