けいけん豊富な毎日

菊花賞(馬体について2)  担【けん♂】

菊花賞(京都3000m)出走予定馬の馬体について、第2弾です。

【アロマカフェ】
(ラジオN賞)
アロマカフェ10ラジオN賞
(セントライト記念)
アロマカフェ10セントライト
(菊花賞)
アロマカフェ10菊花賞
光の加減で前走より少しハリが悪く見えますが
筋肉量などの低下はなさそうです。
本番に向けてグッと絞り込まれて臨戦態勢は
整った、という印象。
立ち姿のバランスも良化してきていると思います。

【ヒルノダムール】
(ダービー)
ヒルノダムール10ダービー
(札幌記念)
ヒルノダムール10札幌記念
(菊花賞)
ヒルノダムール10菊花賞
いかにも休み明けという感じで出来に不安があった
前走から大きく前進。グッと実が入って良い状態に
なってきていると思います。
馬体のハリという面では春の状態までもう一歩、
という感じですが、この馬なりの力を出せる状態には
戻っていそう。持ち前の爆発力が出せる仕上がりに思えます。

【ゲシュタルト】
(ダービー)
ゲシュタルト10ダービー
(セントライト記念)
ゲシュタルト10セントライト
(菊花賞)
ゲシュタルト10菊花賞
休養明けにしては細過ぎて、筋肉量も低下していた前走。
今回は少し緩めた感じで薄皮一枚余裕がある印象です。
叩いた効果で良化はしてきているようですが、
まだ春の状態まではもう一歩かも。
体型的に京都は合いそうなので、誤魔化しがきく位には
回復していると思います。

【ビッグウィーク】
(神戸新聞杯)
ビッグウィーク10神戸新聞杯
(菊花賞)
ビッグウィーク10菊花賞
使われてきていますが、状態の低下はなさそうです。
大きな変化はありませんが、ここにきてハリが増しており
このレースに向けて渾身の仕上げをしてきたという印象。
この馬なりの力は十分に出せそうですね。
クビが高く、平坦コースが合う体型だと思われますので
前走よりも条件は良化。

【コスモラピュタ】
コスモラピュタ10菊花賞
前後の筋肉が充実した好馬体。
体型は父のロージズインメイに近い感じでしょうか。
逃げ馬ながら後半に締まったペースを作るタイプですが
逃げ馬らしくない筋肉量が鈍らない末脚を支えていると
考えられます。状態は非常に良さそうなので自分のペースで
レースが出来れば・・・。

【トレイルブレイザー】
トレイルブレイザー10菊花賞
ゼンノロブロイ産駒らしく、少し上半身に偏った馬体。
全体的にちょっと重い感じで皮膚感は緩め。
パワーを活かす展開の方が合いそうです。
あまりバランスの良い体型には見えないだけにGⅠでは・・・

【トウカイメロディ】
トウカイメロディ10菊花賞
写す角度の関係もあってか、下半身が妙に大きく見える馬体。
体重の割に大きく見せる馬で充実度は高い感じです。
上半身の力感に不足があり、まだまだこれから
良化が望めそうなので先行きが楽しみです。
今回も現時点の力は十分に出せそうな仕上がり。

※写真は全て競馬ブックPHOTOパドックより

菊花賞(馬体について1)   担【けん♂】

菊花賞(京都3000m)出走予定馬の馬体について見ていきたいと思います。

【エイシンフラッシュ】
(ダービー)
エイシンフラッシュ10ダービー
(神戸新聞杯)
エイシンフラッシュ10神戸新聞杯
(菊花賞)
エイシンフラッシュ10菊花賞
叩いた効果がアリアリと出た感じ。
毛ツヤが良化し、上半身、下半身ともに筋肉に
メリハリが出てきています。
筋肉量自体も春以上、状態としては万全の態勢で
レースに臨めそうです。
バランスが取れた見栄えのいい馬体、見た目どおりならば
2冠の可能性も十分。

【ローズキングダム】
(ダービー)
ローズキングダム10ダービー
(神戸新聞杯)
ローズキングダム10神戸新聞杯
(菊花賞)
ローズキングダム10菊花賞
細めに見えた前走が+22kg。
余分な肉がつかないタイプのようで、骨格の成長と
ともにしっかりと筋肉もつけていた模様。
今回はグッと充実度を増しており、これまでになく
良い状態で出走出来そうです。
太目感なく厚みを増しており、心配な馬体減もなさそうかと。

【クォークスター】
(ラジオN賞)
クォークスター10ラジオN賞
(セントライト記念)
クォークスター10セントライト
(菊花賞)
クォークスター10菊花賞
前走の状態が良かっただけにちょっと下降線に
入ってしまったかも。
光の加減もありますが全体的に萎み気味で
特に下半身の出来に不安がありそうです。
末脚勝負の馬なのでキレに影響が出てしまうと
厳しいかも。

【レーヴドリアン】
(きさらぎ賞)
レーヴドリアン10きさらぎ賞
(神戸新聞杯)
レーヴドリアン10神戸新聞杯
(菊花賞)
レーヴドリアン10菊花賞
芦毛でわかりにくいですが、叩いた効果で
グッと実が入った印象です。
皮膚感の緩みが消えてハリのある馬体になってきており、
出来は前走以上。
腹回りもしっかり絞り込まれており、この馬なりに
非常に良い状態で出て来れそう。楽しみです。

※写真は全て競馬ブックPHOTOパドックより

菊花賞(馬体重別実績)  担【けん♂】

菊花賞(京都3000m)は57kgを背負っての長丁場。

道中はスローに落ちざるを得ないとはいえ、かなりタフな競馬を
強いられるレースだと考えられます。

斤量の負担は距離が長ければ長いほど大きく影響を与えると考えられ、
菊花賞でも大きく明暗を分けるポイントになってきそうです。

実質斤量負担=斤量÷馬体重(%)

注意ゾーンになる12%後半に突入するラインは456kg
危険ゾーンになる13%台になってしまうのは438kg

上記を踏まえた上で過去の菊花賞の馬体重別の実績を見てみました。

菊花賞:馬体重別実績
菊花賞体重別実績

01年以降の9回の菊花賞で480~500kgの馬が6勝
出走頭数自体も最も多いゾーンなので好成績もうなずけますが
それにしても極端に偏った実績となっています。
かなりバランスが良い体重だと考えられます。

460kg以下の馬で勝ったのはディープインパクトのみ。
これは・・・完全に例外ですね(笑)

480kg以下の馬では02年にヒシミラクルが勝っていますが
この年はクラシック上位馬が極端に出走していないレースだっただけに
かなり特殊な例と言えそうです。
出走馬の馬体重の平均も通常480kgを超えるのが例年のパターンですが
この年は460kg台と妙に小型の馬が多かったというのも
影響がありそうです。
440kg台の馬(ファストタテヤマ)が唯一2着に入っているのもこの年。

逆に500kgを超える馬デルタブルースの1勝のみ(04年)
この年もクラシック上位馬が2頭しかいない大荒れ模様の年だったわけで
少し例外的な扱いと考えた方がいいかもしれません。

460~480kgの馬は2着までは十分にあるので
好走余地はありそうです。割引はしても極端に軽視するのは危険なニオイ。

今年の出走予定馬の前走の体重を見てみると・・・
※抽選予定の馬も含む

520kg~

500~520kg  ※ヒモまで
・サンディエゴシチー
・ビートブラック
・ミキノバンジョー

480~500kg  ※ホットゾーン(^^)g
・エイシンフラッシュ
・カミダノミ
・クォークスター
・ゲシュタルト
・シルクアーネスト
・ネオヴァンドーム
・シルクオールディー
・トレイルブレイザー

460~480kg  ※ヒモまで
・アロマカフェ
・コスモラピュタ
・ヒルノダムール
・レーヴドリアン
・ローズキングダム

440~460kg  ※ディープインパクト級じゃないと厳しい?
・トウカイメロディ
・ビッグウィーク

~440kg
・リリエンタール

馬格が極端になかったローズキングダムはこの夏の増量で
一応好走ゾーンに入ってきました(^^)
ガクッと体重が落ちていない限り大丈夫そうですね。

前走で体重を増やしているシルクオールディー、トレイルブレイザーは
480kgギリギリなので少し絞り込むと一つ下のゾーンに入ってきます。

今年も480~500kgゾーンの馬が多いですが、
全体的には少し馬格が小さな馬が多く、その意味では02年に近いかも?
うーん、少し違和感も感じますね・・・

菊花賞(各馬分析3)   担【けん♂】

菊花賞(京都3000m)出走予定馬の各馬分析、第3弾です。
ここからは7/8頭の抽選予定

カミダノミ】(栗東) ファルブラヴ×(Kaldoun)
秋の復帰戦では▲18kgと馬体を落としてしまいましたが
逃げ切って連勝。血統的に秋以降に良化が見られる点は楽しみですが
距離延長ははっきりとマイナス材料。
春は京都新聞杯でも好位から脱落しているだけに対応力には
かなり疑問があります。

コスモラピュタ】(美浦) ロージズインメイ×(トニービン)
デビュー以来11戦、全てのレースでハナを切って逃げている先行馬。
少しずつ体を充実させて、この秋に2連勝を飾っています。
スローペースを作りながら後半にかなり締まった流れで引っ張るので
この馬がペースを握るなら消耗戦になってくる可能性がありそうです。
展開に大きく関連すると思われるので抽選を通るかどうか注目。

シルクアーネスト】(栗東) グラスワンダー×(サンデーサイレンス)
勝ち上がるまでに長く時間をかけてしまいましたが、大きく崩れることが
ほとんどなく、好位から追いかけて一歩足らず、というレースが
非常に多い馬。夏の間も休まず使われていますが、馬体は増量しており
消耗などの心配はなさそうです。詰めが甘い馬で京都外回りでは
前が止まらないと厳しいかも。

シルクオールディー】(栗東) マンハッタンカフェ×(Kris S.)
早めに押し上げつつ、末脚を伸ばせる馬として神戸新聞杯でも
大いに期待しましたが、スローペースに割に中段で待機してやる気なし(爆)
道中は物見をしていたようで、ひとまず度外視してよい内容だったと
思われます。菊花賞を見据えてか、馬体も余裕を持たせてあったので
本番での良化に期待。展開がハマれば上位馬に通用してもおかしくない1頭。

トレイルブレイザー】(栗東) ゼンノロブロイ×(Forty Niner)
重馬場の九十九特別で鋭く脚を使って差し切って3勝目。
血統的な急坂への耐性が出た感じです。
後半に締まった流れになると微妙に足りないところを前々走で
見せてしまっているだけに期待はしにくいですが、安定して前に
行ける脚質なので前有利の展開になっての粘りこみが突破口。

ビートブラック】(栗東) ミスキャスト×(ブライアンズタイム)
ダートの1400mで勝った後、春からは芝の中長距離路線に転向。
秋の復帰戦で馬体を増やして充実してきており、前走は湿った馬場の中、
好位から鋭く抜けて3勝目を挙げました。
良馬場での決め脚勝負だと少し分が悪い印象なので週末に天気が
崩れるなら一考。

ミキノバンジョー】(栗東) グラスワンダー×(リヴリア)
徐々に距離を延ばして小倉で連勝。締まったペースの中で好位から
脚を使えたのは収穫でしたが、前走では大逃げを打った馬に引っ張られて
最後に失速。展開に嵌められた感もありますが、スタミナを示せなかったのは
残念でした。ゆったりした流れになれば見直しがあっても良さそうな1頭ですが
血統的に外回りは微妙。

リリエンタール】(美浦) Montjeu×(Monsun)
春の2勝はどちらも湿った馬場、前走は洋芝の札幌で3勝目と
まさに欧州血統の馬、という成績になっています。
キレ勝負では分が悪いので馬場が大きく湿ることがあれば
穴馬として考えてみたい1頭。
極端に馬格がありませんが、欧州馬のパワーがあれば
厳しい斤量負担にも耐えられるかも。

菊花賞(各馬分析2)  担【けん♂】

菊花賞(京都3000m)出走予定馬の各馬分析、第2弾です。

ゲシュタルト】(栗東) マンハッタンカフェ×(エンドスウィープ)
馬体の仕上がりが悪く見えたセントライト記念ではハイペースを
前で追走して・・・14着と大失速。体重も思ったほど戻っておらず
調整面の失敗があった模様。関西馬なのに関東に遠征して復帰した点も
騎手の都合に合わせたという事情があったにしろ、マイナス材料でした。
悪条件がいくつも重なった結果ではあるので、数字ほどの大敗では
ないと思いますので、良化が見られるのであれば見直しも必要かも。

トウカイメロディ】(美浦) チーフベアハート×(ジェネラス)
極端に馬格がない馬ですが、夏の間に使われつつ増量。
充実してきている印象です。ここ2戦は北海道で古馬相手に
斤量ハンデがあったにしろ3馬身、2馬身と突き放した圧勝連勝。
血統的にも距離延長は楽しみな1頭だと思われます。
春は実績馬に1、2枚見劣る内容だっただけにどれだけ差を縮めているか
楽しみですね。

ヒルノダムール】(栗東) マンハッタンカフェ×(ラムタラ)
チグハグなレースになってしまった札幌記念では仕掛け遅れて
追いかけて・・・4着。古馬一線級相手であることを考えれば
十分な内容だったと言えそうです。
体重も少しずつ戻しており、叩いて良化も望めそうです。
京都では2戦2勝、上手く好位に取りついていくような競馬が出来れば
キレ味でも上位馬と競い合えるものは十分にありそうです。

サンディエゴシチー】(栗東) マンハッタンカフェ×(Rahy)
神戸新聞杯ではスローペースの中、先行気味に行きましたが
最後は脚が鈍って9着。復調気配はあるようですが、基本能力で
不足が感じられる内容になってしまいました。
血統的に京都でスローペース、というのは合いそうですが
さすがに逆転までは・・・

ネオヴァンドーム】(栗東) ネオユニヴァース×(トニービン)
菊花賞にリンクしやすいと考えられるきさらぎ賞の勝ち馬。
皐月賞では好位からズルズル下がって大敗してしまい、間を空けて
神戸新聞杯で復帰しましたが、休養明けでマイナス体重と調整に
手間取ってしまった印象。スローペースだったにも関わらず
前に行って失速してしまいました。復活にはまだしばらく
かかってしまうかも。

レーヴドリアン】(栗東) スペシャルウィーク×(Highest Honor)
神戸新聞杯ではペースが上がってきたところで押し上げる、という
チグハグなレースぶりになってしまい、本来の末脚を活かせず5着止まりに
終わってしまいました。後方一気一辺倒だった春の競馬とは違ったところを
見せた点は評価出来ますので、馬体を増量して成長した分を活かせれば
良化が望めそうです。きさらぎ賞でも強烈な脚を見せているだけに
舞台は合いそうかと。

続きます。

菊花賞(各馬分析1)   担【けん♂】

セントライト記念で2着に入ったヤマニンエルブが回避。
脚質、血統ともに非常に楽しみだった馬だけに非常に残念です(>_<)
無事に復帰してもらいたいものですね。

菊花賞(京都3000m)について考察を始めていきたいと思います。

クォークスター】(美浦) アグネスタキオン×(ヘクタープロテクター)
想定外のハイペースとなったセントライト記念で後方から突き抜けて完勝。
末脚の威力はありますが、前崩れが欲しい馬なので願ったり叶ったりの展開
だっただけに前の馬が止まらない展開だと少し不足感がありそうです。
本来は馬込みを気にしない気性の強さがあって中段辺りからでも
競馬が出来る馬なので騎手の判断次第で一発の期待も・・・

アロマカフェ】(美浦) マンハッタンカフェ×(ハートレイク)
前が崩れたセントライト記念を好位で残って3着。
ある意味最も強い競馬をしたのはこの馬だと思われます。
加速に手間取る感じがあるので京都外回りコースのように
下り坂を利用出来る広いコースは大きくプラス材料になりそう。
プラス体重で復帰しているのも良化につながってきそうです。

ローズキングダム】(栗東) キングカメハメハ×(サンデーサイレンス)
復帰戦となった神戸新聞杯で+22kgと大幅に増量して勝利。
まだ良化不足に見えましたが、増量分が実になってくれば今回は
大きく期待できそうです。ダービー、神戸新聞杯ともにスローのキレ勝負になり、
スタミナを問う展開での能力が不明な点が取捨のポイントになりそう。
距離をこなせたら期待出来そうですが、裏目を引く可能性もゼロではないかも。

エイシンフラッシュ】(栗東) King’s Best×(Platini)
新馬戦以外は3着を外さない好走を続けています。
瞬発力勝負となったダービーを勝ち、神戸新聞杯も2着と順調に
来ていますので、末脚勝負になるなら今回も大いに期待出来そう。
前が崩れての一発もありますし、ペースが緩めば好位からでも
競馬が出来るところを見せただけに死角は思った以上に少ないかも。

ビッグウィーク】(栗東) バゴ×(サンデーサイレンス)
距離延長で慎重になったのか極端にペースを落として逃げた神戸新聞杯で
3着に粘りこみ。スローのキレ勝負では上位馬に歯が立たないところを
見せてしまいましたが、消耗戦に持ち込むような競馬が出来れば
鈍らない脚があるので面白い1頭になってくるかも。
騎手と他の先行馬との兼ね合いになりそうです。

続きます。

菊花賞の考察を始める前に   担【けん♂】

過去の菊花賞に出走したクラシック上位馬一覧
菊花賞出走レベル

春の上位馬が全て出走している年は
★06年 メイショウサムソンの3冠挑戦
★99年 テイエムオペラオー、ナリタトップロード、アドマイヤベガの3強対決
★98年 スペシャルウィーク、セイウンスカイ、キングヘイローの3強激突


うーん、なんというか格上の馬がはっきりと強い世代・・という印象。
名前を見ただけでもワクワクしてきます(^^)g

2頭しか上位馬が出なかった02年はヒシミラクルが10番人気の低評価を覆して戴冠、
2着のファストタテヤマも16番人気と大荒れになっています。
1番人気だったノーリーズンが競争中止になったのも大荒れの原因でした。

08年は02年と同様のメンバー構成。
というか・・・近10年で最低レベル(失礼^^;)だった印象。
上がり馬のオウケンブルースリが制し、2、3着も重賞未勝利馬が
飛び込んで大荒れ模様となりました。

皐月賞、ダービーの勝ち馬が両方出ていない年というと・・04年。
デルタブルースが1000万下を勝ちあがったばかりで戴冠、
キングカメハメハのリタイアでかなりレベルの低いレースになった感じでした。
この年も低評価の馬3頭で決まってかなり荒れ模様となりました。

この04年の勝ち馬のデルタブルースがここ11年で唯一500kg以上の
馬体重で菊花賞を勝ち取った馬
となっています。
そう考えると、かなり例外的な年とも言えそうですね。

昨年はダービー馬ロジユニヴァースの名前こそありませんが
クラシック上位馬が5頭とも出走・・・
しかし、前哨戦の神戸新聞杯を上がり馬のイコピコが制しており、
力関係が混沌としてきていた印象です。
ダービーが不良馬場でのレースだったことで実力的な評価が
難しかった、ということも大きかったと思います。
結局クラシック上位馬をなぎ倒して上がり馬2頭で決着。

同様に5頭が出走した05年はディープインパクトが3冠達成。
皐月賞3着のアドマイヤジャパンが巻き返し、3着にはクラシックで
負けてはいるものの、それまで完全連対をしており
上位人気馬だったローゼンクロイツが入っています。

03年はダービー3着のザッツザプレンティが神戸新聞杯の5着から復活。
2着のリンカーンはダービーで大敗しましたがそれまで完全連対。
3着には2冠馬ネオユニヴァースとなっています。

クラシック上位馬がそのまま、という感じではありませんが
春の実績馬が強い傾向が出ている、と考えて良さそうですね。
クラシックで結果を出していなくてもその前が安定した成績だったり、
クラシック路線を歩もうとしていた馬が秋に調子を上げてきていたら要注意

今年はヴィクトワールピサが欧州遠征で不在。
ペルーサも毎日王冠に出走し、ここには登録してきていません。
一応ヴィクトワールピサ以外の上位馬は全て出走してきている、
という点ではレベル的に高いものになりそうですが、
今年のダービーは史上稀に見るほどのスローの上がり勝負・・・
上位馬をそのまま評価して良いかはかなり微妙かもしれません。
神戸新聞杯までダービーに似たようなペース展開になっているだけに
各馬の評価は慎重に考えた方が良さそうです。

基本的にはクラシック上位馬の出走が少ないと大荒れ、力関係がはっきり
していると堅い決着、となる印象ですが、今年はどちらに転ぶのか
考察を始めていきたいと思います(^^)

秋華賞を終えて(来年に向けての覚え書き)  担【けん♂】

一週間、頭の中であーでもない、こーでもないと迷い続けた
秋華賞(京都2000m)が終わりました。

結果はアパパネの4冠達成、2、3着にも実力実績馬が入り、
ある意味順当な結果に終わったという印象です。

まぁパッと見、有力馬が多く混戦模様に思えたものの、アパパネは
その中で2冠(阪神JFを含めて3冠)を達成していたわけで
明らかに力量は抜けて上位、と考えるべきだったと思います。
ブエナビスタやウオッカ、ダイワスカーレットのような
強烈な印象がないだけに、足元を掬われそうな気がしましたが
条件の違う桜花賞、オークスを制しているということで
もっと信用して良かったなぁと反省。
これから先、古馬とどういうレースをしていくのか非常に楽しみです。

ひとまず、ざっと来年に向けての覚え書きということで
レースのポイントになりそうなことを書き留めておきたいと思います。

まずは騎手について
週の後半に騎手の秋華賞実績について考察をしましたが、
明らかにリピーターが多いのがこのレースの特徴です。
今回も蛯名騎手(1着)、武豊騎手(3着)が過去の実績どおり好走。
2着の後藤騎手は過去に実績はなかったものの、近年に関西の競馬場を
攻略し始めている好調な騎手。実力的には申し分なかったわけで
まずはザクッと大きくこの条件で絞ることは可能だと思われます。
後藤騎手はこの経験を糧に来年以降も要注目騎手になってきそうですね。

ちなみに4着の池添騎手も実績があった注目騎手で、今年好調な騎手。
5着の幸騎手は過去に単発ですがこのレースを勝った経験がある騎手でした。

関西初輸送の馬は割引
サンテミリオンのまさかの大凡走は休養明けや乗り代わりなど
複合的な要因があったと思いますが、輸送のダメージもあったと思われます。
休養明けの初輸送、というのはかなりの鬼門。注意したいところかと。

ディアアレトゥーサは6着と頑張っていますが、増え続けていた馬体を
輸送に備えてさらに増やしていたわけで、万全の出来ではなかったと
考えられます。こういう面でも調整の難しさを感じます。

あとは末脚の能力
今年の場合は、安定して極端に速い末脚を使っていた馬がおらず、
33秒台の末脚を使った経験のある馬が5頭しかいませんでした。
で、そのうちの3頭で1、2、4着を占めているわけで
微妙な末脚勝負だったからこそ、この点はもっと重視すべき
だったのかもしれません。(3着は先行脚質の馬)

年によって出走馬の世代的な個性?は違ってくると思いますので
今年のような脚比べが微妙な年には意識してみたい条件になりそうです。

あとは・・・調子でしょうか。
クラシック勝ち馬のアパパネは別にして、2~8着までは前走で
勝ち負けになっていた馬
で占められています。
前哨戦で意味不明の凡走をしてしまった馬は急な復活が難しい、
と考えておくのは重要かもしれません。

まぁ過去にはブラックエンブレムのように極端に苦手な重馬場で
凡走したあとにいきなり好走ということもあるので
馬場状態などの変化も重要視すべきだと思います。

血統面では・・・ノーザンダンサーの血統に注意。
アパパネ、アニメイトバイオはどちらも母系がノーザンダンサー
過去の好走条件に当てはまっている馬でした。
4着のワイルドラズベリーも父系がノーザンダンサー
秋華賞で注目すべき血統として来年以降も意識したいところですね。

今回3着に入ったアプリコットフィズはトールポピーの呪縛
振り払った感じでしょうか(^^;
ジャングルポケット×(サンデーサイレンス)という血統は
かなり京都適性が高いと考えられますので今後も要注意かと。

もちろん、過去の傾向はあくまで過去のもの。
縛られ過ぎてもいけないわけですが、来年以降の考察に
役立てていきたいと思います。