けいけん豊富な毎日

菊花賞(展開分析)  担【けん♂】

菊花賞が行われる京都3000mは向こう正面の直線の半ばからスタート。

上り坂の途中からになるのでスタートダッシュは効きにくい構造になっており、
3ハロン目からはカーブしながらの下り坂。
先行するなら内枠が有利ですが・・・先は長いので(笑)
それほどハナを主張し合うこともなさそうです。

06年は武豊騎手がメイショウサムソンの3冠を阻むために(おそらく^^;)
アドマイヤメインで大逃げを敢行。
前半からかなりのペースで飛ばす展開を作りましたが・・・これはかなり
稀な例でしょう。

とはいえ、昨年(08年)もノットアローンがナゾの?大暴走をしており、
なんらかの意思が働くことも考えられるので今年の出走馬についても
背景は考えておいた方がいいかもしれません。

通常は下り終わってのカーブの地点で一旦大きく減速し、
ペースを落ち着かせる感じのラップ構成になっています。

スタンド側の直線はさすがに少し締まった流れになることもありますが
ふたたび向こう正面に入っていく辺り(1400m地点)から
急激にペースを落としてゆったりと上り坂に向かうことになります。

ここらでは13秒台のラップがチラホラ・・・
02年は1400m通過からの1000mの間を全て13秒台という超スロー、
逆に05年は一旦13秒台のラップは刻むものの1600m過ぎ辺りから
12秒台前半の緩まない流れになっており、この辺りのさじ加減は
先行馬の資質と騎手の判断によるものが大きい感じになっています。

おおよそは向こう正面をゆったりとクリアして、下り坂からは
ロングスパート合戦
。前の馬がバテるのか、そのまま行ってしまうのか・・・
かなり微妙なレースとなると考えられます(^^)

道中はスローになるポイントがあるので最後にペースアップする
後傾ラップになりやすく、隊列はかなり長めになるのが通常パターン。
後方で折り合い重視で追走する馬などは後半にかなり厳しい展開になってきそうです。

4コーナー位置取りと着順の関係
菊花賞位置

菊花賞と古馬のレースを並べて比較してみました。
傾向としては両レースとも基本的に先行有利
後方一気は・・・まず決まらないと考えた方が良さそうです。
昨年は隊列が極端に縮んだ特殊なレースになりましたが
勝ったオウケンブルースリは4コーナーで2番手にまで押し上げていました。

ただし・・・完全に資質がステイヤーとわかっている馬同士の戦いとなる
古馬のレースでは2、3着まで明らかに先行有利の傾向であるのに対し、
手探りで出てきてしまう菊花賞の場合は2、3着は微妙な傾向。
特に2着まではかなり後方からでも差しこんできており、
後方だからと言って侮れません。
それだけ前でバテる馬が多いということかもしれませんね。

基本的な狙い目パターンは

前の馬→後ろの馬→前の馬

という感じの結果になっています。
逃げ粘る前の馬の間に差し馬が飛び込む・・・そんなイメージでしょうか。
もしくは前の馬次第では前の位置取りの馬のみで決まってしまうことも
十分に考えられそうです。

菊花賞(馬体重分析)  担【けん♂】

菊花賞(京都3000m)について考えてみたいと思います。

3000mというとかなりの長丁場
人間だとマラソンランナーは痩せているのが一般的なわけで、
その意味ではスマートな馬が好走をしてきそうな感じもありますが・・・(^^;
菊花賞の場合には57kgという斤量がかなり問題になってきます。

斤量負担は距離が長ければ長いほど馬の体力を奪っていきます。
ここで重要になるのは「実質斤量負担」。
これまでにも何度も考察してきていますが馬体重に対する斤量の割合によって
実質的な負担が変わってくるということですね。

斤量÷馬体重=実質斤量負担(%)

これが13%を超えてくると危険水域。長距離のレースでなくても
かなり厳しいことになってしまいます(もちろん個体差はあります)。

今回の場合は12%台でも後半になってくると・・・かなり負担が大きそうです。
※実質斤量負担に関しては「ガラスの競馬場」様のメールマガジンを参考にしています。

過去の菊花賞について馬体重の視点から調べてみました。

体重別入着率:菊花賞過去11年
菊花賞斤量

過去11年間に菊花賞に出走した総頭数は188頭。
体重別の分布で言うと440kg~500kgくらいの馬が多いのは
だいたい競争馬の体格を考えると自然なことだと思います。

最も勝ち星が多いのは480kg~500kgの馬。
出走頭数の割合から考えるとかなり高い数字になっています。

昨年は前走の体重ではこの範囲にいた馬が4頭(レース時には6頭)
しかいませんでしたが、なんとこのうちの3頭で1~3着を独占
ある意味最も効果的な絞込み要因となっていました(^^;

全体的に馬格のある馬が優勢となっていますが500kgを超えると
勝ち馬は1頭だけ
(デルタブルース)。
出走頭数の割には頑張っていますが・・・
体が重過ぎると自分の体の重さ自体が負担になってくるのかもしれません。
2、3着程度で考えた方が良さそうです。

逆に460kgに満たない馬格が小さめの馬で勝ったのも1頭だけ。
もちろんディープインパクトですね(^^;
これは・・・例外とみてもいいかもしれません(爆)
とりあえず460kg以下の馬は大きく割引・・・
余程の好成績とか実力が期待出来る馬に限られそうです。
過去の実績からすると、2、3着に入るのもかなり難しいかも。

57kgという斤量で考えると
・13%を超えてしまう体重ライン 438kg
・12%後半に突入する体重ライン 456kg


最初にあげた実質斤量負担の考え方でみても、そのまま適用できそうな
感じになっていますね。

今回の出走予定馬の前走馬体重

500kg以上の馬(2、3着まで?)
アントニオバローズ
セイウンワンダー

480~500kgの馬(有力視)
アンライバルド
イグセキュティヴ
キタサンチーフ
キングバンブー
スリーロールス
フォゲッタブル
ヤマニンウイスカー
リーチザクラウン
ロードアイアン

460~480kgの馬(好走はあるが2、3着が多い)
イコピコ
シェーンヴァルト
セイクリッドバレー
トライアンフマーチ
ポルカマズルカ(牝馬)

460kg以下の馬(大きく割引)
アドマイヤメジャー
ナカヤマフェスタ
ブレイクランアウト

リーチザクラウンは大きく馬体を落としていたので回復すれば
500kgを超えてくるかもしれません。

ステイゴールド産駒は全体的に斤量に対する耐性が高く、
ナカヤマフェスタはかなり微妙なライン。

ポルカマズルカは牝馬ということで斤量は55kg、
斤量負担を牡馬に換算すると490kg程度になるので
十分に好走ラインに入っていると思われます。

菊花賞(馬体について2)  担【けん♂】

菊花賞(京都3000m)出走予定馬の馬体について、第2弾です。

【シェーンヴァルト】
(ダービー)
シェーンヴァルト09ダービー
(神戸新聞杯)
シェーンヴァルト09神戸新聞杯
(菊花賞)
シェーンヴァルト09菊花賞
光の加減もあって毛ツヤは良く見えませんが
筋肉は維持出来ており、平行線といった感じ。
秋3戦目ですが消耗はなさそうなので
今回も自分の力は出せそうです。
少し表情に冴えがない点は、疲れが出ているのかも。
それが前傾姿勢に影響しているならちょっと注意。

【ブレイクランアウト】
(NHKマイル)
ブレイクランアウト09NHK
(ダービー)
ブレイクランアウト09ダービー
(菊花賞)
ブレイクランアウト09菊花賞
体重の割に力感のある馬体。
相変らず前後の筋肉は充実しており、パワーとバネを
感じさせる雰囲気です。
毛ツヤも滑らかで体調に問題はなさそう、薄皮一枚余裕が
ありそうなので最後にビシッと追えば仕上がりそうですね。
全体的に伸びやかさが出てきてバランスも上昇。
これからが楽しみです。

【トライアンフマーチ】
(ダービー)
トライアンフマーチ09ダービー
(神戸新聞杯)
トライアンフマーチ09神戸新聞杯
(菊花賞)
トライアンフマーチ09菊花賞
休養明けに萎んで見えた筋肉は叩いてもあまり変化なし。
まだ良化の途上という感じです。
前後の筋肉が薄く見え、皮膚感は緩め・・・
力感に欠けており、状態が良いとは思えません。
見た目以上には走る馬ですが・・・馬体からは期待出来そうにないかと。

【イコピコ】
イコピコ09菊花賞
前後に充実した筋肉がついており、バランスが取れた好馬体。
特に上半身からクビ差しにかけてが力強く、坂のある阪神は
ピッタリだった感じですね。
状態は良さそうなのでこの馬なりの力は十分に出せそうです。

【フォゲッタブル】
フォゲッタブル09菊花賞
良血馬らしいすっきりとした好馬体。
毛ツヤも滑らかで、筋肉も充実・・・状態はかなり良さそうです。
見た目の雰囲気は一流馬かも(^^;
股関節の弱さが解消されてきているそうですが
まだ少し脚を開き気味に立っているのが気になるくらい。
現時点での力は十分に発揮出来る状態だと思います。

【セイクリッドバレー】
(セントライト記念)
セイクリッドバレー09セントライト記念
(菊花賞)
セイクリッドバレー09菊花賞
少し腹回りに余裕をもたせた感じですが、線の細さが消えて
前走時よりもさらに充実傾向。
筋肉量も十分ですし、立ち姿のバランスも良く
状態はかなり良さそうですね。
能力を出し切ってどこまでやれるか楽しみです。

※写真は全て競馬ブックPHOTOパドックより

菊花賞(馬体について1)  担【けん♂】

菊花賞(京都3000m)出走予定馬の馬体について見ていきたいと思います。

【アンライバルド】
(ダービー)
アンライバルド09ダービー
(神戸新聞杯)
アンライバルド09神戸新聞杯
(菊花賞)
アンライバルド09菊花賞
光の加減もありますが、筋肉のメリハリの面では少し不足感が
あるかもしれません。全体的に薄皮一枚余裕がある印象で
最後にビシッと追ってもらいたいですね。
下半身の筋肉はしっかり維持出来ている感じですが
上半身の迫力に不足している分、ちょっと下半身が落ちて
見えるのが気になるところ。
大きな出来落ちではないと思いますが、叩いて良化したという
感じはないかも。
あえて言えばリラックスした立ち姿になっているのは好感。

【リーチザクラウン】
(ダービー)
リーチザクラウン09ダービー
(神戸新聞杯)
リーチザクラウン09神戸新聞杯
(菊花賞)
リーチザクラウン09菊花賞
体重の割に細く見せる馬、余程骨格がしっかりしているんでしょうね。
今回も腹回りが絞れているというか、余裕がないというか・・・。
下半身の筋肉はかなり充実してきており、叩いた効果が
期待出来そうです。皮膚感にも緩みがなくなり
見た目の状態は間違いなく前走以上。
表情もキリッとしており、落ち着いてレースが出来れば
かなり楽しみな1頭になりそうです。

【ナカヤマフェスタ】
(皐月賞)
ナカヤマフェスタ09皐月賞
(セントライト記念)
ナカヤマフェスタ09セントライト記念
(菊花賞)
ナカヤマフェスタ09菊花賞
こちらは逆に実際の馬体重の割に重厚な筋肉のせいで
重く見えるタイプ(笑)
大きな良化はなさそうですが、前走の反動もなく
順調に状態を維持出来ている雰囲気です。
少し腹回りに余裕をもたせた感じですが、微妙に力感の増した
上半身のおかげで立ち姿のバランスは上昇。
力は十分に出せそうです。

【セイウンワンダー】
(ダービー)
セイウンワンダー09ダービー
(神戸新聞杯)
セイウンワンダー09神戸新聞杯
(菊花賞)
セイウンワンダー09菊花賞
かなり腹回りに余裕を感じますが、それにともない
下半身の筋肉が充実傾向。力強い雰囲気になってきています。
クビを支える肩回りの筋肉もしっかりしてきた感じで
全体のバランスが良くなってきている様子。
最後にビシッと追ってくればしっかり仕上がりそうですね。

※写真は競馬ブックPHOTOパドックより

菊花賞(各馬分析3)  担【けん♂】

思った以上にバタバタしていて考察がなかなか進んでいません(T_T)

菊花賞(京都3000m)出走予定馬の各馬分析、第3弾です。
アントニオバローズの咽喉の状態次第では抽選がなくなるかもしれませんが
ひとまず6/7頭の枠にいる馬について見ていきたいと思います。

アドマイヤメジャー】牡3(栗東) アグネスタキオン×(Kingmambo)
3連勝で臨んだセントライト記念では1番人気に推されながら4着。
関西馬なのにあえて関東のレースに向かったのは神戸新聞杯組を
避けた印象で力関係は微妙ですが、それだけ出走意欲がある・・と考えられます。
馬格がないので輸送前にかなり緩めた様子・・・それで4着ならば
力は十分に示せたと言えそうです。
長い脚を使う展開での実績がなく、位置取りが後になってしまうと
かなり厳しいかもしれません。好位から脚を伸ばせたら・・・

キタサンチーフ】牡3(栗東) チーフベアハート×(Hula Chief)
先行気味にレースを進め、粘り込む競馬で2連勝しましたが
前走は好位から失速、大敗。回りの馬の脚が止まるような消耗戦になれば
力を発揮しますが、キレを問われると厳しい感じですね。
その意味で上位クラスのレースだと苦戦してしまいそうです。
馬場が湿るような長距離のレースならいずれどこかで出番があるかも。

キングバンブー】牡3(栗東) キングヘイロー×(Easy Goer)
後方からの脚質、過去の3勝は全てダート、芝では未勝利・・・
毎日杯では後方にいながらも前の馬にキレで見劣る完敗だったので
さすがにいきなり対応出来るようになっていることを期待するのは酷。
このところの好走も軽斤量がプラスになっているだけに
ここでは厳しいと思われます。

スリーロールス】牡3(栗東) ダンスインザダーク×(ブライアンズタイム)
この時期に良化してくるダンスインザダーク産駒。
春は上位馬に完全に足りていませんでしたが、休養明けに増やした馬体を
絞って出走した前走は前から鋭くキレる脚を使って圧勝。
ここにきて馬が変わった印象です。
結果を出しているのが1800mまで、というのが気になるところですが
上手くペースを落としていければ大駆けもあるかも。
父系は菊花賞で結果を出している血統ですが母系はこれまで
結果が出ていないだけに少し底力に不安がありそうです。

ポルカマズルカ】牝3(美浦) ティンバーカントリー ×(サンデーサイレンス)
夏前までは芝、ダートともにかなり微妙な成績でしたが、思い切って
距離を延長したのが功を奏して一気に成績良化。
ペースが緩むために前に行けるようになったのが大きなプラス材料になった模様です。
キレる脚がないので直線が短い札幌というのもこの馬には良かった感じですね。
その意味で外回りでの底力勝負になると不足がある可能性がありそうですが
牝馬で菊花賞挑戦という選択は大いに評価したいところです。
頑張ってもらいたいものですね(^^)

ヤマニンウイスカー】牡3 (栗東) マンハッタンカフェ×(Sadler’s Wells)
新馬戦こそ大敗したものの、その後は掲示板を外さない好走を続けてきました。
前走は出遅れて自分の競馬が出来ず、末脚を使ったものの久しぶりの大敗。
基本的には前で競馬が出来る馬ですが、今回の出走馬に少しずつ負けてきているので
力関係的には少々微妙。中1週になりますが、前走で馬体を減らしているだけに
戻しての調整を考えると上積みはなさそうですし、余力不足になってしまいそうです。

ロードアイアン】牡3(美浦) ステイゴールド×(アジュディケーティング)
ダートで使われ続けてなかなか勝ちあがれませんでしたが
芝に戻してこの4戦で3勝といきなり開花。
距離を延長したことで前で競馬が出来るようになったのも大きかった模様です。
基本的には血統の傾向どおり、短い直線で瞬発力を使うタイプのようで
外回りが合うかはかなり微妙です。
位置取りと押し上げを相当上手く出来る騎手じゃないと足りなくなって
しまうかもしれません。

菊花賞(各馬分析2)  担【けん♂】

菊花賞(京都3000m)出走予定馬の各馬分析、第2弾です。

セイクリッドバレー】牡3(美浦) タニノギムレット×(フジキセキ)
年明けの段階でクラシック路線を期待していた馬ですが
結局間に合わず終い・・・。好位からでも競馬が出来ますし、
てまればキレる脚がある能力馬、今後が楽しみな1頭だと思います。
タニノギムレット産駒は京都での成績が優秀ですが、
距離は長いほど成績低下傾向・・・ただし、大きなマイナスではないので
能力次第では十分にこなせると思われます。
一旦は増えていた馬体が大きく減った状態で安定・・・絞れたと見るか
成長分に欠けると見るか・・・悩ましいですね(^^;

トライアンフマーチ】牡3(栗東) スペシャルウィーク×(ダンシングブレーヴ)
皐月賞では凄い脚で追い込んで2着に飛び込みましたが
コーナーで押し上げていたわけではないので内容的にはアンライバルドとは
残念ながら大きな差があったと思われます。
神戸新聞杯でも後方からになり、まったく伸びず・・・
休み明けに▲12kgとなっており、調整面で不安がありそうです。

ナカヤマフェスタ】牡3(美浦) ステイゴールド×(タイトスポット)
好位から脚を使える能力馬。かなりの瞬発力があり、同父のドリームジャーニーに
続く馬だと期待しています。ステイゴールド産駒は距離延長で
上昇する傾向がありますが、京都成績はイマイチ。
基本的に短い直線を瞬間的に伸びるタイプだと思われるので
外回りは微妙ですね。前につけて・・・どこまで脚を伸ばせるか・・・。

フォゲッタブル】牡3(栗東) ダンスインザダーク×(トニービン)
良血馬がようやく頭角を現してきましたね(^^)
この時期に完成を迎えるダンスインザダーク産駒、
菊花賞でも過去に勝ち馬を出しているだけに期待出来そうです。
これまでのところ、高いレベルのレース実績がなく、
格の上でも実質的には500万下を勝ったところなので
クラシック上位馬が揃う中で逆転は難しそうですが
どこまでやれるか注目したいところです。

ブレイクランアウト】牡3(美浦) Smart Strike×(French Deputy)
休養明けに▲4kg・・・思ったよりも成長がない印象です。
個人的にはダート転向に期待しているんですが、
復帰戦の朝日CCで2着に飛び込んだことで・・・遠くなってしまいました(爆)
馬格がないだけに57kgの斤量に不安があり、
キレだけでどうにかなるレース展開にはなりにくいので
ここでは厳しいかもしれません。

リーチザクラウン】牡3(栗東) スペシャルウィーク×(Seattle Slew)
気性に問題があり、皐月賞では惨敗してしまいましたがダービー、
神戸新聞杯と連続2着。折り合いさえしっかりつけば
高い能力を発揮出来る馬だと思います。
きさらぎ賞は菊花賞にリンクがあるイメージで、その点でも
今回は注目の1頭になってきそうです。
道中に上手く脚をためて後傾ラップを作れば・・・上位争いは十分に可能にな印象。
母系がスタミナ血統ではないだけに底力に不安がありますが
名手の腕に期待ですね。

ここまでが現時点で出走可能な馬。
ここからは抽選対象の馬になります。

菊花賞(各馬分析1)  担【けん♂】

菊花賞(京都3000m)出走予定馬について見ていきたいと思います。

アントニオバローズ】牡3(栗東) マンハッタンカフェ×(Kingmambo)
神戸新聞杯では2番人気と期待されながらも好位から失速して11着。
どうやら咽喉の調子に問題があったようです。
一時的なものならいいんですが、回避の可能性もあるようで・・・
脚質的には前で鈍らないタイプの馬なので菊花賞の展開には
かなりハマりそう。状態次第で巻き返しも・・・。

アンライバルド】牡3(栗東) ネオユニヴァース×(Sadler’s Wells)
神戸新聞杯では前半から引っ掛かり、手綱を引きっぱなし。
当然消耗度は激しく、最後の伸びがありませんでした。
皐月賞の圧勝ぶりから中山向きと見る向きもあるようですが、
皐月賞では11.9→11.8とコーナー手前のラップは非常に
速かった中をさらに速いペースで捲くり上げて、直線入り口ではすでに
先頭に並ぶくらいに来ており、そこからさらに爆発的に脚を伸ばしていることから
相当長く良い脚を使えるタイプだと考えられます。
気性の問題が叩いて解消してきていれば圧勝まで。
能力は断然だと思われます。

イグゼキュティヴ】牡3(美浦) チーフベアハート×(アスワン)
夏場に落とした馬体を少し回復させてきていますが、
状態はまだ戻っていないようで、前走でも前に行くことも出来ずに
後方のままで大敗。本来はある程度前で脚を使うタイプなだけに
復調すれば適性的に面白い馬ですが・・・急な復活に期待するのは酷かも。

イコピコ】牡3(栗東) マンハッタンカフェ×(ジェイドロバリー)
春の復帰戦以降は安定した成績をおさめていましたが、まさか神戸新聞杯で
あそこまでキレる脚を使えるとは・・・(^^;
2400mにしてはそれなりのペースで進んでいたので
後方集団の一角としてゆったりと脚をためられたことがプラスになった感じですね。
距離が伸びるのはプラス傾向となるマンハッタンカフェ産駒、
反動が出なければ連続好走も・・・。

シェーンヴァルト】牡3(栗東) ジャングルポケット×(エリシオ)
神戸新聞杯では最速から2番目の上がりを使いながらも届かず7着。
距離に対する適応力は示せた内容なので一応及第点でしょうか。
ジャングルポケット産駒は京都適性が高く、距離も伸びれば伸びるほど上昇傾向、
その意味では位置取り次第で好走があってもおかしくない感じ。
状態次第で要注目かも。

セイウンワンダー】牡3(栗東) グラスワンダー×(サンデーサイレンス)
神戸新聞杯では好位を追走して最後に踏ん張ったものの、
リーチザクラウンを交わすことが出来ずに3着。
力があることは証明しましたが、イマイチ足りないところを見せてしまった印象です。
調整が遅れてのレースだっただけに、今回は上昇分に期待ですね。
グラスワンダー産駒は距離が伸びるほど成績が上がる傾向に
なっていますが、京都の成績は全競馬場を通して最低(涙)
人気を裏切る傾向にあるだけに・・・どこまでやれるか注目です。

続きます。

菊花賞を考察する前に・・・   担【けん♂】

過去の菊花賞の出走馬レベル
菊花賞出走レベル

春の上位馬が全て出走している年は
★06年 メイショウサムソンの3冠挑戦
★99年 テイエムオペラオー、ナリタトップロード、アドマイヤベガの3強対決
★98年 スペシャルウィーク、セイウンスカイ、キングヘイローの3強激突


うーん、なんというか格上の馬がはっきりと強い世代・・という印象。
名前を見ただけでもワクワクしてきます(^^)g

2頭しか上位馬が出なかった02年はヒシミラクルが10番人気の低評価を覆して戴冠、
2着のファストタテヤマも16番人気と大荒れになっています。
1番人気だったノーリーズンが競争中止になったのも大荒れの原因でした。

皐月賞、ダービーの勝ち馬が両方出ていない年というと・・04年。
デルタブルースが1000万下を勝ちあがったばかりで戴冠、
キングカメハメハのリタイアでかなりレベルの低いレースになった感じでした。
この年も低評価の馬3頭で決まってかなり荒れ模様となりました。

この04年の勝ち馬のデルタブルースがここ11年で唯一500kg以上の
馬体重で菊花賞を勝ち取った馬
となっています。
そう考えると、かなり例外的な年とも言えそうですね。

昨年(08年)はそういった例外的な年と同様のメンバー構成。
というか・・・近10年で最低レベル(失礼^^;)だった印象。
上がり馬のオウケンブルースリが制し、2、3着も重賞未勝利馬が
飛び込んで大荒れ模様となりました。

今年はダービー馬ロジユニヴァースの名前こそありませんが
クラシック上位馬が5頭とも出走・・・
それにしては上位馬がはっきりと強い印象はないんですが・・・(笑)
(イコピコのせい?^^;)

同様に5頭が出走した05年はディープインパクトが3冠達成
皐月賞3着のアドマイヤジャパンが巻き返し、3着にはクラシックで
負けてはいるものの、それまで完全連対をしており
上位人気馬だったローゼンクロイツが入っています。

03年はダービー3着のザッツザプレンティが神戸新聞杯の5着から復活。
2着のリンカーンはダービーで大敗しましたがそれまで完全連対
3着には2冠馬ネオユニヴァースとなっています。

クラシック上位馬がそのまま、という感じではありませんが
春の実績馬が強い傾向が出ている、と考えて良さそうですね。
クラシックで結果を出していなくてもその前が安定した成績だったら要注意。
その意味では大荒れはあまり期待しにくいかもしれません。

その辺りを踏まえつつ、各馬について見ていきたいと思います。