けいけん豊富な毎日

天皇賞春を振り返って   担【けん♂】

天皇賞春の予想はまとめ切れませんでしたが、
事前に欲ボケコメントをしていたキタサンブラックが
勝ってくれたのは一応納得の結果。

1番人気に推されたゴールドアクターを全力斬り!
という点もよかったのですが、ヒモ候補の選定が・・・(涙)

過去のデータから若い馬優勢、ということは
わかっていたわけですが、そこから頭が離れられず
6歳以上の馬に関しては完全にアウトオブ眼中(←頑迷)

カレンミロティックは近走の成績がパッとしなかったものの、
急な好走があるタイプであり、さらに昨年の天皇賞春でも
差し優勢の展開の中、前で残った強者。
内枠を引いた時点で注意が必要だったなぁ・・・なんてのは
完全に後の祭り(サブちゃんではない:涙)でした。

ちなみに今回ヒモ候補として考えていたのは
・サウンズオブアース
・トーホウジャッカル

この2頭。

サウンズオブアースは外枠に入った時点で藤岡佑騎手が
腹をくくって思いっ切り出して行って、もしかしたら
逃げることもあるかも、と想定。
実際には好位の後ろに控える形になったわけで
最後はズルズルと馬群の中を後退していってしまいました。
たしかにネオユニヴァース産駒には距離の壁がある印象では
ありますが、この馬はデスペラードに続いて
なんとかもつかな、と期待していただけにかなり残念です。

トーホウジャッカルは前走が休養明けで+18kg。
今回は▲12kgと絞れており、復活があるならここかな、と。
菊花賞を勝った実績もあり、父のスペシャルウィークも
天皇賞春の勝ち馬。
産駒は一度調子を崩すとスランプが長いイメージもありますが
急な復活もある・・・感じだけに、人気を落とした上に
舞台が合った今回は・・・と。
結果的にはそれなりに見せ場を作りかけて5着。
頑張ったとも言えるし、もう少し踏ん張って欲しかった、
という気持ちもあり。

3着以下の馬については正直、完敗の内容。
武豊騎手の逃げ方は上手かったですね~。
遅れて伸びてきて・・・というのはある意味、
逃げた武豊騎手の術中にハマった、ということであるわけで
シュヴァルグランを含めて前で形を作られたら
逆転は難しそうです。

ハーツクライはステイヤー血統になる、という考察は
どうやら正解と言えそうですが、京都外回りが合うかどうかは脚質次第。
控える馬は反応の鈍さが致命的になる感じがあります。
晩成血統、という点もかなり重要なポイントで
ステイゴールド産駒同様、高齢でも侮れない、ということは
覚えておいた方がよさそうです。

ゴールドアクターは前半から掛かり気味だったので
消耗が出てしまったのだと思われますが、
それを差し引いてもやっぱり、長距離は本質的に疑問かも。
宝塚記念に出てくるのであれば、今度は血統効果が
期待出来そうです。

一日でも早い復旧を祈っています   担【けん♂】

まだ不安が続く九州の大地震について。

救援物資の中の「千羽鶴」や「寄せ書き」はいらない、という
被災者の意見に激怒する人たちがいる模様です。

曰く・・・

・心配してます、という気持ちを素直に受け入れろ。
・気持ちや願いより、物や金を要求するのはいかがなものか。


と、まぁ概ねこんな感じの反応。

えーと、まず千羽鶴でもいいから送って励まそう、という
気持ちについてはもちろん全否定するつもりはありません。

ただ・・・やっぱり何かを送る、というときには
まず相手の気持ちになって考える、ということは忘れてはいけないことかと。

支援に限らず、誰かにプレゼントを贈る際にも
何を贈ったら喜ばれるか、ということをまず考えますよね。
(自分の贈りたいものを贈るって人もいるかもですが・・・^^;)

千羽鶴はもともと病気快癒、長寿の願いのために作られた習慣。
中でも病気快癒については、医者でもない自分たちでは病気を治せない、
という状況の中で、祈るしかない、という気持ちを込めて
贈るものだと考えられます。
要は(病気を治すという面では)何も出来ない、ということが大前提。

しかし、今回のような被災支援については少なくとも
「何も出来ない」わけではありません。
千羽鶴を作るための折り紙を購入する資金を募金に回してもいいし、
救援物資に換えて送ってもいいし・・・。

個人から個人への贈り物(物的支援)であれば、
本命の贈り物のそばにそっと千羽鶴を添えてあっても
無下に邪魔だとは言われないかと思いますが、
こういう非常事態の場合、一旦まとめて受け入れて、仕分けをして、
という作業が発生するわけで、こういう「祈念物」は
その作業を煩雑化させるだけ。
個人宛のモノではないだけに、どこに仕分けすることも
出来ないですし、どこかに飾っとくような暇もスペースもない、
というのが現状だと考えられます。

善意の押し売り、とまでは言いませんが、
被災地で苦しんでいる方のとって、必要なモノは何なのか、
どうしたら喜んで貰えるのか、という視点で
改めて見直すべき話なのかなと。



一日でも早く復旧し、被災地の方々が日常を取り戻せますように。

天皇賞春の展望   担【けん♂】

読売MCは内を掬った4歳馬の新鋭クルーガーが勝ち、
なんとか若い世代の勢いを示すことが出来ましたが、
2着のダノンシャークは8歳馬、3着クラレント、4着フィエロは
ともに7歳馬と近年のマイル路線を支えてきた重鎮がそのまま
力を示す結果という側面もあり、世代交代は・・・まだまだ
という感じ。安田記念以降・・・秋に向けてどういう
勢力図になっていくか注目したいところだと思います。

さて、今週は天皇賞春。

人気はゴールドアクター、レーヴミストラル、
シュヴァルグラン・・・あとはキタサンブラック、
サウンズオブアース辺りに集中しそうです。

昨年の菊花賞で3着に敗れた以降は有馬記念を含んで
5連勝中のゴールドアクターはスクリーンヒーロー産駒。
産駒数が多いわけではなく、まだ傾向がつかめていませんが
父グラスワンダーを超える種牡馬になる可能性は十分という
感じになっています。
グラスワンダー産駒の傾向を見てみると、複勝率は
2200mまでが20.4%、2600mまでだと21.6%、
2600mを超えると23.5%と距離延長はプラスという
データになっていますが、実際に2600m以上で連対したのは
コスモヘレノス1頭だけ。
中長距離で好成績を残したアーネストリーなどは3000m級の
レースには出走すらしておらず、使われ方からしても
どうも距離に壁がある印象がある気がします。
スクリーンヒーロー産駒としてはモーリスが活躍しているわけで
よりスピードに寄った傾向が出ているのであれば
ゴールドアクターももしかしたら意外に脚が鈍る可能性も
無きにしも非ず・・・かも。
菊花賞でも上位馬に完敗の3着だっただけに、京都適性という面でも
不安があるかもしれません。

レーヴミストラルの父キングカメハメハはもっと露骨。
2200mまでは28.3%、2600mまでは29.7%と
複勝率が伸びているものの、2600mを超えると10.7%と
大幅にダウン。
少なくともステイヤー、という系統ではないことを明らかに
示しています。
京都外回りコースへの適性には期待出来るだけに
どこまでスタミナを維持出来るか、注目したいところ。

サウンズオブアースは(2-7-1-6)という成績が示す通り、
ちょっと足りないシルバーハンター(爆)
はなみずき賞以来、勝ち星がないわけでGⅠでも好走出来る割に
重賞勝ちすらありません。
ネオユニヴァース産駒は中距離に特化している傾向が
出ていますが、たまにこういう長距離向きの馬も出ており
この馬は例外視して良さそうです。
京都コースでも好成績をおさめており、侮れないものの・・・
先頭では買いにくい1頭かと。

シュヴァルグランは距離延長でこそ、というハーツクライ産駒。
3連勝のあと、重賞2着に続き、阪神大賞典で重賞制覇と
晩成血統らしい上昇具合も傾向どおり、となっています。
位置を取って競馬が出来る強味もあり、ここでも期待出来そうですが
前走がマイナス10kgと仕上がり気味だったのが
気になるところ。馬格がある方ではなく、これまで
56kgでも結果を出していないわけで、58kgでどうか?
というのは気になるところです。

菊花賞を5番人気で制したキタサンブラックは
有馬記念の4番人気(3着)は仕方ないにしろ、
大阪杯でも5番人気と、好走しても好走しても人気しない(笑)
という不思議な不人気馬になってしまっています。
狙う人からしたら美味しい馬、という感じですね(^^;
今回も3番人気以内に入るかどうか微妙なラインだという
印象ですが、京都コースでの実績からしても
ディープインパクトの全兄の仔という意味でも
適性には問題なさそうです。
ヒモ人気はすると思われるので、あえて先頭で・・・
というのも馬券的には面白味がありそうですね(欲ボケ:笑)

今週も時間が取れるか微妙なので、まとめられるかも
わかりませんが、1週間じっくり楽しんでいきたいと思います。

Baby You Are A Star!   担【けん♂】




デビュー当時は「なんやこのキワモノ」みたいな感じで
観ていたこともありましたが、
グラミー賞のラストを飾った「Baby Im A Star」の
ライブを観て評価を一変。

なんというか・・・自己陶酔の極み、みたいな(失礼^^;)
プリンスの魅力にやられてしまいました。

大好き、というわけではありませんが私にとっては
たまに食べてみたくなる珍味のようなアーティストでした。

最近は音楽からもすっかり離れてしまっていますが、
職場の有線(80年代洋楽)でたまにパープルレインや
レッツゴークレイジーなんかが流れたりすると
頭の中で動き回るプリンスの独特のダンスに釣られて
思わず体が動いてしまったり・・・(爆)
ある意味、音楽を楽しむ上でのまったく新しい地平を開いてくれたわけで
私の中では絶対に忘れることのないアーティストの一人です。

心よりご冥福をお祈りいたします。

「80年代」は本当に遠くなってしまいましたね・・・。

皐月賞をふりかえって    担【けん♂】

結局、皐月賞も最後にまとめることが出来ず終い・・・。

簡単に内容について振り返っておきたいと思います。

内から出たジョルジュサンク、アドマイヤモラールを外からかわして
リスペクトアースが前半のペースを握る展開。

昨年の有馬記念に続き、2回目のGⅠ騎乗となる石川騎手は
良く言えば「積極的」悪く言えば・・・「入れ込み過ぎ」な感じ。
前半1000mは58.4と01年からの皐月賞(東京開催を除く)では
13年(58.0)に続いて2番目に速いペースで引っ張っています。

【ラップグラフ】
皐月賞ラップ

上り坂の頂上付近で一旦ペースを落としたものの、下り坂で猛加速。
通常は後半及び、最後の急坂のことを考慮して、この下りで
どれだけ落ち着いて下れるか、が大きなポイントになるわけですが、
・・・今年はまさに「行くだけ行った」内容となっています。

ガンガン行って、さらに下りでダッシュして・・・後半に入ったところで
すでに完全に息切れ。
先頭をリオンディーズに譲るとリスペクトアース自身はズルズルと後退、
4コーナーでは10番手となっているわけで、これはさすがに作戦ミス。
もしかしたら大逃げを狙ったのかもしれませんが、今回はピッタリと
後続がついてきてしまったのが誤算ですね。

うがった見方をすれば・・・末脚を活かしたい他の陣営への
援護射撃と映らないことはないくらいの暴走劇だっただけに
最後まで踏ん張れないペースを作った反省は今後のレースに
活かして貰いたいものです。

思った以上の消耗戦に持ち込まれてしまったことで、
掛かり気味に前に行ってしまったリオンディーズにとっては
血統的にも向かない展開になってしまいました。

結局今回も並んだ結果となったエアスピネルとともに、
やはりキングカメハメハ産駒は瞬発力を活かす形にならないと
厳しい印象です。

逆に願ってもない形になったのはディープインパクト産駒。
これまで皐月賞では結果が出せていませんでしたが、
今回は1~3着を独占。4、5着をキングカメハメハ産駒に譲って6着もまた
ディープインパクト産駒と、上位を席巻する結果となりました。

馬体の出来が非常に良く見えたディーマジェスティは相手関係が強化された
ここでも共同通信杯と同じく、最後に秀逸な伸び脚を発揮。
さらに後方から追いかけてきたマカヒキに詰め寄らせず、
まさにあっさりと1冠目を手にしました。

展開が向いた側面は大きかったにしろ、能力の高さは十分に
証明できたと思われます。
東京コースはすでに攻略済みなわけで、ダービーでも上位争いに
なりそうです。

同型のマカヒキは次回はもう少し前につけることを示唆。
末脚ではディーマジェスティに負けていないだけに
この馬も次回はさらに舞台良化で活躍が期待出来ると思われます。

まだ線の細さが感じられるサトノダイヤモンドはここを叩いて
どこまで良化があるかがカギになりそう。
先に仕掛けた分、今回は上位2頭に差をつけられた内容でしたが
いきなりでここまで出来れば素質の高さの証明は十分。
今後が楽しみです。

今回は展開が向かなかったキングカメハメハ産駒2頭は
ダービーが瞬発力勝負に大きく偏った場合には侮れない存在に
なりそうです。
その意味でも先行馬(騎手)には注目しておきたいところ。
素質馬がひしめいた10年のダービーでは本番が思わぬスローに
落ち着いてSS系産駒を振り切って活躍した血統だけに
展開をじっくり考えてみたいですね(いやもう本当に・・・涙)

皐月賞(馬体について)   担【けん♂】

【ロードクエスト】
(新潟2歳S)
ロードクエスト15新潟2歳
(スプリングS)
ロードクエスト16スプリング
(皐月賞)
ロードクエスト16皐月賞
・出来   A
・良化度  B
・バランス B+
復帰時点からある程度出来上がっていた印象ですが
充実度、ハリは非常に良く、力を出せそう。

【リオンディーズ】
(朝日杯FS)
リオンディーズ15朝日杯
(弥生賞)
リオンディーズ16弥生賞
(皐月賞)
リオンディーズ16皐月賞
・出来   A
・良化度  A+
・バランス A
叩いてグッと実が入り、立ち姿のシルエットは
大幅に良化。大物感も十分。

【エアスピネル】
(朝日杯FS)
エアスピネル15朝日杯
(弥生賞)
エアスピネル16弥生賞
(皐月賞)
エアスピネル16皐月賞
・出来   A+
・良化度  A
・バランス A
前後の筋肉は充実一途。クビ差しも太くなり
成長には期待出来そうです。

【サトノダイヤモンド】
(きさらぎ賞)
サトノダイヤモンド16きさらぎ賞
(皐月賞)
サトノダイヤモンド16皐月賞
・出来   B+
・良化度  B
・バランス A
骨格にまだ筋肉が付き切っていない感じながら
現段階でもまとまりのある馬体は評価出来そう。

【マカヒキ】
(弥生賞)
マカヒキ16弥生賞
(皐月賞)
マカヒキ16皐月賞
・出来   B+
・良化度  B+
・バランス B+
まだ幼さを残しながらも現段階としてのまとまり、
良化具合は十分。まだ今後の成長に期待出来そう。

【プロフェット】
(札幌2歳S)
プロフェット15札幌2歳
(京成杯)
プロフェット16京成杯
(皐月賞)
プロフェット16皐月賞
・出来   A-
・良化度  B+
・バランス B
休養明けながら上半身の力感は上昇。
ただし下半身は小さくまとまっており、
本格的な良化はまだ先かも。

【マウントロブソン】
マウントロブソン16皐月賞
・出来   B
・良化度  不明
・バランス B
この馬ながらに充実しているものの、
小さくまとまった感が・・・。

【ディーマジェスティ】
ディーマジェスティ16皐月賞
・出来   A+
・良化度  不明
・バランス A+
前後の筋肉の充実度は高く、重厚な馬体。
少し重い感じもあるものの、見た目通り走るなら
侮れないかも。

【ナムラシングン】
ナムラシングン16皐月賞
・出来   B
・良化度  不明
・バランス B
中山には合いそうですが、前後ともに
小さくまとまった感。

【ジョルジュサンク】
ジョルジュサンク16皐月賞
・出来   B
・良化度  不明
・バランス B-
まだ幼さが残っており、見た目のまとまりに
欠ける馬体。筋肉は充実して出来はそれなり。

【アドマイヤダイオウ】
アドマイヤダイオウ16皐月賞
・出来   B+
・良化度  不明
・バランス A-
現段階での充実度は高い感じですが
上半身が小さくまとまって操作性に疑問も。

※写真はすべて競馬ブックPHOTOパドックより

皐月賞簡単展望    担【けん♂】

さてと、ちょっと時間が取れたので皐月賞の簡単な点棒、じゃなくて展望。

今年はかなり評判の高い馬が揃い、ハイレベルな皐月賞、
と言われています。

能力うんぬんだけでなく、シーザリオ、エアメサイア、
ディアデラノビアといった過去の名牝の仔が
母の名を背負って出てきているのも競馬ファンとしては
心をくすぐられるところかと(^^)g

とりあえず、上位人気が予想される馬に絞って
ざっと個人的な印象を書いておきたいと思います。

【アドマイヤダイオウ】
新馬戦でリオンディーズに完敗(3着)してから3連勝で若葉Sを制覇。
ここ2戦は湿った馬場を前で押し切った内容で、相手関係にも疑問。
展開を上手く作れたときの穴候補でしょうか。

【エアスピネル】
母同士の関係どおり、リオンディーズに連敗。位置を取れる点は
評価出来ますし、叩いての良化にも期待できそうですが、
リオンディーズとは勝負付けが終わった感じが・・・

【サトノダイヤモンド】
3連勝できさらぎ賞を圧勝。まだ底を見せていない大物感がありますが
きさらぎ賞からの直行はマイナス材料。皐月賞を叩いてダービー狙い、
という陣営の意図が感じられるだけに、ここで期待し過ぎは微妙。
個人的にはPOG馬が敗れているので頑張って貰いたいですが
自虐的に言えば、相手関係には疑問があるだけに真価を問われるのは
まだこれから、という印象。

【ディーマジェスティ】
伏兵評価だった共同通信杯を圧勝。一見メンバーが揃った感じでしたが
距離適性を含めて不安のある馬が多かっただけに、実力の評価はまだ
これから。皐月賞への直行、というローテにも疑問。

【プロフェット】
京成杯以来、というのは明らかにマイナス材料。
内回り向きの脚質、という成績になっているので穴としては
面白いですが、ハービンジャー産駒はハマらないとまるで・・・
という印象なので推しにくい感じ。

【マウントロブソン】
2戦目でディーマジェスティに惜敗したところから3連勝で
スプリングSを制覇。前走は4コーナーで前が止まったところを
差した感じで展開が向いた内容。これまでの相手関係を考えても
評価を急上昇させるほどではないかも。

【マカヒキ】
3連勝で弥生賞を制覇。末脚のキレは世代トップクラスの
評価が出来ますが、展開に注文がつくタイプではありそうなので
前が止まらない展開に巻き込まれると思わぬ・・・ということが
あっても不思議はない感じ。前走は早仕掛け気味になって
前が止まった内容だったので、同じ展開になれば・・・。

【リオンディーズ】
連勝で朝日杯FSを制覇し、休養明けの弥生賞で2着。
血統からしても瞬発力勝負の方が合うので、前走のように
なし崩しに脚を使わされてしまうと本来の能力は活かし切れない印象。
位置を取って脚をためられたら前走以上の内容が期待できそうですが
本質的に中山が合うかというと・・・。

【ロードクエスト】
連勝で新潟2歳Sを制覇。父マツリダゴッホが活躍した
中山の舞台で2連敗というのは微妙ですが、休養明けという
ことも考慮すれば評価を落とし過ぎるのは危険かも。
これまでのところまったく機動力を見せていませんが
本番で池添騎手が動かしていく競馬が出来れば
父の名を継ぐ馬になれるかも。

桜花賞を終えて    担【けん♂】

クラシック第一戦、桜花賞が終わりました。

考察も出来ずにクラシックを迎えてしまった、という事態に茫然としながらも
やはりGⅠはGⅠ、楽しみであることには変わりはありません。

行き脚が微妙だったメジャーエンブレムがまさかの好位から中段に
下げての追走。
前半800mのペースは47.1とむしろスローペース気味だっただけに
押してハナを奪う、もしくは前につける競馬も出来たかと思いますが
GⅠの舞台、という重圧がかかったのでしょうか・・・ルメール騎手は
かなり慎重に「普通の競馬」をしてしまった感があります。

阪神1600mはスタミナが問われるコースであり、前半に消耗してしまうと
最後の急坂でもつかどうか?というのは先行馬に乗る場合に
気がかりになるのは当然の話。ダイワメジャー産駒、という点や
ラップ的には阪神JFでも最後の1ハロンで鈍っていたのも
もしかして意識に影響したのかもしれません。

それでも4コーナーに向けて位置を上げていければよかったのですが
内に包まれた状態では動くに動けず、外に出そうとしたら
今度は被せられて接触・・・。

メジャーエンブレムの脚質は父ダイワメジャーに近い印象で
淡々と速いワンペースで引っ張って後続の脚を削る、というのが
勝ちパターンになりそうなんですが、結果的にコーナーで脚を止めて
ヨーイドン!になってしまったため、まったく持ち味を活かせない
競馬になってしまったと思われます。

それでも馬の間をこじあけて一伸びした根性は評価して良さそう。
びっしり先行して競り合いになったときに、この気性の強さは
活きてくると思います。

前半を47.1で通過した割に・・・先行勢のだらしなさが目立つ内容。
前につけた3頭の後半800mはおよそ47.6~48.1
これでは後続を抑えることが出来るわけもなく、
レースは差し決着になってしまいました。

中段から抜け出したシンハライトは外に出すタイミングも含めて
ほぼ完璧だった印象。
もう少し追い出しを我慢すれば・・・といった声もあるかもしれませんが
前でメジャーエンブレムが一伸びしたところでもあり、
追いかける立場としてはまったく自然なタイミングでの追い出しだと思います。

後方から伸びてきたジュエラーとの差は脚をためられたかどうか、
という点だけでなく、クビの使い方、だったのではないかと思われます。

ジュエラーは非常に上手くクビを使って加速力を得ている印象で
馬の能力、走法、というだけでなくデムーロ騎手の追い方の上手さが
光る内容だった感じ。

最後は・・・2cm差。
こうなると力の差というより・・・運とかそういったモノが
明暗を分けた気がします。
レースレベルには疑いがあるものの、上位2頭の力量は素直に
高く評価しておきたいところ。

どちらも無事ならオークス、ということになると思われますが
馬格がないシンハライトは少し調整面で不安が無きにしも非ず。
池添騎手にとって東京コースがプラスではない、という点も含めて
着順が入れ替わるのは難しいかもしれません。

メジャーエンブレムはNHKマイル、という話もあるようですね。
ダイワメジャーは有馬記念でも好走があった馬ですし、
スローになりがちでデュランダル産駒でも走れてしまうオークスならば
距離不安はあまり考えなくて良さそうですが、
陣営の判断がどうなるのか、動向に注目したいと思います。