好天に恵まれた京都競馬場でクラシック最終戦、菊花賞が行われました。
イスラボニータが天皇賞秋に回ったためにワンアンドオンリーが
抜けた1番人気(2.4倍)となり、トゥザワールド、トーホウジャッカル、
サウンズオブアースの3頭が10倍圏内。
実績か勢いか・・・競馬ファンの迷いが感じられるオッズになった気がします(^^;
かくいう私も狙いどころに迷いに迷ったわけですが・・・
予想は→ココ
結果は・・・
1着 トーホウジャッカル 3.01.0 上がり34.5 ※日本レコード
2着〇サウンズオブアース 1/2
3着 ゴールドアクター
4着△タガノグランパ
8着◎トーセンスターダム
9着▲ワンアンドオンリー
12×ハギノハイブリッド
※全着順は→ココ
先頭に立ったのは想定どおりサングラス。
最内からマイネルフロスト、シャンパーニュが続き、トゥザワールドも
外から前につけ、内からトーホウジャッカル、ゴールドアクターが好位。
ワンアンドオンリーが外から並んで、少し離れてハギノハイブリッド、
外にワールドインパクトも今回は中段から。
その後ろの内にサウンズオブアース。
タガノグランパの外にヴォルシェーブ、遅れてトーセンスターダム。
うーん、前につけることに期待しましたが後方待機では・・・
サトノアラジンが後方から押し上げ、離れてショウナンラグーン、
メイショウスミトモ、ミヤビジャスパー、最後方にアドマイヤランディ。
13.0-12.0-12.0-11.9-11.7-12.4-12.5-12.3-12.4-12.2-11.7-11.7-11.6-11.6
前半1000m 60.9
中間1000m 61.3
後半1000m 58.8
過去には1000mを58秒台で通過したこともあるので、
前半自体はハイペースではありませんが、今年の特徴は中盤に
ほとんど緩みがない点。
最も遅いラップが12.5、というのは・・・ちょっと凄いですね。
レース後にコメントをしていますが、サングラスの古川騎手は
どうやら大逃げを目論んでいた模様。
離して逃げてなんとか、と思っていたらみんなついてきてしまって
焦ったでしょうね(笑)
ただ、本当に大逃げをしたければ前半にもっと意思表示するように
ぶっ飛ばして中盤はペースを落として脚をためるべきだった、かと。
二度目の坂を超えたところでサングラスは余力を失いズルズルと後退。
代わりに一気にシャンパーニュがスパートをかけて先頭へ。
釣られるように集団も加速を開始、早仕掛け気味となった
シャンパーニュは直線入り口で早くもとらえられてしまい、
今度はマイネルフロストが前へ。
外から並ぶようにコーナーリングしたトーホウジャッカルが馬場中央を
一気に抜けて先頭へ。
内に切れ込んでサウンズオブアースが迫りますが、最後まで寄せ付けず、
そのままゴールイン!
神戸新聞杯ではスムーズなコース取りが出来ず脚を余しましたが
今回こそは完全に持ち味を活かす競馬が出来た感じです。
スペシャルウィーク産駒の牡馬としては初の芝GⅠ制覇。
今後にしっかりと実績を積んでいければ待望の後継種牡馬誕生!と
なるかもしれませんね(^^)g
3着に入ったサウンズオブアースは蛯名騎手の好騎乗が光りました。
これまで外を回してロスのある競馬をしていましたが
内から逆にショートカット、完璧な立ち回りだったと思います。
3着は離されながらも馬群の中から少し飛び出したゴールドアクター。
関東馬の健闘は久々、父のスクリーンヒーローの種牡馬デビューの門出を
祝う好走だったと思います。
※4着に入ったタガノグランパは直線に入って最内から外に出す際に
サトノアラジンと接触、大きく不利を与えたことで菱田騎手は
騎乗停止となってしまいました。
★レース後のコメント
1着 トーホウジャッカル 酒井学騎手
「返し馬から馬が気負わないように心がけました。絶好枠を引きましたし、
うまく生かしたいと思っていましたが、折り合いもついて、道中もジッとしていられました。
直線もしっかり弾けてくれましたし、2着馬が来るともう一回伸びてくれました。
(金曜発売の段階で)1番人気にもなっていましたし、たくさんの支持に応えられて嬉しいです」
谷潔調教師のコメント
「何かまだ夢のようです。出られただけでもよかったと思っていましたが......
嬉しいを通り越して不思議な気持ちです。4コーナーで先頭に立ったので大丈夫かなと
思いましたが、最後の100mでは勝てると思いました。今後は少し楽をさせて、
先のことを考えようと思います」
2着 サウンズオブアース 蛯名正義騎手
「レースとしてはすべてうまくいきました。勝ち馬に追いついて『よし!』
と思ったときに相手がもうひと伸びしました。今日は折り合いもしっかりついて、
力は出し切っています」
3着 ゴールドアクター 吉田隼人騎手
「1コーナーでいいポジションをとれて、いい形で回ってこれました。
最後は決め手の差が出た形ですが、馬はよくがんばっています」
4着 タガノグランパ 菱田裕二騎手
「道中は辛抱してくれましたし、よく伸びてくれました。ただ、
他の馬に迷惑をかけてしまって申し訳なかったです」
5着 ショウナンラグーン 吉田豊騎手
「いい枠が引けましたし、ある程度の位置をとろうと思っていました。
1コーナーまでにある程度の位置はとれましたが、もう少し前の位置が理想でした。
コーナーでも外を回らずにうまく走れましたが、位置取りのぶん前には届きませんでした。
まだまだこれからの馬ですし、来年にはもっと力をつけているはずです」
6着 サトノアラジン 浜中俊騎手
「折り合いもついて、後ろの位置でリズムよく走れました。うまく内に潜りこんで
さばいて来たのですが、直線での不利がすべてでした」
8着 トーセンスターダム 武豊騎手
「道中はいい感じでした。意識的に外を回して早めに動いたのですが......。
なかなかこの馬のよさが出てきません」
9着 ワンアンドオンリー 横山典弘騎手
「外でカベを作れなかったと言えばそう言えなくもないですが、折り合いも
許容範囲だったし、負けるとすればこういうレースかとみんなが考えていた
レースになってしまいました。勝った馬は強いです」
14着 メイショウスミトモ 武幸四郎騎手
「今日の感じだと芝は大丈夫だと思います。ただ、距離は長いですね」
15着 シャンパーニュ 松山弘平騎手
「スタートを決めて、2番手からレースを進めました。ピリッとした脚を使う馬ではないので、
早めに動いていきましたが、他の馬についてこられて苦しくなりました」
18着 サングラス 古川吉洋騎手
「ペースが速くなりすぎました。途中まで大逃げになるはずのペースなのに
後ろがぴったりついてくるんですから。このペースでは仕方ありません。
息が入るところがありませんでした。いいラビットになってしまいました」
人気のワンアンドオンリーはいったいどうしたのか、というレース内容。
元々スピードに乗るのに時間がかかるタイプでしたが、今回はまったく
やる気を感じさせないレースぶり。
投げ出すようなレースをしてしまった影響が今後に出ないといいんですが・・・
今回の考察の中では・・・騎手のデータが有用だった感じ。
あとは馬格でしょうか。
関東馬のゴールドアクターは少し穴人気して7番人気でしたが
ここまでの好走をするとは・・・吉田隼の手腕は侮れませんね。
1000万下を勝ち切れなかった点からトーホウジャッカルを
最後に見切ってしまいましたが、完全に裏目。いやーセンスがないっす(涙)
まさかの日本レコード決着となったわけですが、巷で言われるような
高速馬場の影響だけではなく、中盤に緩みがなかったことが
最も重要なポイント。
さらに、こういったラップ構成で前の馬が抜け切って勝ったことは
非常に高く評価出来ると思います。
世代のレベル、という面でもちょっと見直しておくべきかもしれません。
早くも来年の天皇賞春が楽しみになった感じ?!
いやー順調にいって貰いたいですね♪
イスラボニータが天皇賞秋に回ったためにワンアンドオンリーが
抜けた1番人気(2.4倍)となり、トゥザワールド、トーホウジャッカル、
サウンズオブアースの3頭が10倍圏内。
実績か勢いか・・・競馬ファンの迷いが感じられるオッズになった気がします(^^;
かくいう私も狙いどころに迷いに迷ったわけですが・・・
予想は→ココ
結果は・・・
1着 トーホウジャッカル 3.01.0 上がり34.5 ※日本レコード
2着〇サウンズオブアース 1/2
3着 ゴールドアクター
4着△タガノグランパ
8着◎トーセンスターダム
9着▲ワンアンドオンリー
12×ハギノハイブリッド
※全着順は→ココ
先頭に立ったのは想定どおりサングラス。
最内からマイネルフロスト、シャンパーニュが続き、トゥザワールドも
外から前につけ、内からトーホウジャッカル、ゴールドアクターが好位。
ワンアンドオンリーが外から並んで、少し離れてハギノハイブリッド、
外にワールドインパクトも今回は中段から。
その後ろの内にサウンズオブアース。
タガノグランパの外にヴォルシェーブ、遅れてトーセンスターダム。
うーん、前につけることに期待しましたが後方待機では・・・
サトノアラジンが後方から押し上げ、離れてショウナンラグーン、
メイショウスミトモ、ミヤビジャスパー、最後方にアドマイヤランディ。
13.0-12.0-12.0-11.9-11.7-12.4-12.5-12.3-12.4-12.2-11.7-11.7-11.6-11.6
前半1000m 60.9
中間1000m 61.3
後半1000m 58.8
過去には1000mを58秒台で通過したこともあるので、
前半自体はハイペースではありませんが、今年の特徴は中盤に
ほとんど緩みがない点。
最も遅いラップが12.5、というのは・・・ちょっと凄いですね。
レース後にコメントをしていますが、サングラスの古川騎手は
どうやら大逃げを目論んでいた模様。
離して逃げてなんとか、と思っていたらみんなついてきてしまって
焦ったでしょうね(笑)
ただ、本当に大逃げをしたければ前半にもっと意思表示するように
ぶっ飛ばして中盤はペースを落として脚をためるべきだった、かと。
二度目の坂を超えたところでサングラスは余力を失いズルズルと後退。
代わりに一気にシャンパーニュがスパートをかけて先頭へ。
釣られるように集団も加速を開始、早仕掛け気味となった
シャンパーニュは直線入り口で早くもとらえられてしまい、
今度はマイネルフロストが前へ。
外から並ぶようにコーナーリングしたトーホウジャッカルが馬場中央を
一気に抜けて先頭へ。
内に切れ込んでサウンズオブアースが迫りますが、最後まで寄せ付けず、
そのままゴールイン!
神戸新聞杯ではスムーズなコース取りが出来ず脚を余しましたが
今回こそは完全に持ち味を活かす競馬が出来た感じです。
スペシャルウィーク産駒の牡馬としては初の芝GⅠ制覇。
今後にしっかりと実績を積んでいければ待望の後継種牡馬誕生!と
なるかもしれませんね(^^)g
3着に入ったサウンズオブアースは蛯名騎手の好騎乗が光りました。
これまで外を回してロスのある競馬をしていましたが
内から逆にショートカット、完璧な立ち回りだったと思います。
3着は離されながらも馬群の中から少し飛び出したゴールドアクター。
関東馬の健闘は久々、父のスクリーンヒーローの種牡馬デビューの門出を
祝う好走だったと思います。
※4着に入ったタガノグランパは直線に入って最内から外に出す際に
サトノアラジンと接触、大きく不利を与えたことで菱田騎手は
騎乗停止となってしまいました。
★レース後のコメント
1着 トーホウジャッカル 酒井学騎手
「返し馬から馬が気負わないように心がけました。絶好枠を引きましたし、
うまく生かしたいと思っていましたが、折り合いもついて、道中もジッとしていられました。
直線もしっかり弾けてくれましたし、2着馬が来るともう一回伸びてくれました。
(金曜発売の段階で)1番人気にもなっていましたし、たくさんの支持に応えられて嬉しいです」
谷潔調教師のコメント
「何かまだ夢のようです。出られただけでもよかったと思っていましたが......
嬉しいを通り越して不思議な気持ちです。4コーナーで先頭に立ったので大丈夫かなと
思いましたが、最後の100mでは勝てると思いました。今後は少し楽をさせて、
先のことを考えようと思います」
2着 サウンズオブアース 蛯名正義騎手
「レースとしてはすべてうまくいきました。勝ち馬に追いついて『よし!』
と思ったときに相手がもうひと伸びしました。今日は折り合いもしっかりついて、
力は出し切っています」
3着 ゴールドアクター 吉田隼人騎手
「1コーナーでいいポジションをとれて、いい形で回ってこれました。
最後は決め手の差が出た形ですが、馬はよくがんばっています」
4着 タガノグランパ 菱田裕二騎手
「道中は辛抱してくれましたし、よく伸びてくれました。ただ、
他の馬に迷惑をかけてしまって申し訳なかったです」
5着 ショウナンラグーン 吉田豊騎手
「いい枠が引けましたし、ある程度の位置をとろうと思っていました。
1コーナーまでにある程度の位置はとれましたが、もう少し前の位置が理想でした。
コーナーでも外を回らずにうまく走れましたが、位置取りのぶん前には届きませんでした。
まだまだこれからの馬ですし、来年にはもっと力をつけているはずです」
6着 サトノアラジン 浜中俊騎手
「折り合いもついて、後ろの位置でリズムよく走れました。うまく内に潜りこんで
さばいて来たのですが、直線での不利がすべてでした」
8着 トーセンスターダム 武豊騎手
「道中はいい感じでした。意識的に外を回して早めに動いたのですが......。
なかなかこの馬のよさが出てきません」
9着 ワンアンドオンリー 横山典弘騎手
「外でカベを作れなかったと言えばそう言えなくもないですが、折り合いも
許容範囲だったし、負けるとすればこういうレースかとみんなが考えていた
レースになってしまいました。勝った馬は強いです」
14着 メイショウスミトモ 武幸四郎騎手
「今日の感じだと芝は大丈夫だと思います。ただ、距離は長いですね」
15着 シャンパーニュ 松山弘平騎手
「スタートを決めて、2番手からレースを進めました。ピリッとした脚を使う馬ではないので、
早めに動いていきましたが、他の馬についてこられて苦しくなりました」
18着 サングラス 古川吉洋騎手
「ペースが速くなりすぎました。途中まで大逃げになるはずのペースなのに
後ろがぴったりついてくるんですから。このペースでは仕方ありません。
息が入るところがありませんでした。いいラビットになってしまいました」
人気のワンアンドオンリーはいったいどうしたのか、というレース内容。
元々スピードに乗るのに時間がかかるタイプでしたが、今回はまったく
やる気を感じさせないレースぶり。
投げ出すようなレースをしてしまった影響が今後に出ないといいんですが・・・
今回の考察の中では・・・騎手のデータが有用だった感じ。
あとは馬格でしょうか。
関東馬のゴールドアクターは少し穴人気して7番人気でしたが
ここまでの好走をするとは・・・吉田隼の手腕は侮れませんね。
1000万下を勝ち切れなかった点からトーホウジャッカルを
最後に見切ってしまいましたが、完全に裏目。いやーセンスがないっす(涙)
まさかの日本レコード決着となったわけですが、巷で言われるような
高速馬場の影響だけではなく、中盤に緩みがなかったことが
最も重要なポイント。
さらに、こういったラップ構成で前の馬が抜け切って勝ったことは
非常に高く評価出来ると思います。
世代のレベル、という面でもちょっと見直しておくべきかもしれません。
早くも来年の天皇賞春が楽しみになった感じ?!
いやー順調にいって貰いたいですね♪
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