けいけん豊富な毎日

種牡馬データ(ハービンジャー)   担【けん♂】

ちょっとえぐい連徹でフラフラです、って毎週のこと過ぎて
どーでもいいんですけど(爆)

菊花賞の考察の途中ですが、穴馬の選定にも繋がる可能性があるので
ハービンジャー産駒の傾向についてまとめておきたいと思います。

まだ種牡馬デビューしてから日が浅いので、上位レースへの
出走回数も少なく、本当の意味で真価を問われるのはこれから。
また来年以降にデータがたまってから整理をし直しますが
まずはスタート段階でのまとめということで。

・支持率 3番人気以内に支持された率
・達成率 3番人気以内に支持された馬が3着以内に入った率
・穴馬率 4番人気以下の馬が3着以内に入った率
・総合  人気に関係ない複勝率


【競馬場別実績】
ハービンジャー競馬場

とりあえず欧州血統だけあって洋芝への適性はかなり高い感じ。
函館では人気をしたら信頼度は非常に高くなっています。

全般的に見て、穴馬率の低さが大きな特徴になっています。
人気薄は基本的に見切って良さそう。
逆に人気をした場合の信頼度は高い、というほどではなく
そこそこ信頼できるけれども競馬場によっては裏切りやすく
なっている、というデータ。

うーん、微妙。

人気薄をあえて狙うとしたら・・・中山、中京。
特に中京は人気馬の信頼度も高く、ハービンジャー産駒に
とっては稼ぎどころになっているようです。

複勝率では中山>東京、となっていますが、支持率自体に差があるので
単純な構図ではなさそう。

京都では外>内、阪神では内>外、となっており、
京都外では人気薄も買えなくはないですが、内回りは全体的に
疑わしく、穴は論外。
阪神内では人気馬だけ。阪神外では人気をしても
信頼できません。

小倉、福島、新潟といったローカルの成績が悪いのも
大きなポイント。要は産駒の出来不出来の差が大きい感じで
ダメな馬はどこに出してもダメ・・・ということかと。

【距離別実績】
ハービンジャー距離

最も複勝率(総合)が高いのは中距離ですが
穴馬率は高くなく、人気馬でもそこそこの信頼度。
マイル周辺の方が安定感があり、ここで人気をするなら・・・

短距離にはほとんど出走していませんが、限られた馬だけが
こなせる感じです。

注目の長距離ですが・・・悪くはないものの
中距離、マイル周辺よりも成績は落ちており、距離が延びれば
延びるほど・・・というタイプではなさそうです。
人気薄にも期待しにくく、人気をしても信頼できない、というデータ。
菊花賞の成績がどうなるかはわかりませんが、
ハービンジャー産駒だから、という理由では買い材料には
ならないようです。

【斤量別実績】
ハービンジャー斤量

斤量を背負う実績馬は過剰人気気味になりがちで
信頼度が低くなってしまっています。

逆にハンデを貰うような非実績馬に関しては、
軽斤量でも好走率は低く、人気薄は素直に見切るのが正解、
という感じでしょうか。

【馬場別実績】
ハービンジャー馬場

欧州血統の割に重馬場は得意ではなく、良馬場に比べると
成績がかなり悪化。
馬場が湿ると人気馬でも信頼度が下がり、穴馬は完全に無視の
方向で考えた方がよさそうです。

新種牡馬について part2   担【けん♂】

今夏デビューの新種牡馬について、続いてSS系以外の種牡馬
見ていきたいと思います。

★カジノドライヴ
200→141→88(頭)

兄姉がベルモントSを制した超良血馬として、新馬勝ちのあと渡米。
重賞をあっさり勝ったまでは良かったのですが、本番は挫石で回避。
国内ではフェブラリーS2着はあるものの・・・屈腱炎を発症し
さしたる活躍は出来ず終い。結局、底を見せ切らないまま
引退となってしまいました。

初年度の種付け頭数は今回の新種牡馬の中では最多の200頭。
良血への期待感+種付け料が50万と安価なのも大きかった印象です。

APインディの系統は日本では芝でも活躍馬が出ているわけで
カジノドライヴも意外な芝適性を見せる可能性は・・・ゼロではなさそう。
種付け頭数は2年目以降に一気に減ってしまっており、
産駒の出来については・・・馬産地での評価はそれほど
高くないのかもしれません。芝ダートどちらでもいいので
いきなりある程度結果を求められる状況だと考えられます。

SS系牝馬との交配も積極的に行われているようですが
どういう傾向を示すかが興味深いですね。
米国っぽい配合も楽しみですが、日本国内への適性を考えると
逆に裏目に出てしまう可能性もありそうです。
(いきなり米国デビュー、みたいな大物が出ればいいんですが)

とりあえずPOGで狙うのは難しい系統(爆)
隠れた大物がいても素人に一本釣り出来るとは思えません(^^;

★ワークフォース
183→171→97(頭)

凱旋門賞でナカヤマフェスタの夢を打ち砕いた馬が同時に種牡馬入り、
どちらが先に活躍馬を出すのか、興味深いところです。

英ダービーを7馬身差でレコードで勝ち、凱旋門賞も制した
名馬でありながら、4歳時にはGⅠを勝ち切れないまま引退。
イマイチ強さの底を見せないままで終わってしまった印象です。

速い時計がある点、父キングズベストからエイシンフラッシュが
出たことで日本への適性が期待されたのだと考えられますが、
キングズベスト自身も日本に導入となり、エイシンフラッシュも
続いて種牡馬入り。同系同士の競合もあって種付け頭数は
3年目には半分になってしまっています。

キングマンボ系という括りではアルカセットが大コケしてしまったので、
不安も大きいわけですが、キングカメハメハ、エルコンドルパサーといった
成功例に続ければ・・・日本の主力血統の一翼を担う馬になれるかも。

POGで考えるのであればキングカメハメハの成功例を
参考に考えるのがひとまず第一手でしょうか。
逆にアルカセットの逆を行けば・・・?

★ベーカバド
110→78→78(頭)

仏ダービー4着のあと、パリ大賞典、ニエル賞と連勝を飾り、
凱旋門賞に挑みましたが、ワークフォースの4着に敗れ、
米国に遠征、BCターフでは3着と結果が出し切れず、
翌年は復帰戦で2着に敗れて引退となってしまいました。

父のケープクロスからはシーザスターズ、ウィジャボード
といった世界的な名馬が出ていますが、日本では500万下を
勝ったのが最高成績と大不振。
その父グリーンデザートからは極端に短距離適性の高い馬が出ており、
もしかしたら短い距離で新たな地平を・・・という期待も
持てないでもないですが、ベーカバドの場合は母系が長距離血統なので
その辺りがマイナス面に作用してしまうかも。
上手く相乗効果を発揮出来れば面白い種牡馬になりそうですが・・・

ちなみにグリーンデザートの活躍馬は極端に外国産馬の母との
配合に偏っているわけで、この馬に関してもこの傾向を
意識してみても面白いかもしれません。

★アサクサキングス
50→46→21(頭)

皐月賞からNHKマイル、ダービーさらに宝塚記念と
無茶なローテを組まれながらも無事に通過し、
秋には菊花賞を制したタフな馬。
古馬になってからは天皇賞春で3着の他、重賞2勝と
もう一歩な成績に終わってしまいました。

ホワイトマズルはかなり個性的な馬を生み出し、
日本競馬界に大きな影響を与えましたが、
本質的には母系の良さを素直に引き出す、というのが
大きなポイントだった印象。
アサクサキングスもそういった面を受け継げれば
楽しみなんですが、母系にサンデーサイレンスが入っているのが
どう出るか・・・。
今後はサンデーサイレンスのクロスを持つ馬も
登場してくると思われますが、どんな血統効果が出るか
その辺りを含めて注目したいですね。

とりあえず種付け頭数は減少傾向。
早い段階で活躍馬を出して貰いたいものです。

新種牡馬について part1  担【けん♂】

今夏デビューの新種牡馬について、まずはSS系孫種牡馬について
見ていきたいと思います。

★ヴィクトワールピサ
150→149→132(頭)

父のネオユニヴァースはいきなりロジユニヴァース、アンライバルド、
そしてこのヴィクトワールピサとクラシック勝ち馬を出し、
一気にSS系種牡馬の中でも頂点に立つ勢いを見せましたが
実質的には短い距離ではスピード不足、長い距離ではスタミナ不足、
さらに古馬になってからの成長力にも疑問ということが
徐々に明らかになり、その後は他の大物SS系種牡馬に押されて
種付け頭数も尻すぼみ気味。

後継種牡馬として期待したいところですが、父のどの部分を
引き継ぐ種牡馬になるのか、期待半分、不安半分という感じ。
母系にノーザンダンサーが入っていない、ということで
傾向としては割合平均値の高い産駒が生まれてきそう。
特にノーザンダンサー系牝馬との組み合わせには
注目したいと思います。

種付け頭数は初年度が150頭、それ以降は少し低下していますが
とりあえず初年度産駒の結果を見て・・・という感じで
馬産地の評価はそれなりに高い模様。
POGで狙うなら血統構成と前評判を見て・・・

★ナカヤマフェスタ
111→105→99(頭)

国内的には宝塚記念を制覇しただけなので、実力評価は微妙ながら
凱旋門賞2着という実績からするともっと評価されてもいい
種牡馬かもしれません。
父のステイゴールドは年齢的にもそろそろ厳しくなってきており、
後継種牡馬が父の能力を引き継げるか、ドリームジャーニーとともに
注目しておきたいところ。

この馬自身はニックスとして話題となったメジロマックイーンが
入っていないため、配合相手としてメジロマックイーン牝馬が
選ばれているという点も楽しみです。父同様、効果が出るのか、
要注目ですね。

父ステイゴールドよりは馬格があり、上手く能力を伝えられたら
最良の後継種牡馬になり得るかも。
種付け頭数も一定のラインを維持しており、
活躍馬の誕生が待ち望まれます。

★ダノンシャンティ
153→102→86(頭)

現役時代の爆発力のある末脚は本当に驚異的。
活躍期間は短かったものの、強烈な印象を残してくれました。

フジキセキの後継種牡馬はこれまでにも何頭か出ていますが
なかなか定着出来ていません。
キンシャサノキセキに続く大物候補となるだけに
なんとか頑張って貰いたいものですが、受胎率の低さもあって
種付け頭数は減少傾向になってしまっています。
初年度産駒から活躍馬が出ないと・・・一気に尻すぼみに
なってしまうかも。

★キャプテントゥーレ
89→57→41(頭)

サンデーサイレンスの後継種牡馬の中でもトップクラスの
活躍を見せたアグネスタキオンですが、残念ながら早世。
後継種牡馬一番手と目されていたディープスカイが盛大に大コケし、
アドマイヤオーラも交配相手を確保し切れず徐々に尻すぼみ・・・。
この馬に大きな期待をしたいところですが
アグネスタキオン産駒らしいキレのあるタイプではないだけに
正統後継者となるかは微妙な印象。
どんな産駒を生み出していくのか興味深いですね。

皐月賞の勝ち馬ではありますが、古馬になってからは
GⅠでは太刀打ち出来ず、重賞で勝ち負けがやっと・・・。
成長力がある感じでもなく、種付け頭数も徐々に低下傾向。
実質重賞クラスの実力となると、他の一流種牡馬を
押しのけての活躍が出来るかどうか・・・

★ドリームジャーニー
95→78→58(頭)

ナカヤマフェスタ同様、ステイゴールドの後継種牡馬として
期待がかかる1頭。
次に続くオルフェーヴルの全兄としてもどんな産駒を出すのか
大いに注目したいところです。

ステイゴールド産駒にしては早い段階から活躍していた馬であり、
その意味では父の晩成傾向を緩和できるかもしれませんが、
馬体が本格的に出来上がったのは古馬になってからだったわけで
産駒も早熟傾向を示すとは考えにくいかと。

父並みに馬格がなく、小柄な馬を出す傾向が繋がってしまうと
相当な根性も合わせて遺伝させないと厳しいかも。

続きます。

今夏デビューの新種牡馬について  担【けん♂】

毎年、「新種牡馬」がデビューしているわけですが、この夏にデビューする
新種牡馬の中には「父サンデーサイレンス」の馬が1頭もいない、という
初めての年になります。
(正確には韓国に輸出されたエアシェイディが1頭いますが国内供用はゼロ)

昨年種牡馬デビューしたマルカシェンクが最後のSS直仔の種牡馬になると
思われますが、種付け頭数は少なく(2年目以降はさらに激減)
血統界に影響を及ぼすような状況ではないわけで、実質的にはその前の年の
マツリダゴッホ、ハイアーゲーム辺りが時代の変わり目になっている印象。

昨年もふれましたが、今後はSS孫種牡馬がどれくらいSS直仔種牡馬相手に
頑張れるかが大きなポイントになりそうです。
あとは毎年のように新しく導入される海外の血統がどれくらい日本に馴染むか・・・。
思えばサンデーサイレンス自身も米国からの導入種牡馬だったわけで、
まったく新しい血統の広がりを生むような種牡馬の登場にも
期待していきたいものですね。

ちなみに、以前は新種牡馬って毎年100頭くらいデビューしていたそうです。
(サンデーサイレンスがデビューした当時)今は20頭そこそこ・・・
今夏デビューの新種牡馬は21頭で過去最低数になっており、
今後もさらに減って行く可能性があります。

大物種牡馬に人気が偏る、という傾向に拍車がかかっていることが
大きな要因だと思われますが、逆に言うとそれだけ活躍馬の父系が偏っているわけで
人気もなく、種付け頭数も少ない種牡馬から突然、大活躍する馬が出てくることは
本当に稀だと生産界の方が身に沁みてわかっている・・・と。

昔と違って、どの馬をつけてもあまり変わらないから
こだわりの血統で・・・なんてロマンが通用しなくなっているのが現状。
(この父系を繋げたい、この馬から活躍馬を出したい、という強い意志は
 競争馬育成において本当に大事なことだと思います)
そもそも、血統的に魅力(ロマンではなく経済的に)がない馬は
作っても売れないわけで、生産牧場においては「売れる馬」を作るのがまず大前提。
これを淘汰が進んだ、と考えるか、ロマンが薄れたと見るか・・・
難しいところですね(>_<)

まぁ・・・考察する側からすれば産駒が多い種牡馬ほど全体的な
血統傾向、適性が見やすいわけで、あまりカオスな状況は
歓迎できなかったりするんですが(爆)
それでもたまにサンツェッペリンみたいな馬が出てきてクラシック挑戦!
となると思わず応援したくなってしまいます(笑)


・・・ちょっと話が脱線しましたが、ひとまず来期のPOGを考える上でも
新種牡馬についてっこで一旦、整理をしていきたいと思います。

今夏デビューの有力新種牡馬

(SS孫種牡馬)
・ヴィクトワールピサ※
・ナカヤマフェスタ※
・ダノンシャンティ※
・キャプテントゥーレ
・ドリームジャーニー

(それ以外の種牡馬)
・カジノドライヴ※
・ワークフォース※
・ベーカバド※
・アサクサキングス
・ビービーガルダン

種付け頭数が100頭を超えているのは※をつけた6頭だけ。
うーん、新勢力としてはちょっと・・・期待薄な感じかも。
注目はどちらかというとSS孫種牡馬より、それ以外の馬に
集まっているようで、新たな血統の広がりに貢献できるか
注目したいですね。

長くなったので稿を分けてそれぞれの新種牡馬について見ていきたいと思います。

今夏デビューの2歳馬の血統的予測  担【けん♂】

人気種牡馬になると年に200頭以上の種付けをこなすことになりますが
肌馬の方は年に種付け出来る馬は1頭だけ。
当たり前の話ですが、牝馬を抱えている牧場からすれば種牡馬の選定は
非常に重要なポイント
となります。

血統的な相性はもちろんのこと、春のクラシックの成績、馬産地の評判など
色んな情報を集めて、さらに種付け料といった経済的な事情も加味した上で
総合的な判断をしていると思われます。

たとえば、シーザリオが大活躍した05年の春シーズンには
スペシャルウィークの再評価が行われ、種付け頭数が増加。
SS系種牡馬の中で最多の交配が行われたとともに、肌馬の質もアップ。
で、その年に種付けされた中から・・・ブエナビスタが生まれています。

今年の新3歳馬が生まれたのは12年、つまり種付けが行われたのは
11年の春なわけですが、この年のクラシックは・・・

牝馬
阪神JFを制したレーヴディソール(アグネスタキオン産駒)が故障、
桜花賞はマルセリーナが制し、オークスではエリンコートが穴を空けました。
勝ち切れなかったものの、3戦全てで馬券に絡んだホエールキャプチャの
活躍も目立ちました。

牡馬
グランプリボスが朝日杯FSを制し、ディープインパクトの初年度産駒の
リアルインパクトが2着、その後に3歳で安田記念を勝つという偉業を達成。
クラシックではオルフェーヴルが3冠を制覇。
サダムパテック、ダノンバラード、ウインバリアシオンといった辺りが
活躍を見せていました。

この結果を受けて、SS系種牡馬の中で最多の種付け頭数となったのは
・・・ステイゴールド。
一時は100頭を切って73頭と落ち込んでいた種付け頭数が
249頭にまで大幅アップ(前年は175頭)

ディープインパクトも229頭と頭数を集め、ハーツクライも221頭と
人気種牡馬となっています。

その他ではキングカメハメハの266頭が最多。
ハービンジャー(211頭)、ヴァーミリアン(216頭)といった
新種牡馬があとに続いていました。

で、POGでもステイゴールド産駒を中心に指名してみたわけですが
実際に夏場にデビューしている頭数は圧倒的に多いものの、
晩成型の血統だけに不安的中。勝ち上がる馬は非常に少なく(涙)
数打ちゃ当たるではなく、数打っても当たっていません(T_T)

結局、ディープインパクト産駒が阪神JF、朝日杯FSを制したのは
種付け頭数からすれば期待どおりではありますが、どちらも
社台系の馬ではなく、阪神JF、朝日杯FSへの出走頭数が1頭ずつしか
いなかったのは・・・微妙でした。

その前の年はゼンノロブロイ産駒の種付け頭数が多くなっており、
当たり年、と期待してみたものの・・・微妙な成績に終わってしまったわけで
ちょっと生産界の動向がクラシックの結果と乖離している感じ。
力を入れた血統が外れる、というのは経済的にもショックだと思われます。


まだ3歳のクラシックが始まらない段階ですが、ひとまず
今夏にデビュー予定の2歳馬の血統的な予測をしてみたいと思います。

種付けが行われた12年春のクラシックは・・・

牝馬
桜花賞、オークスとジェンティルドンナが2冠を制しただけでなく
2着も同じディープインパクト産駒のヴィルシーナが続いており
前年のマルセリーナに続き、ディープインパクト産駒の強さが際立つ
結果となりました。

牡馬
皐月賞をゴールドシップが制し、ステイゴールドの黄金配合が
さらにクローズアップ。ディープブリランテがダービーを制し、
生産界の期待にディープインパクトが応えた、という意味合いは
かなり大きかったと思われます。

こんな感じでした。

で、12年の種付け頭数ですが・・・

200頭超え種牡馬リスト
・キングカメハメハ  251頭(266頭)
・ステイゴールド   202頭(249頭)
・ディープインパクト 246頭(229頭)
・ヴァーミリアン   206頭(216頭)
・エンパイアメーカー 236頭(204頭)
・ハービンジャー   222頭(211頭)
・ゼンノロブロイ   207頭(254頭)
・マンハッタンカフェ 200頭(202頭)
・クロフネ      203頭(200頭)
・カジノドライブ   200頭
・シンボリクリスエス 203頭(134頭)
・ダイワメジャー   244頭(173頭)

※カッコ内は前年の種付け頭数

09年に一旦171頭と数を落としたディープインパクトですが
クラシックで結果を出したことで完全に復権。
それ以前よりも頭数を増やしてきています。
13年にはさらに増やして260頭を超えているわけで、
生産界のディープインパクト頼り、という傾向は加速していきそうです。

ほぼ並ぶ数字にまで頭数を増やしたのはダイワメジャー
クラシックでは結果を出せていないものの、エピセアローム、トーセンベニザクラを
桜花賞に送り込み、皐月賞にもロジメジャー、メイショウカドマツが出走。
一定の結果を出せたことや、仕上がりが早く丈夫な産駒が多い点が
評価された感じでしょうか。
今年の年末の2歳戦線では活躍産駒が観られるかもしれません。

キングカメハメハ、クロフネ、マンハッタンカフェ、といったところは
かなりの安定傾向。多少の増減はあるものの、一定の域をキープしていますが
ゼンノロブロイ、ステイゴールドはピークを過ぎて減少傾向。
ステイゴールドは年齢的な問題もあると思われますが、
ゼンノロブロイはここ2年くらいが勝負の分かれ目。
SS系種牡馬、さらに孫種牡馬まで出てきていますので、ちょっとまごまごしていると
一気に干されてしまいます(T_T)

エンパイアメーカー、ハービンジャーといったSS系牝馬との交配を
期待される大物種牡馬にも注目が集まっており、そのついでに
朝日杯FSをアルフレードが制したことからシンボリクリスエスも再評価を
されています。この辺りは産駒が結果を出したかどうかで
年による変動が大きくなってきそうですね。
確率上、今度の2歳戦では活躍が期待出来そうです。

新種牡馬カジノドライブにも期待が集まっていますが、こちらはやはり
ダートでの新風に注目でしょうか。
どんな産駒が出てくるか楽しみです(^^)g

その他では・・・
アドマイヤムーン(125→157頭)、オレハマッテルゼ(58→113頭)
キンシャサノキセキ(154→187頭)、ゴールドアリュール(144→180頭)
ディープスカイ(115→188頭)、メイショウボーラー(105→181頭)、
ロージズインメイ(75→150頭)

といったところが産駒を増やして目立っているところ。
ディープスカイはここをピークに落ち込んで行くので、最後の頼みの綱に
なってしまうかも。なんとか活躍馬を出して貰いたいものです。

ヴィクトワールピサ(150頭)、ダノンシャンティ(153頭)、
ワークフォース(183頭)といった新種牡馬については改めて見直しますが
最初に結果を出せるかどうかは大きいので頑張って貰いたいですね。

逆に落ち込んでいるのは
・ハーツクライ(222→163頭)
・ネオユニヴァース(181→137頭)

といった辺り。
ハーツクライは結果を出したので巻き返しがありそうですが、
ネオユニヴァースは一時は250頭を超えてSS系種牡馬のトップに立っていた
ことを考えると・・・一気に萎んでしまったのは残念。
すでに後継種牡馬もスタッドインしていますが、まだまだ若いので
復活して貰いたいものです。

種牡馬データ(ハーツクライ)   担【けん♂】

ディープインパクト、ステイゴールドに並んでこのところ
SS系種牡馬の中で気を吐いている印象のハーツクライ
昨年はダービー、オークスをダブル制覇する快挙を成し遂げており、
古馬でもジャスタウェイが世界ランク1位を獲得、
すでに後継種牡馬を出して父系を広げることに成功しています。

産駒の傾向と対策については以前にもまとめていますが、
古馬になってからの成績が加算されてきているので
改めてここらで内容を確認しておきたいと思います。

・支持率:3番人気以内に支持された率
・達成率:3番人気以内の馬が3着以内に入った率
・穴馬率:4番人気以下の馬が3着以内に入った率
・総合 :人気に関係ない複勝率


競馬場別実績
ハーツクライ競馬場

複勝率自体も高く、人気を背負った馬の信頼度、人気薄の激走度も高いのは
阪神競馬場。特に外回りコースの成績は非常に優秀な数字になっています。
内外ともに支持率よりも実際の複勝率が高く、ここではプラスして
見ておいた方が良さそうです。

洋芝適性にもそれなりに期待出来そうですが、北海道では
札幌は穴馬にも期待出来るものの、函館は人気をしても信用出来ない、
という傾向が出ているので違いに注意。

重賞成績からすると非常に優秀な東京は支持率自体が高く、
人気馬もそれなりに期待に応えている感じ。
ただし、人気薄は・・・大きく割り引き。

東京よりも実質的な複勝率では中山の方が高くなっていますが
人気馬の信頼度が少し下がっています。
少し過剰人気気味な数字になっている点は要注意。

主要コースの中で最も成績が悪いのは・・・京都競馬場
内回りコースは人気馬の信頼度こそ高いものの、人気薄は×。
外回りコースは人気を背負っても信用出来ません。

距離別実績
ハーツクライ距離

ステイゴールドに続くステイヤー血統、という評価は変わらず。
明らかに距離延長がプラスになる傾向が出ており、
長距離での信頼度は高く、人気薄も侮れません。

短距離は人気を背負っている馬のみ、でOK。
人気薄はまったく狙えません。

マイル周辺は人気をしても信用出来ず。
複勝率でも最も低くなってしまっています。

馬場状態別実績
ハーツクライ重馬場

基本的には良馬場向きの血統ですが、馬場が湿っても
それほど複勝率は下がっておらず、大きなマイナスではなさそうです。
ただし、穴馬には期待しにくい、というデータ。
雨の場合は人気馬に絞って考えて良さそうです。


前回データを取ったときには全体的に達成率、穴馬率が非常に高く
優秀過ぎるくらいの成績になっていましたが、データの母数が
増えてくるにしたがって・・・そこまでの良績では
なくなってきています。

もう少しはっきりと東京、中山の違いが出てくるかと
期待したんですが・・・そこまでではないですね。
・・・ということで、さらに付け加えて勝率、連対率を見てみると

★東京
・勝率  11.0%
・連対率 23.5%
・複勝率 30.6%

★中山
・勝率   9.9%
・連対率 18.8%
・複勝率 31.0%

複勝率で微妙に中山が上回っているものの、連対率、勝率では
逆転して東京が上。
この辺りにコーナーで遅れ気味で勝ち切れないハーツクライ産駒の
個性が見えている気がします。
勝つなら東京、ヒモなら中山・・・そんな感じで見ておいても
いいかもしれません。

種牡馬データ(14年2歳戦まとめ)  担【けん♂】

今週の金杯については最後にバッタバタでまとめる予定。
(新年最初から慌ただしいですが^^;)
来週は新3歳の重賞ということで、こちらもあまり煮詰められないので
各種データをまとめる方向で、昨年の総括及び、今年一年の見通しなんかを
やっていく予定です。

とりあえず、2歳戦が終わったところで種牡馬別の成績をまとめておきたいと思います。

まずは40頭以上がデビューしている種牡馬から・・・

★種牡馬ランキングA(勝ち上がり率順)
種牡馬データ2歳A

1位は昨年と同じくディープインパクト。
交配されている牝馬の質が高い、という側面もあるにしろ、
それに見合う成績を残し続けているのは凄いですね。
昨年よりもデビュー頭数が増えており、仕上がりが早い馬が多かった反面、
勝ち上がり率は43.4%→36.8%とかなり大きく低下しており、
勝率自体も21.4%→20.0%と落ちてしまっています。
2歳GⅠを牡馬、牝馬どちらも獲得した点は評価出来ますが、
そもそもGⅠに出走してきた馬が1頭ずつしかいなかった、という点は
気になるところです。大物は年明けデビューなのか、それとも今年の世代は
そこまで信用できないのか・・・今後の動向に注目ですね。

2位にランクインしたスウェプトオーヴァーボードは短距離路線で安定して活躍。
デビュー頭数が一流種牡馬に比べて少な目なので
勝ち上がる馬が少し増えると一気にランクが上昇してしまいます。
昨年はこの位置にヨハネスブルグが入っていたわけで、2歳戦は短距離血統にも
注目しておきたいところです(POG的に)

3位はゴールドアリュール。実は昨年も3位に入っていたわけで、
意外な?堅実さを見せています。
デビュー頭数は減っていますが、その分、率でみると上昇傾向。
ダートが本線ですが、芝でも活躍馬を出せる種牡馬なので
生産者側からみても扱いやすいのかもしれません。

ダイワメジャーは昨年の14位から大きくランクアップ。
仕上がりが早い傾向はさらに加速し(笑)デビュー頭数も増えていますが
率の面でも優秀になっており、そろそろまた大物が出ても・・・

新種牡馬キンシャサノキセキも5位と健闘。
フジキセキの後継種牡馬として今後に注目したいところ。
特に距離の壁があるのかどうかが気になります。

キングカメハメハは安定傾向。相変わらず仕上がりが早い馬が多く、
勝ち上がる率もほとんど変化がありません。
あとは大物を出せるかどうかでしょうか。

同じく新種牡馬のハービンジャーも晩成型という見込みの割に
健闘している、といっていい成績。
こちらは2勝目がまずは課題になっています。

ハーツクライはデビュー頭数も増えて成績も上昇していますが・・・
ステイゴールドは・・・エライコッチャ(爆)
なんとデビュー頭数では1位にランクしてしまいましたが、
勝ち上がり率はディープインパクトの1/3以下(涙)
牝馬の質も上昇しているはずなんですが、この成績には悪い意味で驚きました。
POGで大量指名してしまったのは失敗に終わる公算が高そうです(涙)

続いて20頭以上~40頭未満の種牡馬。

★種牡馬ランキングB
種牡馬データ2歳B

勝ち上がり率でダントツの数字になっているのは・・・サクラバクシンオー。
仕上がりが早く、短距離が得意で洋芝も問題ない、ということで
2歳戦では非常に強力な種牡馬でしたが、残念ながらすでに亡くなっているわけで
今後は後継種牡馬がどこまで能力を引き継げるかに注目。
昨年末に種牡馬入りしたグランプリボスにはその意味でも期待したいですね。

ケイムホーム、ロージズインメイといった辺りが頑張っていますが
特筆するほどの活躍ではなく、注目したい種牡馬は見当たらないのが残念。

種牡馬入り時にはかなり期待されたメイショウサムソン、ディープスカイは
昨年同様の成績で悪い意味で安定してしまっています。
メイショウサムソンは元々そういう血統だと思っていましたが
どこかで大物を出さないとどんどんチャンスが減ってしまいそうです(T_T)
ディープスカイは・・・父アグネスタキオンには遠く及ばない成績。
ここまでの低迷は想定外でした。
この系統がこのまま萎んでしまうのは残念過ぎるので、他に後継種牡馬が
現れて貰いたいものですが・・・

種牡馬傾向データ(ハービンジャー)  担【けん♂】

今週の阪神JF(阪神1600m)で注目されているロカは
新種牡馬ハービンジャー産駒。

まだ種牡馬データとしてまとめるにはデータ不足ですが、
これまでの戦績からおおよその傾向と対策を考えてみたいと思います。

・勝ち上がり率 20.6%(15/73頭)
・勝率     10.1%(16/158走)

14年12月7日時点でのデータでみると、入着賞金順の順位では
ハービンジャーは6位
新種牡馬としてはかなり頑張っている、と言う感じでしょうか。
勝ち上がり率はディープインパクトの33.8%なんかには
遠く及ばないものの、ゼンノロブロイ、ネオユニヴァース、
ステイゴールドなどのSS系種牡馬を上回る実績。
晩成型のイメージだっただけに、2歳時点でここまでやれていれば
十分に日本のクラシック路線への適性も期待して良さそう。

気になるのは・・・2勝目を挙げた産駒が1頭しかいない、ということ。
まぁまだ何走も重ねている時期ではないので、問題はないと思いますが
今後の動向には注意したいところです。

★距離別実績(芝)
~1400m 勝率 0.0%、連対率 5.0%、複勝率15.0%
~1800m 勝率12.2%、連対率25.6%、複勝率34.4%
~2200m 勝率12.9%、連対率25.8%、複勝率32.3%
2200m~ 出走なし

明らかに・・・短距離は×
マイル以上ならば対応していますが、これまでの芝の勝利15勝の内、
10勝までは1800m以上の距離となっており、
本質的には中距離以上のレースでこそ、という成績。
この辺りは事前のイメージどおりでしょうか。
あとは長い距離に出走する馬が出てきてどうなるかにも注目したいところ。

ダートは1勝のみ。適性的には今のところかなりの疑問符が
 ついてしまいます。

活躍馬に牡牝の偏りは見られず、好走しているコースも
今のところあまりこれといった特徴は感じられません。
ただし、基本的に勝ち馬は末脚を活かした形が多く
中段辺りからになりがちなので、直線は長い方が合うタイプに
なってくる・・・かも。

血統面で興味深いのは、現段階で賞金上位となる20頭中、
17頭までが母父SS系、という点。
さらに活躍馬の母を見てみると
・ケアレスウィスパー
・ダンスインザムード
・レクレドール
・ハッピーパス
・ディアデラノビア
・ダイワスカーレット
・ランズエッジ
・レジネッタ

というように恵まれた繁殖牝馬の質を見事に活かしていることがわかります。
母系の力を素直に引き出す、というのは種牡馬として非常に重要なポイント。
今年の種牡馬成績が良ければ、繁殖牝馬の質はさらに高くなりそうですし、
その利点をハービンジャーが活かせば・・・今後の活躍には大いに
期待出来そうです。

SS系の有力牝馬が溢れかえる時代。
ハービンジャーが日本に来たのはまさに運命?!

まずはロカがどんな走りを見せてくれうのか、楽しみにしたいと思います♪