今週の金杯については最後にバッタバタでまとめる予定。
(新年最初から慌ただしいですが^^;)
来週は新3歳の重賞ということで、こちらもあまり煮詰められないので
各種データをまとめる方向で、昨年の総括及び、今年一年の見通しなんかを
やっていく予定です。
とりあえず、2歳戦が終わったところで種牡馬別の成績をまとめておきたいと思います。
まずは40頭以上がデビューしている種牡馬から・・・
★種牡馬ランキングA(勝ち上がり率順)

1位は昨年と同じくディープインパクト。
交配されている牝馬の質が高い、という側面もあるにしろ、
それに見合う成績を残し続けているのは凄いですね。
昨年よりもデビュー頭数が増えており、仕上がりが早い馬が多かった反面、
勝ち上がり率は43.4%→36.8%とかなり大きく低下しており、
勝率自体も21.4%→20.0%と落ちてしまっています。
2歳GⅠを牡馬、牝馬どちらも獲得した点は評価出来ますが、
そもそもGⅠに出走してきた馬が1頭ずつしかいなかった、という点は
気になるところです。大物は年明けデビューなのか、それとも今年の世代は
そこまで信用できないのか・・・今後の動向に注目ですね。
2位にランクインしたスウェプトオーヴァーボードは短距離路線で安定して活躍。
デビュー頭数が一流種牡馬に比べて少な目なので
勝ち上がる馬が少し増えると一気にランクが上昇してしまいます。
昨年はこの位置にヨハネスブルグが入っていたわけで、2歳戦は短距離血統にも
注目しておきたいところです(POG的に)
3位はゴールドアリュール。実は昨年も3位に入っていたわけで、
意外な?堅実さを見せています。
デビュー頭数は減っていますが、その分、率でみると上昇傾向。
ダートが本線ですが、芝でも活躍馬を出せる種牡馬なので
生産者側からみても扱いやすいのかもしれません。
ダイワメジャーは昨年の14位から大きくランクアップ。
仕上がりが早い傾向はさらに加速し(笑)デビュー頭数も増えていますが
率の面でも優秀になっており、そろそろまた大物が出ても・・・
新種牡馬キンシャサノキセキも5位と健闘。
フジキセキの後継種牡馬として今後に注目したいところ。
特に距離の壁があるのかどうかが気になります。
キングカメハメハは安定傾向。相変わらず仕上がりが早い馬が多く、
勝ち上がる率もほとんど変化がありません。
あとは大物を出せるかどうかでしょうか。
同じく新種牡馬のハービンジャーも晩成型という見込みの割に
健闘している、といっていい成績。
こちらは2勝目がまずは課題になっています。
ハーツクライはデビュー頭数も増えて成績も上昇していますが・・・
ステイゴールドは・・・エライコッチャ(爆)
なんとデビュー頭数では1位にランクしてしまいましたが、
勝ち上がり率はディープインパクトの1/3以下(涙)
牝馬の質も上昇しているはずなんですが、この成績には悪い意味で驚きました。
POGで大量指名してしまったのは失敗に終わる公算が高そうです(涙)
続いて20頭以上~40頭未満の種牡馬。
★種牡馬ランキングB

勝ち上がり率でダントツの数字になっているのは・・・サクラバクシンオー。
仕上がりが早く、短距離が得意で洋芝も問題ない、ということで
2歳戦では非常に強力な種牡馬でしたが、残念ながらすでに亡くなっているわけで
今後は後継種牡馬がどこまで能力を引き継げるかに注目。
昨年末に種牡馬入りしたグランプリボスにはその意味でも期待したいですね。
ケイムホーム、ロージズインメイといった辺りが頑張っていますが
特筆するほどの活躍ではなく、注目したい種牡馬は見当たらないのが残念。
種牡馬入り時にはかなり期待されたメイショウサムソン、ディープスカイは
昨年同様の成績で悪い意味で安定してしまっています。
メイショウサムソンは元々そういう血統だと思っていましたが
どこかで大物を出さないとどんどんチャンスが減ってしまいそうです(T_T)
ディープスカイは・・・父アグネスタキオンには遠く及ばない成績。
ここまでの低迷は想定外でした。
この系統がこのまま萎んでしまうのは残念過ぎるので、他に後継種牡馬が
現れて貰いたいものですが・・・