遅くなってしまいましたが、菊花賞について振り返っておきたいと思います。
週末に降り始めた雨は土曜の晩から激しくなり、日曜も引き続き雨。
重馬場でスタートした日曜の京都競馬場はさらに悪化し、
今年の菊花賞は不良馬場で行われることになりました。
菊花賞の馬場が湿ったのは94年のナリタブライアン(稍重)のとき以来、
その前は90年のメジロマックイーン(重)、それでも不良になったのは
今回が初めてとなります。
クラシック上位馬が揃って不在となり、唯一の出走馬エピファネイアは
1.6倍と極端な1番人気。
まだ走ったことがない距離ですし、血統、気性面にも不安あり。
鞍上の福永騎手はこの条件では未勝利・・・危険なニオイに
釣られてフルスイング気味の予想にしてみましたが・・・
予想は→ココ
結果は・・・
1着▲エピファネイア 3.05.2 上がり35.9
2着 サトノノブレス
3着雨バンデ
8着◎タマモベストプレイ
13〇マジェスティハーツ
14△インパラトール
17×ヒラボクディープ
※全着順は→ココ
はいはい、やっぱり菊花賞は鬼門でした(T_T)
内から出たネコタイショウを外からかわしてバンデがハナへ。
好スタートを切り過ぎた?エピファネイアが3番手につけ、
タマモベストプレイ、ラストインパクトが好位を追走。
少し離れてナリタパイレーツ、ヒラボクディープ、サトノノブレス。
中段にケイアイチョウサン、インパラトール、フルーキー、
ユールシンギング。
下げてアクションスター、ダービーフィズ、後方にテイエムイナズマ、
アドマイヤスピカ、ヤマイチパートナー、最後方にマジェスティハーツ。
13.0-12.5-11.7-12.3-11.7-12.1-13.0-12.7-12.6-12.6-12.8-12.1-12.0-11.8-12.3
前半1000m 61.2
中盤1000m 63.4
後半1000m 61.0
この距離での騎乗は初めてとなる松田大騎手ですが、
思った以上にスムーズなレース運びをした印象。
極端に緩むわけでもなく、例年の菊花賞とほぼ変わらない流れで引っ張り
最後の坂を上って下り坂へ。
馬場が湿った場合にはブレーキを掛けながら下ることになりやすい
傾向がありますが、今回はそれなりにペースアップしており、
こうなると後方の馬が外を回して捲くっていくのはほぼ不可能。
縦長の隊列のまま直線に入り、馬場中央に出した
エピファネイアが後続をグイグイと引き離して5馬身差の圧勝。
見事に人気に応え、最後の一冠を手にしました(^^)g
★レース後のコメント
1着 エピファネイア(福永騎手)
「最初の坂の下りから正面スタンド前で行きたがりました。ですから折り合いに専念して、
向正面では落ち着きました。直線ではストレスなく抜けられましたし、
馬場が悪いので早めでもOKだと思いました。最後はノーステッキで完璧なレースが
出来たと思います」
2着 サトノノブレス(岩田騎手)
「この馬のリズムでラチ沿いをうまく進めましたし、3コーナーでもスムースに
捌くことが出来ました。段々強くなってきています」
3着 バンデ(松田騎手)
「ネコタイショウとの兼ね合いがどうかと思いましたが、僕の方が速かったですし、
すんなり行けました。そこから1頭で流して行ければ良かったのですが、
しつこく横に来られてしまって...。その中でもよく頑張ってくれたと思います。
この馬場も味方してくれました」
4着 ラストインパクト(川田騎手)
「折り合いもついて、道中スムースでした。3000mの距離でよく頑張っています」
5着 ケイアイチョウサン(横山典騎手)
「レースがゴチャゴチャし過ぎました」
6着 フルーキー(浜中騎手)
「折り合いは問題なかったのですが、この馬場で距離も初めてでしたからね。
その中でも4コーナーでは一瞬伸びる感じがありました。
またこれからさらに飛躍してくれる馬だと思います」
10着 ヤマイチパートナー(武幸騎手)
「前走よりも体調は良かったです。頑張ってくれました。
もう少し前が止まってくれれば良かったのですが...」
11着 テイエムイナズマ(幸騎手)
「最初の下り坂で掛かってしまい、リズムを壊してしまいました」
13着 マジェスティハーツ(武豊騎手)
「折り合いはつきましたが、3コーナーから上がって行けませんでした。
良馬場ならいいところがあったかもしれません」
神戸新聞杯の1、3着馬がワンツーフィニッシュ。
3着には重馬場が血統的に合う逃げ馬が粘り込む結果。
ある意味順当な決着だったかと思います。
4着までを480~500kgの馬が占め、関西馬が上位を独占。
(関東馬の最高位は5着の横山典騎手)
傾向としては過去の菊花賞を踏襲している結果となりました。
社台生産馬の勝利、という点も一応チェック。
極端な馬場状態になった影響もあったかと思いますが、
レース内容的には1頭だけ力の差があり過ぎた感じの結果。
エピファネイアは中距離以上のレースでの活躍が
大いに期待出来そうです。
父シンボリクリスエス、母シーザリオの能力を見事に融合させた感じ。
JC、有馬記念に出てきても十分に勝負になりそうですね。
結果は別にして、高配当狙いに出たこと自体は自分なりに納得。
まぁ素直に良いレースを観れて良かった、と(^^)g
週末に降り始めた雨は土曜の晩から激しくなり、日曜も引き続き雨。
重馬場でスタートした日曜の京都競馬場はさらに悪化し、
今年の菊花賞は不良馬場で行われることになりました。
菊花賞の馬場が湿ったのは94年のナリタブライアン(稍重)のとき以来、
その前は90年のメジロマックイーン(重)、それでも不良になったのは
今回が初めてとなります。
クラシック上位馬が揃って不在となり、唯一の出走馬エピファネイアは
1.6倍と極端な1番人気。
まだ走ったことがない距離ですし、血統、気性面にも不安あり。
鞍上の福永騎手はこの条件では未勝利・・・危険なニオイに
釣られてフルスイング気味の予想にしてみましたが・・・
予想は→ココ
結果は・・・
1着▲エピファネイア 3.05.2 上がり35.9
2着 サトノノブレス
3着雨バンデ
8着◎タマモベストプレイ
13〇マジェスティハーツ
14△インパラトール
17×ヒラボクディープ
※全着順は→ココ
はいはい、やっぱり菊花賞は鬼門でした(T_T)
内から出たネコタイショウを外からかわしてバンデがハナへ。
好スタートを切り過ぎた?エピファネイアが3番手につけ、
タマモベストプレイ、ラストインパクトが好位を追走。
少し離れてナリタパイレーツ、ヒラボクディープ、サトノノブレス。
中段にケイアイチョウサン、インパラトール、フルーキー、
ユールシンギング。
下げてアクションスター、ダービーフィズ、後方にテイエムイナズマ、
アドマイヤスピカ、ヤマイチパートナー、最後方にマジェスティハーツ。
13.0-12.5-11.7-12.3-11.7-12.1-13.0-12.7-12.6-12.6-12.8-12.1-12.0-11.8-12.3
前半1000m 61.2
中盤1000m 63.4
後半1000m 61.0
この距離での騎乗は初めてとなる松田大騎手ですが、
思った以上にスムーズなレース運びをした印象。
極端に緩むわけでもなく、例年の菊花賞とほぼ変わらない流れで引っ張り
最後の坂を上って下り坂へ。
馬場が湿った場合にはブレーキを掛けながら下ることになりやすい
傾向がありますが、今回はそれなりにペースアップしており、
こうなると後方の馬が外を回して捲くっていくのはほぼ不可能。
縦長の隊列のまま直線に入り、馬場中央に出した
エピファネイアが後続をグイグイと引き離して5馬身差の圧勝。
見事に人気に応え、最後の一冠を手にしました(^^)g
★レース後のコメント
1着 エピファネイア(福永騎手)
「最初の坂の下りから正面スタンド前で行きたがりました。ですから折り合いに専念して、
向正面では落ち着きました。直線ではストレスなく抜けられましたし、
馬場が悪いので早めでもOKだと思いました。最後はノーステッキで完璧なレースが
出来たと思います」
2着 サトノノブレス(岩田騎手)
「この馬のリズムでラチ沿いをうまく進めましたし、3コーナーでもスムースに
捌くことが出来ました。段々強くなってきています」
3着 バンデ(松田騎手)
「ネコタイショウとの兼ね合いがどうかと思いましたが、僕の方が速かったですし、
すんなり行けました。そこから1頭で流して行ければ良かったのですが、
しつこく横に来られてしまって...。その中でもよく頑張ってくれたと思います。
この馬場も味方してくれました」
4着 ラストインパクト(川田騎手)
「折り合いもついて、道中スムースでした。3000mの距離でよく頑張っています」
5着 ケイアイチョウサン(横山典騎手)
「レースがゴチャゴチャし過ぎました」
6着 フルーキー(浜中騎手)
「折り合いは問題なかったのですが、この馬場で距離も初めてでしたからね。
その中でも4コーナーでは一瞬伸びる感じがありました。
またこれからさらに飛躍してくれる馬だと思います」
10着 ヤマイチパートナー(武幸騎手)
「前走よりも体調は良かったです。頑張ってくれました。
もう少し前が止まってくれれば良かったのですが...」
11着 テイエムイナズマ(幸騎手)
「最初の下り坂で掛かってしまい、リズムを壊してしまいました」
13着 マジェスティハーツ(武豊騎手)
「折り合いはつきましたが、3コーナーから上がって行けませんでした。
良馬場ならいいところがあったかもしれません」
神戸新聞杯の1、3着馬がワンツーフィニッシュ。
3着には重馬場が血統的に合う逃げ馬が粘り込む結果。
ある意味順当な決着だったかと思います。
4着までを480~500kgの馬が占め、関西馬が上位を独占。
(関東馬の最高位は5着の横山典騎手)
傾向としては過去の菊花賞を踏襲している結果となりました。
社台生産馬の勝利、という点も一応チェック。
極端な馬場状態になった影響もあったかと思いますが、
レース内容的には1頭だけ力の差があり過ぎた感じの結果。
エピファネイアは中距離以上のレースでの活躍が
大いに期待出来そうです。
父シンボリクリスエス、母シーザリオの能力を見事に融合させた感じ。
JC、有馬記念に出てきても十分に勝負になりそうですね。
結果は別にして、高配当狙いに出たこと自体は自分なりに納得。
まぁ素直に良いレースを観れて良かった、と(^^)g
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