けいけん豊富な毎日

菊花賞回顧(価値のあるレコード)  担【けん♂】

好天に恵まれた京都競馬場でクラシック最終戦、菊花賞が行われました。

イスラボニータが天皇賞秋に回ったためにワンアンドオンリーが
抜けた1番人気(2.4倍)となり、トゥザワールド、トーホウジャッカル、
サウンズオブアースの3頭が10倍圏内。
実績か勢いか・・・競馬ファンの迷いが感じられるオッズになった気がします(^^;
かくいう私も狙いどころに迷いに迷ったわけですが・・・

予想は→ココ

結果は・・・

1着 トーホウジャッカル   3.01.0  上がり34.5 ※日本レコード
2着〇サウンズオブアース     1/2
3着 ゴールドアクター
4着△タガノグランパ

8着◎トーセンスターダム
9着▲ワンアンドオンリー
12×ハギノハイブリッド

※全着順は→ココ

先頭に立ったのは想定どおりサングラス。
最内からマイネルフロスト、シャンパーニュが続き、トゥザワールドも
外から前につけ、内からトーホウジャッカル、ゴールドアクターが好位。
ワンアンドオンリーが外から並んで、少し離れてハギノハイブリッド、
外にワールドインパクトも今回は中段から。
その後ろの内にサウンズオブアース。

タガノグランパの外にヴォルシェーブ、遅れてトーセンスターダム。
うーん、前につけることに期待しましたが後方待機では・・・

サトノアラジンが後方から押し上げ、離れてショウナンラグーン、
メイショウスミトモ、ミヤビジャスパー、最後方にアドマイヤランディ。

13.0-12.0-12.0-11.9-11.7-12.4-12.5-12.3-12.4-12.2-11.7-11.7-11.6-11.6
前半1000m 60.9
中間1000m 61.3
後半1000m 58.8

過去には1000mを58秒台で通過したこともあるので、
前半自体はハイペースではありませんが、今年の特徴は中盤に
ほとんど緩みがない
点。
最も遅いラップが12.5、というのは・・・ちょっと凄いですね。

レース後にコメントをしていますが、サングラスの古川騎手は
どうやら大逃げを目論んでいた模様。
離して逃げてなんとか、と思っていたらみんなついてきてしまって
焦ったでしょうね(笑)
ただ、本当に大逃げをしたければ前半にもっと意思表示するように
ぶっ飛ばして中盤はペースを落として脚をためるべきだった、かと。

二度目の坂を超えたところでサングラスは余力を失いズルズルと後退。
代わりに一気にシャンパーニュがスパートをかけて先頭へ。

釣られるように集団も加速を開始、早仕掛け気味となった
シャンパーニュは直線入り口で早くもとらえられてしまい、
今度はマイネルフロストが前へ。

外から並ぶようにコーナーリングしたトーホウジャッカルが馬場中央を
一気に抜けて先頭へ。
内に切れ込んでサウンズオブアースが迫りますが、最後まで寄せ付けず、
そのままゴールイン!

神戸新聞杯ではスムーズなコース取りが出来ず脚を余しましたが
今回こそは完全に持ち味を活かす競馬が出来た感じです。

スペシャルウィーク産駒の牡馬としては初の芝GⅠ制覇。
今後にしっかりと実績を積んでいければ待望の後継種牡馬誕生!と
なるかもしれませんね(^^)g

3着に入ったサウンズオブアースは蛯名騎手の好騎乗が光りました。
これまで外を回してロスのある競馬をしていましたが
内から逆にショートカット、完璧な立ち回りだったと思います。

3着は離されながらも馬群の中から少し飛び出したゴールドアクター。
関東馬の健闘は久々、父のスクリーンヒーローの種牡馬デビューの門出を
祝う好走だったと思います。

※4着に入ったタガノグランパは直線に入って最内から外に出す際に
 サトノアラジンと接触、大きく不利を与えたことで菱田騎手は
 騎乗停止となってしまいました。

レース後のコメント
1着 トーホウジャッカル 酒井学騎手
返し馬から馬が気負わないように心がけました。絶好枠を引きましたし、
うまく生かしたいと思っていましたが、折り合いもついて、道中もジッとしていられました。
直線もしっかり弾けてくれましたし、2着馬が来るともう一回伸びてくれました。
(金曜発売の段階で)1番人気にもなっていましたし、たくさんの支持に応えられて嬉しいです


谷潔調教師のコメント
何かまだ夢のようです。出られただけでもよかったと思っていましたが......
嬉しいを通り越して不思議な気持ちです。4コーナーで先頭に立ったので大丈夫かなと
思いましたが、最後の100mでは勝てると思いました。今後は少し楽をさせて、
先のことを考えようと思います


2着 サウンズオブアース 蛯名正義騎手
レースとしてはすべてうまくいきました。勝ち馬に追いついて『よし!』
と思ったときに相手がもうひと伸びしました。今日は折り合いもしっかりついて、
力は出し切っています


3着 ゴールドアクター 吉田隼人騎手
1コーナーでいいポジションをとれて、いい形で回ってこれました。
最後は決め手の差が出た形ですが、馬はよくがんばっています


4着 タガノグランパ 菱田裕二騎手
道中は辛抱してくれましたし、よく伸びてくれました。ただ、
他の馬に迷惑をかけてしまって申し訳なかったです


5着 ショウナンラグーン 吉田豊騎手
いい枠が引けましたし、ある程度の位置をとろうと思っていました。
1コーナーまでにある程度の位置はとれましたが、もう少し前の位置が理想でした。
コーナーでも外を回らずにうまく走れましたが、位置取りのぶん前には届きませんでした。
まだまだこれからの馬ですし、来年にはもっと力をつけているはずです


6着 サトノアラジン 浜中俊騎手
折り合いもついて、後ろの位置でリズムよく走れました。うまく内に潜りこんで
さばいて来たのですが、直線での不利がすべてでした


8着 トーセンスターダム 武豊騎手
道中はいい感じでした。意識的に外を回して早めに動いたのですが......。
なかなかこの馬のよさが出てきません


9着 ワンアンドオンリー 横山典弘騎手
外でカベを作れなかったと言えばそう言えなくもないですが、折り合いも
許容範囲だったし、負けるとすればこういうレースかとみんなが考えていた
レースになってしまいました。勝った馬は強いです


14着 メイショウスミトモ 武幸四郎騎手
今日の感じだと芝は大丈夫だと思います。ただ、距離は長いですね

15着 シャンパーニュ 松山弘平騎手
スタートを決めて、2番手からレースを進めました。ピリッとした脚を使う馬ではないので、
早めに動いていきましたが、他の馬についてこられて苦しくなりました


18着 サングラス 古川吉洋騎手
ペースが速くなりすぎました。途中まで大逃げになるはずのペースなのに
後ろがぴったりついてくるんですから。このペースでは仕方ありません。
息が入るところがありませんでした。いいラビットになってしまいました



人気のワンアンドオンリーはいったいどうしたのか、というレース内容。
元々スピードに乗るのに時間がかかるタイプでしたが、今回はまったく
やる気を感じさせないレースぶり。
投げ出すようなレースをしてしまった影響が今後に出ないといいんですが・・・

今回の考察の中では・・・騎手のデータが有用だった感じ。
あとは馬格でしょうか。
関東馬のゴールドアクターは少し穴人気して7番人気でしたが
ここまでの好走をするとは・・・吉田隼の手腕は侮れませんね。

1000万下を勝ち切れなかった点からトーホウジャッカルを
最後に見切ってしまいましたが、完全に裏目。いやーセンスがないっす(涙)

まさかの日本レコード決着となったわけですが、巷で言われるような
高速馬場の影響だけではなく、中盤に緩みがなかったことが
最も重要なポイント。
さらに、こういったラップ構成で前の馬が抜け切って勝ったことは
非常に高く評価出来ると思います。
世代のレベル、という面でもちょっと見直しておくべきかもしれません。

早くも来年の天皇賞春が楽しみになった感じ?!
いやー順調にいって貰いたいですね♪

菊花賞最終予想   担【けん♂】

菊花賞(京都3000m)についてまとめていきたいと思います。

結局のところ、この時点までにどの馬もこの距離を走った経験はないわけで
展開を考えるにしろ・・・ブラックボックスの部分が大き過ぎるのが実情。

おそらくはサングラスが逃げることになると思いますが
それも不確定ですし、この距離でどんなラップを刻むかを
いくら考えても推測の域を出ません。
もしかしたら他馬が引っ掛かって行ってしまうこともあり得る話。

各馬の位置取りに関しても騎手のサジ加減ひとつ。
折り合いを重視するのか、あえて前につけて発散させつつ
リズムよく運ぶ方を選ぶのか・・・

かつて武豊騎手がメイショウサムソンの3冠阻止のため(多分)
アドマイヤメインでぶっ飛ばして前崩れを誘発させたように
明確に目的意識をもって騎乗するような場合はある程度
読みやすかったりするんですけどね・・・

【これまでの考察】
考察を始める前に→ココ
体重別実績→ココ
クラシックとの関連について→ココ
各馬分析1→ココ
各馬分析2→ココ
各馬分析3→ココ
過去の勝ち馬の馬体→ココ
過去の穴馬の傾向→ココ
馬体について1→ココ
馬体について2→ココ
関東馬について→ココ
騎手データ分析→ココ
前哨戦評価→ココ
斤量負担分析→ココ

今回はひとまず、おおよそのパターンどおり、道中に極端に
ラップが落ちるスローペースからのロングスパート、と予測。

後方で脚をためて伸ばすタイプには不向きなレース。
前につけて急加速が利くタイプ、中段から捲り上げつつ
なし崩しに長く脚が使える馬を狙いたいと思います。

【今回の予想】
◎トーセンスターダム
〇サウンズオブアース
▲ワンアンドオンリー
△タガノグランパ
×ハギノハイブリッド

秋華賞の反省を踏まえて、あえて「ワンアンドオンリーに先着
出来るとすれば」という視点で印を打ってみました。

トーセンスターダムは前走は後方からの競馬を試していましたが
本来は前につける脚質。長く脚を使えるタイプではないので
位置取りを活かして早目に直線に入って瞬発力勝負に
持ち込めればチャンスはありそう。京都外回り、といえば
ディープインパクト産駒の天下、きさらぎ賞とのリンクにも
注目したいですね。

サウンズオブハートはコーナーリングに難があるので
騎手の腕がかなり大きく影響しそう。
今回はこのコースで実績のある蛯名騎手に乗り替わったのは
大きなプラス材料になりそうです。
この馬も前を向いてからが勝負、仕掛け遅れないよう
位置取りを工夫して貰いたいものです。

ワンアンドオンリーは距離が延びて成績が上昇する
ハーツクライ産駒。実績、出来、馬格、騎手など全体を通して
死角らしい死角が見当たらないのが強味。
横山典騎手は2着が多いので、あえてヒモに止めるのは
欲ボケの愚策になってしまうかどうか・・・

ここからは・・・ヒモ候補。

タガノグランパの馬体の出来は良化して見えました。
中段からの伸び脚には安定感があり、京都コースでも
侮れないタイプになりそうです。
脚質、実績、能力・・・少しずつ足りないので
大きな期待はしにくいですが、ヒモには入れておきたい1頭。

ハギノハイブリッドの出来は今回の中ではトップを争う印象。
もっと大きく期待したい馬ではありますが、
コーナーでの立ち回りの鈍さ、血統的な距離延長への不安、
馬格のなさ、など気になる点も多過ぎるので
あえてヒモまで。

追加の考察などがあればあとでやるかもしれません。
先に繋がる内容に期待したいですね(^^)g

菊花賞(斤量負担分析)   担【けん♂】

菊花賞(京都3000m)についてもう少し見ておきたいと思います。

実質斤量負担
菊花賞斤量負担

今年の出走馬の平均馬体重(前走ベース)は486kg
比較的重めですが例年と大きな差があるわけではありません。
特徴として大型馬、小型馬が少なく、菊花賞で好走が目立つ
バランスの良いタイプが多い
、ということが挙げられます。
年によっては平均を取ると480kgくらいでも実際には
両極に散らばって、中型馬が少ないこともあるわけで、
その意味では「馬体重の面でも混戦」という感じでしょうか(^^;

下は460kgまでは問題ない範囲ですが、460kgを切って
しまっているハギノハイブリッドはかなり厳しい状況。
勝ち切るとなるとディープインパクト並みか・・・
血統的には斤量に強い欧州系統というわけでもないので
大きく割り引き・・・。
今年は上位評価馬がはっきりしていない混戦という点及び
京都外回りコースで実績がある点を加味したとしても
ヒモ候補までに止めておきたいところ。

500kgを超えて勝ち切った馬はデルタブルース、
ゴールドシップの2頭だけ。
こちらもあってもヒモまで、と考えた方が良さそうです。

うーん、好走域に入っている馬が多過ぎて
このデータでは絞れないですね(爆)

菊花賞(前哨戦評価)   担【けん♂】

菊花賞(京都3000m)出走馬の前哨戦について映像を観ながら
簡単に見直してみたいと思います。

★セントライト記念

イスラボニータの強さが際立ち過ぎていますが(爆)
早めに先頭に立ったトゥザワールドはクビの使い方が
微妙な分、手脚の伸びがイマイチ。
タガノグランパは低い姿勢から全身を使う走りですが
推進力は見た目ほどでは・・・
マイネルフロストは正攻法の脚比べでは見折ります。
ショウナンラグーン、ワールドインパクトは後方から
コーナーでも立ち遅れ気味。ためて伸ばすタイプなら
京都でも不安あり。

★神戸新聞杯

どちらかというと仕掛け遅れ気味になりがちな
ワンアンドオンリーがあえて捲り上げる形で直線へ。
一緒に仕掛けたサトノアラジンは振り落されて脱落。
長く脚を使う展開に不安がありそうです。
ヨレて外に膨らんだところから凄い手応えで追いかけた
サウンズオブアースは体を大きく見せる力強い走り。
クビが上手く使えており、急坂のあるコース向き。
それでも抜かせなかったワンアンドオンリーは手先で
上手く地面を掴んでおり、勝負根性も抜群。
前をカットされた形になったトーホウジャッカルは
スムーズならば、という内容。エンジンの掛かりが
少し遅い感じなので京都はプラスになりそう。

★京都新聞杯

前が飛ばす展開になりましたが、直線手前で密集。
外に膨らんだサウンズオブアースが改めて加速して
前をとらえて突き抜ける手応えでしたが
回転の速い脚で
ハギノハイブリッドが迫ってかわしてゴールイン。
コーナーで動けない不器用さがあり、馬群を割れるような
力強さもありませんが、広いコースで真っ直ぐ走る能力は
かなり高いモノがありそう。
前が流れる展開になると厳しそうですが・・・

★阿寒湖特別

スタート良く前につけたところが一旦下げたシャンパーニュは
コーナー手前で少し遅れ気味になるところを押して押して進出。
内に体を預けるようにカーブを曲がるとスムーズに先頭に
立ちますが、内からの馬に最後に詰められて並んで
ゴールイン。なんとかしのいだものの、詰めの甘さが
感じられます。なんというか・・・鈍いタイプなのかも。

★支笏湖特別

2番手をガッチリキープして追走したゴールデンアクターは
スムーズにまくる形で先頭に立ってそのまま押し切り勝ち。
クビを上手く使った推進力のある走りは好感がもてますが
競り落としたテイエムダイパワーとの着差を考えると
シャンパーニュとどっこいどっこい?

★九州スポーツ杯

3番手の外を追走したサトノアラジンは見た目にも
馬体の大きさが目に付きます。
直線で捲り上げて先頭に立つと地面を強く叩くような
弾む感じの走りで一気に突き抜けて圧勝。
瞬間的な加速力が高く平坦コースでこそ、というタイプ。
京都コースは合うと思いますが、後方から長く脚を
使うような形になってしまうと持ち味が活かせないかも。

★芦ノ湖特別

好位の外から上がって行ったヴォルシェーブは
直線に入って馬場中央から力強く抜けて完勝。
低い姿勢をたもって徐々に加速していく感じで
一定のリズムを長く刻めそう。
レースレベルに疑問があるので微妙ですが
京都でも力は出せそうです。

菊花賞(騎手データ分析)   担【けん♂】

京都競馬場で行われる3000m以上のレースというと
現在は菊花賞、天皇賞春、万葉Sの3つしかありません。
(以前はドンカスターS、嵐山Sなどがありました)

当然、騎乗回数も限られてくるわけで、騎手の間でも経験する機会が
少な目になる特殊なコースだと考えられます。

過去の菊花賞の上位入線騎手を見てみると、秋華賞ほどではないものの、
やはりリピーターがかなり結果を出している傾向が出ていますが
こちらは単発で勝っている騎手もかなりおり、
馬の力がある程度優先される、と考えておいた方が良さそうです。


今回の菊花賞に騎乗する騎手のここ10年間に行われた京都3000m以上の
レースでの成績を調べてみました。

京都長距離成績(04年~)】
菊花賞騎手

騎乗回数自体も多い武豊騎手ですが、3勝だけでなく
2着5回、3着4回と非常に好成績。
複勝率では50.0%と驚異の成績となっています。
この条件を最も得意にしている騎手だと考えて良さそうですね。

横山典騎手も1勝ながら2着が4回・・・ヒモ候補として
非常に優秀な成績となっています。
ワンアンドオンリーは連対圏までなら堅い?!

このところは騎乗回数が少なめながら2勝、2着1回、3着1回と
安定している蛯名騎手はこれ以前にも結果を出しており
この条件は得意、と見て良さそう。、

岩田騎手は騎乗回数の割合にすると少し落ちますが、
3勝、2着3回、3着1回ならば問題ない成績と考えて良さそう。

騎乗回数は少な目ながら武幸騎手、池添騎手も十分に好成績。
ただし、池添騎手の場合はドリームジャーニー、オルフェーヴルと
馬に助けられた感も無きにしも非ず(爆)

騎乗回数が多い福永騎手は昨年の菊花賞でエピファネイアに騎乗して
とうとう初勝利を挙げましたが、この条件の成績は良いとは言えません。
騎乗馬の質を考えるとかなり不安がある・・・と思われます。

浜中騎手はスリーロールスで一発かましてくれましたが、
それ以外は入線なし。騎乗回数も少な目なので評価が難しいですが
騎手がプラスになる感じではなさそうです。

同じくビッグウィークで勝った川田騎手は騎乗数の割に結果が出ておらず、
得意な条件ではないと思われます。

騎乗回数が少ない騎手の中では・・・酒井騎手は結果を出しており
条件的には問題なさそう。
吉田隼騎手は3回の騎乗で2着1回・・・評価は難しいですが
京都で内差しをさせたら上手い騎手なので、それなりに評価。

まったく結果を出していない騎手、騎乗経験がない騎手は
やはり割り引いて考えた方が良さそうです。
外人騎手の一発は怖いですが、ブトー騎手はどんな手腕を見せるのか
わからないだけに扱いが難しくありそうです。

菊花賞(関東馬について)   担【けん♂】

菊花賞(京都3000m)について見ていきたいと思います。

菊花賞上位馬の所属地
菊花賞所属

出走頭数自体に大きな差があるので、単純な比較は出来ませんが
それにしても極端に栗東に偏っているのが一目瞭然。

出走頭数(総数)の比率は145:50(頭)ですからおよそ
1/3以上は美浦所属、ということになっていますが、
上位に入った数の比率は31:2(頭)と1/3どころか1/16以下
大きな差が出てしまっています。

07年に3着に入ったロックドゥカンプは1番人気を背負っていた馬。
04年2着のホウキパウェーブも青葉賞2着、セントライト記念2着という
実績及び、鞍上が横山典騎手ということで4番人気に支持されていました。

この表以前だとマンハッタンカフェ(6番人気:蛯名騎手)が01年に
関東馬として勝利していますので、可能性がないわけではないと思いますが
かなり厳しい状況であることに変わりはないと思われます。

ちなみに、ホウキパウェーブ、マンハッタンカフェはともに社台グループ
生産馬という共通点がありました(ロックドゥカンプは海外生産馬)

菊花賞上位馬と社台生産馬との関連
菊花賞生産
●→社台生産馬

社台生産馬は00年、01年と連勝し、03年~08年まで連覇を達成。
この間は3着まで完全制覇が2回あり、連対圏を外したのは1回だけ、と
凄まじい勢いを見せていました。

09年(スリーロールス)、10年(ビッグウィーク)と連続して
勝利を逃しましたが11年には再び完全制覇。
しかし、12年は1頭も上位に絡めないという02年以来の大停滞。
昨年はエピファネイアが勝ち切って復活しましたが
2着、3着は逃しています。

ざっと見て、社台生産馬は重視する必要はあるものの、
混戦模様の年と社台生産馬の不調はかなり密接にリンクしている印象です。
その意味では今年も・・・ちょっと怪しいかも?

基本的には関西馬が圧倒的に優勢で関東馬に関しては
・上位人気を背負う大物
・社台生産馬(もしくは海外生産馬)


に絞って考えて良さそうです。

今回の関東馬の生産牧場
・マイネルフロスト(競優牧場)
・ショウナンラグーン(レイクヴィラファーム)
・ゴールドアクター(北勝ファーム)

今年は3頭と例年よりも少な目。
マイネルフロストは実績の割に人気をしないタイプですし、
ショウナンラグーン、ゴールドアクターも5番人気以内に入るかどうかは
かなり微妙。
・・・過去の傾向、ということで割り引いて見てもいいかもしれません。

菊花賞(馬体について2)   担【けん♂】

10/23は私の誕生日。
もうおめでたい年齢ではなくなっていますが(頭の中はいまだにオメデタイですが:爆)
また一年無事に過ごせたことを感謝したいと思います。

ターフの真ん中、日曜日!のあらたさん、誕生日おめでとうございます♪
 またどこかでお会いして競馬談義が出来たらいいですね~(^^)/

菊花賞(京都3000m)出走予定馬の馬体について、第2弾です。

【ハギノハイブリッド】
(ダービー)
ハギノハイブリッド14ダービー
(神戸新聞杯)
ハギノハイブリッド14神戸新聞杯
(菊花賞)
ハギノハイブリッド14菊花賞
休養明けを叩いて大幅に馬体が充実。
前後の筋肉の実の入り、腹回りの力感など
状態は急上昇といっていいほどの変化を見せています。
見た目通り走るならここでは一発が期待出来るかも。

【トゥザワールド】
(ダービー)
トゥザワールド14ダービー
(セントライト記念)
トゥザワールド14セントライト
(菊花賞)
トゥザワールド14菊花賞
いつも良く見せる馬ですが、前走を叩いて
筋肉が全体的に引き上げられて出来はほぼ万全。
春よりも少し重さを感じるシルエットに
なってきていますが、力は十分に出し切れそうです。

【タガノグランパ】
(シンザン記念)
タガノグランパ14シンザン記念
(セントライト記念)
タガノグランパ14セントライト
(菊花賞)
タガノグランパ14菊花賞
いかにも休養明けという感じの前走を叩いて
皮膚感にハリが出て状態は上向き。
前後の筋肉の充実度も高くなっており、
クビ差しの力感も上昇。
春以上の出来でレースに臨めそう。

【ゴールドアクター】
(スクリーンヒーロー:08JC)
スクリーンヒーロー08JC
(菊花賞)
ゴールドアクター14菊花賞
比較写真がないので父の写真と並べてみました。
クビが高く、少し背タレ気味で腰へのラインなど
かなり似ている印象です。
今回は皮膚感が引き締まっており、
筋肉の充実度も十分。スッと立てており
反動や消耗などは感じられません。
父は見た目以上に走るタイプでしたが
この馬も良い出来からさらに・・・?

【ショウナンラグーン】
(ダービー)
ショウナンラグーン14ダービー
(セントライト記念)
ショウナンラグーン14セントライト
(菊花賞)
ショウナンラグーン14菊花賞
クビ差しの力感から上半身にかけての力強さは抜群。
腹回りは太目感なくパンと張っており
下半身の出来にも問題ありません。
少し寸が詰まり気味なので距離延長がどう出るか・・・
状態に関しては春以上の仕上がりにありそうです。

※写真は全て競馬ブックPHOTOパドックより

菊花賞(馬体について1)   担【けん♂】

菊花賞(京都3000m)出走予定馬の馬体について見ていきたいと思います。

【ワンアンドオンリー】
(ダービー)
ワンアンドオンリー14ダービー
(神戸新聞杯)
ワンアンドオンリー14神戸新聞杯
(菊花賞)
ワンアンドオンリー14菊花賞
元々肉付きのいい馬ではありませんが、
休養明けを叩いて引き締まってはいるものの
力感という面では不足気味。
本質的に心肺機能が高いタイプではなさそうですが
出来に関しては問題なく、能力は出し切れそうです。

【ワールドインパクト】
(ダービー)
ワールドインパクト14ダービー
(菊花賞)
ワールドインパクト14菊花賞
太いクビ差しを厚みのある上半身で支えており
下半身の筋肉も充実。
柔らか味のある肌感で体調にも問題なさそうです。
胴は詰まり気味で距離延長はプラスではない印象。
春よりもすっきりまとまっているのが結果に繋がれば・・・

【トーセンスターダム】
(皐月賞)
トーセンスターダム14皐月賞
(ダービー)
トーセンスターダム14ダービー
(菊花賞)
トーセンスターダム14菊花賞
下半身も充実していますが、それ以上に上半身の
発達とクビ差しの太さが目立つシルエット。
毛ツヤが良く、腹回りも引き締まって
状態に問題はなさそうなので、あとは精神面。

【マイネルフロスト】
(ダービー)
マイネルフロスト14ダービー
(セントライト記念)
マイネルフロスト14セントライト
(菊花賞)
マイネルフロスト14菊花賞
休養明けを叩いて腿の引き上げが出来た分、
良化してきている印象。
筋肉、骨格の割にクビが細く、
相変わらずバランスの面ではイマイチですが
この馬なりに良い出来でレースに臨めそう。

【ヴォルシェーブ】
ヴォルシェーブ14菊花賞
胸前に深みがあってクビ差しが太い馬体ですが
肉付きが薄く、前後の筋肉の充実度という面では
イマイチ。腹回りも絞り込まれたというより
皮膚感が緩く、少し消耗が気になるところ。

【サウンズオブアース】
(神戸新聞杯)
サウンズオブアース14神戸新聞杯
(菊花賞)
サウンズオブアース14菊花賞
少し後肢が流れた感じだった前走を叩いて
腿が引き上げられ、引きつけられたのは
プラス材料と見て良さそう。
立ち姿のシルエットは微妙ですが、全体的に
垂れた感じが解消されているので
状態は上向きだと思われます。

【トーホウジャッカル】
トーホウジャッカル14菊花賞
太いクビ差しを発達した上半身が支えており
下半身も充実。少し前傾気味になっていますが
後肢も流れているわけではないので
バランスも問題ないと思います。
出来はこの馬なりに相当良さそうなので
引き続き力は出し切れそう。

※写真は全て競馬ブックPHOTOパドックより