過去の傾向で見ると・・・
・480~500kgの馬が優位
・460~480kgの馬はヒモ候補
・上がり馬に注目(クラシック勝ち馬が不在)
・ガッチリ系の馬体が良さそう
・社台系の馬に注目
・長距離が得意な騎手は武豊騎手、和田騎手
・距離延長がマイナスの血統は軽視
おおよそこんな感じの内容。
この傾向に従って絞り込んでいくのも一つの考え方だと思いますし、
過去は過去、と割り切って参考程度に留めるのもありだと思います。
【これまでの考察】
考察を始める前に→ココ
各馬分析1→ココ
各馬分析2
各馬分析3→ココ
馬体重別実績→ココ
馬体について1→ココ
馬体について2→ココ
歴代勝ち馬の馬体→ココ
中間雑感→ココ
血統別距離適性分析→ココ
背景について→ココ
騎手データ分析→ココ
脚質適性分析→ココ
ペースを握るのはおそらくコスモラピュタ。
津村騎手は長距離に慣れているわけではないので、ペース配分をどうするのか、
かなり不安な点はありそうですが、道中に緩むポイントを作るのは
間違いなく、後半にスタミナを残す事が出来ればこれまでどおり
最後は緩まないペースで長く引っ張る展開が作れそうです。
残り800mダッシュに適性があり、最初に挙げた条件をある程度
満たす馬を狙ってみたいと思います。
【今回の予想】
◎シルクオールディー
○コスモラピュタ
▲アロマカフェ
△トレイルブレイザー
×ヒルノダムール
シルクオールディーは体重が落ちていなければ480kg台で
出走出来そうです。速いペースを捲くり上げて長く脚を使うレースを
得意とする馬で、今回の展開に最もハマりそうな馬だと思います。
気性面に不安があるので、四位騎手には上手く押し上げてレースをして
もらいたいですね。社台系支配の呪縛を断ち切れるか注目です。
コスモラピュタはタイキシャトルに近いロージズインメイ産駒と
いうことで血統面に不安もありますが、母系にはトニービン、
サドラーズウェルズなどが入り、スタミナを支える下地がありそうです。
自分のペースでレースが出来れば最後の伸び脚で後続を完封出来るかも・・・。
どんなレースをしてくるか楽しみです。
アロマカフェは速いペースを前で追走出来る能力馬。
差し馬が来なければ前での競り合いで勝機もあるかもしれません。
SS系種牡馬にノーザンダンサー系の母系・・・GⅠを勝てるだけの
血統構成だと思います。
トレイルブレイザーは長距離で上昇が見られる和田騎手の手腕に期待。
長く良い脚を使う展開でも結果を出しており、血統的にもゼンノロブロイは
距離延長がプラス傾向と、条件は揃っています。
相手関係強化で実績不足の感があるので勝ち切るまではどうかと
思いますが、押さえておきたい馬だと思います。
ヒルノダムールはスローペースならばある程度前につけて
競馬が出来るので、内側の良い位置をとって競馬が出来そうです。
菊花賞の場合、内にいると前の馬が垂れてきたときに
不利を受ける事があるので藤田騎手には上手く捌いてもらいたいですね。
非常に3着の多い騎手ですし、仕掛け遅れる面もあるので
どこまで届くか・・・
人気薄の馬を上位に取る予定なので、下はもう少し広く
狙ってみてもいいかもしれません。
京都で実績があるレーヴドリアンやゲシュタルトなんかも状態次第で一考。
・・・もし「見えざる手」が発動してカミダノミやビッグウィーク辺りが
ハイペースで大逃げをするようなら前が崩れてローズキングダム、
クォークスター、レーヴドリアンなどが差してくるレースになると思われます。
そうなったら丸っきし逆目になりますね(爆)
個人的にはそんなレースは観たくないものですが・・・